JP5783927B2 - スパークプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグに関する。
内燃機関に用いられるスパークプラグは、中心電極と絶縁体とを備える。絶縁体は、軸線方向に延びる軸孔を有し、筒状に形成される。絶縁体の軸孔内には、中心電極の後端部が絶縁体に係止された状態で、中心電極が保持される。中心電極の先端部は、軸孔から外部に露出する。中心電極のうちの、絶縁体に係止された後端部よりも先端部の側の部位では、絶縁体との間に、僅かなクリアランスが形成される。このクリアランスは、中心電極の熱膨張による体積の増大を吸収する。
かかるスパークプラグの種類として、中心電極の先端部を細径化し、中心電極の先端部の外周面と、絶縁体に形成された軸孔の内周面との間に、上述の僅かなクリアランスよりも広いクリアランス(以下、環状空所ともいう)が形成されたタイプが知られている。環状空所が形成されることにより、環状空所における軸孔の内周面にカーボンが付着した汚損時に、環状空所で火花放電が発生するため、カーボンを効率良く焼失させることができる。
特開平2−181383号公報 特開2009−26469号公報
しかしながら、上述したタイプのスパークプラグでは、中心電極の先端部の径を細くすることによって環状空所が形成されるため、中心電極のうちの放電する部位の径が必然的に細くなる。その結果、中心電極の耐久性が犠牲となる。一方、ネジ径が細いM12,M10のスパークプラグでは、中心電極の径も細くする必要があるので、耐久性の確保が特に求められる。このため、スパークプラグについて、耐汚損性と耐久性との両立が求められる。また、環状空所が広くなりすぎると、中心電極側への熱引きが過剰に抑制される、つまり、スパークプラグの熱特性が低下する。その結果、スパークプラグにプレイグニッションが生じるおそれがある。このため、スパークプラグの熱特性の低下を抑制することが求められる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[形態1]軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記軸線方向に延びる軸孔を有し、前記中心電極を前記軸線方向先端側で露出させた状態で、前記軸孔の内部で前記中心電極を保持する絶縁体と、
前記絶縁体の一部分を周方向に取り囲んで保持する主体金具と、
を備え、
前記中心電極は、前記軸孔内で前記絶縁体に係止される第1部位と、前記第1部位よりも前記軸線方向先端側に前記第1部位と連続して形成された部位であって、一定の径で形成された第2部位とを備え、
前記軸線方向において、前記絶縁体の先端側の端面である絶縁体端面が、前記主体金具の先端側の端面である主体金具端面と同一の位置、または、前記主体金具端面よりも先端側に位置する
スパークプラグにおいて、
前記軸線方向と直交する方向における、前記絶縁体と、前記中心電極の前記第2部位との間に設けられたクリアランスの大きさをAとしたとき、
前記絶縁体端面から前記軸線方向後端側に前記軸線方向に沿って0.5mmの位置までの間において、0.05mm≦A≦0.10mmの条件を満たし、
前記主体金具端面から前記軸線方向後端側に前記軸線方向に沿って0.5mmの位置よりも前記軸線方向後端側において、A<0.05mmの条件を満たし、
前記絶縁体の前記軸孔は、前記軸線方向先端側において拡径する、
ことを特徴とするスパークプラグ。
[適用例1]軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記軸線方向に延びる軸孔を有し、前記中心電極を前記軸線方向先端側で露出させた状態で、前記軸孔の内部で前記中心電極を保持する絶縁体と、
前記絶縁体の一部分を周方向に取り囲んで保持する主体金具と、
を備え、
前記中心電極は、前記軸孔内で前記絶縁体に係止される第1部位と、前記第1部位よりも前記軸線方向先端側の部位であって、一定の径で形成された第2部位とを備え、
前記軸線方向において、前記絶縁体の先端側の端面である絶縁体端面が、前記主体金具の先端側の端面である主体金具端面と同一の位置、または、前記主体金具端面よりも先端側に位置する
スパークプラグにおいて、
前記軸線方向と直交する方向における、前記絶縁体と、前記中心電極の前記第2部位との間に設けられたクリアランスの大きさをAとしたとき、
前記絶縁体端面から前記軸線方向後端側に前記軸線方向に沿って0.5mmの位置までの間において、0.05mm≦A≦0.10mmの条件を満たし、
前記主体金具端面から前記軸線方向後端側に前記軸線方向に沿って0.5mmの位置よりも前記軸線方向後端側において、A<0.05mmの条件を満たす
ことを特徴とするスパークプラグ。
