JP5768982B2 - ガスコック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内蔵する閉子を回転させて親子バーナの火力を調節するガスコック装置に関する。
小火力から中火力までの間で火力調節する子バーナと、主に中火力から大火力までの間で火力調節する親バーナとを上下2段に重ねて1個の親子バーナとしたものが知られており、その親子バーナへのガスの供給量は1個のガスコック装置によって増減制御される(例えば、特許文献1参照)。
このような親子バーナでは、消火状態から火力調節つまみを回動させ、親バーナおよび子バーナが共に燃焼状態となる強火状態で点火が行われる。その点火位置から消火側に火力調節つまみを戻すと、親バーナおよび子バーナが共に点火したままの状態で火力調節が行われる。また、点火位置から更に火力調節つまみを回動させると親バーナが消火して子バーナのみが点火状態になる。子バーナが単独で点火している状態から点火位置まで火力調節つまみを戻せば再び親バーナへのガスの供給が再開され、親バーナに子バーナから火移りし、更に火力調節つまみを消火方向に回動すれば上述のように両バーナの火力が小さくなり、最終的に両バーナ共に消火する。
特開平10−82525号公報(図1,図2)
上述のようなガスコック装置は、閉子の回転により重なり合う通路面積を無段階に増減できるので、親子バーナへのガスの供給量を、親バーナおよび子バーナの双方が燃焼している状態から親バーナを消火して子バーナのみが燃焼している状態に切り替える途中で、親バーナの炎孔からのガスの噴出速度が遅くなって燃焼状態が不安定になり、炎が親バーナ内に進入する逆火現象が生じるおそれがある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、親子バーナを構成する親バーナを消火して子バーナのみの燃焼に切り替える際に、親バーナで逆火を生じさせないガスコック装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるガスコック装置は、親バーナと子バーナとが上下に重ねられた親子バーナにガスを供給するガスコック装置であって、操作者が直接回動するロッドと同軸線上に配置され、ロッドの回動によって回転する子でガスの供給量を増減するコック部と、コック部の下流で供給されるガスを分岐して親バーナと子バーナとに各々ガスを供給する1対の分岐路とを備えたガスコック装置において、上記コック部には収納凹部内に1個の閉子が収納されており、この1個の閉子の周面に親バーナにガスを供給する開口と子バーナにガスを供給する開口とが独立して設けられており、収納凹部の内周面に独立して設けられた2個の開口と閉子の周面に設けられた各開口との重なり合う通路面積を増減して親バーナに供給するガス量と子バーナに供給するガス量とを増減するように構成し、親バーナにガスを供給する側の分岐路に電磁式の開閉弁を設け、親バーナと子バーナの双方が共に燃焼する状態から、火力を絞る際に親バーナへのガスの供給量が親バーナで逆火が発生するおそれのある供給量以下に低下する前の状態で開閉弁を閉弁し親バーナへのガスの供給を停止させ、かつ子バーナのみが燃焼する状態から火力を増加させる際に、上記開閉弁を閉弁した回動角度と同じ回動角度で開閉弁を開弁させて親バーナへのガスの供給を開始することを特徴とする。
上記構成によれば、親バーナへのガスの供給量が、逆火が発生するおそれのある所定の供給量以下に低下する前に、親バーナへのガスの供給を停止させるので、逆火は発生しない。なお、その状態では子バーナのみが燃焼する状態にあるが、ガスの供給量を絞っている途中の状態であり、大きな火力を必要としないため、使用上の不都合は生じない。
以上の説明から明らかなように、本発明は、親バーナおよび子バーナの双方が燃焼している状態から親バーナの消火して子バーナのみが燃焼している状態に切り替える際に、親バーナで逆火が生じるおそれがある状態になる前に親バーナへのガスの供給を停止するので、親バーナでの逆火の発生を確実に防止することができる。
本発明によるガスコック装置の一実施の形態の断面図 II-II断面図 ガスの供給経路図 火力調節つまみの回動状態を示す図 消火位置から点火位置(全開位置)までの火力変化を示す図
図1および図2を参照して、1は本発明によるガスコック装置の一実施の形態である。本ガスコック1はガス流入口2から内部に流入したガスを2系統に分岐して後述する親子バーナに供給するものである。ガス流入口2から流入したガスは電磁安全弁3の弁体31が閉弁状態であるとそれ以上下流に流れることが弁体31によって遮断される。親子バーナに点火する際には火力調節つまみ(図示せず)が取り付けられたロッド11を押し込むことによって、ロッド11の先端で弁体31を強制的に開弁させる。親子バーナへの着火が完了すると、電磁安全弁3に内蔵されている電磁石の磁力によって弁体31は開弁状態に保持される。
弁体31が開弁するとガスは閉子12に到達する。閉子12は中空の円錐形状をしており、かつ内外を貫通する穴が設けられている。ロッド11を回動することにより、その貫通穴とハウジング側の通路13,16との重なる面積が変化して、通路13,16へ流れるガスの流量が増減される。
なお、本構成では通路13は後述する親バーナにガスを供給する通路で有り、通路16は子バーナにガスを供給する通路である。通路13は空間14に連通しており、空間14は通路15に連通しており、ガスは通路15を通って親バーナに供給される。但し、この空間14に隣接して電磁式の開閉弁7が設けられており、この開閉弁7の弁体71は空間14から通路15への開口を開閉する。従って、弁体71が閉弁状態であればガスは親バーナに供給されず、弁体71が開弁状態になることによって親バーナにガスが供給される。
図2を合わせて参照して、空間14および通路16から子バーナへのガスは流出口51から流出し、親バーナへは通路15を通って流出口52から流出する。また、ロッド11の近傍にはスイッチ4と点火スイッチ41とが配設されており、ロッド11と共に回動するカム板(図示せず)によってロッド11の所定の位相でそれぞれオン/オフされる。
図3を参照して、6は親子バーナで有り、親バーナ62の上部に子バーナ61が載置された構成を有している。そして、混合管61aは子バーナ61に連通しており、混合管62aは親バーナ62に連通している。
図4および図5を参照して、ロッド11を押し込んだままの状態で左に回動すると、「中火」位置でスイッチがオンして開閉弁7が開弁し、更に回動して「全開」位置で上記点火スイッチ41がオンして図外の点火器が作動し親バーナ62、子バーナ61の双方に点火される。その後、ロッド11の押し込みを解除すると点火スイッチ41はオフして点火器の作動が停止する。
図5において、Lは親バーナ62の火力変化を示し、Sは子バーナ61の火力変化を示す。「全開」の位相からロッド11を右方向、すなわち「消火」方向へ戻すと、親バーナ62の火力は減少していき、中火状態になる。その中火状態での「中火」位相まで回動し、更にロッド11を右方向に回動すると、従来のガスコック装置ではTで示す火力変化していたが、Bで示す失火ライン(所定の供給量)を下回ると親バーナ62に失火が発生するおそれがあった。
そこで、本発明では中火状態の「中火」位相でスイッチ4をオフさせて開閉弁7を閉弁させ、親バーナ62へのガスの供給を停止させて子バーナ61のみの燃焼状態になるようにした。この状態から更にロッド11を右方向に回動して「消火」の位相まで回動すると子バーナ61へのガスの供給も停止して子バーナ61が消火する。但し、子バーナ61が消火する前にロッド11を再び左方向に回動してスイッチ4をオンにすれば開閉弁7が開弁して親バーナ62へのガスの供給が再開される。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 ガスコック
3 電磁安全弁
4 スイッチ
6 親子バーナ
7 開閉弁
11 ロッド
12 閉子
41 点火スイッチ
61 子バーナ
62 親バーナ
71 弁体

Claims (1)

  1. 親バーナと子バーナとが上下に重ねられた親子バーナにガスを供給するガスコック装置であって、操作者が直接回動するロッドと同軸線上に配置され、ロッドの回動によって回転する子でガスの供給量を増減するコック部と、コック部の下流で供給されるガスを分岐して親バーナと子バーナとに各々ガスを供給する1対の分岐路とを備えたガスコック装置において、上記コック部には収納凹部内に1個の閉子が収納されており、この1個の閉子の周面に親バーナにガスを供給する開口と子バーナにガスを供給する開口とが独立して設けられており、収納凹部の内周面に独立して設けられた2個の開口と閉子の周面に設けられた各開口との重なり合う通路面積を増減して親バーナに供給するガス量と子バーナに供給するガス量とを増減するように構成し、親バーナにガスを供給する側の分岐路に電磁式の開閉弁を設け、親バーナと子バーナの双方が共に燃焼する状態から、火力を絞る際に親バーナへのガスの供給量が親バーナで逆火が発生するおそれのある供給量以下に低下する前の状態で開閉弁を閉弁し親バーナへのガスの供給を停止させ、かつ子バーナのみが燃焼する状態から火力を増加させる際に、上記開閉弁を閉弁した回動角度と同じ回動角度で開閉弁を開弁させて親バーナへのガスの供給を開始することを特徴とするガスコック装置。
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