JP2004041030A - 歩行型管理機 - Google Patents

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JP2004041030A
JP2004041030A JP2002200504A JP2002200504A JP2004041030A JP 2004041030 A JP2004041030 A JP 2004041030A JP 2002200504 A JP2002200504 A JP 2002200504A JP 2002200504 A JP2002200504 A JP 2002200504A JP 2004041030 A JP2004041030 A JP 2004041030A
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posture
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Hiroyuki Arai
新井 弘之
Mitsuhiko Tanji
丹治 光彦
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

【課題】排土作業や除雪作業を楽に行なうこと。
【解決手段】自走可能な管理機本体に、排土体を着脱自在に取り付けており、同排土体は、管理機本体に着脱自在に取り付ける本体支持アームと、同本体支持アームの先端部に着脱自在に連結する排土体本体とを具備し、同排土体本体は、本体支持アームの先端部に連結ピンを抜き差しして着脱自在に連結すると共に、進行方向と略直交する排土姿勢と、進行方向と傾斜状に交差する排土姿勢とに姿勢変更可能とした。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行型管理機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、排土作業や除雪作業を行なう場合には、スコップ等の道具を利用して人力により上記作業を行なうか、又は、排土装置を具備する乗用型作業機やオーガ・ブロア付除雪機により上記作業を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、スコップ等の道具を利用して人力により排土作業や除雪作業を行うのは、作業者にとって重労働であり、また、排土装置を具備する乗用型作業機やオーガ・ブロア付除雪機により排土作業や除雪作業を行うのは、作業者にとって楽ではあるが、使用する機械の値段と作業量との関係で採算が取れないという不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、自走可能な管理機本体に、排土体を着脱自在に取り付けたことを特徴とする歩行型管理機を提供するものである。
【0005】
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
【0006】
(1)排土体は、管理機本体に着脱自在に取り付ける本体支持アームと、同本体支持アームの先端部に着脱自在に連結する排土体本体とを具備すること。
【0007】
(2)排土体本体は、本体支持アームの先端部に連結ピンを抜き差しして着脱自在に連結すると共に、進行方向と略直交する排土姿勢と、進行方向と傾斜状に交差する排土姿勢とに姿勢変更可能としたこと。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
すなわち、本発明に係る歩行型管理機は、自走可能な管理機本体に、排土体を着脱自在に取り付けており、同排土体は、管理機本体に着脱自在に取り付ける本体支持アームと、同本体支持アームの先端部に着脱自在に連結する排土体本体とを具備し、同排土体本体は、本体支持アームの先端部に連結ピンを抜き差しして着脱自在に連結すると共に、進行方向と略直交する排土姿勢と、進行方向と傾斜状に交差する排土姿勢とに姿勢変更可能としている。
【0010】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1及び図2に示すAは、本発明に係る歩行型管理機であり、同歩行型管理機Aは、自走可能な管理機本体1に、排土体2を着脱自在に取り付けている。
【0012】
管理機本体1は、図1及び図2に示すように、上下方向に伸延するミッションケース3の下部に左・右方向に伸延する車軸4を貫通状態に取り付けて、同車軸4の左・右側端部にそれぞれ車輪5,5を取り付けている。
【0013】
そして、ミッションケース3の前端中途部よりエンジンステー6を前方へ延設し、同エンジンステー6上にエンジン7を搭載し、同エンジン7の左側部とミッションケース3の左側上部との間に伝動ケース8を介設している。9は燃料タンクである。
【0014】