かかる構成のスパークプラグによれば、中心電極の先端の側で、絶縁体と中心電極との間のクリアランスが好適に確保される。その結果、スパークプラグの耐汚損性を得ることができる。しかも、中心電極の第2部位は、一定の径で形成されるため、中心電極の先端が細径化されたスパークプラグと比較して、耐久性を向上できる。つまり、かかる構成のスパークプラグによれば、耐汚損性と耐久性とを両立させることができる。また、絶縁体と中心電極との間のクリアランスのうち、0.05mm以上のクリアランスが確保される部位は、後端の側に過剰に延びて形成されないので、スパークプラグの熱特性の低下を抑制できる。
[適用例2]適用例1記載のスパークプラグにおいて、前記軸線方向のうちの、前記主体金具端面の位置における、前記絶縁体の、前記軸線方向と直交する方向の厚みをBとしたとき、B≧1.0mmの条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
かかる構成のスパークプラグによれば、絶縁体の肉厚が好適に確保され、絶縁体の耐電圧性が好適に得られる。
[適用例3]適用例1または適用例2記載のスパークプラグにおいて、前記中心電極のうち露出した部分の前記軸線方向の長さをCとしたとき、C≧1.0mmの条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
かかる構成のスパークプラグによれば、中心電極のうちの露出した部分からの熱引きが増大し、熱特性を向上できる。つまり、耐汚損性と熱特性とを両立させることができる。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれか記載のスパークプラグにおいて、前記中心電極の前記第2部位の径をDとしたとき、D≦2.3mmの条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
適用例1ないし適用例3のスパークプラグは、適用例4のスパークプラグにも好適に適用できる。中心電極の先端が細径化されたスパークプラグにおいて、中心電極の径を小さくすると、スパークプラグの耐久性が著しく低下する。一方、適用例1ないし適用例3のスパークプラグによれば、中心電極の第2部位が一定の径で形成されるため、スパークプラグの耐久性の低下を抑制できる。つまり、適用例1ないし適用例3のスパークプラグが奏する効果は、D≦2.3mmの条件において顕著となる。
[適用例5]適用例1ないし適用例4のいずれか記載のスパークプラグにおいて、前記中心電極の先端部には、貴金属、または、貴金属の合金からなるチップが設けられていないことを特徴とするスパークプラグ。
適用例1ないし適用例3のスパークプラグは、貴金属、または、貴金属の合金を含まない部材からなる中心電極を使用するスパークプラグに好適に適用できる。
[適用例6]適用例1ないし適用例5のいずれか記載のスパークプラグにおいて、前記主体金具は自身の外表面にネジ部を有し、該ネジ部のネジ径は、M12であることを特徴とするスパークプラグ。
[適用例7]適用例1ないし適用例5のいずれか記載のスパークプラグにおいて、前記主体金具は自身の外表面にネジ部を有し、該ネジ部のネジ径は、M10以下であることを特徴とするスパークプラグ。
ネジ径が小さくなると、中心電極の径も必然的に小さくなる。適用例6,7のスパークプラグによれば、適用例4のスパークプラグと同様の理由により、同様の効果を奏する。
スパークプラグ100の概略構成を示す部分断面図である。 スパークプラグ100の先端側の拡大図である。 比較例としてのスパークプラグ100aの先端側の拡大図である。 スパークプラグ100およびスパークプラグ100aについての第1の評価試験の結果を示す図表である。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(耐汚損性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸0mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(熱特性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸0mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(耐汚損性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸1mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(熱特性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸1mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(耐汚損性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸2mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(熱特性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸2mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(耐汚損性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸4mm)。 スパークプラグ100についての第2の評価試験(熱特性評価試験)の結果を示す図表である(絶縁体出寸4mm)。 スパークプラグ100についての第3の評価試験の結果を示す図表である。 スパークプラグ100およびスパークプラグ100aについての第4の評価試験の結果を示す図表である。 スパークプラグ100およびスパークプラグ100aについての第5の評価試験の結果を示す図表である。
A.実施例:
A−1.スパークプラグ100の概略構成:
図1は、本発明のスパークプラグの実施例としてのスパークプラグ100の部分断面図である。図1において、一点鎖線で示す軸線OLの右側は、外観正面図を示し、軸線OLの左側は、スパークプラグ100の中心軸を通る断面でスパークプラグ100を切断した断面図を示している。以下では、図1におけるスパークプラグ100の軸線OL方向の下側をスパークプラグ100の先端側、上側を後端側として説明する。スパークプラグ100は、絶縁碍子10と、中心電極20と、接地電極30と、端子電極40と、主体金具50とを備える。
絶縁碍子10は、中心電極20および端子電極40を収容する軸孔12が中心に形成された筒状の絶縁体である。軸孔12は、軸線OL方向に延びて形成される。絶縁碍子10は、アルミナを始めとするセラミックス材料を焼成して形成される。絶縁碍子10の軸線OL方向の中央には、絶縁碍子10のうちで外径が最も大きい中央胴部19が形成されている。絶縁碍子10の中央胴部19よりも後端側には、端子電極40と主体金具50との間を絶縁する後端側胴部18が形成されている。絶縁碍子10の中央胴部19よりも先端側には、後端側胴部18よりも外径が小さい先端側胴部17が形成されている。絶縁碍子10の先端側胴部17の更に先端側には、先端側胴部17よりも小さい外径であって、中心電極20側へ向かうほど外径が小さくなる脚長部13が形成されている。また、絶縁碍子10の先端側には、段部15が形成されている。段部15よりも先端側の軸孔12の径は、段部15よりも後端側の軸孔12の径よりも小さくなっている。
絶縁碍子10の軸孔12には、中心電極20が挿入される。中心電極20は、有底筒状に形成された電極母材21の内部に、電極母材21よりも熱伝導性に優れる芯材25を埋設した棒状の部材である。本実施例では、電極母材21は、ニッケルを主成分とするニッケル合金から成る。また、芯材25は、銅または銅を主成分とする合金から成る。かかる中心電極20は、鍔部22と、中軸部23とを備える。鍔部22は、中心電極20の後端部に形成される。鍔部22は、中心電極20の径方向外側に突出する部位を備えている。中軸部23は、中心電極20のうちの鍔部22よりも先端側の部位である。この中軸部23は、一定の径で形成されている。中心電極20は、鍔部22が絶縁碍子10の段部15に係止された状態で、軸孔12内に保持される。中心電極20の先端側では、中心電極20の先端24が軸孔12(絶縁碍子10)から外部に露出している。かかる中心電極20は、軸孔12に挿入された、セラミック抵抗3およびシール体4を介して端子電極40に電気的に接続される。
接地電極30は耐腐食性の高い金属から構成され、一例として、ニッケル合金が用いられる。この接地電極30の基端は、主体金具50の先端面EF2に溶接されている。接地電極30の先端部は、軸線OL上に向かって屈曲されている。この接地電極30の先端部と、中心電極20の先端面との間に、火花放電が生じる火花ギャップSGが形成される。
端子電極40は、軸孔12の後端側に設けられ、その後端側の一部は、絶縁碍子10の後端側から露出している。端子電極40には高圧ケーブル(図示外)がプラグキャップ(図示外)を介して接続され、高電圧が印加される。
