JP5784664B2 - 多眼撮像装置 - Google Patents

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    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera

Description

本発明の実施形態は、多眼撮像装置および画像データの伝送方法に関する。
従来の映像伝送システムでは、複数の撮像部により撮像された画像データをインタフェース部に伝送するために、複数の撮像部およびインタフェース部をデイジーチェーン接続することがある。この場合、インタフェース部及び撮像部の各々に対して、撮像部の数、各撮像部で撮像される画像データのサイズ(解像度)、及び画像データの送信タイミングなどを事前に設定しておく必要がある。
このため、事前設定された情報が間違っている場合、画像データがインタフェース部に正しく伝送されないという問題がある。
特開2008−54036号公報
本発明が解決しようとする課題は、事前設定を行わず自立的に画像データの伝送を行うことができる多眼撮像装置、および画像データの伝送方法を提供することである。
実施形態の多眼撮像装置は、各々がイメージセンサと、前記イメージセンサにより撮像された画像データを格納するメモリとを有し、前記画像データを伝送するためにデイジーチェーン接続された複数の撮像部と、最下段の前記撮像部に接続され、前記複数の撮像部により撮像された画像データを外部に出力するインタフェース部とを備え、前記各撮像部は、上段の撮像部から出力されたデータに、自段のデータを付加して下段の撮像部に出力する。
本発明の第1の実施形態による多眼撮像装置の概略的なブロック図。 第1の実施形態による多眼撮像装置における撮像部の概略的なブロック図。 各撮像部により得られる画像データのフォーマットを示す図。 制御信号受信部を有する撮像部の概略的な構成を示すブロック図である。 制御信号送信部を有する撮像部の概略的な構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において各撮像部により生成される送信データを示す図。 第1の実施形態の変形例において各撮像部により生成される送信データを示す図。 本発明の第2の実施形態による多眼撮像装置の概略的なブロック図。 第2の実施形態による多眼撮像装置における撮像部の概略的なブロック図。 第2の実施形態における送信可否判定部の一例を示す回路図。 第2の実施形態において各撮像部から出力されるデータを示すタイムチャートの一例。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る多眼撮像装置および画像データの伝送方法について説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による多眼撮像装置の概略的なブロック図を示している。第1の実施形態による多眼撮像装置1は、撮像部10[1]〜10[X](X:2以上の整数)と、撮像部10[1]に接続され、撮像部10[1]〜10[X]により撮像されたX個の画像データを外部に出力するインタフェース部(I/F部)50とを備えている。撮像部10[1]〜10[X]は、デイジーチェーン接続されている。また、先頭の撮像部10[1]と終端の撮像部10[X]が、制御信号を送受信するために接続されている。
多眼撮像装置1は、撮像部10[1]〜10[X]が撮像した画像データをライン単位で撮像部10[X]から撮像部10[1]に伝送し、インタフェース部50に出力する。ライン単位のデータを順に伝送することにより、最終的に、撮像部10[1]〜10[X]で撮像されたX個の画像データをインタフェース部50に出力する。
図2は、撮像部10[n]の概略的なブロック図である。撮像部10[n](n:1〜Xの整数)は、イメージセンサ11[n]と、ラインメモリ12[n]と、受信データ判定部16[n]と、送信データ生成部17[n]と、制御部18[n]を備えている。
図3は、イメージセンサ11により撮像され、ラインメモリ12に格納される画像データのフォーマットを示している。ラインメモリ12は、イメージセンサ11により撮像された画像データをライン単位で格納する。ラインデータには、0,1,2,・・・のライン番号が付されている。なお、ラインメモリ12は画像データを格納可能であればよく、ラインメモリに限らず、他の種類のメモリでもよい。
撮像部10[X]は制御信号受信部14をさらに備え、撮像部10[1]は制御信号送信部19をさらに備えている。図4は、制御信号受信部14を備えた撮像部10[X]のブロック図であり、図5は、制御信号送信部19を備えた撮像部10[1]のブロック図である。なお、全ての撮像部10が制御信号受信部14および制御信号送信部19を備えていても構わない。撮像部10の構成を同一にすることにより、先頭、中継、終端の構成を気にすることなく組み合わせることができ、撮像部10の増設が容易になる。
受信データ判定部16[n]は、上段の撮像部10[n+1]から出力された第(X−n)のデータを受信する。また、受信データ判定部16[n]は、受信データが有効であるか否かを判定する処理を行い、有効と判定した場合にはデータ受信通知を制御部18[n]に出力する。
なお、受信データ判定部16[1]〜16[X−1]は、上段の撮像部10から出力されたデータを格納するバッファ(例えばラインバッファ)を有してもよい。これにより、データ伝送が停滞した場合などでも受信したデータの喪失を防止することができる。
制御部18[n]は、受信データ判定部16[n]からデータ受信通知を受信すると、第(X−n+1)のデータを生成するように送信データ生成部17[n]に指示する。また、制御部18[n]は、次に送信すべきラインデータ(所望の番号が付されたラインデータ)を読み出すように送信データ生成部17[n]に指示する。
送信データ生成部17[n]は、ラインメモリ12から所望の番号が付されたラインデータを読み出す。送信データ生成部17[n]は、第(X−n)のデータに読み出したラインデータを付加し、第(X−n+1)のデータを生成する。そして、送信データ生成部17[n]は、第(X−n+1)のデータを次段の撮像部10[n−1]に出力する。なお、送信データ生成部17[1]は、第Xのデータをインタフェース部50に出力する。また、送信データ生成部17[n]は、第(X−n+1)のデータの送信が完了すると、制御部18[n]に送信完了を通知する。
なお、送信データ生成部17[X]は、上段からのデータの受信がない。送信データ生成部17[X]は、ラインメモリ12から所望の番号が付されたラインデータを読み出し、ヘッダを付加して第1のデータを生成する。そして、送信データ生成部17[X]は、第1のデータを次段の撮像部10[X−1]に出力する。ヘッダは、画像データのサイズに関する情報、例えば、ラインデータ長(W)及び合計ライン数(H)を含む。
制御部18[1]は、送信データ生成部17[1]から送信完了通知を受信すると、撮像部10[1]の制御信号送信部19にその旨を通知する。制御信号送信部19は、第Xのデータがインタフェース部50に送信されると、制御信号を撮像部10[X]に送信する。撮像部10[X]の制御信号受信部14は、撮像部10[1]から、この撮像部10[1]が受信可能状態にある(換言すれば、撮像部10[X]がデータを送信可能である)ことを示す制御信号を受信する。この制御信号に基づき、制御部18[X]は、次のラインデータの送信を開始するように送信データ生成部17[X]に指示する。
次に、第1の実施形態における多眼撮像装置の動作について説明する。まず、撮像部10[1]〜10[X]のイメージセンサ11[1]〜11[X]により撮像されると、各ラインメモリ12[1]〜12[X]に画像データが格納される。終端の撮像部10[X]は、画像データのサイズに関する情報(W,H)を含むヘッダを、画像データのライン番号0のラインデータに付加した第1のデータを生成して撮像部10[X−1]に出力する。
次に、撮像部10[X−1]は第1のデータを受信し、受信データ判定部16[X−1]は当該データが有効であるか否かを判定する。有効と判定した場合、受信データ判定部16[X−1]はデータ受信通知を制御部18[X−1]に出力する。データ受信通知を受信すると、制御部18[X−1]は、第2のデータを生成するように送信データ生成部17[X−1]に指示する。送信データ生成部17[X−1]は、受信した第1のデータに、自段のライン番号0のラインデータを付加し、第2のデータを生成する。送信データ生成部17[X−1]は、第2のデータを撮像部10[X−2]に出力する。
このように各撮像部10において受信したデータに自段の画像データ(ラインデータ)を追加したデータを順次転送していく。最終的には、撮像部10[1]が全撮像部のライン番号0のラインデータを含む第Xのデータをインタフェース部50に送信する。
第Xのデータを送信すると、撮像部10[1]は撮像部10[X]に各撮像部10からの1ライン分のデータ送信が完了したことを知らせる制御信号を送信する。この制御信号を受信した撮像部10[X]はライン番号1のラインデータを撮像部10[X−1]に出力する。
