JP5774396B2 - 浸透ます、及びこれを用いた浸透トレンチシステム - Google Patents
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該雨水溜り部の透水孔を有しない底部と、該底部を囲繞し、かつ、透水孔を有しない側壁と、によって構成された夾雑物溜り部が設けられていると共に、該夾雑物溜り部より上方の側壁には複数の透水孔が設けられており、該雨水溜り部内に流入した雨水は、夾雑物溜り部に一旦滞留し、該夾雑物溜り部における雨水の水位が該透水孔の高さに達すると該雨水が該透水孔を介して該雨水溜り部の外へ排水され、前記ます本体の下部には、前記雨水溜り部を囲むように、側面に複数の透水孔を有する有底筒状の浸透部が設けられており、
前記雨水溜り部は、該浸透部内に配置された着脱式の容器であり、該容器の下端部には前記夾雑物溜り部が設けられていると共に、該容器における該夾雑物溜り部より上方の側壁には複数の前記透水孔が設けられており、前記流入管接続口から該ます本体内に流入した雨水は、該容器の夾雑物溜り部に一旦滞留し、該容器の該透水孔を介して該容器の外へ排水され、該容器の外へ排水された雨水は、次いで該浸透部に形成された透水孔を介して該浸透部の外へ排水され、そして透水孔の周りに敷設された複数の砕石からなる砕石槽に排水されることを特徴とする浸透ますである。
図1に示すように、浸透トレンチシステム1Aは、複数の浸透ます10,30と、該浸透ます10,30同士を連結する透水管40とを備えている。また、該浸透ます10,30と透水管40との周りには、複数の砕石からなる砕石槽50が敷設され、さらに該砕石槽50の周囲には透水シート51が配設されている。また、前記浸透ます10,30のうち、一方の浸透ます30は、排水設備としての側溝5に排水管5Aを介して接続されている。そして、他方の浸透ます10は、一方の浸透ます30よりも上流側に配置されている。なお、前記透水管40は、浸透ます10,30間に水平に設けられてもよいが、円滑な排水のために、下流側が低位となるように管勾配が形成されて設けられていることがより好ましい。また、該透水管40としては、有孔管やストレーナなどの管壁に貫通孔を複数備えたものが好適に用いられる。
図2,3に示すように、該浸透ます10は、ます本体12を備え、該ます本体12の上端には点検口13Aが形成され、該ます本体12の側部には管接続口13Bが4つ設けられている。そして、該管接続口13Bの1つに浸透トレンチシステム1Aに備えられた透水管40が流出管として接続される。また、他の管接続口13Bには、雨水流入管41が流入管として接続される。
以下、実施例2にかかる浸透トレンチシステム1Bを図5に従って説明する。なお、実施例1と共通する構成については、説明を簡略または省略する。
以下、参考例にかかる浸透ます60を図6に従って説明する。なお、実施例1,2と共通する構成については、説明を簡略または省略する。
5 側溝(排水設備)
10,60 浸透ます
12 ます本体
13A 点検口
13B 管接続口(流入管接続口、流出管接続口)
14 浸透部
15 透水孔
20 雨水溜り部(着脱式容器)
21A 底部
21B 側壁
22 夾雑物溜り部
24 透水孔
30 逆止弁付きの浸透ます
40 透水管
42 雨とい(雨水管)
64 雨水溜り部
64A 底部
64B 側壁
Claims (4)
- 流入管接続口、流出管接続口、及び点検口が形成されたます本体と、該ます本体の下部に配された雨水溜り部と、を備えた浸透ますであって、
該雨水溜り部には、
該雨水溜り部の透水孔を有しない底部と、
該底部を囲繞し、かつ、透水孔を有しない側壁と、
によって構成された夾雑物溜り部が設けられていると共に、該夾雑物溜り部より上方の側壁には複数の透水孔が設けられており、
該雨水溜り部内に流入した雨水は、夾雑物溜り部に一旦滞留し、該夾雑物溜り部における雨水の水位が該透水孔の高さに達すると該雨水が該透水孔を介して該雨水溜り部の外へ排水され、
前記ます本体の下部には、前記雨水溜り部を囲むように、側面に複数の透水孔を有する有底筒状の浸透部が設けられており、
前記雨水溜り部は、該浸透部内に配置された着脱式の容器であり、
該容器の下端部には前記夾雑物溜り部が設けられていると共に、該容器における該夾雑物溜り部より上方の側壁には複数の前記透水孔が設けられており、
前記流入管接続口から該ます本体内に流入した雨水は、該容器の夾雑物溜り部に一旦滞留し、該容器の該透水孔を介して該容器の外へ排水され、該容器の外へ排水された雨水は、次いで該浸透部に形成された透水孔を介して該浸透部の外へ排水され、そして透水孔の周りに敷設された複数の砕石からなる砕石槽に排水される
ことを特徴とする浸透ます。 - 前記ます本体の流出管接続口の開口面積X、前記雨水溜り部における透水孔の開口面積の和Y、及び、前記浸透部における透水孔の開口面積の和Zは、
X≦Y、X≦Z
である請求項1に記載の浸透ます。 - 請求項1又は請求項2に記載の浸透ますを用いた浸透トレンチシステムであって、
排水設備と、
該排水設備に接続される下流側の浸透ますと、
該下流側の浸透ますに、水平に又は下流側が低位となるように管勾配が形成されて設けられた透水管を介して接続される上流側の浸透ますと、
を備え、
該上流側の浸透ますは、請求項1又は請求項2に記載の浸透ますであり、
該下流側の浸透ますは、該排水設備内の排水が該下流側の浸透ます内に流入することを阻止する逆止弁付きの浸透ますである
ことを特徴とする浸透トレンチシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載の浸透ますを用いた浸透トレンチシステムであって、
雨水管が接続された浸透ますを複数備え、該浸透ます同士が、水平に又は管勾配が形成されて設けられた透水管を介して連結されており、
該浸透ますは、請求項1又は請求項2に記載の浸透ますである
ことを特徴とする浸透トレンチシステム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011154932A JP5774396B2 (ja) | 2011-07-13 | 2011-07-13 | 浸透ます、及びこれを用いた浸透トレンチシステム |
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JP2011154932A JP5774396B2 (ja) | 2011-07-13 | 2011-07-13 | 浸透ます、及びこれを用いた浸透トレンチシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013019218A JP2013019218A (ja) | 2013-01-31 |
JP5774396B2 true JP5774396B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=47690905
Family Applications (1)
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JP2011154932A Active JP5774396B2 (ja) | 2011-07-13 | 2011-07-13 | 浸透ます、及びこれを用いた浸透トレンチシステム |
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JP2000104328A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-04-11 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 排水用マス |
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2011
- 2011-07-13 JP JP2011154932A patent/JP5774396B2/ja active Active
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