JPH0336006Y2 - - Google Patents

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JPH0336006Y2
JPH0336006Y2 JP11707386U JP11707386U JPH0336006Y2 JP H0336006 Y2 JPH0336006 Y2 JP H0336006Y2 JP 11707386 U JP11707386 U JP 11707386U JP 11707386 U JP11707386 U JP 11707386U JP H0336006 Y2 JPH0336006 Y2 JP H0336006Y2
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JP
Japan
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tape
self
separator
tape body
fusing
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JP11707386U
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JPS6323722U (ja
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  • Insulated Conductors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はテープに関し、特に、一定の延伸度を
維持しながら電線・ケーブル類に巻付けるテープ
に関するものである。
[従来技術とその問題点] 一般に、電線・ケーブル類の端末処理等に使用
するテープとしては、延伸して巻付けることによ
り自己融着性を発揮して接着する自己融着テープ
を用いることがある。このようなテープは巻付け
るときに適度の延伸度を与える必要がある。即
ち、テープに与える延伸度が小さい場合には該テ
ープの重なりあう部分の接着性が良くなく、電気
的特性が劣る惧れを生じ、逆に該テープに与える
延伸度が大きい場合には巻付け後、特に高温雰囲
気に置かれたときに、該テープに亀裂が生じる惧
れがあつた。
従つて、従来では、テープ巻付け作業時のテー
プに適切な延伸を与えるために、該テープを適当
な力で引つ張り、その伸び量をチエツクするか或
はテープ幅をチエツクする方法等が採られてい
た。例えば、テープの表面に、該テープに正確な
伸びが与えられたときに、その形状が所定の形状
に変化する図形の形成されたもの等が知られてい
る。この場合に、自己融着テープに直接に印刷す
ることは、薄い自己融着テープ上にマーキングロ
ールを押し付けて印刷することとなり、大きな凹
みを発生し、テープ切れの原因となる惧れがある
こと、およびセパレータ添着前にかかる惧れを防
止すべく心掛けた印刷工程を設ける必要があり、
製造コストアツプを招来する等の問題があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述の点に鑑みなされたテープを提供
するもので、延伸して使用する自己融着テープ本
体と、該テープ本体に添着されるセパレータとよ
りなり、該セパレータには前記テープ本体の使用
適正域を示す基準マーク部が該テープ本体側に位
置するようにして長手方向に沿つて表示されると
共に前記テープ本体に転写可能に形成されてなる
ことを特徴とするものである。
[作用] 上述の如く構成すれば、自己融着テープ本体を
延伸しながら、電線・ケーブル等に該自己融着テ
ープを巻付る場合、この巻付け作業はテープ本体
をセパレータから剥離しながら行なうが、セパレ
ータに形成した使用適正域を表示する基準マーク
部が自己融着テープ本体に転写されて、直接自己
融着テープ本体を見ながら巻付け作業できる。
[実施例] 以下図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に
説明する。
第1図は製造時における本考案のテープの斜視
図を示し、第2図はケーブル等の巻付対象物へ巻
付ける直前における本考案のテープの斜視図を示
す。両図において共通の符号は共通の部分を示
す。
図において、1は自己融着テープ本体、2は該
自己融着テープ本体1の片面に添着されるセパレ
ータで、該自己融着テープ本体1および該セパレ
ータ2によつて本考案のテープAが構成される。
第1図に示す製造時における本考案のテープにお
いては、セパレータ2に自己融着テープ本体1の
使用適正域を表示する基準マーク部mが該セパレ
ータ2の長手方向に沿つて印刷等によつて形成さ
れ、表示されている。そして時間の経過と共に、
第2図に示すようにケーブル等の巻付け対象物
(図示せず)へ巻付ける直前には、該セパレータ
2に表示してあつた基準マーク部mが前記自己融
着テープ本体1側に転写され基準マーク部Mとな
る。この場合、自己融着テープ本体1への転写に
よつてセパレータ2の基準マーク部mが完全に消
去されるごとき印刷塗料やインキを使用してもよ
いし、転写後もセパレータ2の基準マーク部mが
残存するような印刷塗料やインキを使用すること
もできる。該基準マーク部Mは、自己融着テープ
本体1をケーブル等の巻付け対象物(図示せず)
へ巻付けるに際して適度の延伸度が該自己融着テ
ープ本体1に与えられたときに、所定の形状を呈
するようにされている。例えば基準マーク部M
は、適度の延伸度が該自己融着テープ本体1に与
えられたときに、真円を呈するように、長円形に
しておく等その形状は適宜に選択しうる。
そして上記自己融着テープ本体1の材料として
はブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、シリ
コーンゴム等が用いられ、上記セパレータ2の材
料としてはポリエチレン、ポリエステル等が用い
られる。また上記の基準マーク部mを形成する材
料としては、該セパレータ2に印刷しうるが容易
に自己融着テープ本体1側に転写しえ、かつ該自
己融着テープ本体1の電気、機械特性に悪影響を
与えないもの、例えば該自己融着テープ本体1が
エチレン・プロピレンゴム製、該セパレータ2が
ポリエステル製のときには、一液性ポリアミド系
インキ(例えば大日精化工業(株)製CSU−701(白)
など)を用いうる。
[効果] 本考案のテープAは上述したとおり、延伸して
使用する自己融着テープ本体1と、該テープ本体
1に添着されるセパレータ2とよりなり、該セパ
レータ2には前記テープ本体1の使用適正域を示
す基準マーク部mが該テープ本体1側に位置する
ようにして長手方向に沿つて表示されると共に前
記テープ本体1に転写可能に形成されている。
従つて、印刷しにくい自己融着テープ本体1に
基準マーク部mを印刷する必要がなく、基準マー
ク部mのインキ等の選択なども簡単になり、低廉
なテープを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は製造時における本考案のテープの斜視
図を示し、第2図はケーブル等の巻付け対象物へ
巻付ける直前における本考案のテープの斜視図を
示す。両図において共通の符号は共通の部分を示
す。 図において、Aは本考案のテープ、1は自己融
着テープ本体、2は該自己融着テープ本体1の片
面に添着されるセパレータ、m,Mは基準マーク
部をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 延伸して使用する自己融着テープ本体と、該テ
    ープ本体に添着されるセパレータとよりなり、該
    セパレータには前記テープ本体の使用適正域を示
    す基準マーク部が該テープ本体側に位置するよう
    にして長手方向に沿つて表示されると共に前記テ
    ープ本体に転写可能に形成されてなることを特徴
    とするテープ。
JP11707386U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0336006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11707386U JPH0336006Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11707386U JPH0336006Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323722U JPS6323722U (ja) 1988-02-17
JPH0336006Y2 true JPH0336006Y2 (ja) 1991-07-31

Family

ID=31002253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11707386U Expired JPH0336006Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0336006Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514491A (ja) * 2009-01-05 2012-06-28 ウエスト・コースト・トレンド・インコーポレーテッド 自己安定型可動式カバン類アセンブリのための装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514491A (ja) * 2009-01-05 2012-06-28 ウエスト・コースト・トレンド・インコーポレーテッド 自己安定型可動式カバン類アセンブリのための装置および方法

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JPS6323722U (ja) 1988-02-17

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