JP6643855B2 - キャップ - Google Patents
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Description
二重容器の口部に外嵌されるキャップ本体と、
キャップ本体に設けられた注出筒と、
注出筒の先端部に開口する注出口を開閉する蓋と、
キャップ本体の内部に設けられて二重容器の口部に嵌め込まれる内栓と、
キャップ本体の内部に設けられた第1の内部弁とを有し、
内栓は、一端部が内容器の内部に連通するとともに他端部が注出筒の内部に連通する内筒部を有し、
第1の内部弁は内筒部の他端開口部を覆う第1の弁体を有し、
第1の弁体に流通孔が形成され、
第1の弁体は、注出筒内に凸形状に膨出する開位置と、内筒部内に凹形状に退入する閉位置とに変形自在であるとともに、閉方向へ付勢されており、
第1の弁体が閉位置の場合、内筒部内と注出筒内との間が第1の弁体で遮断され、
第1の弁体が開位置の場合、内筒部内と注出筒内との間が第1の弁体の流通孔を介して連通するものである。
このように、第1の弁体が閉じる際、第1の弁体は注出筒内に膨出する凸形状から内筒部内に退入する凹形状に変形するため、注出筒内の内容液の大部分が、上記第1の弁体の変形に伴って、内筒部内に引き込まれる。これにより、第1の弁体が閉じた後に注出筒内に残留する内容液の量を低減することができる。
内筒部は、内部に、内容器の内部と注出筒の内部とに連通する連通路と、閉塞部材とを有し、
第1の弁体が閉位置の場合、第1の弁体が閉塞部材に当接して、第1の流通孔が閉塞部材で閉塞され、
第1の弁体が開位置の場合、第1の弁体が閉塞部材から離間して、内筒部内と注出筒内との間が第1の流通孔を介して連通するものである。
第1の弁体が閉位置の場合、第1の弁体が内筒部の他端部に当接して、第2の流通孔が内筒部の他端部で閉塞され、
第1の弁体が開位置の場合、第1の弁体が内筒部の他端部から離間して、内筒部内と注出筒内との間が第1および第2の流通孔を介して連通するものである。
キャップ本体の内部に、吸気口と内容器および外容器の間とに連通する連通流路と、吸気口を開閉する第2の内部弁とが設けられており、
第2の内部弁は第1の内部弁と一体に形成されている。
第2の弁体は、吸気口内に膨出して吸気口を閉じる閉位置と、吸気口内から導入部に退避して吸気口を開く開位置とに変形自在であるとともに、開方向へ付勢されており、導入部に導入された内容液によって開位置から閉位置に変形するものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、1は、可撓性を有する柔軟で変形可能な内容器2と、可撓性を有する弾性変形可能な外容器3とを有する二重容器である。二重容器1の口部4にはキャップ5が設けられている。
また、蓋14は、ヒンジ部25を介して開閉自在にキャップ本体11に設けられており、内側に突起部54を有している。蓋14を閉じた際、突起部54が注出口13から注出筒12内に挿入されることにより、注出筒12が密閉される。
第2の弁体42は、支持筒40の他端部に一体的に設けられており、吸気口23内に膨出して吸気口23を閉じる閉位置S2(図6の仮想線,図9,図10参照)と、吸気口23内から導入部41に退避して吸気口23を開く開位置O2(図6の実線,図8,図11参照)とに弾性変形自在であるとともに、開方向A2(図6参照)へ付勢されており、導入部41に導入された内容液6によって開位置O2から閉位置S2(図9,図10参照)に変形する。
図8に示すように、蓋14を開き、二重容器1を手で持って傾けた後、二重容器1を押圧操作(スクイズ)して外容器3を変形させ、内容器2と外容器3との間37の圧力が大気圧よりも高くなると、図9に示すように、内容器2内の内容液6が孔部53を通って導入部41に導入され、第2の弁体42が吸気口23内に膨出する閉位置S2に変形して吸気口23を閉じるため、二重容器1の内圧が上昇し、第1の弁体33が、内筒部29内に凹形状に退入する閉位置S1(図8参照)から、注出筒12内に凸形状に膨出する開位置O1(図10参照)に向って上向きに変形する。
このように、第1の弁体33が閉じる際、第1の弁体33は注出筒12内に膨出する凸形状(図6の仮想線,図10参照)から内筒部29内に退入する凹形状(図6の実線,図8参照)に大きく変形するため、注出筒12内の内容液6の大部分が、上記第1の弁体33の変形に伴って、内筒部29内に引き込まれる。これにより、第1の弁体33が閉じた後に注出筒12内に残留する内容液6の残留量を低減することができ、或いは、注出筒12内に内容液6が残留するのを防止することができ、内容液6に対する優れたサクションバック効果が発揮される。
尚、内容液6が注出筒12内に残留した場合であっても、上記のように残留量が低減されるため、蓋14を閉じて突起部54が注出筒12内に挿入される際、注出筒12内に残留した内容液6が注出筒12の外側に溢れ出るのを防止することができる。
2 内容器
3 外容器
4 口部
5 キャップ
6 内容液
11 キャップ本体
12 注出筒
13 注出口
14 蓋
15 内栓
23 吸気口
29 内筒部
30 他端開口部
31 第1の内部弁
32 第2の内部弁
33 第1の弁体
35 第1の流通孔
36 第2の流通孔
37 内容器と外容器との間
38 連通流路
41 導入部
42 第2の弁体
50 連通路
51 閉塞部材
A1 閉方向
A2 開方向
O1,O2 開位置
S1,S2 閉位置
Claims (5)
- 変形可能な内容器と外容器とを有する二重容器の口部に装着されるキャップであって、
二重容器の口部に外嵌されるキャップ本体と、
キャップ本体に設けられた注出筒と、
注出筒の先端部に開口する注出口を開閉する蓋と、
キャップ本体の内部に設けられて二重容器の口部に嵌め込まれる内栓と、
キャップ本体の内部に設けられた第1の内部弁とを有し、
内栓は、一端部が内容器の内部に連通するとともに他端部が注出筒の内部に連通する内筒部を有し、
第1の内部弁は内筒部の他端開口部を覆う第1の弁体を有し、
第1の弁体に流通孔が形成され、
第1の弁体は、注出筒内に凸形状に膨出する開位置と、内筒部内に凹形状に退入する閉位置とに変形自在であるとともに、閉方向へ付勢されており、
第1の弁体が閉位置の場合、内筒部内と注出筒内との間が第1の弁体で遮断され、
第1の弁体が開位置の場合、内筒部内と注出筒内との間が第1の弁体の流通孔を介して連通することを特徴とするキャップ。 - 流通孔は、第1の弁体の中央部に形成された第1の流通孔を有し、
内筒部は、内部に、内容器の内部と注出筒の内部とに連通する連通路と、閉塞部材とを有し、
第1の弁体が閉位置の場合、第1の弁体が閉塞部材に当接して、第1の流通孔が閉塞部材で閉塞され、
第1の弁体が開位置の場合、第1の弁体が閉塞部材から離間して、内筒部内と注出筒内との間が第1の流通孔を介して連通することを特徴とする請求項1記載のキャップ。 - 流通孔は、第1の流通孔の周囲に形成された複数の第2の流通孔を有し、
第1の弁体が閉位置の場合、第1の弁体が内筒部の他端部に当接して、第2の流通孔が内筒部の他端部で閉塞され、
第1の弁体が開位置の場合、第1の弁体が内筒部の他端部から離間して、内筒部内と注出筒内との間が第1および第2の流通孔を介して連通することを特徴とする請求項2記載のキャップ。 - キャップ本体に、外気を内容器と外容器との間に吸入する吸気口が形成され、
キャップ本体の内部に、吸気口と内容器および外容器の間とに連通する連通流路と、吸気口を開閉する第2の内部弁とが設けられており、
第2の内部弁は第1の内部弁と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャップ。 - 第2の内部弁は、内容器の内容液を導入する導入部と、導入部に導入された内容液によって開閉する第2の弁体とを有し、
第2の弁体は、吸気口内に膨出して吸気口を閉じる閉位置と、吸気口内から導入部に退避して吸気口を開く開位置とに変形自在であるとともに、開方向へ付勢されており、導入部に導入された内容液によって開位置から閉位置に変形することを特徴とする請求項4に記載のキャップ。
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