JP5773109B1 - プレス成形方法及びプレス成形品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

ハット型部材の形状の制約を低減しつつ、ハット型部材に発生するキャンバーバックを低減可能なプレス成形方法を提供する。プレス成形時に、湾曲面(凸状面(2a)、凹状面(3a))を有する一対のプレス型(下型(2)、上型(3))の間に、少なくともハット型部材(5)の天板部の長手方向の線長よりも長手方向の線長が長いブランク材(4)を上方、つまり、下型(2)、上型(3)の湾曲方向に撓ませて固定する。続いて、固定したブランク材(4)に凸状面(2a)、凹状面(3a)を用いてハット型部材(5)の湾曲部をプレス成形する。

Description

本発明は、天板部とその幅方向両側に連続する側壁部とを少なくとも有するコ字状断面で且つ天板部板厚方向に湾曲する湾曲部を有する成形品をプレス成形で製造するための技術に関する。
近年、自動車の構造部材として、車体軽量化を図るために、薄肉の高張力鋼板やアルミニウム合金板の使用が増加している。このような高張力鋼板やアルミニウム合金板をプレス成形した後に、プレス型から成形品を離型すると、成形品に発生した残留応力が解放されることでスプリングバック変形が発生し、成形品の寸法精度が悪くなる原因となる。それゆえ、スプリングバック変形が発生し難いプレス成形の方法がいくつか提案されている。
なかでも、天板部とその幅方向両側に連続する側壁部とを少なくとも有するコ字状断面で且つ天板部板厚方向に湾曲する湾曲部を有する成形品(例えば、コ字状型部材、ハット型部材)に発生するスプリングバック変形(例えば、キャンバーバック)の対策としては、従来から特許文献1、2に開示されている方法がある。ここで、キャンバーバックとは、上述の湾曲部を有する成形品を成形した場合に離型後に湾曲が僅かにもとに戻る現象である。
特許文献1には、ハット型部材の天板部の曲率半径とハット型部材のフランジ部の曲率半径との差を側壁部の高さより大きくすることで、プレス成形による成形品の残留応力を低減し、成形品に発生するキャンバーバックを抑制する方法が開示されている。
また、特許文献2には、成形品のプレス成形の途中に、成形品の湾曲部を反膨出方向に加圧変形することで、プレス成形による成形品の残留応力を低減し、成形品に発生するキャンバーバックを抑制する方法が開示されている。
特開2013−063462号公報 特開2010−207906号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術では、成形品に発生するキャンバーバックを抑制できるものの、成形品の形状を制約する必要があり、汎用性に欠けるという問題があった。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、プレス成形品の形状の制約を低減しつつ、プレス成形品に発生するキャンバーバックを低減可能なプレス成形の技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様のプレス成形方法は、天板部とその幅方向両側に連続する側壁部とを少なくとも有するコ字状断面で且つ天板部板厚方向に湾曲する湾曲部を有する成形品をプレス成形するプレス成形方法であって、前記成形品のプレス成形時に、前記成形品の前記湾曲部をプレス成形するための湾曲面を有する一対のプレス型の間に、少なくとも前記成形品の前記天板部の長手方向の線長よりも長手方向の線長が長いブランク材を前記一対のプレス型の前記湾曲面の湾曲方向に撓ませて固定し、固定した前記ブランク材に、前記一対のプレス型の前記湾曲面を用いて前記湾曲部をプレス成形することを特徴とする。
また、本発明の一態様のプレス成形品の製造方法は、天板部とその幅方向両側に連続する側壁部とを少なくとも有するコ字状断面で且つ天板部板厚方向に湾曲する湾曲部を有する成形品をプレス成形で製造する際に、前記成形品の前記湾曲部をプレス成形するための湾曲面を有する一対のプレス型の間に、少なくとも前記成形品の前記天板部の長手方向の線長よりも長手方向の線長が長いブランク材を前記一対のプレス型の前記湾曲面の湾曲方向に撓ませて固定し、固定した前記ブランク材に、前記一対のプレス型の前記湾曲面を用いて前記湾曲部をプレス成形することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、プレス型の頭部とブランク材との間に隙間が形成される。そのため、本発明の一態様によれば、プレス成形中に、プレス型の頭部とブランク材との間の隙間がブランク材の湾曲方向と反対方向に押しつぶされ、ブランク材の長手方向に圧縮応力が発生する。この結果、本発明の一態様によれば、成形品の湾曲外側の引張残留応力を低減でき、成形品の残留曲げモーメントを低減できる。そのため、本発明の一態様によれば、成形品におけるキャンバーバックの発生を抑制できる。これにより本発明の一態様によれば、成形品の形状の制約を低減しつつ、成形品に発生するキャンバーバックを低減できる。
プレス成形装置の概略構成を表す断面図である。 ハット型部材の構成を表す図である。 プレス成形中にハット型部材に作用する応力分布を表す図である。 第1実施形態に係るプレス成形装置の概略構成を表す断面図である。 第1実施形態に係るプレス成形の方法を説明するための説明図である。 ハット型部材の長手方向の長さLoに対するブランク材の長手方向の長さLの比率L/Loとキャンバーバック量との関係を表す図である。 プレス成形中にハット型部材に作用する応力分布を表す図である。 ハット型部材に発生するキャンバーバックを表す図である。 第2実施形態に係る第2プレス成形装置の概略構成を表す断面図である。 第2実施形態に係る第1プレス成形装置の概略構成を表す断面図である。 第2実施形態に係るプレス成形の方法を説明するための説明図である。 第2実施形態に係るプレス成形の方法を説明するための説明図である。 変形例に係るハット型部材の構成を表す図である。 変形例に係るコ字状型部材の構成を表す図である。 変形例に係るハット型部材の構成を表す図である。 変形例に係るプレス成形の方法を説明するための説明図である。 実施例に係るハット型部材の構成を表す図である。 キャンバーバック量と座屈有無との評価結果を表す図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
(キャンバーバック)
まず、第1実施形態に係るプレス成形方法及びプレス成形品の製造方法で採用するプレス成形の方法を説明する前に、一般的なプレス成形における、キャンバーバックの発生のメカニズムについて説明する。
通常、図1〜図3に示すように、プレス成形装置1(下型2、上型3)を用い、ブランク材4を、ハット断面で且つ天板部5a方向に凸に湾曲する湾曲部を有するプレス成形品(以下、「ハット型部材」とも呼ぶ)5にプレス成形で製造すると、天板部5aが湾曲外側(凸側)になるため、天板部5aに長手方向への引張応力が発生する。ブランク材4は、例えば、プレス成形のために切断した板状の素材である。また、ハット断面には、例えば、天板部5aとその幅方向両側に連続する側壁部5bとを少なくとも有するコ字状断面(U字状断面)に、更に、フランジ部5cを付加したものがある(図2(b)参照)。すなわち、ハット断面は、少なくともコ字状断面(U字状断面)を含んだ断面形状である。また、フランジ部5cが湾曲内側になるため、フランジ部5cに長手方向への圧縮応力が発生する。
ここで、図2(a)は、側壁部5b側から見た場合のハット型部材5を表し、図2(b)は、ハット型部材5を図2(a)のA−A断面で破断した場合の端面を表す。また、図3は、天板部5a側から見た場合のハット型部材5のFEM(Finite Element Method)解析結果を表す。図3の例では、天板部5aに約500MPa(引張応力)が掛かり、フランジ部5cに約−1200MPa(圧縮応力)が掛かっている。
それゆえ、プレス成形後、下型2、上型3からハット型部材5を離型させると、引張応力と圧縮応力とに起因して、曲げモーメントMが発生し、ハット型部材5にキャンバーバックが発生する。キャンバーバックとは、一般に、材料を湾曲させた場合に、材料の湾曲が僅かにもとに戻る現象を指す。
なお、ハット型部材5の引張応力および圧縮応力は、ブランク材4の強度(降伏応力)が高いほど大きくなる。そのため、ブランク材4の強度が高いほどキャンバーバックが大きくなる。
本発明の発明者は、このキャンバーバックは、天板部5aに発生する引張応力を低減し、曲げモーメントMを低減することで抑制できると考え、そのために、引張応力と逆方向の圧縮応力を天板部5aに付与するプレス成形方法及びプレス成形品の製造方法を考えた。
(プレス成形装置)
次に、第1実施形態で用いるプレス成形装置1の構成を説明する。
本実施形態のプレス成形装置1は、図4に示すように、下型2と、下型2に対向して配置された上型3とを備える。下型2の上面には、上方に湾曲する湾曲部をプレス成形するための湾曲面(以下、「凸状面」とも呼ぶ)2aが形成されている。また、凸状面2aには更に、上方(湾曲方向)に天板部5aが形成され下方に開口部が形成されたハット断面をプレス成形するための形状が付与されている。また、上型3の下面には、凸状面2aの形状に対応する湾曲面3a(以下、「凹状面3a」とも呼ぶ)が形成されている。そして、上型3は、図示しない昇降手段によって下型2に接近して、下型2と上型3との間に介挿されているブランク材4を押圧してプレス成形品にプレス可能となっている。これにより、ハット断面で且つ該ハット断面の天板部5a板厚方向に湾曲する湾曲部を有するハット型部材5をプレス成形(フォーム成形)する。
本実施形態のプレス成形装置1は更に、下型2の長手方向両端それぞれの外周に対し、互いに対向する一対の壁部6が設けられている。一対の壁部6は、成形後のハット型部材5の長手方向両端の距離と等しい距離だけ離間して設けられている。そして、上型3と下型2とで押圧してプレス成形する前に、一対の壁部6に、ブランク材4の長手方向両端それぞれを当接することで、一対の壁部6は、ブランク材4の長手方向両端を固定(拘束)する、すなわちブランク材4の長手方向変位を抑制可能となっている。
(プレス成形の方法)
次に、第1実施形態に係るプレス成形方法及びプレス成形品を製造するためのプレス成形の方法を説明する。
まず、図5(a)に示すように、ブランク材4を下型2と上型3との間に介挿する。ブランク材4としては、少なくともハット型部材5の天板部5aの長手方向の長さ(線長)よりも長手方向の長さ(線長)が長いもの、つまり、凸状面2a及び凹状面3aの長手方向の長さ(線長)よりも長手方向の長さ(線長)が長いものを採用する。ここで、図6に示すように、ハット型部材5のキャンバーバック量は、ハット型部材5の長手方向の長さ(線長)Loに対するブランク材4の長手方向の長さ(線長)Lの比率L/Loが1.020(102%)以下の範囲では、比率L/Loが大きくなるほど減少する。しかしながら、比率L/Loが1.020(102%)より大きくなると、ブランク材4の長手方向端部付近に座屈が発生し、キャンバーバックの低減効果が見られなくなる。それゆえ、ブランク材4の長手方向の長さ(線長)Lは、Lo<L≦1.020×Loの条件を満たすようにする。すなわち、ブランク材4の長手方向の長さ(線長)Lとハット型部材5の長手方向の長さ(線長)Loとの差を2%以下とすることが好ましい。
続いて、図5(b)に示すように、介挿したブランク材4を上方、つまり、下型2、上型3の湾曲方向に撓ませて、ブランク材4の長手方向両端それぞれを一対の壁部6の対向面それぞれに当接させ、ブランク材4の長手方向両端それぞれの下面を下型2の上面に接触させる。これにより、ブランク材4の長手方向両端をハット型部材5の長手方向両端と等しい距離離間させるとともに、ブランク材4の長手方向両端を固定(拘束)する。このとき、下型2の凸状面2aの頭部とブランク材4との間に隙間が形成される。
なお、一対の壁部6は対向方向に位置調整可能な構成として、一対の壁部6を一旦左右に退避させた後に、再度接近させて、一対の壁部6を図5(b)の状態に設定するようにしても良い。この場合、一対の壁部6の距離をブランク材4の線長に合わせて微調整可能となる。
続いて、図5(c)に示すように、昇降手段により上型3を下降させ、下型2の凸状面2aと上型3の凹状面3aとを用いて、固定したブランク材4に、湾曲部をプレス成形する。これにより、ブランク材4をハット断面で且つ上方(ハット断面の天板部5a板厚方向)に湾曲する湾曲部を有するハット型部材5にプレス成形(フォーム成形)する。
プレス成形中には、図5(d)に示すように、下型2の凸状面2aの頭部とブランク材4との間の隙間が下方、つまり、ブランク材4の湾曲方向と反対方向に押しつぶされる。そして、上記の隙間が押しつぶされると、図7に示すように、ブランク材4に長手方向への圧縮応力が発生する。図7は、天板部5a側から見た場合のハット型部材5のFEM解析結果を表す。図7の例では、天板部5aに約−250MPa(圧縮応力)が掛かり、フランジ部5cに約−1200MPa(圧縮応力)が掛かっている。
そのため、プレス成形後、下型2、上型3からハット型部材5を離型させると、ハット型部材5に発生する曲げモーメントMを低減できる。これにより、図8に示すように、ハット型部材5におけるキャンバーバックの発生量を抑制できる。ここで、このプレス成形方法において、ハット型部材5の形状は制約されない。
第1実施形態では、図4、図5の下型2、上型3がプレス型を構成する。プレス型は、一般には「プレス金型」を指す。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態に係るプレス成形の方法は、以下の効果を奏する。
(1)第1実施形態に係るプレス成形の方法によれば、プレス成形時に、湾曲面(凸状面2a、凹状面3a)を有する一対のプレス型(下型2、上型3)の間に、少なくともハット型部材5の天板部5aの長手方向の線長よりも長手方向の線長が長いブランク材4を上方、つまり、下型2、上型3の湾曲方向に撓ませて固定する。続いて、固定したブランク材4に、凸状面2a、凹状面3aを用いてハット型部材5の湾曲部をプレス成形する。
このような構成によれば、下型2の凸状面2aの頭部とブランク材4との間に隙間が形成される。それゆえ、プレス成形中に、下型2の凸状面2aの頭部とブランク材4との間の隙間がブランク材4の湾曲方向と反対方向に押しつぶされ、ブランク材4の長手方向に圧縮応力が発生する。そのため、ハット型部材5の湾曲外側の長手方向への引張残留応力が低減するため、ハット型部材5に発生する残留曲げモーメントを低減できる。そのため、ハット型部材5におけるキャンバーバックの発生を抑制できる。これにより、ハット型部材5の形状の制約を低減しつつ、ハット型部材5に発生するキャンバーバックを低減できる。
(2)第1実施形態に係るプレス成形の方法によれば、ブランク材4を下型2、上型3の湾曲面(凸状面2a、凹状面3a)の湾曲方向に撓ませて介挿する際に、ブランク材4の長手方向両端をハット型部材5の長手方向両端と等しい距離離間させて固定する。
このような構成によれば、プレス成形によって得られるハット型部材5の長手方向両端をより適切な距離離間できるので、ハット型部材5をより適切にプレス成形できる。
(3)第1実施形態に係るプレス成形の方法によれば、ブランク材4の長手方向の線長をLとし、ハット型部材5の長手方向の線長をLoとした場合に、Lo<L≦1.02×Loの条件を満たすようにした。
このような構成によれば、ブランク材4の長手方向の線長を制約できる。それゆえ、ブランク材4の座屈荷重の低減を抑制でき、プレス成形中に、ブランク材4の長手方向に発生する圧縮応力によるブランク材4の座屈を防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同様な構成等については同一の符号を使用して、その詳細は省略する。
第2実施形態に係るプレス成形の方法では、ブランク材4にハット断面をプレス成形する第1成形工程と、第1工程でハット断面がプレス形成されたブランク材4に湾曲部をプレス成形する第2成形工程と、を実行する。ここで、第1成形工程では、第1プレス成形装置7を用いる。また、第2成形工程では、第2プレス成形装置8を用いる。
(プレス成形装置)
第1プレス成形装置7は、図9に示すように、下型9と、下型9の上方に昇降可能に設けられた上型10とを備える。下型9の上面には、上方に天板部5aが形成され下方に開口部が形成されたハット断面をブランク材4にプレス成形するための形状(以下、「凸状面」とも呼ぶ)9aが形成されている。また、上型10の下面には、凸状面9aの形状に対応する形状(以下、「凹状面」とも呼ぶ)10aが形成されている。そして、上型10は、図示しない昇降手段により下降され、下型9と上型10との間に介挿されているブランク材4を押圧する。これにより、ハット断面をプレス成形(フォーム成形)する。
第2プレス成形装置8は、図10に示すように、下型11と、下型11の上方に昇降可能に設けられた上型12とを備える。下型11と上型12との間には、ハット断面がプレス形成されたブランク材4が上方に天板部5aを向け下方に開口部を向けて介挿される。
下型11の上面には、第1プレス成形装置7でハット断面が形成されたブランク材4を上方(ハット断面の天板部5a方向)に湾曲する湾曲部をプレス成形するための湾曲面(以下、「凸状面」とも呼ぶ)11aが形成されている。また、上型12の下面には、凸状面2aに対応する湾曲面(以下、「凹状面」とも呼ぶ)12bが形成されている。そして、上型12は、図示しない昇降手段により下降され、下型9と上型12との間に介挿されているブランク材4を押圧する。これにより、ハット断面で且つ該ハット断面の天板部5a板厚方向に湾曲する湾曲部を有するハット型部材5をプレス成形(フォーム成形)する。
第2プレス成形装置8は、更に、下型11の長手方向両端それぞれの外周には、互いに対向する一対の壁部13を有する。一対の壁部13は、ハット型部材5の長手方向両端の距離と等しい距離だけ離間して設けられている。そして、一対の壁部13に、第1プレス成形装置7でハット断面が形成されたブランク材4の長手方向両端それぞれが当接することで、一対の壁部13は、ブランク材4の長手方向両端を固定(拘束)する、つまりブランク材4の長手方向変位を抑制する。
(プレス成形の方法)
次に、第2実施形態に係るプレス成形方法及びプレス成形品の製造方法に採用するプレス成形の方法を説明する。
まず、第1プレス成形装置7を用いて、ブランク材4にハット断面をプレス成形する第1成形工程を実行する。具体的には、まず、図11(a)に示すように、ブランク材4を第1プレス成形装置7の下型9の上面に載置する。ブランク材4としては、第1実施形態と同様に、少なくともハット型部材5の天板部5aの長手方向の長さ(線長)よりも長手方向の長さ(線長)が長いものを採用する。
具体的には、ブランク材4としては、ブランク材4の長手方向の長さ(線長)をLとし、ハット型部材5の長手方向の長さ(線長)をLoとした場合に、Lo<L≦1.02×Loの条件を満たすものを採用する。続いて、図11(b)に示すように、昇降手段によりブランク材4の上型10を下降させ、下型9の凸状面9aと上型10の凹状面10aとを用いて、載置したブランク材4に、ハット断面をプレス成形(フォーム成形する。このプレス成形時には、ブランク材4の長手方向両端部の固定は行わない。
続いて、第2プレス成形装置8を用いて、第1工程でハット断面がプレス形成されたブランク材4に湾曲部をプレス成形する第2成形工程を実行する。具体的には、まず、図12(a)に示すように、第1工程でハット断面がプレス成形されたブランク材4を第2プレス成形装置8の下型11と上型12との間に介挿する。第1工程でハット断面をプレス成形されたブランク材4は、上方に天板部5aを向け下方に開口部を向けて介挿する。続いて、図12(b)に示すように、介挿したブランク材4を上方、つまり、下型11、上型12の湾曲方向に撓ませて、ブランク材4の長手方向両端それぞれを一対の壁部13の対向面それぞれに当接させ、ブランク材4の長手方向両端それぞれの下面を下型11の上面に接触させる。これにより、ブランク材4の長手方向両端をハット型部材5の長手方向両端と等しい距離離間させるとともに、ブランク材4の長手方向両端を固定(拘束)する。また、下型11の凸状面11aの頭部とブランク材4との間に隙間が形成される。
続いて、図12(c)に示すように、昇降手段により上型12を下降させ、下型11の凸状面11aと上型12の凹状面12aとを用いて、固定したブランク材4に、湾曲部をプレス成形する。これにより、ブランク材4をハット断面で且つ上方(ハット断面の天板部5a板厚方向)に湾曲する湾曲部を有するハット型部材5にプレス成形する。
プレス成形中には、図12(d)に示すように、下型11の凸状面11aの頭部とブランク材4との間の隙間が下方、つまり、ブランク材4の湾曲方向と反対方向に押しつぶされる。そして、隙間が押しつぶされると、ブランク材4に長手方向への圧縮応力が発生する。そのため、プレス成形後、下型11、上型12からハット型部材5を離型させると、ハット型部材5に発生する曲げモーメントMを低減できる。これにより、ハット型部材5におけるキャンバーバックの発生量を抑制できる。
第2実施形態では、図10、図12の下型11、上型12がプレス型を構成する。プレス型は、一般には「プレス金型」を指す。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態に係るプレス成形の方法は、第1実施形態で記載した効果に加えて、以下の効果を奏する。
(1)第2実施形態に係るプレス成形の方法によれば、ハット型部材5よりも長手方向の長さが長いブランク材4にハット断面をプレス成形する第1成形工程を実行する。続いて、一対のプレス型(下型11、上型12)の間に、第1成形工程でハット断面がプレス成形されたブランク材4を下型11、上型12の湾曲方向に撓ませて固定し、固定したブランク材4に、湾曲面(凸状面2a、凹状面3a)を用いてハット型部材5の湾曲部をプレス成形する第2成形工程を実行する。
このような構成によれば、断面形状の成形とブランク材4の湾曲とを異なるプレス型で実現できる。それゆえ、プレス型をより単純な形状のものとすることができる。
(変形例)
(1)なお、第1、第2実施形態では、プレス成形として、フォーム成形を行う例を示したが、他の構成を採用してもよい。例えば、しわ押さえを用いたドロー成形を行う構成としてもよい。
(2)また、第1、第2実施形態では、成形品として、図2に示すように、単純なハット断面を有するハット型部材5を成形する例を示したが、他の構成を採用してもよい。例えば、図13に示すように、天板部5aの全体または一部に形状が付与されているハット断面を有するハット型部材5を成形する構成としてもよい。
ここで、図13(a)は、側壁部5b側から見た場合のハット型部材5を表し、図13(b)は、ハット型部材5を図13(a)のB−B断面で破断した場合の端面を表す。また、フランジ部5cの全体または一部に形状が付与されているハット断面を有するハット型部材5を成形する構成としてもよく、長手方向で断面形状が変化するハット型部材5を成形する構成としてもよい。
(3)さらに、成形品として、ハット断面の側壁部5bの高さ方向に湾曲するハット型部材5、つまり、側壁部5b側から見た場合に湾曲しているハット型部材5を成形する例を示したが、他の構成としてもよい。例えば、側壁部5b側から見た場合の湾曲に加え天板部5a側から見た場合に湾曲しているハット型部材5を成形する構成としてもよい。
(4)また、成形品として、ハット断面の天板部5aを湾曲外側として湾曲させたハット型部材5を成形する例を示したが、他の構成としてもよい。例えば、ハット断面のフランジ部5cを湾曲外側として湾曲させたハット型部材5を成形する構成としてもよい。
(5)さらに、第1、第2実施形態では、成形品として、天板部5aとその幅方向両側に連続する側壁部5bとフランジ部5cとを少なくとも有するハット断面を有し且つ天板部5a板厚方向に湾曲する湾曲部を有するハット型部材5をプレス成形する例を示したが、他の構成を採用してもよい。例えば、図14に示すように、天板部5aとその幅方向両側に連続する側壁部5bとを少なくとも有するコ字状断面(Uの字状断面)を有し且つ天板部5a板厚方向に湾曲する湾曲部を有するコ字状型部材5を成形する構成としてもよい。
ここで、図14(a)は、側壁部5b側から見た場合のコ字状型部材5を表し、図14(b)は、コ字状型部材5を図14(a)のC−C断面で破断した場合の端面を表す。
(6)また、第1、第2実施形態では、成形品として、長手方向の全部に、天板部5aとその幅方向両側に連続する側壁部5bとフランジ部5cとを少なくとも有するハット断面を有し且つ天板部5a板厚方向に湾曲する湾曲部を有するハット型部材5をプレス成形する例を示したが、他の構成を採用することもできる。
例えば、図15に示すように、成形品として、長手方向の一部に、天板部5a板厚方向に湾曲していない非湾曲部(例えば、直線部)を更に有する成形品をプレス成形する構成としてもよい。この場合、上型3をハット型部材5の非湾曲部をプレス成形するための部分(以下、「非湾曲部型」とも呼ぶ)3bと湾曲部をプレス成形するための部分(以下、「湾曲部型」とも呼ぶ)3cとに分割し、成形品のプレス成形時に、図16(a)に示すように、非湾曲部型3bを用いて、非湾曲部のプレス成形を先に行い、図16(b)に示すように、その後に湾曲部型3cを用いて、湾曲部のプレス成形を行う。このような構成によれば、非湾曲部のプレス成形後、湾曲部のプレス成形時に、非湾曲部がプレス成形されたブランク材4を、下型2、湾曲部型3cの湾曲面の湾曲方向に撓ませて固定し、固定したブランク材4に、下型2、湾曲部型3cを用いて湾曲部をプレス成形できる。それゆえ、長手方向の一部に非湾曲部をプレス成形可能としつつ、湾曲部のプレス成形時に発生するキャンバーバックを効果的に低減できる。
(実施例)
以下、第1実施形態に係るプレス成形の方法の実施例について説明する。
本実施例では、第1実施形態に係るプレス成形の方法を用い、図17(a)に示す単純なハット断面を有するハット型部材5をプレス成形した場合の、ハット型部材5のキャンバーバック量および座屈有無を評価した。キャンバーバック量および座屈有無の評価には、FEM解析を用いた。FEM解析では、LS-DYNAバージョン971をソルバーとし、動的陽解法を用いて演算を行った。メッシュサイズは2mm、摩擦係数は0.12とした。材料は1.2mmの1180MPa級冷延鋼板とした。また、JIS5号引張試験から求まる真応力−真ひずみ曲線を基にSwiftの式で近似した真応力−真ひずみ関係を用いた。
図18(a)に示すように、比較例のプレス成形の方法(図18(a)中の「No.1」「比較例」)では、キャンバーバック量が15.5[mm]になった。比較例のプレス成形方法としては、ハット型部材5と長手方向の長さ(線長)が等しいブランク材4を用いるプレス成形方法を採用した。これに対し、第1実施形態に係るプレス成形の方法(図18(a)中の「No.2」「No.3」「No.4」「No.5」「発明例」)、つまり、ハット型部材5よりも長手方向の長さ(線長)が長いブランク材4を用いたプレス成形方法では、キャンバーバック量が11.4〜3.6[mm]になった。これにより、第1実施形態に係るプレス成形方法では、比較例のプレス成形方法に比べ、ハット型部材5に発生するキャンバーバック量を低減できることが確認できた。
また、図18(a)のNo.6に示すように、第1実施形態に係るプレス成形の方法では、ハット型部材5の長手方向の長さ(線長)Loに対するブランク材4の長手方向の長さ(線長)Lの比率L/Loが1.020よりも大きくなると、長手方向両端部に座屈が発生することが確認できた。
同様に、第1実施形態に係るプレス成形の方法を用い、図17(b)に示す天板部5aの一部に形状が付与されているハット断面を有するハット型部材5をプレス成形した場合の、ハット型部材5のキャンバーバック量および座屈有無を評価した。この場合、図18(b)のNo.8〜11に示すように、キャンバーバック量および座屈有無に関し、図17(b)のハット型部材5についても図17(a)のハット型部材5と同様の傾向を確認できた。
以上、本願が優先権を主張する、日本国特許出願2014−16026(2014年1月30日出願)の全内容は、参照により本開示の一部をなす。
ここでは、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく各実施形態の改変は当業者にとって自明なことである。
1 プレス成形装置
2 下型(プレス型)
3 上型(プレス型)
4 ブランク材
5 ハット型部材
6 壁部
7 プレス成形装置
8 プレス成形装置
11 下型(プレス型)
12 上型(プレス型)
13 壁部

Claims (5)

  1. 天板部とその幅方向両側に連続する側壁部とを少なくとも有するコ字状断面で且つ天板部板厚方向に湾曲する湾曲部を有する成形品をプレス成形するプレス成形方法であって、
    前記成形品の前記湾曲部をプレス成形するための湾曲面を有する一対のプレス型の間に、少なくとも前記成形品の前記天板部の長手方向の線長よりも長手方向の線長が長いブランク材を前記一対のプレス型の前記湾曲面の湾曲方向に撓ませて固定し、固定した前記ブランク材に、前記一対のプレス型の前記湾曲面を用いて前記湾曲部をプレス成形することを特徴とするプレス成形方法。
  2. 前記ブランク材に前記コ字状断面をプレス成形する第1成形工程と、
    前記一対のプレス型の間に、前記第1成形工程で前記コ字状断面がプレス成形された前記ブランク材を前記一対のプレス型の前記湾曲面の湾曲方向に撓ませて固定し、固定した前記ブランク材に、前記一対のプレス型の前記湾曲面を用いて前記湾曲部をプレス成形する第2成形工程と、を実行することを特徴とする請求項1に記載のプレス成形方法。
  3. 前記成形品は、長手方向の一部に、前記天板部板厚方向に湾曲していない非湾曲部を更に有し、
    前記成形品のプレス成形時に、前記非湾曲部のプレス成形を先に行い、その後に前記湾曲部のプレス成形を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のプレス成形方法。
  4. 前記ブランク材を前記一対のプレス型の前記湾曲面の湾曲方向に撓ませて介挿する際に、前記ブランク材の長手方向両端を前記成形品の長手方向両端と等しい距離だけ離間させて固定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプレス成形方法。
  5. 天板部とその幅方向両側に連続する側壁部とを少なくとも有するコ字状断面で且つ天板部板厚方向に湾曲する湾曲部を有する成形品をプレス成形で製造する際に、
    前記成形品の前記湾曲部をプレス成形するための湾曲面を有する一対のプレス型の間に、少なくとも前記成形品の前記天板部の長手方向の線長よりも長手方向の線長が長いブランク材を前記一対のプレス型の前記湾曲面の湾曲方向に撓ませて固定し、固定した前記ブランク材に、前記一対のプレス型の前記湾曲面を用いて前記湾曲部をプレス成形することを特徴とするプレス成形品の製造方法。
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