また、ミッションケース3の上端部には、ハンドル支持体10の基端部を取り付け、同ハンドル支持体10の先端部に左・右一対のハンドル11,11の基端部を取り付けている。
【0015】
排土体2は、図1及び図2に示すように、前記したエンジンステー6に取付体12を介して着脱自在に取り付ける本体支持アーム13と、同本体支持アーム13の先端部に着脱自在に連結する排土体本体14とを具備している。15は取付体固定ボルト、16は本体支持アーム固定ボルトである。
【0016】
そして、本体支持アーム13は、前後方向に伸延して基端部(後端部)を前記した取付体12を介してエンジンステー6に取り付けるアーム本片13aと、同アーム本片13aの先端部に平面視にて傾斜状に交差させて取り付けた連結片13bとから形成しており、同連結片13bには左・右側端部にそれぞれ上下方向に貫通する連結ピン挿通孔17,18を形成している。
【0017】
排土体本体14は、左右幅方向に伸延させて形成した排土体本片14aと、同排土体本片14aの背面中央部に設けた上下一対の連結用突片14b,14bとから形成しており,両連結用突片14b,14bの右側部に枢支用ピン孔19,19を形成する一方、両連結用突片14b,14bの左側部に第1・第2連結固定用ピン孔20,20,21,21を形成している。
【0018】
しかも、第1・第2連結固定用ピン孔20,20,21,21は、枢支用ピン孔19を中心とする同一円周上に配置して、同枢支用ピン孔19を前記した連結片13bに形成した右側部の連結ピン挿通孔17と上下方向に符合させて連結ピン22を挿通することにより、連結片13bに連結用突片14b,14bを枢支状態に連結すると共に、第1・第2連結固定用ピン孔20,20,21,21のいずれか一方を連結片13bに形成した左側部の連結ピン挿通孔18と上下方向に符合させて連結ピン22を挿通することにより、連結片13bに連結用突片14b,14bを固定状態に連結することができるようにしている。22aは手掛り係片である。
【0019】
すなわち、第1連結固定用ピン孔20,20と連結ピン挿通孔18とを上下方向に符合させて連結ピン22を挿通した場合には、進行方向である前後方向に伸延するアーム本片13aと左右幅方向に伸延させて形成した排土体本片14aとが略直交する排土姿勢(a)に連結することができる。
【0020】
そして、第2連結固定用ピン孔21,21と連結ピン挿通孔18とを上下方向に符合させて連結ピン22を挿通した場合には、進行方向である前後方向に伸延するアーム本片13aと左右幅方向に伸延させて形成した排土体本片14aとが傾斜状に交差する排土姿勢(b)に連結することができる。
【0021】
このように、連結ピン22を抜き差しすることにより、排土体本片14aの排土姿勢を簡単に変更することができる。
【0022】
また、本実施例では、図1、図2及び図4に示すように、車輪5,5の外側方位置には車軸4を介してホイールウエイト25,25を取り付けて、機体重量を増大させている。
【0023】
すなわち、図4に示すように、車軸4は、ミッションケース3の下部に左・右方向に貫通させて取り付けた車軸本体4aと、同車軸本体4aの左・右側端部にそれぞれ着脱自在に連結した車軸形成筒体4b,4bとから形成している。
【0024】
そして、車軸本体4aの左・右側端部にそれぞれピン挿通孔26,26を形成する一方、各車軸形成筒体4b,4bの内側端部にそれぞれピン孔27,27を形成して、両孔26,27を符合させると共に、両孔26,27中に連結用ピン28を挿通することにより、車軸本体4aと左右方向に伸延する車軸形成筒体4bとを同軸的に連結することができるようにしている。
【0025】
また、車軸形成筒体4bの周面には、軸線方向に一定の間隔を空けて複数の係止ピン挿通孔29を形成しており、同車軸形成筒体4bに車輪5を固定ブラケット23を介して固定ボルト24により一体的に取り付けると共に、同車輪5の外側方に位置させてホイールウエイト25を回転自在に取り付けている。
【0026】
ここで、ホイールウエイト25は、円盤状に形成すると共に、中心部に挿通孔30を形成し、同挿通孔30の内・外側周縁部にそれぞれ係止ピン挿通孔29,29に挿通した係止ピン31,31を当接・係止させて、同ホイールウエイト25を車軸形成筒体4bより軸線方向に抜け止め規制すると共に、同車軸形成筒体4bの外周面に回転自在は取り付けている。
【0027】
このようにして、ホイールウエイト25を車軸形成筒体4bに回転自在に取り付けることにより、同ホイールウエイト25の回転トルクが車軸形成筒体4bに負荷されることがないようにしている。
【0028】
従って、本機のように軽量の歩行型管理機においても,車輪5をすぐに停止させることができて、同車輪5の車軸4への取付部の破損等を防止することができる。
【0029】
