JP5766145B2 - 赤外線センサアレー - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線センサアレーに関する。
0K(ゼロケルビン)以上の温度を有する物体は、何らかの輻射を放射している。地球上の環境においては、物体は300K付近の温度を有するため、数μm〜数10μmの波長の赤外線が放射されている。
上記の数μm〜数10μmの波長帯で動作するセンサとしては、焦電センサやサーモパイルが挙げられる。これらのセンサの高感度化を実現するために、受光部と光の入射窓部の間に中空構造を設ける必要があり、そのためセンサの小型化は制限されている。
サーモパイルや焦電センサの中空構造による制限を解決するため、量子型(光起電力型)赤外線センサが期待されている。量子型赤外線センサは、多数キャリアが電子であるn型半導体と多数キャリアがホールであるp型半導体とが接合されて構成されるPN接合又はp型半導体とn型半導体との間に真正半導体を有するPIN接合のフォトダイオード構造を有している。量子型赤外線センサでは、赤外線の光子によりPN接合又はPIN接合に存在する空乏層内で発生した電子ホール対が価電子帯及び導電帯の傾斜に従って空間的に分離蓄積された結果、p型半導体はプラス側に帯電し、n型半導体はマイナス側に帯電して、その間に起電力が生ずる。この起電力は開放電圧と呼ばれ、PN接合もしくはPIN接合部の抵抗より大きな外部抵抗(高入力インピーダンスの回路やアンプでもよい)を使用することにより電圧として読み出すことも、また量子型赤外線センサ外部で短絡することにより電流として読み出すことも可能である。
このような量子型赤外線センサを室温で人感センサとして用いる場合に問題となるのが、人間が活動する環境温度と人間の体温との差が小さいため、出力信号が小さく、また、環境から輻射される揺らいだ赤外線がセンサに検出されてノイズとなるため、十分なS/N比を確保することが困難であるという点である。そのため、通常の量子型赤外線センサの場合、受光部を外界の温度に対して冷却することにより出力信号が大きくなり、S/N比が大きくなる。この量子型赤外線センサの代表的なものとして、InSbを半導体積層部として用いたセンサやMCT(Mercury Cadmium Teluride)などが挙げられる。
上記化合物半導体を用いる量子型赤外線センサにおいては、特許文献1に示されるように、非冷却で小型化を行いながら、人感センサとしてのS/N比を向上させるために、平面状に半導体センサを配置し、各センサの出力電圧を多段直列接続して取り出す方式が提案されている。
上述の赤外線センサの応用として、赤外線センサを複数配置した赤外線センサアレーが検討されている。量子型赤外線センサのアレー化においては、限られた面積の中に多くの赤外線受光素子を配置する技術や、所望の赤外線受光素子から選択的に信号を取り出すことが可能な配線技術や、それらを両立する技術が望まれている。
限られた面積内に多素子センサを配列する技術としては、ビデオカメラやデジタルスチルカメラに採用されている、電荷結合素子(CCD)を用いた固体撮像素子に関する技術が挙げられる。この多素子センサでは、高画素化を進める目的で限られた面積の中により多くの素子を配列する様々な試みがなされている。
例えば、特許文献2では、固体撮像素子の小型化及び高画素化を図りながら、感度低下及び垂直転送レジスタの取り扱い電荷量の減少がないように、隣接する受光素子垂直列の受光素子の位置を垂直方向に配置の2分の1ピッチでずらし、各受光素子の形状を垂直方向に対し略45度傾斜した4辺を含む多角形とすることにより、解像度向上及び実質的開口率の向上させる方法が提示されている。
また、特許文献3では、限られたチップサイズ内に熱型赤外線センサの感熱部形状を略正六角形とし、それをハニカム状二次元配列することにより開口率を向上させる方法が開示されている。
さらに、特許文献4では、画素を構成するフォトダイオードを略正八角形状とし、それを千鳥配置とすることにより、解像度の向上とともにモアレ干渉を抑制する方法も開示されている。
国際公開第2005−27228号パンフレット 特開平6−77450号公報 特開平11−111958号公報 特公平4−31231号公報 特開2011−145296号公報
しかしながら、特許文献2〜4に記載のような従来の手法は、可視光を対象としており、可視光の光量は遠赤外線領域に比べて非常に大きいため、可視光領域では画素を構成するフォトダイオードは単一で十分な出力を取り出すことができるのに対し、遠赤外線領域では、光量が小さくまた背景となる環境からの輻射との光量の差も小さいため、十分な出力を得ることが困難である。
一方で、特許文献5に記載の技術は、赤外線センサアレーに関するものであり、MEMS技術を利用してアレー化をしている。MEMS技術を利用するため、構造は複雑であり、且つ、高感度を実現するためには、受光部(熱型)のヒートシングを抑えるために、光吸収部を浮かせて空洞の領域を設ける必要があるため、センサの小型が難しく、携帯電子機器のような省スペース設計を要求された電子機器への応用は限られる。また、プロセスが複雑であるため、製造上の不具合が生じる可能性もあり、実用的な量産には不向きである。
以上のように、量子型赤外線センサをアレー化する技術についてはいまだ実用的なものが知られていないのが実情である。本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型で信頼性が高く、量産に適した赤外線センサアレーを提供することにある。
本発明の請求項1に記載の赤外線センサアレーは、基板上に形成されたM行N列に配列された複数の赤外線受光部と、前記列毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の一端に接続される第1の配線と、前記行毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の他端に接続される第2の配線とを備える赤外線センサアレーであって、前記赤外線受光部は、前記基板上に形成されたPN接合又はPIN接合のフォトダイオード構造を有する半導体積層部を備える複数の赤外線受光素子を備え、前記フォトダイオード構造は第1導電型の第1の半導体層及び第2導電型の半導体層を含み、前記第1の配線と前記第2の配線との交差部における前記基板上には、前記第1導電型の第1の半導体層と同じ材料で形成され、かつ同じ不純物が等しい濃度で含まれる第1導電型の第2の半導体層が形成され、前記交差部において、前記第1の配線は、絶縁層を介して前記交差部の前記第1導電型の第2の半導体層上に形成され、前記第2の配線は、前記絶縁層の一部に形成されたコンタクトホールを介して前記交差部の前記第1導電型の第2の半導体層に電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の赤外線センサアレーは、本発明の請求項1に記載の赤外線センサアレーであって、前記複数の赤外線受光素子の各々は、直列接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項に記載の赤外線センサアレーは、本発明の請求項1又は2に記載の赤外線センサアレーであって、前記基板上に、前記複数の赤外線受光部をスイッチングするためのスイッチング手段を有することを特徴とする。
本発明の請求項に記載の赤外線センサアレーは、本発明の請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレーであって、前記第1の配線及び前記第2の配線が同一レイヤーに存在することを特徴とする。
本発明の請求項に記載の赤外線センサアレーは、本発明の請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレーであって、前記第1導電型の第1の半導体層のシート抵抗が5500Ω/□〜0.5Ω/□であることを特徴とする。
本発明の請求項に記載の赤外線センサアレーは、本発明の請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレーであって、前記第1導電型の第1の半導体層及び前記第2導電型の半導体層は、インジウムおよび/又はアンチモンを含むことを特徴とする。
本発明の請求項に記載の赤外線センサアレーは、本発明の請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレーであって、前記基板は、絶縁基板、もしくは半絶縁基板であることを特徴とする。
