JP5783958B2 - サイドエアバッグ - Google Patents

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本発明は、車両内において主に緊急時における乗員保護を目的として膨張展開するサイドエアバッグに関するものである。
現在、車両にはエアバッグがほぼ標準装備されている。エアバッグは、車両衝突などの緊急時に作動する安全装置であって、膨張展開して乗員を受け止め保護する。エアバッグには、設置箇所や用途に応じて様々な種類がある。例えば、前後方向からの衝突から運転者を守るために、ステアリングの中央にはフロントエアバッグが設けられている。また、側面衝突やそれに続いて起こるロールオーバ(横転)から乗員を守るために、壁部の天井付近からサイドウィンドウに沿って膨張展開するカーテンエアバッグや、座席の側部から乗員のすぐ脇へ膨張展開するサイドエアバッグなどが設けられている。
エアバッグは、主にガス圧で膨張展開する構成となっていて、ガスの供給源としてインフレータと呼ばれるガス発生装置が備えられている。インフレータにも、エアバッグの種類やその設置箇所に応じて様々な種類がある。例えば、フロントエアバッグ等にはディスク型(円板型)のインフレータが主に用いられていて、カーテンエアバッグやサイドエアバッグ等にはシリンダ型(筒型)のインフレータが主に用いられている。
インフレータは、全部またはその一部がエアバッグ(厳密にはそのうちのクッション部)の内部に挿入されている。例えば、特許文献1には、サイドエアバッグとシリンダ型のインフレータとが記載されている。このサイドエアバッグは、内部が隔壁によって上下の2部屋(エアバッグ内の部屋は「チャンバ」とも呼ぶ)に区画されている。この隔壁には、2部屋をつなぐ孔として挿通部が設けられていて、インフレータはこの挿通部に配置される構成となっている。特許文献1によると、2部屋に区画することで、乗員の各部位を適切な圧力で保護することができるとされている。
特開2007−38712号公報
上記特許文献1のサイドエアバッグでは、インフレータは、まずサイドエアバッグの開口部から内部へ入れ、そして隔壁の挿通部へさらに挿入する構成となっている。ここで、挿通部は、開口部から若干離れているとも説明されている。このような構成では、インフレータを挿通部へ挿入する際に、既にインフレータがサイドエアバッグの内部に入っているためにインフレータの視認ができず、その挿入作業が煩雑になるおそれがある。
また、内部が複数の部屋(チャンバ)に分けられているサイドエアバッグでは、乗員が接触したときにその付近のチャンバから他のチャンバへとガスが逆流し、内圧が低下してしまう場合がある。また例えば、乗員に近いチャンバをより高い内圧に設定するなど、複数のチャンバのそれぞれを異なる内圧に設定した仕様のサイドエアバッグも存在する。しかし、そのような場合、高圧側のチャンバから低圧側のチャンバへ向かってガスが特に逆流しやすくなるため、対策が必要である。
本発明は、このような課題に鑑み、インフレータを容易に取り付けることができ、さらにガスの逆流の防止対策も備えたサイドエアバッグを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるサイドエアバッグの代表的な構成は、車両の座席の側部に設置されるサイドエアバッグであって、袋状でありガスによって膨張展開するクッション部と、クッション部の内部に取り付けられ、ガスを発生させるシリンダ型のインフレータと、を備え、クッション部は、インフレータが通過可能な開口部と、開口部近傍からクッション部の内部の奥へわたって設けられ、内部を2部屋に区画する区画壁と、区画壁の開口部近傍に設けられるガス流路部であって、一方の部屋から他方の部屋へ向かって筒状に突出し2部屋をつなぐガス流路部と、を有し、インフレータはガス流路部に挿入されていて、ガス流路部は、区画壁に接続された一端部の径が他端部の径よりも大きく、開口部から見て手前側の壁部が一端部から他端部へ向かってガス流路部の内側に凸となるように弧状に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、開口部からエアバッグの内部へインフレータを入れた後、そのインフレータをさらにガス流路部へ挿入するにあたり、ガス流路部の壁部にインフレータを沿わせて挿入することでこの壁部がガイドの役割をするため、インフレータをガス流路部へ容易に挿入することができる。したがって、当該サイドエアバッグの組付け作業を円滑に行うことが可能になる。
上記のガス流路部は布製であって、当該サイドエアバッグはさらに、インフレータに取り付けられる金属製の筒状のディフューザであって、インフレータの周囲をインフレータとの間に隙間を空けて包囲することでガスをディフューザの長手方向へ導くディフューザをさらに備え、ディフューザは、ガス流路部に挿入される先端がインフレータの先端よりも突出し、ディフューザの先端はさらに、ガス流路部の他端部よりも手前に位置し、ガス流路部の他端部は、他方の部屋からディフューザへとガスが逆流した場合に、ディフューザとインフレータとの間の隙間を塞ぐとよい。
上記構成によれば、ガス流路部の他端部が、当初にガスを送り込んだチャンバからのガスの逆流を防ぐ逆止弁として機能する。したがって、ガスの噴出が完了した後も、そのチャンバの内圧を、他のチャンバより高く維持することができる。
上記のガス流路部の他端部は、インフレータと接触すると、インフレータの熱により溶解し、インフレータに固着してもよい。この構成によれば、ガスの逆流をより効率よく防止できる。
上記の区画壁は、前記クッション部を上下2部屋に区画するよう設けられるとよい。この構成によれば、クッション部の内部におけるガスの行き来が減るため、展開挙動が安定する。また、ガスの流れが制限されることで迅速な膨張展開が可能になり、初期拘束性能が向上する。
本発明によれば、インフレータを容易に取り付けることができ、さらにガスの逆流の防止対策も備えたサイドエアバッグを提供することが可能になる。
本発明の実施形態にかかるサイドエアバッグをそれぞれ例示した図である。 図1(b)のインフレータを単独で例示した図である。 図1(b)のクッション部の内部を例示した断面図である。 図3のクッション部にインフレータを取り付ける過程を例示した図である。 図4(c)のガス流路部付近をガスの供給開始後の時系列に沿って例示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるサイドエアバッグ100をそれぞれ例示した図である。図1(a)では、サイドエアバッグ100の車両設置後の状態を例示している。図1(a)に例示するように、サイドエアバッグ100は、主に前部座席102の側部に設置される。なお、サイドエアバッグ100の設置箇所は、前部座席102に限らず、乗員の脇へ膨張展開することが可能であるなら他の場所であってもよい。
サイドエアバッグ100は、前部座席102に座っている乗員と車両壁部(ともに図示省略)との間へ向かって膨張展開する。サイドエアバッグ100は、普段は前部座席102の側部のハウジング104に収納され、さらに前部座席102の外装材に覆われているために視認できない。そして、車両衝突などの緊急時において、衝撃の検知に起因してガスが供給され、外装材を押しのけて膨張展開する。なお、サイドエアバッグ100の設置箇所は、主に座席側部ではあるがこれに限られず、乗員の側方へ膨張展開ができる個所であれば任意に設置してよい。
図1(b)は、図1(a)のサイドエアバッグ100を単独で例示した図である。図1(b)では、サイドエアバッグ100のうち、クッション部106の内部が視認できるよう一部を切り欠いている。クッション部106は膨張展開する部分であって、例えば表裏の面を構成する計2枚の基布から縫製する方法や、OPW(One-Piece Woven)を用いて紡織する方法などによって袋状に形成されている。
クッション部106の内部には、ガス発生装置であるインフレータ108が備えられている。インフレータ108は、内部のガス発生剤が燃焼することでガスを発生させ、クッション部106の内部へ供給する構成となっている。インフレータ108はシリンダ型(筒型)であって、クッション部106の内部に設けられたガス流路部110へ挿し込まれ、取り付けられている。なお、クッション部106が膨張展開した後、ガスはクッション部106の前側に設けられたベントホール107(排気孔)から排気される。
図2は、図1(b)のインフレータ108を単独で例示した図である。図2に例示するように、インフレータ108は、前部座席102(図1(a)参照)に取り付けるための取付ボルト122a・122bを有している。さらに、インフレータ108の周囲にはディフューザ120が取り付けてある。ディフューザ120は、ガスの流れを整えるための部材である。ディフューザ120は金属製かつ筒状になっていて、インフレータ108の周囲をインフレータ108との間に隙間S1を空けて包囲している。これにより、ガスは、ガス噴出口109から出た後、ディフューザ120の長手方向両側、すなわちインフレータ108の長手方向両側へと導かれる。このディフューザ120は、板金を、取付ボルト122a・122bを通してインフレータ108の周囲に巻きつけるよう曲げ加工を施すなどして設けられている。
再び図1(b)を参照する。クッション部106には、開口部112が設けられている。開口部112はインフレータ108をクッション部106の内部へ入れる際に使用する部位である。この開口部112の図中下部には、区画壁114が設けられている。
