JP5769535B2 - インク供給装置およびそれを備えた印刷装置 - Google Patents

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本発明は、インクジェット式印刷装置の記録ヘッドにインクを供給するインク供給装置、および当該インク供給装置を備えた印刷装置、並びにインク供給方法に関する。
印刷装置として、複数のインク滴を噴射させて印刷するインクジェット式プリンタがある。インクジェット式プリンタは、微少な開口部を有する複数のノズルが形成された記録ヘッドを備え、各ノズルの開口部からインク滴を吐出する。この種のプリンタにおいては、記録ヘッドにインクを供給するための各インクカートリッジが、記録ヘッドを搭載したキャリッジ上に着脱可能に装着できるように構成されている。
また、記録ヘッドにインクを安定的に供給するために、インクカートリッジと記録ヘッドとの間にインク供給装置を備える構成も知られている。
記録ヘッド内の圧力が大気圧よりも高い状態になると、インクがノズルから押し出されて印刷媒体に滴下する事態が生じる。この事態を避けるため、記録ヘッド内の圧力を大気圧に対してわずかに低い微負圧になるようにインク供給装置が構成されている。
また、インク供給装置においては、ノズルへ途切れることなく安定的にインクを供給する必要があるためインク室内のインクを十分量貯留させる必要がある一方、インク室内のインク量が所定量を上回ればインクが気体流路へ流入することを防止するためインク室内のインク量が所定量以上にならないように貯留することが求められる。
そこで、インクが所定量貯留されているか否かを把握する技術として、インク供給装置内の液体インクにフロートを浮かべて、インク液面に位置するフロートの変位を用いる技術が知られている。
下記特許文献1および2においては、インク室内にフロートを収容するフロート収容部を設ける技術が開示されている。
図6は、従来のインク供給装置の断面図である。図6においては、矢印方向を重力方向とする。図6に示すとおり、サブタンク120の外周は、容体部材121により構成されている。サブタンク120は、3つの開口部を有しており、重力方向とは反対の方向に位置する上面に設けられた気体流路の気圧制御部129、重力方向に位置する底面にインク導出部126、および、その側面に設けたインク導入部128を有している。
サブタンク120の内部は、互いに連通するインク貯留室123とフロート収容部124との2つの領域に分けられている。
この2つの領域のうちのフロート収容部124が、所定量のインクが所定量貯留されているか否かを把握するために用いられる。すなわち、フロート収容部124は、その内部においてフロート134を移動できるように収容している。貯留されたインク中に浮くように、フロート134の質量はインクよりも軽く構成されており、インクの液面の変化に伴いフロート134はフロート収容部124内で変位する。すなわち、フロート134は、インクの減少(インク導出部126からのインクの送出)に伴い重力方向へ移動し、インクの増加(インク導入部128からのインク室内へのインク供給)に伴い重力方向とは反対の方向へ移動する。
また、フロート134には、マグネット134aが取付けられている。このマグネット134aによって、フロート134の位置、すなわち貯留インクの液面の位置を検出することができる。
具体的には、サブタンク120のインク導出部128が設けられている側面とは反対の側面には、その側面に沿って溝が設けられたセンサ装着部131が形成されており、当該溝に検出センサ138が挿入されている。検出センサ138は、磁気を検出する機能を有しており、フロート134に固着されたマグネット134aを検出できるように、フロート134と対向して配置されている。このような構成においては、フロート収容部124内におけるフロート134の位置の変化を検出センサ138が検知することにより、サブタンク120内のインクの貯留量を調整している。
特開2010−76393(2010年4月8日公開) 特開2011−56741(2011年3月24日公開)
しかしながら、上記特許文献1および2におけるサブタンク120の構成においては、フロート134を容体部材121の側面壁に沿って設けると、液体インクの表面張力によりフロート134の動作が妨げられる場合がある。また、インク貯留室123に残存して粘度が高くなったインクによって、フロート134の動作が妨げられる場合もある。また、インクの粘度変化には、上記のほかにも、インクの初期充填時にインク貯留室123に残存している洗浄液とインクとが混合して起こる場合もある。更に、フロート収容部124は壁間が例えば4mmと比較的狭いため、フロート収容部124の内壁などにフロート134(例えば幅3mm)が引っかかってしまう場合もある。
このように、フロート134の動作が妨げられることにより、インクの液面の正確な位置を検出することができなくなる虞がある。その場合、インクが過剰に供給され、気圧制御部129へインクが流入してしまうことがある。気圧制御部129へインクが流入すると、気圧制御部129内の清掃または部品の交換が必要になる。
そこで、本発明は上記の課題を解決するために為されたものである。そして、その目的は、インク供給装置の液体インクの貯留量を正確に検出することができ、印刷ヘッドへ安定的にインクを供給すると共に、圧力制御部(気圧制御部)への液体インクの流入を防ぐことができる信頼性の高いインク供給装置およびそれを備えた印刷装置、並びにインク供給方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るインク供給装置は、
液体インクが貯蓄されるタンクと、液体インクを吐出する印刷ヘッドとに接続されるインク供給装置であって、
上記タンクから供給されたインクを貯留し、上記印刷ヘッドへ送出するインク室と、
上記液体インクに対して浮力をもつフロート部材を保持しているフロート保持部材であって、支持軸を中心として回動するものであり、上記インク室内に収容されているフロート保持部材とを備えており、
上記フロート保持部材には、上記インク室に貯留されている液体インクの液面に対応する液面指示部材であって、当該フロート保持部材とともに回動する液面指示部材が設けられており、
上記インク室における上記支持軸に対して垂直な面には、上記液面指示部材の位置を検出する検出センサが上記液面指示部材の回動の軌跡に沿って設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、フロート部材はフロート保持部材によってインク室内に保持されているため、従来のようにフロートをフロート収容部に収容する必要がない。そのため、上述のようなフロート部材の動作が妨げるような事態は生じない。
また、インク室における上記支持軸に対して垂直な面の、フロート保持部材の回動範囲に沿って、検出センサが設けられているので、フロート保持部材が回動して液面指示部材は、検出センサが検出できる範囲内に位置する。そのため、フロート保持部材が回動範囲内のどの位置であっても、液面指示部材の位置を検出することができる。すなわち、刻一刻と変化するインク貯留量(液面の高さ)をタイムリーに検出することができる。
したがって、インク液面を正確に検出することができる。
さらに、本発明に係るインク供給装置は、
上記インク室には、液体インクが貯留される領域から上記支持軸の一部を隔離する隔離壁が設けられており、
上記フロート保持部材には、上記支持軸から上記フロート部材までの間に屈曲部が設けられており、上記屈曲部によって上記隔離壁を乗り越えた構造となっている、ことが好ましい。
上記構成によれば、隔離壁が設けられていることから、支持軸にインクが付着することをより確実に回避することができるので、信頼性の高い検出に寄与することができる。
また、上記構成によれば、上記フロート保持部材には、上記支持軸から上記フロート部材までの間に屈曲部が設けられており、上記屈曲部によって上記隔離壁を乗り越えた構造となっているので、上記支持軸が隔離壁により隔離されていても、フロート保持部材が支持軸を中心に回動することができる。
さらに、本発明に係るインク供給装置には、
上記インク室内の圧力を制御する、開口部が設けられた圧力制御部と、
上記開口部を封止することによって上記圧力制御部への液体インクの流入を防ぐインク流入防止部材とが設けられており、
上記フロート保持部材には、上記インク室内の液体インクが規定量を超えると上記インク流入防止部材と接触して上記圧力制御部の上記開口部を封止させる接触部が設けられている、ことが好ましい。
上記構成によれば、フロート保持部材の回動に連動してインク流入防止部材が、圧力制御部の開口部を封止することにより、インク室から圧力制御部の開口部へのインクの流入を防止することができる。
また、上記構成によれば、フロート保持部材によって、圧力制御部の開口部を封止することができるので、圧力制御部の開口部へのインクの流入の防止を簡易な構成によって実現することができる。
さらに、本発明に係るインク供給装置は、
上記支持軸は、上記インク室の規定インク量の液面の高さよりも高い位置に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、液体インクの液面は、インクが規定インク量に達するまでは、支持軸に達しない。すなわち、上記構成によれば、支持軸が液体インクに浸かってしまうことによる、フロート保持部材の回動不良を回避することができる。
更に、本発明には、上記インク供給装置を備えることを特徴とする印刷装置も含まれる。
上記構成によれば、印刷ヘッドへ途切れることなく安定的にインクを供給すると共に、インク室内のインク量が所定量を上回りインクが気体流路へ流入することを防止することができる印刷装置を提供することができる。
本発明は、インク供給装置の液面インクの貯留量を正確に検出することができるので、印刷ヘッドへ安定的にインクを供給すると共に、圧力制御部へのインクの流入を防ぐことができる信頼性の高いインク供給装置およびそれを備えた印刷装置、並びにインク供給方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るインク供給装置の断面図である。 本発明の実施形態に係るインク供給装置におけるフロート保持部材の回動範囲を示す図である。 本発明の実施形態に係るインク供給装置の側面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るインク供給装置の断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るインク供給装置におけるフロート保持部材の回動範囲を示す図である。 従来のインク供給装置の断面図である。
本発明に係るインク供給装置の実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るインク供給装置の断面図である。なお、図1〜図3において、矢印方向は重力方向を示す。
(インク供給装置)
図1に示す本実施形態のインク供給装置1は、液体インクが貯蓄されるタンクに接続されて当該タンクからインクの供給を受けるとともに、液体インクを吐出する印刷ヘッドに接続されて当該印刷ヘッドへインクを供給するための装置である。そのため、本実施形態におけるインク供給装置1は、容体部材15により構成されたインク室2と、マグネット3(液面指示部材)を有するフロート部材4を保持するフロート保持部材5と、検出センサ8と、インク流入防止部材13と、防御壁16(隔離壁)と、インク供給部9と、インク導出部10と、圧力制御部11とを備えている。
インク室2の内部に、フロート保持部材5と、インク流入防止部材13と、防御壁16とが配設され、インク室2の外部に、検出センサ8が配設されている。また、インク室2を構成する容体部材15を貫通するかたちで、インク供給部9と、インク導出部10と、圧力制御部11とが配設されている。インク導出部10は、インク供給装置1の底面に設けられており、底面と対向する対向面(インク供給装置1の上面)に圧力制御部11が設けられている。また、インク供給部9は、底面と対向面との間にある側面に設けられている。各構成部材について、以下に詳述する。
・インク室2
インク室2は、外部にあるタンクに液体インク供給部9を介して連通しており、タンクに貯留されている液体インクがインク供給部9を介してインク室2に供給され、一時的にインク室2内に貯留される構成となっている。また、インク室2は、外部にある印刷ヘッドとインク導出部10を介して連通しており、貯留している液体インクをインク導出部10を介して印刷ヘッドに供給する。
インク室2を構成する容体部材15は、貯留する液体インクに耐性のある従来周知の材料を用いて構成することができる。
・フロート保持部材5
フロート保持部材5は、インク室2内に在って、その端部に設けられた回転軸6(支持軸)を回動中心として回動自在に収容されており、回転軸6が設けられている端部とは反対の回動自由端には、フロート部材4を保持している。
回転軸6は、インク室2の側面から、当該側面に対して垂直方向に伸びた軸から構成されている。回転軸6とフロート保持部材5との関係は、回転軸6がフロート保持部材5と一体的に構成されたものであってもよく、回転軸6とフロート保持部材5とを別体で構成してもよい。回転軸6とフロート保持部材5とを別体で構成する場合、接続方法は特に限定されるものではなく、フロート保持部材5の回動を妨げない方法で接続されていればよい。なお、回転軸6は、インク室2を構成する容体部材15と一体的に構成されていてもよい。
回転軸6は、インク室2に貯留されている液体インクが少量である状態のときに、フロート保持部材5が重力方向に対して回転軸6側の端部を上にして傾斜する姿勢となる位置に設けられている。
また回転軸6は、インク室2の規定インク量の液面の高さ(インク室2の底面からの高さ)よりも高い位置に設けられている。詳細は後述するが、本実施形態では、規定インク量の液面の高さとは、フロート保持部材5が圧力制御部11の開口部を封止した時点における液体インクの液面である。
フロート保持部材5は、保持しているフロート部材4に設けられたマグネット3をインク室2の側面に対して接近させた状態で、回動する構成となっている。一例としては、フロート保持部材5が、インク室2の側面の極近傍において当該側面に平行に伸びている構造を採用することができる。
また、フロート保持部材5は、回転軸6側の端部からフロート部材4側の端部まで一直線に構成されておらず、回転軸6の近傍において上方に向けて屈曲している屈曲部5´を有している。フロート保持部材5は、この屈曲部5´によって、後述する防御壁16を乗り越えた構造となっている。
フロート保持部材5は、耐溶剤性のある樹脂などにより構成することが望ましいが、ポリプロピレンやポリエチレンなどのインクに対して比重の小さいものにより構成することもできる。
・フロート部材4
フロート部材4は、フロート保持部材5の回動自由端に保持され、液体インクに対して浮力を有する材料から構成される。フロート部材4は、例えば、発泡体により構成することができる。また、耐油性のある樹脂の中に空気を封入した部品により構成してもよい。
フロート部材4には、インク室2内の液体インクの液面、すなわちインク貯留量を後述するインク室2の外部に在る検出センサ8が把握するためのマグネット3が取り付けられている。フロート部材4が液体インクの液面に浮くことによって、マグネット3の位置をインク液面に対応させている。
なお、本実施形態においては、フロート部材4とフロート保持部材5とは、別々に成型されているが、フロート部材4とフロート保持部材5とは一体成型することもできる。
・マグネット3
マグネット3は、フロート部材4に取り付けられており、検出センサ8の被検出物である。インク室2の外部に在る検出センサ8は、マグネット3の磁気線を検出して、マグネット3の位置を特定する。
マグネット3は、フロート部材4によって液体インクの液面に対応した位置で浮いた状態で維持される。そして、インク室2内の液体インクの増減、すなわち、インク液面の上下動に伴って、マグネット3およびフロート部材4もインク室2の底面からの高さを上下させる。具体的には、フロート保持部材5は回転軸6を中心として回動するので、回動自由端に設けられたマグネット3およびフロート部材4は、弧を描くようにして、底面からの高さを上下させる。
本実施形態においては、マグネットを用いているが、検出センサ8によって検出できる磁気性を有するものであれば、他の材料も用いることができる。
ここで、図2は本実施形態に係るインク供給装置1におけるフロート保持部材5の回動範囲を示す図である。図2に示すとおり、フロート保持部材5はちょうど防御壁16の水平部材16aの位置を回動の上端の限界点としている。すなわち、インク供給装置1においては、水平部材16aの位置をインク貯留量の上限Hとしている。回転軸6は、インク貯留量の上限よりも上方に設けられていることになる。
本実施形態では、インク貯留量が所定値を下回ると外部タンクからのインク供給を開始(再開)するように構成している。よって、インク貯留量の下限Lを、当該所定値に相当する高さにしている。
・検出センサ8
検出センサ8は、上述のように、フロート保持部材5のフロート部材4に取り付けられたマグネット3の磁気線を検出するセンサである。
検出センサ8は、回転軸6が設けられたインク室2の側面の裏面に配設されており、マグネット3の磁気線を当該裏面から検出することにより、インク室2内のインク液面の位置(高さ)を検出することができる。この検出結果から、インク室2内のインク貯留量を把握することができる。
本実施形態の特徴的構成の一つは、検出センサ8が、フロート保持部材5とともに回動するマグネット3の回動の軌跡に沿って設けられている点にある。具体的には、検出センサ8は、マグネット3の回動の軌跡に沿って、複数の検出センサ群が配列した構成となっている。この点を、図3を用いて説明する。
図3は、本実施形態に係るインク供給装置1の外側面図である。図3は図1および図2の裏側から見た図である。
検出センサ8は、図3に示すように、インク貯留量の上限H(図1)の位置に対応するHi検出センサ8Hと、インク貯留量の下限L(図1)の位置に対応するLo検出センサ8Lと、Hi検出センサ8HからLo検出センサ8Lまでの間に配設された少なくとも1つのMid検出センサ8Mとからなる複数の検出センサ群によって、構成されている。
検出センサ8がフロート保持部材5の位置を検出することにより、Hi検出センサ8Hがマグネット3の磁気を検出した場合は、タンクからのインクの供給を停止する(インク供給遮断工程)。これにより、インク室2から圧力制御部11へインクが流入することを防止する。
一方、Lo検出センサ8Lがマグネット3の磁気を検出した場合は、タンクからインクの供給を開始することにより、印刷ヘッドへインクを供給する。これは、当初はインク室2内に十分量貯留されているインクが減少して、インク液面が下がり、それに伴いフロート保持部材5が変位した場合も同様であり、Lo検出センサ8Lによってマグネット3の磁気が検出されると、タンクからインク室2へのインク供給が再開される。
そして、検出センサ8が、インク室2の所定の下限Lにマグネット3があることを検出するとタンクからインク室2へのインク供給を開始して、マグネット3が所定の下限Lから上昇していることを検出している間はインク供給を継続し、Hi検出センサ8Hがマグネット3の磁気を検出するまでインク供給を継続する(インク供給工程)。
タンクからインク室2へのインクの供給または停止は、検出センサ8によるマグネット3の磁気の検出に基づき、タンクとインク室2との間に配設されているバルブ等に電気的な信号を送信して、バルブを開閉することにより行われる。
また、タンクからインク室2へインクが供給されて、インク室2内のインクの貯留量が増えてインク液面が上昇し、Hi検出センサ8Hがマグネット3の磁気を検出した場合に、Hi検出センサ8Hよりも更に上方に検出センサを設けておき、当該検出センサによってマグネット3の磁気が検出された場合には、ユーザに異常を警告するように構成してもよい。
このように回転軸6の位置までインクが貯留されないようにして、回転軸6にインクが固着することを防ぎ、回転軸6にインクが固着することによるフロート保持部材5の回動不良を防止することができる。したがって、フロート保持部材5がインクの液面の変位に伴い変位しており、検出センサ8が正常に機能している場合、検出センサ8を用いることにより、正確なインク液面を検出することができる。
本実施形態においては、3つの検出センサ(Hi検出センサ8H、Mid検出センサ8M、およびLo検出センサ8L)が断続的に設けられて、検出センサ8が構成されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、3つ以上の複数の検出センサを連続的に設けて、検出センサ8を構成することにより、3つの検出センサを設ける場合に比べて、さらに正確なインクの液面を検出することもできる。
・防御壁16
防御壁16は、インク室2内の液体インクが貯留される領域から回転軸6の一部を隔離するための壁部材である。
防御壁16は、圧力制御部11が設けられている面と水平な位置に配置されている水平部材16aと、当該水平部材16aに対して垂直に配置されている垂直部材16bとから成る。水平部材16aと垂直部材16bとが一体となり、図1の方向からみてL字の形状を成している。
図1に示すように、防御壁16の水平部材16aは、インク貯留量の上限Hと同じ高さに配設されている。
これにより、回転軸6に、貯留されている液体インクが接触することを回避することができる。万が一、水平部材16aよりも上方に液体インクが貯留された場合でも、垂直部材16bが液体インクをせき止めて、回転軸6に液体インクが接触することを回避することができる。回転軸6に液体インクが接触して付着すると、時間の経過と共に付着したインクが固化して回転軸6が正常に回転できなくなってしまう虞がある。そこで、防御壁16によって、付着を抑制して、このような事態を回避する。
・圧力制御部11
圧力制御部11は、インク室2に接続されている印刷ヘッドのノズルから印刷媒体上に、インクが滴下することを防ぐため、インク室2内の圧力を調節して、印刷ヘッドの内圧を負圧状態とするために用いられる。したがって、圧力制御部11とインク室2とは開口部12を通してつながっている。圧力制御部11には、図示しない制御装置が接続されている。
インク室2内における開口部12付近には、当該開口部12を封止するインク流入防止部材13が設けられている。
・インク流入防止部材13
インク流入防止部材13は圧力制御部11の開口部12へのインクの流入を防止するために用いられる。そのため、インク流入防止部材13は、開口部12とインク室2との間に配置される。
インク流入防止部材13は、支持部材14により支持されている。支持部材14は、インク室2方向へ開口部を有しており、その内部にインク流入防止部材13を支持している。
支持部材14からインク流入防止部材13が離れることがないように、インク流入防止部材13の直径は支持部材14の開口部の口径よりも、大きい。また、圧力制御部11の開口部12を封止するために、開口部12の口径と同一の大きさの直径、又は開口部12の口径よりも大きい直径を有している。
本実施形態においては、検出センサ8によりインク室2内のインク液面を検出して、インクの貯留量を調整するため、通常は開口部12付近まで、インクが貯蓄されることはない。しかし、インクが一度に大量に供給されインク液面の上昇速度が急速でフロート部材4が追従できなかった場合、回転軸6にインクが固着してしまいフロート保持部材5が回動せず検出センサ8が正確なインク液面が検出できない場合、検出センサ8が故障してしまう場合等がある。このような場合、検出センサ8を用いてインク室2内のインクの貯留量を調整することができない。
このような不測の事態が起こった場合においても、液体インクに対して浮力をもつインク流入防止部材13を、支持部材14により支持して開口部12付近に配設することにより、開口部12付近まで液体インクの液面が上がってきたときにインク流入防止部材13が液面の上昇に伴って開口部12を封止することができる。これにより、インク室2から圧力制御部11へのインクの流入を防止することができる。
インク流入防止部材13は、例えば発泡体により構成することが好ましいが、耐油性のある樹脂の内部に空気を封入した構成としてもよい。つまり、液体インクに浮くものであればよい。
(印刷装置)
本発明に係る印刷装置の一実施形態は、上述した構成のインク供給装置1を備えている。
本実施形態の印刷装置は、複数のインク供給装置1を備えている。本実施形態では、各インク供給装置1においてインクを一時的に貯留するために、そのインク(例えば、ブラックインクと、シアン、マゼンダおよびイエローの各カラーインク)に対応して、複数個具備される。
そして、各インク供給装置1に対して、印刷装置に配設されたカートリッジホルダに装着されたインクカートリッジからインク供給路を介して、上述の各インクが供給される。
インク供給装置1に貯留されたインクは、上述のように、インク供給装置1のインク室2に配設されたインク導出部10を介して、印刷ヘッドに供給される。
印刷ヘッドでは、従来周知の方法で、インクを被印刷物に吐出する。
(本実施形態が奏する効果)
本実施形態に係るインク供給装置1は、インク液面の変位に伴って、回転軸6を中心にフロート保持部材5が回動する。フロート保持部材5はインク室2内において収容部等に収容されることなく、回転軸6を回動中心として自由に回動する。したがって、本実施形態に係るインク供給装置1はフロートの移動範囲を制限することにより生じるフロートの動作不良は生じない。
また、フロート部材4にマグネット3が取り付けられており、当該マグネット3の磁気線を検出センサ8により検出することで、正確なインク液面を検出することができる。
さらに、検出センサ8が、フロート保持部材5の回動範囲に沿って設けられているため、フロート保持部材5が回動範囲内のどの位置にあっても、正確なインク液面を検出することができる。
したがって、本実施形態に係るインク供給装置1は、インク室2内の液体インクの貯留量を的確に検出して、印刷ヘッドへ安定的にインクを供給すると共に、圧力制御部11への液体インクの流入を防ぐことができる。
さらに、本実施形態においては、検出センサ8が機能しない場合であっても、液体インクに浮くインク流入防止部材13を用いることにより開口部12を封止して、インク室2から圧力制御部11へのインクの流入を防止することができる。
(変形例)
本実施形態では、検出センサ8がインク液面を検出することによりインク室2内のインクの貯留量を調整する構成と、検出センサ8が機能しない場合はインク流入防止部材13が液体インク中に浮いて圧力制御部11の開口部12を封止する構成とになっている、しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図4および5に示すような変形例であってもよい。図4は、図1に対応した図であり、図5は、図2に対応した図である。
図4および図5に示す変形例の構成では、フロート保持部材5に突起7(接触部)が設けられている。図5に示すように、フロート保持部材5の回動により、フロート保持部材5に設けられた突起7がインク流入防止部材13を押して、突起7からの押圧によりインク流入防止部材13が圧力制御部11の開口部12を封止する。そして、圧力制御部11へのインクの流入を防止することができる。
通常の動作時においては、検出センサ8がインク液面を検出することにより、インク室2内のインクの貯蓄量を調整することができる。しかしながら、検出センサ8の故障等により、検出センサ8が機能しなくなる場合がある。このような場合においても、フロート保持部材5の一部である突起7を用いて、インク流入防止部材13を、開口部12を封止する方向へ押し付けることにより、圧力制御部11へのインクの流入を防止することができる。
したがって、開口部12を封止するために新たな機構を設けることなく、フロート保持部材5の一部である突起7を用いることにより、簡単にインク流入防止機能を実現することができる。
図4および図5に示すように、突起7は、回転軸6付近であり、かつインク流入防止部材13に向いた方向に設けることが好ましい。回転軸6付近に設けることにより、梃の原理により強い力でインク流入防止部材13を開口部12方向へ押し付けることができるため、圧力制御部11へのインクの流入を防止することができる。
このような構成においても、インク室2から圧力制御部11へのインクの流入を防止することができる。
また、本変形例においては、フロート保持部材5に設けた突起7により、インク流入防止部材13を開口部12方向へ押し付ける構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、図1に示したフロート保持部材5の凸型になった屈曲部5´がインク流入防止部材13を開口部12方向へ押し付けるように構成することもできる。この構成の場合は、インク液面の上昇に伴いフロート保持部材5がインク流入防止部材13の方向へ変位して、フロート保持部材5の山型部分の頂点がインク流入防止部材13を開口部12方向へ押し付けて、インク室2から圧力制御部11へのインクの流入を防ぐとことができる。
(付記事項)
以上のように、本発明に係るインク供給装置の一実施形態であるインク供給装置1は、液体インクが貯蓄されるタンクと、液体インクを吐出する印刷ヘッドとに接続されるインク供給装置であって、上記タンクから供給されたインクを貯留し、上記印刷ヘッドへ送出するインク室2と、上記液体インクに対して浮力をもつフロート部材4を保持しているフロート保持部材5であって、回転軸6を中心として回動するものであり、インク室2内に収容されているフロート保持部材5とを備えており、フロート保持部材5には、インク室2に貯留されている液体インクの液面に対応するマグネット3がフロート保持部材5とともに回動するように設けられており、インク室2における回転軸6に対して垂直な面には、マグネット3の位置を検出する検出センサ8がマグネット3の回動の軌跡に沿って設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、フロート部材4はフロート保持部材5によってインク室2内に保持されているため、従来のようにフロートをフロート収容部に収容する必要がない。そのため、上述のようなフロート部材4の動作が妨げるような事態は生じない。
また、フロート保持部材5の回転軸6と垂直な面の、フロート保持部材5の回動範囲に沿って、検出センサ8が設けられているので、フロート保持部材5が回動してマグネット3は、検出センサ8が検出できる範囲内に位置する。そのため、フロート保持部材5が回動範囲内のどの位置であっても、マグネット3の位置を検出することができる。すなわち、刻一刻と変化するインク貯留量(液面の高さ)をタイムリーに検出することができる。
したがって、正確なインク液面を検出することができる。
さらに、本実施形態のインク供給装置1は、上記インク室2には、液体インクが貯留される領域から上記回転軸6の一部を隔離する防御壁16が設けられており、上記フロート保持部材5には、回転軸6からフロート部材4までの間に屈曲部5´が設けられており、屈曲部5´によって防御壁16を乗り越えた構造となっている、ことが好ましい。
上記構成によれば、防御壁16が設けられていることから、回転軸6にインクが付着することをより確実に回避することができるので、信頼性の高い検出に寄与することができる。
また、上記構成によれば、フロート保持部材5には、回転軸6からフロート部材4までの間に屈曲部5´が設けられており、屈曲部5´によって防御壁16を乗り越えた構造となっていることから、回転軸6が防御壁16により隔離されていても、フロート保持部材5が回転軸6を中心に回動することができる。
さらに、本実施形態のインク供給装置1には、インク室2内の圧力を制御する、開口部12が設けられた圧力制御部11と、上記開口部12を封止することによって上記圧力制御部11への液体インクの流入を防ぐインク流入防止部材13とが設けられており、上記フロート保持部材5には、インク室2内の液体インクが規定量を超えるとインク流入防止部材13と接触して圧力制御部11の開口部12を封止させる突起7が設けられている、ことが好ましい。
上記構成によれば、フロート保持部材5の回動に連動してインク流入防止部材13が、圧力制御部11の開口部12を封止することにより、インク室2から圧力制御部11の開口部12へのインクの流入を防止することができる。
また、
上記構成によれば、フロート保持部材5によって、圧力制御部11の開口部12を封止することができるので、圧力制御部11の開口部12へのインクの流入の防止を簡易な構成によって実現することができる。
本実施形態のインク供給装置1は、上記回転軸6は、上記インク室2の規定インク量の液面の高さよりも高い位置に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、液体インクの液面は、インクが規定インク量に達するまでは、回転軸6に達しない。すなわち、上記構成によれば、回転軸6が液体インクに浸かってしまうことによる、フロート保持部材5の回動不良を回避することができる。
更に、本実施形態には、インク供給装置1を備えることを特徴とする印刷装置も含まれる。
上記構成によれば、印刷ヘッドへ途切れることなく安定的にインクを供給すると共に、インク室2内のインク量が所定量を上回りインクが気体流路へ流入することを防止することができる印刷装置を提供することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、インクジェットプリンタ等の各種印刷装置のインク供給装置として適用することができる。
1 インク供給装置
2 インク室
3 マグネット(液面指示部材)
4 フロート部材
5 フロート保持部材
5´ 屈曲部
6 回転軸(支持軸)
7 突起(接触部)
8 検出センサ
8H Hi検出センサ
8M Mid検出センサ
8L Lo検出センサ
9 インク供給部
10 インク導出部
11 圧力制御部
12 開口部
13 インク流入防止部材
14 支持部材
15 容体部材
16 防御壁(隔離壁)
16a 水平部材
16b 垂直部材

Claims (5)

  1. 液体インクが貯蓄されるタンクと、液体インクを吐出する印刷ヘッドとに接続されるインク供給装置であって、
    上記タンクから供給されたインクを貯留し、上記印刷ヘッドへ送出するインク室と、
    上記液体インクに対して浮力をもつフロート部材を保持しているフロート保持部材であって、支持軸を中心として回動するものであり、上記インク室内に収容されているフロート保持部材とを備えており、
    上記フロート保持部材には、上記インク室に貯留されている液体インクの液面に対応する液面指示部材であって、当該フロート保持部材とともに回動する液面指示部材が設けられており、
    上記インク室における上記支持軸に対して垂直な面には、上記液面指示部材の位置を検出する非接触式の複数の検出センサが上記液面指示部材の回動の軌跡に沿って設けられていることを特徴とするインク供給装置。
  2. 液体インクが貯蓄されるタンクと、液体インクを吐出する印刷ヘッドとに接続されるインク供給装置であって、
    上記タンクから供給されたインクを貯留し、上記印刷ヘッドへ送出するインク室と、
    上記液体インクに対して浮力をもつフロート部材を保持しているフロート保持部材であって、支持軸を中心として回動するものであり、上記インク室内に収容されているフロート保持部材とを備えており、
    上記フロート保持部材には、上記インク室に貯留されている液体インクの液面に対応する液面指示部材であって、当該フロート保持部材とともに回動する液面指示部材が設けられており、
    上記インク室における上記支持軸に対して垂直な面には、上記液面指示部材の位置を検出する検出センサが上記液面指示部材の回動の軌跡に沿って設けられており、
    上記インク室には、液体インクが貯留される領域から上記支持軸の一部を隔離する隔離壁が設けられており、
    上記フロート保持部材には、上記支持軸から上記フロート部材までの間に屈曲部が設けられており、上記屈曲部によって上記隔離壁を乗り越えた構造となっていることを特徴とするインク供給装置。
  3. 液体インクが貯蓄されるタンクと、液体インクを吐出する印刷ヘッドとに接続されるインク供給装置であって、
    上記タンクから供給されたインクを貯留し、上記印刷ヘッドへ送出するインク室と、
    上記液体インクに対して浮力をもつフロート部材を保持しているフロート保持部材であって、支持軸を中心として回動するものであり、上記インク室内に収容されているフロート保持部材とを備えており、
    上記フロート保持部材には、上記インク室に貯留されている液体インクの液面に対応する液面指示部材であって、当該フロート保持部材とともに回動する液面指示部材が設けられており、
    上記インク室における上記支持軸に対して垂直な面には、上記液面指示部材の位置を検出する検出センサが上記液面指示部材の回動の軌跡に沿って設けられており、
    上記インク室内の圧力を制御する、開口部が設けられた圧力制御部と、
    上記開口部を封止することによって上記圧力制御部への液体インクの流入を防ぐインク流入防止部材とが設けられており、
    上記フロート保持部材には、上記インク室内の液体インクが規定量を超えると上記インク流入防止部材と接触して上記圧力制御部の上記開口部を封止させる接触部が設けられていることを特徴とするインク供給装置。
  4. 上記支持軸は、上記インク室の規定のインク量の液面の高さよりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインク供給装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のインク供給装置を備えることを特徴とする印刷装置。
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