JP5784133B2 - 少なくとも1つの配管に接続可能な接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1つの配管に接続可能な接続装置に関し、特に厳しい環境のための配管であって、キャリアハウジングに取り付けられていると共に、展開することによって当該配管に接続するための動作機構によって並進軸線に沿って動作可能な、少なくとも1つの伸縮式接続システムを具備する当該配管に関する。
このようなタイプの接続装置は、特許文献1から知られている。当該特許文献は、液圧式又は空圧式の動作機構によって動作される2つの対向する伸縮式管状要素から成るシステムを開示している。動作機構は、キャリアハウジングのボア穴内に取り付けられていると共に管状要素をキャリアハウジングの外側に向かって押圧するように配置されている、ピストンを備えている。管状要素は、蛇腹部分が取り付けられた場合に密封状態を実現するように、互いに対して接続されている。当該システムは、加圧流体を動作機構に供給可能なロボットによって据付及び制御を実行されることによって、2つの離隔した配管同士を接続可能とする。従って、ヒトが介入することなく、2つの配管同士を接続することができるので、例えば原子炉の筐体ハウジング内における放射性環境のような過酷な環境において優位である。
それにも関わらず、このような既知の接続装置は、幾つかの欠点を有している。特に、動作機構は複雑である。当該動作機構が、伸縮式要素に作用する力のベクトル和が当該伸縮式要素が並進運動する方向に沿って方向づけられているように、引張バネによって相互接続されている2つのクランプの間において周方向に配置されている、4組の対向するピストンを必要とするからである。さらに、接続位置を維持するためには、動作機構の液圧式又は空圧式の回路内の圧力に従う必要があるので、加圧流体が漏出されれば、当該接続装置の周囲環境が汚染される危険性があるということを言うまでもなく、信頼性に関する問題を有している。さらに、このような構成の装置は、密な接続を実現するために、配管がフレア状の開口を有していることを必要とするが、3つ以上の離隔した配管を接続するように構成されていない。
仏国特許第1536180号明細書
本発明は、上述の欠点を解消することを意図しており、環境汚染の危険性を解消すると共に特に比較的単純で比較的信頼性が高い、動作機構を有している接続装置を提供することを意図している。
この目的を達成するために、本発明は、伸縮式接続システムが、キャリアハウジング内に配置されている動作機構の第1の部分に接続されており、動作機構が、キャリアハウジングの少なくとも1つの壁を横断している制御ロッドであって、キャリアハウジングの外側に配置されている制御システムに動作機構の第1の部分を接続している制御ロッドを備えていることを特徴とする、上述の接続装置を提供する。
このような構成によって、伸縮式接続システムと動作機構とが、キャリアハウジング内において接続可能とされる。このために、動作機構の一部分が、伸縮式接続システムの軸線方向延長部分内に配置されており、これにより、伸縮式要素の並進方向軸線に沿って方向づけられている力を伸縮式要素に作用させることによって、伸縮式要素を挿入又は引抜することができるように構成されている比較的小型な動作機構を構成することができる。さらに、制御ロッドを介した液圧式又は空圧式の動作機構が不要となるので、特に制御流体の漏出に関連する危険が回避されると共に、接続状態を維持することに関する信頼性が高められる。
本発明における接続装置の好ましい実施例では、以下の構成のうち任意の構成が利用される:
少なくとも1つの伸縮式接続システムが、流体が伸縮式接続システムに接続されている配管とキャリアハウジングの内部空間との間を通過するように構成されている、内部導管を備えており、これにより、配管とキャリアハウジングの内部空間とが流通し、幾つかの配管が接続可能となるので、配管が接続装置を介して互いと流通可能とされること;
少なくとも1つの伸縮式接続システムが、伸縮式接続装置に接続されている配管を遮断するように構成されており、その結果として、接続装置に接続されている少なくとも1つの配管を完全に又は部分的に遮断可能とされること;
動作機構が、複数の伸縮式接続システムを共に動作させるように構成されている、単一の第1の部分を備えているので、動作機構が単純化されると共に動作機構が小型化されること;
制御ロッドが、キャリアハウジングの内部空間の境界を形成している少なくとも1つの壁を密着状態で横断しているので、キャリアハウジングの内側で循環している配管からの流体が外部環境に流出することを防止されること;
制御ロッドが、伸縮式接続システムそれぞれの並進方向軸線に対して直角とされるロッド軸線に沿って延在しており、当該ロッド軸線を中心として自在に回転可能とされるので、動作機構の容積とキャリアハウジングの壁を密着状態で横断可能なこととにおいて優位とされること;
動作機構の第1の部分が、制御ロッドと回転可能に一体化されているハブを備えており、ハブが、伸縮式接続システムが連結式ロッドを介して伸縮式接続システムの並進移動可能な要素に機械式に接続されているので、動作機構の単純さ及び容積において優位であること;
少なくとも1つの伸縮式接続システムが、キャリアハウジングに対して並進移動可能とされると共に少なくとも1つの膨張可能シールを具備する、可動式管状要素を備えており、これにより、配管の開口部の構成とは無関係に、伸縮式管状要素と対応する配管とが密封状態で接続され、例えば配管は、[背景技術]で説明した既存の接続装置のようにフレア状の開口部を有している必要が無いこと;
可動式管状要素が、可動式管状要素に接続可能な配管の内径より小さい外径を有しており、膨張可能シールが、可動式管状要素の外面に取り付けられており、これにより、配管の開口部の構成が多様に変更可能となること;
パイピング回路からの流体が、膨張可能シールに供給されており、パイピング回路が、キャリアハウジング内に又はキャリアハウジングの近傍に配置されている可撓性部分と、キャリアハウジングの外側に配置されていると共に制御ロッドに対して平行に延在している外側部分とを備えており、これにより、キャリアハウジングから所定距離で離隔されて据え付けられているポンプユニットから供給される液体又は気体によって、膨張可能シールが膨張可能とされること;
接続装置が、キャリアハウジングを支持するように構成されているフレームを具備する、位置決め案内システムを備えていること;
制御システムが、フレームによって支持されているモータユニットを備えており、制御ロッドを回転動作させるように構成されていること;及び
位置決め案内システムが、フレームを支持している伸縮式位置決めレッグを備えており、伸縮式位置決めレッグが、フレームを垂直方向に移動させるための遠隔動作式アクチュエータを備えていること。
他の特徴及び優位点は、非限定的な実施例に関する以下の説明及び対応する図面を参照することによって明らかとなる。
本発明の第1の実施例における接続装置を水平面で切断した部分的且つ概略的な上面図であり、この場合、接続装置は2つの配管を接続するために展開可能な状態とされる。 接続装置が2つの配管に密着状態で接続されている展開位置における、図1に表わす接続装置の概略図である。 原子炉の圧力容器に据え付けられている、本発明の第1の実施例における接続装置の側面の概略的な断面図であり、この場合、接続装置は、原子炉の主冷却回路内の配管に接続可能な状態とされる。 本発明の第2の実施例における接続装置を水平面で切断した部分的且つ概略的な上面図であり、この場合、接続装置は、4つの配管に接続可能とされる。
図1に概略的に表わす接続装置1は、互いに対して接続されること又は実質的に遮断されることが期待される、2つの離隔している配管100の間に据え付けられる。接続装置1は、2つの伸縮式接続システム10を備えており、2つの伸縮式接続システム10は、それぞれ同一の長手方向軸線A1に沿って反対方向に延在しており、同一のキャリアハウジング2に取り付けられている。伸縮式接続システム10それぞれが、キャリアハウジング2と一体化されている固定式管状案内要素12と、管状案内要素12の内側において長手方向軸線A1に沿って滑動することによって並進運動する可動式管状要素11とを備えている。伸縮式接続システム10の管状案内要素11と管状案内要素12とが、管状案内要素12の内面に取り付けられているシール12Gを介して、密封状態で接触している。
伸縮式接続システム10それぞれの可動式管状要素11は、キャリアハウジング2の内側に配置されている第1の部分30を備えている動作機構3によって、長手方向軸線A1に沿って並進方向において動作可能とされる。第1の部分30は、共通のハブ32と、ハブ32を可動式管状要素11それぞれに機械式に接続している2つの連結式接続アーム33とを備えている。動作機構3は、第2の部分を備えており、第2の部分は、キャリアハウジング2の外側に配置されている制御システム35と、第1の部分30を制御システム35に接続するためにキャリアハウジング2の壁を横断している制御ロッド31とを備えている(図3参照)。
制御ロッド31は、伸縮式接続システム10それぞれの並進方向軸線A1に対して略直角とされる、制御ロッド軸線Zに沿って延在しており、制御ロッド軸線Zを中心として自由に回転可能とされる(図3参照)。制御システム35は、制御ロッド31を回転動作させることによって、ハブ32を回転駆動させ、これにより連結式制御ロッド33ひいては可動式管状要素11を移動させるように構成されている。図示の第1の実施例では、制御ロッド31は、ハブ32の中心に固定されており、ハブ32は、回転可能に制御ロッド31と結合されている。しかしながら、制御ロッド31とハブ32とは、例えば歯車を介して間接的に接続されている場合もある。
可動式管状要素11それぞれが、優位には、略錐台状の外面を有している前方部分11Aと、略円筒状の表面を有している主要部分11Bとを備えている。前方部分11Aの最大直径は、主要部分11Bの外径より若干大きく且つ配管100の内径Dより若干小さく構成されており、可動式管状要素11は、配管100に接続可能とされる。このようにして、可動式管状要素11それぞれの前方部分11Aは、対応する配管100の内部に導入可能とされる。密封状態での接続を実現するために、可動式管状要素11それぞれが、少なくとも1つの膨張可能シール15を具備しており、膨張可能シール15は、前方部分11Aの近傍において主要部分11Bの外面に、その周方向において密着状態で配置されている。
優位には、図1に表わす膨張していない状態では、膨張可能シール15の外径は、前方部分11Aの最大直径より大きくない。従って、可動式管状要素11が導入された場合には、膨張可能シール15は配管100の内壁に対して接触していないか、又はほとんど接触していないので、密封状態を形成していない。膨張可能シール15それぞれには、流体がパイピング回路16を介して供給される。流体としては、液体や気体が挙げられる。しかしながら、特に液体がシールから漏出した場合に環境を汚染することを回避するために、液体より気体の方が好ましい。
図示の第1の実施例では、伸縮式接続システム10それぞれが、可動式管状要素11内に形成されている内部導管11Hを備えており、内部導管11Hは、流体が伸縮式接続システム10に接続されている配管100とキャリアハウジング2の内部空間との間を通過するように構成されている。これにより、接続装置1に接続されている配管100同士が互いに連通するようになる。しかしながら、図示しない他の実施例では、伸縮式接続システム10のうち少なくとも1つの伸縮式接続システムが、伸縮式接続システム10に接続されている配管100を実質的に遮断するように構成されていることに留意すべきである。例えば、可動式管状要素11の前方部分11Aは、閉塞されている前方壁を有している場合がある。実質的な配管の遮断とは、完全な遮断又は部分的な遮断を意味することに留意すべきである。部分的な遮断の場合には、液体を配管100から漏出させるための小さい抽気通路が、例えば抽気開口部を備えている膨張可能シール15の領域の近傍に形成されている。
図2に概略的に表わすように、ハブ32は、制御ロッド31の回転動作によって90°回転されるか、又は90°より僅かに大きい角度で回転される。これにより、可動式管状要素11それぞれが、対応する配管100の開口部に挿入されるように展開される。挿入が完了すると、空気の流れを表わす図2の矢印のように、キャリアハウジング2の外側に配置されているポンプユニット36から対応するパイピング回路16を通じて加圧空気を送り込むことによって、膨張可能シール15それぞれが膨張される。
パイピング回路16それぞれが、可動式管状要素11の展開に追従するように構成されている可撓性部分161を備えている。可撓性を有している配管161は、直線状部分160に至るまで延在しており、直線状部分160は、可動式管状要素11に固定されていると共に、膨張可能シール15に密着状態で接続されている。可撓性部分161の部分それぞれが、キャリアハウジング2内に配置されているか、又はキャリアハウジング2の外側且つ近傍に配置されている。2つのパイピング回路16が、接続配管162を介して互いに連通しており、共通の外側部分163を備えている。外側部分163は、キャリアハウジング2の外側に配置されており、ポンプユニット36に至るまで制御ロッド31に対して略平行に延在している。
膨張可能シール15それぞれが、配管100の内部壁と密着状態で係合するように構成されているので、接続装置1と配管100とが密封状態で接続される。図示の第1の実施例では、配管100同士が、接続装置1を介して互いと流通している。接続装置1は、配管100によって輸送されている液体又は気体が外部環境に漏出することを防止するために、完全に漏れ止めされている。この場合には、制御ロッド31は、キャリアハウジング2の内部空間の境界を形成している少なくとも1つの壁を密着状態で横断している必要がある。
図3に概略的に表わすように、優位には、図1に表わす第1の実施例における接続装置1は、主回路の配管に接続させることを目的として原子炉の圧力容器4内に据え付けるために利用される。一般に、加圧水型原子炉の主冷却回路は、幾つかの冷却循環路を備えている。当該冷却循環路それぞれが、蒸気発生器5と、圧力容器4に接続されている高温側の枝管及び低温側の枝管とを備えている。図3は、2つの高温側の枝管を構成する配管100を表わす。配管100の開口部は、圧力容器4に接続されており、互いに対して反対側に配置されていると共に、同一の長手方向軸線A1に沿って位置合わせされている。接続装置1は、少なくとも2つの高温側の枝管同士を連通させるように構成されているので、一方の高温側の枝管内に注水することによって、両方の高温側の枝管を水で充填することができる。
接続装置1は、キャリアハウジング2を支持するように構成されているフレーム21を具備する、位置決め案内システム20を備えている。フレーム21は、略垂直方向におけるフレーム21の移動を遠隔制御するために遠隔動作可能な複数のアクチュエータ23を具備する、伸縮式位置決めレッグ22を備えている。フレーム21は、フレーム21を圧力容器に対して角度的に位置決めするための複数の開口部21を備えている。これら開口部21は、垂直スタッド45と対応するように位置決めされている。垂直スタッド45は、一般に圧力容器カバーを取り付けるために圧力容器4に堅固に取り付けられている。原子炉建屋の上側部分に配設されている旋回式ブリッジが、可動式管状要素11を配管100の開口部と軸線方向において位置合わせさせるように、可動式管状要素11の高度位置を制御することによって、垂直方向下方に位置するフレーム21にとって問題とならないように、当該旋回式ブリッジが、接続装置1を角度的に位置決めすることを目的として圧力容器カバーを位置決めするために利用される場合がある。
制御システム35は、制御ロッド31を回転動作させるように構成されており、フレーム21によって支持されているモータユニットを備えている。また、ポンプユニット36は、フレーム21によって支持されるように配置されているが、代替的には、ポンプユニットの潤滑剤が圧力容器4内に漏出することを容易に防止するために、圧力容器4に並列して配置されているプラットフォームに移動可能とされる。
本発明における接続装置は、単一の軸線に沿って配置されている1つ又は2つの伸縮式接続システム10に限定される訳ではない。2つの伸縮式接続システム10が相違する軸線に沿って配置されている場合や、3つ以上の伸縮式接続システム10が少なくとも2つの相違する軸線に沿って配置されている場合もある。図4に概略的に表わすように、本発明の第2の実施例における接続装置1は、2つの直交する軸線A1,A2に沿って配置されている4つの配管に接続されるように構成されている。接続装置は、動作機構を備えており、当該動作機構の第1の部分は、キャリアハウジング2の内側に配置されており、優位には、ハブ32′と、ハブ32′を伸縮式接続システム10それぞれに機械式に接続するための4つの連結式ロッド33′とを備えている。
本発明における接続装置1の伸縮式接続システム10は、伸縮式接続システム10に接続されている配管100の内側に挿入されるように構成されているとは限らない。逆に、伸縮式接続システム10は、配管100の管状の先端部分に対して押圧されるように構成されている、可動式管状要素11を備えていることに留意すべきである。膨張可能シール15が密封状態の接続を形成するために利用される場合には、膨張可能シール15は、配管100の管状の先端部分の外面と密着状態で接続するように、可動式管状要素11の内面に取り付けられるだろう。
言うまでもなく、本発明は、膨張可能シールを利用することに制限される訳ではなく、例えば硬質であるが膨張可能な要素を具備するシールのような任意のタイプのシールの利用も含まれている。さらに、制御ロッド31は、制御ロッド31が横断しているキャリアハウジング2の壁の近傍において密閉状態を確立するために優位であったとしても、回転することによって移動可能となるタイプに限定される訳ではない。優位には、制御ロッド31は、動作機構3の連結式ロッドと共に並進移動可能とされることに留意すべきである。この場合には、動作機構3それぞれは、例えば制御ロッド31の制御ロッド軸線Zと対応する伸縮式接続システム10が並進する方向の軸線とによって形成される、平面上に配置されている。
さらに、単一の配管に接続されるように構成されている、すなわち単一の伸縮式接続システム10を備えている接続装置1の場合には、例えば配管から流出する流体を遠位に離隔している流体回収装置に向かって別経路で輸送するために、キャリアハウジング2が、可撓性又は高剛性の流体輸送導管と連通していることに留意すべきである。このような実施例は、水中環境において、例えばタンカーの破損した水中配管から流出したオイルを収集するために有益である。この場合には、接続装置1は、遠隔制御ロボットによって水中配管に据付可能とされる。
1 接続装置
2 キャリアハウジング
3 動作機構
4 圧力容器
5 蒸気発生器
10 伸縮式接続システム
11 可動式管状要素
11A 前方部分
11B 主要部分
11H 内部導管
12 固定式管状案内要素
15 膨張可能シール
16 パイピング回路
20 位置決め案内システム
21 フレーム
22 伸縮式位置決めレッグ
23 アクチュエータ
30 第1の部分
31 制御ロッド
32 ハブ
33 連結式接続アーム
35 制御システム
45 垂直スタッド
100 配管
160 直線状部分
161 可撓性部分
162 接続配管
163 外側部分
A1 長手方向軸線(並進方向軸線)
A2 長手方向軸線(並進方向軸線)
Z 制御ロッド軸線

Claims (12)

  1. 少なくとも1つの配管(100)に接続するための接続装置(1,1′)であって、
    キャリアハウジング(2)に取り付けられている少なくとも1つの伸縮式接続システム(10)であって、展開することによって前記配管(100)に接続させるための動作機構(3)を介して、並進方向軸線(A1,A2)に沿って動作するように構成されている少なくとも1つの前記伸縮式接続システム(10)を備えている前記接続装置(1,1′)において、
    前記伸縮式接続システム(10)が、前記キャリアハウジング(2)内に配置されている前記動作機構(3)の第1の部分(30)に接続されており、
    前記動作機構(3)が、前記キャリアハウジング(2)の少なくとも1つの壁を横断している制御ロッド(31)であって、前記キャリアハウジング(2)の外側に配置されている制御システム(35)に前記第1の部分(30)を接続している前記制御ロッド(31)を備えており、
    前記動作機構(3)が、複数の前記伸縮式接続システム(10)を共に動作させるように構成されている、単一の前記第1の部分(30)を備えていることを特徴とする接続装置。
  2. 少なくとも1つの前記伸縮式接続システム(10)が、流体が前記伸縮式接続システム(10)に接続されている前記配管(100)と前記キャリアハウジング(2)の内部空間との間を通過するように構成されている、内部導管(11H)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 少なくとも1つの前記伸縮式接続システム(10)が、前記伸縮式接続システム(10)に接続されている前記配管(100)を遮断するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  4. 前記制御ロッド(31)が、前記キャリアハウジング(2)の内部空間の境界を形成している少なくとも1つの壁を密着状態で横断していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接続装置。
  5. 前記制御ロッド(31)が、前記伸縮式接続システム(10)それぞれの前記並進方向軸線(A1,A2)に対して直角とされる軸線(Z)に沿って延在しており、前記制御ロッド(31)のロッド軸線を中心として自在に回転可能とされることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接続装置。
  6. 前記動作機構(3)の前記第1の部分(30)が、前記制御ロッド(31)と回転可能に一体化されているハブ(32,32′)を備えており、
    前記ハブ(32)が、前記伸縮式接続システム(10)が連結式ロッド(33,33′)を介して並進運動する際に移動可能とされる、要素に機械式に接続されていることを特徴とする請求項に従属する場合の請求項に記載の接続装置。
  7. 少なくとも1つの前記伸縮式接続システム(10)が、前記キャリアハウジング(2)に対して並進移動可能とされると共に少なくとも1つの膨張可能シール(15)を具備する、可動式管状要素(11)を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接続装置。
  8. 前記可動式管状要素(11)が、前記可動式管状要素(11)に接続可能とされる前記配管(100)の内径(D)より小さい外径を有しており、
    前記膨張可能シール(15)が、前記可動式管状要素(11)の外面に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載の接続装置。
  9. パイピング回路(16)からの流体が、前記膨張可能シール(15)に供給されており、
    前記パイピング回路(16)が、前記キャリアハウジング(2)内に又は前記キャリアハウジング(2)の近傍に配置されている可撓性部分(161)と、前記キャリアハウジング(2)の外側に配置されていると共に前記制御ロッドに対して平行に延在している外側部分(163)とを備えていることを特徴とする請求項又はに記載の接続装置。
  10. 前記接続装置が、前記キャリアハウジング(2)を支持するように構成されているフレーム(21)を具備する、位置決め案内システム(20)を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接続装置。
  11. 前記制御システム(35)が、前記フレーム(21)によって支持されているモータユニットを備えており、前記制御ロッド(31)を回転動作させるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の接続装置。
  12. 前記位置決め案内システム(20)が、前記フレーム(21)を支持している伸縮式位置決めレッグ(22)を備えており、
    前記伸縮式位置決めレッグ(22)が、前記フレーム(21)を垂直方向に移動させるための遠隔動作式アクチュエータ(23)を備えていることを特徴とする請求項10又は11に記載の接続装置。
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