JP5785132B2 - 歩行型管理機用の取付装置 - Google Patents
歩行型管理機用の取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5785132B2 JP5785132B2 JP2012113740A JP2012113740A JP5785132B2 JP 5785132 B2 JP5785132 B2 JP 5785132B2 JP 2012113740 A JP2012113740 A JP 2012113740A JP 2012113740 A JP2012113740 A JP 2012113740A JP 5785132 B2 JP5785132 B2 JP 5785132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- management machine
- scooping
- type management
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
しかし、上記手作業は作業者にとって重労働であるため、除雪や排土等の労力を軽減したいという要請がある。
特許文献1の歩行型管理機は、管理機本体の前方側に略機体上下向きの排土体本体を取り付けることで、管理機本体を自走させながら雪や土等を押し出すことができるようにし、それによって雪や土等の押し出し作業の労力を低減できるようにしたものである。この歩行型管理機によると、農閑期である冬期においても歩行型管理機で作業を行なうことができるので、歩行型管理機の稼動率及び作業範囲を拡大することができるという利点もある。
本発明の目的は、除雪や排土等における押し出し作業の他の作業の労力も低減できるようにすることにある。
(構成)
本発明の第1特徴は、
棒状の柄部の一端部に物を掬う掬い部を備える掬い具を機体後側上方に操縦ハンドルを備える歩行型管理機に取り付ける歩行型管理機用の取付装置において、
前記歩行型管理機の前部の固定部に取付固定する取付機構と、前記掬い具の前記柄部を支持する支持機構とを備え、
前記取付機構を前記固定部に取付固定してあり、且つ、前記支持機構で前記柄部を支持してある状態において、前記掬い部が機体前側に位置すると共に、前記柄部の他端部が機体上側又は機体後側上方に位置するように構成されている。
本発明の歩行型管理機用の取付装置(以下、単に取付装置と称する)によると、取付機構を歩行型管理機の固定部に取付固定し、且つ、支持機構で掬い具の柄部を支持することによって、掬い具を歩行型管理機に取り付けることができる。そして、上記のようにして掬い具を歩行型管理機に取り付けてある状態において、掬い具の掬い部が機体前側に位置すると共に、柄部の他端部が機体上側又は機体後側上方に位置する。
これによると、歩行型管理機、取付装置、及び、掬い具の全ての部分のうち、掬い具の掬い部が最も前側に位置する。また、機体後側上方に備えられている操縦ハンドルの近傍に柄部の他端部が位置するので、操縦ハンドルの後方に立つ作業者は、操縦ハンドル及び柄部の他端部の握り換えを容易に行なうことができるようになっている。
(構成)
本発明の第2特徴は、
前記取付機構を前記固定部に取付固定してあり、且つ、前記支持機構で前記柄部を支持してある状態において、前記柄部の上下角度を変更自在な角度変更機構が備えられている。
歩行型管理機を自走前進させながら雪や土等に掬い部を差し込む場合での、好適な柄部の上下角度は、掬い部の形状の違いや柄部に対する掬い部の上下角度の違いによって異なる。
一方、本発明の取付装置は、角度変更機構によって柄部の上下角度を変更することができるので、掬い部の形状や柄部に対する掬い部の上下角度が異なる種々の掬い具に対応することができる。
(構成)
本発明の第3特徴は、
前記支持機構は、前記柄部を挟持する一対の支持用挟持体と、前記一対の支持用挟持体を締め付けるボルト部材とで構成されている。
本発明の取付装置では、前記柄部を挟持してある状態の一対の支持用挟持体をボルト部材で締め付けることができる。従って、支持機構で掬い具の柄部を強固に支持できるので、歩行型管理機に取り付けてある状態の取付装置に掬い具を強固に支持することができる。
(構成)
本発明の第4特徴は、
前記取付機構は、前記固定部を挟持する一対の取付用挟持体と、前記一対の取付用挟持体を締め付けるボルト部材とで構成されている。
本発明の取付装置では、歩行型管理機の固定部を挟持してある状態の一対の取付用挟持体をボルト部材で締め付けることができる。従って、取付機構を固定部に強固に取付固定できるので、取付装置を歩行型管理機に強固に取付固定できる。
本実施形態での歩行型管理機1は、例として電動モータ6で車輪を駆動する電動式歩行型管理機とする。
なお、図1及び図2に示すように、左右一対の前輪4は、その上方を車輪用カバー5によって覆われており、電動モータ6は、その上方をモータカバー17によって覆われている。
なお、後アーム10の前後揺動姿勢を保持するアーム姿勢保持機構(図示しない)が、後部フレーム15と後アーム10とに亘って備えられている。
なお、左右の操縦ハンドル8の上下揺動姿勢を保持するハンドル姿勢保持機構8Aが、ハンドルフレーム14に対する操縦ハンドル8の軸支部分に備えられている。
また、フロントガード11は、側面視で機体前後方向に沿う前上がり姿勢となるように設定されている。
本実施形態での掬い具2は、例として一般的に市販されている除雪用又は排土用のシャベル(スコップ)とする。
つまり、図1及び図2に示すように、掬い具2は、直線状の棒状の柄部2Aの一端部に物を掬う掬い部2Bを備えると共に、柄部2Aの他端部に把持用の握り部2Cを備えて構成されている。
図1及び図2に示すように、掬い具2を歩行型管理機1に取り付けることのできる歩行型管理機用の取付装置(以下、単に取付装置と称する)は、歩行型管理機1の前部の固定部Fに取付固定及び取り外し自在な取付機構31と、掬い具2の柄部2Aを支持及び支持解除自在な支持機構32と、取付機構31に対して支持機構32を連結支持する連結支持部33(図1に示す)と、を備えて構成されている。即ち、取付機構31を固定部Fに取付固定し、且つ、支持機構32で柄部2Aを支持することによって、取付装置で掬い具2を歩行型管理機1に取り付けることができるようになっている。
なお、本実施形態では、歩行型管理機1の前部の前記固定部Fは、フロントガード11の前部である。
なお、以下の各構成の説明は、取付機構31を固定部Fに固定してあり、且つ、支持機構32で柄部2Aを支持してある状態において、上記のように柄部2Aを側面視で前下がりの姿勢にしてあることを前提とする。
図3乃至図5に示すように、取付機構31は、歩行型管理機1の固定部Fを上方側及び下方側から挟持する一対の取付用挟持体31Aと、一対の取付用挟持体31Aを締め付ける一対の取付用ボルト部材31Bとで構成されている。
これによって取付機構31を固定部Fに強固に取付固定できるので、取付装置を歩行型管理機1に強固に取付固定できる。
図3乃至図5に示すように、支持機構32は、柄部2Aを上方側及び下方側から挟持する一対の支持用挟持体32Aと、一対の支持用挟持体32Aを締め付ける一対の支持用ボルト部材32Bとで構成されている。
そして、上側及び下側の支持用挟持体32Aのうち、凹条部aを挟むように位置する両側方部bには、一対の支持用孔32C及び一対の支持用めねじ部32Dが対向するように形成されている。
これによって支持機構32で柄部2Aを強固に支持できるので、歩行型管理機1に取付固定してある状態の取付装置に掬い具2を強固に支持できる。
また、これによって一対の支持用挟持体32Aが挟持する柄部2Aの位置を変えることができるので、柄部2Aの一端部(即ち、掬い部2B)の位置と、柄部2Aの他端部(即ち、握り部2C)の位置とを、柄部2Aの長手方向に沿って相対的に調整することができる。
図3乃至図5に示すように、連結支持部33は、取付機構31の上側の取付用挟持体31Aから上方側に向けて対面するように延設されている左右一対のブラケット部材33Aと、支持機構32の下側の支持用挟持体32Aの凹条部aから下方側に向けて延設されているアーム部材33Bとで構成されている。
そして、左右のブラケット部材33Aの間においてアーム部材33Bが、左右のブラケット部材33Aに亘って固定されている。これによって、取付機構31に対して支持機構32が連結支持部33で連結支持されている。
具体的には、角度変更機構34は、選択用ボルト部材34A及び軸芯用ボルト部材34Fと、左右一対のブラケット部材33Aに対向するように形成されている前側及び後側の変更用孔34B並びに前側及び後側の変更用めねじ部34Cと、前記後側の変更用孔34B及び前記後側の変更用めねじ部34Cに対向するようにアーム部材33Bに形成されている軸芯用孔34Dと、アーム部材33Bのうち前記軸芯用孔34Dより基端部側において、側面視で軸芯用孔34Dを中心とする円周上に並ぶように形成されている複数の選択用孔34Eとで構成されている。そして、前側及び後側の変更用孔34Bの間隔(即ち、前側及び後側の変更用めねじ部34Cの間隔)と、軸芯用孔34D及び各選択用孔34Eの間隔とは、同間隔に設定されている。
本発明の取付装置では、柄部2Aの側面視での姿勢を、少なくとも前下がり姿勢に調整できるように上記設定がなされている。
〔1〕
本実施形態では、取付機構31を取付固定する固定部Fを歩行型管理機1のフロントガード11の前部としてあるが、固定部Fは歩行型管理機1の前部であれば上記に限定されるものではない。例えば、伝動ケース12の上部を固定部Fとしてもよい。
なお、取付装置の構成は、固定部Fの形状や位置などによって、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
