JP5769087B2 - 自己安定型可動式カバン類アセンブリのための装置および方法 - Google Patents

自己安定型可動式カバン類アセンブリのための装置および方法 Download PDF

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Description

機内持込みバッグや可動式ダッフルバッグなど、従来のカバンには、旅行者が運搬しやすくするためバッグの底面にローラを設けたものがある。しかし、2個以上の可動式カバンを旅行者が同時に運搬する必要のあることが多い。旅行者が2個の可動式カバンを運搬する必要がある場合には、一般的に両手が必要である。結果的に、2個以上の大型で重いカバンを運搬している間に、旅行者は、携帯電話の呼出しに応えたり、ポケットまたは財布から現金または鍵を探し出したり、幼児の手を引いたりするなど、他の事柄を行うことが困難または不可能であると思う。
さらに、多くの状況では、多数のカバンを同時に取り扱うことは困難であると旅行者は感じる。例えば、階段またはエスカレータを昇降する際に2個の大型カバンを安全に運搬すること、または狭い出入口で両方のカバンを運搬することは困難である。旅行者が小柄であってカバンの一方または両方が大型で重い時には特に、このような操作が困難である。3個以上のカバンを運搬する必要がある時には、この種の困難が倍増される。
自己安定型可動式カバン類アセンブリの実施形態を示す。 機内持込みバッグと呼ばれるカバンの斜視図が描かれている。 可動式ダッフルバッグと呼ばれるカバンの斜視図を示す。 ショルダーバッグと呼ばれるカバンの斜視図が描かれている。 本発明の実施形態例によるカバン類アセンブリまたはカバンセットを形成する方法を図示する、図2〜図4に描かれた構成要素の側面図を示す。 図7の機内持込みバッグおよび可動式ダッフルバッグの上面図が描かれている。 本発明の別の実施形態による機内持込みバッグの背面図と可動式ダッフルバッグの正面図とが描かれている。 カバンセットを形成するための方法についての別の実施形態例の様々な段階における、図10の機内持込みバッグおよび可動式ダッフルバッグの側面図を示す。 カバンセットを形成するための別の方法の様々な段階における機内持込みバッグおよび可動式ダッフルの別の実施形態の側面図を示す。 図17の可動式ダッフルに連結された機内持込みバッグの上面図を示す。 2個のスーツケースとショルダーバッグとを含む斜形カバン類アセンブリの実施形態が描かれている。 直立位置におけるカバン類アセンブリの実施形態が描かれている。 図19および図20のカバン類アセンブリで使用されるスタビライザの実施形態の上面図を示す。 図19および図20のカバン類アセンブリで使用されるスタビライザの別の実施形態の上面図および側面図をそれぞれ示す。 一対のスーツケースを連結する図21Aのスタビライザの上面図を示す。 スタビライザの別の実施形態を示す。 一対のスーツケースを連結する図23のスタビライザの上面図を示す。 機内持込みスーツケースと呼ばれるカバンの実施形態の斜視図が描かれている。 図19のカバン類アセンブリを形成するための方法の実施形態が描かれている。 スーツケースのポケットに組み込まれるか収納されるスタビライザの実施形態である。 カバン類アセンブリのためのスタビライザの別の実施形態を示す。 カバン類アセンブリのためのスタビライザの別の実施形態を示す。
本発明の特徴および長所は、添付の請求項、一つ以上の実施形態例についての以下の詳細な説明、そして対応の図から明らかになるだろう。
図1には、後続バッグ104に接続された機内持込みバッグ102と第3バッグ106とを含むようなカバン類アセンブリ100の実施形態例が描かれている。さらにバッグ102,104,106は、アセンブリ100の重量の大部分が機内持込みバッグ102および後続バッグ104のキャスターにかかるように接続されている。アセンブリ100は移動中および静止中に自己安定型となり、特に、アセンブリ100が移動中であってもなくてもアセンブリ100を直立または傾斜位置に維持するのに旅行者がハンドル236を持つ必要がない。カバン類アセンブリ100の以上および他の特色は、優れた安定性および操作性を提供する。可動式カバン類アセンブリ100を形成するのに使用される構成要素およびステップに関する付加的詳細は、カバン類アセンブリ100の様々な動作特性とともに、以下に挙げられる。
図2には、機内持込みバッグ102と呼ばれるカバンの実施形態の斜視図が描かれている。図のように、機内持込みバッグ102は、前面224、後面222、上面226、底面228、左側230、および右側232を有する。以下でより詳細に説明するように、ある実施形態では、運搬、操作、仮置きが容易に行われるバッグのアセンブリの土台として機内持込みバッグ102が機能する。
本開示では、機内持込みバッグ102は第1バッグ、基部バッグ、先頭バッグ102と呼ばれる。一実施形態において、第1バッグ102の寸法はおよそ、高さ23インチ、幅12インチ、奥行10インチである。他の実施形態では、他のタイプおよび/またはサイズのバッグが第1バッグまたは基部バッグとして使用されてもよい。
図2の実施形態では、第1バッグ102の上面はソフトハンドル234を特徴とする。左側230もソフトハンドルを特徴とする。第1バッグ102は、2本の伸縮式の剛性直立部材240と、直立部材240の上部をつなぐ実質的に剛性のグリップ部材238とを含む、実質的に剛性であるが伸縮式のハンドル236も特徴とする。図1の実施形態では、ハンドル236はバッグ102の後面にあって、左側と右側との間の中央で長手方向に位置する。
第1バッグ102は一対のキャスター242も有し、一方のキャスターはバッグ102の底面の左後方角部に位置して、他のキャスターはバッグ102の底面の右後方角部に位置している。脚部244およびキャスター242に重量がかかった状態で第1バッグ102が直立位置に仮置きされる時に安定性を付与して移動を防止するため、第1バッグ102の底面の前縁部またはその付近に1本以上の脚部244が設けられてもよい。
図3には、可動式ダッフルバッグ104として知られるカバンの実施形態の斜視図が描かれている。図のように、可動式ダッフルバッグ104は、前面304、後面302、上面306、底面308、左側310、および右側312を有する。
ある実施形態では、可動式ダッフルバッグ104が第1バッグ102に接続されて、運搬、操作、および仮置きが容易に行われるカバン類アセンブリ100が形成される。したがって本開示において、可動式ダッフルバッグ104は第2バッグまたは後続バッグ104と呼ばれる。少なくとも一つの実施形態では、後続バッグ104は先頭バッグより大きい。一実施形態では、第2バッグ104の寸法はおよそ、高さ28.5インチ、幅13.5インチ、奥行11.5インチである。別の実施形態では、第2バッグの寸法はおよそ、高さ33インチ、幅16インチ、奥行13インチである。別の実施形態では、第2バッグは高さが47インチより大きくてもよい。他の実施形態では、他のタイプおよび/またはサイズのバッグが第2バッグまたは後続バッグ104として使用されてもよい。例えば、後続バッグ104は先頭バッグ102と同じサイズであるかこれより小さく、バッグ102,104を安定させるのに適当な重量分布とするため装着手段604(図6)がこれに応じた寸法を持つ(長い装着ストラップなど)。
図3の実施形態では、第2バッグ104の上面はソフトハンドル314を特徴とする。第2バッグ104は、剛性の伸縮式ハンドル316とともに、バッグの底面の後方角部にある一対のキャスター318と、底面の前縁部またはその付近にある1本以上の脚部320も特徴とする。第2バッグ104が直立位置において脚部320およびキャスター318が接地した状態で仮置きされる時に、脚部320は安定性を付与して移動を防止する。
図4には、ショルダーバッグ106として知られるカバンの実施形態の斜視図が描かれている。図のようにショルダーバッグ106は、後面402、前面404、およびストラップ406を有する。以下でより詳細に説明するように、一実施形態において、ショルダーバッグ106は第2バッグ104とともに第1バッグ102に接続されて、運搬、操作、仮置きが容易に行われるバッグのアセンブリを形成する。したがって本開示では、ショルダーバッグ106は上部バッグまたは第3バッグ106と呼ばれる。
図4の実施形態において、ストラップ406はハンドル236をぴったりと収容するような寸法を持つ。ゆえに、第3バッグ106が第1バッグ102の上部に載るまでストラップ406がハンドル236の下の方に摺動され、その後、ストラップ406は上部バッグ106が外れるのを防止する。他の実施形態では、他のタイプおよび/またはサイズのバッグが第3バッグ106(ラップトップバッグ、財布、キャリーオールバッグ、ギアバッグなど)として使用されてもよい。一般的に第3バッグ106は、機内持込みバッグとしての航空機要件を満たすサイズを持つ。例えば第3バッグ106は、一般的な航空機シートの下に収まるのに充分なほど小型であるとよい。他の実施形態では、第3バッグ106は省略される。
図5〜図8には、図2〜図4に描かれた構成要素の側面図が描かれている。加えて図5〜図8には、カバン類アセンブリ100(図1)を形成するための方法の実施形態が図示されている。
図5には、例えば旅行者が手荷物用ターンテーブルから第2バッグ104を回収した後に見られるような、各々が直立位置で床に置かれた第1バッグ102、第2バッグ104、および第3バッグ106が描かれている。安定したカバン類アセンブリ100を形成するようにバッグをまとめるためのプロセスは、この位置のバッグで開始される。次に旅行者は、ハンドル314を二つの別々の部材に分離する。
図6に示されているように、ハンドル314は、メインハンドルストラップ602と補強ハンドルストラップ604とを含む。第2バッグ104が単独で使用される時にメインハンドルストラップ602と補強ハンドルストラップ604とを接続状態に維持するのに、スナップ付きスリーブまたは他の一時的接続手段が使用される。しかし、所望であれば、図6の矢印606で示されているように、補強ハンドルストラップ604をメインハンドルストラップ602から分離させるため、旅行者が一時的接続手段を解除することができる。
一実施形態では、バッグ104の上面306の左右縁部またはその付近の二つの点で、メインハンドルストラップ602の二つの端部が第2バッグ104の上面に接続されるのに対して、補強ハンドルストラップ604の二つの端部は第2バッグ104の後面の上方部分322(上から三分の一など)に接続される。例えば、補強ハンドルストラップ604の二つの端部は、後面302の上縁部またはその付近の二つの点で接続される。一実施形態では、補強ハンドルストラップ604の二つの装着点は第2バッグ104の長手方向中心からほぼ等しい距離にあり、この二つの装着点は、第1バッグ102のハンドル236の直立部材240と少なくとも同じだけ相互に離間した位置にある。他の実施形態では、他の形態の直立部品、ハンドル、および/またはストラップが使用されてもよい。
旅行者が補強ハンドルストラップ604をメインハンドルストラップ602から分離した後で、矢印608で示されているように、旅行者は補強ハンドルストラップ604をハンドル236のグリップ238の上に持ち上げる。この動作を容易にするため伸縮式ハンドル236が格納されてもよい。
図7に示されているように、旅行者は、補強ハンドルストラップ604をハンドル236の下へ摺動させる、および/または補強ハンドルストラップ604の中でハンドル236を上に伸ばして、第2バッグ104を第1バッグ102に連結する。したがって、補強ハンドルストラップ604とハンドル236とは装着部材として機能し、そのように呼ばれる。同様に、補強ハンドルストラップ604は装着ストラップ604と呼ばれてもよい。
図9には、図7に示された第1バッグ102および第2バッグ104の形態の上面図が描かれ、第2バッグ104が第1バッグ102に装着されているが、第3バッグ10は見られない。図のように、旅行者が補強ハンドルストラップ604によって第2バッグ104を第1バッグ102に装着すると、補強ハンドルストラップ604は三つの区分、すなわち、各々が第2バッグ104からハンドル236の周囲まで延在する第1区分604Aおよび第3区分604Cと、ハンドル236に掛けられた中間第2区分604Bとを有する。一実施形態において、第1区分604Aと第3区分604Cとは、ほぼ同じ長さ902であり、この長さ902はハンドル236に掛けられた区分の長さ904のほぼ2倍である。例えば、区分604Aおよび604Cは長さがおよそ10インチであり、区分604Bは長さがおよそ6インチである。区分604Aおよび604Cのための第2バッグ104の装着点の間の距離も、およそ6インチの904である。比較的幅の広い中間区分は、比較的幅の広い第2バッグ104の装着点とともに、第2バッグ104の左側および右側が第1バッグ102から上がるのを防止するのに役立つことにより、カバン類アセンブリ100の安定性を向上させる。他の実施形態では、他の寸法および/または比率が使用されてもよい。例えば、先頭バッグ102の剛性ハンドル236の幅が6インチより長いか6インチより短く(1本柱など)、これに応じて装着ストラップが長いか短くてもよい。こうして可動式カバン類アセンブリ100は、後続バッグ104からハンドル236の周囲までの距離に比例する長さを持つ装着ストラップ604を使用して、後続バッグ104が先頭バッグ102から大きく滑り落ちるのを防止する。
再び図7を参照すると、ストラップ406をハンドル236の下まで摺動させて第3バッグ106を第1バッグ102の上面および補強ハンドルストラップ604に載せることにより、旅行者が第3バッグ106をアセンブリ100に装着してもよい。補強ハンドルストラップ604への第3バッグ106の重量追加は、カバン類アセンブリ100の安定性を向上させる。第3バッグ106の重量追加は、他のバッグの重量および角度に応じて、カバン類アセンブリ100の全体的安定性にも寄与する。例えば、後続バッグ104が非常に重くて先頭バッグ102が非常に軽い場合には、先頭バッグ102の上面の上の第3バッグ106が第1バッグ102のキャスター242の前方に有益な下向きの力を付与して、第1バッグ102が直立位置へ戻るのを防止する。
さらに上記のように、第3バッグ106として異なる種類の物品が使用されてもよい。例えば、箱または小包が第1バッグ102の上面に置かれて第3バッグ106として機能し、可動式カバン類アセンブリ100が箱または小包を運搬するための自己安定型台車として機能してもよい。第3バッグ106は、ストラップ406を含んでも含まなくてもよい。
補強ハンドルストラップ604の中でハンドル236が伸ばされてしまうと、アセンブリは図7に示された形態を実質的に取り、第1バッグ102は直立位置にあって、第2バッグ104は第1バッグ102に寄り掛かっている。この形態では、第2バッグ104の重量の大部分はキャスター318の後方にかかっている。そのため、直立部材240の前面と第1バッグ102の上面に、補強ハンドルストラップ604が重力によってしっかりと引き寄せられる。補強ハンドルストラップ604は、第1バッグ102の少なくとも一部分との接触状態に第2バッグ104を保持するように構成されており、カバン類アセンブリ100が移動中に第2バッグ104が第1バッグ102から滑り落ちたり離れたりするのを防止する。一実施形態において補強ハンドルストラップ604は、第2バッグ104の上面後縁部を第1バッグ102の上面後縁部に実質的に隣接した状態に保持する。他の実施形態では、装着部材により、第2バッグ104が第1バッグ102から短い距離だけさらに滑り落ちる。しかし、後述するような重量分布の利点が得られるように、例えば第1バッグ102の上面からおよそ2インチなど、ある距離内に第2バッグ104の上面を保持することが概して好ましい。
再び図8を参照すると、カバン類アセンブリ100が傾斜形態で描かれている。すなわち、(a)第2バッグ104の補強ハンドルストラップ604が第1バッグ102のハンドル236の周囲に巻かれ、(b)ストラップ406がハンドル236を収容した状態で、第3バッグ106が第1バッグ102の上面および補強ハンドルストラップ604の上に載り、(c)脚部244,320が床から浮いた状態で、第1バッグ102と第2バッグ104の両方がそのキャスター242,318が接地した状態である角度で傾斜しており、(d)第2バッグ104の後面の少なくとも一部分が第1バッグ102の前面の少なくとも一部分と接触しているのである。第3バッグ106を含まない実施形態では、第3バッグ106の無い前述の形態の時にアセンブリ100が完全に組み立てられたと考えられる。
補強ハンドルストラップ604は、第2バッグ104が第1バッグ102の隣に位置する時にハンドル236と嵌合するような寸法を持つ。補強ハンドルストラップ604は一般的に可撓性で実質的には非弾性であるが、ストラップ604はいくらか弾性を有していてもよい。結果的に、第1バッグ102が直立位置から図8に示された傾斜位置へ前方に傾けられると、アセンブリ100が移動中および静止中に、第2バッグ104が第1バッグ102の前面から滑り落ちるか第1バッグ102から離れることを実質的に防止する。例えば、図8の実施形態において、第1バッグ102および第2バッグ104の上面の相対位置は第1バッグ102の高さの5パーセント未満だけ(およそ1インチなど)変化してもよい。他の実施形態では、後続バッグ104のサイズおよび重量に応じて、バランスを保つため装着手段604が多少の位置変化をもたらす。
図8に示されているように第1バッグ102および第2バッグ104が斜形である、つまり傾斜していると、第2バッグ104の重量の大部分がキャスター318の前方にかかる。結果的に、第2バッグ104の重量により第2バッグ104が第1バッグ102にしっかりと引き寄せられた状態となり、第2バッグ104が不意に直立位置へ戻ることが防止される。さらに、一般的にアセンブリ100の重量のかなりの部分がキャスター242の前方にかかって、第1バッグ102が直立位置へ戻るのを防止する。以下に詳細に説明するように、傾斜または前のめりの位置にバッグを維持しようとするこの傾向は、内的ピッチ安定性または自己安定性と呼ばれる。
一実施形態では、第1バッグ102の前面222が第2バッグ104の後面302と接触する接触エリアは、第1バッグ102の前面224の75パーセント以上、第2バッグ104の後面302の60パーセント以上を覆う。この接触エリアは、第1バッグ102に対してずれないように第2バッグ104を保持するのに役立つ。
したがって、バッグ102,104の荷造りが実質的に完了して、図8に描かれた位置の形態となると、カバン類アセンブリ100はこの位置に維持される傾向があり、アセンブリの重量の一部はキャスター242に支持され、残りはキャスター318に支持される。結果的に、アセンブリが完成されてしまうと、旅行者はアセンブリを一まとめにして適切な位置にする努力を払う必要がない。また旅行者は、片手でアセンブリ100を簡単に動かせる。さらに静止中でも移動中でも、また斜形であってもなくても、アセンブリ100は完全に自己安定化し、両手または他の外部補助によらずに規定のコースを進み続ける。
加えて、ある実施形態では、図8に描かれた完成後の移動準備位置では、アセンブリ100の重量のほとんどがキャスター242の前にかかる。例えば、各バッグの重量および各バッグの重量分布に応じて、アセンブリ100の重量のおよそ20から40パーセントが第1バッグ102のキャスター242の前にかかる。
さらに、ハンドル236は重要なてこ作用を行い、補強ハンドルストラップ604は第2バッグ104が第1バッグ102の上の位置からずれるのを防止する。結果的に、ハンドル236を押下してキャスター318を地面から完全に浮かせることが、一般的に容易である。例えば、バッグの中で重量がうまく分散されている場合には、100ポンドの旅行者が100ポンド以上の重量のカバン類アセンブリ100に対して片手でこの操作を行うことが容易である。そのうえ、旅行者がハンドル236をさらに押下すると、重量がキャスター242の前へさらにシフトする。そのため旅行者は、階段、エスカレータなどでベビーカーを操作するのと同じように、キャスター242の上でアセンブリ100全体のバランスを容易に保つことができる。したがって、先頭バッグ102のキャスター242の上でアセンブリ100のバランスが保たれた状態では、曲がり角、階段、昇降エスカレータや、2個以上の従来のカバンを片手で1個ずつ取り扱うのがもっと困難であった他の様々な障害物において、アセンブリ100の全体を操作することが非常に容易であると旅行者は感じる。さらに、アセンブリ100は、アセンブリ100の最大幅のバッグよりも幅が広くないので、混雑した狭い出入口または通路でアセンブリ100を操作することが容易である。
旅行者がアセンブリ100を移動させたくない時に、脚部244が地面と接触してアセンブリ100の重量の一部を支承するように、旅行者は第1バッグ102を直立位置へ戻すだけでよい。
また上記のように、補強ハンドルストラップ604が第1および第2バッグを互いに接続する方法は、アセンブリ100が可動形態にある時に第2バッグ104の左側および右側が第1バッグ102から上がることや離れることを防止するのに役立つ。言い換えると、補強ハンドルストラップ604は、第2バッグ104が長手軸上で第1バッグ102に対して自転または回転するのを防止するのである。例えば図8の実施形態では、第1バッグ102および第2バッグ104の荷造りが実質的に完了した時に、補強ハンドルストラップ604は、第2バッグ104が第1バッグ102に対して5度を超えて回るのを防止する。別の実施形態では、第1バッグが第1バッグに対して30度まで回ってもよい。アセンブリ100のこのタイプの安定性は、内的ロール安定性と呼ばれる。対照的に、自身の長手軸を中心とする回転に対するアセンブリ100全体の耐性は、第1バッグ102の底面のキャスターの間の距離によってほぼ決定され、このタイプの安定性は外的ロール安定性と呼ばれる。
アセンブリ100はまた、良好な内的および外的ピッチ安定性を示す。本開示において、内的ピッチ安定性は、第1および第2バッグ102,104が可動形態にある時に、両方のバッグ102,104が相互に対して同じ傾斜角を保持する傾向を指す。言い換えると、旅行者がハンドル236、あるいは第1バッグ102または第2バッグ104の他の部分を持っていない時でも、装着部材、重量分布、そして他の特徴が、一方のバッグを他方のバッグに対して上下に傾ける力に抵抗するように作用するのである。良好な内的ピッチ安定性は、ハンドル236を押下することによるキャスター318の持ち上げを容易にする属性の一つである。外的ピッチ安定性は、4個のキャスター242,318のすべてを地面に保持しようとする完成アセンブリ100の傾向を指す。
さらにアセンブリ100は、良好な内的および外的ヨー安定性を示す。本開示において、内的ヨー安定性は、長手軸について同じ相対的アライメントを維持しようとする第1および第2バッグ102,104の傾向を指す。言い換えると、第1および第2バッグ102,104の間の接触範囲802を考慮すると、第2バッグ104の前面304は第1バッグ102の後面222に対して回転しない傾向がある。外的ヨー安定性は、4個のキャスターすべてが接地した状態で移動している時に、真っ直ぐ進もうとするアセンブリ100の傾向を指す。アセンブリ100によって示されるピッチ、ロール、およびヨー安定性という特性は、バッグ102,104が斜形であってもなくても、移動中および静止中にアセンブリ100の自己安定化に寄与する。一つ以上の「ベルクロ(登録商標:マジックテープ)」ストラップ、スナップまたはジッパ付きのストラップ、および先頭バッグ102の対応ストラップとの着脱が行われる後続バッグ104のストラップなどの代替的装着手段を用いてアセンブリ100の構成要素が連結されることに注意すること。異なる重量が詰められたバッグに適したバランス/てこ作用を提供するようにストラップは調節可能であってもなくてもよく、カバン類アセンブリ100の形成に使用されていない時には補強ストラップとして機能する。
図10には、機内持込みバッグ1040の別の実施形態の背面図と、可動式ダッフルバッグ1050の別の実施形態の正面図が描かれている。機内持込みバッグ1040は、先頭バッグまたは第1バッグ1040とも呼ばれる。可動式ダッフルバッグ1050は、後続バッグまたは第2バッグ1050とも呼ばれる。図のように、第1バッグ1040の前面に係合ストラップ1042が取り付けられ、対応の係合フック1052が第2バッグ1050の背面に装着されている。係合ストラップ1042は、布地、皮革、プラスチック、または他の適当な材料で製作される。係合フック1052は、金属、プラスチック、または他の適当な材料で製作される。
