JP2014023777A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】出玉率のバランスを維持しつつ、かつ遊技球の動向に基づく遊技状態の変化が単調になることを防止する。
【解決手段】所定時間(t1)の間隔をおいて2個目の遊技球PBが到達すると、2個目の遊技球PBは、1st球に重なるように2nd球として滞留する。第2のストッパ111の解除で、所定時間(t2)が経過する前に2nd球がストック部137に到達すると、ストック部137には既に1st球が収容されているので、2nd球は1st球を乗り越えてV入賞口138に入賞し、V入賞確定となる。ノーマルルートでは外れの内の1/7の確率で、遊技球PBをスペシャルルートの最終段へ案内することができる、所定の間隔をもって、2個の遊技球PBがノーマルルートへ至るとV入賞が確定する、といった様々な遊技球PBの動向に基づくバリエーションが絡んでいる。
【選択図】図7

Description

本発明は、流入した遊技球を複数のルートに振り分けて、当該遊技球の各ルートでの動向を、遊技者に対する視覚を通じた演出として目視可能に構成した遊技機に関する。
従来、遊技機、特にパチンコ機においては、遊技盤に設けられた役物装置内に遊技球を流入させ、最終的に、当選口(V入賞口)又は外れ口に到達するかを楽しむ場合がある。
役物装置内には、前記遊技球の流動の演出として、複数の動作部材(例えば、周囲に複数の遊技球収容溝が設けられた回転体等)が設けられ、モータ等の駆動手段によって駆動(回転)し、遊技球の前途の流路を振り分けることがなされている。
遊技者は、役物装置内に遊技球が流入したタイミング、回転体の回転動作周期等を目視で判断しながら、遊技球の行方を予測したりして楽しむことができる。
遊技球の動向に基づいて、遊技状態が変化する構成として、特許文献1には、リプレイ経路を設けることにより、他方の経路から一方の経路側の振分機構へ遊技球の移動を可能として、V入賞への期待感を長く保持させることが記載されている。
上記特許文献1では、遊技球のストック機能がないため、羽根部材の開放から遊技球が役物内へ入賞しても回転体へ行かないパターンも存在し、期待感が薄らぐ場合がある。
また、特許文献2には、役物内に入賞し、ノーマルルートに案内された1個の遊技球をストックさせ、所定のタイミングで振分機構へ送り出す構成が記載されている。
特開2008−237540号公報 特開2011−125480号公報
しかしながら、特許文献2において、ノーマルルートへ案内された1個の遊技球は、確実に振分機構へ送り出すことが可能であるが、羽根部材の開放中に複数の遊技球が受け入れられ、それぞれノーマルルートへ案内されたとしても、2個目以降は必ず排出される(アウト口へ案内される)構成となっている。このため、羽根部材の開放中の遊技球の流入数は、遊技に変化をもたらすものではなくなるため、振り分けの興趣が単調となる場合がある。
すなわち、所謂「羽根物」と言われる遊技仕様において、役物装置内に流入する全ての遊技球に対してV入賞の権利を与えると、振分機構によるV入賞確率が増大して、出玉率のバランスを失うといった致命的な不具合が発生する。一方、役物装置内に流入する遊技球の内の一部にだけ与えるV入賞の権利を限定しすぎると(例えば、最初の1個のみ等)、遊技が単調となり趣向性が低下することにつながる。
本発明は上記事実を考慮し、出玉率のバランスを維持しつつ、かつ遊技球の動向に基づく遊技状態の変化が単調になることを防止することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、特定の流入口から流入した遊技球の動向によって遊技状態が変化するように構成された役物装置を備えた遊技機であって、前記流入口から流入した遊技球を選択的に振り分けることで当該振り分け方向によって遊技状態を確定する振分装置と、前記役物装置内に設けられ、前記流入口から流入した遊技球が所定の経路を流動して到達する特定の位置で当該流動を停止させる停止位置、及び前記振分装置へ送り出す解除位置へ移動可能な主ストッパ部と、前記役物装置内には複数の遊技球が流入する場合があり、先に流入した遊技球が前記主ストッパ部によって滞留されている場合に、後に流入した遊技球を排出路へ案内する排出案内位置、及び前記後に流入した遊技球を前記主ストッパ部で滞留している前記先に流入した遊技球と同条件で保持する保持位置へ移動可能な副ストッパ部と、前記流入口から先に流入した遊技球と後に流入した遊技球との間に、前記主ストッパ部へ到達するまでの時間差として、前記所定時間前及び前記所定時間後の時間差を確立する複数の案内路を備え、前記流入口への前記遊技球の流入時期に応じて案内路を選択させる案内手段と、通常は前記主ストッパ部を停止位置として前記流入口から流入した遊技球を前記特定の位置で一時的に停止させた後、一定期間だけ解除位置へ移動させ前記振分装置へ送り出す共に、通常は前記副ストッパ部を前記排出案内位置とし、少なくとも前記先に流入した遊技球が流入してから所定時間経過後の一定期間だけ前記副ストッパ部を前記保持位置へ移動させる動作制御手段と、を有している。
本発明によれば、例えば、遊技球が所定の領域を通過したことを検出すると、抽選が実行され、この抽選の結果に基づき(例えば、当選したとき)、役物装置への流入が可能となる。この流入の際、遊技球は1個に限定されず、2個以上流入する場合がある。
以下、相対的に先に流入した遊技球を「先の遊技球」、後に流入した遊技球を「後の遊技球」という場合がある。
案内手段では、先の遊技球と後の遊技球との間に、主ストッパ部へ到達するまでの時間差として、所定時間前及び所定時間後の時間差を確立する複数の案内路を備えている。
このため、流入口への遊技球の流入時期に応じて案内路を選択され、所定時間前又は所定時間後の時間差をもって、先の遊技球と後の遊技球が主ストッパ部へ到達する。
動作制御手段では、通常は主ストッパ部を停止位置として流入口から流入した遊技球を特定の位置で一時的に停止させる。その後、一定期間だけ解除位置へ移動させ前記振分装置へ送り出す。
また、動作制御手段では、通常は副ストッパ部を排出案内位置とし、少なくとも先の遊技球が流入してから所定時間経過後の一定期間だけ副ストッパ部を保持位置へ移動させる。
従って、後の遊技球は、所定時間前の時間差では排出路へ案内されるが、所定時間後の時間差では先の遊技球と同条件で一時停止させることができる。このため、振分装置へ案内される遊技球が増加する場合があり、その分、遊技者に期待感を持たせることができる。なお、常に、後の遊技球が振分装置へ案内されるわけではないので、出玉率等のバランスが崩れることはない。