区画壁114は、クッション部106の内部を第1区画(チャンバ116a)および第2区画(チャンバ116b)の2部屋に区画している部位であって、開口部112近傍からクッション部106の内部の奥へわたって設けられている。特に本実施形態では、区画壁114は、クッション部106を上下2部屋に区画するよう設けられている。このように、区画壁114によってクッション部106の内部を区画することで、ガスの行き来が減ってその流れが整うため、クッション部106に起こり得る揺れが減って展開挙動が安定する。さらに、ガスの流れが整うことで迅速な膨張展開が可能になるため、これらによって乗員に対する初期拘束性能が向上する。また、クッション部106の表裏の基布を単に接合させることで内部を区画する場合に比べて、区画壁114で区画する場合はクッション部106にくびれた部分が発生しないので、その点においても区画壁114はクッション部106の展開挙動の安定化に貢献する。
区画壁114のうち、開口部112の近傍には、第1チャンバ116aから第2チャンバ116bへ突出するように、ガス流路部110が設けられている。ガス流路部110は、第1チャンバ116aと第2チャンバ116bとをつなぐ通気孔の役割をする部位であって、クッション部106と同じ布状の素材で形成されている。ガス流路部110は、筒形状をなしていて、一端部110aが区画壁114のうち開口部112近傍に接続されてこれと通じていて、インフレータ108から噴出するガスを自体の両端である第1チャンバ116aおよび第2チャンバ116bへ導く。インフレータ108は、ガス流路部110の一端部110a側から挿入されて取り付けられる仕様となっている。
本実施形態では、インフレータ108が取付けやすくなるよう、ガス流路部110の形状に工夫が凝らしてある。図3は、図1(b)のクッション部106の内部を例示した断面図である。図3に例示しているように、ガス流路部110は、一端部110aの径d1が、他端部110bの径d2よりも大きくなるよう設定されている(d1>d2)。そして、ガス流路部110における、開口部112から見て手前側の壁部118は、一端部110aから他端部110bへ向かって、ガス流路部110の内側に凸となるよう弧状に形成されている。この構成によって、当該サイドエアバッグ100では、図1(b)のインフレータ108をスムーズに取り付けることが可能になっている。
図4は、図3のクッション部106にインフレータ108を取り付ける過程を例示した図である。図4(a)に例示するように、インフレータ108は、まず、開口部112を通過させてクッション部106の内部へと入れる。次に、図4(b)に例示するように、インフレータ108を、壁部118に沿わせてさらに挿し入れる。すると、壁部118がガイドの役割をするため、この壁部118に沿って挿し入れるだけで、図4(c)に例示するようなインフレータ108を区画壁114に直交した姿勢で取り付けることができる。その後、インフレータ108は、取付ボルト122a・122bをクッション部106に通し、前部座席102に締結して固定する。
これらのように、当該サイドエアバッグ100では、インフレータ108を目的の位置へ容易に取り付けることができる。このようにして、サイドエアバッグ100は、組付け作業を円滑に行うことが可能になっている。
なお、本実施形態の構成では、図3に例示したように、開口部112を上下に分断するように区画壁114が設けられていて、開口部112は第1チャンバ116aと第2チャンバ116bのいずれのチャンバにも通じている。しかしこの構成に限らず、例えば区画壁114が開口部112よりも下方の位置に設けられていて、開口部112は第1チャンバ116aのみに通じている場合であってもよい。すなわち、ガス流路部110が、開口部112と通じているいずれかのチャンバから他方のチャンバへ向かって筒状に突出した構成となっていれば、上記説明した技術的思想を実施することが可能である。
本実施形態では、第2チャンバ116bからガス流路部110へのガスの逆流についても対策を講じている。図5は、図4(c)のガス流路部110付近をガスの供給開始後の時系列に沿って例示した図である。図5(a)はガスの供給開始直後の図である。図5(a)に例示するように、ガスは、インフレータ108とディフューザ120との間の隙間S1を通って、第1チャンバ116a・第2チャンバ116b(図4(c)等参照)に供給される。
第2チャンバ116b(図4(c)等参照)へのガスの供給が完了すると、内圧が高まっていることで、さらには、乗員が接触して圧力をうけることで、第2チャンバ116b内のガスは隙間S1を通って逆流しようとする。その際、本実施形態では、ガス流路部110がいわゆる逆止弁として機能する構成となっている。
図5(b)は第2チャンバ116bへのガスの供給完了後の図である。このように、本実施形態では、ガス流路部110の他端部110bの付近がディフューザ120を塞いで、ガスの逆流を防ぐ。図5(a)に例示したように、本実施形態では、ディフューザ120のガス流路部110への挿入方向の先端120aが、インフレータ108の先端108aよりも突出している。そして、インフレータ108は、ディフューザ120の先端120aが、ガス流路部110の他端部110bよりも手前に位置するよう、ガス流路部110に挿入して取り付けている。これにより、ガス流路部110の他端部110bの付近は、余剰領域E1が形成されている。
ガス流路部110は、布製である。そのため、余剰領域E1は、図5(b)のように逆向きのガスの流れが起こると、隙間S1に吸い込まれてこれを塞ぐ。このとき、インフレータ108の外表面は、インフレータ108がガス発生剤の燃焼によってガスを噴出する構造のため、高温となっている。そのため、インフレータ108に接触した余剰領域E1は熱で一部が溶け、インフレータ108に固着する。この構成によって、ガスの逆流は、より効率よく防がれている。
このように、ガス流路部110の他端部110bの付近が逆止弁として機能することで、ガスの供給完了後も、また、乗員の接触時にも、第2チャンバ116b(図4(c)等参照)は内圧をより高く維持することが可能になっている。この構成は、任意のチャンバを、他のチャンバより高く設定した場合などにも有効である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるサイドエアバッグ100を自動車に適用した例を説明したが、その技術的思想はサイドエアバッグ100以外のエアバッグ装置にも適用可能であり、またそのエアバッグ装置は自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であって、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両内において主に緊急時における乗員保護を目的として膨張展開するサイドエアバッグに利用することができる。
100 …サイドエアバッグ、102 …前部座席、104 …ハウジング、106 …クッション部、107 …ベントホール、108 …インフレータ、108 …インフレータの先端、109 …ガス噴出口、110 …ガス流路部、110a …一端部、110b …他端部、112 …開口部、114 …区画壁、116a …第1チャンバ、116b …第2チャンバ、118 …壁部、120 …ディフューザ、120a …ディフューザの先端、122a・122b …取付ボルト、E1 …ガス流路部の余剰領域、S1 …ディフューザの隙間

Claims (2)

  1. 車両の座席の側部に設置されるサイドエアバッグであって、
    袋状でありガスによって膨張展開するクッション部と、
    前記クッション部の内部に取り付けられ、前記ガスを発生させるシリンダ型のインフレータと、を備え、
    前記クッション部は、
    前記インフレータが通過可能な開口部と、
    前記開口部近傍から該クッション部の内部の奥へわたって設けられ、該内部を2部屋に区画する区画壁と、
    前記区画壁の前記開口部近傍に設けられるガス流路部であって、一方の部屋から他方の部屋へ向かって筒状に突出し前記2部屋をつなぐガス流路部と、を有し、
    前記インフレータは前記ガス流路部に挿入されていて、
    前記ガス流路部は、前記区画壁に接続された一端部の径が他端部の径よりも大きく、前記開口部から見て手前側の壁部が該一端部から他端部へ向かって該ガス流路部の内側に凸となるように弧状に形成されていて、
    前記ガス流路部は布製であって、
    当該サイドエアバッグはさらに、前記インフレータに取り付けられる金属製の筒状のディフューザであって、該インフレータの周囲を該インフレータとの間に隙間を空けて包囲することでガスを該ディフューザの長手方向へ導くディフューザをさらに備え、
    前記ディフューザは、前記ガス流路部に挿入される先端が前記インフレータの先端よりも突出し、
    前記ディフューザの先端はさらに、前記ガス流路部の他端部よりも手前に位置し、
    前記ガス流路部の他端部は、前記他方の部屋から前記ディフューザへとガスが逆流した場合に、該ディフューザと前記インフレータとの間の隙間を塞ぎ、
    前記ガス流路部の他端部は、前記インフレータと接触すると、該インフレータの熱により溶解し、該インフレータに固着することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記区画壁は、前記クッション部を上下2部屋に区画するよう設けられることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ。
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