上記のデータ転送を最終ラインまで繰り返すことで、各撮像部10で撮像された画像データは全てインタフェース部50に送信される。
本発明の多眼撮像装置1では、画像データは撮像部10[X]で撮像された画像データに各段における撮像部の画像データが順次付加されつつ転送されるため、撮像部の数を事前に設定しておく必要がない。また、画像データのサイズも、ヘッダに含まれるため事前に設定する必要がない。加えて、データの受信をトリガとして自段の送信処理を開始するため、送信タイミングを予め設定する必要もない。
よって、第1の実施形態によれば、事前設定を行わず自立的に画像データの伝送を行うことができる多眼撮像装置を提供することができる。また、事前設定が不要であるため、撮像部の数や解像度を変更した場合でも、容易に対応が可能である。
次に、送信データ生成部における送信データの生成例を示す。図6は、受信データの後ろに自段のデータを付加する場合を示しており、図7は、受信データのヘッダの後ろに自段のデータを付加する場合を示している。
図6に示すように、受信したデータの後ろに自段のデータを付加する場合、終端フラグ(終端カメラフラグC)を用いる。この終端フラグは、受信したデータの末尾を示す。
受信データ判定部16[i](i:1〜X−1の整数)は、判定処理として、セットされた終端フラグが第(X−i)のデータの末尾に有るか否かを確認し、有る場合に有効と判定する。
そして、送信データ生成部17[i]は、第(X−i+1)のデータを生成する際、第(X−i)のデータの終端フラグをクリアし、末尾に終端フラグをセットしたラインデータを第(X−i)のデータの後ろに付加する。
つまり、撮像部10[i]は、撮像部10[i+1]から受信したデータの末尾の終端フラグを検出して、これを“1”から“0”に変更し、さらに、自段のラインデータの末尾に終端フラグを“1”にセットして送信する。
図6に示す方式では、受信したデータは、末尾の終端フラグにより当該データの終端が把握される。送信されるデータは、末尾に終端フラグをセットした自段のラインデータを、受信したデータの後ろに付加して送信される。
図7の場合、受信データ判定部16[i](i:1〜X−1の整数)は、判定処理として、第(X−i)のデータのヘッダを確認し、当該ヘッダの内容を確認できた場合に有効と判定する。
そして、送信データ生成部17[i]は、第(X−i+1)のデータを生成する際、所望のライン番号のラインデータを第(X−i)のデータのヘッダの後ろに付加する。
図7に示す方式の場合、データを全て受信するまで待たずに送信データの生成を開始できるため、画像データの伝送処理を高速化することができる。即ち、受信データ判定部16[i]は、判定処理において有効と判定した場合、第(X−i+1)のデータとして、第(X−i)のデータのヘッダ、自段のラインデータ、順次受信した第(X−i)のデータの順に撮像部10[i−1]またはインタフェース部50に出力する。
ところで、イメージセンサの不具合や撮像部10間でイメージセンサの解像度が異なること等によって、送信すべきライン番号のラインデータが欠落している場合、自段で付加するラインデータの画像内での位置が他の撮像部とずれてしまうことがある。このような場合でも画像データの伝送を滞りなく行うため、ライン番号(N)及び最終ラインフラグ(L)を送信データに含めてもよい。即ち、送信データ生成部17[i](i:1〜Xの整数)は、第(X−i)のデータに付加されるラインデータに、ラインデータのライン番号(N)及びラインデータが最終ラインか否かを示す最終ラインフラグ(L)を付加してもよい。
送信すべきラインデータが欠落している場合、送信データ生成部17[i]は、例えば、ダミーデータ又は次ライン番号のラインデータを用いる。これにより、画像データの伝送を滞りなく行うことができる。
各撮像部10の画像データのサイズが異なる場合、解像度の低い撮像部では、自分の画像データを全て送り終えた後も上段の撮像部からデータを受信する場合がある。既にラインデータを全て送り終えている撮像部の送信データ生成部17は、最終ラインフラグ(L)をセットしたダミーデータを付加して送信する。これにより、画像データの伝送を滞りなく行うことができる。なお、インタフェース部50は、ダミーデータ、すなわち、最終ラインフラグ(L)をセットされた2回目以降のラインデータを無視ないし削除する処理を行う。
また、撮像部10で撮像される画像データのサイズが同じである場合は、ライン番号(N)は終端の撮像部10[X]で付加し、他の撮像部では付加しなくともよい。この場合、送信データ生成部17[X]は、撮像部10[X−1]に送信するラインデータのライン番号を第1のデータのヘッダに格納する。一方、送信データ生成部17[i](i:1〜X−1の整数)は、第1のデータのヘッダに格納されたライン番号に対応するラインデータを第(X−i)のデータに付加する。