本発明において、前記振分装置が、前記遊技球が収容可能な複数の収容溝が形成され、当該収容溝を遊技球収容位置に順次対応させるように周回する周回構造体と、前記遊技球収容位置に対向して設けられ前記主ストッパ部の解除位置状態で送り込まれる先に流入した遊技球を貯留する貯留部と、前記貯留部における前記遊技球収容位置と対面する位置に設けられ、前記貯留部の壁体として機能する壁体位置、及び貯留した遊技球を前記収容溝へ送り出す送出位置へ可能な移動部材と、前記貯留部に前記先に流入した遊技球が貯留されている場合に、当該先に流入した遊技球が案内部材として機能して、前記後に流入した遊技球が到達可能な特別収容部とを備え、前記動作制御手段が、通常は前記移動部材を壁体位置とし、前記主ストッパ部が解除位置となってから所定時間経過後に前記移動部材を一時的に送出位置とすることを特徴としている。
振分装置は、周回構造体、貯留部、移動部材、特別収容部を備えており、動作制御手段が、通常は移動部材を壁体位置とし、主ストッパ部が解除位置となってから所定時間経過後に移動部材を一時的に送出位置としている。
このため、先の遊技球のみの場合は、当該先の遊技球が振分装置の周回構造体へ案内され、後の遊技球が存在する場合は、先の遊技球が案内部材として機能し、当該後の遊技球を特別収容部へ案内することができる。
特別収容部に遊技球が収容された場合は、例えば、周回構造体において、遊技者にとって最大の有利状態となる権利と同等の権利を得るようにしてもよいし、それ以外の特典を付与するようにしてもよい。
以上説明したように本発明では、出玉率のバランスを維持しつつ、かつ遊技球の動向に基づく遊技状態の変化が単調になることを防止することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係るセンター役物内の振分部の正面図である。 本実施の形態に係るセンター役物内の第2のV入賞振分部の正面図である。 本実施の形態に係るセンター役物内の第1のV入賞振分部の斜視図である。 本実施の形態に係るセンター役物内の球分岐流路ユニットの流路の斜視図である。 本実施の形態に係るセンター役物内の球分岐流路ユニットにおける分岐ブロックの側面断面図であり、(A)は第3のストッパの流路からの退避状態、(B)は第3のストッパの流路への突出状態を示す。 本実施の形態に係り、遊技球を球分岐流路ユニットから第1のV入賞振分部の回転体へ送り込むための案内路の概略図である。 図8における案内路での案内形態を示す流れ図である。 本実施の形態に係るパチンコ機の制御ブロック図である。 本実施の形態に係り、ノーマルルートでの可動部材の動作タイミングチャートである。 図3に示す振分部での2個の遊技球の流動形態を示す正面図である。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、互いに平行、かつ奥行き方向に所定の間隔をおいて配置された一対のガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。一体皿24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられ、この鍵穴27にキーを差し込み、左右の内、一方に回すとガラス枠16が開放し、他方に回すとパチンコ機10の左側端部が軸支された内枠(図示せず)が開放する。
一体皿24には、上皿部28と、下皿部30とが設けられている。上皿部28を形成する周縁壁部32には、上皿球抜きレバー34が設けられ、この上皿球抜きレバー34を操作することで、上皿部28に貯留された遊技球PBを下皿部30へ送り出すことができるようになっている。また、下皿部30には、下皿球抜きボタン36が設けられ、この下皿球抜きボタン36を操作することで、下皿部30に貯留された遊技球PBを外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
上皿部28の周縁壁部32における図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット(発射ハンドル)26が取り付けられ、左側下部には、灰皿46が取り付けられている。
一体皿24における下皿部30の図1の右側には受け皿スピーカ60Uが配置されている。
ここで、一体皿24における上皿部28の周縁壁部32には、遊技者が操作可能な操作ボタン50が設けられている。この操作ボタン50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出画像に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅するアーチ状の照明による視覚的効果や、音声等のスピーカによる聴覚的効果等の演出効果を生み出す上部演出部52が配置されている。この上部演出部52の下端部は、一体皿24の周囲に略U字型に配置された下部演出部54の上端部と連結するように配置されている。
この結果、上部演出部52と下部演出部54とで、遊技盤18の周囲を取り囲むように、遊技機枠演出部56が形成されている。
この遊技機枠演出部56は、上部演出部52及び下部演出部54共に、照明部材(LED等)が取り付けられた基板(図示省略)と、この基板を覆うように、所定の意匠で形成されたレンズカバー58が取り付けられている。
レンズカバー58は、前記照明部材が点灯する領域を区画するよう凹凸状にカットされており、区画された領域(以下、必要に応じて「レンズ部58」という)毎に照明部材の点灯制御がなされる。なお、照明部材は基本的にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色に点灯するLEDが1組となっており、それぞれの点灯時の光量比により、様々な配色の点灯が可能となっている。
また、前記上部演出部52における、ガラス枠16の上部円弧の約1/3に相当する領域の中央及び両端には、ガラス枠スピーカ60C、60L、60Rが内蔵され、照明と同時に、音声を出力する。
なお、以下では、前述した受け皿スピーカ60Uと、このガラス枠スピーカ60C、60L、60Rを総称して、「スピーカ60」という。
さらに、ガラス枠16の上部2箇所の角部には、エラーランプとして機能する細長状の共用表示部62が設けられている。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状化粧材であるセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが障害物等により弾かれながら自重落下により移動可能な遊技領域19を構成している。
遊技盤18の遊技領域には、前記障害物の一部として、釘128及び風車132が点在して打ち込まれている。
遊技盤18には、センター役物105が配置されている。より具体的には、センター役物105は、その右周端に弓状の遊技球PBの通過路を残し、遊技領域19の右寄りに配置されている。
センター役物105は、大きく分類して、当該センター役物105内と他の遊技領域とを区画する複数の装飾部材105Aと、センター役物105内に流入した遊技球PBをノーマルルート(第一の通路)に沿って案内する球案内流路105BN、スペシャルルート(第二の通路)に沿って案内する球案内流路105BSと、遊技球Pの案内先を振り分ける振分部105C、105Dと、ノーマルルートにおいて当り外れを決定する第1のV入賞振分部105Eと、ノーマルルートにおいて当りでも外れでもない「チャンス溝」に入賞した遊技球PBをスペシャルルートへ送り出す移送部105Fと、スペシャルルートにおいて遊技球PBを揺動させる揺動部105Gと、スペシャルルートにおいて当り/外れを決定する第2のV入賞振分部107と、遊技球PBの流動を一時的に停止させ、かつ所定のタイミングで停止解除するように動作する第1のストッパ109、第2のストッパ111、第3のストッパ117、第4のストッパ119と、センター役物105の中央に設けられた矩形状の貫通孔に嵌め込まれたLCD表示部106と、センター役物105内に流入せずに遊技盤18を落下する遊技球PBを受け入れ、かつ左右に揺動させ、後述する普通図柄通過ゲート130を通過する可能性を高めるよう遊技盤18へ戻すステージユニット115と、を備えている。
センター役物105の上部開口には羽根部材120が設けられている。羽根部材120が軸120Aを中心に回転開放すると、前記上部開口から遊技球PBがセンター役物105内へ流入可能となる。
ステージユニット115は、センター役物105の図2の左端に設けられたワープ流路200と、ワープ流路200によって案内された遊技球PBを揺動させるステージ本体202と、を備えている。
ステージ本体202は、図2の正面視で中央が最も下に凸となる円弧状を形成し、前記ワープ流路200の出口が、当該ステージ本体202の左端側に位置している。また、ステージ本体202の中央部は、さらに凹陥されており(凹陥部202A)、この凹陥部202Aから遊技球PBが落下し易くなっている。なお、凹陥部202Aは、後述する普通図柄通過ゲート130に対応している。すなわち、凹陥部202Aに案内されて落下する遊技球PBは、普通図柄通過ゲート130に入賞し易くなっている。
なお、ステージ本体202は、ワープ流路200の出口の延長方向が奥側に位置すると共に、この手前には遊技球PBを揺動させる揺動面が位置しており、互いに図2の奥行き方向(遊技盤18の奥行き方向)において段違いとなっている。
このため、ワープ流路200の出口から飛び出る遊技球PBはセンター役物105の壁面に当接してその移動が減速した状態で、手前側のステージ本体202へ受け渡されることになる。
前記センター役物105の図2の左側には、特別図柄抽選の始動機能を持つ舌片型始動入賞口118が配置されている。なお、舌片型始動入賞口118とは、入賞口開口から遊技盤面に対して垂直に移動し、突出したときに落下してくる遊技球PBを支持して入賞口へ案内する構造を持った役物である。
また、センター役物105の下部には、普通図柄抽選の始動機能を持つ普通図柄通過ゲート130と、一般入賞口134とが縦列に配置されている。なお、「一般入賞口」とは、入賞することで、予め定められた賞球払い出しが実行され、図柄の抽選契機とはならない入賞口を言う。
普通図柄通過ゲート130は、遊技球PBが通過可能であり、通過検出時に普通図柄抽選が実行されるようになっている。なお、この普通図柄通過ゲート130を通過する遊技球PBのほとんどは、一般入賞口134の下端部から突出している受け部材216に到達する構成となっている。
受け部材216は、前記普通図柄通過ゲート130を通過して、落下してくる遊技球PBを受け止めて、一般入賞口134へ案内する役目を有しているが、100%案内されるものではなく、遊技球PBの落下方向、回転状態等により、受け部材216から左右に逸脱する場合もあり得る構造となっている。
さらに、図2に示される如く、前記一般入賞口134のさらに下部には、遊技領域19の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられている。この開閉扉116が開放又は閉塞する。すなわち、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域19の最下位置に、外れ球を遊技盤18の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
さらに、この遊技領域19における、アタッカー112の左右の領域には、複数の一般入賞口113が設けられると共に、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子(図示省略)が多数設けられている。
(センター役物105)
羽根部材120の開放でセンター役物105に流入した遊技球PBは、ノーマルルート又はスペシャルルートのどちらかへ案内され、最終的にそれぞれのルートに設定されている何れかのV入賞領域にV入賞すれば大当りとなり、アタッカー112の所定時間、所定回数の開放遊技(特別遊技、或いは大役遊技という)を期待できる。一方、V入賞以外、すなわち外れた場合は、通常遊技が継続される。
羽根部材120が開放したとき、遊技球PBは、まず、遊技球Pの前途を振り分ける振分部105C、105Dを通過する。
図3に示される如く、振分部105C、105Dはそれぞれ回転体であり、振分部105Cの周囲には4個の溝232が形成され、振分部105Dの周囲には3個の溝234が形成されており、それぞれの1個の溝に指標部236、238が付与されている。この指標部236、238が付与された溝間で遊技球PBが受け渡されると、遊技球PBはスペシャルルートへ案内されるようになっている。
(1)スペシャルルート
図2に示される如く、スペシャルルートでは、その途中に遊技球PBを一時的に保持する第1のストッパ109が配置されている。第1のストッパ109は、この第1のストッパ109のみを駆動させる駆動源(図10に示す第1のソレノイド280)によって所定のタイミングで動作して、独立して保持又は保持解除を行なうようになっている。これに対して、例えば第1のモータ276の駆動は、振分部105C、105D、第2のV入賞振分部107、揺動部105Gに共通の駆動源である。
この第1のストッパ109の下流側には、遊技球PBを揺動させる揺動部105Gが設けられている。揺動部105Gは意匠的には、「ワイングラス」型であるが、基本的には底部が球面或いは球面に近い形状で、遊技球PBを意図的に安定させない形状となっている。しかも、揺動部105Gは、左右に往復移動しているため、遊技球位置と揺動部105Gからの玉通過口とが一致したときに下流側に流下する。この結果、遊技球PBが揺動部105Gを通過するタイミングが不定期となり、遊技球PBの動向に意外性を与えることができる。
揺動部105Gを通過した遊技球PBは、第2のV入賞振分部107へ到達する。
図4に示される如く、第2のV入賞振分部107は、V入賞回転体240を備えている。V入賞回転体240の周面には、3個の溝242が形成され、その内の1個の溝242にはV入賞を示す指標部244が付与されている。遊技球PBは、この指標部244が付与された溝242に入賞したときのみ、Vゾーン246(第1のV入賞領域)へ案内されるようになっている。Vゾーン246に遊技球PBが案内されると大当りとなり、前記特別遊技(大役遊技)が実行される。
一方、指標部244が付与されていない溝242に入った場合は、外れゾーン248(第1の外れ領域)に案内され、Vゾーン246に入賞検出された後に遊技盤面から排出される遊技球PBの排出路と合流する排出路に案内される。
(2)ノーマルルート
図3において、一方の振分部105Cにおいて、指標部236が付与された溝232に入らない遊技球PBは、ノーマルルートへ案内されるようになっている。
また、図3において、他方の105Dにおいて、指標部238が付与された溝234の両方に入らない遊技球PBは、ノーマルルートへ案内されるようになっている。
すなわち、振分部105C、105Dにおいて、指標部236、238が付与された溝232、234の何れにも入らない遊技球PBは、ノーマルルートへ案内されることになるが、両者では、ノーマルルートへ案内される時間が異なるようになっている。
従って、例えば、図12(A)に示される如く、羽根部材120の開放中に2個の遊技球PBが流入し、先の遊技球PB(1個目)が一方の振分部105Cにおいてノーマルルートへ案内され、後の遊技球PB(2個目)が他方の振分部105Dにおいてノーマルルートへ案内されるときが、2個の遊技球PB間で最も大きい時間差(Δta)となる。
また、図12(B)及び(C)に示される如く、ノーマルルートへ案内される他のパターンとしては、両方が振分部105Cにおいてノーマルルートへ案内される場合、両方が振分部105Dにおいてノーマルルートへ案内される場合が考えられ、これらはほぼ接近した状態で流動することになるため、このときの時間差Δtbは前記時間差Δtaよりも小さい(Δta>Δtb)。
さらに、図12(D)に示される如く、先の遊技球PB(1個目)が振分部105Dにおいてノーマルルートへ案内され、後の遊技球PB(2個目)が振分部105Cにおいてノーマルルートへ案内される場合が考えられ、このときは、2個の遊技球PBは、比較的近距離で流動するため、時間差Δtcは、少なくとも時間差Δtaよりも小さくなる。また、時間差Δtbよりも大きくなる場合が多い。
ノーマルルートでは、遊技球PBは、球案内流路105BN(図2参照)に連通するようにLCD表示部106の左端に縦方向に配置された球分岐流路ユニット101を通過して、その一部がLCD表示部106の下部の第1のV入賞振分部105Eへ送られるようになっている。
本実施の形態の、球分岐流路ユニット101は遊技球ストッパ機構が設けられている。
例えば、球案内流路105BNから送られる遊技球PBが1個の場合、その1個の遊技球PBを第2のストッパ111で保持し、2個目以降の遊技球PBを外れ球として排出する機構を設けている。
また、例えば、球案内流路105BNから送られる遊技球PBが複数個の場合、その内の最初の1個の遊技球PBを第2のストッパ111で保持すると共に、羽根部材120の開放中に遊技球PBの流入を検出してから一定の時間t1秒(Δtb又はΔtc<t1<Δta)経過した後以降に到達する2個目の遊技球PBに限り、当該2個目の遊技球を第3のストッパ117で保持し、3個目以降の遊技球PBを外れ球として排出する機構を設けている。なお、t1秒と比較する時間差(Δta、Δtb、Δtc)は、流動中の摩擦抵抗等による速度変化を無視した理論上の設定(基本設定)であり、実機においては、基本設定後、調整によって上記関係を逸脱して設定する場合もある。第3のストッパ117の構成については後述する。
一方、保持された1個又は2個の遊技球PBは、所定のタイミングで第2のストッパ111を解除することで、第1のV入賞振分部105Eへ案内されるようになっている。
図5に示される如く、第1のV入賞振分部105Eは、回転体283を備えている。回転体283には、その周囲に、1個の「V入賞溝284V」、1個の「チャンス溝284C(特別溝)」、6個の「外れ溝284D」が設けられ(合計8個であり、総称する場合、単に「溝284」という場合がある。)、遊技球PBが何れかに溝284に振り分けられるルートを備えている。
すなわち、回転体283の周囲(図5では、左半周部分)には、前記球分岐流路ユニット101と連通する円弧状のスロープ136が形成されており、最も手前側(時計の文字盤で言う「6時の方向」)には、スロープ136と回転体283との間で遊技球PBを受け渡すストック部137が形成されている(図8参照)。
ストック部137には、遊技球PBを当該ストック部137に滞留させるための、第4のストッパ119が設けられている。第4のストッパ119は、第4のソレノイド287(図10参照)の励磁制御により、適宜ストック部137の底面から突出又は退避されるようになっている。
すなわち、本実施の形態の遊技仕様では、前記スロープ136を転動し、ストック部137に到達した遊技球PBを、第4のストッパ119を突出させておくことで一時的に滞留させ、第4のストッパ119が退避しストック部137から遊技球PBが回転体283へ受け渡されるタイミングで、遊技球PBが何れの溝284に入るかが決まるようになっている。
ここで、前記第2のストッパ111(図2参照)の解除時期においても周期性があるものではなく、かつ回転体283の回転、並びに第4のストッパ119との間で同期がとられておらず、この結果、純粋に、1/8の確率で「V入賞溝284V」へ入り、1/8の確率で「チャンス溝284C」に入り、6/8の確率で「外れ溝284D」に入ることになる。
ところで、図8に示される如く、ストック部137の底面は、前記スロープ136よりも低位となっており、その段差は、遊技球PBの直径に相当する。
言い換えると、図9に示される如く、ストック部137に1個目の遊技球PB(「1st球」という場合がある)が滞留しているときに2個目の遊技球PBがスロープに沿って転動してくると、当該2個目の遊技球PB(「2nd球」という場合がある)は、1st球に支持されて、ストック部137を乗り越えることになる。すなわち、1st球が2nd球の案内部材として機能する。この乗り越えた先には、2nd球専用のV入賞口138が設けられており、当該2nd球が存在するときは、V入賞が確定することになる。なお、本実施の形態のように、2nd球でV入賞確定という遊技仕様の場合、1st球は無効扱いとすることが好ましい。
この2nd球がV入賞口138へ入賞すると、前記特別遊技(大役遊技)に移行する。また、1st球が「V入賞溝284V」に入賞すると、Vゾーン285V(第2のV入賞領域)に案内されて、前記特別遊技(大役遊技)に移行する。
