JP5754987B2 - マルチ形空気調和機 - Google Patents

マルチ形空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP5754987B2
JP5754987B2 JP2011047695A JP2011047695A JP5754987B2 JP 5754987 B2 JP5754987 B2 JP 5754987B2 JP 2011047695 A JP2011047695 A JP 2011047695A JP 2011047695 A JP2011047695 A JP 2011047695A JP 5754987 B2 JP5754987 B2 JP 5754987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
pattern
outdoor
unit
outdoor units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011047695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012184876A (ja
Inventor
恵介 三苫
恵介 三苫
中本 正彦
正彦 中本
崇 濱千代
崇 濱千代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2011047695A priority Critical patent/JP5754987B2/ja
Publication of JP2012184876A publication Critical patent/JP2012184876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5754987B2 publication Critical patent/JP5754987B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、冷媒回路に対して、複数台の圧縮機を備えた室外機が複数台並列に接続されているタイプのマルチ形空気調和機に関するものである。
ビル内の空調等に用いられるマルチタイプの空気調和機として、従来から、冷媒回路に対して、室外機が複数台並列に接続されているタイプの室外機マルチ形の空気調和機において、それぞれの室外機に並列に接続された複数台の圧縮機が搭載されているものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。このようなマルチ形空気調和機では、負荷が小さく、サーモON/OFFを繰り返す際に、いつも特定の室外機の中の特定の圧縮機から動作するようにしておくと、室外機の運転時間や圧縮機の運転時間が偏ってしまうという問題が発生する。
そこで、室外機の運転時間や圧縮機の運転時間が平準化されるように、動作順位をローテーションさせるようにしている。特許文献1には、各室外機の運転時間を積算する手段を設け、該手段によって積算された最小容量時に運転される室外機の運転時間が所定時間に到達する毎に、各室外機の運転順序を所定順序でローテーションさせるようにしたものが提示されている。
また、特許文献2には、複数台の室外機の1台が能力可変型圧縮機と能力一定型圧縮機を搭載し、他の室外機が複数台の能力一定型圧縮機を搭載しているマルチ形空気調和機において、室外機で少なくとも1台の能力一定型圧縮機が運転する時間を室外機運転時間として、負荷の増加につれて運転積算時間の少ない室外機から順に能力一定型圧縮機の1台を運転し、更なる負荷の増加に応じて上記と同じ室外機順に残りの能力一定型圧縮機を運転し、かつ各室外機の能力一定型圧縮機を運転積算時間の少ない順に運転するようにローテーションするものが提示されている。
特開平10−281577号公報 特許第3598357号公報
しかしながら、特許文献1のものでは、親機とされた室外機の制御部で、各室外機の運転時間を積算するとともに、その積算時間に基づいて各室外機および各圧縮機のローテーションを決定するようにしているため、親室外機の制御部のCPU容量が増大化し、親機の室外機には、子機の室外機のものとは異なる大容量のCPUを搭載しなければならなくなる。この傾向は、室外機の台数が増加するほど顕著となり、同一構成の室外機でありながら、親機、子機に分けて生産しなければならなくなり、生産性や取扱性の低下を来すとともに、コストアップの要因となる等の課題があった。
また、特許文献2のものでは、親室外機の制御部で各室外機の運転時間を積算し、それに基づいて各室外機間のローテーションを決定するとともに、各室外機の制御部で各圧縮機の運転時間を積算し、それに基づいて各圧縮機間のローテーションを決定するようにしており、各室外機および各圧縮機のローテーションの決定を分散化しているが、各々の制御部において室外機および圧縮機の運転時間を積算しなければならず、各制御部のCPU容量の増大化は避けられない等、特許文献1のものと同様の課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、複数台の圧縮機を備えた室外機が複数台並列に接続されるタイプのマルチ形空気調和機において、室外機台数が増えても、親機となる室外機のCPU容量を増大する必要がなく、室外機間での親機、子機の違いをなくすることができるマルチ形空気調和機を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のマルチ形空気調和機は、以下の手段を採用している。