主体金具50は、絶縁碍子10の後端側胴部18の一部から脚長部13に亘る部位を周方向に包囲して保持する円筒状の金具である。主体金具50は低炭素鋼材より形成され、全体にニッケルメッキや亜鉛メッキ等のメッキ処理が施されている。主体金具50は、工具係合部51と、取付ネジ部52と、シール部54とを備える。これらは、後端から先端に向かって、工具係合部51、シール部54、取付ネジ部52の順に形成されている。工具係合部51は、スパークプラグ100をエンジンヘッド(図示省略)に取り付ける工具が嵌合する。取付ネジ部52は、エンジンヘッドの取付ネジ孔に螺合するねじ山を有する。シール部54は、取付ネジ部52の根元に鍔状に形成されている。シール部54とエンジンヘッドとの間には、板体を折り曲げて形成した環状のガスケット5が嵌挿される。本実施例では、中心電極20の先端側の端面である先端面EF1は、主体金具50の先端側の端面である先端面EF2よりも先端側に位置している。ただし、先端面EF1と先端面EF2とは、軸線OL方向において、同一の位置にあってもよい。
図2は、スパークプラグ100の先端側の拡大図である。絶縁碍子10(脚長部13)と、中心電極20(中軸部23)との間には、クリアランスCLが形成されている。このクリアランスCLは、その広さの違いから、第1のクリアランス28と、第2のクリアランス29とに分類できる。第2のクリアランス29は、中心電極20(絶縁碍子10)の先端部分のクリアランスである。以下では、第2のクリアランス29を環状空所29ともいう。第1のクリアランス28は、クリアランスCLのうちの環状空所29を除く部分であり、クリアランスCLの大半は、第1のクリアランス28で構成される。
第1のクリアランス28の広さA1、つまり、軸線OLに直交する方向の幅は、僅かである。第1のクリアランス28は、軸線OLに沿って一定の広さで形成されている。第1のクリアランス28は、スパークプラグ100を内燃機関で使用する際に、中心電極20の熱膨張による体積の増大を吸収する。つまり、第1のクリアランス28の広さA1は、スパークプラグ100の使用時の温度や中心電極20の熱膨張特性に応じて設定される。
一方、環状空所29は、第1のクリアランス28よりも広いクリアランスである。中軸部23の径は一定であるから、図2を見ても明らかなように、環状空所29は、絶縁碍子10(脚長部13)の先端部の内径、つまり、軸孔12の径を大きくすることにより形成される。本実施例においては、環状空所29の広さA2は、後端側の端部を除いて、軸線OLに沿って一定の広さで形成されている。環状空所29のうちの後端側の端部では、軸孔12は、環状空所29のうちの先端側のクリアランスが第1のクリアランス28にすり付くように、後端側に向かって縮径している。絶縁碍子10の先端面EF1から、後端側に向かって、環状空所29のうちの軸孔12の径が一定となっている箇所の後端点までの軸線OLに沿った距離を深さH1ともいう。また、主体金具50の先端面EF2から、後端側に向かって、環状空所29のうちの軸孔12の径が一定となっている箇所の後端点までの軸線OLに沿った距離を深さH2ともいう。
スパークプラグ100において、クリアランスCLの広さをA(mm)とすると、絶縁碍子10の先端面EF1と、先端面EF1から後端側に軸線OL方向に沿って0.5mmの位置との間において、0.05mm≦A≦0.10mmの条件を満たす。また、主体金具50の先端面EF2から後端側に軸線OL方向に沿って0.5mmの位置よりも後端側において、A<0.05mmの条件を満たす。換言すれば、環状空所29の広さは、0.05mm以上、かつ、0.10mm以下である。また、環状空所29は、絶縁碍子10の先端面EF1から先端側に少なくとも0.5mmの範囲において形成される。さらに、環状空所29は、主体金具50の先端面EF2から後端側に0.5mmの位置を越えては形成されない。
かかる条件を満たすことにより、環状空所29は、絶縁碍子10の先端面EF1付近における中軸部23側への熱引きを適度に抑制する効果を奏する。その結果、スパークプラグ100の使用時にくすぶりが生じ、絶縁碍子10の先端面EF1付近にカーボンが付着した場合に、当該カーボンを焼き切りやすくなり、耐汚損性が向上する。しかも、中心電極20の中軸部23は、一定の径で形成され、軸孔12のうちの先端部の径を、その他の部位よりも大きくすることにより、環状空所29が形成される。このため、スパークプラグ100は、後述する比較例としての中心電極の先端が細径化されたスパークプラグと比較して、耐久性を向上できる。つまり、かかる中心電極20によれば、耐汚損性と耐久性とを両立させることができる。
また、環状空所29は、第1のクリアランス28と比べて広いため、環状空所29が形成されていないスパークプラグと比較すると、脚長部13の先端部の周辺から中心電極20を経由して熱引きする効果が低下することとなる。しかし、スパークプラグ100は、環状空所29が後端側に過剰に延びて形成されないので、スパークプラグ100の熱特性の低下を抑制できる。
