JP2013161735A - 蓄電デバイス及び蓄電モジュール - Google Patents

蓄電デバイス及び蓄電モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2013161735A
JP2013161735A JP2012024578A JP2012024578A JP2013161735A JP 2013161735 A JP2013161735 A JP 2013161735A JP 2012024578 A JP2012024578 A JP 2012024578A JP 2012024578 A JP2012024578 A JP 2012024578A JP 2013161735 A JP2013161735 A JP 2013161735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power storage
gas
flame retardant
pressure gas
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012024578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5974520B2 (ja
Inventor
Masashi Imizu
真史 出水
Yohei Shibata
洋平 柴田
Yoshinobu Yasunaga
好伸 安永
Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
Tokuo Inamasu
徳雄 稲益
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GS Yuasa Corp
Original Assignee
GS Yuasa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GS Yuasa Corp filed Critical GS Yuasa Corp
Priority to JP2012024578A priority Critical patent/JP5974520B2/ja
Publication of JP2013161735A publication Critical patent/JP2013161735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5974520B2 publication Critical patent/JP5974520B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Abstract

【課題】難燃剤の種類や量を容易に変更することができ、内部で発生する高圧ガスと難燃剤とを効率よく接触させて難燃化することができる蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】
蓄電モジュール20は、蓄電ケースの内圧上昇時に蓄電ケース内部の高圧ガスを逃がすための防爆弁3を備えた蓄電ユニットと、高圧ガスを難燃化するための難燃剤とを備えた蓄電デバイスであって、難燃剤は、カートリッジ式容器11に封入され、カートリッジ式容器は、内部に高圧ガスを流入するためのガス流入口12を有しており、防爆弁の開弁時に高圧ガスの圧力でガス流入口を開き、高圧ガスと難燃剤とをカートリッジ式容器の内部で接触させる。カートリッジ式容器は、内部に迷路状であって難燃剤を配置したガス流通経路を備える。このガス流通経路に高圧ガスを流通させると高圧ガスに難燃剤を効率よく接触させて難燃化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常時に蓄電ユニットの内部で発生する可燃性ガスを難燃化する機能を備えた蓄電デバイス及び蓄電モジュールに関する。
二次電池や蓄電器(capacitor)等の蓄電デバイスは、過充電や短絡等の異常時に内部の温度が上昇し大量のガスが発生して内部の圧力も上昇する。そのため、所定の圧力を超えた場合に容器内部から電解液やガスを安全に放出するために、安全弁を備えた蓄電デバイスが提案されている。蓄電デバイス内部から放出されるガスの中には可燃性ガスが含まれるため、外部に放出する際には可燃性ガスを難燃化することが好ましい。
難燃剤は一般に電解液と接触することにより、電解液を変質させて蓄電デバイスの特性を低下させることが知られている。そのため、消火剤や不活性流体等の難燃剤を蓄電デバイスや蓄電モジュールに設ける際には、難燃剤と電解液が接触しない構成を採用することが一般的である(特許文献1〜3)。
特開2007−27011号公報 特開2010−147004号公報 特開平9−161754号公報
しかし、蓄電デバイスを構成する蓄電ユニットの内部で発生する高圧の可燃性ガスを難燃剤に導くための経路や可燃性ガスを難燃剤に接触させるためのスペースを蓄電ユニットの内部に設けると、蓄電ユニットの構成が複雑となるために、可燃性ガスと難燃剤との接触効率が低下し、十分な難燃化効果が得られなくなる。この問題は蓄電デバイスを構成する蓄電ユニットを複数組み合わせた蓄電モジュールについても同様である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、蓄電ユニットの内部で発生する高圧ガスを難燃剤と効率よく接触させることで高圧ガスに含まれる可燃性ガスを確実に難燃化することを主たる技術的課題とする。
本発明に係る蓄電デバイスは、正極及び負極が電解液とともに封入された蓄電ケースと、蓄電ケースの内圧上昇時に蓄電ケース内部の高圧ガスを逃がすための防爆弁とを具備した蓄電ユニットと、高圧ガスに含まれる可燃性ガスを難燃化するための難燃剤を封入するための容器とを備えており、この容器は蓄電ケースと着脱が可能なカートリッジ式容器であって、その内部に高圧ガスを流入させるためのガス流入口又は内部の難燃剤を噴射するためのガス噴射口を有し、防爆弁の開弁時に高圧ガスの圧力によりガス流入口又はガス噴射口を開くことにより、高圧ガスと難燃剤とを蓄電ユニットの外部で接触させることを特徴とする。蓄電ユニットの外部とは、具体的には、蓄電ユニットの防爆弁よりも外側を指す。
