JP5757430B2 - 端子金具 - Google Patents

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本発明は端子金具に関するものである。
従来より、端子金具の前部には折曲げ加工によって形成される角筒部が備えられていることが多い。そのような雌端子金具の従来技術として、下記特許文献1を挙げることができる。
ここに開示された雌端子金具の角筒部は、底板、底板の両側に立ち上げられた一対の側板、および両側板の立ち上がり端縁から折り曲げられた一対の天井壁からなっている。両天井壁のうちの一方の先端部は下方へ段差が形成され、他方の天井壁の先端部はこの段差部分に重ね合わされている。また、段差部分には係止孔が開口し、この係止孔へ他方の天井壁の先端部に屈曲形成された係止片を係止させることで、天井壁が前後方向へずれ動かないようにしている。
特開2004−206912号公報
しかし、上記したようなずれ止め構造を採用する場合には、次のような解決すべき点がある。すなわち、上記した雌端子金具においては、係止片が天井壁の端縁から外方へ突出して形成されるため、材料取りの観点からは好ましくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、歩留まりの向上を図ることができる端子金具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、本発明の端子金具は、相手端子金具が進入可能な角筒部を有する端子金具であって、
角筒部は、
底板と、
底板の両側縁から略直角に起立した第1・第2側板と、
第1側板の立ち上がり端縁から底板と略平行に折り曲げられて延出された天井板とを備えて構成され、
第2側板の立ち上がり端縁には天井板の外面に重ねられるように折り曲げられて延出された押さえ部が形成され、
天井板と第2側板のいずれか一方には被係止部が形成され、他方には被係止部の前後部位に係止可能なずれ止め部が形成されるとともに、ずれ止め部は天井板あるいは第2側板において、天井板の延出端縁あるいは押さえ部の延出端縁から幅方向内方へ離間した部位に配されている構成としたところに特徴を有する。
本発明によれば、天井板あるいは第2側板のいずれかに形成されたずれ止め部が相手側に形成された被係止部の前後部位に係止するため、天井板が前後方向にずれるのを規制することができる。また、ずれ止め部を天井板の延出端縁あるいは第2側板の延出端縁において幅方向へ突出して形成するのではなく、延出端縁から内方へ離間した部位に形成して天井板あるいは第2側板の幅範囲内に設けるようにしたため、有利な材料取りを行うことができる。
実施例1に係る端子金具の平面図 図1のA−A線断面図 同じくB−B線断面図 端子金具の側面図 同じく展開図 実施例2に係る端子金具の平面図 図6のC−C線断面図 実施例3に係る端子金具の平面図 図8のD−D線断面図 端子金具の側面図
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)本発明の端子金具は、前記天井板の延出端部には前記角筒部の内方へ叩き出すことで叩き出し部が形成され前記押さえ部は前記叩き出し部の外面に重ねられて前記天井板と略面一をなすようにしてあり、前記被係止部は、前記叩き出し部に形成された開口部であり、前記ずれ止め部は、前記第2側板に形成され、前記開口部内に進入して前後の開口縁に係止可能な構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、押さえ部は天井板に対し略面一で重ねられるため、端子金具の低背化を図ることができる。また、被係止部を押さえ部の下側に位置する叩き出し部の開口部とし、ずれ止め部をこの開口部の前後の開口縁に係止するようにしたため、ずれ止め部と被係止部との係止部分が押さえ部の外面に突出しない。したがって、このことも端子金具の低背化に寄与する。
(2)前記ずれ止め部は、前記押さえ部の延出端縁から内方へ離間した部位に略コの字状に入れられた切り込みの内側領域が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するように曲げ加工して形成されるようにしてもよい。
このような構成によれば、押さえ部に形成した切り込み部分の内側領域を曲げて叩き出し部の開口部内に進入させることでずれ止め部が形成される。こうして形成されたずれ止め部が開口部の前後の開口縁に係止することで、天井板が前後にずれるのを規制することができる。
(3)前記ずれ止め部は、前記押さえ部の延出端縁から内方へ離間した部位が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するよう高さ方向からリブ状に突き出されることによって形成されるようにしてもよい。
このような構成によれば、押さえ部の一部をリブ状に突き出して開口部内に進入させれば、ずれ止め部が形成される。こうして形成されたずれ止め部が、開口部の前後の開口縁に係止することで、天井板が前後にずれるのを規制することができる。
(4)前記ずれ止め部は、前記第2側板が前記底板から立ち上がる高さ範囲で前記立ち上がり端縁寄りの部位が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するように幅方向からリブ状に突き出されることによって形成されるようにしてもよい。
このような構成によれば、第2側板の一部を幅方向から突き出して開口部内に進入させれば、ずれ止め部が形成される。こうして形成されたずれ止め部が、開口部の前後の開口縁に係止することで、天井板が前後にずれるのを規制することができる。
(5)前記端子金具は展開状態から加工されるとともに、展開状態にあるときには、キャリアに対して複数個が連鎖状に連結されており、
この連結状態において連鎖方向に隣接する端子金具同士は、前記押さえ部の延出端縁と前記天井板の延出端縁とが連鎖方向で対向するようにしてもよい。
このような構成によれば、展開状態で隣接する端子金具同士において、押さえ部の延出端縁と天井板の延出端縁とが対向する。その場合において、ずれ止め部は第2側板あるいは天井板においてこれらの延出端縁に突出形成するのではなく、延出端縁から内方に離間した部位に形成するようにしたため、押さえ部の延出端縁と天井板の延出端縁とを接近させることができ、したがって、端子金具の材料取りを有利にし、歩留まりの向上を達成することができる。
次に、本発明の端子金具を具体化した実施例1乃至3について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
図1乃至図5は本発明の実施例1に係る雌端子金具を示している。本実施例1に係る端子金具T1は、図5に示すように、キャリア1に対し多数個、長手方向に連鎖状に連結されたものとなっている。この状態における端子金具T1は、金属製の平板材を所定形状に打ち抜いて展開形態とされている。展開形態の端子金具T1は、曲げ・叩き出しの各工程を経た後にキャリア1からそれぞれ切り離されて所望形状の端子金具T1となる。
組み上げられた状態における端子金具T1は、前部に角筒部2を備えており、この角筒部2は前後方向に貫通する角筒状に形成されている。端子金具T1の後部には電線芯線に圧着されるワイヤバレル3と電線被覆に圧着されるインシュレーションバレル4とが形成されている。
角筒部2は、図2,3に示すように、底板5、第1側板6、第2側板7、天井板8とを備えて構成されている。図5に示すように、底板5の前縁には図示しない相手端子金具(雄端子金具のタブ)と接触可能な舌片9が前方へ延出して形成されている。底板5の前縁において、舌片9の幅方向両側には一対の溝部10が切り込まれており、舌片9を角筒部2内に向けて後方へ折り返すことでができるようにしている。図4に示すように、舌片9の折り返し部分は弧状に湾曲し、舌片9はこの折返し部分を支点として高さ方向へ撓み可能である。舌片9の上面における先端部寄りには相手端子金具に対する舌片側接点部11が叩き出しによって形成されている。図2に示すように、舌片側接点部11は舌片9の上面において幅方向中央部(角筒部2の幅方向に関する中心線上に位置している。)に突出している。舌片側接点部11は前端側が尖り、後端側に向けて徐々に幅広となる形状に形成されている。
図5等に示すように、底板5の長手方向(前後方向)中央部には凸字形状の抜き孔12が開口している。抜き孔12の開口縁のうち前縁でかつ幅方向両端部には過度撓み規制片13が一対配されている。両過度撓み規制片13は、図2,4に示すように、角筒部2の内方へ向けて略直角に起立し、舌片9が所定角度撓んだときに、舌片9の先端部に張り出し形成された幅広部9Aの下面にそれぞれ当接可能となっている。なお、相手端子金具が正規の姿勢で挿入された状態では、過度撓み規制片13は舌片9に当接しないような高さに設定されている。また、抜き孔12は次述する補助ばね片14を起立させた後はランスホールとなり、図示しないコネクタハウジングに形成されたランス(図示しない)を入り込ませて端子金具T1に係止させる。
補助ばね片14は、抜き孔12の開口縁のうち後縁から前方へ向けて撓み可能に延出形成されている。補助ばね片14は、徐々に先細りとなるように形成されるとともに、図4に示すように、前端は上方へ向けて円弧状に突出し、常に舌片9の後端下面に当接するようにしてある(自然状態では僅かに離間し、舌片9の撓み開始後に当接するようにしてもよい。)。
図2,3に示すように、底板5の図示左側縁からは第1側板6が略直角に立ち上がり、図示右側縁からは第2側板7が略直角に立ち上がっている。第1側板6の上端縁(立ち上がり端縁)からは天井板8が折り曲げ形成されている。天井板8は第2側板7側へ向けて底板5と略平行に延出されている。図1〜図3に示すように、天井板8には相手端子金具と接触する天井板側接点部17が設けられている。天井板側接点部17は角筒部2の内方へ向けてリブ状に叩き出すことによって形成されている。天井板側接点部17は、天井板8において幅方向に関する中心より第1側板6寄りに配されるとともに、前後方向に沿いつつ所定長さ範囲に亘って形成されている。また、天井板側接点部17は断面形状が略半円形状をなすように叩き出され、その叩き出しの深さは角筒部2を構成する壁面の板厚とほぼ等しい設定となっている。
天井板8における延出端部には角筒部2の内方へ叩き出されて叩き出し部18が形成されている。叩き出し部18は、図1〜図3に示すように、天井板側接点部17とは角筒部2の幅方向に関する中心線を挟んだ反対側に配され、かつ長手方向に長い略長方形状の領域(図5中、想像線で囲まれた領域)に亘って形成されている。叩き出し部18の内面の高さは天井板側接点部17とほぼ同じ高さとなっている。したがって、叩き出し部18の内面の天井板側接点部17とは共に相手端子金具の対向面と接触可能である。叩き出し部18の外面の高さは、天井板8の一般面(天井板側接点部17や叩き出し部18の形成領域以外の面)の外面の高さより板厚に相当する高さ分だけ低くなっている。
図5に示すように、天井板8の延出端縁における長手方向の両端部には一対の突片19が幅方向外方へ張り出している。上記した叩き出し部18は両突片19で挟まれる範囲に形成されている。また、天井板8の延出端縁である、叩き出し部18の幅方向の側縁には開口部20(被係止部)が設けられている。開口部20は叩き出し部18の側縁の前後方向の中央部を方形状に切り欠くことによって形成されている。
第2側板7の立ち上がり端縁における前後両端部には、天井板8側の両突片19を支持する受け部21が形成されている。第2側板7において両突片19の間には押さえ部22が幅方向外方へ張り出して形成されている。また、押さえ部22の前後方向の両端部には凹溝15が切り込まれているとともに、押さえ部22は第2側板7の立ち上がり端縁を境にしてほぼ直角に折り曲げられ、叩き出し部18の上面に重ねられている。これによって、押さえ部22は天井板8、ひいては角筒部2全体の開き止めを行う。
押さえ部22における前後方向の中央部には押さえ部22の折り曲げ縁を跨ぐようにして略コの字状の切り込み24が入れられている。このコの字状に切り込み24が入れられた内側領域はずれ止め部23を構成する。ずれ止め部23は図5に示すように、押さえ部22の幅方向の側縁(第2側板7の延出端縁)から幅方向内方へ離間した部位に設けられている。また、ずれ止め部23の前後幅は開口部20の前後幅より僅かに狭めに形成されている。
さらに、ずれ止め部23は図3,5に示すように、押さえ部22の幅方向の側縁寄りで同縁に平行な部位を折り曲げ縁として角筒部2の内方へ略直角に折り曲げられる。折り曲げ状態では、ずれ止め部23は開口部20に対し上方から進入し、その前後の側縁が開口部20の前後の開口縁に係止する。このことによって、押さえ部22と天井板8とが前後方向へ相対的にずれるのを規制することができる。なお、図3に示すように、ずれ止め部23が開口部20に係止している状態では、ずれ止め部23の下端は叩き出し部18の内面より下方に位置するようになっている。
図5に示すように、端子金具T1がキャリア1に対し展開状態で連鎖状に連結されているときには、押さえ部22は隣接する端子金具T1の両突片19間に位置し、かつ押さえ部22の幅方向の端縁と天井板8の延出端縁とは前後方向に沿ってできるだけ近接した状態で対向した配置となっている。
上記のように構成された実施例1の端子金具T1によれば、ずれ止め部23が開口部20内に進入して、その前後縁が開口部20の前後の開口縁に係止するため、押さえ部22と天井板8との間が前後方向へ相対的なずれを生じることが規制される。したがって、外力の作用を受けても角筒部2を正規の形状に保持することができる。
また、ずれ止め部23を押さえ部22の延出端縁から内方へ離間した部位に形成するようにし、従来のようにずれ止め部23が延出端縁から幅方向外方へ突出しないようにしたため、図5に示すように、隣接する端子金具T1間で、押さえ部22の延出端縁と天井板8の延出端縁との間の間隔を縮めることができる。したがって、端子金具T1の材料取りに優れ、歩留まり向上に寄与することができる。
さらに、実施例1の端子金具T1では叩き出し部18を設け、天井板8を一段下げた状態で押さえ部22を重ね合わせるようにしている。このため、押さえ部22を天井板8から上方へ突出させずに済むから、端子金具T1の低背化を図ることができる。また、前後のずれ止めを行うずれ止め構造のうち、被係止部である開口部20を押さえ部22より下位にある開口部20とし、ここにずれ止め部23を係止させるようにしている。これによって、ずれ止め構造を角筒部2の高さ範囲内に収めることができ、このことも端子金具T1の低背化に寄与する。
<実施例2>
図6及び図7は本発明の実施例2に係る端子金具T2を示している。本実施例と実施例1との相違点は、ずれ止め部の構成にある。実施例1ではずれ止め部23を切起こしによって形成したが、本実施例では突き出しによって構成している。
本実施例においても、ずれ止め部25は押さえ部22の延出端縁から幅方向内方へ離間した部位に配され、具体的には開口部20に対応する部位を、開口部20へ向けて断面略V字形状をなして突き出すことによって形成されている。これによって、ずれ止め部25は押さえ部22の内面において、開口部20の前後幅より僅かに短い幅寸法をもってリブ状に突出し、開口部20に対し上方から進入する。その結果、ずれ止め部25の前後部は開口部20の前後の開口縁に係止して、押さえ部22と天井板8との前後方向への相対的なずれを規制することができる。
他の構成は、実施例1と同様であり、もって同様の作用効果を奏することができる。
<実施例3>
図8乃至図10は本発明の実施例3に係る端子金具T3を示している。本実施例と実施例2との相違点は、ずれ止め部26が形成される位置である。実施例2のずれ止め部25は押さえ部22に形成されていたが、本実施例のずれ止め部26は第2側板7の立ち上がり部分に形成されている。ずれ止め部26は、第2側板7の立ち上がり端縁寄りの部位であって開口部20の前後幅より僅かに短い前後幅をもって内方へ突き出し形成されている。これによって、ずれ止め部26は第2側板7の内面において断面V字形状のリブ状をなして突出し、開口部20に対し側方から進入する。その結果、ずれ止め部の前後部は開口部20の前後の開口縁に係止して、押さえ部22と天井板8との前後方向への相対的なずれを規制することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、ずれ止め部23,25,26を第2側板7側に配置し、被係止部(開口部20)を天井板8側に配置したが、これとは逆の配置であってもよい。
(2)上記実施例では、被係止部を開口部20としたが、他の構成、例えば切起こしによって形成された突片19、あるいは叩き出しによって形成された突部といった、突出構造を利用してずれ止め部を係止させるようにしてもよい。
2…角筒部
5…底板
6…第1側板
7…第2側板
8…天井板
18…叩き出し部
20…開口部(被係止部)
22…押さえ部
23,25,26…ずれ止め部
T1,T2,T3…端子金具

Claims (6)

  1. 相手端子金具が進入可能な角筒部を有する端子金具であって、
    前記角筒部は、
    底板と、
    前記底板の両側縁から略直角に起立した第1・第2側板と、
    前記第1側板の立ち上がり端縁から前記底板と略平行に折り曲げられて延出された天井板とを備えて構成され、
    前記第2側板の立ち上がり端縁には前記天井板の外面に重ねられるように折り曲げられて延出された押さえ部が形成され、
    前記天井板と前記第2側板のいずれか一方には被係止部が形成され、他方には前記被係止部の前後部位に係止可能なずれ止め部が形成されるとともに、前記ずれ止め部は前記天井板あるいは前記第2側板において、前記天井板の延出端縁あるいは前記押さえ部の延出端縁から幅方向内方へ離間した部位に配されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記天井板の延出端部には前記角筒部の内方へ叩き出すことで叩き出し部が形成され前記押さえ部は前記叩き出し部の外面に重ねられて前記天井板と略面一をなすようにしてあり、
    前記被係止部は、前記叩き出し部に形成された開口部であり、
    前記ずれ止め部は、前記第2側板に形成され、前記開口部内に進入して前後の開口縁に係止可能であることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記ずれ止め部は、前記押さえ部の延出端縁から内方へ離間した部位に略コの字状に入れられた切り込みの内側領域が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するように曲げ加工して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
  4. 前記ずれ止め部は、前記押さえ部の延出端縁から内方へ離間した部位が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するよう高さ方向からリブ状に突き出されることによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
  5. 前記ずれ止め部は、前記第2側板が前記底板から立ち上がる高さ範囲で前記立ち上がり端縁寄りの部位が、前記開口部内へ同開口部の前後幅と略同幅をもって進入するように幅方向からリブ状に突き出されることによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
  6. 前記端子金具は展開状態から加工されるとともに、展開状態にあるときには、キャリアに対して複数個が連鎖状に連結されており、
    この連結状態において連鎖方向に隣接する端子金具同士は、前記押さえ部の延出端縁と前記天井板の延出端縁とが連鎖方向で対向することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の端子金具。
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