JP5785432B2 - シート貼付装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の貼付装置は、ラベル起し部の立上げ板によって非接着部を立ち上げ、ラベル二つ折り癖付け部の折曲げ板によって非接着部を接着部に向かって二つ折りにして癖付けしてから、剥離版によって剥離シートから接着シートを剥離し、剥離した接着シートを二つ折り状態のままで被着体の被着面に押圧して貼付する。このようにして被着面に貼付された接着シートは、折り曲げ部分の切れ目によって形成された支持脚片が接着部と反対側に突出し、基材シートの弾性によって初期状態に戻ろうとする非接着部の起き上がりに伴って支持脚片が被着面に当接することで、非接着部が接着部および被着面から立ち上がった状態が維持されるようになっている。
さらに、本発明のシート貼付装置は、前記原反を挟んで前記剥離手段の反対側に位置するとともに、前記突出補助手段による前記立上維持部の突出の際に前記接着シートの前記剥離シートへの仮着を維持する仮着維持手段を備えることが好ましい。
また、仮着維持手段によって接着シートの剥離シートへの仮着を維持するようにすれば、立上維持部を突出補助手段で押し出したり引っ張ったりして突出させる際に、突出補助手段から作用する外力に対して、剥離シートから接着シートが剥がれ落ちたり位置ずれしたりすることを防止できる。
さらに、剥離手段に突出許容部が設けられていれば、原反を挟んで剥離手段の反対側から突出補助手段で押し込んで立上維持部を突出させる際に、十分な押し込み距離が確保でき、立上維持部を確実に突出させることができる。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
図1、図2において、本実施形態のシート貼付装置1は、接着部S1と起立部S2とを有する基材シートBSの当該接着部S1における一方の面の一部領域に接着剤層ADを備えた接着シートSを被着体Wに貼付する貼付装置であって、接着剤層ADを介して帯状の剥離シートRLに仮着された原反Rから接着シートSを剥離し、剥離した接着シートSの起立部S2を立ち上げた状態で被着体Wに貼付するように構成されている。このシート貼付装置1は、原反Rを繰出方向Aに向かって繰り出す繰出手段2と、繰り出された原反Rにおける接着シートSの起立部S2を剥離シートRLから立ち上げる立上手段3と、剥離シートRLを折り曲げて当該剥離シートRLから接着シートSを剥離する剥離手段4と、剥離シートRLから剥離した接着シートSの接着部S1を被着体Wの被着面ASに押圧して貼付する押圧手段5と、立上手段3の姿勢を変位可能な変位手段6と、接着シートSにおける起立部S2に連設された立上維持部S4を突出させる突出補助手段7とを備えて構成され、被着体Wを図1中左方向に移動させるベルトコンベアCV等の搬送手段8の上方に図示しないフレームを介して据え付けられている。
立上板31は、剥離板41の上方に対向するとともに繰出方向Aに沿った断面が上向き凸の曲部を有した一枚の板材から形成されている。すなわち、立上板31は、繰出方向A上流側の立上先端部32から立上案内部33にかけて剥離板41から上方に離れる方向に傾斜し、立上案内部33から立上後端部34にかけて剥離板41に接近する方向に傾斜してから、立上後端部34が剥離板41と略平行に延びて形成されている。また、立上先端部32は、案内面42よりも下方の切欠き部44内にて、上流側端縁45よりも繰出方向A上流側に位置する先端縁35を有して形成され、上流側端縁45によって第2帯部RL2から剥離された起立部S2が垂れ下がったとしても、この起立部S2が剥離板41の立上先端部32上に案内されるようになっている。このような立上先端部32は、その上面にて起立部S2を上方に付勢することで、原反Rの繰り出しに伴って起立部S2を立ち上がらせることができるように構成されている。
すなわち、繰出手段2による原反Rの繰り出しに伴って起立部S2を立上手段3で立ち上げるとともに、突出補助手段7で立上維持部S4を突出させた接着シートSを被着体Wの被着面ASに貼付することで、貼付後の立上維持部S4を被着体Wの交差面W1に確実に接触させることができ、所定角度に立ち上げた起立部S2の立ち上げ状態を維持させることができる。すなわち、接着シートSにおいて、切り込みS5が不完全であったり、接着剤層ADの接着剤が切り込みS5に入り込んでいたりなど、立上維持部S4が接着部S1から分離しにくい状態であったとしても、突出補助手段7によって立上維持部S4を下方に突出させることにより、立上維持部S4を接着部S1から完全に分離して交差面W1に接触させることができ、起立部S2の立ち上げ状態を確保することができる。
次に、本発明の第2実施形態を図4、図5に基づいて説明する。
本実施形態のシート貼付装置1Aは、前記第1実施形態と立上手段3A、剥離手段4Aおよび突出補助手段7Aの構成が主に相違するとともに、立上手段3Aによって接着シートSを二つ折りにしてから被着体Wに貼付し、被着体Wした接着シートSの立上維持部S4を被着面ASに接触させることで起立部S2の立ち上げ状態を維持する点が第1実施形態と相違している。また、剥離シートRLは、切り込みRL3を有さず、その全幅が剥離板41の下流側端縁43で折り返されて接着シートSが剥離され、接着シートSは、繰出方向Aに沿った幅方向の略中央1箇所に立上維持部S4が形成されている点が第1実施形態と相違している。以下、相違点を詳しく説明する。
以上の本実施形態のシート貼付装置1Aでは、立上手段3Aで接着シートSの起立部S2を立ち上げるとともに二つ折りにする際に、突出補助手段7Aで立上維持部S4を下方に突出させるとともに、接着部S1と反対側に立上維持部S4を突出させてから、二つ折りの接着シートSを押圧手段5で被着体Wの被着面ASに押圧して貼付する。このように貼付された接着シートSは、基材シートBSの弾性によって起立部S2が立ち上がるとともに、それに伴って立上維持部S4が被着面ASに接触することで、立ち上がった起立部S2の立ち上げ状態が維持されるようになっている。
また、前記実施形態では、接着シートSに予め設けた切り込みS5によって立上維持部S4が形成されていたが、突出補助手段に切断手段を設けることによって立上維持部S4を形成し、形成した立上維持部S4を突出させるようにしてもよい。さらに、立上維持部S4は、切り込みS5によって形成されるものに限らず、基材シートBSの角部や端部を折り曲げて立上維持部が構成されていてもよい。
さらに、立上手段3としては、前記実施形態のように1枚の板状部材で構成したものに限らず、例えば、立上先端部32、立上案内部33および立上後端部34をそれぞれ別部材で構成してもよいし、それぞれを適宜に組み合わせて構成してもよい。その場合には、各部材が板状部材でもよいし線状部材でもよいし、その他の適宜な形状を有した部材でもよい。
また、接着シートSは、起立部S2や立上維持部S4における一方の面の一部領域に接着剤層ADを備えた構成であってもよいし、基材シートBSにおける一方の面の全領域に接着剤層ADを備えた構成であってもよい。これらの場合、立上手段3における少なくとも接着剤層ADが接触する領域に、接着剤層ADが接着しないフッ素樹脂やシリコン樹脂等の不接着処理を施しておけばよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
2 繰出手段
3,3A 立上手段
4,4A 剥離手段
5 押圧手段
7,7A 突出補助手段
44 切欠き部(突出許容部)
46 押え板(仮着維持手段)
47 凹部(突出許容部)
AD 接着剤層
BS 基材シート
R 原反
RL 剥離シート
S 接着シート
S1 接着部
S2 起立部
S4 立上維持部
W 被着体
Claims (3)
- 接着部と起立部とを有する基材シートの一方の面に接着剤層を備えた接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から、当該接着シートを剥離して被着体に貼付するシート貼付装置であって、
前記原反を繰り出す繰出手段と、
前記接着シートにおける前記起立部に連設された立上維持部に直接当接または直接気体を吹き付けて当該立上維持部を前記接着部から離れる方向に突出させる突出補助手段と、
前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、
前記剥離された接着シートの接着部を被着体の被着面に押圧して貼付する押圧手段とを備えることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記繰出手段による原反の繰り出しに伴って前記接着シートの前記起立部を前記剥離シートの表面から所定角度まで立ち上げる立上手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
- 前記原反を挟んで前記剥離手段の反対側に位置するとともに、前記突出補助手段による前記立上維持部の突出の際に前記接着シートの前記剥離シートへの仮着を維持する仮着維持手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート貼付装置。
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