また、スパークプラグ100において、軸線OL方向のうちの、主体金具50の先端面EF2の位置における、脚長部13の、軸線OL方向と直交する方向の厚みをB(mm)としたとき、B≧1.0mmの条件を満たす。絶縁碍子10の耐電圧性は、その厚みに比例するので、この条件を満たすことにより、絶縁碍子10の耐電圧性を好適に確保できる。
また、スパークプラグ100において、絶縁碍子10から露出した先端24の軸線OL方向の長さをC(mm)としたとき、C≧1.0mmの条件を満たす。したがって、中心電極20の先端24からの熱引きが増大し、熱特性を向上できる。つまり、スパークプラグ100は、耐汚損性と熱特性とを両立させることができる。
図3は、比較例としてのスパークプラグ100aの先端側の拡大図である。図3において、実施例としてのスパークプラグ100の各構成要素に対応する、スパークプラグ100aの各構成要素には、スパークプラグ100の各構成要素に付した符号の末尾に「a」を付して表示している。スパークプラグ100aでは、中心電極20aの先端部が縮径されている。この縮径される部位は、先端24aよりも後端側にまで及んでいる。このように、中心電極20aの先端部が縮径されることにより、脚長部13aと中心電極20の先端部との間に環状空所29aが形成されている。かかるスパークプラグ100aは、耐汚損性を得ることはできるが、中心電極20が縮径された分、実施例としてのスパークプラグ100よりも耐久性に劣る。
図4は、上述したスパークプラグ100およびスパークプラグ100aについての第1の評価試験の結果を示す。第1の評価試験では、評価対象スパークプラグを評価用エンジンに装着し、点火使用した後、火花ギャップSGの増加量、つまり、中心電極の消耗の程度を測定した。図4に示す試験結果は、3つの試料の火花ギャップSGの増加量の平均値である。評価対象スパークプラグとしてのスパークプラグ100およびスパークプラグ100aの諸元は、以下の通りである。
中軸部23、中心電極20a(縮径されていない部位)の径:φ2.6
中心電極20,20aの材質:Ni(ニッケル)合金
環状空所29,29aの広さA:0.1mm
環状空所29,29aの深さ(軸線OL方向の長さ):0.5mm
また、評価用エンジンとして、1.3L(リットル)、L4(直列4気筒)、N/A(Natural Aspiration)、MPI(Multi Point Injection)のエンジンを使用した。評価用エンジンの運転は、5000rpm/WOT(Wide-Open Throttle)の条件で50時間行った。
図4に示すように、実施例としてのスパークプラグ100では、火花ギャップSGの増加量が、比較例としてのスパークプラグ100aと比べて、7.6%抑制されていることが分かる。つまり、スパークプラグ100は、スパークプラグ100aと比べて、中心電極20の耐久性が向上している。
図5〜図12は、スパークプラグ100についての第2の評価試験の結果を示す。第2の評価試験では、評価対象スパークプラグを評価用エンジンに装着し、使用することにより、熱特性評価と耐汚損性評価とを行った。この試験では、評価対象スパークプラグとして、環状空所29の広さAと、環状空所29の深さH1,H2とを段階的に変化させたものをそれぞれ用意した。また、評価対象スパークプラグとして、絶縁体出寸を変化させたものをそれぞれ用意した。絶縁体出寸とは、主体金具50の先端面EF2に対して、絶縁碍子10の先端面EF1が先端側に突出する距離である。中軸部23の径、中心電極20の材質は、第1の評価試験と同一である。
耐汚損性評価では、評価用エンジンとして、第1の評価試験と同一のエンジンを使用した。評価手法は、以下の通りである。環境温度−10℃の条件下で、(1)エンジン始動、(2)30秒間アイドリング、(3)エンジン停止、(4)2分間放置の4工程を1サイクルとして、複数サイクル繰り返す。そして、エンジンの始動ができなくなったときのサイクル数が、30サイクル以下の場合を評価「×」(望ましくない)、30サイクル以上、50サイクル未満の場合を評価「○」(良い)、50サイクル以上、70サイクル未満の場合を評価「◎」(優れている)とする。
熱特性評価では、評価用エンジンとして、1.6L、L4、N/A、MPIのエンジンを使用した。評価用エンジンの運転は、6000rpm/WOTの条件で点火進角させた。評価は、プレイグニッションの発生時の進角値が40°よりも大きくなった場合は、評価「○」(望ましい)とし、進角値が40°以下となった場合は、評価「×」(望ましくない)とした。
図5は、絶縁体出寸が0mmの場合の耐汚損性評価を示している。図5において、環状空所29の広さA2とは、環状空所29のうちの軸孔12の径が一定となっている箇所のクリアランスの大きさである。深さH1と深さH2との関係は、絶縁体出寸によって一意に定まる。これらの点は、後述する図6〜12についても同様である。図5に示すように、0.5mm≦H1(0.5mm≦H2)、かつ、0.05mm≦A2の条件を満たす場合と、0.3mm≦H1(0.3mm≦H2)、かつ、0.15mm≦A2の条件を満たす場合とに、「○」または「◎」の評価が得られた。
