JP5762223B2 - 役物装置及び遊技機 - Google Patents
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Description
を有することを特徴としている。
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっている。なお、遊技盤18の最前面(釘が打ち込まれる面)となる部材として透明のアクリル板を適用し、当該アクリル板の裏面側に、セルの代替であるレンズ面が設けられた電飾装置(セット板)が配置される場合もある。
図3に示される如く、本実施の形態に係るセンター役物105は、左右対称形状とされ、その左右には、それぞれ縦壁部122が形成され、前記遊技盤18の通常遊技領域18Aとは区画された役物領域105Aが形成されている。また、センター役物105の天井部は、遊技機18のテーマに即した形状の飾り部材124が取り付けられている。
第1の到達検出センサ138S、第2の到達検出センサ140Sは、それぞれ遊技球PBの第1の特定領域通過、第2の特定領域通過を独立して検出する役目を有しており、例えば、両者の間には、その後の特別遊技状態における遊技者に対する有利度の差が設定される場合がある。
次に、図4を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。
ここで、本実施の形態のセンター役物105では、前記スクリューコンベア機構132のスクリュー部132Dを回転させるスクリューモータ132Mは、前記羽根部材112が開放してから所定時間だけ回転するようになっている。言い換えれば、例えば、遊技を開始する前に、円筒部材132Aの中間位置の遊技球排出口133Aから出ない状態でスクリュー部132Dの案内ペラ132Cに遊技球PBが滞留していると(図5の鎖線位置参照)、遊技が開始し羽根部材112が開放することで、スクリュー部132Dが回転し、100%の確率でV入賞(第1の特定領域通過又は第2の特定領域通過)することになる。
ところで、本実施の形態では、第1の特定領域と、第2の特定領域とでは、遊技球PBが案内される案内流路長が異なっている。
以下に、羽根部材112の開放によって遊技球PBがセンター役物105の役物領域105Aに入賞した場合の遊技球PBの動向について詳細に説明する。
10 パチンコ機(遊技機)
18 遊技盤
18A 通常遊技領域
19 釘
21 風車
102 外レール
104 内レール
105 センター役物(役物装置)
105A 特定遊技部
110 入賞流入口(役物入賞口)
112 羽根部材(役物入賞口)
112SL 羽根部材ソレノイド
112S 球検出センサ
114 一般入賞口
114S 球検出センサ
116 入賞役物装置
118 特定入賞口
118C センター特定入賞口
118CS 球検出センサ
118L、118R サイド特定入賞口
118LS、118RS 球検出センサ
120 アウト口
122 縦壁部
124 飾り部材
125 案内流路
126 回転体振分部
126M 回転振分部モータ
128 外れ流路
128S 外れ検出センサ
130 当たり流路
132 スクリューコンベア機構(送出手段)
132A 円筒部
132B 回転軸
132C 案内ペラ
132D スクリュー部
132E ストッパ部
132M スクリューモータ
133A 遊技球排出口(振分手段)
133B 遊技球受入口(振分手段)
133C 遊技球排出口
134 メイン部材
134A 脚部
135 第1の連絡流路(振分手段)
136 第2の連絡流路
138 案内流路
138S 第1の到達検出センサ(到達検出手段)
140 案内流路
140S 第2の到達検出センサ(到達検出手段)
150 主制御部(無効期間設定手段)
151 案内傾斜部
152 演出制御部
154 払出制御部
160 払出装置
164 発射制御部
165 発射装置
Claims (7)
- 遊技盤上に設けられ、特定の遊技状態となったときに開放され、遊技球を役物領域内へ入賞可能とする役物入賞口と、
前記役物領域内において前記遊技球を目的位置へ案内する案内流路の途中に設けられ、前記遊技球を分岐して、複数の目的位置の何れかへ案内する振分手段と、
前記振分手段よりも下流側における前記案内流路の所定位置に設けられ、前記役物入賞口が開放される条件が揃った場合に、前記所定位置よりも下流側に前記遊技球を送り出す送出手段と、
前記複数の目的位置毎に設けられ、前記遊技球の目的位置への到達を検出する複数の到達検出手段と、
前記複数の到達検出手段のそれぞれに対応して、前記役物入賞口が開放されたことを基準とした所定期間、当該到達検出手段による検出を無効とする無効期間を設定する無効期間設定手段と、
を有する役物装置。 - 前記役物入賞口から役物領域内へ入賞した遊技球を検出する入賞検出手段と、
前記入賞検出手段で検出した遊技球数と、前記到達検出手段で検出した遊技球数との差分に基づいて、前記遊技球が不適正に前記役物領域内に滞留しているか否かを監視する監視手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の役物装置。 - 前記無効期間設定手段が、前記役物入賞口からそれぞれの目的位置までの案内流路の長さと、当該案内流路を流動する遊技球の移動速度とに基づいて演算される、前記役物入賞口の開放を起点とする各目的位置に到達するまでにかかる物理的な到達時間に基づいて、前記到達検出手段に対する無効期間を個別に設定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の役物装置。
- 前記案内流路の一部に、前記遊技球の流動を制限又は促進する部材又は機構が設けられている場合、前記到達時間が当該制限又は促進された時間だけ補正されることを特徴とする請求項3記載の役物装置。
- 前記振分手段が、
前記役物領域内に入賞した遊技球を、外れ或いは前記目的位置である当たりの何れかに振り分ける第1の振分手段と、
前記第1の振分手段によって当たりに振り分けられた遊技球を、さらに相対的にその後の遊技状態での遊技球の獲得数が異なる複数種の当たりに振り分ける第2の振分手段とを備えることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の役物装置。 - 前記到達検出手段に対して無効期間設定手段で設定される無効期間toutが、前記役物入賞口の開放から到達検出手段で遊技球を検出するまでの時間tin以下に設定される(tout≦tin)ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の役物装置。
- 特定の遊技状態になると、遊技盤面における通常遊技領域に設けられた役物入賞口に入賞することを条件として、前記遊技盤における前記通常遊技領域とは仕切られた役物装置内への入賞を可能とし、当該役物装置内での遊技球の動向によって当たりとなった場合に、短期間に多くの賞球払い出しを受けることが可能な特別遊技状態に所定期間移行する遊技仕様に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段を備えた遊技機であって、
前記役物装置が、
前記役物入賞口から役物領域内へ入賞した遊技球を検出する入賞検出手段と、
前記役物領域内に設けられ、前記役物領域内に入賞した遊技球を、外れ或いは前記目的位置である当たりの何れかに振り分ける第1の振分手段と、
前記第1の振分手段によって当たりに振り分けられた遊技球を、さらに相対的にその後の遊技状態での遊技球の賞球払い出し数が異なる複数種の当たりに振り分ける第2の振分手段と、
前記第1の振分手段と第2の振り分け手段との間の前記案内流路の所定位置に設けられ、前記役物入賞口が開放される条件が揃った場合に、前記所定位置よりも下流側に前記遊技球を送り出す送出手段と、
前記当たり/外れを含む複数の目的位置毎に設けられ、前記遊技球の目的位置への到達を検出する複数の到達検出手段と、
前記当たりとなる目的位置に設けられた複数の到達検出手段のそれぞれに対応して、前記役物入賞口が開放されたことを基準とした所定期間、当該到達検出手段による検出を無効とする無効期間を設定する無効期間設定手段と、
前記入賞検出手段と前記到達検出手段とのそれぞれで検出した遊技球数の差分に基づいて、前記遊技球が不適正に前記役物領域内に滞留しているか否かを監視する監視手段と、
を有することを特徴とする遊技機。
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