そして、ホイールウエイト25を車軸形成筒体4bや車輪5に固定しないため、同ホイールウエイト25の形状を簡素化することができて、同ホイールウエイト25の製造コストの低減化が図れる。
【0030】
また、ホイールウエイト25の挿通孔30の内・外側周縁部には、それぞれリング状の保護片32,33を車軸形成筒体4bに沿わせて外側方へ膨出状に形成して、挿通孔30の内・外側周縁部に当接・係止させている係止ピン31,31を囲繞・保護している。
【0031】
このようにして、挿通孔30の内・外側周縁部に当接・係止させている係止ピン31,31をリング状の保護片32,33により囲繞・保護することにより、藁屑が係止ピン31,31に巻き付いたり、飛散泥土が係止ピン31,31に付着するのを防止している。
【0032】
図4中、34は出力軸、35,36はスプロケット、37は駆動チェン、38,39は変速ギヤである。
【0033】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の本発明では、自走可能な管理機本体に、排土体を着脱自在に取り付けている。
【0034】
このようにして、排土作業や除雪作業を行なう場合には、適宜管理機本体には排土体を取り付けることにより、管理機本体を自走させながら排土体により排土作業や除雪作業を楽に行なうことができる。
【0035】
そして、管理機本体には排土体以外に、作業目的に応じて各種装置を取り付けることにより、各種作業を行なうことができるため、歩行型管理機自体を安価に提供することができると共に、作業量との関係でも採算性を向上させることができる。
【0036】
(2)請求項2記載の本発明では、排土体は、管理機本体に着脱自在に取り付ける本体支持アームと、同本体支持アームの先端部に着脱自在に連結する排土体本体とを具備している。
【0037】
このようにして、排土体は、管理機本体から本体支持アームを取り外すと共に、同本体支持アームから排土体本体を取りはずことにより、本体支持アームと排土体本体とに分離・分割してコンパクトに収納することができる。
【0038】
また、排土体を使用する際には、管理機本体に本体支持アームを取り付けると共に、同本体支持アームの先端部に排土体本体を連結するだけで、同排土体により排土作業や除雪作業を確実に行なうことができる。
【0039】
(3)請求項3記載の本発明では、排土体本体は、本体支持アームの先端部に連結ピンを抜き差しして着脱自在に連結すると共に、進行方向と略直交する排土姿勢と、進行方向と傾斜状に交差する排土姿勢とに姿勢変更可能としている。
【0040】
このようにして、排土作業や除雪さ魚を行なう際に、排土や除雪方向に応じて、排土体本体の排土姿勢を進行方向と略直交する排土姿勢ないしは進行方向と傾斜状に交差する排土姿勢に選択的に姿勢変更することにより、作業効率を向上させることができる。
【0041】
この際、排土体本体の連結作業や姿勢変更作業は、連結ピンの抜き差しにより楽に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歩行型管理機の側面図。
【図2】同歩行型管理機の平面説明図。
【図3】排土体の拡大平面説明図。
【図4】ホイールウエイトの断面背面図。
【符号の説明】
A 歩行型管理機
1 管理機本体
2 排土体
3 ミッションケース
4 車軸
5 車輪
6 エンジンステー
7 エンジン
8 伝動ケース
9 燃料タンク

Claims (3)

  1. 自走可能な管理機本体に、排土体を着脱自在に取り付けたことを特徴とする歩行型管理機。
  2. 排土体は、管理機本体に着脱自在に取り付ける本体支持アームと、同本体支持アームの先端部に着脱自在に連結する排土体本体とを具備することを特徴とする請求項1記載の歩行型管理機。
  3. 排土体本体は、本体支持アームの先端部に連結ピンを抜き差しして着脱自在に連結すると共に、進行方向と略直交する排土姿勢と、進行方向と傾斜状に交差する排土姿勢とに姿勢変更可能としたことを特徴とする請求項2記載の歩行型管理機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085510A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 National Agriculture & Food Research Organization 排土板及び排土装置
JP2013241728A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Kubota Corp 歩行型管理機用の取付装置
JP2017192305A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 有限会社鷹岡工業所 管理機

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