一方、「外れ溝284D」に入った場合は、外れゾーン285D(第2の外れ領域)に案内され、前記球分岐流路ユニット101によって、第1のV入賞振分部105Eに至らずに排出される遊技球PBと共通の排出路に案内され、通常遊技が継続される。
ここで、遊技球PBが、「チャンス溝284C」に入った場合、当該遊技球PB(1st球)は、移送部105Fへ案内される。
図2に示される如く、移送部105Fは、遊技球収容部材を備えており、この遊技球収容部材は、上下方向に移動する構成となっている。通常は、遊技球収容部材は、第1のV入賞振分部105Eと面一となる位置(最下端位置)にあり、羽根部材120からの入賞検出から所定時間後に上昇し、1往復して戻るようになっている。そして、センター役物105内の入賞球と排出球の検出状況に応じて動作し、入賞球と排出球の検出数が同一の場合には、前記所定時間後であっても動作しない場合もある。遊技球収容部材に遊技球PBが収容されていると、遊技球収容部材が最上端に位置したとき、遊技球PBは、スペシャルルートへ送り込まれるようになっている。
(球分岐流路ユニット101)
図6は、球分岐流路ユニット101を三次元的に模式した流路の斜視図が示されている。実際の球分岐流路ユニット101は、周囲の様々な部品の凹凸を回避するべく、複雑な形状をしている場合があるが、基本的には、図6に示すような、筒状で、遊技球PBが一列縦隊で流動する流路を構成している。
球分岐流路ユニット101は、複数の筐体流路ブロックが連結されて構成されている。
本実施の形態では、球分岐流路ユニット101は、遊技球PBの流れに応じて、受入ブロック302、分岐ブロック304、排出ブロック306、検出ブロック308、並びに、他から合流する遊技球PB(本実施の形態では、第1のV入賞振分部105Eの回転体283を経由して外れとして外れ領域から排出される遊技球PB)を検出ブロック308へ案内する合流ブロック310に分類することができる。
前記ノーマルルートの一部である球案内流路105BNに沿って流動する遊技球PBは、受入ブロック302の図6の上端に設けられた開口部312へ到達するようになっている。
この開口部312を上端面に備えた受入ブロック302は、縦方向筒状であり、側壁の下部に開口部が設けられ、この開口部が対峙するように、分岐ブロック304が隣接して配置されている。分岐ブロック304の対峙する面も開口しており、受入ブロック302と分岐ブロック304との合わせ面は、両者の内方空間を連通する。このため、前記受入ブロック302の開口部312から流入した遊技球PBは、分岐ブロック304へ送り出されるようになっている。
分岐ブロック304は、外観が略逆L字型であり、遊技球PBが送り込まれる上部の横路314は若干傾斜がついており、この傾斜に沿って遊技球PBが縦路316に導かれ落下する。この縦路316の下端は開口部318が設けられており、落下する遊技球PBはこの開口部318から排出される場合がある。
ところで、この開口部318に対応して、前記第2のストッパ111が配設されている。第2のストッパ111は、図6の矢印Aで示す方向へ移動(突出位置)した場合は、前記開口部318の一部を閉塞する。この状態では、遊技球PBは、開口部318から排出されない。
一方、第2のストッパ111が図6の矢印Bで示す方向へ移動(待避位置)した場合は、前記開口部318から完全に待避され、遊技球PBは開口部318から排出可能となる。
開口部318から排出される遊技球PBは、図5に示される第1のV入賞振分部105E(図6では図示省略)へ案内され、回転体283の何れかの溝284へ入る(チャンス溝に入った遊技球PBは、移送部105Fへと導かれることになる)。
ここで、前記第2のストッパ111が突出位置にあり、前記開口部318を閉塞している場合、この第2のストッパ111に載るように、1個の遊技球PBが滞留するようになっている。なお、第2のストッパ111が待避する時期は、遊技仕様によって定められる。また、第2のストッパ111によって滞留している遊技球PBは、球分岐流路ユニット101全体の最前部(遊技者寄り)に位置しており、遊技者が目視で遊技球PBの滞留を確認できるようになっている。
図7に示される如く、分岐ブロック304の縦路316の側壁には、排出ブロック306に通じる開口部320が設けられている。この開口部320の下端部で、前記開口部318に沿った底面の一部(通路幅方向中央部に球径以下で)には、山型の突起部321が形成されている。
なお、開口部320へ送り出される遊技球PBの流動は、遊技者からも目視できるようになっている。
この山型の突起部321は、高さが球径以下に設定され、その頂点が分岐ブロック304における縦路316の側壁延長線上にあり、落下してくる遊技球PBを確実に開口部318方向へ案内するようになっている。具体的には、落下する遊技球PBが、突起部321の排出ブロック306側の傾斜面に接触しないように頂点の位置を設定していることで、最初に落下する遊技球PBに確実に開口部318に導かれる。
一方、第2のストッパ111で1個の遊技球PBが滞留している状態では、この滞留している遊技球PBの上端部が、以後に分岐ブロック304の縦路316に沿って落下してくる遊技球PBの案内部となって、開口部320へ送り出すようになっている。言い換えれば、この構造においては、滞留可能な遊技球PBは1個のみである(図7(A)参照)。
ここで、この開口部320の下流側、すなわち、排出ブロック306の最上流側側壁部306Aには、矩形孔139が設けられ、当該矩形孔139の外形と所定の寸法公差となる第3のストッパ117が挿通されている。この第3のストッパ117は、第3のソレノイド286の励磁制御により、前記矩形孔139を境に、排出ブロック306の流路に突出、或いは退避するように動作する。
この第3のストッパ117が排出ブロック306の流路の最上流側に突出されている場合、前記1個目の遊技球PB(1st球)が滞留している状態で、さらに、この1stに積み重ねられるように2個目の遊技球(2nd球)が、第3のストッパ117にその行き先が阻まれるため、滞留することが可能となる(図7(B)参照)。
なお、第3のストッパ117の突出、退避の動作タイミングは、前述したように、球案内流路105BNから送られる遊技球PBが複数個の場合を想定しており、1st球が到達してから一定の時間経過した後に、第3のストッパ117が突出している時間内に到達する2nd球に限り、当該2nd球を第3のストッパ117で保持する。
第3のストッパ117は、突出している時間に限度があり、これを経過すると退避するが、それよりも以前に、前記第2のストッパ111を退避させることで、2個の遊技球PBが滞留している場合は、2個共、第1のV入賞振分部105Eの前記回転体283へ送り出すことができるようになっている(第2のストッパ111と第3のストッパ117の動作同期制御)。
排出ブロック306は、平面視で略L字型に屈曲したスロープ324が形成されており、図6では図示を省略した第1のV入賞振分部105Eの構成部材を回避するように、流路が定められている。当該スロープ324の最上流側では、遊技球PBは、第1のV入賞振分部105Eよりも上部位置にあり、転動するに従い、下位置に案内される。
排出ブロック306の最下流側は検出ブロック308と接続され、内部の流路が連通している。このため、排出ブロック306のスロープ324を下った遊技球PBは、検出ブロック308に受け渡される。
検出ブロック308には、センター役物105から排出される遊技球PBを検出するための外れセンサ258が配設されており、遊技球PBはこの外れセンサ258により検出された後、回収されるようになっている。
ところで、この検出ブロック308には、別方向から合流ブロック310が接続され、この合流ブロック310から来る遊技球PBも外れセンサ258によって検出した後回収するようになっている。すなわち、2方向からの遊技球PB(何れも外れ球)を1個の外れセンサ258によって検出する構成である。
合流ブロック310は、第1のV入賞振分部105Eの回転体283に対応して設けられた外れゾーン285Dからの遊技球PBを案内するようになっている。
上記構成の球分岐流路ユニット101において、羽根部材120(図2参照)が開放しているときに流入する最大3個以上の遊技球PBを貯めておく要素がなく、第1のV入賞振分部105Eへ案内するための1個又は2個の遊技球PB以外の遊技球PBは、その流れに応じて途中で滞留せずに次々と排出してく構造である。このため、連続的に複数の遊技球PBが流動するとき、その流路内では、一列で流動する(一列縦隊)。例えば、逆に複数の遊技球PBが途中で滞留した後、一気に流動すると、遊技球PB同士の球噛みによる詰まりが発生する場合がある。通常、球噛み防止のため、流路途中に比較的広い空間を設ける必要があるが、本実施の形態では、球噛みを解消するような空間を設ける必要がない。
(制御系の構成)
次に、図10を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図10に示されるように、本実施の形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、演出制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介して遊技店に設置される管理コンピュータ(図示省略)へ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり情報信号、図柄確定回数信号)が送信される。
主制御部150には、入力系として、普通図柄通過ゲート130を通過する遊技球PBを検出する普通通過ゲートセンサ250、舌片型始動入賞口118を通過する遊技球PBを検出する舌片型始動入賞センサ252、羽根部材120が開放したときにセンター役物105内に流入した遊技球PBを検出する流入センサ254、V入賞した遊技球を検出するV入賞センサ256(Vゾーン246、Vゾーン285V、V入賞口138共通)、V入賞を逸した(外れた)遊技球PBを検出する外れセンサ258、アタッカー112の開閉扉116の開放時に入賞する遊技球PBを検出するアタッカーセンサ260、一般入賞口113,134のそれぞれの入賞を検出する複数の一般入賞センサ262、264が接続されている。なお、一般入賞口113と、一般入賞口134とが別々の一般入賞センサ262,264としたのは、それぞれ賞球払出数が異なる場合があるからである。
さらに、遊技の進行に関わるものではないが、エラー検知システムに関する部材として、主制御部150には、遊技盤18面近傍の磁力を検出する磁気センサ266、遊技盤18における振動を検出する振動センサ268及びガラス枠16等の開放状態を検出する開放検出センサ270が接続されている。
また、主制御部150には、出力系として、羽根部材120を開閉するための羽根部材ソレノイド272、アタッカー112の開閉扉116を開閉するためのアタッカーソレノイド274が接続されている。
さらに、主制御部150には、センター役物105内に設けられた動作系の駆動源として、第1のモータ276、第2のモータ278、第3のモータ279、第1のソレノイド280、第2のソレノイド282、第3のソレノイド286、第4のソレノイド287が接続されている。
第1のモータ276は、前記振分部105C、105Dと、第2のV入賞振分部107、揺動部105Gの共通の駆動源であり、第2のモータ278は、前記第1のV入賞振分部105Eの駆動源、第3のモータ279は移送部105Fの駆動源である。第1のソレノイド280は第1のストッパ109の駆動源である。第2のソレノイド282は第2のストッパ111の駆動源である。第3のソレノイド286は第3のストッパ117の駆動源である。第4のソレノイド287は第4のストッパ119の駆動源である。
少なくとも第2のストッパ111、第3のストッパ117並びに第4のストッパ119は互いに同期をとりながら動作が制御される。
すなわち、所定のタイミング(インタバル)で2個以上の遊技球PBが第2のストッパ111に到達したときに第3のストッパ117で開口部320が閉塞されることで、2個の遊技球PBが貯留され、その後、第2のストッパ111が開口部320から退避され、当該開口部320が開放されてから、2個の遊技球PBがスロープ136を介してストック部137へ至るまでの遊技球PBの流動時間に基づいて、第4のストッパ119を開放することで、2個目の遊技球PB(相対的に後ろを流動する遊技球PB)がV入賞口138へ流入可能となる。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD表示部106が接続されている。また、演出制御部152は、パチンコ機10の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、スピーカ60を作動させて効果音等の音声出力を制御する。また、演出制御部152の入力系として、操作ボタン50が接続されている。
この演出制御部152に制御されるLCD表示部106には演出図柄映像が表示され、スピーカ60からはその演出表示に対応した効果音等の音声が出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、演出図柄による演出を楽しむことができる。
払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者によるグリップユニット26(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、グリップユニット26の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して賞球又は貸球の払出しに関する情報である払出情報を遊技店に設置された管理コンピュータ(図示省略)へ送信するようになっている。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、遊技球PBが一球ずつ発射装置によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域19に打ち込まれ、遊技釘や風車に当たり方向を変えながら遊技領域19内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域19の下端部に至った遊技球PBはアウト口からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが遊技領域19内に設けた入賞口に入賞したり、通過ゲートを通過すると、それぞれの遊技制御に基づく処理(例えば、抽選等)が実行されると共に、LCD表示部106への画像表示演出、スピーカ60を用いた音演出等が実行される。
(遊技仕様の一例)
(ノーマルルートの遊技球の動向)
以下に遊技仕様に基づき、遊技の流れを説明する。図11は、当該遊技の流れに応じて動作するセンター役物105のノーマルルートに関与する動作タイミングチャートである。
遊技球PBが発射され、遊技盤面上を落下して、普通図柄通過ゲート130を通過すると、普通図柄抽選が実行され、その抽選結果は、LCD表示部106に演出を交えて報知される。
この普通図柄抽選の結果が当りであると、舌片型始動入賞口118がロング開放し、この舌片型始動入賞口118に遊技球PBが入賞すると「小当たり」となり、羽根部材120が所定時間、かつ所定回数開放する。この羽根部材120の開放中は、遊技球PBをセンター役物105内に流入させることができる。流入した遊技球PBは、流入センサ254によってカウントし、最終的に、V入賞球及び外れ球として回収して、それぞれの検出センサ(V入賞センサ256、外れセンサ258)で検出した遊技球PBの数と照合する。
遊技球PBがセンター役物105内に流入すると、遊技球PBは、まず、振分部105C、105Dによって、ノーマルルートかスペシャルルートに仕分けられる。
ノーマルルートに案内された遊技球PBは、球案内流路105BNを通り、球分岐流路ユニット101へ送られる。
球分岐流路ユニット101には、第2のストッパ111、第3のストッパ117が設けられ、第2のストッパ111に最初に到達した1個の遊技球PB、或いは最初とその次に到達した2個の遊技球PBが滞留される。なお、滞留されない遊技球PBは、外れ球として排出される。
ここで、滞留数は、1st球と2nd球の間隔に依存する。すなわち、流入センサ254で1st球を検出した時点(「羽根部材120の開放時点」でもよい)で第3のストッパ117用のタイマを起動(リセット・スタート)し、1st球が振分部105Cにおいてノーマルルートへ案内され、2nd球が振分部105Dにおいてノーマルルートへ案内されるときを想定して設定した時間t1(秒)後に、第3のストッパ117を流路に突出させる。この第3のストッパ117が排出ブロック306の流路の最上流側に突出されると、前記1個目の遊技球PB(1st球)が、第2のストッパ111で滞留している状態で、さらに、この1stに積み重ねられるように2個目の遊技球(2nd球)が、第3のストッパ117にその行き先が阻まれるため、滞留する。
言い換えれば、前記時間t1(秒)よりも短い時間に相当する間隔、例えば、連続して2個の遊技球PBが数珠繋ぎになって第2のストッパ111に到達した場合は、図7(A)に示される如く、1個目の遊技球PBは滞留するが、2個目の遊技球PBは排出ブロック306へと案内されて排出される。
また、前記時間t1に相当する間隔をおいて2個目の遊技球PBが到達すると、図7(B)に示される如く、2個目の遊技球PBは、1st球に重なるように2nd球として滞留させることができる。
この第3のストッパ117が突出されている間に、前記第2のストッパ111は、流入センサ254にて検出されてから所定のタイミングで解除され、1個又は2個の遊技球PBは、第1のV入賞振分部105Eに到達する。
(2nd球有りの場合)
図11の矢印(1)で示すように羽根部材120の開放中に、2個の遊技球PBが入賞する場合がある(図11の矢印(2)参照)。
図9(A)から図9(B)に示される如く、1st球は、まずストック部137に収容される。このとき、ストック部137と回転体283とを連通する流路は、第4のストッパ119によって閉ざされているため(図11の矢印(3)参照)、1st球はストック部137内で滞留する。
第4のストッパ119は、図11の(4)に示すように、前記第2のストッパ111の解除(流路からの退避)から所定時間t2(秒)経過後に退避するが(図11の(5)参照)、図9(C)から図9(D)に示される如く、前記所定時間t2(秒)が経過する前に2nd球がストック部137に到達すると、ストック部137には、既に1st球が収容されているため、2nd球は、1st球を乗り越えて、2nd球専用のV入賞口138に入賞する。これにより、V入賞確定となる。
なお、その後1st球は、第4のストッパ119が解除(流路から退避)され(図11の(6)参照)、回転体283の周囲に設けられた8個の溝284の何れかに入るが、2nd球でV入賞確定となる遊技仕様では、溝284のどこへ案内されても、無効球として扱われる。
なお、2nd球をV入賞ではなく、スペシャルルートへ案内する遊技仕様の場合は、1st球を無効にせず、1st球及び2nd球の双方の結果を有利な方を選択するようにしてもよい。
(2nd球無しの場合)
図9は、図8の構造において、実際に遊技球PBの流動を経時的に示した流れ図である。
図9(A)から図9(B)に示される如く、1st球は、まずストック部137に収容される。このとき、ストック部137と回転体283とを連通する流路は、第4のストッパ119によって閉ざされているため、1st球はストック部137内で滞留する。
第4のストッパ119は、前記第2のストッパ111の解除(流路からの退避)から所定時間t2(秒)経過後に退避するが、図9(E)から図9(F)に示される如く、前記所定時間t2(秒)が経過するまでに2nd球が到達しないと、第4のストッパ119が解除(流路から退避)する。この結果、ストック部137に滞留している1st球が回転体283の周囲に設けられた8個の溝284の何れかに入る。
回転体283では、1/8の確率で「V入賞溝284V」へ入り、1/8の確率で「チャンス溝284C」に入り、6/8の確率で「外れ溝284D」に入る。
「V入賞溝284V」に入賞すると、Vゾーン285Vに案内されて、前記特別遊技(大役遊技)に移行する。一方、「外れ溝284D」に入った場合は、外れゾーン285Dに案内され、前記球分岐流路ユニット101によって、第1のV入賞振分部105Eに至らずに排出される遊技球PBと共通の排出路に案内され、通常遊技が継続される。
ここで、遊技球PBが、「チャンス溝284C」に入った場合、当該遊技球PBは、移送部105Fへ案内される。
移送部105Fは、ノーマルルートでV入賞を逸した遊技球PBの一部、すなわち、1/8の確率で「チャンス溝284C」に入った遊技球PBをスペシャルルートへ移行させるべく、遊技球PBを受入れた遊技球収容部材を上昇させる。
(スペシャルルートの遊技球の動向)
次に、振分部105C、105Dにより、スペシャルルートに案内された遊技球PBは、パイプ形状の第1のストッパ109によって、一時的にその流動が停止され、流入センサ254にて検出されてから所定のタイミングで、ワイングラス形状の揺動部105Gへ送られる。
揺動部105Gでは、遊技球PBがワイングラスの底面で揺動しながら、不規則なタイミングで下流路へ案内され、第2のV入賞振分部107へ到達する。なお、前記移送部105Fによって案内される遊技球PBもこの第2のV入賞振分部107へ到達する。
第2のV入賞振分部107には、V入賞回転体240が設けられ、1/3の確率でV入賞する。V入賞すると、前記特別遊技(大役遊技)に移行する。
以上説明したように、本実施の形態では、基本的には、スペシャルルートのV入賞の確率(1/3)方が、回転体283により振り分けるノーマルルートよりもV入賞する確率(1/8)よりも高い。しかしながら、本実施の形態では、ノーマルルートでは、外れの内の1/7の確率で、遊技球PBをスペシャルルートの最終段(第2のV入賞振分部107)へ案内することができる、或いは、所定の間隔をもって、2個の遊技球PBがノーマルルートへ至ると、V入賞が確定する、といった様々な遊技球PBの動向に基づくバリエーションが絡んでおり、単純な振り分けではなく、興趣に富んだ遊技性を見出すことができる。
なお、本実施の形態では、2ndが第1のV入賞振分部105Eまで到達した場合、ほぼ100%の確率で、V入賞口138に入賞させるようにしたが、V入賞口138に代えて、特別収容部として回転体283によるV入賞確率よりも高い確率(例えば、1/2の確率等)で抽選する役物を付加してもよい。
また、特別収容部として、第2のV入賞振分部を併用してもよい。この場合、2nd球を移送部105Fへ案内すればよい。
PB 遊技球
10 パチンコ機(遊技機)
18 遊技盤
101 球分岐流路ユニット
105 センター役物
105A 装飾部材
105BN 球案内流路
105BS 球案内流路
105C、105D 振分部(案内手段)
105E 第1のV入賞振分部(振分装置)
105F 移送部
105G 揺動部
106 LCD表示部
107 第2のV入賞振分部
109 第1のストッパ
111 第2のストッパ(主ストッパ部)
112 アタッカー
113 一般入賞口
115 ステージユニット
116 開閉扉
117 第3のストッパ(副ストッパ部)
118 舌片型始動入賞口
119 第4のストッパ(移動部材)
120 羽根部材
136 スロープ
137 ストック部(貯留部)
138 V入賞口(特別収容部)
139 矩形孔
150 主制御部(動作制御手段)
152 演出制御部
154 払出制御部
283 回転体(周回構造体)
284V V入賞溝
284C チャンス溝
284D 外れ溝

Claims (2)

  1. 特定の流入口から流入した遊技球の動向によって遊技状態が変化するように構成された役物装置を備えた遊技機であって、
    前記流入口から流入した遊技球を選択的に振り分けることで当該振り分け方向によって遊技状態を確定する振分装置と、
    前記役物装置内に設けられ、前記流入口から流入した遊技球が所定の経路を流動して到達する特定の位置で当該流動を停止させる停止位置、及び前記振分装置へ送り出す解除位置へ移動可能な主ストッパ部と、
    前記役物装置内には複数の遊技球が流入する場合があり、先に流入した遊技球が前記主ストッパ部によって滞留されている場合に、後に流入した遊技球を排出路へ案内する排出案内位置、及び前記後に流入した遊技球を前記主ストッパ部で滞留している前記先に流入した遊技球と同条件で保持する保持位置へ移動可能な副ストッパ部と、
    前記流入口から先に流入した遊技球と後に流入した遊技球との間に、前記主ストッパ部へ到達するまでの時間差として、前記所定時間前及び前記所定時間後の時間差を確立する複数の案内路を備え、前記流入口への前記遊技球の流入時期に応じて案内路を選択させる案内手段と、
    通常は前記主ストッパ部を停止位置として前記流入口から流入した遊技球を前記特定の位置で一時的に停止させた後、一定期間だけ解除位置へ移動させ前記振分装置へ送り出す共に、通常は前記副ストッパ部を前記排出案内位置とし、少なくとも前記先に流入した遊技球が流入してから所定時間経過後の一定期間だけ前記副ストッパ部を前記保持位置へ移動させる動作制御手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記振分装置が、
    前記遊技球が収容可能な複数の収容溝が形成され、当該収容溝を遊技球収容位置に順次対応させるように周回する周回構造体と、
    前記遊技球収容位置に対向して設けられ前記主ストッパ部の解除位置状態で送り込まれる先に流入した遊技球を貯留する貯留部と、
    前記貯留部における前記遊技球収容位置と対面する位置に設けられ、前記貯留部の壁体として機能する壁体位置、及び貯留した遊技球を前記収容溝へ送り出す送出位置へ可能な移動部材と、
    前記貯留部に前記先に流入した遊技球が貯留されている場合に、当該先に流入した遊技球が案内部材として機能して、前記後に流入した遊技球が到達可能な特別収容部とを備え、
    前記動作制御手段が、通常は前記移動部材を壁体位置とし、前記主ストッパ部が解除位置となってから所定時間経過後に前記移動部材を一時的に送出位置とすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087111A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2016221214A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017042404A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 株式会社ソフイア 遊技機
JP2017064195A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社三洋物産 遊技機

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