本実施形態では、選択用ボルト部材34Aが挿通される選択用孔34Eを選びかえることで、機体横向き軸芯P周りにおけるアーム部材33Bの角度を有段階に変更できるように、角度変更機構34が構成されている。
一方、アーム部材33Bのうち軸芯用孔34Dより基端部側において、側面視で軸芯用孔34Dを中心とする円周上に沿う長孔(図示しない)を、本実施形態の複数の選択用孔34Eの代わりに形成し、前記長孔における他方の選択用ボルト部材34Aを挿通する位置を選びかえることで、機体横向き軸芯P周りにおけるアーム部材33Bの角度を無段階に変更できるように、角度変更機構34が構成されていてもよい。
本実施形態では、柄部2Aを側面視で前下がりの姿勢にしてある状態において、柄部2Aを上側及び下側の凹条部aに嵌め入れてあることで、柄部2Aを平面視で機体前後方向に沿う姿勢にすることができるように取付装置が構成されている。
即ち、前記同状態において、柄部2Aを平面視で、図2で示すような機体前後方向と略平行な姿勢、又は、機体前後方向に対して左右方向に傾斜する姿勢(図示しない)にできるように、取付装置が構成されていればよい。
本実施形態では、掬い具2の柄部2Aを上方側及び下方側から挟持してある状態の一対の支持用挟持体32Aを一対のボルト部材32Bで締め付けることで、柄部2Aを支持するように支持機構32が構成されているが、一対の支持用挟持体32Aが柄部2Aを挟持する方向は上記に限定されるものではない。
例えば、掬い具2の柄部2Aを左方側及び右方側から挟持してある状態の一対の支持用挟持体32Aを一対の支持用ボルト部材32Bで締め付けることで、柄部2Aを支持するように支持機構32が構成されていてもよい。
このように構成する場合、一対の支持用挟持体32Aに対してアーム部材33Bを設ける位置は適宜変更すればよい。
本実施形態では、掬い具2は、例として市販されている除雪用又は排土用のシャベル(スコップ)としてあるが、歩行型管理機専用に製造されたもの等でもよい。
即ち、掬い具2は、直線状の棒状の柄部2Aの一端部に掬い部2Bを備えるものであれば上記に限定されるものではない。
本実施形態では、歩行型管理機1は、電動モータ6で車輪を駆動する電動式歩行型管理機としてあるが、エンジンで車輪を駆動するエンジン式歩行型管理機であってもよい。また、歩行型管理機1は、機体後側上方に操縦ハンドル8を備えてあるものであれば、本実施形態の構成に限定されるものではない。
なお、取付装置の構成は、歩行型管理機1の構成によって、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
2 掬い具
2A 柄部
2B 掬い部
2C 握り部(柄部の他端部)
8 操縦ハンドル
11 フロントガード
F 固定部
31 取付機構
31A 取付用挟持体
31B 取付用ボルト部材(ボルト部材)
32 支持機構
32A 支持用挟持体
32B 支持用ボルト部材(ボルト部材)
34 角度変更機構
Claims (4)
- 棒状の柄部の一端部に物を掬う掬い部を備える掬い具を機体後側上方に操縦ハンドルを備える歩行型管理機に取り付ける歩行型管理機用の取付装置において、
前記歩行型管理機の前部の固定部に取付固定する取付機構と、前記掬い具の前記柄部を支持する支持機構とを備え、
前記取付機構を前記固定部に取付固定してあり、且つ、前記支持機構で前記柄部を支持してある状態において、前記掬い部が機体前側に位置すると共に、前記柄部の他端部が機体上側又は機体後側上方に位置するように構成されている歩行型管理機用の取付装置。 - 前記取付機構を前記固定部に取付固定してあり、且つ、前記支持機構で前記柄部を支持してある状態において、前記柄部の上下角度を変更自在な角度変更機構が備えられている請求項1に記載の歩行型管理機用の取付装置。
- 前記支持機構は、前記柄部を挟持する一対の支持用挟持体と、前記一対の支持用挟持体を締め付けるボルト部材とで構成されている請求項1又は2に記載の歩行型管理機用の取付装置。
- 前記取付機構は、前記固定部を挟持する一対の取付用挟持体と、前記一対の取付用挟持体を締め付けるボルト部材とで構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の歩行型管理機用の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012113740A JP5785132B2 (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | 歩行型管理機用の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012113740A JP5785132B2 (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | 歩行型管理機用の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013241728A JP2013241728A (ja) | 2013-12-05 |
