JP7060950B2 - 破砕機、破砕機の劣化推定方法、及び、プログラム - Google Patents
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油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定部と、
を有し、
前記劣化推定部は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御部と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定部と、
を有し、
前記推定部は、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機が提供される。
油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータが、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定工程を実行し、
前記劣化推定工程は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御工程と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定工程と、
を有し、
前記推定工程では、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機の劣化推定方法が提供される。
油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータを、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定手段として機能させ、
前記劣化推定手段を、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御手段、及び、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定手段、
として機能させ、
前記推定手段は、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定するプログラムが提供される。
図2に、本実施形態の破砕機10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、破砕機10は、油路11と、ポンプ12と、少なくとも1つのバルブ13と、測定装置14と、劣化推定部15と、データ線18とを有する。劣化推定部15は、ポンプ制御部16及び推定部17を有する。破砕機10としては、旋動式破砕機、往復動式破砕機等が例示されるが、これらに限定されない。
推定部17は、加圧の開始後、加圧停止タイミングまでの間に閉じた系Cの内部の油圧の値が所定値以上にならない場合、劣化推定の対象となる部材群のいずれかに不具合が発生していると推定する。一方、当該油圧の値が所定値以上になった場合、推定部17は、劣化推定の対象となる部材群のいずれにも不具合が発生していないと推定する。不具合が発生していないとは、劣化が起こっていない状態、又は、劣化の程度が小さい状態を意味する。
閉じた系Cは、加圧停止タイミングの後、閉じた状態のまま所定時間放置される。測定装置14は、この間の閉じた系Cの内部の油圧を測定し、推定部17に入力する。
閉じた系Cは、加圧停止タイミングの後、閉じた状態のまま所定時間放置される。測定装置14は所定時間放置した後における閉じた系Cの内部の油圧を測定し、推定部17に入力する。
本実施形態では、加圧する際の閉じた系Cと、加圧後に放置する際の閉じた系Cとを異なる系とすることができる。加圧後に放置する際の閉じた系Cは、加圧する際の閉じた系Cの一部である。
1. 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定部と、
を有し、
前記劣化推定部は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御部と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定部と、
を有する破砕機。
2. 1に記載の破砕機において、
前記推定部は、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記閉じた系の内部の油圧の値が所定値以上にならない場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。
3. 1又は2に記載の破砕機において、
前記推定部は、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。
4. 1又は2に記載の破砕機において、
前記推定部は、
前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングにおける前記閉じた系の内部の油圧の低下量が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。
5. 1から4のいずれかに記載の破砕機において、
コンケーブとマントルとをさらに有し、
前記閉じた系の端部の一部は、前記マントルが前記コンケーブに当たることで閉ざされており、
前記劣化推定部は、前記コンケーブ及び前記マントルを含む前記部材群の劣化の程度を推定する破砕機。
6. 1から5のいずれかに記載の破砕機において、
前記ポンプ制御部は、前記閉じた系の内部の油圧が所定値に達する、及び、加圧の開始から所定時間経過する、のいずれか一方を満たすまで、前記閉じた系に圧力を加えさせる破砕機。
7. 1から6のいずれかに記載の破砕機において、
前記劣化推定部は、少なくとも一部の前記バルブの開閉を制御するバルブ制御部をさらに有し、
前記バルブ制御部は、前記加圧停止タイミングの後、前記閉じた系の内部に存在する少なくとも1つの前記バルブを閉じることで、前記閉じた系の一部で構成された第2の閉じた系を形成し、
前記推定部は、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記第2の閉じた系の内部の油圧に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する破砕機。
8. 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータが、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定工程を実行し、
前記劣化推定工程は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御工程と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定工程と、
を有する破砕機の劣化推定方法。
9. 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータを、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定手段として機能させ、
前記劣化推定手段を、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御手段、及び、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定手段、
として機能させるためのプログラム。
2A RAM
3A ROM
4A 表示制御部
5A ディスプレイ
6A 操作受付部
7A 操作部
8A 通信部
9A 補助記憶装置
10A バス
10 破砕機
11 油路