本発明の請求項に記載の方法は、基板上に形成されたM行N列に配列された複数の赤外線受光部と、前記列毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の一端に接続される第1の配線と、前記行毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の他端に接続される第2の配線とを備えた赤外線センサアレーであって、前記赤外線受光部は、前記基板上に形成されたPN接合又はPIN接合のフォトダイオード構造を有する半導体積層部を備える複数の赤外線受光素子を備え、前記フォトダイオード構造は第1導電型の第1の半導体層及び第2導電型の半導体層を含み、前記複数の赤外線受光素子を備えた赤外線センサアレーを製造する方法であって、前記基板上に、少なくとも第1導電型の半導体層及び第2導電型の半導体層を形成するステップと、少なくとも前記第1導電型の半導体層及び前記第2導電型の半導体層をエッチングすることにより、前記複数の赤外線受光素子を形成するとともに、前記第1の配線と前記第2の配線との交差部における前記基板上に第1導電型の第2の半導体層を形成するステップと、前記赤外線受光素子及び前記第1導電型の第2の半導体層上に絶縁層を形成するステップと前記第1導電型の第2の半導体層上に形成された前記絶縁層を部分的に除去してコンタクトホールを形成するステップと、前記複数の赤外線受光素子同士を直列接続する配線層と、前記交差部で前記絶縁層上に形成される前記第1の配線と、前記コンタクトホールを介して前記第1導電型の第2の半導体層に電気的に接続される前記第2の配線とを形成するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項に記載の方法は、本発明の請求項に記載の方法であって、前記第1の配線及び前記第2の配線のそれぞれが同時に形成されることを特徴とする。
本発明の赤外線センサによれば、小型で信頼性が高く、量産に適した赤外線センサアレーを実現することが可能になる。
本発明に係る赤外線センサアレーを上部から見たときの模式図である。 本発明に係る赤外線センサアレーの交差部のX−X´及びY−Y´断面図である。 本発明に係る赤外線センサアレーにおける赤外線受光素子の実施形態の一例を示す断面図である。 本発明に係る赤外線センサアレーにおける、赤外線受光部の実施形態の一例である。 第1の実施形態に係る赤外線センサアレーを等価回路として示した図である。 従来知られている赤外線センサアレーにおける交差部の断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る赤外線センサアレーについて説明する。
図1は、本発明に係る赤外線センサアレー1を上部から見た時の模式図である。図1に示されるように、赤外線センサアレー1は、4行4列に配列された16個の赤外線受光部A1〜A16と、行方向に設けられた第1の配線LX1〜LX4と、第1の配線LX1〜LX4の各々に接続されるパッドX1〜X4と、列方向に設けられた第2の配線LY1〜LY4と、第2の配線LY1〜LY4の各々に接続されるパッドY1〜Y4とを備えている。
赤外線受光部A1〜A4のそれぞれの一端は、第1の配線LX1に接続され、赤外線受光部A5〜A8のそれぞれの一端は、第1の配線LX2に接続され、赤外線受光部A9〜A12のそれぞれの一端は、第1の配線LX3に接続され、赤外線受光部A13〜A16のそれぞれの一端は、第1の配線LX4に接続されている。赤外線受光部A1、A5、A9及びA13のそれぞれの他端は、第2の配線LY1に接続され、赤外線受光部A2、A6、A10及びA14のそれぞれの他端は、第2の配線LY2に接続され、赤外線受光部A3、A7、A11及びA15のそれぞれの他端は、第2の配線LY3に接続され、赤外線受光部A4、A8、A12及びA16のそれぞれの他端は、第2の配線LY1に接続されている。
図2は、本発明に係る赤外線センサアレー1の交差部XYのX−X´、Y−Y´で切り出した時の断面図を示す。図2(a)は、図1に示される第1の配線LX1と第2の配線LY1との交差部XYにおけるX−X´の断面図を示し、図2(b)はY−Y´の断面図を示す。
図2(a)には、基板10上に部分的に形成された第1導電型の半導体層21と、基板10及び第1導電型の半導体層21上に形成された絶縁層51と、絶縁層51上に形成された第1の配線層61とが示されている。図2(a)に示されるように、交差部XYにおいて、第1の配線LX1を構成する第1の配線層61は、絶縁層51を介して第1導電型の半導体層21上に形成されている。