JP5785132B2 true JP5785132B2 (ja) | 2015-09-24 |
Family
ID=49842870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012113740A Active JP5785132B2 (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | 歩行型管理機用の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5785132B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7103855B2 (ja) * | 2018-06-11 | 2022-07-20 | ニューデルタ工業株式会社 | 歩行型農作業機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS461326Y1 (ja) * | 1966-07-26 | 1971-01-18 | ||
JPS60188540A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-26 | Honda Motor Co Ltd | シヨベル付き作業機 |
JP2004041030A (ja) * | 2002-07-09 | 2004-02-12 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 歩行型管理機 |
JP2005299156A (ja) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 動力輪付き作業機 |
-
2012
- 2012-05-17 JP JP2012113740A patent/JP5785132B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013241728A (ja) | 2013-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8960744B2 (en) | Handheld, integrated multifunction shovel | |
US8316564B2 (en) | Earth leveling and moving apparatus | |
JP5785132B2 (ja) | 歩行型管理機用の取付装置 | |
US6711971B1 (en) | Roofing removal apparatus | |
US7287344B2 (en) | Landscaping apparatus and method | |
JP6173266B2 (ja) | 歩行型作業機 | |
JP7034455B2 (ja) | 表層材剥離装置 | |
JP2006314246A (ja) | 歩行型作業車 | |
JP2012005434A (ja) | 歩行型草刈機 | |
JP2010178708A (ja) | ロータリ耕耘装置用の整地部材 | |
JP2008237095A (ja) | 歩行型管理機 | |
JP3139748U (ja) | 床材剥離装置 | |
KR20190071565A (ko) | 보행형 작업기 | |
JP5868475B2 (ja) | 歩行型作業機 | |
JP7460161B2 (ja) | シート体用カッター及びシート体切断装置 | |
JP2006204213A (ja) | 農業用作業車 | |
JP6151066B2 (ja) | 農作業機 | |
EP3000945A1 (en) | Mountable/dismountable-component mounting structure for a working machine | |
JP7362567B2 (ja) | 移動補助具 | |
JP3129258U (ja) | 路面補修作業装置 | |
JP6910281B2 (ja) | 歩行型作業機 | |
JP4907495B2 (ja) | 畦塗り機 | |
JP6910278B2 (ja) | 歩行型作業機 | |
JP5329781B2 (ja) | 歩行型電動管理機 | |
JP3131483U (ja) | 床材剥離機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150723 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5785132 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |