JP5780245B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

この発明は、電池パックに関するものである。
安全弁と難燃剤とフィルタとを備えた電池パックが提案されている。当該電池パックによれば、可燃性ガスが電池から発生した場合、当該可燃性ガスは、安全弁を通過する。当該可燃性ガスは、難燃剤と接触する。当該接触により、可燃性ガスは、不燃性に変化する。当該不燃性ガスは、フィルタを介して電池パックの外側に放出され得る。これに対し、何らかの理由により、電池パックの内側で炎が発生した場合、当該炎は、電池パックの外側に噴出することをフィルタにより防止され得る(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−192588号公報 特開平11−317334号公報 国際公開第2010/032312号公報 特開2007−073298号公報 特開2005−339932号公報 特開2006−260777号公報
しかしながら、特許文献1においては、フィルタの孔の大きさが不明である。このため、フィルタの孔が小さい場合、不燃性ガスは、フィルタを通過しない。これに対し、フィルタの孔が大きい場合、電池パックの内側で炎が発生すると、当該炎は、電池パックの外側に噴出する。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、電池から発生した可燃性ガスを不燃性ガスに変化させて放出し、炎が発生した場合に当該炎の噴出を防止することができる電池パックを提供することである。
この発明に係る電池パックは、可燃性ガスを発生させ得る電池と、前記電池を収容した収容体と、前記収容体の外側に設けられ、放出口を有した排気経路と、前記排気経路に設けられ、前記可燃性ガスを不燃性に変化させる吸着剤と、前記収容体内の圧力により開放される安全弁と、前記安全弁を覆った状態で前記収容体と前記排気経路とを連結し、前記可燃性ガスに対応した消炎距離又は消炎直径に合わせて形成された貫通部を有した通気路と、を備え、前記安全弁は、前記通気路の内面に連結され、前記収容体内の圧力により前記通気路の内面との連結から開放され得るように形成された移動体と、前記通気路の内面との間の隙間が前記貫通部となるように前記移動体の前記収容体側とは反対側に設けられ、前記移動体が前記収容体側とは反対側への移動した際に、前記移動体と接触し、前記移動体の前記収容体側とは反対側への移動を止めるストッパと、を備えたものである。
この発明によれば、電池から発生した可燃性ガスを不燃性ガスに変化させて放出し、炎が発生した場合に当該炎の噴出を防止することができる。
この発明の実施の形態1における電池パックの縦断面図である。 この発明の実施の形態1における電池パックの消炎素子の平面図である。 この発明の実施の形態2における電池パックの消炎素子の平面図である。 この発明の実施の形態3における電池パックの消炎素子の平面図である。 この発明の実施の形態4における電池パックの消炎素子の平面図である。 この発明の実施の形態5における電池パックの縦断面図である。 この発明の実施の形態6における電池パックの通気路の縦断面図である。 この発明の実施の形態6における電池パックの通気路の縦断面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電池パックの縦断面図である。
図1の電池パックは、電気機器、自動車等に利用される。電池パックには、複数の二次電池1a〜1eが設けられる。例えば、複数の二次電池1a〜1eは、リチウムイオン電池である。複数の二次電池1a〜1eは、水平方向に並んで配置される。複数の二次電池1a〜1eは、一側を同方向に向けて配置される。具体的には、複数の二次電池1a〜1eは、一側を上方に向けて配置される。
各二次電池1a〜1eに対応して、収容体2a〜2eが設けられる。各収容体2a等は、対応した二次電池1a等を収容する。各収容体2a等は、対応した二次電池1a等の上端側に開口部を有する。収容体2a〜2eの上方には、排気経路3が設けられる。排気経路3の一側には、放出口3aが形成される。放出口3aは、電池パックの一側に向けて開口する。排気経路3には、吸着剤4が設けられる。吸着剤4は、各収容体2a等の上側を覆う。例えば、吸着剤4は、活性炭からなる。例えば、吸着剤4は、揮発性有機溶媒を吸着するナノファイバーフィルター繊維素材からなる。
各収容体2a〜2eに対応して、安全弁5a〜5eが設けられる。各安全弁5a等は、対応した収容体2a等と排気経路3との間に設けられる。各安全弁5等は、吸着剤4に覆われる。
各収容体2a〜2eに対応して、通気路6a〜6eが設けられる。各通気路6a等は、対応した収容体2a等と排気経路3とを連結する。各通気路6a等は、対応した収容体2a等に設けられた安全弁5a等を覆う。各通気路6a等の内周面の一部は、対応した収容体2a等に設けられた安全弁5a等の外周面に密着する。
各通気路6a〜6eに対応して、消炎素子7a〜7eが設けられる。消炎素子7aは、金属、セラミックス等により形成される。各消炎素子7a等は、通気路6a等の形状に合わせて形成される。例えば、各消炎素子7a等は、円柱状に形成される。各消炎素子7a等は、対応した通気路6a等が覆った安全弁5a等と排気経路3との間に設けられる。各消炎素子7a等の外周面は、対応した通気路6a等の内周面の一部に密着する。各消炎素子7a等は、貫通部(図1においては図示せず)を有する。貫通部は、消炎素子を鉛直方向に貫通する。
電池パックにおいて、二次電池1a等内の電解液中には、有機溶剤が含まれる。当該有機溶剤は、過電圧又は製造時の異物混入により過熱され得る。当該過熱により、有機溶剤が分解される。当該分解により、可燃性ガスが発生する。
当該可燃性ガスにより、収容体2a等内の圧力が上昇する。当該圧力により、安全弁5a等が開放される。当該開放により、可燃性ガスは、通気路6a等へ排出される。当該排出により、収容体2a等内の圧力は、低下する。
当該可燃性ガスは、消炎素子7a等の貫通部を通過する。当該可燃性ガスは、排気経路3に到達する。当該可燃性ガスは、吸着剤4に接触する。この際、吸着剤4は、当該可燃性ガス中の可燃性物質を吸着する。当該吸着により、当該可燃性ガスは、浄化される。当該浄化により、当該可燃性ガスは、不燃性ガスに変化する。当該不燃性ガスは、放出口3aから電池パックの外側へ放出される。
何らかの理由により、収容体2a等内で可燃性ガスに着火すると、炎の一部が安全弁5a等から噴出する。当該炎は、消炎素子7aに到達する。当該炎は、消炎素子7aの貫通部を通過しようとする。この際、当該炎は消える。その結果、可燃性ガスのみが消炎素子7a等から排気経路3に排出される。
何らかの理由により、消炎素子7aを通過した可燃性ガスに着火すると、炎の一部が消炎素子7aに到達する。当該炎は、消炎素子7aの貫通部を通過しようとする。この際、当該炎は消える。すなわち、当該炎は収容体2a等に到達しない。
次に、図2を用いて、消炎素子7aの貫通部を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における電池パックの消炎素子の平面図である。
対向する平板間の距離が短いと、炎は、当該平板間を通過できない。この際の最大の平板の間の距離は、消炎距離と呼ばれる。平板間の距離が消炎距離の場合、炎の発熱速度と伝播路の壁への吸熱速度とが等しくなる。
炎の発熱速度は、燃焼させるガスの種類により異なる。このため、消炎距離も、燃焼させるガスの種類により異なる。具体的には、質量の軽いガスの発熱速度は、質量の重いガスの発熱速度よりも速い。このため、質量の軽いガスの消炎距離は、質量の重いガスの消炎距離よりも短い。
図2に示すように、消炎素子7aの貫通部8は、水平投影面上においてスリット状に形成される。貫通部8において、xは長縁部の長さである。xの値は任意である。yは短縁部の長さである。yの値は、二次電池1a等から発生する可燃性ガスに対応した消炎距離に合わせて設定される。
二次電池1a等が一般的なリチウムイオン電池の場合、発生する可燃性ガスは、水素、メタン、エタン等である。水素ガスの消炎距離は0.6mmである。メタンガスの消炎距離は2.1mmである。エタンガスの消炎距離は1.8mmである。この場合、短縁部の長さyは、消炎距離が最も短い水素ガスに合わせて0.6mm以下に設定される。
発生する可燃性ガスがメタン、エタンのみの二次電池1a等の場合、短縁部の長さyは、発生が予期される中で消炎距離が最も短いエタンに合わせて1.8mm以下に設定される。
以上で説明した実施の形態1によれば、安全弁5a等が設けられる。このため、二次電池1a等から発生した可燃性ガスを収容体2a等から放出することができる。また、吸着剤4が設けられる。このため、収容体2a等から放出された可燃性ガスを不燃性ガスに変化させることができる。また、通気路6a等には、消炎素子7a等が設けられる。このため、収容体2a等内で発生した炎は、消炎素子7aの貫通部8を通過しようとした際に消える。その結果、炎が消炎素子7aの外部へ噴出することを防止できる。すなわち、消炎素子7aは、可燃性ガスのみを迅速に通過させることができる。
また、吸着剤4は、各収容体2a等の上側を覆う。このため、複数の二次電池1a等に対し、一つの吸着剤4で、可燃性ガスを不燃性ガスに変化させることができる。
また、消炎素子7aの貫通部8は、スリット状に形成される。この場合、貫通部8の長縁部xの長さを任意に設定することができる。このため、可燃性ガスが通過する領域の断面積を増やすことができる。その結果、可燃性ガスを容易に通過させることができる。
また、消炎素子7aは、金属、セラミックス等により形成される。このため、消炎素子7aは、高温の可燃性ガスに耐えることができる。
なお、安全弁5a等が開放される際の圧力は、収容体2a等の強度、発生するガスの種類等を加味して設定される。例えば、当該圧力は、0.2kg/cm程度に設定される。
また、安全弁5a等、吸着剤4、消炎素子7a等は、各機能を阻害しない範囲で可能な限り近づければよい。この場合、電池パックを小さくすることができる。
また、放出口3aを電池パック上部等に設けてもよい。この場合、可燃性ガスが空気よりも軽ければ、当該可燃性ガスを電池パックから容易に放出することができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2における電池パックの消炎素子の平面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1における消炎素子7aの貫通部8は、水平投影面上においてスリット状に形成されていた。一方、実施の形態2における消炎素子7aの貫通部8は、水平投影面上において円状に形成される。
貫通部8の内径が小さいと、炎は、貫通部8を通過できない。この際の最大の内径を消炎直径という。スリット状の消炎距離をyとした場合、円状の貫通部8の消炎直径yは、次の(1)式で表される。
=y/0.7 (1)
すなわち、水素ガスの消炎直径は0.86mmとなる。メタンガスの消炎直径は3.0mmとなる。エタンガスの消炎直径は2.5mmとなる。
以上で説明した実施の形態2によれば、消炎素子7aの貫通部8は、円状に形成される。このため、貫通部8をドリル等で容易に形成することができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3における電池パックの消炎素子の平面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の消炎素子7aは、1つの貫通部8を備えていた。一方、実施の形態3の消炎素子7aは、複数の貫通部8を備える。これらの貫通部8は、長手方向と直交する方向に並んで形成される。
以上で説明した実施の形態3によれば、消炎素子7aは、複数の貫通部8を備える。このため、可燃性ガスが通過する領域の断面積の合計を増やすことができる。その結果、可燃性ガスをより容易に通過させることができる。
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4における電池パックの消炎素子の平面図である。なお、実施の形態2と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2の消炎素子7aは、1つの貫通部8を備えていた。一方、実施の形態4の消炎素子7aは、複数の貫通部8を備えている。隣接した3つの貫通部8は、互いに直線で結ばれた際に略正三角形となる位置に形成される。
以上で説明した実施の形態4によれば、消炎素子7aは、複数の貫通部8を備える。このため、可燃性ガスが通過する領域の断面積の合計を増やすことができる。その結果、可燃性ガスをより容易に通過させることができる。
実施の形態5.
図6はこの発明の実施の形態5における電池パックの縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態5の排気経路3は、実施の形態1の排気経路3の他側に取り入れ口3bを付加したものである。取り入れ口3bには、ファン9が設けられる。
排気経路3内には、複数の吸着剤10a〜10eが設けられる。各吸着剤10a等は、各収容体2a等に対応して設けられる。排気経路3内において、隣接した吸着剤4は、隙間を空けて配置される。
電池パックにおいて、ファン9が動作すると、電池パックの外部の空気が排気経路3内に導入される。当該空気は、各吸着剤10a等を通過する。当該空気は、放出口3aから電池パックの外部へ放出される。
排気経路3の上流側の二次電池1aにおいて可燃性ガスが多量に発生した際、当該可燃性ガスは、可燃性のまま高温状態で吸着剤10aを通過し得る。この場合、当該可燃性ガスは、ファン9による風により冷却された状態で、可燃性のまま吸着剤10aと吸着剤10bの間に抜け出る。当該可燃性ガスは、排気経路3の外壁に接触する。当該接触により、当該可燃性ガスは、さらに冷却される。
当該可燃性ガスは、ファン9による風に押される。その結果、当該可燃性ガスは、下流側の吸着剤10b〜10eを通過する。この際、当該可燃性ガスは、浄化される。当該浄化により、当該可燃性ガスは、不燃性ガスに変化する。当該不燃性ガスは、放出口3aから電池パックの外部へ放出される。
排気経路3の下流側の二次電池1eにおいて可燃性ガスが発生した際、当該可燃性ガスが可燃性のまま吸着剤4を通過し得る。この場合、当該可燃性ガスは、ファン9からの風により、放出口3aから電池パックの外側へ速やかに放出される。当該可燃性ガスは、電池パックの外気とすぐに混ざる。その結果、電池パックの外部においては、可燃性ガスの濃度が薄まる。
以上で説明した実施の形態5によれば、複数の吸着剤10a等は、隙間を空けて配置される。このため、吸着剤10aの使用量を削減できる。
また、排気経路3には、ファン9が設けられる。このため、吸着剤10a等が可燃性ガスを通過させる上で抵抗となっても、可燃性ガスを排気経路3内で拡散させることができる。当該拡散により、可燃性ガスは、吸着剤10a等の全体に行き渡る。すなわち、可燃性ガスが大量に発生した場合でも、ガスが溜まることを防止できる。また、上流側の二次電池1a等から急激に発生した可燃性ガスの噴出速度が速い場合、上流側の吸着剤10a等で吸着しきれない可燃性ガスを下流側の吸着剤10b等で吸着することができる。すなわち、その結果、複数の吸着剤10a等により、可燃性ガスを効率的に不燃性に変化させることができる。
また、高温の可燃性ガスは、排気経路3の外壁と外気とに接触する。このため、可燃性ガスを急速に冷却することができる。
なお、異常が検知された場合のみにファン9を動作させてもよい。例えば、安全弁5a等の作動時のみにファン9を動作させてもよい。例えば、二次電池1a等が予め設定された温度以上になったときのみにファン9を動作させてもよい。この場合、必要時のみに、排気経路3内のガスの流動性を高めることができる。このため、吸着剤10a等が目詰まりするまでの時間を長くすることができる。すなわち、吸着剤10a等の交換回数を少なくすることができる。
実施の形態6.
図7と図8とはこの発明の実施の形態6における電池パックの通気路の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の通気路6a等には、消炎素子7a等が設けられていた。一方、実施の形態6においては、消炎素子7aが設けられていない。
図7に示すように、実施の形態6の安全弁5a等は、移動体11、ストッパ12を備える。
移動体11は、円柱形に形成される。移動体11の下部には、フランジ部11aが形成される。フランジ部11aの外縁部には、薄肉部11bが形成される。薄肉部11bは、通気路6a等の内面に連結される。
ストッパ12は、移動体11の上方に配置される。ストッパ12は、下方に開口する。ストッパ12は、移動体11の上面と外周面とを覆う。ストッパ12の外周面と通気路6a等の内周面との間には、貫通部8が形成される。貫通部8は、二次電池1a等から発生し得る可燃性ガスに対応した消炎距離に合わせて形成される。
図8に示すように、電池パックにおいて、収容体2a等内の圧力が上昇すると、移動体11の薄肉部11bが折れる。移動体11は、噴出した可燃性ガスにより押される。その結果、移動体11は、上方に移動する。当該移動により、移動体11のフランジ部11aがストッパ12の下縁部に接触する。当該接触により、移動体11が止まる。当該可燃性ガスは、ストッパ12と通気路6a等の貫通部8を通過する。
何らかの理由により、収容体2a等内で可燃性ガスに着火すると、炎の一部は、ストッパ12と通気路6a等の間の貫通部8を通過しようとする。この際、当該炎は消える。その結果、可燃性ガスのみが貫通部8から排出される。
以上で説明した実施の形態6によれば、安全弁5a等は、消炎素子7aと同様に、可燃性ガスに着火した炎を消す機能を備える。このため、部品点数を削減しつつ、可燃性ガスに着火した炎を消すことができる。また、通気路6a等の長さを短くすることができる。
なお、過電圧等により可燃性ガスを発生させ得るリチウムイオン電池以外の二次電池に対し、実施の形態1〜6の電池パックを適用してもよい。また、可燃性ガスを発生させ得る一次電池に対し、実施の形態1〜6の電池パックを適用してもよい。
また、単電池のみに対し、本実施の形態1〜6の電池パックを適用してもよい。
また、実施の形態1〜6の収容体2a等を電池パックの外郭としてもよい。
また、実施の形態1〜6の電池パックの向きを上下反転させてもよい。
1a〜1e 二次電池、 2a〜2e 収容体、 3 排気経路、 3a 放出口、 3b 取り入れ口、 4 吸着剤、 5a〜5e 安全弁、 6a〜6e 通気路、 7a〜7e 消炎素子、 8 貫通部、 9 ファン、10a〜10e 吸着剤、 11 移動体、 11a フランジ部、 11b 薄肉部、 12 ストッパ

Claims (4)

  1. 可燃性ガスを発生させ得る電池と、
    前記電池を収容した収容体と、
    前記収容体の外側に設けられ、放出口を有した排気経路と、
    前記排気経路に設けられ、前記可燃性ガスを不燃性に変化させる吸着剤と、
    前記収容体内の圧力により開放される安全弁と、
    前記安全弁を覆った状態で前記収容体と前記排気経路とを連結し、前記可燃性ガスに対応した消炎距離又は消炎直径に合わせて形成された貫通部を有した通気路と、
    を備え
    前記安全弁は、
    前記通気路の内面に連結され、前記収容体内の圧力により前記通気路の内面との連結から開放され得るように形成された移動体と、
    前記通気路の内面との間の隙間が前記貫通部となるように前記移動体の前記収容体側とは反対側に設けられ、前記移動体が前記収容体側とは反対側への移動した際に、前記移動体と接触し、前記移動体の前記収容体側とは反対側への移動を止めるストッパと、
    を備えた電池パック。
  2. 前記電池は、一側を同方向に向けて配置された複数の単電池からなり、
    前記収容体は、前記単電池の各々に対応して設けられ、
    前記排気経路は、複数の収容体の一側に連結され、
    前記吸着剤は、前記複数の収容体の一側を覆い、
    前記安全弁は、前記収容体の各々に対応して設けられ、
    前記通気路は、前記収容体の各々に対応して設けられ、対応した収容体と前記排気経路とを連結した請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記吸着剤は、前記収容体の各々に対応するように隙間を空けて配置された請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記排気経路の放出口とは反対側に設けられ、前記排気経路の放出口に向けて風を送るファン、
    を備えた請求項2又は請求項3に記載の電池パック。
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