図2(b)には、基板10上に部分的に形成された第1導電型の半導体層21と、第1導電型の半導体層21上に部分的に形成され且つ基板10上に形成された絶縁層51と、絶縁層51上に形成された第1の配線層61と、第1導電型の半導体層21及び絶縁層上51上に形成された第2の配線層62が示されている。図2(b)に示されるように、交差部XYにおいて、第2の配線LY1を構成する第2の配線層62は、絶縁層51の一部に形成されたコンタクトホール52を介して、第1導電型の半導体層21に接続されている。
図6は、従来知られている赤外線センサアレーにおける行方向の配線と列方向の配線との交差部の断面図を示す。図6(a)は、従来知られている赤外線センサアレーにおける行方向の配線と列方向の配線との交差部における行方向のX−X´の断面図を示し、図6(b)は列方向のY−Y´の断面図を示す。
図6(a)には、基板601上に部分的に形成された第1の絶縁層602と、第1の絶縁層602上に形成された第1の配線層603と、第1の絶縁層602及び第1の配線層603を覆うように、基板601、第1の絶縁層602及び第1の配線層603上に形成された第2の絶縁層604と、第2の絶縁層604上に形成された第2の配線層605とが積層された積層構造600が示されている。図6(b)には、基板601上に形成された第1の絶縁層602と、第1の絶縁層602上に形成された第1の配線層603と、第1の配線層603上に部分的に形成された第2の絶縁層604と、第2の絶縁層604上に部分的に形成された第2の配線層605とが積層された積層構造600が示されている。
図6に示される積層構造600を形成するためには、第1の配線層603を形成した後に、第2の絶縁層604及び第2の配線層605を形成しなければならず、プロセスが煩雑になり、断線等に起因する不具合の原因になってしまう。
一方、本発明に係る赤外線センサアレー1では、第1の配線層61及び第2の配線層62の交差部XYが図2に示されるような構成をとることにより、第1の配線61及び第2の配線62が同一レイヤーに存在しているため、図6に示したような従来の積層構造600の交差部と比較して、第1の配線層61及び第2の配線層62の形成を一回のプロセスで行うことが可能であり、断線等に起因する不具合を低減することが可能になり、高信頼性の赤外線センサアレーを得ることができる。
製造プロセス容易性の観点から、交差部XYにおける第1導電型の半導体層21は、後述の図3で示される、各赤外線受光部A1〜A16における第1導電型の半導体層20と同じ材料で構成されることが好ましい。交差部XYにおける第1導電型の半導体層21が各赤外線受光部A1〜A16における第1導電型の半導体層20と同じ材料で構成されることにより、バンド構造が縮退し、低抵抗となるため好ましい。
第1の配線層61及び第2の配線層62の材料としては、低抵抗化の観点から、金属層であることが好ましい。具体的な一例としては、第1の配線層61及び第2の配線層62は、Au若しくは抵抗率の小さいPtやAlに代表される材料を含むことが好ましい。また、第1導電型の半導体層21との密着性向上及びコンタクト抵抗を低減する観点から、第1の配線層61及び第2の配線層62は、Tiを最下層(半導体と接触する層)とする多層構造とすることも好ましい。
交差部XYの第1導電型の半導体層21の材料としてn型層を使用した場合、交差部XYの第1導電型の半導体層21のシート抵抗は100Ω/□以下が好ましく、50Ω/□以下であることがより好ましく、10Ω/□以下であることが更により好ましく、5Ω/□以下であることが最も好ましい。第1導電型の半導体層21としてのn型層が厚いほどシート抵抗が小さくなるが、デバイスの製造の際にあまり厚いn型層(例えば1.5μm以上、若しくは2μm以上)は望ましくない。
各赤外線受光部A1〜A16から短絡電流を取り出すときに、第1の配線層61及び第2の配線層62の抵抗の直列成分が小さいほど電流の取り出し効率が高まるので、交差部XYにおける第2の配線層62の抵抗は、赤外線受光部A1〜A16における赤外線受光素子のPIN又はPN接合部より小さいことが好ましい。