図6は、絶縁体出寸が0mmの場合の熱特性評価を示している。図示するように、環状空所29の深さH1,H2および広さA2の関係が、0.1mm≦H1≦0.5mm(0.1mm≦H2≦0.5mm)、かつ、0.01mm≦A2≦0.10mmの条件を満たす場合に、「○」の評価が得られた。
図7は、絶縁体出寸が1mmの場合の耐汚損性評価を示している。図示するように、2.0mm≦H1(1.0mm≦H2)の条件を満たす場合と、0.5mm≦H1(−0.5mm≦H2)、かつ、0.05mm≦A2の条件を満たす場合と、0.3mm≦H1(−0.8mm≦H2)、かつ、0.15mm≦A2の条件を満たす場合とに、「○」または「◎」の評価が得られた。なお、H2のマイナスの値は、深さA2のクリアランスの後端側の終端点が、先端面EF2よりも先端側に位置することを示している。
図8は、絶縁体出寸が1mmの場合の熱特性評価を示している。図示するように、環状空所29の深さH1,H2および広さA2の関係が、0.1mm≦H1≦1.5mm(−0.9mm≦H2≦0.5mm)、かつ、0.01mm≦A2≦0.10mmの条件を満たす場合に、「○」の評価が得られた。
図9は、絶縁体出寸が2mmの場合の耐汚損性評価を示している。図示するように、2.0mm≦H1(−0.0mm≦H2)の条件を満たす場合と、0.5mm≦H1(−1.5mm≦H2)、かつ、0.05mm≦A2の条件を満たす場合と、0.3mm≦H1(−1.8mm≦H2)、かつ、0.15mm≦A2の条件を満たす場合とに、「○」または「◎」の評価が得られた。
図10は、絶縁体出寸が2mmの場合の熱特性評価を示している。図示するように、環状空所29の深さH1,H2および広さA2の関係が、0.1mm≦H1≦1.5mm(−1.9mm≦H2≦−0.5mm)、かつ、0.01mm≦A2≦0.10mmの条件を満たす場合と、2.0mm<H1≦2.5mm(−0.0mm<H2≦0.5mm)、かつ、0.05mm≦A2≦0.10mmの条件を満たす場合とに、「○」の評価が得られた。
図11は、絶縁体出寸が4mmの場合の耐汚損性評価を示している。図示するように、2.0mm≦H1(−2.0mm≦H2)の条件を満たす場合と、0.5mm≦H1(−3.5mm≦H2)、かつ、0.05mm≦A2の条件を満たす場合と、0.3mm≦H1(−3.8mm≦H2)、かつ、0.15mm≦A2の条件を満たす場合とに、「○」または「◎」の評価が得られた。
図12は、絶縁体出寸が4mmの場合の熱特性評価を示している。図示するように、環状空所29の深さH1,H2および広さA2の関係が、0.1mm≦H1≦1.5mm(−3.9mm≦H2≦−2.5mm)、かつ、0.01mm≦A2≦0.10mmの条件を満たす場合と、2.0mm<H1≦4.5mm(−2.5mm<H2≦0.5mm)、かつ、0.05mm≦A2≦0.10mmの条件を満たす場合とに、「○」の評価が得られた。
以上の評価結果から、以下の点が実証された。環状空所29の広さA2は、熱特性の観点からは、0.10mm以下とすることが望ましい。環状空所29の広さA2は、耐汚損性の観点からは、0.05mm以上とすることが望ましく、当該範囲の中において、大きいほど望ましい。また、環状空所29の深さH1は、耐汚損性の観点からは、0.03mm以上とすることが望ましく、0.05mm以上とすることがさらに望ましい。環状空所29の深さH2は、熱特性の観点からは、0.05mm以下とすることが望ましい。
図13は、スパークプラグ100についての第3の評価試験の結果を示す。第3の評価試験では、評価対象スパークプラグを評価用エンジンに装着し、使用することにより、耐電圧性評価を行った。具体的には、JIS B8031に規定された耐電圧試験を実施した。そして、耐電圧が30kV以上となった場合を評価「○」(良い)、30kV未満となった場合を評価「×」(望ましくない)として評価した。評価対象スパークプラグとしてのスパークプラグ100の諸元は、以下の通りである。評価対象スパークプラグは、絶縁碍子10の外径を段階的に変化させたものをそれぞれ用意した。
中軸部23の径:φ2.6
中心電極20の材質:Ni(ニッケル)合金
絶縁体出寸:1mm
環状空所29の広さA:0.1mm
環状空所29の深さH1:1.5mm
環状空所29の深さH2:0.5mm
図13に示すように、第3の評価試験では、絶縁碍子10の外径がφ4.8以上、すなわち、主体金具50の先端面EF2の位置における、脚長部13の厚みBが1.0mm以上の条件を満たす場合に、「○」の評価が得られた。つまり、厚みBが1.0mm以上の場合に、スパークプラグ100の耐電圧性が向上することが実証された。
図14は、スパークプラグ100およびスパークプラグ100aについての第4の評価試験の結果を示す。第4の評価試験では、評価対象スパークプラグを評価用エンジンに装着し、使用することにより、熱特性評価を行った。具体的には、使用後のスパークプラグ100,100aについて、中軸部23、中心電極20a(縮径されていない部位)の温度を測定した。そして、実施例としてのスパークプラグ100の中軸部23の測定温度が、比較例と比べて低下している場合を評価「○」(良い)、低下していない場合を評価「×」(望ましくない)として評価した。評価対象スパークプラグとしてのスパークプラグ100およびスパークプラグ100aの諸元は、以下の通りである。評価対象スパークプラグは、中心電極20,20aの先端24,24aの長さC(図2,3参照)を段階的に変化させたものをそれぞれ用意した。評価用エンジンおよびその運転条件は、第1の評価試験に使用したものと同じである。
中軸部23、中心電極20a(縮径されていない部位)の径:φ2.6
中心電極20,20aの材質:Ni(ニッケル)合金
絶縁体出寸:2mm
環状空所29,29aの広さA:0.1mm
環状空所29,29aの深さH1:2.5mm
環状空所29,29aの深さH2:0.5mm
図14に示すように、第4の評価試験では、中心電極20の先端24の長さCが1.0mm以上の条件を満たす場合に、「○」の評価が得られた。つまり、厚みBが1.0mm以上の場合に、スパークプラグ100の熱特性が向上することが実証された。
図15は、スパークプラグ100およびスパークプラグ100aについての第5の評価試験の結果を示す。第5の評価試験では、第1の評価試験と同様に、火花ギャップSGの増加量を測定した。第5の評価試験の内容は、上述した第1の評価試験と同一である。第5の評価試験では、評価対象プラグとして、スパークプラグ100の中軸部23の径D、および、スパークプラグ100aの中心電極20a(縮径されていない部位)の径Dを段階的に変化させたものをそれぞれ用意した。そして、火花ギャップSGの増加量について、比較例としてのスパークプラグ100aに対する実施例としてのスパークプラグ100の低減率が10%未満であった場合を評価「○」(良い)、10%以上であった場合を評価「◎」(優れている)として評価した。
図15に示すように、スパークプラグ100の中軸部23の径Dがφ2.6の場合には、「○」の評価が得られた。また、中軸部23の径Dがφ2.3〜φ1.7の場合には、「◎」の評価が得られた。また、中軸部23の径Dが小さくなるほど、火花ギャップSGの増加量の低減率は増加している。本実施例としてのスパークプラグ100の耐久性を向上する効果は、中軸部23の径Dが小さくなるほど顕著に奏することがわかる。つまり、スパークプラグ100は、小型化しても、耐汚損性と耐久性とを好適に両立させることができる。
また、同様の理由により、スパークプラグ100は、主体金具50のネジ径、すなわち、取付ネジ部52のネジ径が小さいスパークプラグにも好適に適用することができる。例えば、スパークプラグ100は、M12としても、さらには、M10以下としても、耐汚損性と耐久性とを好適に両立させることができる。主体金具50のネジ径が小さくなると、中心電極の径も必然的に小さくなるが、上述したように、スパークプラグ100は、中心電極20の径を小さくしても、火花ギャップSGの増加量を低減できるからである。
上述したスパークプラグ100において、鍔部22は、請求項の第1部位に該当する。中軸部23は、請求項の第2部位に該当する。先端面EF1は、請求項の絶縁体端面に該当する。先端面EF2は、請求項の主体金具端面に該当する。先端24は、請求項の先端に該当する。
B.変形例:
B−1.変形例1:
上述の実施例においては、環状空所29を形成する脚長部13の内面は、第1のクリアランス28が形成される部位に隣接する部分を除けば、軸線OLに平行な面で形成された。ただし、環状空所29を形成する脚長部13の内面は、軸線OLと直交する方向に凹凸形状が形成されていてもよい。かかる場合、軸線OLに沿って環状空所29の広さが変化することとなる。このような態様では、変化する環状空所29の広さが、上述したクリアランスCLの広さAに関する条件を満たせば、実施例と同様の効果を奏する。
B−2.変形例2:
上述のスパークプラグ100では、中心電極20の先端面には、貴金属、または、貴金属の合金からなる貴金属チップが設けられていない。ただし、中心電極20の先端面には、当該チップが設けられてもよい。貴金属チップには、例えば、Ir(イリジウム)合金や、Pt(白金)合金を使用することができる。かかる場合、貴金属チップも中心電極の一部として見れば、中心電極の先端部、つまり、貴金属チップが設けられた部位は、それよりも後端側の部位(中心電極20)よりも径が小さくなる。このような態様では、貴金属チップおよび中心電極20のうちの中心電極20が、上述した種々の条件を満たすこととしてもよい。ただし、スパークプラグ100の効果は、中心電極の先端側が縮径化されていないスパークプラグに特に適していることは、上述の説明から容易に理解できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、上述した各適用例の構成要素や、実施形態中の要素は、本願の課題の少なくとも一部を解決可能な態様、または、上述した各効果の少なくとも一部を奏する態様において、適宜、組み合わせ、省略、上位概念化を行うことが可能である。
3…セラミック抵抗
4…シール体
5…ガスケット
10…絶縁碍子
12…軸孔
13…脚長部
15…段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…中央胴部
20…中心電極
21…電極母材
22…鍔部
23…中軸部
24…先端
25…芯材
28…第1のクリアランス
29…第2のクリアランス(環状空所)
30…接地電極
40…端子電極
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
54…シール部
60…端子電極
100…スパークプラグ
OL…軸線
SG…火花ギャップ
CL…クリアランス
EF1,EF2…先端面

Claims (7)

  1. 軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
    前記軸線方向に延びる軸孔を有し、前記中心電極を前記軸線方向先端側で露出させた状態で、前記軸孔の内部で前記中心電極を保持する絶縁体と、
    前記絶縁体の一部分を周方向に取り囲んで保持する主体金具と、
    を備え、
    前記中心電極は、前記軸孔内で前記絶縁体に係止される第1部位と、前記第1部位よりも前記軸線方向先端側に前記第1部位と連続して形成された部位であって、一定の径で形成された第2部位とを備え、
    前記軸線方向において、前記絶縁体の先端側の端面である絶縁体端面が、前記主体金具の先端側の端面である主体金具端面と同一の位置、または、前記主体金具端面よりも先端側に位置する
    スパークプラグにおいて、
    前記軸線方向と直交する方向における、前記絶縁体と、前記中心電極の前記第2部位との間に設けられたクリアランスの大きさをAとしたとき、
    前記絶縁体端面から前記軸線方向後端側に前記軸線方向に沿って0.5mmの位置までの間において、0.05mm≦A≦0.10mmの条件を満たし、
    前記主体金具端面から前記軸線方向後端側に前記軸線方向に沿って0.5mmの位置よりも前記軸線方向後端側において、A<0.05mmの条件を満たし、
    前記絶縁体の前記軸孔は、前記軸線方向先端側において拡径する、
    ことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1記載のスパークプラグにおいて、
    前記軸線方向のうちの、前記主体金具端面の位置における、前記絶縁体の、前記軸線方向と直交する方向の厚みをBとしたとき、
    B≧1.0mm
    の条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項1または請求項2記載のスパークプラグにおいて、
    前記中心電極のうち露出した部分の前記軸線方向の長さをCとしたとき、
    C≧1.0mm
    の条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載のスパークプラグにおいて、
    前記中心電極の前記第2部位の径をDとしたとき、
    D≦2.3mm
    の条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載のスパークプラグにおいて、
    前記中心電極の先端部には、貴金属、または、貴金属の合金からなるチップが設けられていないことを特徴とするスパークプラグ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか記載のスパークプラグにおいて、
    前記主体金具は自身の外表面にネジ部を有し、該ネジ部のネジ径は、M12であることを特徴とするスパークプラグ。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれか記載のスパークプラグにおいて、
    前記主体金具は自身の外表面にネジ部を有し、該ネジ部のネジ径は、M10以下であることを特徴とするスパークプラグ。
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