12 ポンプ
13 バルブ
13-1 バルブ
13-2 バルブ
14 測定装置
15 劣化推定部
16 ポンプ制御部
17 推定部
18 データ線
19 破砕部
20 アクチュエータ
Claims (11)
- 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定部と、
を有し、
前記劣化推定部は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御部と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定部と、
を有し、
前記推定部は、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。 - 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定部と、
を有し、
前記劣化推定部は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御部と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定部と、
を有し、
前記劣化推定部は、少なくとも一部の前記バルブの開閉を制御するバルブ制御部をさらに有し、
前記バルブ制御部は、前記加圧停止タイミングの後、前記閉じた系の内部に存在する少なくとも1つの前記バルブを閉じることで、前記閉じた系の一部で構成された第2の閉じた系を形成し、
前記推定部は、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記第2の閉じた系の内部の油圧に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する破砕機。 - 請求項2に記載の破砕機において、
前記推定部は、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。 - 請求項2に記載の破砕機において、
前記推定部は、
前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングにおける前記閉じた系の内部の油圧の低下量が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の破砕機において、
前記推定部は、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記閉じた系の内部の油圧の値が所定値以上にならない場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の破砕機において、
コンケーブとマントルとをさらに有し、
前記閉じた系の端部の一部は、前記マントルが前記コンケーブに当たることで閉ざされており、
前記劣化推定部は、前記コンケーブ及び前記マントルを含む前記部材群の劣化の程度を推定する破砕機。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の破砕機において、
前記ポンプ制御部は、前記閉じた系の内部の油圧が所定値に達する、及び、加圧の開始から所定時間経過する、のいずれか一方を満たすまで、前記閉じた系に圧力を加えさせる破砕機。 - 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータが、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定工程を実行し、
前記劣化推定工程は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御工程と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定工程と、
を有し、
前記推定工程では、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定する破砕機の劣化推定方法。 - 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータが、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定工程を実行し、
前記劣化推定工程は、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御工程と、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定工程と、
少なくとも一部の前記バルブの開閉を制御するバルブ制御工程と、
を有し、
前記バルブ制御工程では、前記加圧停止タイミングの後、前記閉じた系の内部に存在する少なくとも1つの前記バルブを閉じることで、前記閉じた系の一部で構成された第2の閉じた系を形成し、
前記推定工程では、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記第2の閉じた系の内部の油圧に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する破砕機の劣化推定方法。 - 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータを、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定手段として機能させ、
前記劣化推定手段を、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御手段、及び、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定手段、
として機能させ、
前記推定手段は、
前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間の前記閉じた系の内部の油圧の低下速度が所定値以上である場合、前記部材群に不具合が生じていると推定するプログラム。 - 油路と、
前記油路に圧力を加えるポンプと、
前記油路に設けられ、前記油路を開閉する少なくとも1つのバルブと、
前記油路の油圧を測定する測定装置と、
を有する破砕機のコンピュータを、
前記ポンプ及び前記バルブの少なくとも一つを含む部材群の劣化の程度を推定する劣化推定手段として機能させ、
前記劣化推定手段を、
前記ポンプを制御し、前記油路の少なくとも一部で構成されるとともに、端部の少なくとも一部が前記バルブで閉ざされた閉じた系に、所定の加圧停止タイミングまで圧力を加えさせるポンプ制御手段、及び、
加圧の開始後、前記加圧停止タイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧、及び、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記閉じた系の内部の油圧の少なくとも一方に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定する推定手段、及び、
少なくとも一部の前記バルブの開閉を制御するバルブ制御手段、
として機能させ、
前記バルブ制御手段は、前記加圧停止タイミングの後、前記閉じた系の内部に存在する少なくとも1つの前記バルブを閉じることで、前記閉じた系の一部で構成された第2の閉じた系を形成し、
前記推定手段は、前記加圧停止タイミング後、前記加圧停止タイミングから所定時間経過したタイミングまでの間に前記測定装置により測定された前記第2の閉じた系の内部の油圧に基づき、前記部材群の劣化の程度を推定するプログラム。
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