JP5773428B2 - ツリープロテクタ - Google Patents
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Description
また、例えば、使用開始から5年経過して苗木が十分に成長し、前記ツリープロテクタを外す必要が生じた場合に、前記ツリープロテクタを縦に切断して外す必要があり、再利用できないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑み、工場における作業工程が少なく、再利用可能なツリープロテクタを提供することを課題とする。
また、現場において係合突部の基部に設けた係止用切り欠き部を相互に係止して筒状に形成できるので、現場における組立作業が容易である。
さらに、係合突部の基部に係止用切り欠き部を設けてあるので、係止状態が確実になるとともに、応力集中が生じにくくなり、耐久性が向上する。
そして、苗木が十分に成長した場合には、係止用切り欠き部相互の係止状態を解除し、プロテクタ本体を展開して外すことにより、前記ツリープロテクタを再利用できる。
特に、プロテクタ本体の係合が容易になるとともに、外れにくいツリープロテクタが得られる。
本実施形態によれば、係合突部が相互に係合しやすく、外れにくいツリープロテクタが得られる。
本実施形態によれば、前記折り曲げ用切り欠き溝に沿ってプロテクタ本体を折り曲げることにより角柱形状のツリープロテクタが得られる。
本実施形態によれば、前記固定孔に挿通した締結紐を傾いた状態で支持棒に締結できるので、締結力の分力によってプロテクタ本体が偏平になりにくい。
本実施形態によれば、筒状のプロテクタ本体の強度が向上するとともに、前記保持リングを介して筒状の前記プロテクタ本体を支持棒に締結紐で固定できる。
本実施形態によれば、係合用突起あるいは波形形状の環状体に締結紐を係止することにより、保持リングの位置ずれを防止できるという効果がある。
第1実施形態に係るツリープロテクタ10は、図1ないし図4に示すように、透明あるいは半透明の長尺な樹脂製シートで形成されたプロテクタ本体11からなる平面6角形の筒状体であり、そのプロテクタ本体11の両側縁部に沿って係合突部12を千鳥状に配置するとともに、前記係合突部12の両側基部に係止用円弧状切り欠き部13をそれぞれ設けてある。
また、係止用円弧状切り欠き部13の直径が3mmないし8mmである場合には、その中心16を前記係合突部12の基部から直径の15%ないし25%だけ奥側にずらして配置することが好ましい。15%未満であると、開口部が大きくなり、係合突部12が外れやすくなるからであり、25%を越えると、係合しにくくなり、組み付け作業に手間がかかるからである。
まず、プロテクタ本体11を折り曲げ用切り欠き溝14に沿って内側に折り曲げて折り癖を付ける。そして、前記プロテクタ本体11の両側縁部に設けた係合突部12,12を相互に組み付けるとともに、前記係合突部12の基部に設けた係止用円弧状切り欠き部13を相互に係止することにより、平面6角形の筒状のツリープロテクタ10を形成する。
一方、地面に植え付けた苗木(図示せず)に前記ツリープロテクタ10を被せ、苗木の外周を包囲する。そして、図1および図2に示すように、前記ツリープロテクタ10の両側に支持棒20,20を打ち込んだ後、対の固定孔15に締結紐21を挿通するとともに、前記支持棒20に縛り付けて前記ツリープロテクタ10を固定する。
本実施形態によれば、ツリープロテクタ10の高さの異なる固定孔15,15に締結紐21を通して支持棒20に固定することにより、締結紐21の締結力の分力によってツリープロテクタ10が偏平になりにくいという利点がある。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態によれば、前記係合突部12の外周が円弧形状であるので、組立作業時に係合突部12,12が相互に引っ掛かりにくくなり、組立作業がより一層簡単になるという利点がある。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、説明を省略する。
本実施形態によれば、同一平面形状の巾狭のプロテクタ本体17,17を組み付けてツリープロテクタ10を形成できる。このため、組立前のプロテクタ本体17の床面積が小さくなり、運搬、特に、山間部の現場までの運搬が容易になるという利点がある。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、説明を省略する。
前記保持リング30は、前記ツリープロテクタ10を補強するとともに、前記ツリープロテクタ10を、締結紐21を介し、支持棒20,20に固定するためのものである。このため、前記保持リング30の上下端面に台形の係合用突起31,31を所定のピッチでそれぞれ突設してある。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
本実施形態によれば、折り曲げ用切り欠き溝を設けないので、生産工数が少なく、生産性の高いツリープロテクタ10が得られるという利点がある。
また、前記保持リング30には、少なくとも1つの係合用突起を突設してあればよく、上下に揃えて突設してもよく、あるいは、千鳥状に上下に突設してもよい。
11,17:プロテクタ本体
12:係合突部
13:係止用円弧状切り欠き部
14:折り曲げ用切り欠き溝
15:固定孔
16:中心
20:支持棒
21:締結紐
30:保持リング
31:係合用突起
Claims (8)
- 透明または半透明の樹脂製シートからなるプロテクタ本体の両側縁部に係合突部を千鳥状にそれぞれ配置するとともに、前記係合突部の基部に設けた係止用切り欠き部の中心を、前記プロテクタ本体の外周縁部と前記係合突部の外周縁部との交点よりも奥側に配置するとともに、前記係合突部の前記係止用切り欠き部に他の前記係合突部の前記係止用切り欠き部を係止することを特徴とするツリープロテクタ。
- 前記係止用切り欠き部が直径3ないし8mmの円弧形状であることを特徴とする請求項1に記載のツリープロテクタ。
- 前記係止用切り欠き部の中心が、前記プロテクタ本体の外周縁部と前記係合突部の外周縁部との交点よりも、前記係止用切り欠き部の直径の15%ないし25%だけ奥側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のツリープロテクタ。
- 前記プロテクタ本体の外表面に、複数本の折り曲げ用切り欠き溝を長手方向に沿って平行に所定のピッチで並設したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のツリープロテクタ。
- 前記プロテクタ本体に設けた前記折り曲げ用切り欠き溝を間にして設けた対の固定孔を、異なる高さ位置に配置したことを特徴とする請求項4に記載のツリープロテクタ。
- 前記係合突部を相互に係合して形成した筒状の前記プロテクタ本体の外周面に、少なくとも1つの保持リングを嵌合したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のツリープロテクタ。
- 前記保持リングの上下端面のいずれか一方に、少なくとも1つの係合用突起を突設したことを特徴とする請求項6に記載のツリープロテクタ。
- 前記保持リングが連続する波形形状の環状体であることを特徴とする請求項6に記載のツリープロテクタ。
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