JP5757430B2 - 端子金具 - Google Patents
端子金具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5757430B2 JP5757430B2 JP2012123467A JP2012123467A JP5757430B2 JP 5757430 B2 JP5757430 B2 JP 5757430B2 JP 2012123467 A JP2012123467 A JP 2012123467A JP 2012123467 A JP2012123467 A JP 2012123467A JP 5757430 B2 JP5757430 B2 JP 5757430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- terminal fitting
- plate
- edge
- ceiling plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
角筒部は、
底板と、
底板の両側縁から略直角に起立した第1・第2側板と、
第1側板の立ち上がり端縁から底板と略平行に折り曲げられて延出された天井板とを備えて構成され、
第2側板の立ち上がり端縁には天井板の外面に重ねられるように折り曲げられて延出された押さえ部が形成され、
天井板と第2側板のいずれか一方には被係止部が形成され、他方には被係止部の前後部位に係止可能なずれ止め部が形成されるとともに、ずれ止め部は天井板あるいは第2側板において、天井板の延出端縁あるいは押さえ部の延出端縁から幅方向内方へ離間した部位に配されている構成としたところに特徴を有する。
(1)本発明の端子金具は、前記天井板の延出端部には前記角筒部の内方へ叩き出すことで叩き出し部が形成され前記押さえ部は前記叩き出し部の外面に重ねられて前記天井板と略面一をなすようにしてあり、前記被係止部は、前記叩き出し部に形成された開口部であり、前記ずれ止め部は、前記第2側板に形成され、前記開口部内に進入して前後の開口縁に係止可能な構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、押さえ部に形成した切り込み部分の内側領域を曲げて叩き出し部の開口部内に進入させることでずれ止め部が形成される。こうして形成されたずれ止め部が開口部の前後の開口縁に係止することで、天井板が前後にずれるのを規制することができる。
このような構成によれば、押さえ部の一部をリブ状に突き出して開口部内に進入させれば、ずれ止め部が形成される。こうして形成されたずれ止め部が、開口部の前後の開口縁に係止することで、天井板が前後にずれるのを規制することができる。
このような構成によれば、第2側板の一部を幅方向から突き出して開口部内に進入させれば、ずれ止め部が形成される。こうして形成されたずれ止め部が、開口部の前後の開口縁に係止することで、天井板が前後にずれるのを規制することができる。
この連結状態において連鎖方向に隣接する端子金具同士は、前記押さえ部の延出端縁と前記天井板の延出端縁とが連鎖方向で対向するようにしてもよい。
<実施例1>
図1乃至図5は本発明の実施例1に係る雌端子金具を示している。本実施例1に係る端子金具T1は、図5に示すように、キャリア1に対し多数個、長手方向に連鎖状に連結されたものとなっている。この状態における端子金具T1は、金属製の平板材を所定形状に打ち抜いて展開形態とされている。展開形態の端子金具T1は、曲げ・叩き出しの各工程を経た後にキャリア1からそれぞれ切り離されて所望形状の端子金具T1となる。
図6及び図7は本発明の実施例2に係る端子金具T2を示している。本実施例と実施例1との相違点は、ずれ止め部の構成にある。実施例1ではずれ止め部23を切起こしによって形成したが、本実施例では突き出しによって構成している。
他の構成は、実施例1と同様であり、もって同様の作用効果を奏することができる。
図8乃至図10は本発明の実施例3に係る端子金具T3を示している。本実施例と実施例2との相違点は、ずれ止め部26が形成される位置である。実施例2のずれ止め部25は押さえ部22に形成されていたが、本実施例のずれ止め部26は第2側板7の立ち上がり部分に形成されている。ずれ止め部26は、第2側板7の立ち上がり端縁寄りの部位であって開口部20の前後幅より僅かに短い前後幅をもって内方へ突き出し形成されている。これによって、ずれ止め部26は第2側板7の内面において断面V字形状のリブ状をなして突出し、開口部20に対し側方から進入する。その結果、ずれ止め部の前後部は開口部20の前後の開口縁に係止して、押さえ部22と天井板8との前後方向への相対的なずれを規制することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、ずれ止め部23,25,26を第2側板7側に配置し、被係止部(開口部20)を天井板8側に配置したが、これとは逆の配置であってもよい。
(2)上記実施例では、被係止部を開口部20としたが、他の構成、例えば切起こしによって形成された突片19、あるいは叩き出しによって形成された突部といった、突出構造を利用してずれ止め部を係止させるようにしてもよい。
5…底板
6…第1側板
7…第2側板
8…天井板
18…叩き出し部
20…開口部(被係止部)
22…押さえ部
23,25,26…ずれ止め部
T1,T2,T3…端子金具
Claims (6)
- 相手端子金具が進入可能な角筒部を有する端子金具であって、
前記角筒部は、
底板と、
前記底板の両側縁から略直角に起立した第1・第2側板と、
前記第1側板の立ち上がり端縁から前記底板と略平行に折り曲げられて延出された天井板とを備えて構成され、
前記第2側板の立ち上がり端縁には前記天井板の外面に重ねられるように折り曲げられて延出された押さえ部が形成され、
前記天井板と前記第2側板のいずれか一方には被係止部が形成され、他方には前記被係止部の前後部位に係止可能なずれ止め部が形成されるとともに、前記ずれ止め部は前記天井板あるいは前記第2側板において、前記天井板の延出端縁あるいは前記押さえ部の延出端縁から幅方向内方へ離間した部位に配されていることを特徴とする端子金具。 - 前記天井板の延出端部には前記角筒部の内方へ叩き出すことで叩き出し部が形成され前記押さえ部は前記叩き出し部の外面に重ねられて前記天井板と略面一をなすようにしてあり、
前記被係止部は、前記叩き出し部に形成された開口部であり、
前記ずれ止め部は、前記第2側板に形成され、前記開口部内に進入して前後の開口縁に係止可能であることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。 - 前記ずれ止め部は、前記押さえ部の延出端縁から内方へ離間した部位に略コの字状に入れられた切り込みの内側領域が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するように曲げ加工して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
- 前記ずれ止め部は、前記押さえ部の延出端縁から内方へ離間した部位が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するよう高さ方向からリブ状に突き出されることによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
- 前記ずれ止め部は、前記第2側板が前記底板から立ち上がる高さ範囲で前記立ち上がり端縁寄りの部位が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するように幅方向からリブ状に突き出されることによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
- 前記端子金具は展開状態から加工されるとともに、展開状態にあるときには、キャリアに対して複数個が連鎖状に連結されており、
この連結状態において連鎖方向に隣接する端子金具同士は、前記押さえ部の延出端縁と前記天井板の延出端縁とが連鎖方向で対向することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の端子金具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012123467A JP5757430B2 (ja) | 2012-05-30 | 2012-05-30 | 端子金具 |
DE102013004403A DE102013004403A1 (de) | 2012-04-26 | 2013-03-14 | Anschlusspassstück und Verfahren zum Herstellen desselben |
US13/863,446 US8905798B2 (en) | 2012-04-26 | 2013-04-16 | Terminal fitting and method of producing it |
CN201310142241.5A CN103378441B (zh) | 2012-04-26 | 2013-04-23 | 端子配件 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012123467A JP5757430B2 (ja) | 2012-05-30 | 2012-05-30 | 端子金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013251072A JP2013251072A (ja) | 2013-12-12 |
JP5757430B2 true JP5757430B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=49849577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012123467A Expired - Fee Related JP5757430B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-05-30 | 端子金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5757430B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7005117B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2022-01-21 | 矢崎総業株式会社 | 端子付き電線、及び、ワイヤハーネス |
JP7152993B2 (ja) * | 2019-07-18 | 2022-10-13 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子、および端子付き電線 |
JP2021157972A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 住友電装株式会社 | 端子金具 |
-
2012
- 2012-05-30 JP JP2012123467A patent/JP5757430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013251072A (ja) | 2013-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5803798B2 (ja) | 端子金具 | |
JP6132207B2 (ja) | 端子金具及びコネクタ | |
JP2013229222A (ja) | 端子金具 | |
JP6119524B2 (ja) | 端子金具 | |
US8905798B2 (en) | Terminal fitting and method of producing it | |
JP2011181330A (ja) | 端子金具 | |
EP2445057B1 (en) | Terminal fitting | |
JP6046529B2 (ja) | 端子 | |
US20140315417A1 (en) | Terminal structure | |
JP5757430B2 (ja) | 端子金具 | |
JP4442450B2 (ja) | 端子金具 | |
JP5761115B2 (ja) | 端子金具 | |
JP6447272B2 (ja) | 端子金具 | |
JP5168129B2 (ja) | 端子金具 | |
JP4304478B2 (ja) | コネクタ | |
JP4165514B2 (ja) | 端子金具 | |
JP5757429B2 (ja) | 端子金具 | |
JP5076987B2 (ja) | 端子金具 | |
JP6143194B2 (ja) | 雄端子金具 | |
JP2007141769A (ja) | 端子金具および端子金具の製造方法 | |
JP5660415B1 (ja) | 雌端子 | |
EP2575215B1 (en) | Terminal fitting | |
JP4730266B2 (ja) | 端子金具 | |
JP2014182981A (ja) | コネクタの雌端子構造 | |
WO2015122329A1 (ja) | 雌端子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5757430 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |