JP2016008049A - 液体容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器において、液体の漏出を有効に抑制できる液体容器を提供する。【解決手段】容器本体1は、容器本体3と、蓋体4と、連通管5とを備える。前記連通管は、第1流路21を含む吸入部16と、第2流路23を含む注出部17と、第3流路25を含む液溜部18とを有する。前記第3流路は、前記第1流路と前記第2流路との間に介在するように前記容器本体の高さ方向に延びる。前記第3流路は、前記第1流路の流路断面積よりも大きい流路断面積を有し、前記容器本体の最高液面高さ27よりも高い位置に配置される。そして、前記液溜部が、前記第1流路から前記第2流路に向かう途中の液体を前記第3流路に一時的に貯溜可能なように構成される。【選択図】図2
Description
本発明は、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器に関する。
従来、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器として、例えば、特許文献1に記載の醤油さしが知られている。この醤油さしは、密閉容器と、前記密閉容器の上面に着脱自在に螺合された弾力性蓋とを備えるとともに、前記密閉容器に取り付けられた予備タンクと、排水管と、曲管とを備えている。
前記醤油さしにおいて、前記予備タンクは、前記密閉容器内の底板に設けられている。前記排水管は、前記予備タンクに内装され、外端口を前記底板から下方に突出している。前記曲管は、前記密閉容器の内部に設けられ、排水側を前記予備タンクに連通し、吸水側を前記底板に近接開口している。
また、前記曲管は、その屈曲部が醤油の液面よりも上方に位置するように配置されている。前記屈曲部には、前記弾力性蓋に臨むように上端口が設けられている。そして、前記曲管の上端口に対向するように前記弾力性蓋にパツキングが設けられ、このパツキングにて前記曲管の上端口が開閉され得るようになっている。
このような構成により、前記密閉容器の内部に醤油が収容されている場合、前記弾力性蓋が弾性変形するように押圧されると、前記パツキングにて前記曲管の上端口が閉塞されつつ、その弾性変形による空気圧にて前記密閉容器の内部の醤油の液面に圧力が加えられて、醤油が所定量だけ前記密閉容器から前記曲管、前記予備タンク及び前記排出管を介して前記醤油さしの外部に排出されるようになっている。
そして、醤油の排出後に、前記弾力性蓋への押圧力が解除されると、前記弾力性蓋が元の形状に復元し始めることから、前記密閉容器の内外の気圧が同一となるように前記密閉容器の内部に外気が前記排出管、前記予備タンク及び前記曲管を介して吸入されることとなり、吸入される外気と共に前記排出管などの内部に残存している醤油が流れて前記容器本体の内部に収容されるようになっている。
また、醤油さしが収納されるなどして使用されていない場合には、前記上端口が開放した状態に維持される。これにより、このような場合に前記密閉容器の周囲の環境の変化により前記密閉容器内の空気が膨張したときには、前記密閉容器内の空気の一部が前記上端口から前記曲管に入り、前記予備タンク及び前記排水管などを介して外部に排出されるようになっている。
特許文献1に記載の醤油さしにおいては、前記醤油さしが使用されていない場合に、前記曲管及び前記予備タンクの少なくとも一方の内部に醤油が残存していることがある。この場合には、前記密閉容器の周囲の環境の変化により前記密閉容器内の空気が膨張したとき、前述の残存している醤油が、前記上端口から入り込んだ前記密閉容器内の空気の一部により前記排出管側へ押し流されて、前記密閉容器内の空気の一部とともに前記排出管から外部へ漏出することがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器において、収容されている液体の漏出を有効に抑制できる液体容器の提供を目的とする。
請求項1に係る発明は、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器において、液体用の注入口を有し、この注入口から注入された液体を収容可能な容器本体と、前記容器本体に取り付けられて前記注入口を通気可能に覆い、通気を遮断すべく前記容器本体に対して弾性変形可能に構成された蓋体と、前記容器本体の内部空間と外部空間とを連通させるように延設され、この外部空間に向かって前記容器本体内の液体を導出可能な連通管とを備え、前記連通管が、前記容器本体の内部空間に向かって開口する吸入口、及び、この吸入口に接続された第1流路を含み、前記蓋体の弾性変形により前記容器本体に収容されている液体を前記第1流路に前記吸入口を介して所定量吸入可能な吸入部と、前記吸入口よりも上方で前記容器本体の外部空間に向かって開口する注出口、及び、この注出口に接続された第2流路を含み、前記第1流路に吸入された液体を前記第2流路に導いて外部空間に前記注出口を介して注出可能な注出部と、前記第1流路と前記第2流路との間に介在するように前記容器本体の高さ方向に延びる第3流路であって、前記第1流路の流路断面積よりも大きい流路断面積を有し、前記容器本体の最高液面高さよりも高い位置に配置された第3流路を含み、前記第1流路から前記第2流路に向かう途中の液体を前記第3流路に一時的に貯溜可能な液溜部とを備えるものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の液体容器において、前記第2流路が、前記第3流路の流路断面積と同等以上の大きさの流路断面積を有し、前記注出口が、前記第2流路の流路断面積と同等以上の大きさの開口断面積を有するものである。
本発明によれば、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器において、収容されている液体の漏出を有効に抑制できる液体容器を提供することができる。
本発明の好ましい実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る液体容器1の側面図を示す。図2に、前記液体容器1の側面断面図を示す。
図1、図2に示すように、前記液体容器1は、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得るものである。前記液体としては、例えば、醤油又は酒が挙げられる。前記液体容器1は、容器本体3と、蓋体4と、連通管5とを備えている。
前記容器本体3は、液体用の注入口7を有し、この注入口7から注入された液体を収容可能なように構成されている。本実施形態において、前記容器本体3は、有底無蓋の筒状を呈するように成形されている。前記容器本体3は、前記注入口7を含む注入部8と、この注入部8に接続された貯溜部9とを有している。
前記注入部8は、所定の径を有する円筒状に形成されており、前記容器本体3の上部に配置されている。前記注入部8は、その軸心方向一端側の開口を前記注入口7とし、この注入口7が上方に向かって開口するように上下方向に延設されている。
前記貯溜部9は、有底の筒状に形成されており、前記容器本体3の下部に配置されている。前記貯溜部9は、その上面中央付近に上方に向かって開口する連通孔10を有している。そして、この連通孔10を介して前記貯溜部9と前記注入部8とが連通するように、前記貯溜部9上に前記注入部8が設けられている。
前記貯溜部9は、前記容器本体3において前記注入口7から注入された液体を主として貯溜する部分である。前記貯溜部9は、所望量の液体を収容可能な容積を確保すべく、前記注入部8に比べて径方向外側へ膨張した形状に形成されている。前記貯溜部9は、前記注入部8と一体に連結されている。
また、本実施形態においては、前記注入部8に、前記蓋体4を支持するための支持部11が設けられている。前記支持部11は、前記注入部8を周方向に囲んだ状態で前記注入部8からその径方向外側へ向かって突出する鍔状に形成されている。
前記支持部11は、径方向に関して、突出端(外周端)が前記貯溜部9の膨出端(外周端)よりも内側に位置するように、前記注入部8の上下中途部に配置されている。前記支持部11は、前記蓋体4の縁部12に沿った形状(平面状)の支持面13を上面に有している。
前記蓋体4は、前記注入口7を通気可能に覆うように、前記容器本体3に取り付けられている。前記蓋体4が前記容器本体3に取り付けられたときには、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む内部空間と外部空間とが通気可能な状態とされる。そして、前記蓋体4は、通気を遮断すべく前記容器本体3に対して弾性変形可能に構成されている。
本実施形態において、前記蓋体4は、弾性を有する合成樹脂又は合成ゴム等から成形されている。前記蓋体4は、開口を有する中空の半球形状に形成されており、その開口に沿って延びる前記縁部12を備えている。前記縁部12は、前記支持部11の支持面13と対向し得るように所定の外径及び内径を有し、前記支持部11(前記支持面13)に支持可能とされている。
前記蓋体4は、その内部空間の下側に前記開口を介して前記注入部8の上部を導入した状態で前記縁部12が前記支持部11に支持されることによって、前記容器本体3に取り付けられている(図2参照)。本実施形態においては、前記蓋体4を前記容器本体3へ取り付けるための手段は、このような単なる前記支持部11への前記蓋体4の載置となっている。
そして、前記蓋体4は、前記注入口7を覆うように前記容器本体3に取り付けられた場合、前記蓋体4に外力(押圧力)が作用しないときには通常状態をとり、前記蓋体4に押圧力が作用したときには注出状態をとり、また、前記蓋体4に対する押圧力が解除されたときには復帰状態をとり得るようになっている。
通常状態においては、図2に示すように、前記蓋体4が弾性変形せずに元の形状(中空の半球形状)を維持して、前記蓋体4の内部空間が所定体積となる。
注出状態においては、作用する押圧力に応じて前記蓋体4が凹むように弾性変形して、前記蓋体4の内部空間の体積が前記通常状態に比べて減少する(図3参照)。この際、前記蓋体4が前記容器本体3(前記支持部11)に押し付けられて、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む内部空間と前記蓋体4及び前記注入部8の外部空間との通気が遮断され、この内部空間が略密閉状態とされる。
復帰状態においては、前記蓋体4が弾性復帰により元の形状に戻ろうとして、前記蓋体4の内部空間の体積が押圧力により減少した分だけ増加する。この際、前記蓋体4が単に前記支持部11に載置されているだけなので、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む減圧下の内部空間と外部空間とが通気可能となるように、前記縁部12と前記支持面13との間に微少な隙間が生じる。
図1、図2に示すように、前記連通管5は、前記容器本体3(前記貯溜部9)の内部空間と外部空間とを連通させるように延設され、この外部空間に向かって前記容器本体3内の液体を導出可能なように構成されている。前記連通管5は、長手方向一端側に配置された吸入部16と、長手方向他端側に配置された注出部17と、前記吸入部16と前記注出部17との間に配置された液溜部18とを有している。
前記吸入部16は、前記貯溜部9の内部空間に向かって開口する吸入口20と、この吸入口20に接続された第1流路21とを有している。前記吸入部16は、前記蓋体4の弾性変形により前記容器本体3に収容されている液体を前記第1流路21に前記吸入口20を介して所定量吸入可能なように構成されている。
本実施形態において、前記吸入部16は、前記第1流路21が前記吸入口20を介して前記貯溜部9の内部空間と連通するように、前記容器本体3(前記貯溜部9)の下部に連結されている。前記第1流路21は、前記吸入口20から前記液溜部18側に向かって上方に延びるように設けられている。
前記注出部17は、前記吸入部16の吸入口20よりも上方で前記容器本体3の外部空間に向かって開口する注出口22と、この注出口22に接続された第2流路23とを有している。前記注出部17は、前記第1流路21に吸入された液体を前記第2流路23に導いて前記容器本体3の外部空間に前記注出口22を介して注出可能なように構成されている。
本実施形態において、前記注出部17は、前記第2流路23が前記注出口22を介して外部空間と連通するように、前記容器本体3の上部(前記注入部8)の側方に配置されている。前記注出口22は下方に向かって開口するように設けられ、前記第2流路23は前記液溜部18側から横方向に延びた後、前記注出口22に向かって下方に延びるように設けられている。
前記液溜部18は、前記第1流路21と前記第2流路23との間に介在するように実質的に前記容器本体3の高さ方向(上下方向)に延びる第3流路25を有している。前記第3流路25は、前記第1流路21の流路断面積よりも大きい流路断面積を有し、前記容器本体3の最高液面高さ27よりも高い位置に配置されている。
そして、前記液溜部18は、前記第1流路21から前記第2流路23に向かう途中の液体を前記第3流路25に一時的に貯溜可能なように構成されている。ここで、前記容器本体3の最高液面高さ27とは、前記容器本体3(厳密には、前記連通管5の一部を含む)に最大量の液体が収容されたときの前記容器本体3における液面高さである。
本実施形態において、前記液溜部18は、前記容器本体3の上部(前記注入部8)の側方付近で前記吸入部16と前記注出部17との間に配置されている。前記第3流路25は、長手方向一端(下端)側で前記第1流路21と接続され、長手方向他端(上端)側で前記第2流路23と接続されている。
前記第3流路25は、前記第1流路21側から前記第2流路23側に向かうに従って流路断面積が徐々に大きくなるように形成されている。本実施形態においては、前記第3流路25に接続する前記第1流路21の上端側も前記第3流路25側に向かうに従って流路断面積が徐々に大きくなるように形成されている。
前記第3流路25の流路断面積及び流路長さ(即ち、前記第3流路25の容積)は、前記第1流路21から流れてくる液体の勢いが前記蓋体4の弾性変形による場合のものよりも小さければ、その液体を前記第2流路23に到達させずに前記第3流路25に溜めることができるように任意の大きさに設定される。
以上のようにして、前記液体容器1が構成される。そして、この液体容器1が目標物への液体の供給のために使用される場合には、まず、液体が前記最高液面高さ27を超えないように前記容器本体3に収容される。次に、前記注出口22が目標物の上方に位置するように、図1に示す状態の前記液体容器1が移動させられる。つづいて、前記蓋体4が通常状態から注出状態に切り替わるように、前記蓋体4に対して押圧力が例えば図3の矢印29の方向に加えられる。
その結果、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む内部空間と外部空間との通気が遮断されるように前記蓋体4が弾性変形し(図3参照)、略密閉空間となった前記蓋体4の内部空間の変形による空気圧によって、前記容器本体3内の液体の液面に圧力が加えられる。これにより、前記容器本体3内の液体が前記蓋体4の弾性変形に応じた所定量だけ前記連通管5の第1流路21に前記吸入口20を介して吸入される。そして、液体が、前記第3流路25及び前記第2流路23を通過して、前記注出口22から前記液体容器1の外部空間に注出される。こうして、適量の液体が前記目標物に供給されることとなる。
そして、前記目標物への液体の供給が終了すると、前記蓋体4が注出状態から復帰状態に切り替わるように、前記蓋体4に対する前記押圧力が解除される。
その結果、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む減圧下の内部空間と外部空間とが通気可能な状態となって、前記蓋体4が弾性復帰を開始する。これにより、前記蓋体4が、元の形状に戻ることとなる。したがって、前記液体容器1が使用される場合に、このような手順が1回行われる又は複数回繰り返されることによって、前記目標物に液体が適量ずつ供給され得るようになっている。
一方、前記液体容器1が目標物への液体の供給のために使用されない場合には、前記蓋体4に押圧力が加えられない。そのため、前記蓋体4は、通常状態を維持することになる。したがって、この場合に前記液体容器1の周囲の環境の変化により前記液体容器1(前記注入部8)内の空気が膨張したとき、前記蓋体4の縁部12と前記容器本体3における前記支持部11の支持面13との間に微少な隙間が生じ、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む内部空間と外部空間とが通気可能な状態となる。
その結果、前記蓋体4と前記注入部8とが囲む内部空間内の空気の一部が前記微少な隙間を介して外部に逃げ出し、空気の膨張による空気圧にて前記容器本体3内の液体の液面に加わる圧力が弱められる。よって、この圧力の付加により前記容器本体3内の液体が前記連通管5における前記吸入部16の第1流路21に流れ込んだとしても、液体の勢いを緩めて、液体が前記注出部17の注出口22に到達しないようにできる。
また、前記液体容器1が使用されない場合に、前記蓋体4の縁部12と前記支持部11の支持面13との間が異物(例えば、前記液体容器1に収容された、粘度が高い酒等の液体)により隙間ができないように塞がれているときには前述の作用効果は得られないが、本実施形態においては、前記液体容器1の周囲の環境の変化により前記液体容器1内の空気が膨張したとしても、それに起因して前記第1流路21に流れ込んだ液体を前記第3流路25に一時的に溜めて、液体が前記注出部17の注出口22に到達しないようできる。
よって、本実施形態によれば、液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る前記液体容器1において、この液体用器に収容されている液体の漏出を有効に抑制することができる。
しかも、本実施形態においては、前記液体容器1が使用される場合に、前記蓋体4が通常状態から注出状態に切り替えられることによって、前記容器本体3内の液体が前記第1流路21に流れ込んだ後、液体が前記第1流路21よりも流路断面積が大きい前記第3流路25に流れ込むことになるので、前記注出口22に到達するまでの間に液体の速度を低下させることが可能となる。したがって、前記注出口22から注出される液体の勢いを適度に緩めることができる。そのため、前記液体容器1を例えば醤油さしや徳利として好適に利用することができる。
また、本実施形態においては、前記第2流路23が、前記第3流路25の流路断面積と同等以上の大きさの流路断面積を有するように形成されている。そして、前記注出口22が、前記第2流路23の流路断面積と同等以上の大きさの開口断面積を有するように形成されている。
このような構成により、前記注出口22から注出される液体の勢いを適度に緩めつつ、この液体を円滑に注出することができる。
1 液体容器
3 容器本体
4 蓋体
5 連通管
7 注入口
8 注入部
9 貯溜部
16 吸入部
17 注出部
18 液溜部
20 吸入口
21 第1流路
22 注出口
23 第2流路
25 第3流路
3 容器本体
4 蓋体
5 連通管
7 注入口
8 注入部
9 貯溜部
16 吸入部
17 注出部
18 液溜部
20 吸入口
21 第1流路
22 注出口
23 第2流路
25 第3流路
Claims (2)
- 液体を収容し且つ収容した液体を適量ずつ注出し得る液体容器において、
液体用の注入口を有し、この注入口から注入された液体を収容可能な容器本体と、
前記容器本体に取り付けられて前記注入口を通気可能に覆い、通気を遮断すべく前記容器本体に対して弾性変形可能に構成された蓋体と、
前記容器本体の内部空間と外部空間とを連通させるように延設され、この外部空間に向かって前記容器本体内の液体を導出可能な連通管とを備え、
前記連通管が、
前記容器本体の内部空間に向かって開口する吸入口、及び、この吸入口に接続された第1流路を含み、前記蓋体の弾性変形により前記容器本体に収容されている液体を前記第1流路に前記吸入口を介して所定量吸入可能な吸入部と、
前記吸入口よりも上方で前記容器本体の外部空間に向かって開口する注出口、及び、この注出口に接続された第2流路を含み、前記第1流路に吸入された液体を前記第2流路に導いて外部空間に前記注出口を介して注出可能な注出部と、
前記第1流路と前記第2流路との間に介在するように前記容器本体の高さ方向に延びる第3流路であって、前記第1流路の流路断面積よりも大きい流路断面積を有し、前記容器本体の最高液面高さよりも高い位置に配置された第3流路を含み、前記第1流路から前記第2流路に向かう途中の液体を前記第3流路に一時的に貯溜可能な液溜部とを備えることを特徴とする液体容器。 - 前記第2流路が、前記第3流路の流路断面積と同等以上の大きさの流路断面積を有し、
前記注出口が、前記第2流路の流路断面積と同等以上の大きさの開口断面積を有することを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014127857A JP2016008049A (ja) | 2014-06-23 | 2014-06-23 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014127857A JP2016008049A (ja) | 2014-06-23 | 2014-06-23 | 液体容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016008049A true JP2016008049A (ja) | 2016-01-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014127857A Pending JP2016008049A (ja) | 2014-06-23 | 2014-06-23 | 液体容器 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105595721A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-25 | 罗福仲 | 一种便于斟酒的酒壶 |
WO2021237653A1 (en) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | Leica Biosystems Nussloch Gmbh | Reagent container and tissue processor |
-
2014
- 2014-06-23 JP JP2014127857A patent/JP2016008049A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105595721A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-25 | 罗福仲 | 一种便于斟酒的酒壶 |
WO2021237653A1 (en) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | Leica Biosystems Nussloch Gmbh | Reagent container and tissue processor |
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