また、本実施形態は、各撮像部10の画像データのサイズが異なる場合にも対応することができる。この場合、撮像部10[i](i:1〜X−1の整数)は、撮像部10[X]と同様に、自段の画像データのサイズに関する情報を含むヘッダを自段のラインデータに付加する。これにより、例えば、撮像部10ごとに画像の横解像度が異なる場合でも、各撮像部10から各々異なる長さのラインデータを送ることで、事前設定なしに画像伝送することが可能になる。即ち、撮像部で撮像される画像の横解像度及び/又は縦解像度を自由化することができる。本方式は、例えば、撮像部が格子状に並ぶ多眼撮像装置において、中央領域に高解像度のイメージセンサを配置し、周辺領域に低解像度のイメージセンサを配置する場合に好適である。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態による多眼撮像装置の概略的なブロック図を示している。第2の実施形態による多眼撮像装置2は、撮像部20[1]〜20[X](X:2以上の整数)と、撮像部20[1]に接続され、撮像部20[1]〜20[X]により撮像されたX個の画像データを外部に出力するインタフェース部50とを備えている。撮像部20[1]〜20[X]は、デイジーチェーン接続されている。また、隣接する撮像部20[n](n:1〜X−1の整数)と20[n+1]が制御信号を送受信するために接続されている。撮像部20[n]は、自段が受信可能状態にある場合、その旨を示す制御信号を撮像部20[n+1]に送信する。
以下、第1の実施形態で説明した構成要素についての詳しい説明は省略し、相違点のみ説明する。図9は、撮像部20[n]の概略的なブロック図である。撮像部20[n]は、イメージセンサ11[n]と、ラインメモリ12[n]と、受信データ判定部16[n]と、送信データ生成部17[n]と、制御部22[n]と、送信可否判定部23[n]とを有している。なお、最上段の撮像部20[X]は、他の撮像部からのラインデータを受信しないので、受信データ判定部16[X]はなくてもよい。
多眼撮像装置2では、イメージセンサ11[1]〜11[X]が撮像した画像データをライン単位で撮像部20[X]から撮像部20[1]に伝送する。
受信データ判定部16[n]は、ラインバッファ16aを有し、上段の撮像部20[n+1]から受信した第(X−n)のデータをラインバッファ16aに格納する。なお、ラインバッファ16aは、ラインバッファに限らず、他のバッファでもよい。
送信データ生成部17[n]は、第(X−n+1)のデータの送信が完了すると、制御部22[n]に送信完了を通知する。
送信可否判定部23[2]〜23[X]は、撮像部20[n−1]から受信する制御信号、および、受信データ判定部16[n]からのデータ受信通知に基づいて、送信可能状態を判断する。また、送信可否判定部23[n]は、第(X−n+1)のデータが撮像部20[n−1]に送信されると、自段が受信可能状態にあることを示す制御信号を撮像部20[n+1]に送信する。送信可否判定部23[1]は、第Xのデータがインタフェース部50に送信されると、自段が受信可能状態にあることを示す制御信号を撮像部20[2]に送信する。
制御部22[n]は、送信可否判定部23[n]が送信可能状態にあると判定した場合、第(X−n+1)のデータを生成するように送信データ生成部17[n]に指示する。また、制御部22[n]は、次に送信すべきラインデータ(所望の番号が付されたラインデータ)を読み出すように送信データ生成部17[n]に指示する。
次に、第2の実施形態による多眼撮像装置の動作について説明する。まず、撮像部20[1]〜20[X]のイメージセンサ[1]〜11[X]により撮像がされると、各ラインメモリ12[1]〜12[X]に画像データが格納される。終端の撮像部20[X]は、画像データのサイズに関する情報(W,H)を含むヘッダを、画像データのライン番号0のラインデータに付加した第1のデータを生成して撮像部20[X−1]に出力する。
次に、撮像部20[X−1]は第1のデータを受信し、受信データ判定部16[X−1]は当該データが有効であるか否かを判定する。有効と判定した場合、撮像部20[X−1]は、撮像部20[X−2]から受信する制御信号に基づき、画像データのライン番号0のラインデータを第1のデータに付加した第2のデータを生成して撮像部20[X−2]に出力する。データの送信が完了すると、撮像部20[X−1]は、受信可能状態にあることを示す制御信号を撮像部20[X]に送信する。
