JP5765307B2 - 燃料電池の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池の製造方法に関し、特に単セルの製造方法に関する。
燃料電池の単セルの外周をシールする方法が開示されている(特許文献1)。この方法は、膜電極接合体の外側を一対のセバレータで挟持し、シール部となる空隙に熱硬化性シール材を充填し、加熱加圧体で挟み込んでプレスすることで熱硬化性シール材を硬化させて熱圧着する。
特開2009−80977号公報
しかし、熱硬化性シール材を硬化させる場合、高温で長時間の加圧が行われる。その結果、ガス拡散層は、熱により形状が変化して弾性が消失して加圧前の状態に戻りにくくなる。かかる場合、単セルの積層時に、単セルに対する締結圧が十分に単セルの膜電極接合体に掛からず、燃料電池の性能低下が生じる虞があった。また、長時間の加熱プレスは単セルを製造するときの加熱プレス装置の占有時間を長くするため、生産性が低下する、という問題もあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池の製造方法が提供される。この形態の燃料電池の製造方法は、(a)膜電極接合体の両面に第1と第2のガス拡散層をそれぞれ配置して膜電極ガス拡散層接合体を形成する工程と、(b)前記膜電極ガス拡散層接合体を一対のセパレータプレートで挟持する工程と、(c)前記一対のセパレータプレートの間であって、前記膜電極ガス拡散層接合体の周縁部に熱硬化シール材を配置する工程と、(d)前記一対のセパレータプレートの間を、加圧しながら加熱プレスして、前記熱硬化シールを半硬化させる工程であって、前記加圧を開放したときに、前記熱硬化シール材と前記一対のセパレータプレートとの間の接着が剥がれない程度に前記熱硬化シールを半硬化させる工程と、(e)前記一対のセパレータプレートの間を、加圧せずに前記加熱プレス時の温度よりも低い温度で加熱して前記熱硬化シールをさらに硬化させる工程と、を備える。この形態の燃料電池の製造方法によれば、加熱プレス時のガス拡散層の形状の変化を抑制することができる。また、熱硬化シール材の硬化を、熱硬化シールを半硬化させる加熱プレス工程と、前記熱硬化シールをさらに硬化させる加熱工程に分けて実行するので、加熱プレス機の占有時間を少なくして、生産性を向上させることができる。
(2)上記形態の燃料電池の製造方法において、前記工程(d)における加熱プレス時の温度は、前記ガス拡散層および前記膜電極接合体の耐熱温度よりも高く、前記工程(e)における硬化時の温度は、前記耐熱温度よりも低く、前記工程(d)は、前記加熱プレスの開始後、前記第1と第2のガス拡散層の弾性が消失する前に終了してもよい。この燃料電池の製造方法によれば、工程(d)の加熱プレス時のガス拡散層の弾性の消失を抑制し、工程(e)において、ガス拡散層や膜電極接合体の劣化を抑制できる。
(3)上記形態の燃料電池の製造方法において、前記第1のガス拡散層の大きさは、前記膜電極接合体の大きさと同じであり、前記第2のガス拡散層の大きさは、前記膜電極接合体の大きさよりも小さく、前記膜電極接合体が前記第2のガス拡散層の外周からはみ出るように配置されており、前記熱硬化シール材は、前記第2のガス拡散層と前記膜電極接合体の大きさの差を埋めるように段付形状に配置されてもよい。この燃料電池の製造方法によれば、熱硬化シール材は、前記第2のガス拡散層と前記膜電極接合体の大きさの差を埋めるように段付形状に配置されるので、膜電極接合体の面に沿った方向の反応ガスのリークを抑制できる。
なお、本発明は種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池の製造方法の他、燃料電池のシール方法、等の形態で実現することができる。
本実施例の燃料電池の単セルを示す説明図である。 比較例の膜電極ガス拡散層接合体MEGAと2枚のセパレータプレートを接合する方法の一例を示す説明図である。 熱硬化シール材150の硬化時間と硬化温度の関係を示す説明図である。 硬化温度を150℃としたときの硬化時間と熱硬化シール材の引張りせん断強度との関係を示す説明図である。 硬化時間とガス拡散層の弾性の消失の大きさとの関係を示す説明図である。 本実施例における膜電極ガス拡散層接合体MEGAと2枚のセパレータプレートを接合する方法の一例を示す説明図である。
図1は、本実施例の燃料電池の単セルを示す説明図である。単セル10は、膜電極接合体100と、第1のガス拡散層110と、第2のガス拡散層120と、第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140と、熱硬化シール材150と、を備える。膜電極接合体100は電解質膜と触媒層とを含んでいる。電解質膜はプロトン伝導性を有する高分子膜、例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸ポリマで構成されている。触媒層は電解質膜の両面にそれぞれ形成されており、触媒を担持したカーボンを含んでいる。触媒として、白金触媒や白金合金触媒を用いることができる。また、カーボンとして、カーボン粒子やカーボンナノチューブを用いることが出来る。
第1のガス拡散層110と第2のガス拡散層120は、反応ガスを拡散するための多孔質の部材であり、それぞれ膜電極接合体100の各面に配置されている。第1のガス拡散層110、第2のガス拡散層120として、例えばカーボン不織布を用いたカーボンクロスやカーボンペーパーを用いることが可能であり、本実施例ではカーボンペーパーを用いたカーボンクロスを用いている。なお、第1のガス拡散層110、第2のガス拡散層120としては、カーボンクロスやカーボンペーパーの他、金属製や樹脂製の多孔体を用いることも可能である。
第1のガス拡散層110は、平面方向の大きさが膜電極接合体100とほぼ同じである。一方、第2のガス拡散層120は、平面方向の大きさが膜電極接合体100よりも小さい。そのため、膜電極接合体100の外縁は、第2のガス拡散層120からはみ出ている。膜電極接合体100と、第1のガス拡散層110と、第2のガス拡散層120と、を合わせて、「膜電極ガス拡散層接合体MEGA」とも呼ぶ。
膜電極ガス拡散層接合体MEGAは、第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140により挟持されている。第1のセパレータプレート130は、長方形をした平板である。第1のセパレータプレート130は、第1のガス拡散層110と接触する部分が凹凸形状となっており、第1のセパレータプレート130の凹凸形状と第1のガス拡散層110との隙間に反応ガス(例えば空気)が流れる。同様に、第2のセパレータプレート140も、長方形をした平板である。第2のセパレータプレート140も、第2のガス拡散層120と接触する部分が凹凸形状となっており、第2のセパレータプレート140の凹凸形状と第2のガス拡散層120との隙間に反応ガス(例えば水素)が流れる。第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140とは接触しており、電気的に導通している。また、第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140との隙間は、冷媒が流れる冷媒流路となっている。
熱硬化シール材150は、熱硬化性樹脂で形成されたシール材であり、膜電極ガス拡散層接合体MEGAの外周外側であって、第1のセパレータプレート130と第2のセパレータプレート140との間に形成されている。上述したように、第1のガス拡散層110は第2のガス拡散層120(膜電極接合体100)よりも小さいため、熱硬化シール材150は段付構造となっている。この段付構造は、膜電極接合体100の為す平面に沿った方向の反応ガスのリークをより抑制し易くする。
図2は、比較例の膜電極ガス拡散層接合体MEGAと2枚のセパレータプレートを接合する方法の一例を示す説明図である。比較例では、膜電極ガス拡散層接合体MEGAの両面に第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140とをそれぞれ配置する。次に、膜電極ガス拡散層接合体MEGAの外周外側であって、第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140との間に熱硬化シール材150を充填する。その次に、膜電極ガス拡散層接合体MEGAと、第1のセパレータプレート130と、第2のセパレータプレート140とを、加熱プレス装置210、220の間に挟み、150℃で30の間、加熱プレスを行う。
この方法で加熱プレスを行うと、第1、第2のガス拡散層110、120が加熱プレスにより圧縮変形して弾性が消失する。その結果、加熱プレスの終了後に第1、第2のガス拡散層110、120の圧縮は、元の圧縮されていない状態に戻りにくい。このような第1、第2のガス拡散層110、120の圧縮が元の状態に戻っていない単セル10を積層した場合、単セル10の膜電極接合体100に締結圧が十分に掛からないため、単セル10の発電性能が低下する虞がある。
図3は、熱硬化シール材150の硬化時間と硬化温度の関係を示す説明図である。一般に、硬化時間を短くしようとすると、硬化温度を上げれば良いことがわかる。ただし、硬化温度を上げすぎると、電解質膜が熱により乾燥して収縮し、燃料電池の発電性能を低下させる虞がある。例えば、硬化時間を10分以下にしようとすれば、硬化温度を170℃にしなければならず、このような高温では、電解質膜の熱による乾燥が起こり得る。逆に、硬化温度を低くすれば、電解質膜や第1、第2のガス拡散層110、120の弾性の消失は起こり難いが、硬化時間、すなわち加熱プレス装置210、220の占有時間が長くなり、生産性を下げる。
図4は、硬化温度を150℃としたときの硬化時間と熱硬化シール材の引張りせん断強度との関係を示す説明図である。この図から、熱硬化シール材150の引張りせん断強度は、硬化時間が短くても、第1、第2のガス拡散層110、120の反力よりも大きいことがわかる。ここで、第1、第2のガス拡散層110、120の反力とは、加熱プレスにより圧縮された第1、第2のガス拡散層110、120が元の状態(圧縮開放状態)に戻ろうとする力であり、この力は、熱硬化シール材と、第1のセパレータプレート130あるいは第2のセパレータプレート140との接着を剥がそうとする。第1、第2のガス拡散層110、120の反力よりも、熱硬化シール材150の引張りせん断強度の方が大きければ、熱硬化シール材150と、第1のセパレータプレート130あるいは第2のセパレータプレート140との間は第1、第2のガス拡散層110、120の反力によって剥がれない。あるいは、熱硬化シール材150が、第1、第2のガス拡散層110、120の反力によってせん断されることはない。
図5は、硬化時間とガス拡散層の可塑性との関係を示す説明図である。加熱プレスにより圧縮された第1、第2のガス拡散層110、120は、熱と圧力によって弾性が消失し、加熱プレスを終了しても、もとの圧縮されていない状態に戻りにくくなる。図5では、加熱プレスにより圧縮された第1、第2のガス拡散層110、120の可塑性(圧縮の開放により元の状態にもどるときの戻りにくさ)を、以下の式で求めてグラフに記載している。
(ガス拡散層の可塑性)=[(圧縮前のガス拡散層の厚さ)−(圧縮解放後のガス拡散層の厚さ)]/(圧縮前のガス拡散層の厚さ)
ガス拡散層110、120の弾性の消失が大きいほど、第1、第2のガス拡散層110、120は、元の圧縮されていない状態に戻り難い。すなわち、「可塑性」は大きい。図5から、硬化温度が高いほど、ガス拡散層110、120の可塑性は早く大きくなることがわかる。すなわち、硬化温度が高いほど、第1、第2のガス拡散層110、120は早く弾性が消失する、と言える。
図4、図5の結果から、最初に比較的高温で短時間の加熱プレスを行って、第1、第2のガス拡散層110、120の反力よりも熱硬化シール材150の引張りせん断強度の方が大きくなるように、熱硬化シール材150を半硬化させる。その次に、第1、第2のガス拡散層110、120の弾性が消失しないように、比較的低温で長時間、プレスを掛けずに加熱処理を行って、熱硬化シール材150を完全に硬化させると良いことが分かった。
図6は、本実施例における膜電極ガス拡散層接合体MEGAと2枚のセパレータプレートを接合する方法の一例を示す説明図である。図2に示したのと同じ方法で加熱プレスを行った。なお、図2に示した比較例とは、硬化温度と硬化時間が異なっており、本実施例では、硬化温度160℃で、30秒間加熱プレスを行った。すなわち、硬化温度は図2に示した比較例よりも10℃高いが、硬化時間は、比較例の1/60である。なお、160℃で30秒間という値は、これ以上高温にしたり、長時間にしたりした場合には、電解質膜が乾燥するなどの悪影響があったことから、実験的に求められた値である。なお、この硬化温度は、電解質膜やガス拡散層110、120の耐熱温度(120℃〜130℃)よりも高くてもよい。30秒という短い時間であれば、硬化温度が耐熱温度を超しても電解質膜が乾燥したり、ガス拡散層110、120の弾性が消失するなどして劣化する悪影響は発生しなかった。
プレス状態が解除されると、第1、第2のガス拡散層110、120の弾性は消失していないので、反力により元の状態に戻ろうとしてセパレータプレート130、140を押し上げる。そのため、完全硬化後に単セル10を積層したとき、図2の方法に較べて単セルの発電性能を向上させることが出来る。なお、半硬化状態でも第1、第2のガス拡散層110、120の反力よりも熱硬化シール材150の引張りせん断強度の方が大きい。その結果、熱硬化シール材150と、第1のセパレータプレート130あるいは第2のセパレータプレート140との間は剥がれない。
次に、加熱装置220、230を用いて、120℃で60分間加熱をして、熱硬化シール材150を完全に硬化させた。ここで、120℃は電解質膜や第1、第2のガス拡散層110、120の耐熱温度よりも低い温度である。したがって、120℃の加熱処理は第1、第2のガス拡散層110、120の弾性を消失させず、電解質膜を過度に乾燥させない。また、加熱プレス処理を行う加熱プレス装置200、210と、加熱処理を行う加熱装置220、230と、を異なる装置とすることが出来る。また、加熱プレスの時間は30秒と短時間なので、加熱プレス装置200、220を占有する時間が短い。また、加熱装置220、230は、プレスを行わないので、例えばベルトコンベアを使った連続処理が可能である。すなわち、単セル10の生産性を向上させることができる。
以上、いくつかの実施形態に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…単セル
100…膜電極接合体
110…ガス拡散層
110…第1のガス拡散層
120…第2のガス拡散層
130…第1のセパレータプレート
140…第2のセパレータプレート
150…熱硬化シール材
200…加熱プレス装置
210…加熱プレス装置
220…加熱装置
230…加熱装置
MEGA…膜電極ガス拡散層接合体

Claims (3)

  1. 燃料電池の製造方法であって、
    (a)膜電極接合体の両面に第1と第2のガス拡散層をそれぞれ配置して膜電極ガス拡散層接合体を形成する工程と、
    (b)前記膜電極ガス拡散層接合体を一対のセパレータプレートで挟持する工程と、
    (c)前記一対のセパレータプレートの間であって、前記膜電極ガス拡散層接合体の周縁部に熱硬化シール材を配置する工程と、
    (d)前記一対のセパレータプレートの間を、加圧しながら加熱プレスして、前記熱硬化シールを半硬化させる工程であって、前記加圧を開放したときに、前記熱硬化シール材と前記一対のセパレータプレートとの間の接着が剥がれない程度に前記熱硬化シールを半硬化させる工程と、
    (e)前記一対のセパレータプレートの間を、加圧せずに前記加熱プレス時の温度よりも低い温度で加熱して前記熱硬化シールをさらに硬化させる工程と、
    を備える、燃料電池の製造方法。
  2. 請求項1に記載の燃料電池の製造方法において、
    前記工程(d)における加熱プレス時の温度は、前記ガス拡散層および前記膜電極接合体の耐熱温度よりも高く、
    前記工程(e)における硬化時の温度は、前記耐熱温度よりも低く、
    前記工程(d)は、前記加熱プレスの開始後、前記第1と第2のガス拡散層の弾性が消失する前に終了する、燃料電池の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の燃料電池の製造方法において、
    前記第1のガス拡散層の大きさは、前記膜電極接合体の大きさと同じであり、
    前記第2のガス拡散層の大きさは、前記膜電極接合体の大きさよりも小さく、前記膜電極接合体が前記第2のガス拡散層の外周からはみ出るように配置されており、
    前記熱硬化シール材は、前記第2のガス拡散層と前記膜電極接合体の大きさの差を埋めるように段付形状に配置される、燃料電池の製造方法。
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