係合ストラップ1042は、係合フック1052を収容するような寸法を持つ。例えば、係合フック1052の上部1054は幅がおよそ4インチであり、係合ストラップ1042と第1バッグ1040の後面との間の開口部1044は、上部1054と実質的に同じ幅である。比較的幅の広い係合フック1052は、係合ストラップ1042と嵌合した時に、第2バッグ1050の左側および右側が第1バッグ1040から離れたり上がったりするのを防止する傾向がある。開口部1044は、係合スロット1044とも呼ばれる。他の実施形態では、他の寸法が使用されてもよい。
図11には、第1位置におけるバッグ1040,1050の側面図が描かれている。最初に第1バッグ1040と第2バッグ1050とを接続して安定したカバン類アセンブリ1000(図12および図13)またはカバン類セットにするため、旅行者は第1バッグ1040と第2バッグ1050とを図のように若干後方に傾ける。次に旅行者は、係合フック1052の先端1056を係合スロット1044へ挿入する。
図12には、カバン類アセンブリ1000として直立したバッグ1040および1050の側面図が描かれている。図のように、第1バッグ1040と第2バッグ1050とが直立位置に戻ると、係合フック1052がバッグを一緒に保持する。したがって、係合フック1052と係合ストラップ1042とは、装着部材と呼ばれる。
図13には、カバン類アセンブリ1000として傾けられたバッグ1040および1050の側面図が描かれている。第1バッグ1040が第2バッグ1050から離れるように傾けられると、係合フック1052の内側上部1054が係合ストラップ1042と嵌合するまで係合フック1052が係合スロット1044へ下に摺動する。斜形配向では、第2バッグ1050の重量の少なくとも一部が第2バッグ1050のキャスター1058の前方にかかるため、重力により第2バッグ1050の後面が第1バッグ1040の前面に押圧される。結果的に、図8の実施形態と同じように、この形態でカバン類アセンブリ1000が自己安定化し、片手で簡単に移動できる。第1バッグ1040のハンドルはキャスター1058を地面から浮かせるのにも使用され、これにより、実質的に図2〜9に関して上述したように良好な操作性が得られる。
図14〜図17は、カバン類アセンブリ1400を形成するための別の方法の異なる段階における機内持込みバッグ1402と可動式ダッフルバッグ1404との別の実施形態の側面図を示す。図の実施形態では、機内持込みバッグ1402と可動式ダッフルバッグ1404とは、ストラップ1406,1410の中間部分に連結された着脱可能コネクタ1408,1412を備える2個以上の各ストラップセット1406,1410を含む。コネクタ1408,1412は、外されて、同じバッグと隣のバッグのいずれかの収容コネクタ部分に再連結されるように構成されている。つまり、ストラップ1406,1410の一端部はバッグ1402,1404の後面上部に装着され、ストラップ1406,1410の中間端部はコネクタ1408,1412の一部分を終端とするのである。ストラップ1406,1410の別の端部はバッグ1402,1404の前面上部に装着され、ストラップ1406,1410の別の中間端部はコネクタ1408,1412の別の部分を終端とする。コネクタ1408,1412の一部分が連結されると、ストラップ1406,1410はそれぞれのバッグ1402,1404の上面で前後に延在する。そのうえ、ダッフルバッグ1404のコネクタ1412の一部分は機内持込みバッグ1402のコネクタ1408の対応部分に連結されるか、その逆が行われる。ストラップ1406,1410とコネクタ1408,1412とは、ここではまとめて装着部材と呼ばれる。
図15は、コネクタ1408,1412が外されて、ストラップ1406,1410の4個の中間端部が外れた状態を示す。図16では、ダッフルバッグ1404の後面上部に装着されたストラップ1410のコネクタ1412の一部分が、機内持込みバッグ1402の後面上部に装着されたストラップ1406のコネクタ1408の一部分に連結されている。コネクタ1408/1412が連結されると、機内持込みバッグ1402とダッフルバッグ1404とを互いに引き寄せるようにストラップ1406,1410の長さが調節される。
図17は、バッグ1402,1404が斜形位置にあるカバン類アセンブリ1400の側面図を示す。コネクタ1408,1412が連結された状態では、バッグ1402が傾けられると、バッグ1404がバッグ1402の方向に寄り掛かる。この配向では、バッグ1404の重量の少なくとも一部がバッグ1402のキャスター1414に、および/またはその前方にかかるため、重量によりバッグ1404の後面がバッグ1402の前面に押圧される。結果的に、図8の実施形態と同じように、カバン類アセンブリ1400はこの形態で自己安定化し、片手で容易に移動可能である。第1バッグ1402のハンドルはキャスター1416を地面から浮かせるのにも使用されることで、実質的には図2〜9に関して上述したように、良好な操作性が得られる。
図19および図20には、後続スーツケース1904に接続された機内持込みスーツケース1092と、ショルダーバッグ1906とを含むカバン類アセンブリ1900の実施形態例が描かれている。さらに、スーツケース1902,1904は、アセンブリ1900の重量の全部または大部分が機内持込みスーツケース1902および後続スーツケース1904のキャスターにかかるように、スタビライザ1908と接続されている。スタビライザ1908により、移動中および静止中にアセンブリ1900が自己安定化し、特に、アセンブリ1900が移動中でも静止中でも、図19に示された傾斜位置または図20に示された直立位置にアセンブリ1900を維持するために旅行者がハンドル1910を持つ必要がない。カバン類アセンブリ1900の以上および他の特徴は、優れた安定性および操作性を提供する。可動のカバン類アセンブリ1900を形成するのに使用される構成要素およびステップに関する付加的な詳細は、スタビライザ1908およびカバン類アセンブリ1900の様々な動作特性とともに、以下に挙げられる。
図19および図21Aを参照すると、図21Aは、第1スーツケースのハンドル1912の下に嵌着するように構成された第1コネクタまたは装着部材2102を含むスタビライザ1908の実施形態を示す。ハンドル1912は一般的に人の手を収容するサイズを持ち、装着部材2102はさらに、スタビライザ1908によりスーツケース1902に連結された時にスーツケース1904の安定性を高めるため、ハンドル1912の長さの少なくとも半分の幅を持つように構成されている。スタビライザ1908はまた、装着部材2102に連結された延長部分2104(中央本体とも呼ばれる)を含む。延長部分2104の長さは、第1スーツケース1902と第2スーツケース1904との間に延在して、第1および第2スーツケース1902,1904が直立、斜形、移動、静止状態の時に第1スーツケース1902を第2スーツケース1904の隣に保持するように構成される。
延長部分2104は、延長部分2104の長さに沿ってスロット2108A〜2108Dなどの一つ以上の嵌合構造を含む。図21Aに示されたスタビライザ1908の実施形態は、延長部分2104の中に四(4)個の矩形スロット2108A〜2108Dを含むが、適当ないかなる数および形状のスロット2108A〜2108Dが使用されてもよい。装着部材2102がハンドル1912の下から引き抜かれると、装着部材2102に連結された延長部分2104の端部がハンドル1912の上に折り曲げられて、装着部材2102をスロット2108の一つに連結または嵌合させる。
装着部材2102は、L字形、コッターピン形状、U字形、または第1スーツケース1904のハンドル1912の下に嵌着してスロット2108の一つと嵌合するのに適当な別の形状である端部2106を含む。図19および20に示されているように、装着部材2102がハンドル1912とスーツケース1904との間に嵌着するように、装着部材2102は端部2106と延長部分2104との間に実質的に平面状の部分を含む。「ベルクロ(登録商標)」、スナップ、および/または一つ以上のストラップ、その他など、他の適当な形態が装着部材2102に使用されてもよい。
延長部分2104は、他の適当な寸法および形状を有してもよい。延長部分2104は一般的に非弾性材料を用いて製造されるが、保管を容易にするために材料が剛性/半剛性、または可撓性であってもよい。材料は低弾性率の弾性であってもよい。例えばある実施形態では、延長部分2104はバリスティックナイロンで製造され、装着部材2102は金属またはプラスチックで製造される。他の実施形態では、延長部分2104はプラスチックで製造される。加えて、カバン類アセンブリ1900の安定性を高めるため、スロット2108のエッジはプラスチックまたは金属などの剛性材料で補強される。延長部分2104および装着部材2102に、他の適当な材料および構成が使用されてもよい。
一実施形態では、延長部分2104はおよそ、長さ16インチ、幅8インチである。スロット2108はおよそ長さ2.5インチ×幅7.5インチであり、スロット2108の間には二分の一から1インチの仕切りまたはエッジ2110が設けられている。装着部材はおよそ、長さ2.5インチ、幅2インチである。スーツケース1902,1904のハンドル1910,1912のサイズに基づいて、他の適当な寸法が使用されてもよい。
図21Bおよび21Cは、スーツケースのハンドル1912(図19)の下に嵌着するように構成された第1コネクタまたは装着部材2102を含むスタビライザ1908の別の実施形態の上面図と側面図をそれぞれ示す。ハンドル1912は一般的に人の手を収容するサイズを持ち、装着部材2102は適当なサイズでよい。ある実施形態では、スタビライザ1908によりスーツケース1902に連結された時に、スーツケース1904の安定性を高めるため、ハンドル1912の長さの少なくとも半分の幅であるように装着部材2102が構成される。スタビライザ1908は、装着部材2102に連結される延長部分2104(中央本体とも呼ばれる)も含む。延長部分2104の長さは、第1スーツケース1902と第2スーツケース1904との間に延在して、第1および第2スーツケース1902,1904が直立、斜形、移動、静止状態の時に、第1スーツケース1902を第2スーツケース1904の隣に保持するように構成される。装着部材2102の一端部が延長部分2104に締結される一端部において、延長部分2104は、装着部材2102の幅よりも若干大きくなるようにテーパ状である。図の実施形態において、装着部材2102の一端部2105は、延長部分2104のテーパ状区分の端部に巻かれ、リベットにより延長部分2104に締結される。装着部材2102を延長部分2104に連結または締結するための他の適当な締結具または構成が使用されてもよい。
第1スーツケース1904のハンドル1912の下に嵌着して、スロット2108A〜Dの間の仕切り2110A〜Dの一つのエッジと嵌合するように、装着部材2102の他の端部2106はL字形、コッターピン形状、U字形、または別の適当な形状である。図19および20に示されているように、ハンドル1912とスーツケース1904との間に装着部材2102を嵌着させるため、装着部材2102は端部2106と延長部分2104との間に実質的に平面状の部分を含む。「ベルクロ(登録商標)」、スナップ、および/または一つ以上のストラップ、その他など、他の適当な形態の装着部材2102が使用されてもよい。
延長部分2104の長さに沿って、スロット2108A〜2108Dなど一つ以上の嵌合構造が延長部分2104に含まれる。図21Bに示されたスタビライザ1908の実施形態は、一個の台形スロット2108Aと三(3)個の矩形スロット2108B〜2108Dとの組合せを延長部分2104に含むが、適当な数および形状のスロット2108A〜2108Dが使用されてもよい。延長部分2104は、他の適当な寸法および形状を有してもよい。延長部分2104は一般的に非弾性材料を用いて製造されるが、保管を容易にするために材料は剛性/半剛性、または可撓性であってもよい。材料はまた、低弾性率の弾性であってもよい。例えばある実施形態では、延長部分2104がバリスティックナイロンで製造され、装着部材2102が金属またはプラスチックで製造される。他の実施形態では、延長部分2104はプラスチックで製造される。加えて、カバン類アセンブリ1900の安定性を高めるため、プラスチックまたは金属などの剛性材料でスロット2108のエッジが補強されてもよい。延長部分2104と装着部材2102とに他の適当な材料および形態が使用されてもよい。
一実施形態において、延長部分2104は一端部でおよそ長さ16インチ、幅8インチであり、仕切り2108Bでの8インチから、装着部材2102に連結される延長部分2104の端部でのおよそ2.5〜3インチまでテーパ状である。スロット2108B〜2108Dはおよそ長さ2.5インチ×幅7インチであり、スロット2108Aは、長さおよそ2.5インチの台形を有し、仕切り2108Bでのおよそ7インチの幅から仕切り2108Aでの6インチまでテーパ状である。仕切り2110Aと装着部材2102での延長部分2104の端部との間に別のテーパ状スロット2112が含まれてもよい。仕切り2110は、二分の一から1インチの幅である。ある実施形態では、装着部材2102はおよそ長さ2.5インチ、幅2インチである。スーツケース1902,1904のハンドル1910,1912のサイズに基づいて、延長部材2104、装着部材2102、スロット2108、および仕切り2110に他の適当な寸法が使用されてもよい。
図21A〜図21C,および図22を参照すると、図22はスーツケース1902,1904を相互に連結するスタビライザ1908の上面図を示す。スタビライザ1908のスロット2108A〜2108Dの一つは一般的に、延長部分2104(中央本体とも呼ばれる)がハンドル1912の上で折り曲げられて装着部材2102がスロット2108の一つに嵌合した状態で第2スーツケース1902のハンドル1910と嵌合するのに妥当な距離にある。図22に示された例では、装着部材2102がスロット2108Bに嵌合した状態で、スロット2108Dがスーツケース1902のハンドル1910と嵌合している。使用されるスロット2108A〜2108Dは概して、スーツケース1902および1904の奥行とスロット2108の寸法に左右される。例えば、薄いスーツケース1902,1904であると装着部材2102がスロット2108Cまたは2108Dに嵌合するのに対して、厚みのあるスーツケース1902,1904であると装着部材2102がスロット2108Aまたは2108Bに嵌合する。概して、直立または斜形位置で、移動中または静止中に、スーツケース1902,1904のキャスター1918,1920が地面に接した状態で、スーツケース1902,1904を相互に接触させるか可能な最小の間隙で接触させるスロット2108が使用されるのが一般的である。キャスター1918,1920は旋回キャスター、一方向キャスター、またはスーツケース1902,1904を進ませる他の適当な手段でよい。
第2スーツケース1902のハンドル1910は一般的に、人の手を収容するサイズを持ち、ハンドル1910をスーツケース1902の後面の内部または後面に沿って収納してスーツケース1902の上面とほぼ同一平面にする格納部分1914を含む。ハンドル1910は収納位置にあり、適切なスロット2108がハンドル1910の上に置かれた後で引き上げられる。
図23および図24を参照すると、スーツケース1904のハンドル1912に嵌合する第1コネクタまたは装着部材2102と、スーツケース1902のハンドル1916に嵌合する第2装着部材2302とを含むスタビライザ2300の別の実施形態が示されている。ハンドル1912,1916は一般的に人の手を収容するサイズを有し、装着部材2102,2302はさらに、スタビライザ2300によりスーツケース1902に連結された時にスーツケース1904の安定性を高めるため、ハンドル1912,1916の長さの少なくとも半分と嵌合するように構成されている。スタビライザ2300は、装着部材2102,2302の間に連結された調節可能な延長部分2304も含む。延長部分2304は、バックルまたは他の適当な締結具と連結された2本の材料を含む。スタビライザ2300は、スーツケース1902,1904の間に延在して、スーツケース1902,1904が直立、斜形、移動、静止状態の時にスーツケース1902をスーツケース1904の隣に保持するように構成されている。
装着部材2302は、L字形、U字形、コッターピン形状であるか、ハンドル1912または1916のエッジと少なくとも嵌合する別の適当な形状を有する端部2306を含む。図24に示されているように、装着部材2102,2302は、各スーツケース1902,1904のハンドル1912,1916の下に装着部材2102,2302を嵌着させるように、端部2106,2306と延長部分2304との間に実質的に平面状の部分を含む。VELCROR、スナップ、および/または一つ以上のストラップ、その他など、他の適当な形態の装着部材2102,2302が使用されてもよい。図示された延長部分2304の実施形態は矩形を有するが、楕円形、方形、円形など、適当な形状を延長部分2304が有してもよい。
図25には、機内持込みスーツケース1902と呼ばれるカバンの実施形態の斜視図が描かれている。図のように機内持込みスーツケース1902は、前面2502、後面2504、上面2506、底面2508、左側2510、および右側2512を有する。以下でより詳細に説明するように、ある実施形態では、2個以上のスーツケース1902,1904(図19)がスタビライザ1908により連結されて、運搬、操作、仮置きが容易に行われるカバン類アセンブリ1900を形成する。本開示において、スーツケース1902,1904は、スーツケースまたはカバンと呼ばれる。
図25の実施形態では、スーツケース1902の上面はソフトハンドル1916を特徴とする。左側2510もソフトハンドルを特徴とする。第1スーツケース1902はまた、2本の伸縮式で剛性の直立部材1914と直立部材1914の上部をつなぐ実質的に剛性のグリップ部材2520とを含む、実質的に剛性である伸縮式のハンドル1910を特徴とする。図19の実施形態では、ハンドル1910はスーツケース1902の後面に位置し、左側と右側の間の中央で長手方向に延びている。他の実施形態では、2本の格納式直立部材1914の代わりに単一の剛性の格納式直立部材1914にハンドル1910が装着される。
スーツケース1902は一対の固定または旋回キャスター1920を有し、一方のキャスターはスーツケース1902の底面の左後角部に位置し、他方のキャスターはスーツケース1902の底面の右後方角部に位置している。重量が脚部2524およびキャスター1920にかかっている直立位置でスーツケース1902が仮置きされている時に安定性を付与して移動を防止するため、スーツケース1902の底面の前縁部またはその付近には、一つ以上の脚部2524も設けられる。代替的に、スーツケースの前後に旋回キャスターが設けられてもよい。
カバン類アセンブリ1900のバランスを保つため、スーツケース1904は一般的に、スーツケース1902と同じサイズ、これより大きいサイズ、および/またはスーツケースと等しいかこれより重い重量である。両方のスーツケース1902,1904のキャスター1918,1920が地面に接している状態において直立または斜形位置でカバン類アセンブリ1900のバランスを保つように、スタビライザ1908が必要に応じて調節される。スタビライザ1908がきつすぎる場合には、スーツケース1904のキャスター1920が地面から浮いて、カバン類アセンブリ1900を不安定にする。スタビライザ1908が緩すぎる場合には、カバン類アセンブリ1900が自己安定化するようにスーツケース1902,1904のバランスを保つことが困難である。傾斜および直立位置においてこれらのスーツケースのバランスを保つような様々なサイズおよび重量のスーツケースについて重心を安定させるため、スタビライザ1908は広範囲の調節を提供する。
図26〜図29には、カバン1902,1904と、カバン類アセンブリ1900(図19)を形成するための方法の実施形態との側面図が描かれている。カバン類アセンブリ1900を形成するための方法の実施形態に従った指示は、スタビライザ1908の包装に含まれるか、スタビライザ1908が販売される場所での掲示、および/またはインターネットなどのコンピュータ利用情報ネットワークを介してアクセスされる製造者のウェブサイトなど、別の情報源を介して入手可能である。
図26には、例えば旅行者が手荷物用ターンテーブルから第2スーツケース1904を回収した後の位置である、床に直立している第1スーツケース1902と第2スーツケース1904とが描かれている。安定したカバン類アセンブリ1900を形成するようにスーツケースをまとめるためのプロセスは、この位置のスーツケース1902,1904から始まる。スーツケース1904の後面はスーツケース1902の前面に隣接している。スタビライザ1908のスロット2108(図21A)の一つが、スーツケース1902の格納式ハンドル1910の上に置かれる。
図27は、スタビライザ1908の自由端部2106(図21A)がスーツケース1904のハンドル1912の下を引き抜かれることでスーツケース1904の上面のハンドル1912と嵌合する準備が行われた状態を示す。図28は、スタビライザ1908がハンドル1912の中を真っ直ぐに引っ張られた状態を示し、図29は、装着部材2102の端部2106(図21A)がスロット2108の一つのエッジと嵌合するようにスタビライザ1908がハンドル1912の上に折り曲げられた状態を示す。
他の実施形態において、旅行者は、一番目のカバン1904の上面のハンドル1910をスタビライザ2300(図24)の一端部2106(図24)と嵌合させ、二番目のカバン1902の上面のハンドル1916をスタビライザ2300の別の端部2306と嵌合させることができる。
スロット2108の一つがハンドル1910と嵌合するか、ハンドル1916が装着部材2302(図23)と嵌合すると、第1スーツケース1902が直立位置にあって、第2スーツケース1904が第1スーツケース1902に寄り掛かっている。この形態では、第2スーツケース1904の重量の大部分はキャスター1920の後方にかかる。そのため、重量によって、スタビライザ1908,2300がハンドル1912および1910または1916にしっかりと引き寄せられる。
スタビライザ1908,2300は、第1スーツケース1902の少なくとも一部分との接触状態に第2スーツケース1904を保持して、カバン類アセンブリ1900が移動中に第2スーツケース1904が第1スーツケース1902の前面から滑り落ちるか離れるのを防止する。ある実施形態では、スタビライザ1908,2300が第2スーツケース1904の上面後縁部を第1スーツケース1902の上面後縁部に実質的に隣接した状態に保持する。他の実施形態では、スタビライザ1908,2300により、第2スーツケース1904が第1スーツケース1902の後面においてさらに短い距離だけ滑り落ちる。しかし、後述するような重量分布の利点を得るため、第1スーツケース1902の上面において例えばおよそ2から4インチなど、ある距離内に第2スーツケース1904の上面を保持することが概して好ましい。
図19に示されているように第1スーツケース1902および第2スーツケース1904が斜形である、つまり傾斜している時には、第2スーツケース1904の重量の大部分がキャスター1920の後方にかかる。結果的に、第2スーツケース1904の重量によって第2スーツケース1904が第1スーツケース1902にしっかりと押圧され、第2スーツケース1904が不意に直立位置へ戻るのを防止する。さらに、一般的にはアセンブリ1900の重量のかなりの部分がキャスター1920の後方にかかって、スーツケース1902が直立位置に戻るのを防止する。以下でさらに詳しく説明するように、斜形または傾斜位置にスーツケースを維持しようとするこの傾向は、内的ピッチ安定性または自己安定性と呼ばれる。
したがって、スーツケース1902,1904の荷造りが実質的に完了して、図19に描かれた位置の形態になると、カバン類アセンブリ1900はこの位置を維持する傾向にあり、アセンブリの重量の一部がスーツケース1902のキャスター1918に支持され、残りはスーツケース1904のキャスター1920に支持される。結果的に、アセンブリ1900が完成してしまうと、旅行者はアセンブリをまとめて適切な位置に維持する努力を払う必要がない。旅行者はまた、片手で容易にアセンブリ1900を移動させられる。さらに、静止中であっても移動中であっても、傾斜していてもいなくても、アセンブリ1900は完全に自己安定化し、両手または他の外的補助がなくても移動中に規定のコースを進み続ける。
加えて、ある実施形態では、図19に描かれた完成後の移動準備位置では、アセンブリ1900の重量のほとんどがキャスター1920の後方にかかる。例えば、各スーツケースの重量と各スーツケースの重量分布とに基づいて、アセンブリ1900の重量のおよそ20から40パーセントがスーツケース1904のキャスター1920の後方にかかる。
さらに、ハンドル1910は重要なてこ作用を提供し、スタビライザ1908,2300は第2スーツケース1904が第1スーツケース1902の上の位置からずれるのを防止する。結果的に、ハンドル1910を押下してキャスター1920を地面から完全に浮かせることは一般的に容易である。例えば、スーツケース内で重量がうまく分散された場合には、1910ポンドの旅行者が1900ポンドを超える重さのカバン類アセンブリ1900に対して片手でこの操作を実施することが容易である。そのうえ、旅行者がハンドル1910をさらに押下すると、より多くの重量がキャスター1920の後方にシフトする。そのため旅行者は、階段、エスカレータなどでベビーカーを操作するのと同じように、キャスター1918上でアセンブリ1900全体のバランスを容易に保つことができる。したがって、先頭スーツケース1902のキャスター1918上でアセンブリ1900のバランスが保たれると、旅行者は、曲がり角、階段、昇降エスカレータで、また2個以上の従来のカバン類を片手で1個ずつ取り扱うのがより困難な他の様々な障害物において、アセンブリ1900全体を操作するのが非常に容易であると感じる。さらに、アセンブリ1900はアセンブリ1900の最大幅のスーツケースよりも幅広ではないので、混み合った、または狭い出入口または通路でアセンブリ1900を操作することが容易である。あるいは、スーツケース1902,1904が旋回キャスターを含む時には、狭い空間でカバン類アセンブリ1900を操作するのに下向きの圧力は必要ない。
旅行者がアセンブリ1900を移動させたくない時には、脚部2524が地面と接触してアセンブリ1900の重量の一部を支承するように、第1スーツケース1902を直立位置に戻すだけでよい。
また上記のように、スタビライザ1908,2300が第1および第2スーツケースを互いに接続する方法は、アセンブリ1900が可動形態である時に第2スーツケース1904の左側および右側が第1スーツケース1902から上がるか離れるのを防止するのに役立つ。言い換えると、スタビライザ1908,2300は、第2スーツケース1904が長手軸に沿って第1スーツケース1902に対して自転または回転するのを防止するのである。例えば図26の実施形態では、第1スーツケース1902および第2スーツケース1904の荷造りが実質的に完了した時に、スタビライザ1908,2300は第2スーツケース1904が第1スーツケース1902に対して5度を超えて回るのを防止する。別の実施形態では、第1スーツケースが第1スーツケースに対して30度まで回ってもよい。アセンブリ1900のこのタイプの安定性は、内的ロール安定性と呼ばれる。対照的に、長手軸を中心とする回転に対するアセンブリ1900全体の耐性は、第1スーツケース1902の底面のキャスターの間の距離によりほぼ決定され、このタイプの安定性は外的ロール安定性と呼ばれる。
アセンブリ1900は、良好な内的よび外的ピッチ安定性も示す。本開示において、内的ピッチ安定性は、第1および第2スーツケース1902,1904が可動形態にある時に、相互に対して同じ傾斜角を保持しようとする両方のスーツケース1902,1904の傾向を指す。言い換えると、ハンドル1910、あるいは第1スーツケース1902または第2スーツケース1904の他の部分を旅行者が持っていない時でも、装着部材、重量分布、そして他の特徴は、一方のスーツケースを他方のスーツケースに対して上下に傾ける力に抵抗するように作用する。良好な内的ピッチ安定性は、ハンドル1910を押下することによりキャスター1920の持ち上げを容易にする属性の一つである。外的ピッチ安定性は、キャスター1918,1920を地面に保持しようとするアセンブリ1900全体の傾向を指す。
さらにアセンブリ1900は、良好な内的および外的ヨー安定性を示す。本開示において内的ヨー安定性は、長手軸について同じ相対的アライメントを維持しようとする第1および第2スーツケース1902,1904の傾向を指す。言い換えると、接触が第1および第2スーツケース1902,1904の間であることを考えると、第2スーツケース1904の後面は第1スーツケース1902の前面2502に対して回転しない傾向がある。外的ヨー安定性は、4個のキャスターすべてが接地した状態で移動する時にアセンブリ1900が真っ直ぐ進む傾向を指す。アセンブリ1900が示すピッチ、ロール、およびヨー安定性は、スーツケース1902,1904が斜形であってもなくても、移動中および静止中にアセンブリ1900が自己安定化するのに寄与する。
図30を参照すると、スタビライザ3002の別の実施形態が、スーツケース1902の上面のポケット3004に組み込まれた状態で示されている。スタビライザ3002の一端部はポケット3004に縫い付けられるか、他の方法で締結され、別の端部3006は別のスーツケース(不図示)に連結するのに利用可能である。スタビライザ3002は、非使用時にはポケット3004に収納されている。他の実施形態においてスタビライザ3002はポケット3004から完全に取り外し可能であり、スタビライザ3002の一端部(不図示)はスーツケース1902のハンドル1910,1916または他の適当な箇所に装着されるように構成されるのに対して、スタビライザ3002の別の端部3006は別のスーツケース(不図示)の適当な箇所に装着されている。
図31は、カバン類アセンブリ1900(図19)を形成するのに使用可能なY字形スタビライザ3100の別の実施形態を示す。スタビライザ3100の一つの装着部材3110は、格納式ハンドル1910の直立支持体の周りに位置する底辺を備える三角形の開口部を含む。スタビライザ3100の別の区分3112はスーツケース1902,1904の上面に延在して、ハンドル1912の少なくとも一部分と嵌合するように構成された端部を含む。スタビライザ3100はまた、バックルまたは他の適当な締結具を用いて装着部材3110,3112の間に連結された調節可能な延長部分3114を含む。スタビライザ3100は、スーツケース1902,1904の間に延在して、スーツケース1902,1904が直立、斜形、移動、そして静止中にスーツケース1902をスーツケース1904の隣に保持するように構成されている。延長部分3114は、旅行者がハンドル1910,1912の間の余った材料を引っ張ってスーツケース1902,1904を近くに引き寄せるとともに、必要に応じて延長部分3114の長さを伸ばすように構成される。
図32は、カバン類アセンブリ1900を形成するのに使用可能であるY字形スタビライザ3200の別の実施形態を示す。スタビライザ3200の一つの区分3202は、格納式ハンドル1910の直立支持体の周りに位置し、スタビライザ3200の別の区分3204はスーツケース1904の上面に延在して、ハンドル1912に巻き付いてハンドル1910,1912の間でスタビライザ3200の中央または延長部分に位置する一連のスロットまたはバー3208の一つと嵌合するように構成された端部3206を含む。スタビライザ3200は、スーツケース1902,1904の間に延在して、スーツケース1902,1904が直立、斜形、移動、そして静止中にスーツケース1902をスーツケース1904の隣に保持するように構成されている。旅行者はスロットまたはバー3208の一つに端部分3206を嵌合させ、ハンドル1910,1912の間から余分な材料を引っ張ってスーツケース1902,1904を近くに引き寄せることができる。
こうして、上述したように、可動カバン類アセンブリの実施形態は、静止時または移動時にカバン類アセンブリを自己安定状態に保持する適当な装着手段を用いて2個以上のカバンから構成される。荷造りが完了した時に各カバンのサイズおよび重量は、装着手段の形態とともに、アセンブリのキャスター上でカバンのバランスを保つように機能する。
説明および図示された原理および実施形態例から、このような原理を逸脱せずに、図の実施形態の構成および詳細を変形してもよいことが認知されるだろう。例えば、代替的な実施形態では、上述したような方法を用いて、他のタイプおよびサイズのバッグ、他のタイプの装着部材、その他によりカバン類アセンブリを形成してもよい。例えば、ある実施形態において後続バッグは矩形直方体に実質的に類似した形状でよい。また第2後続バッグが第1後続バッグに装着されて6個のキャスターが地面に接している可動カバン類アセンブリを形成してもよい。同様に、3個以上の後続バッグが使用されてもよい。
また、以上の説明は特定の実施形態を中心としているが、他の形態も考えられる。すなわち、「一実施形態」、「別の実施形態」、その他のような表現がここで使用されても、これらの語句は可能な実施形態に大まかに言及するものであって、特定の実施形態に発明を限定する意図はない。ここで使用される際に、これらの語は、他の実施形態への組み込みが可能な同じか異なる実施形態に言及するものである。
同様に、特定の順序で実施される特定の操作に関してプロセスの例が説明されたが、本発明の多数の代替的実施形態を導出するためこれらのプロセスに多数の変形が加えられてもよい。例えば、代替的実施形態は、開示された操作のすべてよりも少ない操作を用いるプロセス、付加的な操作を用いるプロセス、そしてここに開示された個々の操作が組み合わされるか、細分されるか、再構成されるか、他の方法で変更されるプロセスを含む。
ここに説明される実施形態例から容易に導き出される有益な組合せが多様な形で存在することを考慮すると、この詳細な説明は例示のみを目的とし、発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。そのため発明として請求されるのは、以下の請求項の範囲に含まれるすべての実行例と、このような実行例の同等物すべてである。
100…カバン類アセンブリ、102…機内持込みバッグ、104…後続バッグ、106…ショルダーバッグ、222…後面、224…前面、226…上面、228…底面、230…左側、232…右側、234…ソフトハンドル、236…伸縮式ハンドル、238…剛性グリップ部材、240…剛性直立部材、242…キャスター、244…脚部、302…後面、304…前面、306…上面、308…底面、310…左側、312…右側、314…ソフトハンドル、316…ハンドル、318…キャスター、320…脚部、402…後面、404…前面、406…ストラップ、602…メインハンドルストラップ、604…補強ハンドルストラップ、604A…補強ハンドルストラップの第1区分、604B…補強ハンドルストラップの第2区分、604C…補強ハンドルストラップの第3区分、802…接触範囲、902,904…長さ、1040…機内持込みバッグ、1042…係合ストラップ、1044…係合スロット、1050…可動式ダッフルバッグ、1052…係合フック、1054…係合フックの上部、1056…整合フックの先端、1058…キャスター、1400…カバン類アセンブリ、1402…機内持込みバッグ、1404…可動式ダッフルバッグ、1406…ストラップ、1408…着脱式コネクタ、1410…ストラップ、1412…着脱式コネクタ、1414,1416…キャスター、1900…カバン類アセンブリ、1902…機内持込みスーツケース、1904…後続スーツケース、1906…ショルダーバッグ、1908…スタビライザ、1910,1912…ハンドル、1914…直立部材、1916…ハンドル、1918,1920…キャスター、2102…装着部材、2104…延長部分、2105,2106…端部、2108A〜D…矩形スロット、2110A〜D…仕切り、2300…スタビライザ、2302…装着部材、2304…延長部分、2306…端部、2502…前面、2504…後面、2506…上面、2508…底面、2510…左側、2512…右側、2524…脚部、3002…スタビライザ、3004…ポケット、3006…端部、3100…スタビライザ、3110,3112…装着部材、3114…調節式延長部材、3200…スタビライザ、3202,3204…区分、3206…端部、3208…スロットまたはバー。

Claims (7)

  1. 第1キャスター付きカバンと第2キャスター付きカバンとが、直立および傾斜中と移動および静止中とに相互に隣接して自己安定状態を維持するように、前記第1および第2キャスター付きカバンを嵌合させるように構成されたスタビライザを有するカバン類安定装置において、
    前記スタビライザは、
    前記第1カバンの一部分を保持するように構成された第1コネクタと、
    前記第2カバンの一部分を保持するように構成された第2コネクタと、
    前記第1および第2コネクタの間に連結された延長部分と、
    を有し、
    前記第1および第2カバンの間における前記延長部分の長さを調節するように前記第1コネクタは前記延長部分の異なる位置に装着可能であり、
    前記スタビライザは前記第1および第2カバンから取外し可能であり、
    前記延長部分は連続スロットを備えるように構成され、前記第1および第2カバンの寸法に基づいて、前記スロットの一つが前記第2カバンの格納式ハンドルに嵌着するように構成されるとともに、他のスロットが前記第1コネクタと嵌合するように構成されることを特徴とするカバン類安定装置。
  2. 前記第1コネクタは、前記第1カバンの上面のハンドルに巻き付くように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカバン類安定装置。
  3. 前記第2コネクタは前記第2カバンの上面のハンドルの大部分と嵌合するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカバン類安定化装置。
  4. 前記第2コネクタは前記延長部分のスロットであり、
    前記第1コネクタは、前記第1スーツケースの上面のハンドルと嵌合するように構成された端部を有し、
    前記第2コネクタは前記第2スーツケースの上面のハンドルの下に嵌着するように構成され、前記第2スーツケースの上面のハンドルが人の手を収容するサイズを持ち、前記第2コネクタがさらに前記第2スーツケースの上面のハンドルの長さの少なくとも半分と嵌合するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカバン類安定装置。
  5. 前記第1キャスター付きカバンと、
    前記第2キャスター付きカバンと、
    を更に有する請求項1に記載のカバン類安定装置。
  6. 第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間の少なくとも一つの嵌合構造とを備える中央本体と、
    前記中央本体の前記第1端部に連結される第1装着部材と、
    前記中央本体の前記第2端部に連結される第2装着部材と、
    を具備し、
    前記第1装着部材は、第1スーツケースの上方部分の第1ハンドルと嵌合するように構成され、
    前記第2装着部材は、第2スーツケースの上方部分の第2ハンドルの下を通ってから前 記中央本体の前記嵌合構造と嵌合することにより、前記カバン類安定装置に前記第2ハンドルを拘束させるように動作し、
    前記中央本体は、
    前記第1装着部材が前記第1ハンドルと嵌合して前記第2嵌合部材が前記中央本体の前記嵌合構造と嵌合する時に、前記第1および第2ハンドルの間に延在し、
    また、前記第1および第2スーツケースがともに斜形である時に、前記第2スーツケースに隣接して前記第1スーツケースを充分な力で保持して安定したカバン類アセンブリを形成するように構成したことを特徴とする、
    カバン類安定化装置。
  7. 前記中央本体の前記第2端部は、前記第2スーツケースの前記ハンドルの上に折り曲げられて、前記第2装着部材を前記中央本体の前記嵌合構造と嵌合させるように構成されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
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