JP5781672B2 - 意匠材及び組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光発光を示す意匠材に関するものである。
従来、紫外線を照射することにより発光する蛍光顔料などの蛍光体などを含む成形品が知られている。このような蛍光体は、紫外線照射時と非照射時で異なる色相を示すため、様々な分野で高意匠性材料として用いられている。例えば、陶磁器タイル上に、蛍光顔料を含む着色層(蛍光発光層)を積層した蛍光発光タイル(例えば、特許文献1)などが知られている。しかしながら、上記のように基材上に蛍光体を積層するのみでは、紫外線照射した場合、均一な輝度での蛍光発光しか有することができず、単調な意匠となるおそれがある。このような積層体において、蛍光発光層の輝度を変化させるには、蛍光発光層の蛍光顔料濃度や、蛍光発光層の厚さを設定したり、紫外線を部分的に照射したり、様々な工夫が必要であった。
これに対して、基材表面に異なる色相の蛍光顔料を複数使用し、種々の形態、模様で蛍光発光層を施した積層体(例えば、特許文献2、特許文献3)などが知られている。しかしながら、このような積層体の場合、複数の蛍光発光層を種々の形態、模様で積層する必要があり、工程が煩雑となるおそれがある。
特開平4−160082号公報 特開平3−122363号公報 特開平3−290380号公報
本発明は、上述のような問題点に鑑みなされたものであり、紫外線照射によって多様な蛍光発光を呈する意匠材を得ることを目的とするものである。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、
面内に、蛍光発光を呈する発光材が少なくとも2種以上散在し、
着色材として、蛍光発光材料、及び紫外線高反射性材料(P)を含む発光材(A)と、蛍光発光材料、及び当該(P)よりも紫外線反射性の低い紫外線低反射性材料(Q)を含む発光材(B)を有する意匠材に想到し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明意匠材料は、下記の特徴を有するものである。
1. 紫外線照射によって多様な蛍光発光を呈する面を有する意匠材であって、
面内に、蛍光発光を呈する発光材が少なくとも2種以上散在し、
発光材として、蛍光発光材料、及び紫外線高反射性材料(P)からなる発光材(A)と、蛍光発光材料、及び当該(P)よりも紫外線反射性の低い紫外線低反射性材料(Q)からなる発光材(B)を有し、発光材(A)、発光材(B)の紫外線反射率が異なるように、上記(P)と(Q)が下記(2)〜(3)の少なくともいずれかまたはこれらの組み合わせで設定され、上記(P)と(Q)との紫外線反射率の差が少なくとも1%以上であることを特徴とする意匠材。
(2)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線反射率の異なる樹脂を使用する。
(3)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線吸収剤の濃度が異なるように調製する。
2.上記紫外線高反射性材料(P)と紫外線低反射性材料(Q)において、上記(P)が紫外線反射率の高い樹脂を含み、上記(Q)が紫外線反射率の低い樹脂を含み、紫外線反射率が高い樹脂と低い樹脂との紫外線反射率の差が1%以上であることを特徴とする1.に記載の意匠材。
3.紫外線反射率の高い樹脂が、スチレン比率が小さい樹脂を含み、紫外線反射率の低い樹脂が、スチレン比率が大きな樹脂を含み、該スチレン比率が10重量%以上異なることを特徴とする2.に記載の意匠材。
4.上記紫外線高反射性材料(P)と紫外線低反射性材料(Q)において、上記(P)が樹脂を含み(紫外線吸収剤を含まない)、上記(Q)が樹脂及び紫外線吸収剤を含むことを特徴とする1.に記載の意匠材。
4.上記紫外線高反射性材料(P)と紫外線低反射性材料(Q)において、上記(P)(Q)がそれぞれ樹脂及び紫外線吸収剤を含み、紫外線吸収剤の濃度が0.01重量%以上異なるように上記(P)における紫外線吸収剤の濃度を低くし、上記(Q)における紫外線吸収剤の濃度を高くすることを特徴とする1.に記載の意匠材。
6.紫外線照射によって多様な蛍光発光を呈する面を形成するための組成物であって、
分散媒中に、蛍光発光を呈する塗料粒子が少なくとも2種以上分散し、
塗料粒子として、蛍光発光材料、紫外線高反射性材料(P)、及び媒体を含む塗料粒子(A′)と、蛍光発光材料、当該(P)よりも紫外線反射性の低い紫外線低反射性材料(Q)、及び媒体を含む塗料粒子(B′)を有し、塗料粒子(A′)、塗料粒子(B′)の紫外線反射率が異なるように、上記(P)と(Q)が下記(2)〜(3)の少なくともいずれかまたはこれらの組み合わせで設定され、上記(P)と(Q)との紫外線反射率の差が少なくとも1%以上であることを特徴とする組成物。
(2)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線反射率の異なる樹脂を使用する。
(3)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線吸収剤の濃度が異なるように調製する。

本発明の意匠材は、面内に、蛍光発光を呈する発光材が少なくとも2種以上散在していることにより、紫外線照射によって多様な蛍光発光を呈することができるものである。本発明の意匠材は、通常(可視光照射時)は単色であっても、紫外線照射時には多様な蛍光発光を呈することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明は、紫外線を照射することにより多様な蛍光発光を呈する面を有する意匠材であり、面内に、蛍光発光を呈する発光材が少なくとも2種以上散在したものである。また、本発明の意匠材は、通常(可視光照射時)は単色である場合においても、紫外線照射時には、着色材料が発光し、多様な発光を呈することができるものである。多様な発光とは、少なくとも2つ以上の発光輝度の異なる蛍光発光のことをいう。
本発明の意匠材は、面内に、蛍光発光材料と、紫外線高反射性材料(P)(以下、単に「(P)」ともいう。))からなる発光材(A)、及び蛍光発光材料と紫外線低反射性材料(Q)(以下、単に「(Q)」ともいう。)からなる発光材(B)を有するものである。(以下、(P)及び(Q)を総称して「紫外線反射性材料」ともいう。)
上記(P)とは、紫外線反射性が高い紫外線高反射性材料(p)、及び/または紫外線吸収性が低い紫外線低吸収性材料(p′)を含むものである。また、上記(Q)とは、上記(p)よりも紫外線反射性が低い紫外線低反射性材料(q)、及び/または上記(p′)よりも紫外線吸収性が高い紫外線高吸収性材料(q′)を含むものである。
発光材(A)、発光材(B)としては、上記成分を含むものであれば特に限定されない。このような発光材は、各種骨材、塗料粒子など様々な態様のものにより形成することができる。具体的に、骨材としては、蛍石、寒水石、長石、珪石、珪砂などの自然石の粉砕物、陶磁器粉砕物、セラミック粉砕物、ガラス粉砕物、ガラスビーズ、樹脂粉砕物、樹脂ビーズ、樹脂チップ、金属粒、木粉などを母体とするものが挙げられ、上記蛍光発光材料、及び((p)及び/または(p′)を含む)(P)、または((q)及び/または(q′)を含む)(Q)によって、蛍光発光を呈するように、何らかの加工・表面処理、被覆処理などが施されたものを使用することができる。また、塗料粒子とは、樹脂成分、蛍光発光材料等の顔料成分などを含む塗料を粒状にしたものであり、特に、本発明の発光材としては、蛍光発光材料、及び(P)または(Q)を含む塗料を粒状にした塗料粒子を用いることが好適である。
蛍光発光材料としては、紫外線照射下において蛍光発光を示すものであれば限定されず、公知の蛍光染料や蛍光顔料などを使用することができる。本発明では、可視光下において蛍光発光を示さないものが好ましく、このような蛍光体の中でも、蛍光発光持続性、耐候性にも優れる無機蛍光顔料が特に好ましい。
蛍光発光材料は、発光材中に、0.5〜50重量%、さらには1〜30重量%含まれることが好ましい。0.5重量%より少ない場合、蛍光発光層の輝度が低くなり視認性に劣るおそれがある。また、50重量%より多くても輝度の向上が確認できず、多様な蛍光発光が得られにくくなるおそれがある。
本発明は、意匠材に含まれる2種以上の発光材の発光輝度の差により多様な発光が得られるものである。このような発光輝度の差は、各発光材における紫外線反射性材料の紫外線反射性によって設定されるものである。「紫外線反射性」とは、紫外線の少なくとも一部を反射(拡散反射)する特性を有することをいう。具体的に本発明では、紫外線反射性が高い紫外線高反射性材料(P)を含む発光材(A)と、当該(P)よりも紫外線反射性が低い紫外線低反射性材料(Q)を含む発光材(B)を使用すればよい。発光材(B)は、少なくとも1種必要であるが、2種以上設けてもよい。
(P)の紫外線反射率は、10%以上(好ましくは15%以上)とすることが望ましい。また、(P)と(Q)との紫外線反射率の差は、少なくとも1%以上(好ましくは5%以上)とすることが望ましい。なお、本発明の紫外線反射率は、波長領域365nmでの反射率(%)を分光光度計によって測定した値である。
具体的に、発光材(A)、(B)の紫外線反射率が異なるように設定する方法としては、以下の(P)と(Q)を使用する方法が挙げられる。
例えば、
(1)(P)、(Q)において、それぞれ紫外線反射率の異なる粉粒体を使用する方法
(2)(P)、(Q)において、それぞれ紫外線反射率の異なる樹脂を使用する方法
(3)(P)、(Q)において、それぞれ紫外線吸収剤の濃度が異なるように調製する方法
などが挙げられる。本発明では、(1)〜(3)の方法を組み合わせることも可能である。
上記(1)において使用可能な粉粒体としては、例えば、アルミナ、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、窒化ホウ素、オキシ塩化ビスマス、リン酸亜鉛、雲母、寒水石、タルク、珪藻土、白土、カオリン、クレー、陶土、バライト粉、珪砂、珪石粉、ホワイトカーボン、金属粉、有機樹脂粉体等が挙げられる。具体的には、(P)において紫外線反射率の高い粉体を用いればよい。紫外線反射率が高い粉体としては、例えばアルミナ、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等が挙げられ、この中でもアルミナ、硫酸バリウム、等が好ましく、とりわけアルミナが好適である。また、(Q)において紫外線反射率が低い粉粒体を用いればよい。紫外線反射率が低い粉粒体としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、珪藻土等が挙げられ、特に酸化チタン、酸化亜鉛等が好適である。本発明では、複数の粉粒体を組み合わせて、(P)、(Q)を形成しても良い。
なお、上記(1)における粉粒体の紫外線反射率は、予め紫外線を反射しないように黒色に塗装されたアルミ板上に、アクリル樹脂に各粉粒体を混合した組成物(隠蔽率95%)を、塗付(乾燥膜厚:100μm)、乾燥させたものを試料とし、波長領域365nmでの反射率(%)を分光光度計によって測定した値である。また、隠蔽率は、JIS K 5600−4−1:1999の方法B(隠蔽率試験紙)に従い、Y/Yを百分率で算出した値である。
上記(2)において使用可能な樹脂としては、無機質材料、有機質材料のどちらでもよく、例えば、無機質材料としては、ガラス、水ガラス、低融点ガラス、シリコン樹脂、アルコキシシラン、等が挙げられる。また、有機材料としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル−スチレン樹脂、酢酸ビニル−バーサチック酸ビニルエステル樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニルカプロラクタム樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、セルロース樹脂、アクリル−シリコン樹脂、シリコン樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、アミノ樹脂等の水分散型、水可溶型、NAD型、溶剤可溶型、無溶剤型、等の樹脂が挙げられる。
具体的には、(p)において紫外線反射率が高い樹脂を用いればよい。上記(2)では、紫外線反射率が最も高い樹脂と最も低い樹脂との紫外線反射率の差が1%以上(好ましくは2%以上、より好ましくは3%以上、さらに好ましくは5%以上)とすることが望ましい。このような紫外線反射率の差は、例えば、樹脂中の紫外線吸収基の比率を変えること等により、設けることができる。紫外線吸収基としては、例えば、フェニル基、ベンゾフェノン基、ベンゾトリアゾール基、トリアジン基等が挙げられる。
上記(2)の具体例としては、(P)において、樹脂中のスチレン比率が小さな樹脂を使用し、(Q)において、樹脂中のスチレン比率が大きな樹脂を使用する組み合わせを挙げることができる。この場合、樹脂中のスチレン比率は10重量%以上(好ましくは35重量%以上)異なることが望ましい。
なお、(2)における紫外線反射率は、予め紫外線を反射しないように黒色に塗装されたアルミ板上に、各樹脂にアルミナを混合した組成物(隠蔽率95%)を、塗付(乾燥膜厚:100μm)、乾燥させたものを試料とし、波長領域365nmでの反射率(%)を分光光度計によって測定した値である。
上記(3)は、紫外線吸収剤の存否、あるいは濃度の差異により、紫外線反射率を変えるものである。上記(3)で使用可能な紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤等が挙げられる。このうち、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシベンゾフェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)メタン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ドデシルオキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ステアリルオキシベンゾフェノンなどが挙げられる。