このように各撮像部において受信したデータに自段の画像データ(ラインデータ)を追加したデータを順次転送していく。最終的には、撮像部20[1]が全撮像部のライン番号0のラインデータを含む第Xのデータをインタフェース部50に送信する。
なお、2週目以降(ライン番号1以降のラインデータの伝送)についても同様である。即ち、撮像部20[n−1](nは2以上X以下の整数)が受信可能状態にあることを示す制御信号を受信した場合、撮像部20[n]は、対応するライン番号のラインデータを付加することにより第(X−n+1)のデータを生成して撮像部20[n−1]に出力する。データの送信が完了すると、撮像部20[n]は、制御信号を撮像部20[n+1]に送信する。
上記のデータ転送を最終ラインまで繰り返すことで、各撮像部20で撮像された画像データは全てインタフェース部50に送信される。
以上説明したように、第2の実施形態による多眼撮像装置では、第1の実施形態と同様に、撮像部の数、画像データのサイズ及び画像データの送信タイミングなどを事前に設定しておく必要がない。よって、第2の実施形態によれば、事前設定を行わず自立的に画像データの伝送を行うことができる多眼撮像装置を提供することができる。
さらに、第2の実施形態では、撮像部20[1]がインタフェース部50にデータを送信するのを待つことなく、下段の撮像部から受信した制御信号に基づいて自段の送信を行う。このため、データの伝送速度を高速化することができる。
なお、送信可否判定部23[2]〜23[X−1]は、自段から撮像部20[1]までの全ての撮像部の状態に基づいて、データを送信可能か否かについて判断するようにしてもよい。これにより、送信可否判定がより正確になり、画像データの伝送を滞りなくスムーズに行うことができる。
図10は、送信可否判定部23[n](n:2〜X−1の整数)の回路図の一例である。図10において、信号名の接頭辞“w”はフリップフロップを介していない、組み合わせ回路の信号であることを示し、接頭辞“r”はフリップフロップを介した信号であることを示している。
送信可否判定部23[n]は、下段の撮像部20[n−1]から制御信号wReadyIn[n](=wReadyOut[n−1])を受信し、上段の撮像部20[n+1]に制御信号wReadyOut[n](=wReadyIn[n+1])を送信する。
送信可否判定部23[n]は、受信データ判定部16[n]から判定処理(例えば終端フラグCを確認する処理)が完了したかどうかを示す信号wLast[n]を受信すると、信号rReady[n]と信号rLast[n]を制御部22[n]に送信する。
図10に示す回路は、次の式(1)に示す論理式に基づいて、wReady[n]信号を出力する。
wReady[n] = wReady[n-1] & !(rLast[n-1]&!rReady[n-1]) & !(wLast[n]&rReady[n]) ・・・(1)
ここで、式(1)の右辺の一部の項は送信可否判定部23[n−1]の出力であるため、式(1)は次のように変形することができる。
wReady[n] = wReadyOut[n-1] & !(wLast[n] & rReady[n])
= wReadyIn[n] & !(wLast[n] & rReady[n]) ・・・(2)
式(2)のwReadyIn[n]は、下段の撮像部から制御信号を受信している場合にアクティブとなり、!(wLast[n] & rReady[n])は、下段の撮像部において判定処理が行われていない場合にアクティブとなる。
なお、注意すべきことは、式(1)のwReady[n-1]は、複数の撮像部にわたって伝播する信号であるため、クリティカルパスになる可能性がある。但し、wReady信号は、1トランザクション分のデータの転送が完了するまでに撮像部20[X]に伝播すればよいため、複数サイクルのパスとすることが可能である。よって、wReady信号のパスの途中にフリップフロップを介在させる実施形態も想定可能である。
図11は、第2の実施形態において各撮像部から出力されるデータを示すタイムチャートの一例である。本例では、6個の撮像部A〜Fである。図11において、'F0'は、撮像部Fから送出されたライン番号0のデータを意味する。一般的に言えば、'Xn'は、撮像部X (=A〜F)から送出されたライン番号nのデータを意味する。また、図11中の下線を付したデータは、終端フラグCが付されたデータを示している。