本発明の構成を長波長の赤外線センサに使用した場合、InSb系の赤外線受光素子を有効に利用することができるという利点がある。InSbのSnドーピングも容易にできるという点から、長波長の赤外線(1〜15μm)の赤外線受光部の場合、本発明の効果をより有効に発揮することができる。
図3は、本発明に係る赤外線センサアレー1の赤外線受光部A1〜A16における赤外線受光素子200の実施形態の一例を示す断面図である。図3に示されるように、赤外線受光素子200は、基板10と、基板10上に形成された半導体積層部100と、半導体積層部100を覆うように基板10及び半導体積層部100上に形成された絶縁層50と、絶縁層50及び半導体積層部100上に形成された配線層60と、表面全体を覆う保護層70と備える。半導体積層部100は、基板10上に、第1導電型の半導体層20、ノンドープあるいはp型ドーピングされた光吸収層30、バリア層31、及び第2導電型の半導体層40が順次積層されて構成されたPN接合又はPIN接合のフォトダイオード構造部を含む。第1導電型の半導体層20は、コンタクトホール54を介して配線層60に接続され、第2導電型の半導体層40は、コンタクトホール53を介して配線層60に接続されている。以下、第1導電型の半導体層20としてn型ドーピングされたn型半導体層20を使用し、第2導電型の半導体層40としてp型ドーピングされたとしてp型半導体層40を使用した構成を例に説明する。
被検出光としての赤外線は、基板10上において半導体積層部100が積層されている面と対抗する面から入射され、フォトダイオード構造部に入射する(図3においては、基板10から半導体積層部100にわたる方向に光が進行する)。フォトダイオード構造部に赤外線が入射されることにより、フォトダイオード構造部に存在する空乏層内で発生した電子ホール対が価電子帯と導電帯との電界傾斜に従って空間的に分離蓄積される。その結果、n型半導体層20はマイナス側に帯電し、p型半導体層40はプラス側に帯電することにより、その間に起電力が生ずる。この起電力は開放電圧と呼ばれ、高入力インピーダンスの信号処理回路(アンプなど)に接続した場合電圧として読み出すことができ、また赤外線センサ外部で短絡して電流として読み出すことも可能である。
n型半導体層20は、高濃度のn型ドーピングを行うことで、バーシュタインモスシフトと呼ばれる効果により、n型半導体層20の赤外線吸収波長がより短波長側にシフトする。そのため、長波長の赤外線が吸収されなくなり、赤外線を効率よく透過させることができるようになる。
光吸収層30は、赤外線を吸収して光電流Ipを発生させるための光吸収層である。従って、n型半導体層20と光吸収層30とが接する面積S1が赤外線の入射される受光面積となる。一般的に、赤外線受光素子200の光電流Ipは、受光面積に比例して大きくなるため、n型半導体層20と光吸収層30とが接する面積S1は大きい方が好ましい。また、光吸収層30の体積が大きいほど吸収できる赤外線量は大きくなるので、光吸収層30の体積は大きい方が好ましい。光吸収層30の膜厚は、赤外線の吸収により発生した電子及び正孔のキャリアが拡散できる程度の膜厚に設定すると好ましい。
一方、光吸収層30で使用されるような、赤外線を吸収する半導体は、一般にバンドギャップの小さい半導体であり、このような半導体は、電子の移動度が正孔の移動度よりも非常に大きい。例えばInSbの場合、電子の移動度が約80,000cm2/Vsであるのに対して、正孔の移動度は数百cm2/Vsである。従って、素子抵抗は電子の流れ易さによる影響が大きい。
光吸収層30で赤外線吸収によって発生した電子は、PN又はPIN接合のフォトダイオード構造の部分で形成された電位差によって、光吸収層30からn型半導体層20側へと拡散し、光電流として取り出される。上述のように、バンドギャップの小さい半導体では正孔の移動度が非常に小さいことから、通常、n型ドーピング層よりもp型ドーピング層の電気抵抗が高くなる。また、電気抵抗は、電流が流れる部分の面積に反比例する。従って、光吸収層30とp型半導体層40とが接する面積S3の大きさによって素子抵抗が決まり、素子抵抗が大きくなるためには面積S3が小さい方が好ましい。
また、波長が5μm以上の赤外線を吸収できる半導体のバンドギャップは0.25eV以下と小さい。このようなバンドギャップの小さな半導体(光吸収層30の材料のバンドギャップが0.1〜0.25eVの半導体)では、p型半導体層40側に、電子による拡散電流を抑制するため、バンドギャップが光吸収層30よりも大きなバリア層31を形成すると、暗電流のような素子の漏れ電流が小さくなり、素子抵抗を大きくすることができるため好ましい。
バリア層31は、光吸収層30及びp型半導体層40よりもバンドギャップが大きくなるように構成される。バリア層31を設けると、直列接続と同様に、画素(赤外線受光部)の抵抗を拡大することができ、本発明の赤外線センサアレー1の交差部XYの直列抵抗成分を無視できるように容易に設計することが可能となり、各画素の電流取り出しが容易となるので、好ましい。具体的には、各画素の抵抗が交差部XYの2倍以上が良く、10倍以上が好ましく、100倍以上が更に好ましく、1000倍以上が最も好ましい。
各赤外線受光部A1〜A16は、1つ以上の赤外線受光素子200で構成される。各赤外線受光部A1〜A16が2つ以上の赤外線受光素子200で構成される場合において、光起電力を電流として読みだす場合は直列接続されていることが好ましい。電圧出力の場合、電圧を大きくするがあるため、同様に直列に接続すると良い。電流出力の場合、信号源の抵抗値及び電流値を高くするとS/N比が向上し、また、電圧出力の場合、信号源の抵抗値を低く、電圧値を大きくするとS/N比が向上する。赤外線受光部を何個に分割し、直列にするかは、PN接合の面積当たりの縦方向(基板表面に垂直方向)の抵抗値、アンプの電圧入力換算ノイズ及び製造上の制限(プロセスルールなど)を考慮して、最適なS/N比を実現するために最適化すると良い。無論、赤外線受光部の全体のサイズを大きくすればするほど、前記の方法で最適化されたS/N比が大きくなるので良い。しかし、画素数や各画素のサイズは、システムの光学系と合わせて最適化な形状に設計すると良い。
製造の簡易さの観点から、基板10が半絶縁材料(例えば、GaAs)もしくは絶縁材料(例えば、サファイア)からなる基板であると好ましいが、基板10の材料としては、n型半導体層20を含む半導体積層部100を形成することが可能なものであれば特に制限されず、例えばシリコンやGaAsやサファイアからなる基板でもよい。半絶縁材料や絶縁材料からなる基板を用いることにより、半導体積層部100と基板10とを電気的に絶縁するための工程が不要となるため、製造工程が簡易なものとなる。赤外線センサとしての効率を上げる観点からは、入射される赤外線に対して吸収が生じにくい材料が好ましい。プロセスを容易にする観点からは、絶縁基板を用いることが好ましい。また、半導体積層部100がInSbを含む組成の場合、上記観点に加え、半導体積層部100の品質を高める観点からGaAsからなる絶縁基板を用いることがより好ましい。
n型半導体層20及びp型半導体層40で構成されるPN接合又はPIN接合のフォトダイオード構造を含む半導体積層部100の材料としては、公知のものを用いることができる。なお、上記では、第1導電型の半導体層20としてn型半導体層を使用し、第2導電型の半導体層40としてp型半導体層を使用した構成を例に説明したが、第1導電型の半導体層20としてp型半導体層を使用し、第2導電型の半導体層40としてn型半導体層を使用してもよい。その場合、第1導電型の半導体層20としてのp型半導体層と光吸収層との間にバリア層31が形成されることとなる。
図4は、本発明に係る赤外線センサアレー1における赤外線受光部の実施形態の一例を示す。図4(a)は、赤外線受光素子2001〜2004及び赤外線受光部An(nは、1以上の整数)の模式図である、図4(b)は、図4(a)で示される赤外線受光素子2001〜2004及び赤外線受光部Anの等価回路図を示す。図4(c)は、赤外線受光素子200を拡大して示した図である。図3に示した赤外線受光素子200の断面図と同じ要素については同じ番号を付している。図3中の付番101は、半導体積層部100のメサ構造部の斜面領域を意味する。
図4(a)、(b)に示されるように、赤外線受光部Anは、赤外線受光素子2001〜2004が配線層60によって直列接続されて構成されている。赤外線受光素子2001〜2004を直列接続することにより、抵抗は拡大ができるため、光電流の取り出しが容易になる。
本発明の配線層60、61、62は同じ材質からなり、同時に形成されると好ましい。配線層60、61、62の具体的な形成方法としてはスパッタリング法や真空蒸着法が挙げられる。また、各赤外線受光素子2001〜2004を直列接続し、赤外線受光部Anを第1の配線LX1〜LX4及び第2の配線LY1〜LY4にそれぞれ接続する配線層60の面積をレイアウト設計の許容範囲内で広くとることにより、入射した赤外線を配線層60がより多く反射して、各赤外線受光素子2001〜2004の受光領域に入射することが可能になるため、光電流をより増大させることが可能になる。この観点から、配線層60、61、62は、AuやAlを含むことが好ましい。
また、図4(a)、(b)に示すように、赤外線受光部Anの領域を多角形状(図4においては8角形状)にすることにより、赤外線センサアレー1全体の面積を小さくすることが可能になる。
図5を用いて本発明に係る赤外線センサアレー1の動作の一例を説明する。図5は、図1に示した赤外線センサアレー1を等価回路として示した図である。赤外線センサアレー1において、例えば、赤外線受光部A1〜A16をスイッチングするためのスイッチング回路を設けることによってパッドX1及びパッドY1を電流/電圧変換アンプ(通称、Transimpedance amplifier)の入力端子に接続することにより、選択的に赤外線受光部A1からの光電流を取り出すことが可能となる。同様に、赤外線受光部A2〜A16からの光電流を選択的に取り出すことが可能となる。
図1に示される赤外線センサアレー1では、4行4列に配列された16個の赤外線受光部A1〜A16と、4本の第1の配線LX1〜LX4と、4個のパッドX1〜X4と、4本の第2の配線LY1〜LY4と、4個のパッドY1〜Y4とを備えた例で説明を行ったが、その目的に応じて最適な行列数を選択することが可能である。
以下、本発明に係る赤外線センサアレー1の製造方法を説明する。
まず、基板10上に、少なくとも第1導電型の半導体層及び第2導電型の半導体層を形成する。次に、少なくとも第1導電型の半導体層及び第2導電型の半導体層をエッチングすることにより、複数の赤外線受光素子200を形成するとともに、交差部XYに第1導電型の半導体層21を形成する。次に、赤外線受光素子200及び第1導電型の半導体層21上に絶縁層51を形成する。次に、第1導電型の半導体層21が部分的に露出するように第1導電型の半導体層21上の絶縁層51を部分的に除去してコンタクトホール52を形成する。同様に、各赤外線受光素子200における、第1導電型の半導体層21上の絶縁層50を部分的に除去することによりコンタクトホール54を形成し、第2導電型の半導体層40上の絶縁層50を部分的に除去することによりコンタクトホール53を形成すると製造プロセスが簡易になるため、好ましい。次に、複数の赤外線受光素子200同士を直列接続する配線層60と、交差部XYでは絶縁層51上に形成される複数の第1の配線LXと、交差部XYではコンタクトホール52を介して第1導電型の半導体層21に電気的に接続される複数の第2の配線LYとを形成する。
各構成要件については、上述の赤外線センサアレー1で説明したものを採用することができる。プロセス容易性の観点から、第1の配線LX及び第2の配線LYのそれぞれを形成するための配線層が同時に形成されるとともに、各パッド(X1〜X4、Y1〜Y4)を形成するための配線層も同時に形成されることが好ましい。
A1〜A16、An 赤外線受光部
LX1〜LX4 第1の配線
LY1〜LY4 第2の配線
X1〜X4、Y1〜Y4 パッド
XY 交差部
1 赤外線センサアレー
10、601 基板
20、21 第1導電型の半導体層
30 光吸収層
31 バリア層
40 第2導電型の半導体層
50、51 絶縁層
52、53、54 コンタクトホール
60 配線層
70 保護層
61、603 第1の配線層
62、605 第2の配線層
100 半導体積層部
101 半導体積層部のメサ構造部の斜面領域
200、2001〜2004 赤外線受光素子
600 積層構造
602 第1の絶縁層
604 第2の絶縁層

Claims (9)

  1. 基板上に形成されたM行N列に配列された複数の赤外線受光部と、
    前記列毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の一端に接続される第1の配線と、
    前記行毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の他端に接続される第2の配線と
    を備える赤外線センサアレーであって、
    前記赤外線受光部は、
    前記基板上に形成されたPN接合又はPIN接合のフォトダイオード構造を有する半導体積層部を備える複数の赤外線受光素子を備え、
    前記フォトダイオード構造は第1導電型の第1の半導体層及び第2導電型の半導体層を含み、
    前記第1の配線と前記第2の配線との交差部における前記基板上には、前記第1導電型の第1の半導体層と同じ材料で形成され、かつ同じ不純物が等しい濃度で含まれる第1導電型の第2の半導体層が形成され、
    前記交差部において、
    前記第1の配線は、絶縁層を介して前記交差部の前記第1導電型の第2の半導体層上に形成され、
    前記第2の配線は、前記絶縁層の一部に形成されたコンタクトホールを介して前記交差部の前記第1導電型の第2の半導体層に電気的に接続されていることを特徴とする赤外線センサアレー。
  2. 前記複数の赤外線受光素子の各々は、直列接続されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線センサアレー。
  3. 前記基板上に、前記複数の赤外線受光部をスイッチングするためのスイッチング手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外線センサアレー。
  4. 前記第1の配線及び前記第2の配線が同一レイヤーに存在することを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレー。
  5. 前記第1導電型の第1の半導体層のシート抵抗が500Ω/□〜0.5Ω/□であることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレー。
  6. 前記第1導電型の第1の半導体層及び前記第2導電型の半導体層は、インジウムおよび/又はアンチモンを含むことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレー。
  7. 前記基板は、絶縁基板もしくは半絶縁基板であることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の赤外線センサアレー。
  8. 基板上に形成されたM行N列に配列された複数の赤外線受光部と、前記列毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の一端に接続される第1の配線と、前記行毎に設けられ、前記複数の赤外線受光部の各々の他端に接続される第2の配線とを備えた赤外線センサアレーであって、
    前記赤外線受光部は、前記基板上に形成されたPN接合又はPIN接合のフォトダイオード構造を有する半導体積層部を備える複数の赤外線受光素子を備え、前記フォトダイオード構造は第1導電型の第1の半導体層及び第2導電型の半導体層を含み、前記複数の赤外線受光素子を備えた赤外線センサアレーを製造する方法であって、
    前記基板上に、少なくとも第1導電型の半導体層及び第2導電型の半導体層を形成するステップと、
    少なくとも前記第1導電型の半導体層及び前記第2導電型の半導体層をエッチングすることにより、前記複数の赤外線受光素子を形成するとともに、前記第1の配線と前記第2の配線との交差部における前記基板上に第1導電型の第2の半導体層を形成するステップと、
    前記赤外線受光素子及び前記第1導電型の第2の半導体層上に絶縁層を形成するステップと
    前記第1導電型の第2の半導体層上に形成された前記絶縁層を部分的に除去してコンタクトホールを形成するステップと、
    前記複数の赤外線受光素子同士を直列接続する配線層と、前記交差部で前記絶縁層上に形成される前記第1の配線と、前記コンタクトホールを介して前記第1導電型の第2の半導体層に電気的に接続される前記第2の配線とを形成するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  9. 前記第1の配線及び前記第2の配線のそれぞれが同時に形成されることを特徴とする請求項に記載の方法。
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