すなわち、本発明にかかるマルチ形空気調和機は、冷媒回路に対して、複数台の圧縮機を備えた室外機が複数台並列に接続されているタイプのマルチ形空気調和機において、前記複数台の室外機は、それぞれローテーション制御手段を備え、その中の1台が親機とされ、該親機の前記ローテーション制御手段は、前記各室外機が停止する毎に、前記各室外機の動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の室外機を動作させる室外機間ローテーション機能を担い、前記各室外機の前記ローテーション制御手段は、前記親機からの指令に基づいて、各自で圧縮機が停止する毎に、前記各圧縮機の動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の圧縮機を動作させる圧縮機間ローテーション機能を担っていることを特徴とする。
本発明によれば、複数台の室外機が、それぞれローテーション制御手段を備え、その中の1台が親機とされ、該親機のローテーション制御手段は、各室外機が停止する毎に、各室外機の動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の室外機を動作させる室外機間ローテーション機能を担い、各室外機のローテーション制御手段は、親機からの指令に基づいて、各自で圧縮機が停止する毎に、各圧縮機の動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、その動作順位に従って順次複数台の圧縮機を動作させる圧縮機間のローテーション機能を担っているため、親機のローテーション制御手段は、複数台の室外機間のローテーションパターンを決定するだけでよく、それぞれの室外機の複数台の圧縮機のローテーションパターンまで決定する必要はなく、また、各室外機での圧縮機のローテーションは、親機からの指令に基づいて、各室外機のローテーション制御手段が、それぞれで複数台の圧縮機間のローテーションパターンを決定するようにしており、各圧縮機のローテーションパターンの決定を各室外機毎に分散させることが可能となる。従って、各室外機および各圧縮機の運転時間を積算することなく、各々の室外機および圧縮機のローテーションによる運転時間の平準化はもちろんのこと、親機のローテーション制御手段により全室外機の全圧縮機のローテーションパターンまで決定する必要がなく、親機のCPU容量を低減し、親機、子機の違いをなくすることにより、生産性および取扱性の向上並びにコストダウンを図ることができる。特に、室外機を多台数化展開する場合において、その対応を容易化することができる。また、各室外機に搭載される圧縮機の台数や容量が異なる場合の対応を容易化することができるとともに、室外機が故障時のバックアップをも容易化することができる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和機は、上記のマルチ形空気調和機において、前記室外機間のローテーションパターンは、前記複数台の室外機を所定の動作順位で順次動作させる複数のパターンからなるローテーションパターンAおよび該ローテーションパターンAとは異なる動作順位で前記複数台の室外機を順次動作させる複数のパターンからなるローテーションパターンBの少なくとも2パターン以上が設定されており、この2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機が所定の運転モードでの動作を完了したとき、切替えられる構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、室外機間のローテーションパターンは、複数台の室外機を所定の動作順位で順次動作させる複数のパターンからなるローテーションパターンAおよび該ローテーションパターンAとは異なる動作順位で複数台の室外機を順次動作させる複数のパターンからなるローテーションパターンBの少なくとも2パターン以上が設定されており、この2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機が所定の運転モードでの動作を完了したとき、切替えられる構成とされているため、複数台の室外機を所定の動作順位で順次動作させるようにローテーションしても、ローテーションパターンが1つの場合、室内外機間を接続する渡り配管や分岐管等の構成によっては、油が特定の室外機に偏って戻ることがあるが、ローテーションパターンを2パターン以上設定し、特定の運転モードでの動作が完了したとき、ローテーションパターンA,Bを切替えるようにすることによって、油が特定の室外機に偏って戻る現象を解消することができる。従って、各室外機間の均油化を図りながら、各室外機および各圧縮機の運転時間の平準化を図ることができ、マルチ形空気調和機の寿命延長、潤滑に対する信頼性の向上を図ることができる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和機は、上記のマルチ形空気調和機において、前記2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機が冷房油戻し制御時において、その終了条件を満たして終了したとき、または暖房時のデフロスト制御(油戻し制御を含む)時において、それが正常終了したとき、切替えられる構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機が冷房油戻し制御時において、その終了条件を満たして終了したとき、または暖房時のデフロスト制御(油戻し制御を含む)時において、それが正常終了したとき、切替えられる構成とされているため、所定の間隔毎に実行される油戻し制御やデフロスト制御等をトリガーに、それらの制御が正常に終了したとき、ローテーションパターンA,Bを切替えるようにすることによって、適正なタイミングでローテーションパターンの切替えを行い、頻繁なパターンの切替えによって特定の室外機の運転時間が長くなる等の弊害を防ぐことができる。従って、マルチ形空気調和機における各室外機および各圧縮機の運転時間の平準化および各室外機間の均油化等を適正に制御することができる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和機は、上述のいずれかのマルチ形空気調和機において、前記ローテーションパターンA,Bの切替え時、動作順位が1位の室外機が同じ室外機となるパターンで切替えられる構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、ローテーションパターンA,Bの切替え時、動作順位が1位の室外機が同じ室外機となるパターンで切替えられる構成とされているため、ローテーションパターンA,Bの切替え時、全ての室外機の運転が同時に停止されることはなく、ローテーションパターンA,Bの切替え時における室外機の運転を円滑に遷移させることができ、従って、ローテーションパターンA,Bの切替えを円滑に行い、空調フィーリングの悪化を防止することができる。
本発明によると、親機のローテーション制御手段は、複数台の室外機間のローテーションパターンを決定し、指令するだけでよく、各室外機における複数台の圧縮機のローテーションパターンまで決定する必要はなく、また、各室外機での各圧縮機のローテーションは、親機からの指令に基づいて、各室外機のローテーション制御手段が、各自で複数台の圧縮機間のローテーションパターンを決定するようにしており、各圧縮機のローテーションパターンの決定を室外機毎に分散させることができるため、各室外機および各圧縮機の運転時間を積算することなく、各室外機および各圧縮機のローテーションによる運転時間の平準化は勿論のこと、親機のローテーション制御手段により全室外機の全圧縮機のローテーションパターンまで決定する必要がなく、親機のCPU容量を低減し、親機、子機の違いをなくすることにより、生産性および取扱性の向上並びにコストダウンを図ることができる。特に、室外機を多台数化展開する場合において、その対応を容易化することができる。また、各室外機に搭載される圧縮機の台数や容量が異なる場合の対応を容易化することができるとともに、室外機が故障時のバックアップをも容易化することができる。
本発明の一実施形態に係るマルチ形空気調和機の概略構成図である。 図1に示すマルチ形空気調和機の室外機3台組合せの場合のローテーションパターンのパターンAとパターンBの説明図(1),(2)である。 図1に示すマルチ形空気調和機の各室外機における圧縮機のローテーションパターンの説明図である。 図2に示す室外機ローテーションの油戻し制御時おけるタイミングチャート図である。 図3に示す圧縮機ローテーションのタイミングチャート図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るマルチ形空気調和機の概略構成図が示され、図2には、室外機ローテーションパターンA,Bの説明図、図3には、圧縮機ローテーションパターンの説明図が示されている。
マルチ形空気調和機1は、ビル内の空調等に適用して好適な空気調和機であり、冷媒回路2に対して、それぞれ複数台の室内機3Aないし3X,3Yが互いに並列に接続されるとともに、複数台(本例の場合、3台)の室外機5A,5B,5Cがそれぞれ並列に接続された構成とされている。
室内機3Aないし3X,3Yは、室内熱交換器、室内送風機、室内側電子膨張弁および室内コントローラ(制御部)4Aないし4X,4Y等を備えたものであり、それぞれ公知のものでよく、特に限定されるものではない。また、室外機5A,5B,5Cは、それぞれ複数台の圧縮機6A,6B、四方切換弁、室外熱交換器、室外送風機、室外側電子膨張弁および室外コントローラ(制御部)7A,7B,7C等を備えたものであり、それぞれ公知のものでよく、特に限定されるものではない。
また、各室外機5A,5B,5Cの室外コントローラ7A,7B,7Cと、各室内機3Aないし3X,3Y側の室内コントローラ4Aないし4X,4Yとは、通信線8を介して相互に接続されている。複数台の室外機5A,5B,5Cの中のいずれか1台が、据付け時にディップスイッチ等により親機として特定され、他の室外機は、子機とされるようになっている。本実施形態では、室外機5Aが親機とされ、室外機5B,5Cが子機とされており、以下、単に親機5A、子機5B,5Cと称する場合もある。
各室外機5A,5B,5Cの室外コントローラ7A,7B,7Cには、それぞれ複数台の室外機5A,5B,5Cおよび複数台の圧縮機6A,6Bの動作順位を順次ローテーションするローテーション制御手段9A,9B,9Cが備えられている。ここで、親機5Aのローテーション制御手段9Aは、複数台の室外機5A,5B,5Cの少なくともいずれか1台が停止される毎に、各室外機5A,5B,5Cの動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の室外機5A,5B,5Cを動作させる室外機間ローテーション機能を担い、各室外機5A,5B,5Cに対してそのローテーションパターンを指令するように構成されている。
一方、各室外機5A,5B,5C(親機5Aおよび子機5B,5C)のローテーション制御手段9A,9B,9Cは、親機5Aからの指令に基づいて、各自でそれぞれの圧縮機6A,6Bのいずれかが停止される毎に、圧縮機6A,6Bの動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の圧縮機6A,6Bを動作させる圧縮機間ローテーション機能を担う構成とされている。
室外機5A,5B,5C間のローテーションパターンは、図2の(1)に示されるパターンAと、このパターンAとは異なる、図2の(2)に示されるパターンBの2種のパターンが切替え可能に設定されている。これらのローテーションパターンA,Bは、予め設定されるものであり、ローテーションパターンAでは、3台の室外機5A,5B,5Cの動作順位が、パターンA−1、A−2、A−3の順に順次ローテーションされる構成とされている。つまり、パターンA−1では、親機(5A)、子機1(5B)、子機2(5C)の順に動作され、パターンA−2では、子機1(5B)、子機2(5C)、親機(5A)の順に動作され、パターンA−3では、子機2(5C)、親機(5A)、子機1(5B)の順に動作されるようになっている。
また、ローテーションパターンBでは、室外機5A,5B,5Cの動作順位が、ローテーションパターンAとは異なるようにパターンB−1、B−2、B−3の順に順次ローテーションされる構成とされている。つまり、パターンB−1では、子機2(5C)、子機1(5B)、親機(5A)の順に動作され、パターンB−2では、子機1(5B)、親機(5A)、子機2(5C)の順に動作され、さらに、パターンB−3では、親機(5A)、子機2(5C)、子機1(5B)の順に動作されるようになっている。
上記の室外機5A,5B,5C間のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機1が、予め設定されている以下のいずれかの条件が成立した場合(所定の運転モードでの動作を完了した場合)において、交互に切替えられる構成とされている。
(1)冷房油戻し制御時において、終了条件を満たして油戻し運転が終了したとき
(2)暖房時のデフロスト制御(油戻し制御を含む)時において、デフロスト運転が正常に終了したとき
但し、ローテーションパターンA,B間の切替えは、動作順位1位が同一室外機となるように切替えられる構成とされている。例えば、パターンA−1(親機5Aが動作順位1位)の時点で、ローテーションパターンAからBに切替えられる場合には、パターンB−3(親機5Aが動作順位1位)に遷移され、また、パターンB−2(子機1(5B)が動作順位1位)の時点で、ローテーションパターンBからAに切替えられる場合には、パターンA−2(子機1(5B)が動作順位1位)に遷移されるようになっている。
また、それぞれの室外機5A,5B,5Cでの圧縮機6A,6B間のローテーションパターンは、図3に示されるように、パターン1、パターン2の順に圧縮機6A,6Bが停止する毎に、順次ローテーションされる構成とされている。つまり、パターン1では、2台の圧縮機6A,6BがCM1(6A),CM2(6B)の順に動作され、また、パターン2では、2台の圧縮機6A,6BがCM2(6B),CM1(6A)の順に順次動作されるようになっている。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
まず、複数台の室外機5A,5B,5Cのローテーション動作を、図4に示されるタイミングチャート図を参照して説明する。この例は、運転中に油戻し制御が行われ、室外機動作順位パターンが、パターンAからパターンBに切替えられ、室外機動作順位が、パターンA−1、A−2、A−3の順に順次切替えられる場合のものである。
室外機5A,5B,5Cの運転台数指令が0台の場合、室外機5A,5B,5Cは各々停止されており、運転台数1台の指令が出ると、パターンA−1の動作順位に従って先ず親機(室外機5A)が動作され、続いて運転台数2台の指令が出ると、子機1(室外機5B)が動作され、更に3台指令が出ると、子機2(室外機5C)が順次動作される。この状態で、運転台数指令が3台から2台に減少されると、室外機動作順位パターンがパターンA−2に切替えられ、動作順位1位、2位の子機1(室外機5B)および子機2(室外機5C)の運転が継続され、動作順位3位の親機(室外機5A)は停止状態とされる。
更に、運転台数指令が1台に減少されると、室外機動作順位パターンがパターンA−3に切替えられ、この場合、パターンA−3の動作順位に従って順位1位の子機2(室外機5C)のみが運転継続され、子機1(室外機5B)は停止される。続いて、この状態から運転台数指令が2台に増加されると、動作順位2位の親機(室外機5A)が運転開始される。その後、運転台数指令が0台となると、室外機5A,5B,5Cは全て停止され、室外機動作順位パターンがパターンA−1に切替えられる。この状態から運転台数指令が2台、3台と増加されると、パターンA−1の動作順位に従って親機(室外機5A)および子機1(室外機5B)が同時に動作され、更に3台指令により子機2(室外機5C)が動作されることになる。
この運転中において、油戻し制御が実施され、それが正常に終了されると、室外機動作順位パターンが、図2(1)のローテーションパターンAから図2(2)のローテーションパターンBに切替えられ、以後の室外機動作順位パターンは、ローテーションパターンBに従ってローテーションされるようになる。また、この場合、親機(室外機5A)が動作順位1位のパターンA−1からローテーションパターンBに切替えられるため、パターンBの親機(室外機5A)が動作順位1位のパターンB−3に切替えられることになる。
そして、油戻し制御終了後、運転台数指令が2台に減少されると、室外機動作順位パターンがパターンB−3からパターンB−1に切替えられ、パターンB−1の動作順位に従って、子機2(室外機5C)および子機1(室外機5B)の運転が継続され、親機(室外機5A)は停止状態とされる。さらに、運転台数指令が2台から1台に減少されると、室外機動作順位パターンがパターンB−2に切替えられ、動作順位1位の子機1(室外機5B)のみが運転継続され、子機2(室外機5C)は停止状態とされる。以下、同様にローテーションされて複数台の室外機5A,5B,5Cの運転停止が繰り返され、それぞれの運転時間が平準化されることになる。
一方、上記の如く、3台の室外機5A,5B,5Cがローテーションされる間、各々の室外機5A,5B,5Cの複数台の圧縮機6A,6Bは、その運転指令に基づいて、図5に示されるタイミングチャートのように動作される。この例は、圧縮機の動作順位パターンが、図3に示すパターン1からパターン2の順に順次切替えられる場合のものである。
圧縮機6A(CM1),6B(CM2)の運転台数指令が0台の場合、圧縮機6A,6Bは各々停止されており、運転台数指令が1台の場合、パターン1の動作順位に従って先ず圧縮機6A(CM1)が動作され、2台指令が出ると、圧縮機6B(CM2)も動作されることになる。
この状態で、運転台数指令が2台から1台に減少されると、圧縮機動作順位パターンがパターン1からパターン2に切替えられ、動作順位1位の圧縮機6B(CM2)の運転が継続され、圧縮機6A(CM1)は停止状態とされる。続いて、運転台数指令が2台となると、動作順位2位の圧縮機6A(CM1)が再び動作される。その後、運転台数指令が0台となると、圧縮機6A,6Bは全て停止され、圧縮機動作順位パターンがパターン2からパターン1に切替えられる。この状態で運転台数2台の指令が出ると、パターン1の動作順位に従って順位1位、2位の圧縮機6A(CM1)および圧縮機6B(CM2)が共に動作される。
これに続き、運転台数指令が1台に減少されると、圧縮機動作順位パターンがパターン2に切替えられ、その動作順位に従って順位1位の圧縮機6B(CM2)のみが運転継続され、圧縮機6A(CM1)は停止される。その後、運転台数指令が0台とされると、圧縮機動作順位パターンがパターン1に切替えられ、圧縮機6A(CM1),6B(CM2)は全停止される。以下、同様にローテーションされて複数台の圧縮機6A,6の運転停止が繰り返され、それぞれの運転時間が平準化されることになる。
斯くして、本実施形態によれば、各室外機5A,5B,5Cおよび各圧縮機6A,6Bの運転時間を個別に積算する手段を設けることなく、各室外機5A,5B,5Cおよび各圧縮機6A,6Bがそれぞれ停止する毎にローテーションすることによって、それぞれの運転時間を簡易に平準化することが可能となる。
また、複数台の室外機5A,5B,5Cが、それぞれローテーション制御手段9A,9B,9Cを備えており、その中の1台が親機5Aとされ、該親機5Aのローテーション制御手段9Aが、各室外機5A,5B,5Cが停止する毎に、各室外機5A,5B,5Cの動作順位を所定のパターンA−1,A−2,A−3でローテーションさせ、該パターンA−1,A−2,A−3での動作順位に従って順次複数台の室外機5A,5B,5Cを動作させる室外機間ローテーション機能を担い、更に、各室外機5A,5B,5Cのローテーション制御手段9A,9B,9Cが、親機5Aからのローション指令に基づいて、各自で各々の圧縮機6A,6Bが停止する毎に、各圧縮機6A,6Bの動作順位を所定のパターン1,2でローテーションさせ、その動作順位に従って順次複数台の圧縮機6A,6Bを動作させる圧縮機間ローテーション機能を担うようにしている。
このため、親機5Aのローテーション制御手段9Aは、複数台の室外機5A,5B,5C間のローテーションパターンを決定し、指令するだけでよく、各室外機5A,5B,5Cの複数台の圧縮機6A,6Bのローテーションパターンまで決定する必要はなく、各室外機5A,5B,5Cの複数台の圧縮機6A,6Bのローテーションは、親機5Aからの指令に基づいて、各室外機5A,5B,5Cのローテーション制御手段9A,9B,9Cが、各自でローテーションパターンを決定する。その結果、各圧縮機6A,6Bのローテーションパターンの決定を各室外機5A,5B,5C毎に分散させることが可能となる。
従って、親機5Aのローテーション制御手段9Aによって、全室外機5A,5B,5Cの全圧縮機6A,6Bのローテーションパターンを決定する必要がなくなり、親機(室外機5A)5AのCPU容量を低減し、親機、子機の違いをなくすることにより、生産性および取扱性の向上並びにコストダウンを図ることができる。特に、室外機5A,5B,5Cを多台数化展開する場合において、その対応を容易化することができる。また、各室外機5A,5B,5Cに搭載される圧縮機6A,6Bの台数や容量が異なる場合の対応を容易化することができるとともに、室外機5A,5B,5Cが故障時のバックアップをも容易化することができる。
また、本実施形態では、室外機5A,5B,5C間のローテーションパターンを、ローテーションパターンAと該ローテーションパターンAとは異なる動作順位で複数台の室外機5A,5B,5Cを順次動作させるローテーションパターンBの少なくとも2パターン設定しており、この2つのローテーションパターンA,Bを、マルチ形空気調和機1が所定の運転モード(油戻し制御およびデフロスト制御)の動作を完了したときに、切替える構成としている。
これによって、この種マルチ形空気調和機1では、複数台の室外機5A,5B,5Cを所定の動作順位で順次動作させるようにローテーションしても、ローテーションパターンが1つ場合、室内機3A,3X,3Yと室外機5A,5B,5C間を接続する冷媒回路2の渡り配管や分岐管等の構成によっては、油が特定の室外機5A,5B,5Cに偏って戻ることがあるが、ローテーションパターンを2パターン以上設定し、特定の運転モードによる動作が完了したとき、ローテーションパターンA,Bを切替えるようにすることにより、油が室外機5A,5B,5Cの中の特定の室外機に偏って戻る現象を解消することができる。このため、各室外機5A,5B,5C間の均油化を図りながら、複数台の室外機5A,5B,5Cおよび圧縮機6A,6Bの運転時間の平準化を図ることができ、マルチ形空気調和機1の寿命延長、潤滑に対する信頼性の向上を図ることができる。
また、2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機1が冷房油戻し制御時において、その終了条件を満たして終了したとき、または暖房時のデフロスト制御(油戻し制御を含む)時において、それが正常終了したとき、切替えられる構成とされているため、所定の間隔で実行される油戻し制御やデフロスト制御等をトリガーに、それらの制御が正常に終了したとき、ローテーションパターンA,Bを切替えるようにすることにより、適正なタイミングでローテーションパターンA,Bの切替えを行い、頻繁なパターンの切替えによって特定の室外機5A,5B,5Cの運転時間が長くなる等の弊害を防ぐことができる。従って、マルチ形空気調和機1における各室外機5A,5B,5Cおよび各圧縮機6A,6Bの運転時間の平準化および各室外機5A,5B,5C間の均油化等を適正に制御することができる。
さらに、ローテーションパターンA,Bの切替え時、動作順位が1位の室外機5A,5B,5Cが同じ室外機となるパターンで切替えられる構成とされているため、ローテーションパターンA,Bの切替え時、全ての室外機5A,5B,5Cの運転が同時に停止されることはなく、ローテーションパターンA,Bの切替え時における室外機5A,5B,5Cの運転を円滑に遷移させることができる。従って、ローテーションパターンA,Bの切替えを円滑に行い、空調フィーリングの悪化を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、3台の室外機5A,5B,5Cを並列に接続した例について説明したが、2台または4台以上であってもよいことはもちろんである。また、複数台の室外機5A,5B,5Cは、それぞれ容量の異なる室外機であってもよい。
また、3台の室外機5A,5B,5Cの中の室外機5Aを親機、他の室外機5B,5Cを子機とした例について説明したが、何れの室外機を親機としてもよい。更に、各室外機5A,5B,5Cに、各々2台の圧縮機6A,6Bを搭載した例について説明したが、圧縮機の台数は2台である必要はなく、3台以上、あるいは室外機5A,5B,5C毎に異なる台数の圧縮機が搭載されているものでもよい。
さらに、上記実施形態では、親機5Aのローテーション制御手段9Aが、各室外機5Aないし5Cに対してローテーションパターンを指令し、各室外機5Aないし5Cのローテーション制御手段9Aないし9Cが、親機5Aからのパターン指令に基づいて、各圧縮機6A,6Bを所定のパターンでローテーションさせる構成としているが、親機5A側から各室外機5Aないし5Cに対して目標回転指令値を指令するようにし、各室外機5Aないし5Cのローテーション制御手段9Aないし9Cが、この目標回転指令値に基づいて、各自で複数台の圧縮機6A,6Bの運転台数を決定し、各圧縮機6A,6Bを所定のパターンでローテーションさせるようにしてもよい。但し、本発明において、各室外機5Aないし5Cにおける各圧縮機6A,6Bの目標回転指令値は、親機5Aまたは各室外機5Aないし5Cのいずれで決定するようにしてもよく、本発明は、そのいずれをも包含するものとする。
1 マルチ形空気調和機
2 冷媒回路
3A,3X,3Y 室内機
5A,5B,5C 室外機(5A;親機、5B;子機1,5C;子機2)
6A,6B 圧縮機
7A,7B,7C 室外コントローラ(制御部)
9A,9B,9C ローテーション制御手段

Claims (4)

  1. 冷媒回路に対して、複数台の圧縮機を備えた室外機が複数台並列に接続されているタイプのマルチ形空気調和機において、
    前記複数台の室外機は、それぞれローテーション制御手段を備え、その中の1台が親機とされ、
    該親機の前記ローテーション制御手段は、前記各室外機が停止する毎に、前記各室外機の動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の室外機を動作させる室外機間ローテーション機能を担い、
    前記各室外機の前記ローテーション制御手段は、前記親機からの指令に基づいて、各自で圧縮機が停止する毎に、前記各圧縮機の動作順位を所定のパターンでローテーションさせ、該パターンでの動作順位に従って順次複数台の圧縮機を動作させる圧縮機間ローテーション機能を担っていることを特徴とするマルチ形空気調和機。
  2. 前記室外機間のローテーションパターンは、前記複数台の室外機を所定の動作順位で順次動作させる複数のパターンからなるローテーションパターンAおよび該ローテーションパターンAとは異なる動作順位で前記複数台の室外機を順次動作させる複数のパターンからなるローテーションパターンBの少なくとも2パターン以上が設定されており、
    この2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機が所定の運転モードでの動作を完了したとき、切替えられる構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のマルチ形空気調和機。
  3. 前記2以上のローテーションパターンA,Bは、マルチ形空気調和機が冷房油戻し制御時において、その終了条件を満たして終了したとき、または暖房時のデフロスト制御(油戻し制御を含む)時において、それが正常終了したとき、切替えられる構成とされていることを特徴とする請求項2に記載のマルチ形空気調和機。
  4. 前記ローテーションパターンA,Bの切替え時、動作順位が1位の室外機が同じ室外機となるパターンで切替えられる構成とされていることを特徴とする請求項2または3に記載のマルチ形空気調和機。
JP2011047695A 2011-03-04 2011-03-04 マルチ形空気調和機 Active JP5754987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011047695A JP5754987B2 (ja) 2011-03-04 2011-03-04 マルチ形空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011047695A JP5754987B2 (ja) 2011-03-04 2011-03-04 マルチ形空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012184876A JP2012184876A (ja) 2012-09-27
JP5754987B2 true JP5754987B2 (ja) 2015-07-29

Family

ID=47015118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011047695A Active JP5754987B2 (ja) 2011-03-04 2011-03-04 マルチ形空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5754987B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015104862A1 (ja) 2014-01-10 2015-07-16 三菱電機株式会社 ヒートポンプ冷温水システム
JP6790115B2 (ja) * 2016-11-25 2020-11-25 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
CN107014033B (zh) * 2017-03-21 2020-04-03 广东美的制冷设备有限公司 空调系统及其一键启动控制方法
CN110131844B (zh) * 2019-05-22 2021-07-23 广东美的暖通设备有限公司 空调器及其控制方法、计算机可读存储介质
CN113899051B (zh) * 2021-10-28 2023-12-01 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种多联机控制方法、控制装置和多联机
CN114352511B (zh) * 2021-12-28 2024-02-23 南京尚爱机械制造有限公司 一种在空压机多机运行中减少空压机空载的方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221355A (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 三菱電機株式会社 冷暖房装置の運転方法
JPH09303893A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置
JPH10281577A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マルチ形空気調和機
JP3598357B2 (ja) * 1999-07-28 2004-12-08 株式会社日立製作所 マルチ形空気調和機
WO2004088212A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Toshiba Carrier Corporation 空気調和機
JP2005345014A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機の運転制御方法
JP2006112682A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP5217531B2 (ja) * 2008-03-13 2013-06-19 アイシン精機株式会社 空気調和装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012184876A (ja) 2012-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5754987B2 (ja) マルチ形空気調和機
JP6249932B2 (ja) 空調システム
KR100715999B1 (ko) 멀티형 공기조화기 및 그 운전방법
CN102869926B (zh) 外气处理空调机及使用其的多级空调系统
CN101410675B (zh) 多室型空调机的控制装置和控制方法
JP6327558B2 (ja) 空気調和装置
KR20060033358A (ko) 다실형 공기 조화기의 압축기 제어장치 및 방법
CN102762928B (zh) 空气调和系统
JP5278575B1 (ja) 床暖房装置および温調システム
JP2018013307A (ja) 空気調和装置
WO2016016918A1 (ja) 空気調和装置
JP6172702B2 (ja) マルチ形空気調和システム
CN106568167B (zh) 空调系统及其控制方法
WO2016001958A1 (ja) 空気調和装置
JP6305621B2 (ja) 空気調和装置および空気調和装置の制御方法
JPH10281577A (ja) マルチ形空気調和機
WO2015163176A1 (ja) マルチ型空気調和装置の制御装置、それを備えたマルチ型空気調和システム及びマルチ型空気調和装置の制御方法並びに制御プログラム
JP5900463B2 (ja) 空気調和システム
EP1972861A3 (en) Simultaneous Heating and Cooling Type Multi-Air Conditioner and Method for Controlling the Same
JP2006234295A (ja) マルチ型空気調和装置
JP6431393B2 (ja) 空気調和機
JP5754985B2 (ja) マルチ形空気調和機
JP2013072619A (ja) 多室型空気調和機
JP6824259B2 (ja) 空気調和装置
WO2024161548A1 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150526

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5754987

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350