JP5775992B2 - 食品を蒸すための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、食品を蒸すための装置であって、前記装置は、基部と、前記装置の通常の向きにおいて前記基部の上に配置されるよう意図された少なくとも1つのバスケットと、を有し、前記少なくとも1つのバスケットは、蒸気を通すための穴を備えた底部と、前記底部から突出し蒸されるべき食品を受容及び収容するための前記底部の上の空間を区切る直立壁と、を持ち、前記基部は、蒸気へと変換させられるべき水を収容するための蒸気室と、前記蒸気室のなかの水を加熱するための前記蒸気室に関連付けられた加熱手段と、を有し、前記装置は更に、蒸されるべき食品に風味及び香りを加えるためのアイテムを収容するためのトレイを有し、前記トレイは、少なくとも部分的に蒸気を透過させる底部を持ち、前記装置の動作の間、前記蒸気室から前記バスケットへの前記蒸気によって辿られる経路において、前記装置の前記通常の向きにおいて前記少なくとも1つのバスケットの下に配置されるよう意図された装置に関する。
以上に定義されたような、食品を蒸すための装置は、例えば米国特許US5,653,161から知られている。特に、米国特許US5,653,161は、蒸気装置であって、ハーブ、香辛料又はその他のいずれかの適切なタイプの調味料を支持するためのスクリーンが、該装置のバスケットへの該装置の蒸気室の出口として機能する管のなかに存在する、滴下トレイを有する蒸気装置を開示している。このようにして、ハーブ及び香辛料が該スクリーンに置かれると、実際に、食品が調理される際に蒸気へと組み込まれ、食品が調理の間に風味を吸収することができる。ハーブ及び香辛料の追加は、該蒸気装置のユーザが、新たな風味を体験して、新鮮な野菜及びその他の食品の味を改善することを可能とする。ハーブ及び香辛料をスクリーンに配置し、それによって該ハーブ及び香辛料を沸騰水から離隔することによって、貯水槽及び蒸気室の洗浄が容易化され、加熱器における望ましくない残余物の蓄積が低減される。該スクリーンの使用に関連する問題は、該スクリーンに多めの調味料が存在する場合には、蒸気出口を通して排気できるよりも早く、蒸気が生成されてしまうことが起こり得る点である。米国特許US5,653,161は、この問題を解決するために、該蒸気装置が、圧力通気口を備え、過剰な圧力が該圧力通気口を通して排出されるようにすることを教示している。排出された蒸気は依然として食品を調理するために利用されるが、調味料によって風味付けされてはいない。換言すれば、調理されるべき食品の味及び香りは、蒸気出口のバイパスを用いることによる高い圧力の状態を回避する目的のため、損なわれる。その結果、食品の風味付けの効果は、著しく低減される。
完全さのため、高い圧力の状態は、常に回避されるべきである点に留意されたい。第一に、斯かる状態は、蒸気出口における逆圧により、蒸気装置のオン/オフ切り換えに導き、蒸されるべき食品のために利用可能な蒸気パワーの低減をもたらし得る。更に、蒸気の圧力が、蒸気装置における全ての可能な穴を通して、蒸気室から熱水を押し出すこととなるため、安全性が問題となり得る。一般的に、装置のなかの内圧が高い状態は、極端な場合には該装置の最も弱い要素を押し出すことによって蒸気が抜け出し得るため、望ましくない状態である。
以上に鑑み、本発明の目的は、米国特許US5,653,161から知られた蒸気装置におけるように、蒸されるべき食品に風味及び香りを追加するためのアイテムを含むためのトレイを有する蒸気装置であって、前記トレイは、少なくとも部分的に蒸気を透過させる底部を持ち、該装置の通常の向きにおいて少なくとも1つのバスケットの下に配置されることを意図されたものであり、該装置の動作の間、蒸気室から前記バスケットまで蒸気によって辿られる経路に配置され、トレイの永続的なバイパスを持つことによりものではない方法によって、高圧状態の問題が解決され、それにより調味料が最適な程度に利用され得る蒸気装置を提供することにある。本目的は、前記少なくとも1つのバスケットへの、前記蒸気室の蒸気出口の上に、前記トレイが、固定されずに配置された、蒸気装置によって達成される。
本発明においては、蒸されるべき食品に風味及び香りを追加するためのアイテムを含むためのトレイ(以下、香り煎出器と呼ぶ)が、一種の弁として用いられるように、蒸気装置において配置され得ることが分かった。特に、トレイが蒸気出口の上に固定されずに配置される構成を選択することにより、安全機構が実現され、該機構により、圧力が過度に高くなったときに、該香り煎出器が持ち上げられる。該香り煎出器の既定位置においては、全ての蒸気が、前記少なくとも1つのバスケットに入る前に、該香り煎出器により支持されたハーブ及び香辛料を通過する。該香り煎出器の持ち上げられた位置においてのみ、蒸気が該香り煎出器を迂回することを可能とされる。このようにして、蒸気が該香り煎出器を迂回することを可能とされる時間が最短に保たれるため、該香り煎出器により支持されたハーブ及び香辛料の最適な使用が確実とされる。それ故、該トレイは、蒸気出口全体をカバーするように構成されても良い該蒸気装置の別個の構成要素であり、一方では最大限の香りの遷移が、該蒸気装置の安全及び高い性能と両立される。
本発明の枠組み内で、一種の台座が蒸気出口の上に存在することが可能であり、これにより、香り煎出器が既定位置において該台座に静置されることができる。また、香り煎出器にばね力を掛けるために弾力性部材が用いられることができ、香り煎出器が持ち上げられる前に最初に蒸気によって反作用させられる必要がある。当然ながら、該弾力性部材により掛けられるばね力は、香り煎出器の下の圧力が高くなり過ぎるという危険を回避するため、十分に低いべきである。香り煎出器が蒸気によって持ち上げられることができる閾値力を決定する3つの因子は、上述したばね力、香り煎出器の重量、及び香り煎出器と蒸気出口との間の、ことによると蒸気出口の上における台座との間の摩擦力である。香り煎出器の断面積と、蒸気により掛けられる圧力、蒸気出口に対する香り煎出器の接触に関連する摩擦力、及びとり得るばね力の合計と、の積として定義される力が、香り煎出器の重量の合計を超えると、香り煎出器は蒸気出口から持ち上げられ、圧力が低下し得る。蒸気の圧力が低下するとすぐに、香り煎出器は再び低いレベルにおける位置をとる。一般的に、香り煎出器の位置は自動的に調節され、前述した閾値力に関連する閾値よりも蒸気が高くなる状況は生じない。
香り煎出器の使用に関連する他の問題は、ハーブ及び香辛料が濡れるとすぐに、風味の遷移の効果が低減することであり、斯かる状況は、適切な手段が講じられなければ、水及び蒸気が存在する環境において容易に生じ得る。特に、濃密な蒸気が少なくとも1つのバスケットから蒸気出口へと漏れて戻り、水が香り煎出器を通過して、香り煎出器により担持されるアイテムを湿らせ得る。また、水が香り煎出器へと漏れ入ると、香り煎出器が幾分か遮断され、その結果食品の加熱工程が阻害されることが起こり得る。香り煎出器に関連する問題の他に、少なくとも1つのバスケットから蒸気出口へと水が流下するという状況がある。一般的な問題は、蒸されるべき食品が成分を水へと移しているため、水が純水ではなく蛋白質や澱粉等を含むという事実に関連している。蛋白質や澱粉等を含む水が、貯水槽及び蒸気室へと落ちると、貯水槽のなかに存在する水において泡立ちが生じる。泡が貯水槽から滴下トレイへと水を担持すると、貯水槽が過度に早く空になり、汚れのみが貯水槽に含まれることとなる。全体的に、香り煎出器及びその下にある蒸気室の蒸気出口へと水が戻って流れることを防ぐ方法のニーズがある。
本発明によれば、上述した問題は、前記少なくとも1つのバスケットの底部を、香り煎出器に面する凹状面を備えた香り煎出器をカバーするための位置におけるドーム型の領域を備えるように設計することにより、解決される。該ドームの半径は、少なくとも香り煎出器及び蒸気出口の半径と等しくなるように、容易に選択されることができる。該ドーム型の領域に滴下する水は、該ドーム型の領域の外周部へと流れ、当該位置において該少なくとも1つのバスケットから出るが、該水が香り煎出器及び/又は蒸気出口へと落ちることはできない。該ドーム型の領域の底側に存在する水は、重力及び該水と該ドーム型の領域との間の接着力によって、該ドーム型の領域の外周部へと流れる。
有利にも、蒸気を通すための穴が該ドーム型の領域に配置され、それにより、該ドーム型の領域を含む少なくとも1つのバスケットにおける全ての領域において、好適な蒸気性能が確実とされる。好適には、水の小滴が該穴を通って落ちて最終的に香り煎出器及び/又は蒸気出口へと到達することを防ぐため、該ドーム型の領域の底側にリブが配置され、各リブが穴と該ドーム型の領域の外周部との間に延在する。該リブの存在により、穴を通って滴下する水が、重力及び接着力の影響の下、該ドーム型の領域の外周部へと導かれ、それにより、水が該少なくとも1つのバスケットから落ちる場合にも、該水が香り煎出器及び/又は蒸気出口へと到達することがない。該ドーム型の領域の外周部に到達するまで、該リブから水が落ちないようにする、該リブの導く機能を改善するため、該リブが互いに沿って延在する2つの端部を有することで、毛細管力が重力に逆らって水が該リブに留まるようにする機能を果たすようにすることが、現実的な選択肢である。
香り煎出器及び香り煎出器の内容物が濡れる他の態様は、蒸気出口を通じた、香り煎出器の方向における蒸気室のなかの沸騰水の跳ねの影響である。このことは、直接の跳ねを防止しつつ、蒸気が通過することは可能とするように構成された、或る種の遮断手段を蒸気出口に配置することにより解決される。実用的な実施例においては、該遮断手段は、該装置の動作の間、蒸気室から少なくとも1つのバスケットへと蒸気によって辿られる経路の方向に見て、相互に異なる位置における穴を持つ、少なくとも2つの層を有するユニットの形で備えられても良い。該2つの層のずらされた位置により、直接の跳ねは不可能となるが、蒸気は該穴を通過して移動し、これらの層を通過することを可能とされる。上述したようなユニットは、困難な手段の設定又は別個の部品を必要とすることなく、プラスチックでつくられることができる。
本発明の上述した態様及びその他の態様は、蒸気装置及び該蒸気装置の種々の構成要素の以下の詳細な説明を参照しながら、説明され明らかとなるであろう。
本発明は、図面を参照しながら以下に詳細に説明されるが、ここで同一の又は同様の部分は同じ参照記号により示される。
蒸気装置の1つのバスケットのみが示された、本発明による蒸気装置の分解図を示す。 3つのバスケットが示された、蒸気装置の側面図を示す。 1つのバスケットのみが示され、更に装置の一部である香り煎出器が示された、蒸気装置の長手方向の断面の図を示す。 蒸気の流れが矢印により示された、バスケットへの蒸気室の蒸気出口の上側における香り煎出器の配置を、模式的に示す。 蒸気装置のバスケットの底部の図を示す。 蒸気装置のバスケットの底部の図を示す。 水及び蒸気の流れが矢印により示された、バスケットへの蒸気室の蒸気出口に配置された跳ね防止ユニットの変形例を模式的に示す。 水及び蒸気の流れが矢印により示された、バスケットへの蒸気室の蒸気出口に配置された跳ね防止ユニットの変形例を模式的に示す。
図1は、本発明による蒸気装置1の分解図を示し、図2は、蒸気装置1の側面図を示し、図3は、蒸気装置1の長手方向の断面の図を示す。図1及び3においては、蒸気装置1の1つのバスケット5のみが示され、図2においては、3つのバスケット5、6、7が示されている。図2に示された蒸気装置1の向きは、装置1の通常の向きである。以下、「底部」及び「上部」等の語が用いられる場合には、装置1の当該通常の向きが仮定されることに留意されたい。特に、装置1の通常の向きは、装置1の基部2が装置1の底側となり、滴下トレイ3が基部2の上部に配置され、1つ以上のバスケット5、6、7が滴下トレイ3の上に配置され、カバー8がバスケット5、6、7の上に配置される向きである。
蒸気装置1は、食品を蒸すことによって該食品を調理するために使用されることを意図される。このようにして調理され得る食品のタイプは、米、魚、及びポテト、ブロッコリー、カリフラワー、ニンジンといった野菜等を含む。1つよりも多いバスケット5、6、7を用いることにより及び/又は望ましい場合にはバスケット5、6、7に分割バッフル(図示されていない)を備えることにより、種々のタイプの食品が一度に蒸されることができる。蒸気装置1のユーザは、調理工程において幾つのバスケット5、6、7が利用されるべきかを自由に選択できる。バスケット5、6、7の各々は、食品を支持するための底部51、61、71と、食品を受容し収容するための底部51、61、71の上の空間を区切る直立壁52、62、72と、を有する。バスケット5、6、7は2つの部分でできていても良く、これにより底部51、61、71が直立壁52、62、72から脱着されても良く、この場合にはバスケット5、6、7の優れた洗浄可能性をもたらすが、本発明の枠組み内で必須のものではない。
以下、明確さのため、図1及び3に示されるように、蒸気装置1において1つのバスケット5のみが利用されると仮定される。更に、バスケット5、6、7の特徴は、1つのバスケット5のみを参照して説明され、バスケット5、6、7は同一であると仮定する。ここで、蒸気装置1に備えられるバスケット5、6、7の数は、本発明の枠組み内で自由に選択され得ることを強調しておく。また、1つよりも多いバスケット5、6、7が利用可能である場合には、バスケット5、6、7は必ずしも同一である必要はないが、同一であれば蒸気装置1のユーザにとって便利である。
バスケット5の底部51は、上向きに蒸気を通すための穴53を備える。バスケット5の周縁はいずれの適切な形状を持っていても良く、このことは基部2、滴下トレイ3、及びカバー8についても同様である。上述した構成要素2、3、5、8の周縁は全体的に同じであり、そのため構成要素2、3、5、8が互いの上に重ねられると、バスケット5の把持部54a、54b及び基部2の注入口21のような幾つかの実用上の突出部を除けば、外側面に不規則のない全体形状が得られる。図示された例においては、基部2、滴下トレイ3、バスケット5及びカバー8の周縁は円形である。周縁の他の適切な形状は、楕円形、正方形及び長方形を含む。正方形及び長方形の場合には、構成要素2、3、5、8の角が丸められた形状を持っていても良い。
基部2は、蒸気装置1の使用の間、蒸気の生成において用いられるべき水を受容し収容するための槽22として機能する空間を有する。槽22のなかの中央位置において、水に熱を供給するための電球型の加熱器23が存在する。加熱器23を動作させ制御するために必要とされる電子的要素は、槽22の底部24の下に配置される。蒸気装置1のユーザが便利な態様で槽22を水で満たすことを可能とする目的のため、基部2は前述した注入口21を有する。
滴下トレイ3の重要な機能は、蒸気装置1の使用の間、バスケット5から流体を受容し、槽22の開いた上側を閉じることである。一般的に、滴下トレイ3は、閉じた底部31と、底部31から突出し、バスケット5から滴下される流体を受容して収容するための底部31の上の空間を区切るための直立壁32と、を持つトレイのような形状を持つ。該流体は、蒸気が凝縮すると得られる水であり得るし、またバスケット5のなかに存在する食品からの流体でもあり得る。底部31の上側においては、中央部において、滴下トレイ3は、上向きに底部31から突出する管33を備え、該管33は以下において蒸気出口33と呼ぶ。管33の位置において、底部31に穴34が存在し、該穴がなければ底部31は閉じたものであり、該穴は蒸気を上向きに通すためのものである。
更に、底部31の底側においては、中央部において、滴下トレイ3は、別の管10、即ち下向きに底部31から突出する管10を備え、該管10は以下において分離管10と呼ぶ。分離管10の高さは、滴下トレイ3が基部2の上に置かれたときに、分離管10の自由端11が槽22の底部24に接触し、図示された例において、分離管10が、槽22の底部24において滴下トレイ3を支持する機能を持つように選択される。好適には分離管10は滴下トレイ3の一体部分であるが、このことは、分離管10が滴下トレイ3と着脱可能に設計されても良いこと、又は別個の部分であってさえも良いことを変更するものではない。
分離管10は、槽22の中央部を槽22の残りの部分から分離することによって、槽22のなかの蒸気室25を定義する。特に、分離管10は、加熱器23を囲むように設計され、それにより、蒸気装置1の使用の間に蒸気室25として機能する、水を含むための比較的小さな空間が、加熱器23のまわりに形成される。少量の水を連続的に加熱することは、槽22の全体量を加熱することに比べて、より効果的な加熱器23の使用をもたらし、蒸気装置1が起動フェーズの間に、より高速に蒸気を供給することが可能となることは、理解されるであろう。槽22から蒸気室25へと水が流れることを可能とする目的のため、分離管10の自由端11は切欠き(図示されていない)を備える。
蒸気装置1は、図3に示されるように、蒸されるべき食品に風味及び香りを追加するためのアイテムを含むための香り煎出器4を有する。ユーザは、香り煎出器4にハーブ及び香辛料を置くことができ、該香り煎出器4は、少なくとも部分的に蒸気を透過させる底部41を持つトレイ状の形状を持つ。香り煎出器4は、滴下トレイ3の上、とりわけ蒸気出口33の上に配置される。このようにして、蒸気装置1の使用の間に生成される蒸気の全てが、蒸されるべき食品に到達する前に、香り煎出器4及び香り煎出器4の内容物を通過することが実現され、これにより、食品の味及び香りが、蒸気と該香り煎出器の内容物との相互作用により直接に影響を受ける。
バスケット5の直立壁52は、蒸気装置1のユーザが、蒸し工程の間にバスケット5の内容物を見て確認することを可能とするため、透明なプラスチックのような透明材料からできていても良い。一般的に、滴下トレイ3、香り煎出器4、バスケット5及びカバー8は、プラスチックからできていても良い。また、基部2の幾つかの要素が、プラスチックからできていても良い。とりわけ、槽22はプラスチックの壁によって区切られていても良い。
蒸気装置1が動作する態様が、以下に説明される。蒸気装置1をスイッチオンする前に、蒸気装置1のユーザは、幾つかの準備を実行する。最初に、ユーザは、槽22が新しい水又はその他の食品を蒸すために利用されるのに適切な流体によって満たされているかを確認し、ユーザは注入口21を通して槽22に流体を注ぎ入れることができる。槽22が十分な程度に満たされている場合、ユーザは滴下トレイ3を適所に置く。この工程において、分離管10の自由端11が槽22の底部24に接触し、少量の水を槽22のなかに含まれる水の残りから分離すると、蒸気室25が槽22のなかに形成される。更に、ユーザは、香り煎出器4をハーブ及び/又は香辛料で満たし、香り煎出器4を蒸気出口33の上に置く。また、ユーザは、バスケット5を蒸されるべき食品で満たし、バスケット5を滴下トレイ3の上に置く。最後に、ユーザは、カバー8によってバスケット5をカバーする。完全さのため、香り煎出器4の使用は、蒸気装置1の適切な動作のために必須であるわけではなく、従って蒸気装置1のユーザは、蒸されるべき食品に余分な風味を追加する必要がない場合には、香り煎出器4を省く決定をしても良い。
準備が完了すると、ユーザは蒸気装置1をスイッチオンし、基部2に配置された制御パネル(図示されていない)によって、蒸気装置1の制御ユニットに入力を供給する。更にユーザは、蒸し工程の継続時間を設定する。他の可能性によれば、ユーザは、バスケット5のなかに存在する食品のタイプに関する情報を入力する。制御ユニットが、食品のタイプによって蒸し工程の最適なパラメータ、特に特定の温度と特定の時間との組み合わせである連続的なフェーズを、自動的に選択するようにプログラムされている場合には、ユーザが自身でパラメータを設定することを考える必要がなく、間違いが回避される。
蒸気装置1がスイッチオンされるとすぐに、電力が加熱器23に供給され、蒸気室25における加熱器23のまわりの水の温度が、該水が沸騰し蒸気が生成されるまで上昇する。該蒸気は、蒸気出口33を通って蒸気室25から出て、香り煎出器4を通って流れ、香り煎出器4の内容物の風味及び香りを担持しながら、更にバスケット5へと流れる。バスケット5のなかにおいて、食品が蒸気との相互作用の影響の下で加熱され、その結果として調理される。本工程において、蒸気によって担持される風味及び香りが、該食品によって吸収される。蒸気は自動的に上向きに流れ、最終的にはカバー8に到達し、バスケット5の底部51における穴53を通過する。蒸気室25は、槽22の底部24に接触する分離管10の端部11に存在する切欠きを通して、連結容器の原理に基づいて、重力の影響の下、槽22から流れる水によって継続的に再充填される。
有利にも、蒸気装置1は、加熱器23への電力供給を制御するための回路を有し、該回路は、温度センサ35から得られた実際の状況についての入力を利用することが可能である。電源を制御する斯かる方法は、いずれのフィードバックなしに制御が実行される場合よりも、蒸し工程が実行される温度の正確な結果をもたらすことは理解されよう。温度センサ35が、蒸気出口33及びその延長部とバスケット5の直立壁52及びその延長部との間の位置において、少なくとも1つのバスケット5において又はバスケット5の直下において配置されることが好適である。
図示される例においては、温度センサ35は、基部2の周縁に近い位置において、基部2の上側において、蒸気装置1の基部2に配置される。滴下トレイ3は、滴下トレイ3が基部2において適所に置かれたときに、温度センサ35を通過させるための穴36を備える。このようにして、蒸し工程の間に、温度センサ35が滴下トレイ3に存在し、温度センサ35の位置が、バスケット5の底部51に近い位置となることが実現される。
温度センサ35が蒸気装置1のなかに存在する場合、蒸し工程の間の温度又は種々の温度フェーズを正確に設定することが可能となる。言うまでもなく、温度フェーズが実現されることが望ましい場合には、蒸気装置1が、或る種のタイマを備えることが有利であり、該タイマはユーザによってプログラム可能であっても良い。この点に関し、多くのタイプの食品について、起動フェーズの間の食品の高速な加熱を実現し、第2のフェーズの間に100℃よりも低い温度に食品を曝し、1つ以上の後続するフェーズの間に、再びより高い温度とすることが有利である。
蒸し工程の間、周囲の圧力よりも高い圧力が、蒸気出口33のなかに優勢となる。特に、蒸気出口33の上に存在する香り煎出器4がアイテムにより詰められ、それにより蒸気の流れに対して遮断効果を引き起こしている場合には、蒸気が逃げることが可能とされる領域を拡大するための手段が講じられていないと、圧力が許容できない値にまで上昇し得る。本発明によれば、蒸気の一部が常に香り煎出器4を迂回することを可能とされるような望ましくない状況を回避しつつ、斯かる手段を実際にとることが可能となる。とりわけ、本発明によれば、香り煎出器4が、蒸気出口33に固定されておらず、蒸気出口33の上に固定されずに配置された、蒸気装置1の別個の部分であることを可能とする。
図4は、蒸気出口33の上部及び蒸気出口33の上に配置された香り煎出器4を模式的に示す。更に、蒸気の流れが矢印によって示されている。一連の直線の矢印は、蒸気出口33を上向きに流れる蒸気を表し、一連の曲線の矢印は、香り煎出器4によって蒸気出口33から出る途中で遮断されている蒸気を表す。図4は、蒸気の影響の下、蒸気出口33から持ち上げられた状態の香り煎出器4を示し、このとき蒸気出口33の上側と香り煎出器4との間に環状の間隙が得られ、2本の比較的太い矢印により示されるように、該間隙を通って蒸気が逃げ出すことができる。従って、高い圧力が蒸気出口33のなかで優勢となると、蒸気出口33から蒸気が脱出することが可能とされる状況が得られ、それによって圧力が再び低下する。斯くして、本発明は、あらゆる状況下においても、蒸気が香り煎出器4を迂回してしまうことを可能とすることなく、蒸気の逃げ道を生成する方法を提供する。実際に、圧力を許容可能なレベルにまで低減させることが必須である状況においてのみ、蒸気が蒸気出口33から自由に脱出することを可能とされる。実用的な実施例においては、香り煎出器4は、最小限の摩擦力を持つ、蒸気出口33において香り煎出器4を支持するのに適した周縁部42を持ち、これによって、圧力が許容可能な値よりも高くなった場合に、蒸気が蒸気出口33から香り煎出器4を持ち上げることを妨げられなくなる。
蒸気のバイパスの他に、香り煎出器4の使用の効果を低減させ得る別の要因は、蒸し工程の間にバスケット5から流体が滴下するという事実である。その理由は、斯かる流体が香り煎出器4の内容物を湿らせてしまい、その結果、蒸気が風味及び香りをこれら内容物から吸収する工程が妨害され得ることである。また、香り煎出器4の内容物が湿ってしまうと、蒸気に対する香り煎出器4の遮断効果が増大してしまう。斯かる状況を回避するため、本発明は、蒸気の上向きの流れを妨げることなく、バスケット5から滴下する流体を香り煎出器4とは離しておくことを目的とする手段を提案する。斯かる手段の更なる利点は、流体が蒸気出口33に入ることも可能とされないことであり、これにより蒸気室25及び槽22のなかに存在する水の汚れが回避され、槽22に含まれる水における泡立ちが生じなくなる。
本発明によると、前段落において示された手段は、図5及び6に示される底部51の図において分かるように、バスケット5の底部51のドーム型の領域55を備えることを含む。とりわけ、ドーム型の領域55は、領域55の凹部側が底側となるような向きとされる。更に、ドーム型の領域55は、香り煎出器4及びその下にある蒸気出口33の全体をカバーするのに十分に大きい。ドーム型の領域55の上のいずれの流体も、重力の影響の下、ドーム型の領域55の周縁へと自動的に流れ、その結果、流体が香り煎出器4又は蒸気出口33に到達することができなくなる。
有利にも、蒸気の上向きの流れの過剰な妨害を回避するため、ドーム型の領域55は幾つかの穴56を備える。穴56の1つに存在するようになってしまった流体をドーム型の領域55の周縁部へと導くために、リブ57が備えられ、リブ57のそれぞれが穴56に関連し、領域55の底側において穴56からドーム型の領域55の周縁部へと延在する。リブ57の存在により、穴56に存在する流体が穴56を通って落ちなくなり、重力及び接着力の影響の下、該穴から延在するリブ57によって導かれる。リブ57は、互いに沿って延在する2つの端部を有しても良く、これによれば、他のタイプの力、即ち毛細管力の影響の下で、リブ57に保持されることが実現され得る。
完全さのため、蒸気装置1が1つよりも多いバスケット5、6、7を備える場合には、滴下トレイ3の上に直接に置かれることを意図された少なくとも1つのバスケット5が、以上に説明されたように底部51のドーム型の領域55を備えると好適である。バスケット5、6、7は同一であっても良く、バスケット5、6、7のそれぞれが底部51、61、71にドーム型の領域55を持っても良いが、このことは本発明の枠組み内において必須ではない。
香り煎出器4の上側における流体との相互作用の結果として香り煎出器4の内容物が濡れてしまう可能性の他に、蒸気室25に存在する所定量の沸騰水から蒸気出口33を通して跳ねてきた水との相互作用の結果として該内容物が濡れてしまう可能性もある。該可能性を排除するため、本発明は、上向きに跳ねる水を遮断することが可能であり、同時に蒸気を通過させることを可能とする、跳ね防止ユニット37を蒸気出口33に備えることを提案する。
上述した跳ね防止ユニット37の第1の変形例が図7に模式的に示され、跳ね防止ユニット37の第2の変形例が図8に模式的に示されており、ここで水及び蒸気の流れが矢印によって示されている。一般的に、跳ね防止ユニット37は、穴38を持つ階段状の迷路状部として示されることができ、幾つかの階段状の水平層が直接の跳ねを遮断し、空気の泡を遮断し、水を通過させることなく蒸気は通過させる。跳ね防止ユニット37は、困難な部品の設定又は遊離部分を持つ必要なく、プラスチックでつくられても良い。図7及び8における矢印により示されるように、跳ね防止ユニット37が蒸気出口33に存在すると、上向きに移動し跳ね防止ユニット37にあたる水が、再び下向きに移動するようにされる。水が跳ね防止ユニット37の底層を通過した場合であっても、より高いレベルの層によって水は遮断されることとなる。しかしながら、蒸気の流れは、種々の層における穴38を通る道を見つけ出すことができる。それ故、香り煎出器4が濡れてしまうことを防ぐ効果的な方法が実現される。更に、跳ね防止ユニット37の利用は、香り煎出器4が蒸し工程の間に利用されない場合、跳ね防止ユニット37が存在しないとすると、滴下トレイ3が蒸気出口33を通って跳ねてくる水によっても満たされてしまい、該滴下トレイ3が早く最大量まで満たされるため、早い水の再充填の警告に帰着してしまうという点からも、利点を提供する。
本発明の範囲は以上に議論された例に限定されるものではなく、添付された請求項に定義された本発明の範囲から逸脱することなく本発明の幾つかの変更及び変形が可能であることは、当業者には明らかであろう。本発明は図面及び以上の記述において説明され記載されたが、斯かる説明及び記載は説明するもの又は例示的なものであって、限定するものではないとみなされるべきである。
図面、説明及び添付される請求項を読むことにより、請求される本発明を実施化する当業者によって、開示された実施例に対する変形が理解され実行され得る。請求項において、「有する(comprising)」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(a又はan)」なる不定冠詞は複数を除外するものではない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。請求項におけるいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細において、「水」及び「流体」なる語は、蒸気装置1に存在し得る液体に関して使用されていることに留意されたい。これら語の使用は、本発明が特定のタイプの液体の使用に限定されることを意味するものと理解されるべきではない。特に、「水」なる語は広い意味で解釈されるべきであり、純水のみを意味するものではなく、水ベースの液体をも意味する。
図2に示された本発明による蒸気装置1の例においては、装置1は、互いの上に積層されることを意図された3つのバスケット5、6、7を有している。このことは、前述したように、5、6、7の数が本発明の枠組み内で自由に選択されることができるという事実を変更するものではない。更に、2以上のバスケット5、6、7が使用される場合には、バスケット5、6、7は必ずしも異なるレベルに配置されることを意図されたものではない。換言すれば、斯かる場合には、バスケット5、6、7が、基部2において同一のレベルにおいて並んだ構成で配置されることも可能である。
バスケット5、6、7は、蒸されるべき食品を支持するための底部51、61、71のような何らかのもの及び底部51、61、71において該蒸されるべき食品を保持するための直立壁52、62、72のような何らかのものが存在する限りは、いずれの適切な形状を持っていても良い。実用的な実施例においては、底部51、61、71は、概ね平坦な外観を持つように選択されることができる。直立壁52、62、72は、例えば円形若しくは楕円形に従った形状を持っても良いし、又は、丸まった角を備えていても備えていなくとも良い正方形若しくは長方形に従った形状を持っても良い。いずれの場合においても、壁52、62、72とバスケット5、6、7の幾何学的中心との間の最大距離、及び壁52、62、72と上述した軸との間の最小距離が、互いと過度に逸脱せず、即ち同等のオーダーの大きさを持ち、それにより、蒸し工程の間に、より中央に位置する領域よりも低い温度に維持される傾向がある、又は蒸気装置1における種々の位置において加熱器の存在を必要とするような、突出する領域をバスケット5、6、7が持たないように、直立壁52、62、72の形状が選択されることが有利である。完全さのため、平坦な底部51、61、71、及び底部51、61、71に対して垂直に延在する対称な形状を持つ直立壁52、62、72を持つバスケット5、6、7において、幾何学的中心軸は、直立壁52、62、72の対称軸によって定義され、直立壁52、62、72に平行で底部51、61、71に垂直な向きにおける直線として延在することに留意されたい。

Claims (4)

  1. 食品を蒸すための装置であって、前記装置は、基部と、前記装置の通常の向きにおいて前記基部の上に配置されるよう意図された少なくとも1つのバスケットと、を有し、前記少なくとも1つのバスケットは、蒸気を通すための穴を備えた底部と、前記底部から突出し蒸されるべき食品を受容及び収容するための前記底部の上の空間を区切る直立壁と、を持ち、前記基部は、蒸気へと変換させられるべき水を収容するための蒸気室と、前記蒸気室のなかの水を加熱するための前記蒸気室に関連付けられた加熱手段と、を有し、前記装置は更に、蒸されるべき食品に風味及び香りを加えるためのアイテムを収容するためのトレイを有し、前記トレイは、少なくとも部分的に蒸気を透過させる底部を持ち、前記装置の動作の間、前記蒸気室から前記バスケットへの前記蒸気によって辿られる経路において、前記装置の前記通常の向きにおいて前記少なくとも1つのバスケットの下に配置されるよう意図され、前記トレイは、前記バスケットへの前記蒸気室の蒸気出口の上に固定されずに配置された、装置。
  2. 前記少なくとも1つのバスケットは、前記トレイをカバーするための位置において、前記トレイに面する凹状側面を備えた、ドーム型の領域を有し、前記ドーム型の領域に、蒸気を通すための穴が配置された、請求項1に記載の食品を蒸すための装置。
  3. 前記装置の動作の間に、前記蒸気室から前記少なくとも1つのバスケットまでの前記蒸気によって辿られる経路の方向でみて、相互に異なる位置における穴を持つ、少なくとも2つの層を有するユニットが、前記蒸気室の前記蒸気出口に配置された、請求項1に記載の食品を蒸すための装置。
  4. 前記装置の動作の間に、前記蒸気室から前記少なくとも1つのバスケットまでの前記蒸気によって辿られる経路の方向でみて、相互に異なる位置における穴を持つ、少なくとも2つの層を有するユニットが、前記蒸気室の前記蒸気出口に配置された、請求項2に記載の食品を蒸すための装置。
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