JP5781220B2 - 室内機及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばビル用マルチエアコン等に適用される室内機及びそれを備えた空気調和装置に関するものである。
従来から、ビル用マルチエアコンなどの空気調和装置においては、たとえば建物外に配置した熱源機である室外機と、建物の室内に配置した室内機との間に冷媒を循環させている。そして、このような空気調和装置では、冷媒が放熱、吸熱して、加熱、冷却された空気により空調対象空間の冷房または暖房を行なっている。
このような空気調和装置の室内機においては、室内送風機のモータ等、多くの電気品が搭載されている。加えて、これらの電気品を稼動させるために、インバータ装置や基板が電気品箱に収納された状態で室内機に設置されている。電気品箱には、その上面や下面にスリットや穴を設けたり、大きなヒートシンクを設けたりしている。これは、電気品内部に風が流れる構造にし、電気品箱の内部の電子部品による温度上昇を抑制するためである。
ところで、近年、地球温暖化の観点から、地球温暖化係数が高いHFC系冷媒(たとえば、R410Aや、R404A、R407C、R134a等)の使用を制限する動きがある。それに伴い、地球温暖化係数が小さい冷媒(たとえば、R32、HFO1234yf、HFO1234ze(E)、これらの冷媒を混合したもの)を用いた空気調和装置が提案されている。しかしながら、地球温暖化係数が小さいこれらの冷媒は、すべて可燃性を有しており、漏洩した時に、電気品箱内に侵入してしまう可能性がある。
このような事態に備えたものとして、電気品に無接点スイッチを用いたり、電気品箱にガスのみを透過させる膜を設けたりする技術が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平6−101913号公報([0030]〜[0033]、[0045]等)
しかしながら、特許文献1に記載されている技術のように、無接点スイッチを設けたり、ガスのみを透過させる膜を用いたりすると、コストが大幅にアップしてしまう。また、膜は経年劣化が激しいため、長期的な信頼性を確保することが難しい。そのため、定期的に膜を交換する必要が発生し、手間や維持費が非常にかかってしまうシステムとなっている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コストアップを抑えつつ、安全性を大幅に向上させた室内機及びその室内機を備えた空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る内機は、可燃性冷媒を用いた空気調和装置の一部を構成する室内機であって、筐体と、ファン及び当該ファンを回転させるモータを有し、筐体の内部に空気を取り込む室内送風機と、筐体の内部に設けられ、室内送風機から空気が供給される利用側熱交換器と、少なくとも室内送風機を制御する制御装置と、筐体に設置され、制御装置及び空気調和装置を構成する駆動部品の制御に利用される電気部品が少なくとも収容される電気品箱と、利用側熱交換器に設けられ、当該利用側熱交換器の温度を検出する温度検知手段と、筐体内に設けられる絞り装置と、筐体の内部に立設される仕切板と、を有し、電気品箱は、該電気品箱の底面が、筐体の底面から筐体の高さの1/3よりも高い位置に配置され、制御装置及び電気部品は、それらの各底面が、電気品箱の底面から電気品箱の高さの1/3よりも高い位置に配置され、仕切板は、利用側熱交換器、温度検知手段、絞り装置及びファンが設けられる第1の空間と、モータが設けられる第2の空間とを仕切るように設けられ、制御装置と温度検知手段とを接続する配線が通る開口が形成されているものである。
本発明に係る空気調和装置の室内機によれば、電気品箱、及び、電気品箱に収容される制御装置及び電気部品(リレー)の設置位置を特定しているので、たとえ可燃性を有する冷媒が漏れたとしても、漏洩した冷媒の電気品箱への侵入を大幅に抑制することができるだけでなく、漏洩した冷媒が仮に電気品箱に侵入したとしても制御装置及びリレーが冷媒に曝されることがない。よって、本発明に係る室内機によれば、コストアップを抑えつつ、安全性が大幅に向上することになる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の回路構成の一例を示す概略回路構成図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷房運転モード時における冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の暖房運転モード時における冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の電気的な接続状態を模式的に説明する回路構成図である。 本発明の実施の形態に係る室内機の外観イメージを示す概略斜視図である。 図5に示す室内機の側面のうち、電気品箱が設置された側の側面図である。 (a)が図5に示す室内機のX−X断面図であり、(b)が図5に示す室内機のY−Y断面図である。 本発明の実施の形態に係る室内機に搭載される電気品箱内の電気部品の配置を模式的に示した模式図である。 本発明の実施の形態に係る室内機に搭載される制御装置を構成する素子の少なくとも一部を構成するワイドバンドギャップ半導体の設置例を模式的に示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の回路構成の一例を示す概略回路構成図である。図1に基づいて、空気調和装置100の詳しい回路構成について説明する。図1では、室内機20が4台接続されている場合を例に示している。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
図1に示すように、空気調和装置100は、室外機(熱源機)10と、室内機20(室内機20a〜室内機20d)とが配管で接続されて連絡するように構成されている。つまり、空気調和装置100では、複数台の室内機20が室外機10に対して並列となるように接続されている。
また、空気調和装置100には、冷媒として、R32、HFO1234yf、HFO1234ze(E)、R32とHFO1234yfを混合したもの、R32とHFO1234ze(E)を混合したもの等が封入されているものとする。HFO1234yfについては、二つの幾何学的異性体が存在しており、二重結合に対してFとCF3 が対称の位置にあるトランス型と、同じ側にあるシス型があり、本実施の形態のHFO1234ze(E)はトランス型である。IUPAC命名法では、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンである。
[室外機10]
室外機10は、室内機20に暖房又は冷房を提供する機能を有している。この室外機10には、圧縮機1と、冷媒と冷凍機油を分離する油分離器2と、四方弁等の流路切替装置3と、熱源側熱交換器4と、冷房時に過冷却度を大きくし性能アップを図るための過冷却熱交換器6と、絞り装置7と、アキュムレーター5と、油分離器2とアキュムレーター5の下流配管とを接続した返油回路8と、が配管で接続されて搭載されている。また、室外機10では、高圧配管に開閉弁9が、低圧配管に開閉弁11が、それぞれ設置されている。開閉弁9及び開閉弁11は、サービス時に作業員などに使用されるものである。なお、開閉弁9及び開閉弁11を、電磁弁で構成し、後述するリレー33を介してON/OFFしてもよい。
圧縮機1は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にして冷媒回路に搬送するものであり、たとえば容量制御可能なインバータ圧縮機等で構成するとよい。油分離器2は、圧縮機1の吐出側に設けられ、圧縮機1から冷媒とともに吐出された冷凍機油を冷媒から分離するものである。油分離器2で分離された冷凍機油は、返油回路8を介してアキュムレーター5の下流側、つまり圧縮機1の吸入側に導かれる。流路切替装置3は、油分離器2の冷媒流路下流側に設けられ、暖房運転モード時における冷媒の流れと冷房運転モードおける冷媒の流れとを切り替えるものである。
熱源側熱交換器(室外側熱交換器)4は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には放熱器(又は凝縮器)として機能し、ファン等の室外送風機(図示省略)から供給される空気と冷媒との間で熱交換を行なうものである。アキュムレーター5は、圧縮機1の吸入側に設けられており、暖房運転モード時と冷房運転モード時との違いによる余剰冷媒、あるいは、過渡的な運転の変化(たとえば、室内機20の運転台数の変化)に対する余剰冷媒を蓄えるものである。
過冷却熱交換器6は、熱源側熱交換器4と開閉弁9との間を流れる冷媒(以下、主冷媒と称する場合がある)と、熱源側熱交換器4と開閉弁9との間で分岐され、絞り装置7で減圧された冷媒(以下、バイパス冷媒と称する場合がある)と、を熱交換させ、冷房時に過冷却度を大きくするものである。つまり、過冷却熱交換器6は、冷媒同士を熱交換させるものである。なお、バイパス冷媒は、熱源側熱交換器4と開閉弁9との間で分岐され、絞り装置7、過冷却熱交換器6のバイパス冷媒側、アキュムレーター5の上流側に接続されるバイパス回路12を流れる冷媒である。過冷却熱交換器6は、それらの冷媒間で熱交換できる位置であればどこに設置してもよい。
絞り装置7は、バイパス冷媒が流れる過冷却熱交換器6の上流側におけるバイパス回路12に設置されている。絞り装置7は、バイパス回路12を流れる冷媒を減圧し、過冷却熱交換器6に流入するバイパス冷媒の流量を調整するものである。絞り装置7は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁等で構成するとよい。
返油回路8は、油分離器2の下方とアキュムレーター5の下流配管とを接続するように設置されている。なお、返油回路8には、キャピラリーチューブなどで構成されている減圧手段8aが設置されている。つまり、油分離器2で分離された冷凍機油は、返油回路8を流れ、減圧手段8aで減圧されてからアキュムレーター5の下流側に導かれる。
[室内機20]
室内機20は、室外機10から供給される冷媒によって室内などの空調対象空間を暖房又は冷房する機能を有している。室内機20は、少なくとも、利用側熱交換器(室内側熱交換器)22と、絞り装置21とを有しており、これらが直列に接続されて搭載されている。具体的には、開閉弁9から開閉弁11に向かう方向に、絞り装置21、利用側熱交換器22が順に直列に接続されている。また、室内機20は、室内機20内に取り込んだ空気を利用側熱交換器22に供給する室内送風機44(図7参照)と、室内送風機44の回転数などを制御する制御装置50(制御装置50a〜制御装置50d)とを有している。
なお、室外機10にはリレー33が搭載されている。このリレー33は、図1には図示されていない電磁弁、開閉弁9及び開閉弁11などをON/OFFするものである。このリレー33については、図8で説明する。
利用側熱交換器22は、暖房運転時には放熱器(又は凝縮器)として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能し、図示省略のファン等の室内送風機44(図7(a)及び図7(b)参照)から供給される空気と冷媒との間で熱交換を行ない、空調対象空間に供給するための暖房用空気あるいは冷房用空気を生成するものである。
絞り装置21は、減圧弁や膨張弁としての機能を有し、冷媒を減圧して膨張させるものであり、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁等で構成するとよい。なお、図示省略の室内送風機及び絞り装置21は、制御装置50により制御されるようになっている。
制御装置50は、室内機20に搭載され、室内機20に設けられる各種機器の制御を行うものである。制御装置50a〜50dは、有線又は無線によってお互いが通信可能に接続され、連携制御を行うことができるように構成されている。制御装置50は、図示省略の各種検知素子での検出情報及びリモコンからの指示などに基づいて、空気調和装置100のシステム全体を統括制御するものである。具体的には、制御装置50は、圧縮機1の駆動周波数、流路切替装置3の切り替え、絞り装置7、21の開度、図1では図示省略の室外送風機及び室内送風機44の回転数などを制御する。つまり、制御装置50は、各アクチュエーター(圧縮機1、流路切替装置3、絞り装置7、21、室外送風機及び室内送風機44等の駆動部品)を制御する。
実施の形態では、4台の室内機20が接続されている場合を例に示しており、紙面左側(下側)から室内機20a、室内機20b、室内機20c、室内機20dとして図示している。また、室内機20a〜室内機20dに応じて、利用側熱交換器22も、紙面左側(下側)から利用側熱交換器22a、利用側熱交換器22b、利用側熱交換器22c、利用側熱交換器22dとして図示している。同様に、絞り装置21も、紙面左側(下側)から絞り装置21a、絞り装置21b、絞り装置21c、絞り装置21dとして図示している。なお、室内機20の接続台数を4台に限定するものではない。
空気調和装置100が実行する各運転モードについて説明する。
[冷房運転モード]
図2は、空気調和装置100の冷房運転モード時における冷媒の流れを示す冷媒回路図である。図2では、室内機20の全部が駆動している場合を例に説明する。冷房運転モードでは、流路切替装置3は、熱源側熱交換器4が放熱器として、利用側熱交換器22が蒸発器として作用するように切り替えられる。具体的には、流路切替装置3は、圧縮機1の吐出冷媒を熱源側熱交換器4に流入させるように切り替えられる。なお、図2では、冷媒の流れ方向を矢印で示している。
低温・低圧の冷媒が圧縮機1によって圧縮され、高温・高圧のガス冷媒となって吐出される。圧縮機1から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、油分離器2、流路切替装置3を介して熱源側熱交換器4に流入する。油分離器2においては、圧縮機1から冷媒とともに吐出される冷凍機油と冷媒ガスとが分離され、分離された冷凍機油は、返油回路8を通って、圧縮機1の吸入側の配管に戻される。一方、油分離器2で分離された冷媒ガスは、流路切替装置3に流れ込む。
熱源側熱交換器4に流入した高温・高圧のガス冷媒は、室外送風機から供給される空気と熱交換することで、液状態となって熱源側熱交換器4から流出する。液冷媒の一部は、バイパス回路12に流れ込み、残りは室内機20に流れ込む。バイパス回路12に流れ込んだ液冷媒(バイパス冷媒)は、絞り装置7で低圧の気液二相冷媒に減圧される。この低圧の気液二相冷媒は、過冷却熱交換器6に流れ込み、高圧の液冷媒(主冷媒)と熱交換することで、低圧のガス冷媒となって、過冷却熱交換器6から流出する。過冷却熱交換器6に流れ込んだ主冷媒は、バイパス冷媒によって冷却され、液温が低下する(過冷却度を増大する)。
図示していないが、過冷却熱交換器6のバイパス回路12の出口に圧力センサーと温度センサーを設け、これらのセンサーからの情報に基づいて、制御装置50は、過冷却熱交換器6の出口過熱度が5℃程度になるように絞り装置7の開度を調整している。
バイパス回路12に流れ込まなかった液冷媒の一部は、室内機20と室外機10とを接続する配管を通って、室外機10から流出する。そして、室内機20a〜室内機20dのそれぞれに流入する。室内機20a〜室内機20dに流入した冷媒は、絞り装置21a〜絞り装置21dのそれぞれで膨張(減圧)させられて、低温・低圧の気液二相状態となる。そして、この気液二相状態の冷媒は、利用側熱交換器22a〜利用側熱交換器22dのそれぞれに流入する。利用側熱交換器22a〜利用側熱交換器22dに流入した気液二相状態の冷媒は、図示省略の室内送風機から供給される空気(室内空気)と熱交換することで、空気から吸熱して、低圧のガス冷媒となって利用側熱交換器22a〜利用側熱交換器22dから流出する。
ここでは、図示していないが、通常、利用側熱交換器22の冷媒出入口には、温度センサーが設けられている。そして、利用側熱交換器22への冷媒供給量は、利用側熱交換器22の冷媒出入口に設けられている温度センサーからの温度情報を利用して調整されている。具体的には、それらの温度センサーからの情報に基づいて、制御装置50は、過熱度(出口側における冷媒温度−入口における冷媒温度)を算出し、その過熱度が2〜5℃程度になるように絞り装置21の開度を決定し、利用側熱交換器22への冷媒供給量を調整している。
利用側熱交換器22a〜利用側熱交換器22dから流出した低圧ガス冷媒は、室内機20a〜室内機20dから流出し、室内機20と室外機10とを接続する配管を通って、室外機10に流れ込む。室外機10に流入した冷媒は、流路切替装置3を通り、アキュムレーター5に流れ込む。アキュムレーター5に流れ込んだ冷媒は、液冷媒とガス冷媒とが分離され、ガス冷媒が再び圧縮機1に吸い込まれる。
このような冷房運転モードでは、各室内機20において過熱度制御が行なわれているので、液状態の冷媒がアキュムレーター5に流れ込まない。しかしながら、過渡的な状態や、停止している室内機20があるときは、少量の液状態(乾き度0.95程度)の冷媒がアキュムレーター5に流れ込むことがある。アキュムレーター5に流れ込んだ液冷媒は、蒸発して圧縮機1に吸引されたり、アキュムレーター5の出口配管に設けられている油戻し穴(図示省略)を介して圧縮機1に吸引されたりする。
[暖房運転モード]
図3は、空気調和装置100の暖房運転モード時における冷媒の流れを示す冷媒回路図である。図3では、室内機20の全部が駆動している場合を例に説明する。暖房運転モードでは、流路切替装置3は、熱源側熱交換器4が蒸発器として、利用側熱交換器22が放熱器として作用するように切り替えられる。具体的には、流路切替装置3は、圧縮機1の吐出冷媒を利用側熱交換器22に流入させるように切り替えられる。なお、図3では、冷媒の流れ方向を矢印で示している。
低温・低圧の冷媒が圧縮機1によって圧縮され、高温・高圧のガス冷媒となって吐出される。圧縮機1から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、油分離器、流路切替装置3を通って、室内機20と室外機10とを接続する配管を流れ、室外機10から流出し、室内機20a〜室内機20dのそれぞれに流入する。油分離器2の作用については、冷房運転モードで説明した通りである。
室内機20a〜室内機20dに流入した高温・高圧のガス冷媒は、利用側熱交換器22a〜利用側熱交換器22dで、図示省略の室内送風機から供給される空気(室内空気)と熱交換することで、空気に放熱して、液状態となって利用側熱交換器22a〜利用側熱交換器22dから流出する。この高圧の液冷媒は、絞り装置21a〜絞り装置21dのそれぞれで膨張(減圧)させられて、低温・低圧の気液二相状態となり、室内機20a〜室内機20dから流出する。
ここでは、図示していないが、通常、利用側熱交換器22の冷媒出口には、温度センサー及び圧力センサーが設けられている。そして、利用側熱交換器22への冷媒供給量は、利用側熱交換器22の冷媒出口に設けられている温度センサー及び圧力センサーからの情報を利用して調整されている。具体的には、それらのセンサーからの情報に基づいて、制御装置50は、過冷却度(出口側における冷媒の検知圧力から換算された飽和温度−出口側における冷媒温度)を算出し、その過冷却度が2〜5℃程度になるように絞り装置21の開度を決定し、利用側熱交換器22への冷媒供給量を調整している。
室内機20a〜室内機20dから流出した低温・低圧の気液二相状態の冷媒は、室内機20と室外機10とを接続する配管を通って、室外機10に流れ込む。この冷媒は、熱源側熱交換器4に流入する。熱源側熱交換器4に流入した低温・低圧の気液二相状態の冷媒は、室外送風機から供給される空気と熱交換することで、空気から吸熱して、乾き度が徐々に大きくなる。そして、熱源側熱交換器4の出口では乾き度の大きい状態の気液二相冷媒となって、熱源側熱交換器4から流出する。熱源側熱交換器4から流出した冷媒は、流路切替装置3を通って、アキュムレーター5に流れ込む。アキュムレーター5に流れ込んだ冷媒は、液冷媒とガス冷媒とが分離され、ガス冷媒が再び圧縮機1に吸い込まれる。
[空気調和装置100の電気的な構成]
図4は、空気調和装置100の電気的な接続状態を模式的に説明する回路構成図である。図4に基づいて、空気調和装置100の電気的な構成について説明する。なお、電気品箱30の設置位置については、図5〜図7で詳細に説明する。
制御装置50は、それぞれの制御装置50a〜50dが、三相交流電源51の交流電圧を直流電圧に変換する整流器52、力率改善を行うためのリアクタ53、平滑コンデンサ54、インバータ主回路55、インバータ主回路55を制御する制御回路56等が実装されているインバータ基板31を備えており、室内送風機44(図7(a)及び図7(b)参照)のモータ57Aに接続されている。
インバータ主回路55は、平滑コンデンサ54によって平滑された直流電源を交流電源に変換するものであり、たとえばシリコン(Si)半導体やワイドバンドギャップ半導体で構成した複数のスイッチング素子で構成される。なお、ワイドバンドギャップ半導体とは、シリコン(Si)素子と比較して、バンドギャップが大きい半導体素子の総称であり、炭化ケイ素(SiC)素子の他、例えば、窒化ガリウム(GaN)、ダイヤモンド素子等が挙げられる。インバータ主回路55の各スイッチング素子は、制御回路56から送られる動作信号(PWM信号、ゲート信号)に基づいてスイッチング動作を行なうようになっている。
制御回路56は、マイコン等で構成されており、図示省略の各種検出手段(たとえば、温度センサーや圧力センサー等)での検出情報及びリモコンからの指示に基づいて、各種アクチュエーターの駆動を実際に制御し、暖房運転や冷房運転を実行するようになっている。なお、図4には、便宜的に室内送風機44のモータ57Aのみを図示している。また、スイッチング素子だけでなく、ダイオード素子もワイドバンドギャップ半導体によって構成することができる。
[電気品箱30の設置位置]
図5は、実施の形態に係る室内機20の外観イメージを示す概略斜視図である。図6は、図5に示す室内機20の側面のうち、電気品箱30が設置された側の側面図である。図7は、(a)が図5に示す室内機20のX−X断面図であり、(b)が図5に示す室内機20のY−Y断面図である。図5〜図7に基づいて、電気品箱30の設置位置について詳細に説明する。なお、図7(a)及び図7(b)には、空気の流れを矢印で示している。
上述したように、室内機20は、空気調和装置100の一部を構成し、冷媒配管を介して接続され、空調対象空間を冷房又は暖房をするために室外機10から冷熱又は温熱が供給される。なお、以下の説明において、図5に示す矢印Aから見た面を室内機20の正面とする。
図5〜図7に示すように、室内機20は、室内機20の外郭を構成し、略直方体形状の筐体10aと、利用側熱交換器22と、利用側熱交換器22の温度を検出する温度検知手段91と、利用側熱交換器22などから滴下する結露水を貯留するドレンパン95と、筐体10a内に取り込んだ空気を利用側熱交換器22に供給する室内送風機44と、筐体10a内の空間を仕切る仕切板94と、電気品箱30側の側面に設けられるゴムブッシュ92A及び仕切板94に設けられるゴムブッシュ92Bと、絞り装置21とを有している。
なお、以下の説明において、仕切板94によって区画される筐体10a内の空間のうち、仕切板94よりも前側の空間を空間S1と称し、仕切板94よりも後側の空間を空間S2と称する。また、電気品箱30内の空間を空間S3と称する。
また、実施の形態では、図5〜図7に示すように室内機20が天井吊り下げ型である場合を例に説明しているがそれに限定されるものではなく、たとえば、壁掛け型でもよいし、天井埋込型などでもよい。
筐体10aは、室内機20の外郭を構成するものであり、略直方体形状をしている。筐体10aは、その正面に利用側熱交換器22で熱交換した空気を空調対象空間に供給するための吹出口93Aが形成され、筐体10aの下面に筐体10a内に空気を取り込むための吸込口93Bが形成されている。
筐体10aの正面に対して右側の側面には、制御装置50等が収容されている電気品箱30が、たとえばヒンジを介して開閉可能なように設けられる。また、筐体10aの正面に対して右側の側面には、電気品箱30が設けられる位置よりも手前側に室内機20と室外機10とを接続する冷媒配管90A、90Bを取り出すための配管取出口43が開口形成されている。さらに、筐体10aの正面に対して右側の側面は、空間S2と空間S3とを連通させる開口が形成され、当該開口部分にゴムブッシュ92Aが設けられている。
利用側熱交換器22は、空間S1に設置されている。利用側熱交換器22は、図7(a)に示すように、利用側熱交換器22の前側が上側となり、利用側熱交換器22の後側が下側となるように、筐体10a内に傾けて設置されている。
利用側熱交換器22は、開閉弁11に接続される配管である冷媒配管90Aと、開閉弁9及び絞り装置21に接続される配管である冷媒配管90Bとに接続されている。利用側熱交換器22の側部うち、電気品箱30が設けられる側の側部に温度検知手段91が設けられている。
温度検知手段91は、利用側熱交換器22の温度を検出するものであり、サーミスターなどで構成される。温度検知手段91は、空間S1であって、利用側熱交換器22の側部のうち電気品箱30が設けられる側の側部に設けられている。
温度検知手段91は、有線で制御装置50に接続されている。より詳細には、温度検知手段91の配線は、空間S1からゴムブッシュ92Bを介して空間S2に至り、さらに、空間S2からゴムブッシュ92Aを介して電気品箱30内の空間S3に至って制御装置50に接続されている。
ドレンパン95は、利用側熱交換器22などから滴下する結露水を貯留するものである。ドレンパン95は、空間S1であって利用側熱交換器22の下側に設置されている。
室内送風機44は、吸込口93Bを介して筐体10a内に取り込んだ空気を、利用側熱交換器22に供給するものである。室内送風機44は、固定子及び回転子などから構成されるモータ57Aと、モータ57Aによって回転させられるファン57Bとから少なくとも構成されている。
モータ57Aについては空間S2に設けられ、ファン57Bについては空間S1に設けられている。モータ57Aは、有線で制御装置50に接続されている。より詳細には、モータ57Aの配線は、空間S2からゴムブッシュ92Aを介して電気品箱30内の空間S3に至って制御装置50に接続されている。
仕切板94は、筐体10a内の空間を前後に区画するものである。すなわち、仕切板94は、空間S1と空間S2とに区画している。なお、空間S1には、利用側熱交換器22、温度検知手段91、絞り装置21、冷媒配管90Aの一部、冷媒配管90Bの一部、ドレンパン95、及び室内送風機44のファン57Bが設けられる。また、空間S2には、室内送風機44のモータ57Aが設けられている。
仕切板94は、絞り装置21と制御装置50と、及び、温度検知手段91と制御装置50とが有線で接続されるように、空間S1と空間S2とを連通させる開口が形成されている。そして、仕切板94には、当該開口部分をシールするゴムブッシュ92Bが設けられている。
ゴムブッシュ92は、配線の通る空間を確保しながら、空間S1から空間S2に冷媒が侵入することを抑制するものである。ゴムブッシュ92は、空間S1と空間S2とを連通させる仕切板94の開口部分に設けられている。
ゴムブッシュ92は、配線の通る空間を確保しながら、空間S2から空間S3に冷媒が侵入することを抑制するものである。ゴムブッシュ92は、空間S2と空間S3とを連通させる筐体10aの開口部分に設けられている。
このゴムブッシュ92A、92Bにより、たとえ可燃性を有する冷媒が漏れたとしても、筐体10aの空間S1及び空間S2から、電気品箱30内の空間S3に冷媒が侵入することを大幅に抑制することができるようになっている。
絞り装置21は、空間S1に設置されている。絞り装置21は、有線で制御装置50に接続されている。より詳細には、絞り装置21の配線は、空間S1からゴムブッシュ92Bを介して空間S2に至り、さらに、空間S2からゴムブッシュ92Aを介して電気品箱30内の空間S3に至って制御装置50に接続されている。
室内機20の空気の流れについて図7(a)及び図7(b)を参照しながら説明する。室内送風機44が駆動すると、吸込口93Bを介して筐体10a内に空気が吸い込まれる。筐体10aに吸い込まれた空気は、筐体10a内に設置されている利用側熱交換器22を通り、利用側熱交換器22に供給されている冷媒と熱交換する。利用側熱交換器22で熱交換した空気は、室内送風機44によって、筐体10aの吹出口93Aから室内機20の外部へと放出される。この空気流れは、室内送風機44によって作られており、図7(a)の紙面下から筐体10a内に流入し、筐体10aの正面側へと吹き出される。
表1に、現在有力視されている次世代冷媒における25℃、大気圧(101.3kPa abs)での冷媒ガス密度を示す。物性値はNIST(National Institute of Standards and Technology)が発売しているREFPROP Version 9.0から得られたものである。
Figure 0005781220
表1から、現在有力視されている次世代冷媒のガス密度は、空気密度1.2[kg/m3 ]よりも大きいということがわかる。現在有力視されている次世代冷媒とは、表1に示すように、R32、HFO1234yf、HFO1234ze(E)である。これは、表1に示す冷媒は、空気より重たく、室外機10から漏れ出たとき、室内機20の底部に澱みやすいということを意味している。このことから、着火源と成り得る電気品が収容されている電気品箱30を、できるだけ筐体10aの上部に配置させておいた方がよいということがわかる。
たとえば、表1に示した冷媒が現在広く普及している室内機で漏洩したことを想定したとき、漏洩した冷媒は、室内機の底面から約10cm程度の高さまでの位置で滞留することがわかっている。このことから、室内機の底面から10cmを超える高さ位置に電気品箱30を設置すればよいことになる。
ここで、室内機20の高さは、30cmより大きい。このため、図6に示すように、室内機20では、電気品箱30の底面E1が、筐体10aの底面E2から筐体10aの高さh1の1/3(図6の線F)より高い位置となるように電気品箱30を配置している。これにより、電気品箱30の設置位置を低くしすぎることによりユーザーのメンテナンス性及び操作性等が低減してしまうことを抑制しながら、冷媒漏洩により電気品箱30が爆発下限界濃度を超える領域にさらされることを防止することができる。
[電気品箱30内の電気部品の配置]
図8は、電気品箱30内の電気部品の配置を模式的に示した模式図である。図8に基づいて、電気品箱30内の電気部品の配置について説明する。上述したように、電気品箱30には、電気部品である制御装置50が収容されている。そして、制御装置50は、インバータ基板31を備えている。また、電気品箱30内には、制御装置50の他、図1〜図3には図示されていない電磁弁や開閉弁9、開閉弁11などをON/OFFさせるためのリレー33a〜リレー33d等の電気部品が収容されている。なお、制御装置50は、圧縮機1のモータの回転数を数Hzから数百Hzまで変化させるように制御する。
インバータ基板31を構成している電子部品の一部には、上述したようにワイドバンドギャップ半導体が用いられている。図8では、インバータ基板31上に実装されているワイドバンドギャップ半導体を便宜的にワイドバンドギャップ半導体32として図示している。ワイドバンドギャップ半導体32としては、炭化ケイ素(SiC)素子の他、例えば、窒化ガリウム(GaN)、ダイヤモンド素子等が挙げられることは上述した通りである。
ワイドバンドギャップ半導体32によって形成された半導体素子(たとえば、図4に示したインバータ主回路55等)は、すぐれた耐熱性を有しているため、高い温度でも耐えることができる。このため、電気品箱30内の温度上昇を抑制するための空気と導通させるスリットや穴は不要となり、周囲空気が入り込み難い構造にすることができる。
そこで、電気品箱30は、板金等の不燃材で製作されており、配線の繋ぎこみや電気部品の交換等のサービス時に対応できるように、電気品箱30のカバーが筐体10aの正面に対して右側からドライバー等で取り外すことができる構造が採用されている。また、電気品箱30内の空間S3と、筐体10a内の空間S2とを連通する開口が形成されるが、この開口はゴムブッシュ92Aでシールされている。すなわち、電気品箱30は、電気品箱30内の空間S3に、周囲空気が入り込み難い構造となっている。
電気品箱30をこのような構造にすることによって、冷媒が漏れたとしても、冷媒が電気品箱30に侵入することを大幅に抑制することができ、安全性を更に向上させることができる。つまり、上述したように、電気品箱30は、その底面E1が筐体10aの底面E2から筐体10aの高さh1の1/3より高い位置となるように配置されるので、それだけでも冷媒の侵入に対しての対策となっている。電気品箱30は、それに加えて、周囲空気が入り込み難い構造を採用することにより、冷媒の侵入に対しての対策を更に強化している。そして、このような周囲空気が入り込み難い構造を電気品箱30に採用しても、耐熱性に優れたワイドバンドギャップ半導体32を用いているため、電気品箱30からの周囲への放熱だけで、電気品箱30内の温度上昇を抑えることができる。
ワイドバンドギャップ半導体32は、耐熱性が高く高温動作が可能なことから、ファンレス構造、放熱フィンレス構造(あるいは放熱フィンの小型化構造)を採用することが可能となり、電気品箱30を略密閉構造にすることができる。また、ワイドバンドギャップ半導体32によって構成されたスイッチング素子やダイオード素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、スイッチング素子の小型化が可能であり、これらの素子を組み込んだ半導体モジュールの小型化が可能となる。さらに、ワイドバンドギャップ半導体32は、電力損失が低いため、スイッチング素子の高効率化が可能であり、ひいては半導体モジュールの高効率化が可能になる。
さらに、図8に示すように、電気品箱30では、着火源と成り得るリレー33a〜リレー33dや、高温となるワイドバンドギャップ半導体32等の電気部品をできるだけ上部に配置するようにしている。そこで、電気品箱30では、電気部品の底面E4、E5が電気品箱30の底面E3から電気品箱30の高さh2の1/3(図8の線G)より高い位置となるように電気部品を配置することとしている。こうすることで、たとえ冷媒が漏洩したとしても、電気部品が爆発下限界濃度を超える領域にさらされることはない。このような配置にすることによって、電気品箱30の隙間から漏洩した冷媒が侵入したとしても、冷媒は電気品箱30の下部に滞留するので、安全性が更に向上することになる。
表1に示した冷媒が現在広く普及している電気品箱内に浸入したことを想定したとき、侵入した冷媒は、電気品箱の底面から数十cm程度の高さまでの位置で滞留することがわかった。このことから、電気品箱の底面から数十cmを超える高さ位置に電気部品を設置すればよいことになるが、室外機20では、安全性の配慮だけでなく、メンテナンス性や操作性等も考慮して、電気部品の底面E4、E5が電気品箱30の底面E3から電気品箱30の高さh2の1/3より高い位置となるように電気部品を配置することとした。
[ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇抑制]
図9は、ワイドバンドギャップ半導体32の設置例を模式的に示す模式図である。図9に基づいて、ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇を抑制することで安全性を更に向上させる場合について説明する。なお、図9(a)がワイドバンドギャップ半導体32と温度検知手段34を正面から見た透視図であり、図9(b)が図8に示すH方向からワイドバンドギャップ半導体32と温度検知手段34見た図である。
表2に、現在有力視されている次世代冷媒それぞれの発火温度を示す。
Figure 0005781220
表2に示す発火温度とは、冷媒自身がその温度になると発火する温度である。すなわち、ワイドバンドギャップ半導体32が表2に示す温度以上になり、冷媒が爆発下限界以上の濃度となった場合、冷媒が発火する可能性がある。このことから、電気品箱30内の電気部品で最も高温となるワイドバンドギャップ半導体32の表面温度を、空気調和装置100に使用する冷媒の発火温度未満にしなければならないということがわかる。
そこで、ワイドバンドギャップ半導体32の温度を適宜検知できるように、ワイドバンドギャップ半導体32の表面に温度検知手段34を接触させるとよい。ワイドバンドギャップ半導体32の温度を適宜検知できれば、ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇の抑制を効率的に図ることができる。たとえば、熱伝導性接着剤を用いて、ワイドバンドギャップ半導体32の表面に温度検知手段34を貼り付けて、両者を接触させることができる。または、図9に示すように、アタッチメント35と止め具36を用いて、温度検知手段34とワイドバンドギャップ半導体32とを接触させることができる。
なお、温度検知手段34としては、サーミスターを用いるとよい。または、熱電対等の他の温度センサーを温度検知手段34として用いてもよい。また、アタッチメント35及び止め具36は、その材質や形状、大きさ、個数などを図示したものに限定するものではなく、ワイドバンドギャップ半導体32と温度検知手段34とを接触させることが可能な構成になっていればよい。
ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇抑制動作について説明する。温度検知手段34がワイドバンドギャップ半導体32の表面温度が所定温度であることを検知したとき、制御装置50は、空気調和装置100の運転を停止させる。または、制御装置50は、圧縮機1の回転数を下げる。このような制御をすることにより、ワイドバンドギャップ半導体32のそれ以上の発熱を抑えることができ、ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇の抑制を図ることが可能になる。
この制御を施しても、ワイドバンドギャップ半導体32の発熱温度が所定温度未満に下がらないときは、制御装置50は、空気調和装置100を完全に停止させる。つまり、制御装置50は、ワイドバンドギャップ半導体32の温度が、ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇抑制制御の開始条件に使用する所定温度(抑制制御開始温度)に到達した際、ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇を抑制させる制御を実行する。このような制御を行うことで、冷媒漏洩時のリスクをさらに低減させることができ、安全性を大幅に向上させた空気調和装置100を提供することができる。なお、このような制御を行った場合には、音声や表示により、外部に報知可能にしておくとよい。
次に、所定温度(抑制制御開始温度)について説明する。ワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇抑制制御の開始条件に使用する所定温度である抑制制御開始温度は、サーミスターのバラツキや、サーミスターとワイドバンドギャップ半導体との取り付けバラツキ等を考慮して決定する必要がある。また、冷媒の発火温度は、冷媒周辺の湿度や温度によっても変化する。つまり、所定温度を発火温度と同じに設定した場合、条件次第ではワイドバンドギャップ半導体32の温度上昇抑制制御を実行したり、しなかったりしてしまうことが想定できる。
そのため、所定温度の設定には、かなりマージンをとらなければならない。このような背景から、あらゆる環境的影響、経年劣化、固体バラツキなどを考慮し、空気調和装置100では所定温度を「使用する冷媒の発火温度−100℃程度」に設定することにした。使用する冷媒に応じて所定温度を変更すればよいが、汎用性を考慮して表2に示す冷媒の中で最も発火温度が低いHFO1234ze(E)を基準として所定温度を設定するとよい。この場合の所定温度は、約188℃となる。
また、ワイドバンドギャップ半導体32は、確かに耐熱性に優れるが、200℃以上では、故障する可能性が高くなる。そこで、安全性を確保するとともに、ワイドバンドギャップ半導体32の信頼性を確保するために、所定温度を150℃付近に設定することにしている。こうすれば、安全性の確保とともに、ワイドバンドギャップ半導体32の信頼性の確保にもなり、空気調和装置100の信頼性が大幅に向上することになる。
[室内機20、空気調和装置100の有する効果]
本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20は、電気品箱30の設置位置を特定しているので、たとえ可燃性を有する冷媒が漏れたとしても、漏洩した冷媒の電気品箱30への侵入を大幅に抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20によれば、安全性を大幅に向上することが可能になる。
本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20は、電気品箱30内に設けられる電気部品の設置位置を特定しているので、たとえ可燃性を有する冷媒が電気品箱30内に侵入したとしても、電気部品が爆発下限界濃度を超える領域にさらされることはない。
本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20は、筐体10aにゴムブッシュ92Aが設けられるとともに、仕切板94にゴムブッシュ92Bが設けられている。このため、たとえ可燃性を有する冷媒が漏れたとしても、筐体10aの空間S1及び空間S2から、電気品箱30内の空間S3に冷媒が侵入することを大幅に抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20によれば、安全性を大幅に向上することが可能になる。
本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20は、インバータ基板31の一部にワイドバンドギャップ半導体32を用いているので、耐熱性にすぐれ、高い信頼性を確保することができる。
本実施の形態に係る空気調和装置100の室内機20は、インバータ基板31の一部にワイドバンドギャップ半導体32を用いているので、ファンレス構造、放熱フィンレス構造(あるいは放熱フィンの小型化構造)を採用することが可能となり、電気品箱30を略密閉構造にすることができる。これにより、天井内に隣接設置された照明器具等の電気品が原因となり、天井内で室内機20にとって外火が発生した場合においても、密閉構造の電気品箱30により、そのもらい火で火災拡大をすることを防止することができる。
本実施の形態に係る空気調和装置100は、室内機20を備えているので、室内機20と同様に安全性及び信頼性が大幅に向上したものになる。
1 圧縮機、2 油分離器、3 流路切替装置、4 熱源側熱交換器、5 アキュムレーター、6 過冷却熱交換器、7 絞り装置、8 返油回路、8a 減圧手段、9 開閉弁、10 室外機、10a 筐体、11 開閉弁、12 バイパス回路、20 室内機、20a〜20d 室内機、21 絞り装置、21a〜21d 絞り装置、22 利用側熱交換器、22a〜22d 利用側熱交換器、30 電気品箱、31 インバータ基板、32 ワイドバンドギャップ半導体、33 リレー、33a〜33d リレー、34 温度検知手段、35 アタッチメント、36 止め具、43 配管取出口、44 室内送風機、50 制御装置、50a〜50d 制御装置、51 三相交流電源、52 整流器、53 リアクタ、54 平滑コンデンサ、55 インバータ主回路、56 制御回路、57A モータ、57B ファン、90A、90B 冷媒配管、91 温度検知手段、92A ゴムブッシュ(第1ゴムブッシュ)、92B ゴムブッシュ(第2ゴムブッシュ)、93A 吹出口、93B 吸込口、94 仕切板、95 ドレンパン、100 空気調和装置、S1 空間(第1の空間)、S2 空間(第2の空間)、S3 空間。

Claims (16)

  1. 可燃性冷媒を用いた空気調和装置の一部を構成する室内機であって、
    筐体と、
    ファン及び当該ファンを回転させるモータを有し、前記筐体の内部に空気を取り込む室内送風機と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記室内送風機から空気が供給される利用側熱交換器と、
    少なくとも前記室内送風機を制御する制御装置と、
    前記筐体に設置され、前記制御装置及び前記空気調和装置を構成する駆動部品の制御に利用される電気部品が少なくとも収容される電気品箱と、
    前記利用側熱交換器に設けられ、当該利用側熱交換器の温度を検出する温度検知手段と、
    前記筐体内に設けられる絞り装置と、
    前記筐体の内部に立設される仕切板と、
    を有し、
    前記電気品箱は、
    該電気品箱の底面が、前記筐体の底面から前記筐体の高さの1/3よりも高い位置に配置され、
    前記制御装置及び前記電気部品は、
    それらの各底面が、前記電気品箱の底面から前記電気品箱の高さの1/3よりも高い位置に配置され、
    前記仕切板は、
    前記利用側熱交換器、前記温度検知手段、前記絞り装置及び前記ファンが設けられる第1の空間と、前記モータが設けられる第2の空間とを仕切るように設けられ、
    前記制御装置と前記温度検知手段とを接続する配線が通る開口が形成されている
    ことを特徴とする室内機。
  2. 前記筐体の側面のうち、前記電気品箱が設けられる側面には、
    前記第2の空間と前記電気品箱の内部とをシールする第1ゴムブッシュが設けられ、
    前記仕切板には、
    前記第1の空間と前記第2の空間とをシールする第2ゴムブッシュが設けられ、
    前記制御装置は、
    前記温度検知手段及び前記絞り装置に、前記第2ゴムブッシュ及び前記第1ゴムブッシュを介して接続され、
    前記室内送風機に、前記第1ゴムブッシュを介して接続されている
    ことを特徴とする請求項に記載の室内機。
  3. 可燃性冷媒を用いた空気調和装置の一部を構成する室内機であって、
    筐体と、
    ファン及び当該ファンを回転させるモータを有し、前記筐体の内部に空気を取り込む室内送風機と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記室内送風機から空気が供給される利用側熱交換器と、
    少なくとも前記室内送風機を制御する制御装置と、
    前記筐体に設置され、前記制御装置及び前記空気調和装置を構成する駆動部品の制御に利用される電気部品が少なくとも収容される電気品箱と、
    前記利用側熱交換器に設けられ、当該利用側熱交換器の温度を検出する温度検知手段と、
    前記筐体内に設けられる絞り装置と、
    前記筐体の内部に立設される仕切板と、
    を有し、
    前記電気品箱は、
    該電気品箱の底面が、前記筐体の底面から前記筐体の高さの1/3よりも高い位置に配置され、
    前記制御装置及び前記電気部品は、
    それらの各底面が、前記電気品箱の底面から前記電気品箱の高さの1/3よりも高い位置に配置され、
    前記仕切板は、
    前記利用側熱交換器、前記温度検知手段、前記絞り装置及び前記ファンが設けられる第1の空間と、前記モータが設けられる第2の空間とを仕切るように設けられ、
    前記筐体の側面のうち、前記電気品箱が設けられる側面には、
    前記第2の空間と前記電気品箱の内部とをシールする第1ゴムブッシュが設けられ、
    前記仕切板には、
    前記第1の空間と前記第2の空間とをシールする第2ゴムブッシュが設けられ、
    前記制御装置は、
    前記温度検知手段及び前記絞り装置に、前記第2ゴムブッシュ及び前記第1ゴムブッシュを介して接続され、
    前記室内送風機に、前記第1ゴムブッシュを介して接続されている
    ことを特徴とする室内機。
  4. 前記制御装置を構成する素子の少なくとも一部は、
    ワイドバンドギャップ半導体で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の室内機。
  5. 前記ワイドバンドギャップ半導体の温度を検知する半導体温度検知手段を設け、
    前記半導体温度検知手段は、
    前記ワイドバンドギャップ半導体の表面に接触するように設置されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の室内機。
  6. 前記制御装置は、
    前記半導体温度検知手段が予め設定されている所定温度を検知したとき、前記空気調和装置の運転を停止する
    ことを特徴とする請求項5に記載の室内機。
  7. 前記所定温度を150℃以上に設定した
    ことを特徴とする請求項6に記載の室内機。
  8. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、
    炭化ケイ素素子、窒化ガリウム素子、及び、ダイヤモンド素子の少なくとも一つで構成されている
    ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の室内機。
  9. 前記可燃性を有する冷媒にR32を用いた
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の室内機。
  10. 前記可燃性を有する冷媒にHFO1234yfを用いた
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の室内機。
  11. 前記可燃性を有する冷媒にHFO1234ze(E)を用いた
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の室内機。
  12. 前記可燃性を有する冷媒にR32とHFO1234yfとの混合冷媒を用いた
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の室内機。
  13. 前記可燃性を有する冷媒にR32とHFO1234ze(E)との混合冷媒を用いた
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の室内機。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の室内機と、
    圧縮機及び熱源側熱交換器が搭載され、前記室内機に冷媒配管を介して接続される室外機と、を備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
  15. 前記制御装置は、
    前記半導体温度検知手段が予め設定されている所定温度を検知したとき、前記圧縮機の回転数を現在の回転数よりも減少させる
    ことを特徴とする請求項5に従属する請求項14に記載の空気調和装置。
  16. 前記制御装置は、
    所定時間が経過後に、前記ワイドバンドギャップ半導体の温度が所定温度未満にならないとき、前記空気調和装置の運転を停止する
    ことを特徴とする請求項15に記載の空気調和装置。
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