図11では、終端の撮像部Fは、F0を送信した後にF1を2回、F2を4回、F3以降を6回出力している。撮像部Aからの出力はF0−E0−D0−C0−B0−A0−F1−E1−...となっており、正しい出力が得られている。このように各撮像部が多眼撮像装置の撮像部(イメージセンサ)の個数やデータ転送の順番といった情報を有していなくても、撮像部の個数に対応した周期でデータは出力される。
なお、図11では、データの伝送には複数のクロックを要しているが、伝送路の性能に応じてデータ伝送に必要なクロック数は変わり得る。
また、図11では、送信可能になるまで同一データを複数回送信しているが、送信可能となった最後の1回だけ実際にデータを送信するようにしても良い。
以上、第1及び第2の実施形態について説明した。上記の説明では、多眼撮像装置の有する撮像部を、先頭の撮像部、中継の撮像部及び終端の撮像部の3種類に分けて説明したが、全ての撮像部が同じ構成を有する多眼撮像装置を想定することも可能である。この場合、各撮像部は、制御信号をやり取りする制御線の接続により自身の位置を把握し、位置に応じた動作を行う。第1の実施形態の場合は、例えば、インタフェース部と接続されていれば先頭の撮像部であると認識し、一方、インタフェース部に接続されていないが制御線と接続されていれば、終端の撮像部であると認識する。いずれでもない場合は、中継の撮像部と認識する。第2の実施形態の場合は、例えば、インタフェース部と接続されていれば先頭の撮像部であると認識し、一方、制御線の受信側のみ接続されていれば、終端の撮像部であると認識する。いずれでもない場合は、中継の撮像部と認識する。このようにして全ての撮像部を同じ構成とすることで、多眼撮像装置の製造性や拡張性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,2 多眼撮像装置
10[1],10[2],・・・,10[X] 撮像部
11 イメージセンサ
12 ラインメモリ
14 制御信号受信部
16 受信データ判定部
16a ラインバッファ
17 送信データ生成部
18 制御部
19 制御信号送信部
20[1],20[2],・・・,20[X] 撮像部
23 送信可否判定部
22 制御部
50 インタフェース部

Claims (4)

  1. 第1の撮像部と、
    第2の撮像部と、
    前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部の間に直列接続された少なくとも1以上の第3の撮像部と、
    前記第1の撮像部に接続され、前記第1〜第3の撮像部により撮像された画像データを外部に出力するインタフェース部と、を備え、
    前記第1〜第3の撮像部は、各々がイメージセンサと、前記イメージセンサにより撮像された画像データを格納するメモリとを有し、前記画像データをライン単位で伝送するためにデイジーチェーン接続され、上段の撮像部から出力されたデータに自段のデータを付加して、下段の撮像部に出力することを特徴とする多眼撮像装置。
  2. 前記第1または第3の撮像部は、
    上段の撮像部から出力されたデータを受信するとともに、当該データが有効であるか否かを判定する判定処理を行い、有効と判定した場合にはデータ受信通知を出力する受信データ判定部と、
    前記メモリに格納された前記画像データのラインデータを、前記受信したデータに付加して送信データを生成して、下段の撮像部に出力する送信データ生成部と、
    前記受信データ判定部から前記データ受信通知を受信すると、前記送信データを生成するように前記送信データ生成部に指示する制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の多眼撮像装置。
  3. 前記第1の撮像部は、前記第2の撮像部にデータ送信可能であることを示す制御信号を送信する制御信号送信部をさらに備え、前記第2の撮像部は、前記制御信号を受信する制御信号受信部をさらに備え、
    前記第1の撮像部が前記データを前記インタフェース部に送信すると、前記制御信号送信部は前記制御信号を前記制御信号受信部に送信し、
    前記制御信号受信部が前記制御信号を受信すると、前記第2の撮像部は、前記画像データの次のラインデータを送信することを特徴とする請求項に記載の多眼撮像装置。
  4. 前記第1または第3の撮像部は、上段の撮像部からのデータを受信可能な状態にあることを示す制御信号を上段の撮像部に送信する送信可否判定部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の多眼撮像装置。
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