JP5771669B2 - 液体容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を収容し且つ収容した液体を注出し得る液体容器に関する。
従来、液体を収容し且つ収容した液体を注出し得る液体容器として、例えば、特許文献1に記載の醤油さしが知られている。この醤油さしは、密閉容器と、前記密閉容器の上面に着脱自在に螺合された弾力性蓋とを備えるとともに、前記密閉容器に取り付けられた予備タンクと、排水管と、曲管とを備えている。
前記醤油さしにおいて、前記予備タンクは、前記密閉容器内の底板に設けられている。前記排水管は、前記予備タンクに内装され、外端口を前記底板から下方に突出している。前記曲管は、前記密閉容器の内部に設けられ、排水側を前記予備タンクに連通し、吸水側を前記底板に近接開口している。
また、前記曲管は、その屈曲部が醤油の液面よりも上方に位置するように配置されている。前記屈曲部には、前記弾力性蓋に臨むように上端口が設けられている。そして、前記曲管の上端口に対向するように前記弾力性蓋にパツキングが設けられ、このパツキングにて前記曲管の上端口が開閉され得るようになっている。
このような構成により、前記密閉容器の内部に醤油が収容されている場合、前記弾力性蓋が弾性変形するように押圧されると、前記パツキングにて前記曲管の上端口が閉塞されつつ、その弾性変形による空気圧にて前記密閉容器の内部の醤油の液面に圧力が加えられて、醤油が所定量だけ前記密閉容器から前記曲管、前記予備タンク及び前記排出管を介して前記醤油さしの外部に排出されるようになっている。
そして、醤油の排出後に、前記弾力性蓋への押圧力が解除されると、前記弾力性蓋が元の形に復元し始めることから、前記密閉容器の内外の気圧が同一となるように前記密閉容器の内部に外気が前記排出管、前記予備タンク及び前記曲管を介して吸入されることとなり、吸入される外気と共に前記排出管などの内部に残存している醤油が流れて前記容器本体の内部に収容されるようになっている。
また、醤油さしが収納されるなどして使用されていない場合には、前記上端口が開放した状態に維持される。これにより、このような場合に前記密閉容器の周囲の環境の変化により前記密閉容器内の空気が膨張したときには、前記密閉容器内の空気の一部が前記上端口から前記曲管に入り、前記予備タンク及び前記排水管などを介して外部に排出されるようになっている。
実公平2―35264号公報
しかしながら、特許文献1に記載の醤油さしにおいては、前記醤油さしによる醤油の注出後に弾力性蓋への押圧力が解除されると、パツキングにより閉塞されている曲管の上端口が比較的早い時期に開放されて、密閉容器内の空気の一部が前記上端口から前記曲管内に入り込み、前記曲管の内部に残存している醤油が密閉容器内の空気の一部により排出管側へ押し流され、その結果、醤油が前記予備タンクに収まりきらずに前記排出管から外部へ漏出することがあった。
また、前記醤油さしが使用されていない場合に、前記曲管及び前記予備タンクの少なくとも一方の内部に醤油が残存していることがある。この場合には、前記密閉容器の周囲の環境の変化により前記密閉容器内の空気が膨張したとき、前述の残存している醤油が、前記上端口から入り込んだ前記密閉容器内の空気の一部により前記排出管側へ押し流されて、前記密閉容器内の空気の一部とともに前記排出管から外部へ漏出することがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、液体を収容し且つ収容した液体を注出し得る液体容器において、液体の漏出を有効に抑制できる液体容器の提供を目的とする。
請求項1に係る発明は、開口部及びこの開口部の周囲に位置する壁部を有し、前記開口部の開口を介して内部に液体を収容し得る容器本体と、前記壁部に対向する縁部を有し、前記開口部の開口を覆うように前記容器本体に取り付けられた弾性変形可能な蓋体と、前記容器本体の内部と外部とを連通させるための連通管であって、前記容器本体の内部に開口する吸入口を介して前記容器本体の内部に収容されている液体を吸入し得る吸入部、及び、この吸入口よりも上方で外部に開口する注出口を介して前記吸入口側から流れてくる液体を前記容器本体の外部に注出し得る注出部を有する連通管とを備え、前記蓋体が、前記容器本体の内部空間と連通する内部空間が当該蓋体の内部に所定体積で形成された通常状態、押圧力の作用により前記蓋体の内部空間の体積が前記通常状態に比べて減少する注出状態、及び、押圧力の解除により注出常態から通常状態に弾性復帰する復帰状態をとり得るように構成され、前記容器本体及び前記蓋体が、その内部空間と外部空間とを連通させる隙間を互いの間に形成可能な凹部を前記壁部及び前記縁部の少なくとも一方に設け、前記蓋体が前記通常状態のとき、前記凹部により前記壁部と前記縁部との間に前記隙間が形成され、前記蓋体が前記注出状態及び前記復帰状態のとき、前記蓋体の変形に伴い前記凹部が変形して、前記隙間がなくなるように前記壁部と前記縁部とが当接する構成とされている液体容器である。
請求項2に係る発明は、開口部及びこの開口部の周囲に位置する壁部を有し、前記開口部を介して内部に液体を収容し得る容器本体と、前記壁部に対向する縁部を有し、前記開口部の開口を覆うように前記容器本体に取り付けられた弾性変形可能な蓋体と、前記容器本体の内部空間と外部空間とを連通させるための連通管であって、前記容器本体の内部に開口する吸入口を介して前記容器本体の内部に収容されている液体を吸入し得る吸入部、この吸入口よりも下方で前記容器本体の外部に開口する注出口を介して前記吸入口側から流れてくる液体を前記容器本体の外部に注出し得る注出部、及び、前記吸入口と前記注出口との間で液体を一時的に溜め得る液溜部を有する連通管とを備え、前記蓋体が、前記容器本体の内部空間と連通する内部空間が当該蓋体の内部に所定体積で形成された通常状態、押圧力の作用により前記蓋体の内部空間の体積が前記通常状態に比べて減少する注出状態、及び、押圧力の解除により注出常態から通常状態に復帰する復帰状態を取り得るように構成され、前記容器本体及び前記蓋体が、その内部空間と外部空間とを連通させる隙間を互いの間に形成可能な凹部を前記壁部及び前記縁部の少なくとも一方に設け、前記蓋体が前記通常状態のとき、前記凹部により前記壁部と前記縁部との間に前記隙間が形成され、前記蓋体が前記注出状態及び前記復帰状態のとき、押圧力による前記蓋体の変形に伴い前記凹部が変形して、前記隙間がなくなるように前記壁部と前記縁部とが当接する構成とされている液体容器である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の液体容器において、前記凹部が、同一直線上に複数設けられているものである。
本発明によれば、液体を収容し且つ収容した液体を注出し得る液体容器において、液体の漏出を有効に抑制できる液体容器を提供できる。
本発明の一実施形態に係る液体容器の側面図である。 図1の液体容器の側面断面図である。 図1の液体容器において通常状態にある蓋体付近の側面図である。 図1の液体容器において通常状態にある蓋体付近の底面図である。 図3におけるX−X矢視断面図である。 図5における一部拡大断面図である。 図1の液体容器において注出状態又は復帰状態にある蓋体付近の側面図である。 図7におけるY−Y矢視断面図である。 本発明の他の実施形態に係る液体容器の正面断面図である。
本発明の好ましい実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る液体容器1は、醤油又は酒などの液体を収容し且つ収容した液体を注出し得るものである。図1、図2に示すように、前記液体容器1は、容器本体2と、蓋体3と、連通管4とを備えている。
前記容器本体2は、開口部5を有し、前記開口部5の開口6を介して内部に液体を収容し得るものである。本実施形態において、前記容器本体2は、上下方向に延びる有底筒状のものである。前記開口部5は、円筒状に形成され、前記開口6が上方に開口するように前記容器本体2の上部に配置されている。
前記容器本体2は、拡径部7をさらに有している。前記拡径部7は、有底円筒状に形成され、前記開口部5と同軸的に前記容器本体2の下部に配置されている。前記拡径部7は、前記開口部5よりも径方向に拡径して膨出するとともに、上端側で前記開口部5と一体に連結されている。
また、前記容器本体2は、前記開口部5の周囲に位置する壁部8を有している。本実施形態において、前記壁部8は、前記開口部5を囲むように設けられ、前記開口部5から径方向外側へ突出する鍔状に形成されている。前記壁部8の突出端は、前記拡径部7の膨出端よりも径方向内側に配置されている。
前記壁部8は、前記蓋体3を載置させて下側から支持し得るものであり、前記開口部5の上下中途部に設けられている。前記壁部8は、後述する前記蓋体3の縁部10に沿った形状(平面状)の支持面9を上面に有しており、この支持面9上に前記蓋体3の縁部10を載置し得るようになっている。
図3、図4、図5にも示すように、前記蓋体3は、前記壁部8(前記支持面9)に対向する前記縁部10を有し、前記開口部5の開口6を上方から覆うように前記容器本体2に取り付けられている。前記蓋体3は、弾性変形可能なものであり、弾性を有する合成樹脂又は合成ゴム等から構成されている。
前記蓋体3は、内部空間11と、下方に開口する開口12とを有する中空の半球形状に形成されている。そして、前記蓋体3は、前記内部空間11が前記開口12を通じて前記容器本体2の内部空間(前記容器本体2内における液面13の上方空間)14と連通するように、前記容器本体2に取り付けられている。
前記蓋体3は、前記容器本体2に取り付けられているとき、前記開口12を囲む環状の前記縁部10を前記壁部8上に載置させた状態となる。そして、前記蓋体3は、この状態で頂部等の当該蓋体3の一部に作用する外力(押圧力)に応じて、前記内部空間11の体積が変化するように変形可能に構成されている。
具体的には、前記蓋体3は、前記容器本体2の内部空間14と連通する前記内部空間11が所定体積で当該蓋体3の内部に形成された通常状態(図3、図5参照)、押圧力の作用により前記蓋体3の内部空間11の体積が前記通常状態に比べて減少する注出状態(図7、図8参照)、及び、押圧力の解除により注出常態から通常状態に弾性復帰する復帰状態をとり得るように構成されている。
また、図6にも示すように、前記蓋体3において、前記縁部10に少なくとも一つの凹部18が設けられている。前記凹部18は、前記蓋体3が前記容器本体2に取り付けられているとき、前記容器本体2及び前記蓋体3の内部空間11・14と外部空間とを連通させる隙間20を前記容器本体2と前記蓋体3との間に形成可能なものである。前記隙間20は、前記蓋体3の縁部10が前記凹部18の設置部分を除く部分で前記容器本体2の壁部8の支持面9に当接されることにより形づくられる。
本実施形態において、前記凹部18は、前記縁部10が前記壁部8と対向する側(下側)に開口する開口を有し、前記縁部10の周方向に関して、円周の4分の1程度の長さで、当該凹部18の中央部に向かうほど徐々に深くなる、すなわち中央部が最も深く凹むように形成されている。前記凹部18の中央部での凹み幅は、前記蓋体3に押圧力を加えることによって、当該凹部18を前記壁部8に沿った形状に変形させ得るように設定されている。
こうして、前記蓋体3は、前記通常状態のとき、前記凹部18により前記壁部8と前記縁部10との間に前記隙間20が形成される一方、前記注出状態及び前記復帰状態のとき、押圧力による前記蓋体3の変形に伴い前記凹部18が変形し(潰れ)て前記壁部8に沿った形状の平坦化した凹部19となることで、前記隙間20がなくなるように前記縁部10が前記凹部18の設置部分を含む前記壁部8と全周にわたって当接(密接)する構成とされている。
すなわち、前記蓋体3は、液体を収容した前記液体容器1において、前記通常状態のときは、図3、図5、図6に示すように、前記内部空間11(及び前記容器本体2の内部空間14)を前記隙間20を介して外部空間に連通させつつ所定体積とする膨張した形をとり、前記注出状態及び前記復帰状態のときは、図7、図8に示すように、前記隙間20をなくして前記内部空間11を略密閉しつつ、一部が内側へ凹んだ形をとり得るようになっている。
なお、本発明における隙間は、厳密に言えば、通常状態のときにのみ形成されるものではなく、蓋体が注出状態に変化した直後からの所定時間、又は、復帰状態において前記通常状態に近づいた所定時間でも形成され得るものである。つまり、本発明における隙間は、前記所定時間を除いた注出状態及び復帰状態の概ねの時間なくなるものであればよい。
また、本実施形態においては、図4、図5に示すように、前記凹部18が、同一直線上に複数(2つ)設けられている。前記2つの凹部18は、前記蓋体3の軸心を挟んで線対称に配置され、前記蓋体3が前記通常状態にあるときは共に前記隙間20を形成し、この状態の前記蓋体3に押圧力が作用したときは共に変形して平坦化するように構成されている。
図1、図2に示すように、前記連通管4は、前記容器本体2の内部と外部とを連通させるためのものである。前記連通管4は、吸入部23と、この吸入部23よりも上方に設けられた注出部24とを有し、液体を前記容器本体2の下部側から前記吸入部23を介して上方へ送り前記注出部24に導き得るように構成されている。
前記吸入部23は、前記連通管4の長手方向の一端側に設けられている。前記吸入部23は、前記容器本体2の内部に開口する吸入口25を含み、前記容器本体2の内部に収容した液体を前記吸入口25を介して吸入し得るように構成されている。
前記注出部24は、前記連通管4の長手方向の他端側に設けられている。前記注出部24は、前記吸入部23の吸入口25よりも上方で前記容器本体2の外部に開口する注出口26を含み、前記吸入口25側から流れてくる液体を前記注出口26を介して前記容器本体2の外部に注出し得るように構成されている。
このような構成により、前記容器本体2の内部に液体を収容した前記液体容器1を使用する場合、前記注出口26を目標物の上方まで移動させたうえ、図3、図5に示す前記通常状態にある前記蓋体3に対して頂部を下方へ押すなどして当該蓋体3に押圧力を加え、前記蓋体3を前記通常状態から図7、図8に示すような前記注出状態に変形させることで、前記蓋体3の凹部18を押し潰して前記平坦化した凹部19とし、これにより前記隙間20をなくして、略密閉空間となった前記内部空間11の変形による空気圧にて前記容器本体2内の液体の液面13に圧力を加えることができる。したがって、前記容器本体2内の液体を所定量だけ前記連通管4を介して前記液体容器1の外部に注出し、前記目標物に供給することができる。
そして、液体の注出後には、前記蓋体3への押圧力を解除して、前記蓋体3を復帰状態にした場合も、前記蓋体3が前記通常状態に戻るまで(復帰状態の比較的遅い時期まで)、前記隙間20をなくして、前記内部空間11・14を略密閉した状態に維持することができる。そのため、前記蓋体3が弾性復帰するときには、前記連通管4を介してのみ、外気が前記液体容器1の内部に吸入されることになる。つまり、この際に、前記隙間20を介して外気が前記液体容器1の内部に吸入されることは阻止することができる。したがって、前記連通管4内において外気を前記注出口26側から前記吸入口25側へ流れるだけのものとし、この吸入される外気を用いて前記連通管4に残存している液体を前記液体容器1の内部まで流して、そこに収容することができる。よって、このようなときに液体が前記連通管4を介して前記液体容器1の外部に漏出することを防止できる。
また、前記液体容器1が非使用状態にあるときには、前記蓋体3に押圧力が加えられないので、前記蓋体3が前記通常状態となり、前記隙間20が形成された状態が維持される。そのため、この際に前記液体容器1の周囲の環境の変化により前記液体容器1内の空気が膨張したとしても、前記液体容器1内の空気の一部が前記隙間20を介して外部に逃げ出し、空気の膨張による空気圧にて前記容器本体2内の液体の液面13に加わる圧力が弱められることとなる。したがって、この圧力の付加により前記容器本体2内の液体が前記連通管4に流れ込んだとしても、前記連通管4内において液体が前記注出部24の注出口26に至らないようにすることができる。よって、このようなときに液体が前記連通管4を介して前記液体容器1の外部に漏出することを防止できる。
以上のことから、本実施形態によれば、液体を収容し且つ収容した液体を注出し得る前記液体容器1において、前記液体容器1の外部への液体の漏出を有効に抑制できる。
なお、本発明における凹部は、本実施形態においては前記蓋体3に設けられた前記凹部18としているが、蓋体の変形により隙間をなくすことができるものであればよく、容器本体(壁部)に設けた凹部としてもよいし、蓋体及び容器本体の双方に対向しないように設けた複数の凹部としてもよい。また、本発明における凹部の数は、任意に設定可能である。
また、本発明における連通管は、本実施形態においては前記吸入部23と、この吸入部23よりも上方に設けられた前記注出部24とを有する前記連通管4としているが、これに代えて、例えば、図9に示すように、吸入口35を含む吸入部33、前記吸入口35よりも下方に位置する注出口36を含む注出部34に加え、前記吸入口35と前記注出口36との間で液体を一時的に溜め得る液溜部38を有し、液体を前記容器本体42の内部から前記吸入部33を介して、前記液溜部38へ送り、この液溜部38から前記注出部34に導き得るように構成された連通管44とすることも可能である。
この場合の液体容器41によれば、前述の実施形態と同様に、蓋体3に押圧力を加えることにより前記容器本体42内の液体を前記連通管44を介して前記液体容器41の外部に注出することができるうえ、前記蓋体3への押圧力の解除により当該蓋体3が注出状態から通常状態に戻るとき、液体が前記連通管44を介して前記液体容器41の外部に漏出することを防止できる。また、前記蓋体3が通常状態にあるとき、液体が前記連通管44を介して前記液体容器1の外部に漏出することを防止できる。
1 液体容器
2 容器本体
3 蓋体
4 連通管
5 開口部
6 開口
8 壁部
10 縁部
11 蓋体の内部空間
14 容器本体の内部空間
18 凹部
20 隙間
23 吸入部
24 注出部
25 吸入口
26 注出口
33 吸入部
34 注出部
35 吸入口
36 注出口
38 液溜部
41 液体容器
42 容器本体
44 連通管

Claims (3)

  1. 開口部及びこの開口部の周囲に位置する壁部を有し、前記開口部の開口を介して内部に液体を収容し得る容器本体と、
    前記壁部に対向する縁部を有し、前記開口部の開口を覆うように前記容器本体に取り付けられた弾性変形可能な蓋体と、
    前記容器本体の内部と外部とを連通させるための連通管であって、前記容器本体の内部に開口する吸入口を介して前記容器本体の内部に収容されている液体を吸入し得る吸入部、及び、この吸入口よりも上方で外部に開口する注出口を介して前記吸入口側から流れてくる液体を前記容器本体の外部に注出し得る注出部を有する連通管とを備え、
    前記蓋体は、前記容器本体の内部空間と連通する内部空間が当該蓋体の内部に所定体積で形成された通常状態、押圧力の作用により前記蓋体の内部空間の体積が前記通常状態に比べて減少する注出状態、及び、押圧力の解除により注出常態から通常状態に弾性復帰する復帰状態をとり得るように構成され、
    前記容器本体及び前記蓋体は、その内部空間と外部空間とを連通させる隙間を互いの間に形成可能な凹部を前記壁部及び前記縁部の少なくとも一方に設け、前記蓋体が前記通常状態のとき、前記凹部により前記壁部と前記縁部との間に前記隙間が形成され、前記蓋体が前記注出状態及び前記復帰状態のとき、前記蓋体の変形に伴い前記凹部が変形して、前記隙間がなくなるように前記壁部と前記縁部とが当接する構成とされていることを特徴とする液体容器。
  2. 開口部及びこの開口部の周囲に位置する壁部を有し、前記開口部を介して内部に液体を収容し得る容器本体と、
    前記壁部に対向する縁部を有し、前記開口部の開口を覆うように前記容器本体に取り付けられた弾性変形可能な蓋体と、
    前記容器本体の内部空間と外部空間とを連通させるための連通管であって、前記容器本体の内部に開口する吸入口を介して前記容器本体の内部に収容されている液体を吸入し得る吸入部、この吸入口よりも下方で前記容器本体の外部に開口する注出口を介して前記吸入口側から流れてくる液体を前記容器本体の外部に注出し得る注出部、及び、前記吸入口と前記注出口との間で液体を一時的に溜め得る液溜部を有する連通管とを備え、
    前記蓋体は、前記容器本体の内部空間と連通する内部空間が当該蓋体の内部に所定体積で形成された通常状態、押圧力の作用により前記蓋体の内部空間の体積が前記通常状態に比べて減少する注出状態、及び、押圧力の解除により注出常態から通常状態に復帰する復帰状態を取り得るように構成され、
    前記容器本体及び前記蓋体は、その内部空間と外部空間とを連通させる隙間を互いの間に形成可能な凹部を前記壁部及び前記縁部の少なくとも一方に設け、前記蓋体が前記通常状態のとき、前記凹部により前記壁部と前記縁部との間に前記隙間が形成され、前記蓋体が前記注出状態及び前記復帰状態のとき、押圧力による前記蓋体の変形に伴い前記凹部が変形して、前記隙間がなくなるように前記壁部と前記縁部とが当接する構成とされていることを特徴とする液体容器。
  3. 前記凹部は、同一直線上に複数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体容器。
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