JP6448658B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和システムに関するものである。
従来、複数の空調空間(部屋等)の空気を一箇所(以下、共用空間という)に集めて冷却又は加熱し、共用空間と各空調空間とを接続するダクト等の通風路を介して冷却又は加熱後の空気を供給することで、各空調空間を空調する全館空調システムが提案されている。
また、従来の全館空調システムには、冷凍サイクル回路を備えたものも提案されている。このような冷凍サイクル回路は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張装置及び室内熱交換器で構成されている。そして、冷凍サイクル回路内には、冷媒が充填されている。
冷凍サイクル回路を備えた従来の全館空調システムは、各空調空間を空調する際、以下のように動作する。
各空調空間を冷房する場合、圧縮機で圧縮された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となり、室外熱交換器に送り込まれる。室外熱交換器に流れ込んだ冷媒は、空気に熱を放出することで液化する。液化した冷媒は、膨張装置で減圧されて気液二相状態となり、室内熱交換器にて共用空間の空気から熱を吸収することで(空気を冷却することで)ガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機に戻る。一方で、室内熱交換器にて冷却された空気は、通風路を介して各空調空間に供給される。これにより、各空調空間を冷房することが可能となる。
各空調空間を暖房する場合、圧縮機で圧縮された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となり、室内熱交換器に送り込まれる。室内熱交換器に流れ込んだ冷媒は、共用空間の空気に熱を放出することで(空気を加熱することで)液化する。液化した冷媒は、膨張装置で減圧されて気液二相状態となり、室外熱交換器にて周囲空気から熱を吸収することでガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機に戻る。一方で、室内熱交換器にて加熱された空気は、通風路を介して各空調空間に供給される。これにより、各空調空間を暖房することが可能となる。
また、従来の全館空調システムには、各空調空間において要望に合った空調を実現するため、各空調空間に対応して、共用空間から各空調空間に供給する空気の量を調節する通気手段を設けたものも提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平9−079648号公報
上述のように、従来の全館空調システムは、一カ所(共用空間)で冷却又は加熱した空気を各空調空間に分配する構成となっている。しかしながら、このようなやり方では、例えばリビング及びリビングダイニングキッチン等の負荷変動が大きい空調空間において、空調能力を集中させることが困難であった。このため、従来の全館空調システムは、負荷変動が大きい空調空間において、室内温度が設定温度(室内の目標温度)から離れてしまい、快適性が低下してしまうという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、全館空調において負荷変動が大きい空調空間(リビング及びリビングダイニングキッチン等)で空調負荷が大きくなった場合でも、当該空調空間の快適性の低下を抑制することが可能な空気調和システムを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和システムは、圧縮機、室外熱交換器、膨張装置、第1室内熱交換器、第2室内熱交換器及び第3室内熱交換器を有し、前記第1室内熱交換器、前記第2室内熱交換器及び前記第3室内熱交換器に供給された冷媒で空気を冷却又は加熱する冷凍サイクル回路と、前記第1室内熱交換器及び前記第2室内熱交換器が収納された第1室内機と、前記第3室内熱交換器が収納された第2室内機と、を備え、前記第1室内機は、通風路を介して複数の空調空間と連通する共用空間に設けられるものであり、前記第2室内機は、複数の前記空調空間の少なくとも1つに設けられるものであり、前記第1室内熱交換器、前記第2室内熱交換器及び前記第3室内熱交換器は、並列に接続されており、前記冷凍サイクル回路は、さらに、冷媒流路を切り替える冷媒流路切替装置を有し、該冷媒流路切替装置は、前記第2室内熱交換器へ冷媒が流れる流路又は前記第3室内熱交換器へ冷媒が流れる流路に切り替えるものである。
本発明に係る空気調和システムにおいては、第1室内機が、共用空間の空気、つまり、各空調空間へ供給される空気を冷却又は加熱する全館空調用室内機となる。また、第2室内機が、当該第2室内機が設置された空調空間の空気を直接冷却又は加熱する個別空調用室内機となる。このため、本発明に係る空気調和システムは、第3室内熱交換器へ冷媒が流れる流路に冷媒流路切替装置を切り替えることにより、第2室内機が設置された空調空間の空気を個別に冷却又は加熱することができる。このため、本発明に係る空気調和システムは、負荷変動が大きい空調空間(リビング及びリビングダイニングキッチン等)に第2室内機を設置することにより、当該空調空間の空調負荷が大きくなった場合でも、当該空調空間を急速冷房又は急速暖房することが可能となる。したがって、本発明に係る空気調和システムは、空調空間で空調負荷が大きくなった場合でも、当該空調空間の快適性の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和システムの概略図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムの冷凍サイクル回路を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムが全館空調のみを行っている状態を示す動作図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムが全館空調及び個別空調を行っている状態を示す動作図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムの冷媒流路切替装置の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムの冷凍サイクル回路の別の一例を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システム動作状態の一例を示す動作図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムの別の一例の概略図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和システムの概略図である。
ここで、本実施の形態では、図1に示すように、3つの空調空間202〜204を有する建物に、本実施の形態に係る空気調和システム100を設置した例を説明する。また、本実施の形態では、図1に示すように、空調空間202〜204と共用空間201とを連通する通風路として、ダクト205を用いた例について説明する。しかしながら、本実施の形態に係る空気調和システム100が設置される建物は、図1に示すものに限定されない。例えば、2つの空調空間を有する建物、及び、4つ以上の空調空間を有する建物に、本実施の形態に係る空気調和システム100を設置してもよい。また例えば、共用空間201と空調空間202〜204とを隔てる壁又はドアに形成された開口部及びガラリ等を、通風路として用いてもよい。
なお、共用空間201は、例えば、建物の床下及び天井裏等の空間である。また、空調空間202〜204は、例えば、建物に設けられた各部屋である。
本実施の形態に係る空気調和システムは、冷凍サイクル回路20、全館空調用室内機1及び個別空調用室内機2等を備えている。詳細は後述するが、冷凍サイクル回路20は、冷媒配管18で室外機3と接続された第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13、第3室内熱交換器14及び冷媒流路切替装置15等を備えている。第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14は、供給された冷媒で周囲の空気を冷却又は加熱するものである。冷媒流路切替装置15は、室外機3から供給される冷媒の流路を、第2室内熱交換器13へ冷媒が流れる流路又は第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路に切り替えるものである。
全館空調用室内機1は、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13を収納するものである。この全館空調用室内機1は、共用空間201に設けられている。つまり、全館空調用室内機1は、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13で、共用空間201の空気、つまり、ダクト205を介して共用空間201から空調空間202〜204へ供給される空気を冷却又は加熱するものである。個別空調用室内機2は、第3室内熱交換器14を収容するものである。この個別空調用室内機2は、リビング及びリビングダイニングキッチン等のような、負荷変動が大きい空調空間204に設けられている。つまり、個別空調用室内機2は、空調空間204の空気を個別に冷却又は加熱するものである。
ここで、全館空調用室内機1が、本発明の第1室内機に相当する。個別空調用室内機2が、本発明の第2室内機に相当する。また、空調空間204が、本発明の個別空調空間に相当する。
また、本実施の形態に係る空気調和システム100は、冷媒流路切替装置15を自動的に切り替えられるように、温度検出装置36及び制御装置50を備えている。温度検出装置36は、個別空調用室内機2が設けられた空調空間204に設けられ、空調空間204の温度を検出するものである。制御装置50は、例えばマイコン等で構成されて冷媒流路切替装置15を制御するものであり、記憶部51及び制御部52を備えている。記憶部51は、空調空間204の設定温度(室内の目標温度)を記憶するものである。制御部52は、冷媒流路切替装置15の切り替えを制御するものである。詳しくは、制御装置50の制御部52は、設定温度と温度検出装置36の検出温度との差である比較値が閾値以下の場合、第2室内熱交換器13へ冷媒が流れる流路となるように冷媒流路切替装置15を制御する。また、制御装置50の制御部52は、設定温度と温度検出装置36の検出温度との差である比較値が閾値より大きい場合、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路となるように、冷媒流路切替装置15を制御する。なお、この閾値は、記憶部51に記憶されている。
さらに、本実施の形態に係る空気調和システム100は、共用空間201から各空調空間202〜204に供給する空気の量を調整するため、空調空間202〜204に対応して設けられた風量可変装置31〜33を備えている。本実施の形態では、ダクト205の一方の端部が分岐して各空調空間202〜204と接続されており、これら分岐部分に風量可変装置31〜33が設けられている。風量可変装置31〜33は、例えば、風量可変装置31〜33に形成された内部流路を開閉自在に覆う閉塞部材を有しており、当該内部流路の閉塞量を変更することで、各空調空間202〜204に供給する空気の量を調整できる構成となっている。これにより、全館空調時、各空調空間202〜204において要望に合った空調を実現することができる。
なお、風量可変装置31〜33は、空調空間202〜204に対応して設けられていれば、その設置位置は任意である。
本実施の形態では、制御装置50の制御部52が風量可変装置31〜33を制御する。詳しくは、制御部52は、各空調空間202〜204の設定温度と室内温度との差に基づいて、風量可変装置31〜33を制御する。例えば、各空調空間202〜204の設定温度と室内温度との差が大きいほど、共用空間201から各空調空間202〜204に供給する空気の量を多くする。このため、本実施の形態に係る空気調和システム100は、空調空間202,203の温度を検出する温度検出装置34,35を備えている。また、制御装置50の記憶部51は、空調空間202,203の設定温度を記憶できる構成となっている。
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和システムの冷凍サイクル回路を示す冷媒回路図である。
本実施の形態に係る冷凍サイクル回路20は、圧縮機10、室外熱交換器11、膨張装置17、第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13、第3室内熱交換器14及び冷媒流路切替装置15を備えている。また、本実施の形態に係る冷凍サイクル回路20は、空気調和システム100において冷房及び暖房の双方を実現するため、四方弁16も備えている。
圧縮機10は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温高圧の状態にするものである。圧縮機10の種類は特に限定されるものではなく、例えば、レシプロ、ロータリー、スクロール又はスクリュー等の各種タイプの圧縮機構を用いて圧縮機10を構成することができる。圧縮機10は、インバーター等により回転数が可変に制御可能なタイプのもので構成するとよい。この圧縮機10の吐出口及び吸入口には、四方弁16が接続されている。
四方弁16は、圧縮機10の吐出口の接続先を室外熱交換器11又は室内熱交換器(第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14)の一方に切り替え、圧縮機10の吸入口を室外熱交換器11又は室内熱交換器(第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14)の他方に切り替えるものである。
室外熱交換器11は、内部を流れる冷媒と室外空気とを熱交換させる空気式熱交換器である。室外熱交換器11の周辺に、熱交換対象である室外空気を室外熱交換器11に供給する室外送風機を設けるとよい。この室外熱交換器11は、膨張装置17を介して、第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14と接続されている。
膨張装置17は、例えば膨張弁であり、冷媒を減圧して膨張させるものである。
第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14は、内部を流れる冷媒と周囲空気とを熱交換させる空気式熱交換器である。第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14の周辺に、熱交換対象である室内空気を第1室内熱交換器12、第2室内熱交換器13及び第3室内熱交換器14に供給する室内送風機を設けるとよい。
冷媒流路切替装置15は、上述のように、室外機3から供給される冷媒の流路を、第2室内熱交換器13へ冷媒が流れる流路又は第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路に切り替えるものである。
圧縮機10の駆動、停止及び回転数は、制御装置50の制御部52で制御される。また、四方弁16の流路切り替えも、制御装置50の制御部52で制御される。
上述の冷凍サイクル回路20の各構成要素は、全館空調用室内機1、個別空調用室内機2及び室外機3に収納されている。詳しくは、全館空調用室内機1には、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13が収納されている。個別空調用室内機2には、第3室内熱交換器14が収納されている。また、室外機3には、圧縮機10、室外熱交換器11、四方弁16及び膨張装置17が収納されている。冷媒流路切替装置15の設置位置は、任意である。冷媒流路切替装置15は、例えば、全館空調用室内機1に収納されてもよいし、個別空調用室内機2に収納されてもよいし、室外機3に収納されてもよい。
[動作説明]
次に、空気調和システム100の動作について説明する。
[全館空調のみ]
図3は、本発明の実施の形態に係る空気調和システムが全館空調のみを行っている状態を示す動作図である。
以下、図3及び上述の図2を用いて、空気調和システム100が全館空調のみを行う場合について説明する。
空気調和システム100は、通常、図3に示すように、全館空調のみで空調空間202〜204の空調を行う。
この場合、空調空間202〜204を冷房する際には、空気調和システム100は以下のように動作する。圧縮機10で圧縮された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となり、室外熱交換器11に送り込まれる。室外熱交換器11に流れ込んだ冷媒は、周囲空気に熱を放出することで液化する。液化した冷媒は、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となる。
全館空調のみを行う場合、冷媒流路切替装置15は、第2室内熱交換器13へ冷媒が流れる流路に切り替えられる。このため、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となった冷媒は、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13に流入し、共用空間201の空気から熱を吸収することで(空気を冷却することで)ガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機10に戻る。一方で、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13にて冷却された共用空間201の空気は、図3に白抜き矢印で示すように、ダクト205を介して各空調空間202〜204に供給される。これにより、各空調空間202〜204を冷房することが可能となる。なお、各空調空間202〜204に供給される空気は、風量可変装置31〜33により、各空調空間202〜204の設定温度と室内温度との差に応じた量に調整される。
また、全館空調のみで空調空間202〜204を暖房する際には、空気調和システム100は以下のように動作する。圧縮機10で圧縮された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となる。ここで、上述のように、全館空調のみを行う場合、冷媒流路切替装置15は、第2室内熱交換器13へ冷媒が流れる流路に切り替えられる。このため、圧縮機10で圧縮された高温高圧のガス冷媒は、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13に送り込まれる。第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13に流れ込んだ冷媒は、共用空間201の空気に熱を放出することで(空気を加熱することで)液化する。液化した冷媒は、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となり、室外熱交換器11にて周囲空気から熱を吸収することでガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機10に戻る。一方で、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13にて加熱された共用空間201の空気は、図3に白抜き矢印で示すように、ダクト205を介して各空調空間202〜204に供給される。これにより、各空調空間202〜204を暖房することが可能となる。なお、各空調空間202〜204に供給される空気は、風量可変装置31〜33により、各空調空間202〜204の設定温度と室内温度との差に応じた量に調整される。
[全館空調+個別空調]
図4は、本発明の実施の形態に係る空気調和システムが全館空調及び個別空調を行っている状態を示す動作図である。
以下、図4及び上述の図2を用いて、空気調和システム100が全館空調のみを行う場合について説明する。
空調空間204は、リビング及びリビングダイニングキッチン等のような、負荷変動が大きい空調空間である。このため、人の出入り、調理時の熱等により、空調空間204の空調負荷が大きくなる場合がある。この場合、制御装置50の制御部52は、冷媒流路切替装置15を、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路に切り替える。上述のように、本実施の形態に係る制御装置50の制御部52は、設定温度と温度検出装置36の検出温度との差である比較値が閾値より大きい場合、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路となるように、冷媒流路切替装置15の流路を切り替える。
全館空調及び個別空調によって空調空間202〜204を冷房する際には、空気調和システム100は以下のように動作する。圧縮機10で圧縮された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となり、室外熱交換器11に送り込まれる。室外熱交換器11に流れ込んだ冷媒は、周囲空気に熱を放出することで液化する。液化した冷媒は、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となる。全館空調及び個別空調を行う場合、冷媒流路切替装置15は、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路に切り替えられる。このため、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となった冷媒は、第1室内熱交換器12及び第3室内熱交換器14に流入する。
第1室内熱交換器12に流入した気液二相状態の冷媒は、共用空間201の空気から熱を吸収することで(空気を冷却することで)ガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機10に戻る。また、第1室内熱交換器12にて冷却された共用空間201の空気は、図4に白抜き矢印で示すように、ダクト205を介して各空調空間202,203に供給される。これにより、各空調空間202,203を冷房することが可能となる。各空調空間202,203に供給される空気は、風量可変装置31,32により、各空調空間202,203の設定温度と室内温度との差に応じた量に調整される。なお、本実施の形態では、風量可変装置33を全閉にし、共用空間201から個別空調される空調空間204への空気の供給を停止している。これにより、全館空調の空調能力が不足することを抑制できる。
一方、第3室内熱交換器14へ流入した気液二相状態の冷媒は、空調空間204の空気から熱を吸収することで(空気を冷却することで)ガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機10に戻る。また、第3室内熱交換器14で冷却された空気は、図4に白抜き矢印で示すように、再び空調空間204へ戻る。これにより、空調空間204を、各空調空間202,203とは個別に冷房することが可能となる。
全館空調及び個別空調によって空調空間202〜204を暖房する際には、空気調和システム100は以下のように動作する。圧縮機10で圧縮された冷媒は、高温高圧のガス冷媒となる。ここで、上述のように、全館空調及び個別空調を行う場合、冷媒流路切替装置15は、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路に切り替えられる。このため、圧縮機10で圧縮された高温高圧のガス冷媒は、第1室内熱交換器12及び第3室内熱交換器14に送り込まれる。
第1室内熱交換器12に流れ込んだ冷媒は、共用空間201の空気に熱を放出することで(空気を加熱することで)液化する。液化した冷媒は、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となり、室外熱交換器11にて周囲空気から熱を吸収することでガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機10に戻る。また、第1室内熱交換器12にて加熱された共用空間201の空気は、図4に白抜き矢印で示すように、ダクト205を介して各空調空間202,203に供給される。これにより、各空調空間202,203を暖房することが可能となる。各空調空間202,203に供給される空気は、風量可変装置31,32により、各空調空間202,203の設定温度と室内温度との差に応じた量に調整される。なお、本実施の形態では、風量可変装置33を全閉にし、共用空間201から個別空調される空調空間204への空気の供給を停止している。これにより、全館空調の空調能力が不足することを抑制できる。
一方、第3室内熱交換器14へ流入した冷媒は、空調空間204の空気に熱を放出することで(空気を加熱することで)液化する。また、第3室内熱交換器14で加熱された空気は、図4に白抜き矢印で示すように、再び空調空間204へ戻る。これにより、空調空間204を、各空調空間202,203とは個別に暖房することが可能となる。なお、液化した冷媒は、膨張装置17で減圧されて気液二相状態となり、室外熱交換器11にて周囲空気から熱を吸収することでガス化する。ガス化した冷媒は圧縮機10に戻る。
図5は、本発明の実施の形態に係る空気調和システムの冷媒流路切替装置の制御を示すフローチャートである。
空気調和システム100において暖房運転又は冷房運転が開始されると(ステップS1)、ステップS2において、制御装置50の制御部52は、「記憶部51に記憶された空調空間204の設定温度と温度検出装置36の検出温度(つまり、室内温度)との差である比較値」と「記憶部51に記憶された閾値x」とを比較する。ここで、冷房運転の場合、室内温度−設定温度が比較値となる。また、暖房運転の場合、設定温度−室内温度が比較値となる。すなわち、図5のステップS2は、冷房運転時を例示している。なお、閾値xは、例えば、1℃〜2℃の値である。
比較値が閾値x以下の場合、制御部52はステップS3に進み、第2室内熱交換器13へ冷媒が流れる流路となるように冷媒流路切替装置15を切り替える。その後、制御部52はステップS4へ進み、各空調空間202〜204に供給される空気の量が各空調空間202〜204の設定温度と室内温度との差に応じた量となるように、風量可変装置31〜33を制御し、各空調空間202〜204を空調する。
一方、比較値が閾値xよりも大きい場合、制御部52はステップS5に進み、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路となるように冷媒流路切替装置15を切り替える。その後、制御部52はステップS6へ進み、各空調空間202,203に供給される空気の量が各空調空間202,203の設定温度と室内温度との差に応じた量となるように、風量可変装置31〜33を制御し、各空調空間202,203を空調する。また、制御部52は、風量可変装置33を閉止し、共用空間201から個別空調される空調空間204への空気の供給を停止する。
以上、本実施の形態に係る空気調和システム100においては、第3室内熱交換器14へ冷媒が流れる流路に冷媒流路切替装置15を切り替えることにより、個別空調用室内機2が設置された空調空間204の空気を個別に冷却又は加熱することができる。このため、本実施の形態に係る空気調和システム100は、負荷変動が大きい空調空間204の空調負荷が大きくなった場合でも、当該空調空間204を急速冷房又は急速暖房することが可能となる。したがって、本実施の形態に係る空気調和システム100は、空調空間204で空調負荷が大きくなった場合でも、当該空調空間204の室内温度を設定温度近傍に維持することができ、当該空調空間204の快適性の低下を抑制することができる。
なお、図2に示した冷凍サイクル回路20は、あくまでも一例である。例えば、図6のように冷凍サイクル回路20を構成してもよい。
図6は、本発明の実施の形態に係る空気調和システムの冷凍サイクル回路の別の一例を示す冷媒回路図である。
図6に示す冷凍サイクル回路20では、第1圧縮機10a及び第2圧縮機10bで圧縮機10が構成されている。また、第1四方弁16a及び第2四方弁16bで四方弁16が構成されている。また、第1室外熱交換器11a及び第2室外熱交換器11bで室外熱交換器11が構成されている。また、第1膨張装置17a及び第2膨張装置17bで膨張装置17が構成されている。そして、冷凍サイクル回路20は、第1圧縮機10a、第1四方弁16a、第1室外熱交換器11a、第1膨張装置17a及び第1室内熱交換器12が接続された第1冷凍サイクル回路20aと、第2圧縮機10b、第2四方弁16b、第2室外熱交換器11b、第2膨張装置17b、第2室内熱交換器13、第3室内熱交換器14及び冷媒流路切替装置15が接続される第2冷凍サイクル回路20bと、で構成されている。
図6に示す冷凍サイクル回路20の各構成要素は、全館空調用室内機1、個別空調用室内機2、並びに、室外機3を構成する第1室外機3a及び第2室外機3bに収納されている。詳しくは、全館空調用室内機1には、第1室内熱交換器12及び第2室内熱交換器13が収納されている。個別空調用室内機2には、第3室内熱交換器14が収納されている。第1室外機3aには、第1圧縮機10a、第1四方弁16a、第1室外熱交換器11a及び第1膨張装置17aが収納されている。また、第2室外機3bには、第2圧縮機10b、第2四方弁16b、第2室外熱交換器11b及び第2膨張装置17bが収納されている。冷媒流路切替装置15の設置位置は、任意である。冷媒流路切替装置15は、例えば、全館空調用室内機1に収納されてもよいし、個別空調用室内機2に収納されてもよいし、第2室外機3bに収納されてもよい。
また、個別空調用室内機2が設けられた空調空間204に人がいない場合等、空調空間204の空調が不要な時間帯がある場合、図7に示すように、空調空間204の空調を停止してもよい。つまり、空気調和システム100を全館空調のみの運転にし、風量可変装置33を全閉にしてもよい。本実施の形態に係る空気調和システム100は、個別空調用室内機2によって空調空間204を急速冷房又は急速暖房することができる。このため、空調空間204に空調負荷が発生した場合には、個別空調によって対応できるので、空調空間204の空調が不要な時間帯がある場合、空調空間204の空調を停止することができる。このように空調空間204の空調を停止することにより、空気調和システム100の消費電力を削減することができる。なお、空調空間204の空調が不要な時間帯は、例えば、記憶部51に記憶させる。
また、本実施の形態では個別空調用室内機2を1つのみ有する空気調和システム100について説明したが、空気調和システム100に複数の個別空調用室内機2を備えてもよい。そして、複数の空調空間にこれらの個別空調用室内機2を備えてもよい。この場合、例えば図8に示すように、第3室内熱交換器14を並列接続するとよい。また、この場合、各第3室内熱交換器14に対応して、これら第3室内熱交換器14に連通する冷媒流路を開閉する開閉装置19を設けてもよい。いずれかの個別空調用室内機2が設けられた空調空間の空調負荷が大きくなった場合、空調負荷が大きくなった当該空調空間に設けられた個別空調用室内機2の第3室内熱交換器14のみに、冷媒を供給することができる。
1 全館空調用室内機、2 個別空調用室内機、3 室外機、3a 第1室外機、3b 第2室外機、10 圧縮機、10a 第1圧縮機、10b 第2圧縮機、11 室外熱交換器、11a 第1室外熱交換器、11b 第2室外熱交換器、12 第1室内熱交換器、13 第2室内熱交換器、14 第3室内熱交換器、15 冷媒流路切替装置、16 四方弁、16a 第1四方弁、16b 第2四方弁、17 膨張装置、17a 第1膨張装置、17b 第2膨張装置、18 冷媒配管、19 開閉装置、20 冷凍サイクル回路、20a 第1冷凍サイクル回路、20b 第2冷凍サイクル回路、31〜33 風量可変装置、34〜36 温度検出装置、50 制御装置、51 記憶部、52 制御部、100 空気調和システム、201 共用空間、202〜204 空調空間、205 ダクト。

Claims (6)

  1. 圧縮機、室外熱交換器、膨張装置、第1室内熱交換器、第2室内熱交換器及び第3室内熱交換器を有し、前記第1室内熱交換器、前記第2室内熱交換器及び前記第3室内熱交換器に供給された冷媒で空気を冷却又は加熱する冷凍サイクル回路と、
    前記第1室内熱交換器及び前記第2室内熱交換器が収納された第1室内機と、
    前記第3室内熱交換器が収納された第2室内機と、
    を備え、
    前記第1室内機は、通風路を介して複数の空調空間と連通する共用空間に設けられるものであり、
    前記第2室内機は、複数の前記空調空間の少なくとも1つに設けられるものであり、
    前記第1室内熱交換器、前記第2室内熱交換器及び前記第3室内熱交換器は、並列に接続されており、
    前記冷凍サイクル回路は、さらに、冷媒流路を切り替える冷媒流路切替装置を有し、該冷媒流路切替装置は、前記第2室内熱交換器へ冷媒が流れる流路又は前記第3室内熱交換器へ冷媒が流れる流路に切り替えるものである空気調和システム。
  2. 前記第2室内機が設けられた前記空調空間である個別空調空間に設けられ、当該個別空調空間の温度を検出する温度検出装置と、
    当該個別空調空間の設定温度を記憶する記憶部、及び、前記冷媒流路切替装置の切り替えを制御する制御部を有する制御装置と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記設定温度と前記温度検出装置の検出温度との差である比較値が閾値以下の場合、前記第2室内熱交換器へ冷媒が流れる流路となるように前記冷媒流路切替装置を制御し、
    前記比較値が前記閾値より大きい場合、前記比較値が前記閾値より大きくなっている前記個別空調空間に設けられた前記第3室内熱交換器へ冷媒が流れる流路となるように、前記冷媒流路切替装置を制御する構成である請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 複数の前記空調空間のそれぞれに対応して設けられ、前記空調空間に供給する前記共用空間からの空気の量を調整する風量可変装置を備えた請求項1又は請求項2に記載の空気調和システム。
  4. 前記冷媒流路切替装置が前記第3室内熱交換器へ冷媒が流れる流路に切り替えられている状態において、
    当該第3室内熱交換器が設けられた前記空調空間に対応する前記風量可変装置によって、前記共用空間から当該空調空間への空気の供給を停止する構成である請求項に記載の空気調和システム。
  5. 前記第2室内機が設けられた前記空調空間の空調が不要な時間帯、
    前記第2室内熱交換器へ冷媒が流れる流路となるように、前記冷媒流路切替装置が切り替えられ、
    当該空調空間に対応する前記風量可変装置を全閉にして、前記共用空間から当該空調空間への空気の供給を停止する構成である請求項又は請求項に記載の空気調和システム。
  6. 前記第1室内熱交換器、前記第2室内熱交換器及び前記第3室内熱交換器は、前記膨張装置と前記圧縮機との間に、並列に接続されている請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和システム。
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