ラジカル重合性ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤として、2−ヒドロキシ−4−アクリロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メタクリロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−アクリロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−メタクリロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(アクリロキシ−エトキシ)ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(メタクリロキシ−エトキシ)ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(メタクリロキシ−ジエトキシ)ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(アクリロキシ−トリエトキシ)ベンゾフェノンなどが挙げられる。
具体的には、(P)において紫外線吸収剤を配合せず、(Q)において紫外線吸収剤を配合すればよい。また、(P)における紫外線吸収剤の濃度を低くし、(Q)における紫外線吸収剤の濃度を高く設定してもよい。上記(3)では、紫外線吸収剤の濃度が高い部分と低い部分との紫外線反射率の差が2%以上(好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上)とすることが望ましい。また、(3)では、紫外線吸収剤の濃度が0.01重量%以上(好ましくは0.05重量%以上)異なるように設定することが望ましい。なお、(3)での紫外線反射率は、予め紫外線を反射しないように黒色に塗装されたアルミ板上に、各樹脂にアルミナ、紫外線吸収剤を混合した組成物(隠蔽率95%)を、塗付し、乾燥させたものを試料とし、波長領域365nmでの反射率(%)を分光光度計によって測定した値である。
本発明では、上記(1)〜(3)の他に、紫外線反射率が高い粉粒体、紫外線反射率が高い樹脂等の濃度を変える方法等によって、(p)、(q)を構成することもできる。
(P)、(Q)には、上記以外にも、本発明の効果を阻害しない程度であれば、例えば、樹脂成分、顔料、骨材、可塑剤、難燃剤、滑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、抗菌剤、分散剤、吸着剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、触媒、ブロッキング防止剤などが含まれていてもよい。
本発明意匠材は、基材上に、発光材(A)と、発光材(B)による多様な蛍光発光が視認できる面を有するものであればよい。その製造方法については特に限定されるものではなく、基材の少なくとも一面に、発光材料(A)と、発光材料(B)を散在させることができればよい。
基材としては、例えば、石膏ボード、合板、コンクリート、モルタル、タイル、繊維混入セメント板、セメント珪酸カルシウム板、スラグセメントパーライト板、等が挙げられる。これら基材は、その表面に既存塗膜を有するものや、既に壁紙が貼り付けられたもの等であってもよい。
発光材A)と、発光材B)を散在させる方法としては、例えば、蛍光発光材料、及び紫外線高反射性材料(P)を含む塗料と、蛍光発光材料、及び当該紫外線高反射性材料(Q)よりも紫外線反射性の低い塗料を、
1.刷毛等で塗り分ける方法
2.斑点状に吹き付ける方法
3.カプセル化またはゲル化させたもの(分散媒中に塗料粒子を分散させた組成物)を塗付する方法
等が挙げられる。
上記1.〜3.のうち、塗装工程、意匠性の制御等の簡便さを考慮すると、少ない塗装回数で仕上げることができる上記3.の方法が好適である。
上記3.の意匠材形成用組成物としては、分散媒中に、蛍光発光材料、紫外線高反射性材料(P)、及び媒体を含む塗料粒子(A′)並びに、蛍光発光材料、当該(P)よりも紫外線反射性の低い紫外線反射性材料(Q)、及び媒体を含む塗料粒子(B′)を含むものである。
塗料粒子としては、媒体と、蛍光発光材料、及び(P)または(Q)を含む塗料を粒状にした塗料粒子が好適である。このような塗料粒子を採用する場合、分散媒に溶解しない状態で液状(カプセル状)またはゲル状の塗料粒子で分散させた組成物を採用することが好ましい。このような塗料組成物としては、
(a)水中油型(以下「O/Wタイプ」という。)
水性の分散媒中に、溶剤系塗料ベースの蛍光発光材料、及び(P)または(Q)を含む塗料粒子を識別できる程度の大きさに分散したタイプ。
(b)油中水型(以下「W/Oタイプ」という。)
分散媒が油性であって、これに水性の蛍光発光材料、及び((P)または(Q)を含む塗料粒子を識別できる程度の大きさに分散したタイプ。
(c)油中油型(以下「O/O」タイプという。)
油性の分散媒を用い、これに溶剤系塗料ベースの蛍光発光材料、及び((P)または(Q)を含む塗料粒子を識別できる程度の大きさに分散したタイプ。
(d)水中水型(以下「W/Wタイプ」という。)
水性の分散媒中に、水性の蛍光発光材料、及び(P)または(Q)を含む塗料粒子を識別できる程度の大きさに分散したタイプ。
などが挙げられる。上記の識別できる程度の大きさとは、1.0mm〜10.0mm程度である。1.0mmより小さい場合、意匠性に劣るおそれがあり、10.0mmより大きい場合、分散媒中に分散し難くなるおそれがある。
粒子塗料中の媒体としては、水性塗料では水が主であるが、水溶性溶剤等を併用することもできる。溶剤系塗料では、各種有機溶剤が使用できる。
分散媒としては、主に、樹脂成分、分散安定剤、媒体などを含むものである。樹脂成分としては、エチレン系、酢酸ビニル系、アルキッド系、塩化ビニル系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系など、あるいはこれらの複合系などの水系、溶剤系の何れかの樹脂を使用することができる。本発明では、発光材料の蛍光発光を視認できる程度透明、または半透明のものが好ましい。
上記以外にも、分散媒中には、本発明の効果を阻害しない程度であれば、例えば、顔料、骨材、可塑剤、難燃剤、滑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、抗菌剤、分散剤、消泡剤、造膜助剤、吸着剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、触媒、ブロッキング防止剤などが含まれていてもよい。
本発明の意匠材形成用組成物は、多彩模様塗料等の分野における公知の方法を用いて製造することができる。
上記組成物を用いて、本発明の意匠材を得る場合、基材上に、蛍光発光材料と紫外線高反射性材料(P)を含む塗料粒子(A′)、及び蛍光発光材料と紫外線低反射性材料(Q)を含む塗料粒子(B′)が塗付されていれば、その製造方法については特に限定されるものではないが、例えば、基材全面に、分散媒中に塗料粒子(A′)を分散させた組成物と分散媒中に塗料粒子(B′)を分散させた組成物を同時に吹付する方法、分散媒中に塗料粒子(A′)と塗料粒子(B′)をそれぞれ複数分散させた組成物を塗付する方法により形成することができる。
上記組成物を塗付する際には、スプレー、ローラー、等の手段を用いて塗付することができる。また、組成物を乾燥させる際には、通常、常温で行えばよいが加熱することも可能である。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
<発光材>
発光材を形成する塗料組成物1〜7の調整
表1に塗料組成物1〜7を示す。なお、用いた原料を以下に示す。
・樹脂1:溶剤可溶形アクリル樹脂(固形分50%、固形分中のスチレン比率0%、紫外線反射率83.6%)
・樹脂2:アクリル−スチレン樹脂(固形分50%、固形分中のスチレン比率45%、紫外線反射率77.7%)
・蛍光発光材料1:緑色無機蛍光顔料(平均粒子径1.1μm)
・粉粒体1:アルミナ(平均粒子径1.0μm、紫外線反射率83.6%)
・粉粒体2:酸化チタン(平均粒子径0.2μm、紫外線反射率6.5%)
・粉粒体3:硫酸バリウム(平均粒子径0.3μm、紫外線反射率48.3%)
・粉粒体4:重質炭酸カルシウム(平均粒子径2.0μm、紫外線反射率45.1%)
・粉粒体5:酸化亜鉛(平均粒子径0.02μm、紫外線反射率4.4%)
・紫外線吸収剤1:ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
・溶剤:ミネラルスピリット
・添加剤:増粘剤等
塗料組成物1〜7に関して以下の評価を実施した。
<評価1:紫外線反射率>
表1に示す配合のうち、蛍光発光材料を除く成分を常法により均一に混合して、塗料組成物1〜7にそれぞれ含まれる紫外線反射性材料1〜7を製造した。
アルミニウム板(40mm×40mm×0.6mm)上にウレタン樹脂100重量部(固形分)に対してカーボンブラック20重量部混合した塗料組成物を塗付厚が150μmとなるように塗付、硬化させた後、紫外線反射性材料1〜7をそれぞれ塗付厚が150μmとなるように塗付、乾燥させた試験体を用い、波長領域365nmでの反射率(%)を分光光度計(「UV−3100」:株式会社島津製作所製)で測定した。なお、紫外線反射性材料を塗付する前の反射率は、1.5%であった。結果を表1に示す。
<評価2>
表1に示す配合に基づき、常法により均一に混合して塗料組成物1〜7製造した。
紫外線反射性材料1〜7を塗料組成物1〜7に代えた以外、上記評価1と同様に試験体を作製し、この試験体に対して、暗室中で3cmの距離から紫外線(6W紫外線ランプ:365nm)を照射し、発光輝度(cd/m)を、色彩輝度計「BM−5A」(株式会社トプコン製)を用いて測定した。
次いで、上記塗料組成物1が水系分散媒に分散した状態の塗料粒子分散液組成物1(以下、「分散液1」という)を製造した。
(分散液1)
ポリビニルアルコール水溶液4重量部、アクリル樹脂エマルション3重量部、及び水50重量部を均一に混合して得た水系分散媒に、上記塗料組成物1を徐々に滴下しながら混合し、さらに架橋剤1重量部を混合し、アルミナを含む粒子径3〜5mmの塗料粒子1が、水系分散媒に分散した状態の分散液1を得た。
(分散液2〜7)
分散液1と同様に、塗料組成物2〜7それぞれにおいて、粒子径3〜5mmの塗料粒子2〜7が水系分散媒に分散した状態の分散液2〜7を得た。
(試験例1)
分散液1と分散液2を1:1の重量比率で混合し、アルミナを含む塗料粒子1と、酸化チタンを含む塗料粒子2が分散した意匠材形成用組成物1を得た。
意匠材形成用組成物1を、白色基材(40mm×40mm×0.6mmのアルミ板に、白色塗膜を設けたもの。以下同様)に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材1を得た。
得られた意匠材1に関して、40W室内蛍光灯照明下において目視評価したところ、意匠材1はほぼ均一な白色に視認された。また、意匠材1と30cmの距離に20W紫外線ランプを設置し、紫外線を照射したところ、部分的に輝度の異なる多様な発光模様が認められた。
(試験例2)
分散液2と分散液3を1:1の重量比率で混合し、酸化チタンを含む塗料粒子2と硫酸バリウムを含む塗料粒子3が分散した意匠材形成用組成物2を得た。
意匠材形成用組成物2を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材2を得た。
得られた意匠材2に関して、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材2はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、部分的に輝度が異なる多様な発光模様が認められた。
(試験例3)
分散液2と分散液4を1:1の重量比率で混合し、酸化チタンを含む塗料粒子2と重質炭酸カルシウムを含む塗料粒子4が分散した意匠材形成用組成物3を得た。
意匠材形成用組成物3を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材3を得た。
得られた意匠材3に関して、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材3はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、部分的に輝度が異なる多様な発光模様が認められた。
(試験例4)
分散液1と分散液5を1:1の重量比率で混合し、アルミナを含む塗料粒子1と酸化亜鉛を含む塗料粒子5が分散した意匠材形成用組成物4を得た。
意匠材形成用組成物4を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材4を得た。
得られた意匠材4に関して、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材4はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、部分的に輝度が異なる多様な発光模様が認められた。
(試験例5)
分散液1と分散液6を1:1の重量比率で混合し、アルミナを含む塗料粒子1とアクリル−スチレン樹脂、アルミナを含む塗料粒子6が分散した意匠材形成用組成物5を得た。
意匠材形成用組成物5を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材5を得た。
得られた意匠材5に関して、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材5はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、部分的に輝度が異なる多様な発光模様が認められた。
(試験例6)
分散液1と分散液7を1:1の重量比率で混合し、アルミナを含む塗料粒子1とアルミナ、紫外線吸収剤を含む塗料粒子7が分散した意匠材形成用組成物6を得た。
意匠材形成用組成物6を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材6を得た。
得られた意匠材6に関して、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材6はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、部分的に輝度が異なる多様な発光模様が認められた。
(試験例7)
分散液1、分散液2、及び分散液3を1:1:1の重量比率で混合することにより、アルミナを含む塗料粒子1、酸化チタンを含む塗料粒子2、及び硫酸バリウムを含む塗料粒子3が分散した意匠材形成用組成物7を得た。
意匠材形成用組成物7を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材7を得た。
得られた意匠材7について、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材7はほぼ均一な白色に視認された。また、紫外線ランプ照明下では、部分的に輝度が異なり、非常に多様な発光模様が認められた。
(試験例8)
分散液3と分散液4を1:1の重量比率で混合することにより、硫酸バリウムを含む塗料粒子3と、重質炭酸カルシウムを含む塗料粒子4が分散した意匠材形成用組成物8を得た。
意匠材形成用組成物8を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材8を得た。
得られた意匠材8について、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材8はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、部分的に、わずかに輝度が異なる発光模様が認められた。
(試験例9)
分散液2と分散液5を1:1の重量比率で混合することにより、酸化チタンを含む塗料粒子2と、酸化亜鉛を含む塗料粒子5が分散した意匠材形成用組成物9を得た。
意匠材形成用組成物9を、白色基材に対し塗付け量300g/mとなるようにスプレーで均一に塗装し、乾燥させ、意匠材9を得た。
得られた意匠材9について、実施例1と同様に室内蛍光灯照明下で目視評価を行ったところ、意匠材9はほぼ均一な白色に視認され、紫外線ランプ照明下では、ごくわずかに輝度が異なる発光模様が認められた。
Figure 0005781672

Claims (6)

  1. 紫外線照射によって多様な蛍光発光を呈する面を有する意匠材であって、
    面内に、蛍光発光を呈する発光材が少なくとも2種以上散在し、
    発光材として、蛍光発光材料、及び紫外線高反射性材料(P)からなる発光材(A)と、蛍光発光材料、及び当該(P)よりも紫外線反射性の低い紫外線低反射性材料(Q)からなる発光材(B)を有し、発光材(A)、発光材(B)の紫外線反射率が異なるように、上記(P)と(Q)が下記(2)〜(3)の少なくともいずれかまたはこれらの組み合わせで設定され、上記(P)と(Q)との紫外線反射率の差が少なくとも1%以上であることを特徴とする意匠材。
    (2)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線反射率の異なる樹脂を使用する。
    (3)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線吸収剤の濃度が異なるように調製する。
  2. 上記紫外線高反射性材料(P)と紫外線低反射性材料(Q)において、上記(P)が紫外線反射率の高い樹脂を含み、上記(Q)が紫外線反射率の低い樹脂を含み、紫外線反射率が高い樹脂と低い樹脂との紫外線反射率の差が1%以上であることを特徴とする請求項1に記載の意匠材。
  3. 紫外線反射率の高い樹脂が、スチレン比率が小さい樹脂を含み、紫外線反射率の低い樹脂が、スチレン比率が大きな樹脂を含み、該スチレン比率が10重量%以上異なることを特徴とする請求項に記載の意匠材。
  4. 上記紫外線高反射性材料(P)と紫外線低反射性材料(Q)において、上記(P)が樹脂を含み(紫外線吸収剤を含まない)、上記(Q)が樹脂及び紫外線吸収剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の意匠材。
  5. 上記紫外線高反射性材料(P)と紫外線低反射性材料(Q)において、上記(P)(Q)がそれぞれ樹脂及び紫外線吸収剤を含み、紫外線吸収剤の濃度が0.01重量%以上異なるように上記(P)における紫外線吸収剤の濃度を低くし、上記(Q)における紫外線吸収剤の濃度を高くすることを特徴とする請求項1に記載の意匠材。
  6. 紫外線照射によって多様な蛍光発光を呈する面を形成するための組成物であって、
    分散媒中に、蛍光発光を呈する塗料粒子が少なくとも2種以上分散し、
    塗料粒子として、蛍光発光材料、紫外線高反射性材料(P)、及び媒体を含む塗料粒子(A′)と、蛍光発光材料、当該(P)よりも紫外線反射性の低い紫外線低反射性材料(Q)、及び媒体を含む塗料粒子(B′)を有し、塗料粒子(A′)、塗料粒子(B′)の紫外線反射率が異なるように、上記(P)と(Q)が下記(2)〜(3)の少なくともいずれかまたはこれらの組み合わせで設定され、上記(P)と(Q)との紫外線反射率の差が少なくとも1%以上であることを特徴とする組成物。
    (2)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線反射率の異なる樹脂を使用する。
    (3)上記(P)、(Q)において、それぞれ紫外線吸収剤の濃度が異なるように調製する。
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