JP5757441B2 - 折畳みハンガー - Google Patents

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Description

本発明は、衣類等を提げる折畳みハンガーに関する。
衣類等を提げるのにハンガーを用いる。ハンガーは、生活に欠くことのできない必需品であるが、形状には問題がある。ハンガーは、大きくて長い上に複雑な形状をしている。このため、嵩張っているために使用していないときにも洋服タンスの空間を占領する。また、ハンガーは、持ち運びにも適していない。できればハンガーは、バッグや鞄の中等にいれて運びたいものであるがなかなかそうはいかない。
特開2002−51899号公報 特開2003−169743号公報 特開2004−261416号公報 特開2005−348993号公報 特開2008−264477号公報 特開2011−235042号公報
従来のハンガーは、大きく長く構造が複雑で取扱いづらかった。このため、従来のハンガーは、畳み込むことができないのでバッグ等に入れて持ち運ぶことも容易でなかった。
そこで、鞄の中に入れて運ぶことができ、レストラン等に入った時に取り出し拡げてコートを掛けることができ、帰り際には元に戻して鞄に仕舞うことができるような仕組みが求められる。
本発明の一態様では、折畳むことができる折畳みハンガーを提供することを課題とする。本発明のハンガーは、構造が単純で特別な留め具やばね等の装着を必要としない。それでいてハンガーを拡げたり、畳んだりすることが簡単にできる。畳み込んだ後はコンパクトになるので、バッグや鞄等におさまって持ち運びに適したものとなる。
本発明の他の態様では、ハンガーを折畳んだ状態においてアームだけでなくフックも畳み込まれ、アームを拡げた時にはフックをアームの外に出すことを課題とする。本発明の他の態様では、この動作を確実にすることを課題とする。さらに、本発明の他の態様では、ハンガーを折畳んだ状態でフックを外に出すことを可能にすることを課題とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の折畳みハンガーは、一対のアームとフックとからなる折畳みハンガーにおいて、該一対のアームと該フックとが共通の回転軸を有することを特徴とする。
ハンガーの折畳みを可能にする。特別な留め具やばね等の助けを借りることなく、ハンガーが使用時と格納時を行き来することを可能にする。それでいて使用時には安定した動作ができ、格納時には外見上一枚の細長い板になって携帯に適した形になる。空孔を使って壁に掛ければ一見ハンガーとは見えない見栄えの良さが得られる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図である。 図1の実施形態のアームの外観図で、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は前面図である。 図1の実施形態における一対のアーム1、2を閉じた状態を示す前面図である。 図1において省略したエッジ9を示し、ハンガー機能時の水平線10とアームの中心線11との間の角度Aを示す図である。 本発明のフックの一例であり、図1の共通回転軸3を中心軸とする円孔8を通る支持棒12をフック4と一体化した例を示す図である。 図1の実施形態の開閉状況を示す図で、(a)はハンガーを閉じた状態を示し、(b)は中間位置を示し、(c)は動作位置を示し、角度Bはハンガー使用時における一対のアームの開き角を示す図である。 図1の実施形態におけるアームの中心線11とエッジライン13との間のエッジ角Cを示す図であり、(a)はアームの側面図、(b)は前面図である。 アームの形状に対する制約条件を示し、アームの先端部がエッジ円領域16内に納まっている様子を示す図である。 図8の条件を図1の実施形態に即した形で示し、エッジ円14を実線で示し、この条件下でハンガーが所定の動作を実施できることを示す図である。 本発明の別の実施形態を示し、アームに空孔17を空けた例を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図で、アームの形状が異なる例の(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は前面図である。 本発明の別の実施形態を示す図で、アームの先端にフックストッパー18をつけた例を示す図である。 図12のハンガーを示す図であり、(a)はハンガーの閉じた状態、(b)および(c)は動作状態を示す図である。 図12の実施形態のハンガーにおいてアームを閉じた状態でフックを引き出す様子を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図で、アームの形状を中間部に突起部19を有する構成とした例を示す図である。 本発明の別の実施形態を示し、アームの形状が他の例とは異なるが機能は変わらない例を示す図で、(a)は閉じた状態、(b)は動作状態を示す図である。 本発明の別の実施形態を示し、アームに針金を用いた例を示す図である。 図17のアームで構成したハンガーの動作時を示した図である。 図17の実施形態に対応するフック25と支持棒26の一例を示す図である。 ワイヤアームを用いたハンガーの組み上げた状態を示す図である。
ハンガーを共通の回転軸を有する一対のアームとフックとで構成する。それぞれのアームは二つの平行板とそれらをつなぐ中間板とからなる。アームやフックの材質はプラスチックや木材や金属等である。
各々のアームが逆方向に100度以上回転して止まる。エッジラインとアームの中心軸の間の角度を50度以上80度以下に設定する。
ハンガーのアームを十分回転するためにアームの先端部をエッジ円領域の内部に収める。これによりアームの回転が途中で遮られることがなくなる。
アームを開いたときにフックがアームの中に隠れてしまわないようにアームの先端部に内向きの突起部(フックストッパー)を設ける。
一対のアームとフックとを針金で構成し、針金を変形してエッジを構成する。
[実施形態1]
図1から図9は本発明の一実施形態およびその説明図を示したものであり、ハンガーのアームやフックを示す透視図である。一対のアームとフックは共通の回転軸を持つ。中間板の端(エッジ)が相手アームの平行板に当たって止まり、ハンガーが安定機能状態に保たれる。図3に示すように一対のアームを向かい合うような形に組む。この図にはフックは省略してある。
本発明は、ハンガーの折畳みを可能にする。そのために、本発明は、ハンガーを一対のアームとフックで構成する。図1は、その一実施形態を示したもので衣類を提げる時のハンガーの状態を示す全体構成図であり、内部構造をわかりやすくするために透視図としてある。ハンガーは、一対のアームとして、第1アーム1と第2アーム2とを有する。2つのアーム1,2は、共通の回転軸3を持つ。符号4は、フックである。
図1の折畳みハンガーのアーム形状をわかりやすく描いたのが図2である。図2(a)はアームの側面、図2(b)は上面、図2(c)は下面、図2(d)は前面を示している。前面を示した図2(d)に見られるようにアームは2枚の平行板5および平行板6と、この2枚をつなぐ中間板7と、を有する。アームには、共通回転軸3が通る円孔8が空けられている。アームの2枚の平行板5,6は、必ずしも完全に平行である必要はなく、少し外に向かって拡がるような形状であってもよい。
図2(a)から(d)で中間板7は、平面状に描いてあるが曲面であってもよい。すなわち、中間板7は、アームの前面形状がU字形になるような具合である。図2(a)から(d)において、符号9は、中間板7の端(エッジ)である。より厳密には、符号9は、共通回転軸に近い側の中間板7の端(エッジ)である。さらに言えば、中間板7は、一枚板でなくてもよく、板が複数枚ある場合や変形板、さらにはいろいろな形状の中間部がありうる。ここで意味するエッジ9は、それらを含めて共通回転軸に最も近い端を指す。
2つのアーム1,2は、基本的には同じもので、お互いに向き合う形にしてハンガーを形成する。その様子を前面から見る形で示したのが図3である。図中、フックは省略してある。図3でわかるようにアームの2枚の平行板5,6は、その幅が異なる。つまり、平行板5,6の幅が異なるのは、折畳んだ時にお互いが相手に収まるようにするためである。
図4は、図1を再掲したものであり、図1では記さなかったエッジ9を示している。また、図4は、それぞれのアームのエッジが相手アームの平行板に当たって止まる様子を示している。アームのエッジが相手アームの平行板に当たって止まっている状態が、ハンガーの機能する状態である。
図4において共通回転軸を通る水平線10とアームの中心線11とがなす角度をAとする。ハンガー動作時におけるこの角度の一般的な値は約30度であるが、必ずしも決まった値はない。ただこの角度が40度以上になると衣類がずり落ちてしまう懸念が生ずる。
図1、図4において回転軸3を通る支持棒が必要である。フック4に支持棒12を組み込んだ例を図5に示す。図5(a)がフックの側面図で、図5(b)が下面図である。
支持棒が二段構成になっている例を示す。支持棒12の芯がフックの回転軸となる。そしてこの回転軸はアームの共通回転軸3を回転軸として共有する。ここでは支持棒 12 がフック4に一体化している場合を示したが、これは別々に構成されていても支障はない。
図6は図1のハンガーにおいて、ハンガーを閉じた状態の図6(a)からハンガー使用時の図6(c)までの形状の変化を示したものである。図6(b)は中間状態を示す。図6(a)からアームを外側に開いていくとエッジ9も回転して図6(c)で相手アームの平行板に当たって止まる。この状態がハンガーの機能状態である。
この図6(c)状態における両アームの開き角度をBとする。角度Aが30度のとき角度Bは240度となる。
衣類を外したあとアームを元に戻せばハンガーは一文字になって鞄やバッグにすっぽりと納まる。フックも内部に畳まれて見えなくなる。図6(a)の状態である。
図7はハンガーがその機能を発揮するための条件を表す図である。図4でハンガー機能時にアームが水平線となす角度Aについて述べた。その角度は30度前後が一般的である。図7の角度Cはアームの中心線11と線13との間の角度である。線13は共通回転軸3とエッジ9とを結んだ線である。この線をエッジラインと呼ぶことにするとエッジライン13はハンガーの動作状態で垂直となる。
図4と図7を見比べて見れば角度Aに角度Cを加えたものが直角に等しいことがわかる。先に述べたように角度Aは40度以上になるとハンガーとしては機能しづらくなる。つまり角度Cに課せられる条件は50度以上となる。一方、角度Cが90度になるとハンガーのアームは動作時水平になってしまう。したがって角度Cは50度以上90度未満となる。以下、この角度Cをエッジ角と呼ぶことにする。
さらに実際使用時においてはアームの中心線が水平線となす角度Aの値として40度から10度の間とするのが妥当である。したがってエッジ角Cに要請される角度は50度以上80度以下となる。
以上をアームの回転角の視点でとらえると次のようになる。図6で示したようにハンガーを折畳んだ状態からアームを拡げてハンガーを動作状態にする。この過程におけるアームの広がり角Bを上記の説明から算出する。すると広がり角Bは200度以上260度以下となる。各々のアームの回転角は100度以上130度以下となる。
図8は本発明のもうひとつの必要条件を示したものである。図に示した円14(エッジ円)はその中心が共通回転軸にあり、その半径がアームの共通回転軸3とエッジ9とを結ぶ直線距離に等しい円である。そしてこのエッジ円14の実線で示した部分と線15によって囲まれた領域をエッジ円領域16と呼ぶことにする。線15はエッジを通ってアームの中心線11に直行する線である。
図8を見るとアームの先端部すなわち共通回転軸側の先端部はこのエッジ円領域16の中に納まっていることがわかる。このことはハンガーが正常動作するための必要条件となる。なぜなら、もしアームの先端部がエッジ円領域16から外にはみ出しているとアームの回転が途中で止められてしまうからである。
図9は図8のアームの回転の様子をエッジ円14と一緒に示したものである。図9(b)に示した回転の途中でもエッジ9は相手のアームの平行板に当たることなく回転する。そして図9(c)で相手アームに当たって所定の位置に落ち着くことになる。
[実施形態2]
図10は上記実施形態のアームに空孔17を空けた別の実施形態を示す図である。
ハンガーを閉じた後差し棒にこの穴を通せばフックを使わなくても壁等に掛けることができる。
[実施形態3]
図10の実施形態では空孔によりハンガーを掛ける例を示した。これをさらに進めてハンガーを閉じた状態でもフックを使ってハンガーを掛けることができる方が便利である。それを可能にする例を図11に示す。
図11は本発明の別の実施形態を示したものである。図1とはアームの形状が異なる例である。すなわち、図1の構成に対して、アームの全体形状、中間板等に変更を加えたものである。提げる衣類になじみやすい形状となっている。また、図11(a)はアームの形状が異なるハンガーの側面、図11(b)は上面、図11(c)は下面、図11(d)は前面を示している。それぞれフックが記されているが、図面の複雑さを避けるためにアームの記述は一つだけにとどめてある。
図11の実施形態のポイントは中間板7の形状に変更を加えている点である。エッジ9の位置は変えないで中間板に欠損部を設けている。これによりフックの出入りを自在に行うことができる。したがってハンガーを閉じた状態でもフックを引き出すことができる。円孔によってもフックを使ってでもハンガーを掛けることができる。
[実施形態4]
図12は本発明の別の実施形態を示したものであり、本発明に加えるもうひとつの機能を示したものである。この図は基本的に図11と同一であるが、フックストッパー18を付け加えたところが異なる。このストッパーの機能は図11において自在になり過ぎたフックの回転に制限を加えることである。
図12の例は、図11の実施形態にフックストッパー18をつけたもので、フックの回転に制限を加えることができる。その様子を図13および図14に示す。
通常フックはアームを拡げた時、アームの外に出ることが期待されるが、図11の例等では常にそうなるとは限らない。フックがアームの中に隠れてしまうことがありうる。そうなるとこれを取り出すために余計な操作が必要になる。この点を改善するためにアームの先端(共通回転軸に近い)にフックのストッパー18をつける。これによりアームを拡げた時フックがアームの中に隠れてしまうことがなくなる。
図13はその様子を示したものである。ハンガーを閉じた状態の図13(a)から図13(b)になっても図13(c)になっても、フックはストッパー18に遮られてアームの外にとどまる。
一方ハンガーを閉じた時にフックを引き出したいときもある。図12の実施形態ではそれを可能にするためにフックの形状に工夫をこらしている。図14はその様子を示したもので図の矢印の方向にフックを回転すればストッパー18に邪魔されることなくフックを引き出すことができる。
[実施形態5]
図15は上記実施形態とは別の実施形態を示したものである。基本的な構成は図11を踏襲しており図中の19は中間板7とは離れてアームの内側に向かう突起部でこれが相手アームの回転を止めることになる。突起部の端がエッジ9である。
[実施形態6]
図16は上記実施形態とは別の実施形態の開閉状態を透視図にして示したものである。アームの形状が異なる例である。
以上のように構成される折畳みハンガーにおいては、ハンガーの折畳みを可能にする。特別な留め具やばね等の助けを借りることなく、ハンガーが使用時と格納時を行き来することを可能にする。それでいて使用時には安定した動作ができ、格納時には外見上一枚の細長い板になって携帯に適した形になる。空孔を使って壁に掛ければ一見ハンガーとは見えない見栄えの良さが得られる。
図1等に記された実施形態では、アームの平行板がエッジに当たってハンガーの機能する状態に落ち着く。エッジは極めてシンプルな形でアームストッパーとしての機能を果たす。図17に示した実施形態ではワイヤアームの突出部のエッジが相手のワイヤアームに当たる。
また、本実施形態においては、それぞれのアームが90度を超えて回転する。ハンガーの折畳みをアームの90度以下の回転角により可能にする従来技術に比較してハンガー使用時の安定性が格段に改善される。
また、本実施形態では、アームの形状にも一定の制限を加えている。すなわちアームの共通回転軸側の先端部がエッジ円領域の中に納まっているようにアーム形状を設計する。そうすることによりハンガーが確実に動作状態に入ることを可能にする。
また、本実施形態においては、部品数が3個と少なく、しかも部品種類は2個とさらに少ない。つまり製作に当たっての工数が少ない。そしてこれにより部品の組み立て、取り外しが極めて容易である。製作性の点からも作業性の点からもその効果は大である。
また、本実施形態においては、フックとアームの形状を工夫することによりハンガーを開いたときにフックがアームに隠れてしまわないようにすることができる。フックが隠れた時にそれを引き出すという余分な操作が不必要となる。しかも非常にシンプルな構造によってである。
さらに、このときハンガーを閉じた状態でフックを引き出すことが可能である。ハンガーを壁等に提げるときに棒に通すかフックを掛けるかのどちらかの選択ができ融通性に富む。
[実施形態7]
図17から図20までは本発明の別の実施形態を示したものである。アームとハンガーとを針金で構成した例である。
上記の実施形態の例におけるハンガーを構成する材質としては木材であったり、プラスチックであったりする。上記実施形態においてはこのような材料を使う場合を想定している。一方、材質は金属であってもよい。金属のひとつの形態として針金を用いるハンガーも多い。針金を使っても同様の機能を実現することができる。図17はその例を示したものである。
針金を用いたアームの例を図17(a)、図17(b)および図17(c)に示す。それぞれアームを正面から見たもの、45度ほど傾けたもの、そして90度傾けたものである。アームの先端部分を拡大して円形の中に示している。前出の実施形態と同様、図中の22は一対のアームの共通回転軸である。図中の23はアーム平面に直交する突き出し部である。ここではその一例を示しているがいろいろな形状がありうるし、必ずしもアーム平面に直交しなければならない訳でもない。
一対のワイヤアーム20と21を向き合う形で組み合わせて共通回転軸22の周りで回転すれば、所定の角度になったところでこのワイヤの突き出し部23のエッジ24が相手のアームに当たる。これまで述べてきた例と同様にハンガーが機能する。図18はその様子を示している。ここで示したワイヤアーム形状は一例であり、いろいろな変形がありうる。
図18では省略したフックや支持棒を記したのが図19である。針金のフック25をプラスチックの支持棒26に埋め込んだ例を示す。支持棒26を構成するのに木材や金属等を用いることもできる。もちろん支持棒も針金にすることができる。
図20は一対のワイヤアーム20、21とフック25を組み合わせた様子を示す。先端部の拡大図を円形の中に示す。なお、針金を用いるフックと図1以下の実施形態にあるアーム対を組み合わせることも可能であり、図5に示した支持棒とフックの組み合わせに針金フックを使う等がその例で、これも実用性の高い構成となる。
以上のように構成される折畳みハンガーにおいては、ハンガーの材質に金属を用いる場合、針金でアームやフックを構成すれば軽量化を図ることができる。材料が安価なうえにエッジの構成等も簡略化できる。
本発明はハンガーの従来概念を大きく変え、利用形態の新しい可能性を開くものである。
1・・・第1アーム、2・・・第2アーム、3・・・共通回転軸、4・・・フック、5・・・第1平行板、6・・・第2平行板、7・・・中間板、8・・・円孔、9・・・エッジ、10・・・水平線、11・・・アームの中心線、12・・・支持棒、13・・・エッジライン、14・・・エッジ円、15・・・エッジを通りアームの中心線に直交する線、16・・・エッジ円領域、17・・・空孔、18・・・フックストッパー、19・・・突起部、20・・・第1針金アーム、21・・・第2針金アーム、22・・・針金アームの共通回転軸、23・・・針金アームの突き出し部、24・・・針金アームのエッジ、25・・・針金フック、26・・・針金ハンガーの支持棒、A・・・水平線とアームの中心線とがなす角度、B・・・ハンガー使用時における一対のアームの開き角、C・・・アームの中心線とエッジラインとがなす角度

Claims (4)

  1. 一対のアームとフックとからなる折畳みハンガーにおいて、該一対のアームと該フックとが共通の回転軸を有し、各々のアームが二つの平行板と該平行板をつなぐ中間板とからなり、この中間板のエッジと共通回転軸とを結ぶエッジラインとアームの中心線との間の角度が50度以上80度以下であることを特徴とする折畳みハンガー。
  2. 請求項1に記載の折畳みハンガーにおいて、各々のアームが二つの平行板と該平行板をつなぐ中間板とからなり、各々のアームの二つの平行板の幅が異なることを特徴とする折畳みハンガー。
  3. 請求項1から請求項2のいずれか1項に記載の折畳みハンガーにおいて、前記共通回転軸に近いアームの先端部が、その中心が共通回転軸にありその半径がアームの共通回転軸とエッジとを結ぶ直線距離に等しいエッジ円と、エッジを通ってアームの中心線に直交する線とによって囲まれ、かつ回転軸を含むエッジ円領域内に収まっていることを特徴とする折畳みハンガー。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の折畳みハンガーにおいて、フックストッパーが形成されていることを特徴とする折畳みハンガー。
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