このような構成により、蓄電ユニットの内部で発生する高圧ガスと難燃剤とを効率よく接触させて高圧ガスに含まれる可燃性ガスを確実に難燃化することができる。
ここで、「難燃剤」とは、可燃性のガスを難燃化するための物質をいう。本明細書において、難燃剤は、特に断らない限り、気体、液体及び固体等、その性状を問わない。難燃剤の種類も特に限定されないが、一例として、臭素化合物などのハロゲン化合物やリン化合物等の有機系のものや、アンチモン化合物や金属水酸化物等の無機系のものを挙げることができる。但し、難燃剤を噴射する場合は、ガス、粉体、霧状の液体など噴射に適した性状であることが好ましい。
なお、本件発明者らは、先に高圧ガスを吸収するガス吸収材をカートリッジに封入した蓄電デバイス等を開発している。ガス吸収材は、ガスを吸収することが目的であって、主に多孔質性の粒状物からなり、ガスを吸収して留まるものである。そのため、吸収するだけでは可燃性の高圧ガスを吸収したガス吸収材自体が発火や燃焼する可能性も否定できない。この意味において、ガス吸収材はガスを難燃化することを目的とする難燃剤とは本質的に異なるものである。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、カートリッジ式容器は、内部に高圧ガスを流通させるための迷路状のガス流通経路を具備していてもよい。このような構成により、高圧ガスを流通させる流通経路を長くして高圧ガスと難燃剤との接触させる機会を増やすことができ、高圧ガスと難燃剤との接触効率を向上させることができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、カートリッジ式容器は、ガス流入口より導入した高圧ガスを外部に排出するための1つ又は複数のガス流出口とを具備することが好ましい。このような構成により、蓄電ユニットの防爆弁から放出される高圧ガスがカートリッジ式容器の内部に滞留することを抑えて、カートリッジ式容器の内部を流通させることができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、カートリッジ式容器は、内部に高圧ガスを流通させるための単純なガス流通経路と、難燃剤を収容する収容領域とを具備し、ガス流通経路中に絞り部を有し、絞り部に単純なガス流通経路と収容領域とを連通する小さな開口部を有することが好ましい。
このような構成により、防爆弁の開弁時に蓄電ユニットの内部で発生した高圧ガスが絞り部を流通することによって小さな開口部から難燃剤を噴射させ、その高圧ガスに難燃剤を接触させることができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、小さな開口部は、熱融解フィルムで隙間無く覆われていてもよい。このような構成により、高圧ガスがガス流通経路を流通する前では難燃剤がガス流通経路に進入することを抑えて高圧ガスが流通する経路を確保することができ、高圧ガスがガス流通経路を流通する際には小さな開口部の熱融解性フィルムをその高圧ガスで除去することができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、難燃剤は常温常圧において液体であって、単純な流通経路の壁面は難燃剤を染み込ませることの可能な部材で構成されていることが好ましい。このような構成により、単純な流通経路を流通させる高圧ガスと難燃剤との接触効率を向上させることができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、カートリッジ式容器は外部から収容領域に向かって連通する逆止弁を有することが好ましい。このような構成により、収容領域内の圧力の低下を抑えて小さな開口部から難燃剤を噴射させることができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、小さな開口部はカートリッジ式容器の下方に設けられ、収容領域の内部には、小さな開口部に難燃剤を導くための傾斜板が設けられていることが好ましい。このような構成により、小さな開口部から空気が噴射されることを抑えて難燃剤を噴射し易くすることができる。
本発明に係る蓄電デバイスにおいて、カートリッジ式容器は、難燃剤が高圧充填され、高圧ガスの圧力により難燃剤を噴射口から噴射開始させるように構成されていてもよい。
このような構成により、防爆弁の開弁時に蓄電ユニットの内部で発生した高圧ガスの圧力によって難燃剤を噴射させて高圧ガスを難燃剤に接触させることができる。
本発明に係る蓄電モジュールは、正極及び負極が電解液とともに封入された蓄電ケースと、蓄電ケースの内圧上昇時に蓄電ケース内部の高圧ガスを逃がすための防爆弁とを具備した蓄電ユニットを複数並置してなる蓄電ユニット群と、防爆弁のそれぞれに接続された複数の導管と導管のそれぞれに接続された1つの主導管からなる配管と、高圧ガスを難燃化するための難燃剤を封入した容器とを備えており、この容器は、蓄電ケースと着脱が可能なカートリッジ式容器であり、内部に高圧ガスを流入するためのガス流入口と高圧ガスを流通させるための迷路状のガス流通経路とを具備し、蓄電デバイスを構成する蓄電ユニットの少なくとも1つの防爆弁の開弁時に高圧ガスの圧力によりガス流入口を開くことにより、高圧ガスと難燃剤とをガス流通経路内で接触させることを特徴とする。
このような構成により、各蓄電ユニットの内部で発生した高圧ガスを配管でまとめて効率よく難燃化することができる。
本発明によれば、蓄電ユニットの内部で発生する高圧ガスをカートリッジ式容器内部の難燃剤と接触させて難燃化することができる。
第1の実施形態の蓄電デバイスを示す図 第1の実施形態の変形例を示す図であって、(a)は他の変形例を示すカートリッジの断面図、(b)はさらに別の変形例を示すカートリッジの断面図 第2の実施形態の蓄電デバイスを示す図 第3の実施形態の蓄電モジュールを示す斜視図 第4の実施形態の蓄電デバイスを示す図 第4の実施形態の蓄電デバイスの変形例を示す図 第5の実施形態の蓄電デバイスを示す図 噴射口から難燃剤を噴射させる構成を説明する図であって、(a)は噴射口から難燃剤を噴射させる前を示す図、(b)は噴射口から難燃剤を噴射させた直後を示す図 ガス圧により難燃剤を噴射させる構成を説明する図であって、(a)は噴射口から難燃剤を噴射させる前を示す図、(b)は噴射口から難燃剤を噴射させた直後を示す図 誤作動防止機構を説明する図であって、(a)は誤作動防止機構の一例を示す図、(b)は誤作動防止機構の他の例を示す図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、各実施形態はいずれも例示であり、本発明の限定的な解釈を与えるものではない。各実施形態において、同一又は同種の部材には同一の符号を用いる場合がある。図中の矢印は主にガスの流れる方向を示す。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の蓄電デバイスを示し、蓄電ユニットの正面図とカートリッジの内部構造を表した断面図を示している。
図1に示すように、第1の実施形態の蓄電デバイス20は、主に蓄電ユニット1と、カートリッジ10とで構成される。蓄電ユニット1とカートリッジ10とは気密を保持した状態で図示しない連結部材により連結される。
蓄電ユニット1は、蓄電ケース1a内に図示しない蓄電要素が封入され、正極及び負極端子2、2と、防爆弁3とを有する。この図の例では、端子2及び防爆弁3は、蓄電ケース1aの上面部に設けられている。
カートリッジ10はガス流入口としてのガス流入弁12とガス流出口としてのガス流出弁13とを有する容器であり、ガス流入弁12はカートリッジ10の下面中央部に、ガス流出弁13はカートリッジ10の上面両端部にそれぞれ配置されている。防爆弁3とガス流入弁12とは気密を保持した状態で隙間無く連結されている。
カートリッジ10は内部に仕切体16及びフィルター17が設けられ、難燃剤14が封入されている。消化剤として用いられる炭酸水素ナトリウムを主成分とするような粒状或いは粉体の難燃剤を使用する場合は、カートリッジ10内にそのまま封入することが可能である。炭酸カリウム溶液、ハロゲン化溶液、リン酸エステル溶液などのような液体の場合には、例えばセラミックスフェルト等の不燃性のフェルト、綿やガラス繊維等の多孔体に担持させてその担持体15を封入する。或いは、高圧ガス発生時は高温状態となるため、熱融解性のカプセルをカートリッジ10内に封入してそのカプセル内に難燃剤を閉じ込めておいてもよい。
カートリッジ10は内部に仕切体16及びフィルター17が設けられ、難燃剤14が封入されている。消化剤として用いられる炭酸水素ナトリウムを主成分とするような粒状或いは粉体の難燃剤を使用する場合は、カートリッジ10内にそのまま封入することが可能であるが、炭酸カリウム溶液、ハロゲン化溶液、リン酸エステル溶液などのような液体の場合には、例えばセラミックスフェルト等の不燃性のフェルト、綿やガラス繊維等の多孔体に担持させてその担持体を封入する。或いは、高圧ガス発生時は高温状態となるため、熱融解性のカプセルをカートリッジ10内に封入してそのカプセル内に難燃剤を閉じ込めておいてもよい。
難燃剤14又は難燃剤を担持した担持体15は、目詰まりが生じない程度の量を充填することが好ましい。フィルター17は、主にガスを通過させて難燃剤又は難燃剤を担持した担持体を通過させないもので構成される。多孔体やフィルターは、高温のガスにより溶融したり軟化したりして目詰まりを起こさないものが好ましい。
図1に示すように、仕切体16はカートリッジ10の内部に迷路状の流通経路R1を形成する。このような構成によると、単純な流通経路よりもガスと難燃剤との接触面積が増大し、接触時間を長くするため、より確実に高圧ガスを難燃化することが可能となる。
本実施形態の蓄電デバイス20は、蓄電ユニット1の内部で発生した高圧ガスを防爆弁3及びガス流入弁12を介してカートリッジ10内に流入させ、その内部で難燃化して外部環境に排出することができる。カートリッジ10は着脱による交換も容易であるため、蓄電デバイス20の仕様によってカートリッジ10を交換するだけで難燃剤の種類や量を容易に変更することができる利点がある。
図2は、第1の実施形態の変形例を示している。図2(a)及び図2(b)は、いずれもカートリッジの変形例を示す断面図である。図2(a)に示すカートリッジ30は、第1の実施形態で説明したカートリッジ10の内部に更にメッシュ18が設けられている。メッシュ18は容器11の内部を上下2つに区画し、難燃剤14又は難燃剤を担持した担持体15は、メッシュ18から下側に収容されている。メッシュ18は、フィルター17と同様にガスを通過させるが難燃剤やその担持体を通過させないもので構成される。このような構成によると、高圧ガスの流入時に難燃剤又は難燃剤を担持した担持体がガスと共に上方へ移動することを抑え、高圧ガスと難燃剤との接触機会のバラツキを抑えることができる。
図2(b)に示すカートリッジ40は、ガス流入弁42とガス流出弁43とを有する容器であり、ガス流入弁42はカートリッジ40の下面中央部に、ガス流出弁43はカートリッジ40の上面両端部にそれぞれ配置されている。カートリッジ40は内部に仕切体46及びフィルター47が設けられ、難燃剤44又は難燃剤を担持した担持体45が封入されている。
仕切体47及びフィルター47の配置が図1を用いて説明した第1の実施形態とやや異なっており、これによりガスの流通経路R1の構成が異なっている。流通経路R1中には難燃剤又は難燃剤を担持した担持体の収容領域がフィルター47で仕切って構成され、難燃剤又は難燃剤を担持した担持体はその収容領域内に保持されている。このようなカートリッジ40を用いても、第1の実施形態で説明したカートリッジ10を用いる場合と同様に、効率よく蓄電ユニットの内部で発生した高圧ガスを難燃化して排出することができる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態の蓄電デバイスを示し、蓄電ユニットの正面図とカートリッジの内部構造を表した断面図を示している。
図3に示すように、蓄電デバイス50は、主に蓄電ユニット51と、カートリッジ40とで構成される。蓄電ユニット51とカートリッジ40とは気密を保持した状態で図示しない連結部材により連結される。
本実施形態では、上述した第1の実施形態とは異なり、カートリッジ40が蓄電ユニットの側面部に設けられている。蓄電ユニット51の正極及び負極端子52、52は、蓄電ケース51aの上面部に設けられているのに対して、防爆弁53は蓄電ケース51aの側面部にガス流入弁42と防爆弁53とが対向するように設けられている。
このように、蓄電ユニット51とカートリッジ40との位置関係は主に防爆弁の位置関係によって任意に選択することが可能である。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態の蓄電モジュールの全体構成を示している。
図4に示すように、蓄電モジュール60は、複数の蓄電ユニット1と難燃剤を封入したカートリッジ40と、消火装置64が配管62により接続されている。配管62は一つの主導管62aと複数の導管62bから構成されている。消火装置64には難燃剤やその他の必要な消火設備が備えられている。
このような構成によると、各蓄電ユニット1の内部で発生した高圧ガスを配管62でまとめてカートリッジ40及び消火装置64に送り出すことができる。なお、カートリッジ40に代えて上述した他のカートリッジを用いてもよく、或いは、可燃性ガスの発生量に応じてカートリッジ40を複数用いてもよいし消火装置64を省略してもよい。
本実施形態の蓄電モジュール60においては各導管62bの経路中に逆止弁が設けられていてもよい。一つの蓄電ユニット1から高圧ガスが噴出された場合でも、そのガスが他の蓄電ユニット1に流れ込むことを防止でき、温度上昇等の影響を一つの蓄電ユニットにとどめることができるためである。
(第4の実施形態)
図5は、第4の実施形態の蓄電デバイスを示している。
図5に示すように、蓄電デバイス70は、主に蓄電ユニット71と、カートリッジ80とで構成される。蓄電ユニット71とカートリッジ80とは気密を保持した状態で図示しない連結部材により連結される。
蓄電ユニット71は、蓄電ケース71a内に図示しない蓄電要素が封入され、正極及び負極端子72、72と、防爆弁73とを有する。この図の例では、端子72及び防爆弁73は、蓄電ケース1aの上面部に設けられている。
カートリッジ80は、ガス流入弁82とガス流出弁83とを有する容器であり、ガス流入弁82はカートリッジ80の下面右端部付近に、ガス流出弁83はカートリッジ80の上面右端部付近にそれぞれ配置されている。カートリッジ80の上端部には、ガス流出弁83と逆止弁88が設けられている。
カートリッジ80は、内部に流通経路R2と難燃剤84を収容する収容領域Sとを形成する。カートリッジ80の材質は、金属やセラミック等を用いることができる。難燃剤84は常温常圧において液体状であり、炭酸カリウム溶液、ハロゲン化溶液、リン酸エステル溶液等を用いることができる。
流通経路R2は、経路中の下方に局所的に流路を狭くするように絞った絞り部85を有する。絞り部85は、小さな開口部86を有する。小さな開口部86は、流通経路R2と収容領域Sとを連通している。このような構成において高圧ガスが絞り部85を通過すると、高圧ガスの流速が絞り部85で速くなることで絞り部85の圧力が下がり、小さな開口部86から液体状の難燃剤84を流通経路R2側に流入させることができる。よって、小さな開口部86の大きさは、高圧ガスが絞り部85を流通すると流通経路R2と収容領域Sとの圧力差を生じさせて収容領域Sから流通経路R2に難燃剤を流入させることのできる程度でよい。このとき、逆止弁88から収容領域Sに大気を流入させて内部圧力の低下を抑える。収容領域Sは、小さな開口部86に難燃剤を導くための傾斜板87が設けられている。傾斜板87は、逆止弁88から流入した大気が小さな開口部86から噴射されるのを抑えることができる。
流通経路R2の壁面はセラミックフェルト等の難燃剤84を染み込ませることの可能な部材で形成してもよい。或いは、気密性が保持された流通経路の壁面上にさらに難燃剤を染み込ませることの可能な部材を形成してもよい。このようにすると、流通経路R2全体でガスと難燃剤84とを接触させることができ、その接触効率を向上させることができる。小さな開口部86は、熱融解性フィルムで流通経路R2側から隙間無く覆われていてもよい。このようにすると、流通経路R2に高圧ガスの流入前に難燃剤84の流入を防止して高圧ガスが流通する経路を確保でき、高圧ガスが流入した際には高圧ガスの温度で熱融解性フィルムを融解させて除去し、難燃剤84を流通経路R2側に流入させることができる。
本実施形態の蓄電デバイス70は、蓄電ユニット71の内部で発生した高圧ガスによって流通経路R2中の絞り部85に設けられた小さな開口部86から液体状の難燃剤84を流通経路R2に流入させてその高圧ガスに難燃剤84を混合させることができ、その高圧ガスを難燃化して排出することができる。
図6は、第4の実施形態の蓄電デバイスの変形例を示している。図6に示すように、蓄電デバイス90は、主に蓄電ユニット91と、カートリッジ100とで構成される。蓄電ユニット91とカートリッジ100とは気密を保持した状態で図示しない連結部材により連結される。
蓄電ユニット91は、蓄電ケース91a内に図示しない蓄電要素が封入され、正極及び負極端子92、92と、防爆弁93とを有する。この図の例では、端子92は蓄電ケース1aの上面部に設けられ、防爆弁93は、蓄電ケース91aの側面部下方に設けられている。
カートリッジ100は、ガス流入口としてのガス流入弁102とガス流出口としてのガス流出弁103と逆止弁108とを有する容器であり、ガス流入弁102はカートリッジ100の一方の側面部下方付近に、ガス流出弁103はカートリッジ100の他方の側面部下方付近に、逆止弁108は上面部にそれぞれ配置されている。
カートリッジ100は、内部に流通経路R2と難燃剤84を収容する収容領域Sとを形成する。カートリッジ100の材質は、金属やセラミック等を用いることができる。難燃剤104は常温常圧において液体状であり、炭酸カリウム溶液、ハロゲン化溶液、リン酸エステル溶液等を用いることができる。
流通経路R3は、経路中であって局所的に流路を狭くするように絞った絞り部105を有する。絞り部105は、小さな開口部106を有する。小さな開口部106は、流通経路R3と収容領域とを連通している。蓄電デバイス90のようにしても、上述した蓄電デバイス70と同様に小さな開口部106から液体状の難燃剤104を流通経路R3側に流入させることができる。このとき、逆止弁108は収容領域に大気を流入させて収容領域内の圧力の低下を抑える。
このように、蓄電デバイス90とカートリッジ100との位置関係は主に防爆弁の位置によって任意に選択することが可能である。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態の蓄電デバイスを示している。図7に示すように、蓄電デバイス110は、主に蓄電ユニット111と、スプレー式カートリッジ120とを有する。蓄電ユニット111とカートリッジ120とは容易に取り付け又は取り外しができる図示しない連結部材により連結される。
蓄電ユニット111は、蓄電ケース111a内に図示しない蓄電要素が封入され、正極又は負極の端子112と、蓄電ケース111a内部の高圧ガスを逃がすための防爆弁113とを有する。この図の例では、端子112は蓄電ケース1aの上面両端部に、防爆弁113は蓄電ケース111aの上面部の一方の端部にそれぞれ設けられている。
スプレー式カートリッジ120は、噴射口122と噴射を開始させるための部材123とを有する容器であり、内部に難燃剤125を高圧充填している。噴射口122は、カートリッジ120の側面部に設けられている。部材123は、噴射口122と同一面であって噴射口122の上方に回転軸124の周りに回転自在にして配置されている。部材123にガスを所定の圧力以上で下方から噴射すると、部材123が回転軸124の周りで半時計回りに回転し、通常時に閉じている噴射口122が開く機構となっている。
スプレー式カートリッジ120の材質は、金属の他、フッ素系樹脂等の高耐食性材料、プラスチックや炭素材料等の軽量材料及びこれらの複合材料を用いることができる。噴射口122の材質は、耐熱性及び耐薬品性の高いものが好ましく、その耐性を有する金属やセラミック等を用いることができる。難燃剤125は、炭酸カリウム溶液、ハロゲン化溶液、リン酸エステル溶液や炭酸ガス等を用いることができる。
図8は、噴射口112から難燃剤を噴射させる構成を説明する図である。図8(a)は、難燃剤を噴射させる前を示し、図8(b)は、難燃剤を噴射させた直後を示す。図8(a)に示すように、噴射口122は高圧ガスを放出した際の高圧ガスの軌道に向け、噴射を開始させるための部材123は防爆弁113の上方に配置する。
図8(b)に示すように、蓄電ユニット111の内部で発生した高圧ガスが放出領域Fのように防爆弁113から放出されると、部材123はその高圧ガスの圧力により矢印Raのように回転する。部材123が回転すると噴射口122が開く機構となっており、スプレー式カートリッジ120は噴射口122から噴射領域Gのように難燃剤125を噴射する。このようにして、蓄電デバイス110は、難燃剤125を高圧ガスに接触させて高圧ガスを難燃化することができる。
本実施形態の蓄電デバイス110は、蓄電ユニット111の内部で発生した高圧ガスの圧力で噴射口122から難燃剤125を噴射させ、その高圧ガスに難燃剤125を接触させ、その高圧ガスを難燃化することができる。次に、スプレー式カートリッジにおいて難燃剤を噴射させるための具体的な構成を説明する。
図9は、ガス圧により難燃剤を噴射させる構成の例を示している。図9(a)は、噴射口から難燃剤を噴射させる前を示す図であり、蓄電ユニットの正面の一部とカートリッジの内部構造を表した断面の一部をそれぞれ示している。図9(b)は、噴射口から難燃剤を噴射させた直後を示す図である。
図9(a)に示すように、スプレー式カートリッジ130は、噴射口132と高圧ガスを受けるための部材133と噴射口132を開くためのスイッチ部材136とを有する容器であり、内部に難燃剤135を高圧充填している。噴射口132は、容器の側面部に設けられている。部材133は、噴射口132と同一面であって噴射口132の上方に回転軸134の周りに回転自在にして配置されている。部材133の一方は外部に突出し、他方はスイッチ部材136の上面と接している。なお、スプレー式カートリッジ130は、上述したスプレー式カートリッジ120と同様にして蓄電ユニット111と容易に取り付け又は取り外しができる図示しない連結部材により連結されている。
図9(b)に示すように、蓄電ユニット111の内部で発生した高圧ガスが放出領域Fのように防爆弁113から放出されると、高圧ガスを受けるための部材133はその高圧ガスの圧力により矢印のように回転する。このとき、部材133によりスイッチ部材136が押圧されて噴射口132が開き、スプレー式カートリッジ130は噴射口132から噴射領域Gのように難燃剤135を噴射する。
高圧ガスと接触する部分は、セラミック等の耐熱性及び耐薬品性の高い材料を用いることが好ましい。難燃剤噴射の誤作動を防止し、高圧ガスの噴出時に確実に難燃剤を噴射させるために、スイッチ部材136が作動する負荷を2.9〜19.6[N]程とすることが好ましい。高圧ガスを受けるための部材133は、高圧ガスを効率よく受けられる形状であれば様々なものを用いることができる。
図10は、誤作動防止機構を説明する図である。図10(a)は、誤作動防止機構の一例を示す図であり、図10(b)は、誤作動防止機構の他の例を示す図である。図10(a)に示すように、防爆弁113と高圧ガスを受けるための部材133との間にストッパー137を配置する。ストッパー137は、防爆弁113と部材133とにそれぞれ接続されている。ストッパー137と防爆弁113とは接着剤で接着される。この接着剤は、高温時に溶解又は軟化するものが好ましく、高圧ガスを噴出時にストッパー137が外れ易くなる。
このようにすると、ストッパー137により通常時誤作動で難燃剤を噴射することを防止することができ、高圧ガスの噴出時には防爆弁113とストッパー137とを切り離して難燃剤を噴射させることができる。
図10(b)に示すように、熱融解性テープ138で蓄電ユニット111と高圧ガスを受けるための部材133とを接続し、さらにL字状のストッパー139を容器の側面部に部材133を下方から支持するように配置する。蓄電ユニット111の内部で発生した高圧ガスが130[℃]以上であるため、熱融解性テープ138はその130[℃]で融解する材料、例えば、ポリエチレンを用いることができる。このようにしても、通常時誤作動で難燃剤を噴射することを防止することができ、高圧ガスの噴出時には蓄電ユニットと部材133とを切り離して難燃剤を噴射させることができる。
1、51 蓄電ユニット
3、53 防爆弁
10、30、40 カートリッジ
12、42 ガス流入弁
13、43 ガス流出弁
20、50 蓄電デバイス
60 蓄電モジュール
62 配管
70、90 蓄電デバイス
71、91 蓄電ユニット
73、93 防爆弁
80、100 カートリッジ
82、102 ガス流入弁
83、103 ガス流出弁
84、104 難燃剤
85、105 絞り部
86、106 小さな開口部
110 蓄電デバイス
111 蓄電ユニット
113 防爆弁
120、130 スプレー式カートリッジ
122 噴射口
123 噴射を開始させるための部材
125 難燃剤
133 高圧ガスを受けるための部材
137 ストッパー
138 熱融解性テープ
139 L字状ストッパー
R1、R2、R3 流通経路

Claims (11)

  1. 正極及び負極が電解液とともに封入された蓄電ケースと、蓄電ケースの内圧上昇時に蓄電ケース内部の高圧ガスを逃がすための防爆弁とを具備した蓄電ユニットと、
    前記高圧ガスに含まれる可燃性ガスを難燃化するための難燃剤を封入した容器とを備えた蓄電デバイスであって、
    前記容器は、前記蓄電ケースに対して着脱が可能なカートリッジ式容器であり、
    前記容器は、前記高圧ガスを前記容器の内部に流入するためのガス流入口又は前記難燃剤を噴射するためのガス噴射口を有し、
    前記防爆弁の開弁時に前記高圧ガスの圧力により前記ガス流入口又は前記ガス噴射口を開くことにより、前記高圧ガスと前記難燃剤とを前記蓄電ユニットの外部で接触させることを特徴とする蓄電デバイス。
  2. 前記カートリッジ式容器は、
    内部に前記高圧ガスを流通させるための迷路状のガス流通経路を具備することを特徴とする請求項1記載の蓄電デバイス。
  3. 前記カートリッジ式容器は、
    前記ガス流入口より導入した高圧ガスを外部に排出するための1つ又は複数のガス流出口とを具備することを特徴とする請求項2記載の蓄電デバイス。
  4. 前記カートリッジ式容器は、
    内部に高圧ガスを流通させるための単純なガス流通経路と、難燃剤を収容する収容領域とを具備し、
    前記単純なガス流通経路中に絞り部を有し、
    前記絞り部の近傍に前記単純なガス流通経路と前記収容領域とを連通する小さな開口部を有することを特徴とする請求項1記載の蓄電デバイス。
  5. 前記カートリッジ式容器は外部から前記収容領域に向かって連通する逆止弁を有することを特徴とする請求項4記載の蓄電デバイス。
  6. 前記小さな開口部は前記カートリッジ式容器の下方に設けられ、
    前記収容領域の内部には、前記小さな開口部に前記難燃剤を導くための傾斜板が設けられていることを特徴とする請求項4記載の蓄電デバイス。
  7. 前記カートリッジ式容器は、
    前記難燃剤が高圧充填され、
    前記高圧ガスの圧力により前記難燃剤を前記噴射口から噴射を開始させるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の蓄電デバイス。
  8. 前記カートリッジ式容器は、
    噴射を開始させるための部材を備え、
    前記噴射を開始させるための部材を固定するためのストッパー部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項7記載の蓄電デバイス。
  9. 正極及び負極が電解液とともに封入された蓄電ケースと、前記蓄電ケースの内圧上昇時に前記蓄電ケース内部の高圧ガスを逃がすための防爆弁とを具備した蓄電ユニットを複数並置してなる蓄電ユニット群と、
    前記防爆弁のそれぞれに接続された複数の導管と前記導管のそれぞれに接続された1つの主導管からなる配管と、
    前記高圧ガスを難燃化するための難燃剤を封入した容器とを備える蓄電モジュールであって、
    前記容器は、前記蓄電ケースと着脱が可能なカートリッジ式容器であり、
    内部に前記高圧ガスを流入するためのガス流入口と前記高圧ガスを流通させるための迷路状のガス流通経路とを具備し、
    前記蓄電デバイスの少なくとも1つの前記防爆弁の開弁時に前記高圧ガスの圧力により前記ガス流入口を開くことにより、前記高圧ガスと前記難燃剤とを前記ガス流通経路内で接触させることを特徴とする蓄電モジュール。
  10. 前記蓄電ユニットは電池又はキャパシタであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の蓄電デバイス。
  11. 前記蓄電ユニットは電池又はキャパシタであることを特徴とする請求項9記載の蓄電モジュール。
JP2012024578A 2012-02-08 2012-02-08 蓄電デバイス及び蓄電モジュール Expired - Fee Related JP5974520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012024578A JP5974520B2 (ja) 2012-02-08 2012-02-08 蓄電デバイス及び蓄電モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012024578A JP5974520B2 (ja) 2012-02-08 2012-02-08 蓄電デバイス及び蓄電モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013161735A true JP2013161735A (ja) 2013-08-19
JP5974520B2 JP5974520B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=49173814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012024578A Expired - Fee Related JP5974520B2 (ja) 2012-02-08 2012-02-08 蓄電デバイス及び蓄電モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5974520B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109585715A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 郑州宇通客车股份有限公司 电池及使用该电池的电池模组、电池箱和车辆
CN109585716A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 郑州宇通客车股份有限公司 一种电池盖板
CN109585723A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 郑州宇通客车股份有限公司 电池壳体、安全电池、电池模组、电池箱及车辆
JP2019057469A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 日産自動車株式会社 電池パックシステム
CN110148694A (zh) * 2019-06-19 2019-08-20 珠海格力电器股份有限公司 电池模组和电池包
DE102019008245A1 (de) 2019-11-27 2020-07-23 Daimler Ag Hochvoltbatterie mit einem Batteriegehäuse
DE102020003310A1 (de) 2020-06-02 2021-12-02 Daimler Ag Hochvoltbatterie
CN114069148A (zh) * 2020-07-30 2022-02-18 哲弗智能系统(上海)有限公司 防爆阀和喷射结构流通面积的计算方法
JP2022539718A (ja) * 2020-03-19 2022-09-13 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 移動と組立の便宜性が増大した構造及び安全性が向上した構造を有するバッテリーパック、並びにそれを含むエネルギー貯蔵装置
US20220328926A1 (en) * 2019-09-26 2022-10-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power storage pack
CN115224434A (zh) * 2022-06-24 2022-10-21 湘潭大学 一种锂离子电池防爆阀安全装置
JP2022549749A (ja) * 2020-08-27 2022-11-29 烟台創為新能源科技股▲ふん▼有限公司 電池パックの排気フィルタシステム
WO2023042569A1 (ja) * 2021-09-16 2023-03-23 Nok株式会社 蓄電モジュール用圧力調整弁及び蓄電ユニット
KR20230076691A (ko) * 2021-11-24 2023-05-31 인선모터스 주식회사 이동 가능한 배터리 소화 시스템
US11826593B2 (en) 2020-11-17 2023-11-28 Jiangsu Contemporary Amperex Technology Limited Fire-fighting apparatus, box assembly, battery, power consumption apparatus, and method for preparing battery
KR102670158B1 (ko) * 2020-08-27 2024-05-29 얀타이 추앙웨이 뉴 에너지 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. 배터리 팩의 배기 필터 시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0689835A (ja) * 1991-04-11 1994-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd アルミ電解コンデンサ
JP2008192588A (ja) * 2007-01-12 2008-08-21 Ntt Facilities Inc 電池容器及び栓
JP2009099322A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Sharp Corp 電池パック
JP2011254906A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Nohmi Bosai Ltd 消火装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0689835A (ja) * 1991-04-11 1994-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd アルミ電解コンデンサ
JP2008192588A (ja) * 2007-01-12 2008-08-21 Ntt Facilities Inc 電池容器及び栓
JP2009099322A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Sharp Corp 電池パック
JP2011254906A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Nohmi Bosai Ltd 消火装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019057469A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 日産自動車株式会社 電池パックシステム
CN109585716A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 郑州宇通客车股份有限公司 一种电池盖板
CN109585723A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 郑州宇通客车股份有限公司 电池壳体、安全电池、电池模组、电池箱及车辆
CN109585715A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 郑州宇通客车股份有限公司 电池及使用该电池的电池模组、电池箱和车辆
CN110148694A (zh) * 2019-06-19 2019-08-20 珠海格力电器股份有限公司 电池模组和电池包
US20220328926A1 (en) * 2019-09-26 2022-10-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power storage pack
DE102019008245A1 (de) 2019-11-27 2020-07-23 Daimler Ag Hochvoltbatterie mit einem Batteriegehäuse
JP2022539718A (ja) * 2020-03-19 2022-09-13 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 移動と組立の便宜性が増大した構造及び安全性が向上した構造を有するバッテリーパック、並びにそれを含むエネルギー貯蔵装置
JP7345574B2 (ja) 2020-03-19 2023-09-15 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 移動と組立の便宜性が増大した構造及び安全性が向上した構造を有するバッテリーパック、並びにそれを含むエネルギー貯蔵装置
DE102020003310A1 (de) 2020-06-02 2021-12-02 Daimler Ag Hochvoltbatterie
CN114069148A (zh) * 2020-07-30 2022-02-18 哲弗智能系统(上海)有限公司 防爆阀和喷射结构流通面积的计算方法
JP2022549749A (ja) * 2020-08-27 2022-11-29 烟台創為新能源科技股▲ふん▼有限公司 電池パックの排気フィルタシステム
KR102670158B1 (ko) * 2020-08-27 2024-05-29 얀타이 추앙웨이 뉴 에너지 테크놀로지 컴퍼니., 리미티드. 배터리 팩의 배기 필터 시스템
JP7337410B2 (ja) 2020-08-27 2023-09-04 烟台創為新能源科技股▲ふん▼有限公司 電池パックの排気フィルタシステム
JP7483920B2 (ja) 2020-11-17 2024-05-15 ジアンス・コンテンポラリー・アンプレックス・テクノロジー・リミテッド 消防装置、筐体アセンブリ、電池、電力消費装置及び電池の製造方法
US11826593B2 (en) 2020-11-17 2023-11-28 Jiangsu Contemporary Amperex Technology Limited Fire-fighting apparatus, box assembly, battery, power consumption apparatus, and method for preparing battery
WO2023042569A1 (ja) * 2021-09-16 2023-03-23 Nok株式会社 蓄電モジュール用圧力調整弁及び蓄電ユニット
KR20230076691A (ko) * 2021-11-24 2023-05-31 인선모터스 주식회사 이동 가능한 배터리 소화 시스템
KR102546165B1 (ko) * 2021-11-24 2023-06-22 인선모터스 주식회사 이동 가능한 배터리 소화 시스템
CN115224434A (zh) * 2022-06-24 2022-10-21 湘潭大学 一种锂离子电池防爆阀安全装置
CN115224434B (zh) * 2022-06-24 2023-08-25 湘潭大学 一种锂离子电池防爆阀安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5974520B2 (ja) 2016-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5974520B2 (ja) 蓄電デバイス及び蓄電モジュール
JP6057961B2 (ja) 電池モジュール
CN110433419B (zh) 锂电热失控火灾抑制胶囊及锂离子电池
CN101523636B (zh) 电池组件及电池搭载设备
JP5618641B2 (ja) 消火装置
CN103931020B (zh) 电池组
JP2008117756A (ja) 電池パック、及び電池搭載機器
JP7489330B2 (ja) パック電池
KR102303096B1 (ko) 배터리 소화용 매트 및 배터리 소화용 매트가 구비된 배터리 보관장치
WO2014069022A1 (ja) 自動消火具
JP2014090782A (ja) 電力貯蔵システム
JP2014165026A (ja) 消火装置
JP7416829B2 (ja) バッテリーラック及びそれを含む電力貯蔵装置
KR102382661B1 (ko) 화재방지 수단이 구비된 배터리팩 커버
JP2022551641A (ja) 消火ユニットを含むバッテリーパック、それを含むバッテリーラック、及び電力貯蔵システム
CN110960819A (zh) 淹浸式电池灭火系统及其灭火方法
CN114556677B (zh) 电池系统
KR20220043991A (ko) 화재 안전을 위한 배터리 팩
JP7348316B2 (ja) バッテリーモジュール、それを含むバッテリーラック及び電力貯蔵装置
JP2023518586A (ja) 消防装置、筐体アセンブリ、電池、電力消費装置及び電池の製造方法
JP7301162B2 (ja) バッテリーモジュール、それを含むバッテリーラック及びそのバッテリーラックを含む電力貯蔵装置
CN112002846B (zh) 电池容器及其电池的灭火方法、车辆
CN210778745U (zh) 储能装置
CN212118820U (zh) 电池模块及电池柜
JP7453257B2 (ja) バッテリーモジュール、それを含むバッテリーラック及びそのバッテリーラックを含む電力貯蔵装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20131227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131230

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5974520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees