JPH09303893A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH09303893A
JPH09303893A JP14647196A JP14647196A JPH09303893A JP H09303893 A JPH09303893 A JP H09303893A JP 14647196 A JP14647196 A JP 14647196A JP 14647196 A JP14647196 A JP 14647196A JP H09303893 A JPH09303893 A JP H09303893A
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JP
Japan
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compressors
compressor
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stopped
time
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Withdrawn
Application number
JP14647196A
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English (en)
Inventor
Katsumi Hachisuga
勝巳 蜂須賀
Keiichi Horiuchi
敬一 堀内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09303893A publication Critical patent/JPH09303893A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒回路内に並列に組み込まれた複数台の圧
縮機A、Bを均油管4を介して相互に接続するとともに
これら複数台の圧縮機A、Bを負荷に応じてオン・オフ
制御する冷凍装置において、複数台の圧縮機A、Bが潤
滑不良や焼き付きによって損傷するのを防止する。 【解決手段】 複数台の圧縮機A、Bを同時運転してい
る状態から少なくともその一台を停止する際、その停止
順序をローテーション手段14により所定の順でローテー
ションさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機、冷凍・
冷蔵庫、冷蔵ショーケース等の冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種冷凍装置の冷媒回路が図13に示さ
れている。冷媒回路内には複数台( 図には2台) の低圧
ハウジング式密閉型電動圧縮機A、Bが並列に組み込ま
れ、これら圧縮機A及びBのハウジングは均油管4を介
して相互に接続されている。
【0003】圧縮機A、Bを同時に運転すると、これら
圧縮機A、Bから吐出されたガス冷媒は合流して凝縮器
5に入り、ここで凝縮液化した後、膨張弁6で絞られる
ことにより断熱膨張する。次いで、蒸発器7に入り、こ
こで蒸発気化した後分岐して圧縮機A、Bのハウジング
内に吸込まれる。
【0004】冷凍装置の負荷が低下することによって図
14に示すように、低圧圧力が低圧圧力スイッチの設定値
LP2 に下降したとき、これからの信号によって圧縮機B
が停止し、設定値LP1 に下降すると、圧縮機Aも停止す
る。逆に、低圧圧力が設定値DP1 に上昇すると、低圧圧
力スイッチからの信号によって圧縮機Aが起動し、設定
値DP2 に上昇すると、圧縮機Bも起動する。
【0005】そして、各圧縮機A、Bは一旦停止すれ
ば、その保護のための強制遅延時間、例えば3分が経過
しなければ再起動し得ないようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
おいては、圧縮機A及びBの起動順序及び停止順序が一
定で不変であるため、最初に起動され、かつ、最後に停
止される圧縮機、例えば、Aの累積運転時間が圧縮機B
のそれより長くなり、圧縮機AをBより早期に修理又は
交換する必要があった。
【0007】また、圧縮機Aのみの運転中、そのハウジ
ング内圧力は停止中の圧縮機Bのそれより低くなるの
で、圧縮機Bのハウジング内の油が均油管4を経て圧縮
機Aのハウジング内に移動し、従って、停止していた圧
縮機Bを再起動したとき、この圧縮機Bが潤滑不良やこ
れに基づく焼き付き等によって損傷するおそれがあっ
た。
【0008】また、圧縮機A、Bの同時運転が長時間継
続すると、これら圧縮機A、Bの性能上のバラツキに基
づいて最も性能が良い圧縮機、例えば、Aの吸込圧が圧
縮機Bのそれより低くなり、この結果、圧縮機Aのハウ
ジング内に多量の油が溜り込むことによって圧縮機Bの
ハウジング内の油が少なくなるので、圧縮機Bが潤滑不
良や焼き付き等によって損傷するおそれがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、冷媒回路内に並列に組み込まれた複数
台の圧縮機を均油管を介して相互に接続するとともにこ
れら複数台の圧縮機を負荷に応じてオン・オフ制御する
冷凍装置において、上記複数台の圧縮機を同時運転して
いる状態から少なくともその1台を停止する際、その停
止順序を所定の順でローテーションさせるローテーショ
ン手段を設けたことを特徴とする冷凍装置にある。
【0010】しかして、複数台の圧縮機を同時運転して
いる状態から少なくともその1台を停止する際、その停
止順序はローテーション手段により所定の順でローテー
ションせしめられる。
【0011】第2の発明の要旨とするところは、冷媒回
路内に並列に組み込まれた複数台の圧縮機を均油管を介
して相互に接続するとともにこれら複数台の圧縮機を負
荷に応じてオン・オフ制御する冷凍装置において、上記
複数台の圧縮機の同時運転状態が一定時間経過したとき
少なくともその1台を強制停止させる強制オン・オフ手
段と、強制停止される圧縮機の停止順序を所定の順でロ
ーテーションさせるローテーション手段を設けたことを
特徴とする冷凍装置にある。
【0012】しかして、複数台の圧縮機の同時運転状態
が一定時間経過したとき、強制オン・オフ手段によって
少なくともその一台が強制停止せしめられ、強制停止さ
れる圧縮機の停止順序はローテーション手段により所定
の順でローテーションせしめられる。
【0013】第3の発明の要旨とするところは、冷媒回
路内に並列に組み込まれた複数台の圧縮機を均油管を介
して相互に接続するとともにこれら複数台の圧縮機を負
荷に応じてオン・オフ制御する冷凍装置において、停止
した圧縮機の再起動を所定時間遅延させる強制遅延手段
と、複数台の圧縮機が全て停止する毎にその起動順序を
所定の順でローテーションさせるローテーション手段を
設けたことを特徴とする冷凍装置にある。
【0014】しかして、停止した圧縮機の再起動は強制
遅延手段により所定時間遅延せしめられ、複数台の圧縮
機が全て停止する毎にその起動順序はローテーション手
段により所定の順でローテーションせしめられる。
【0015】第4の発明の要旨とするところは、冷媒回
路内に並列に組み込まれた複数台の圧縮機を均油管を介
して相互に接続するとともにこれら複数台の圧縮機を負
荷に応じてオン・オフ制御する冷凍装置において、上記
複数台の圧縮機の運転順序を所定の順でローテーション
させるローテーション手段と、上記複数台の圧縮機を同
時運転するとき1の圧縮機の起動後所定時間経過してか
ら他の圧縮機を起動する起動遅延手段を設けたことを特
徴とする冷凍装置にある。
【0016】しかして、複数台の圧縮機の運転順序はロ
ーテーション手段により所定の順でローテーションせし
められ、複数台の圧縮機を同時運転するとき、起動遅延
手段により1の圧縮機の起動後所定時間経過してから他
の圧縮機が起動せしめられる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1ないし図
3に示されている。なお、冷凍装置の冷媒回路は図13に
示す従来のものと同様である。
【0018】図1には制御ブロック図が示され、冷凍装
置の運転スイッチ10が投入されると、運転台数決定手段
11は低圧圧力スイッチ12から入力された低圧圧力に応じ
て圧縮機の運転台数を決定する。
【0019】冷凍装置を長時間停止すると、低圧圧力は
通常図2に示すように、低圧圧力スイッチ12の設定値DP
2 以上となっているので、冷凍装置の運転開始時には運
転台数決定手段11は運転台数を2と決定する。この決定
は停止順序決定手段13を経て圧縮機A、Bに入力され、
圧縮機A及びBが運転を開始する。
【0020】圧縮機A、Bの同時運転中に低圧圧力がLP
2 以下に低下すると、運転台数決定手段11は運転台数を
1を決定する。この決定が入力されると、停止順序決定
手段13はローテーション手段14からの指令に応じて圧縮
機の停止順序、例えば、圧縮機Aを先ず停止する旨を決
定する。この決定は停止順序記憶手段15に入力されてこ
こに記憶されると同時に圧縮機Aに出力されてこれを停
止する。
【0021】圧縮機Bのみの運転中に低圧圧力がDP2
上に上昇すると、圧縮機Aの運転が再開され、圧縮機A
及びBの同時運転中に低圧圧力が再びLP2 以下に低下す
ると、運転台数決定手段11は運転台数を1と決定する。
【0022】この決定が停止順序決定手段13に入力され
ると、ローテーション手段14は停止順序記憶手段15に記
憶されている停止順序に代わる停止順序を停止順序決定
手段13に指令する。
【0023】これによって停止順序決定手段13は圧縮機
Bの停止を決定し、この決定は停止順序記憶手段15に入
力されてここに記憶されると同時に圧縮機Bに出力され
てこれを停止する。以後、上記を繰り返すことによっ
て、圧縮機A及びBは、図3に示すように、交互に停止
する
【0024】かくして、複数台の圧縮機の同時運転中こ
れらの性能のバラツキによる吸込圧力の差に基づいて、
これらのハウジング内油面にアンバランスが生じても少
なくともその1台を停止する際その停止順序がローテー
ションせしめられるので、各圧縮機が停止順序に従って
停止する毎に停止中の圧縮機のハウジング内から運転中
の圧縮機のハウジング内に油が移動する。
【0025】従って、複数台の圧縮機の中性能の劣る圧
縮機のハウジング内油面が過少となるのを防止すること
ができるので、この圧縮機が潤滑不良や焼き付きによっ
て損傷するのを阻止できる。
【0026】本発明の第2の実施形態が図4ないし図6
に示されている。この第2の実施形態においては、図4
に示すように、運転台数決定手段11が運転台数2を決定
したとき、この決定が同時運転時間の積算手段16に入力
されてここで圧縮機A及びBの同時運転時間T1 が積算
される。同時運転時間T1 が一定時間、例えば3時間と
なったとき、積算手段16は強制オン・オフ手段17に出力
し、ここで1台の圧縮機の強制停止が決定される。
【0027】この決定が強制停止順序決定手段18に入力
されると、強制停止順序決定手段18はローテーション手
段19からの指令に基づいて例えば圧縮機Bを強制停止す
る旨を決定する。この決定は停止順序記憶手段20に入力
されて記憶されると同時に圧縮機Bに出力されてこれを
所定時間t1 、例えば、3分間停止する。
【0028】所定時間t1 が経過すると、圧縮機Bは再
び運転され、圧縮機AとBの同時運転が再開されるが、
この同時運転時間T1 が再び一定時間となり、強制オン
・オフ手段17が1台の圧縮機の強制停止を決定したと
き、ローテーション手段19は停止順序記憶手段20に記憶
されている停止順序に代わる所定の停止順序を強制停止
順序決定手段18に指令する。
【0029】これによって強制停止順序決定手段18は圧
縮機Aの強制停止を決定し、この決定は停止順序記憶手
段20に記憶されると同時に圧縮機Aに出力されてこれを
所定時間t1 停止する。他の構成及び作用は第1の実施
形態と同様であり、対応する部材には同じ符号を付して
その説明を省略する。
【0030】しかして、上記を繰り返すことによって図
5に示すように圧縮機AとBが交互に所定時間t1 停止
するので、圧縮機1及び2の同時運転によってこれらの
性能のバラツキによって生じるハウジング内油面の偏り
を防止できるので、性能の劣る圧縮機の潤滑不良や焼き
付きに基づく損傷を防止できる。
【0031】なお、3台の圧縮機が並列に組み込まれた
場合には、図6に示すように、同時運転時間が一定時間
1 に達する毎に圧縮機A、圧縮機B、圧縮機Cを順番
に所定時間t1 だけ停止させれば良い。
【0032】本発明の第3の実施形態が図7ないし図10
に示されている。この第3の実施形態においては、運転
台数決定手段11で複数台の圧縮機の同時運転が決定され
たとき、この決定が入力されると起動順序決定手段21は
ローテーション手段22の指令に基づいて複数台の圧縮機
の起動順序を決定する。そして、この起動順序は複数台
の圧縮機が停止する毎にローテーション手段22によって
ローテーションせしめられるようになっている。
【0033】そして、停止した圧縮機が再起動する際、
所定時間t2 だけ遅延させる強制遅延手段23が設けられ
ている。なお、この所定時間t2 は停止中の圧縮機のハ
ウジング内から運転中の圧縮機のハウジング内に油が移
動するのに充分な時間例えば1分が選ばれる。
【0034】上記ローテーション手段22は圧縮機が2台
の場合には、図8に示すように、全ての圧縮機A、Bが
1回目に停止した場合には圧縮機Aが起動した後に圧縮
機Bが起動され、2回目には圧縮機Bの起動後に圧縮機
Aが起動され、以後、全ての圧縮機A、Bが停止する毎
に上記が繰り返される。
【0035】圧縮機が3台の場合には、図9に示すよう
に、全ての圧縮機A、B、Cが停止する毎にこれら圧縮
機A、B、Cの起動順序がローテーションせしめられ、
圧縮機が4台の場合には、図10に示すように、全ての圧
縮機A、B、C、Dが停止する毎にこれら圧縮機A、
B、C、Dの起動順序がローテーションせしめられる。
【0036】しかして、停止した圧縮機が再起動する
際、所定時間t2 だけ強制的に遅延せしめられるので、
停止中の圧縮機のハウジング内から運転中の圧縮機のハ
ウジング内に油を移動させることができる。そして、全
ての圧縮機が停止する毎にこれら複数台の圧縮機の起動
順序がローテーションせしめられるので、複数台の圧縮
機の中特定の圧縮機のハウジング内に油が偏在するのを
防止することができる。
【0037】本発明の第4の実施形態が図11及び図12に
示されている。この第4の実施形態においては、図11に
示すように、複数台の圧縮機A、B、Cの運転順序、即
ち、起動及び停止の順序を決定する運転順序決定手段24
と、運転順序を記憶する運転順序記憶手段25と、運転順
序を所定の順でローテーションさせるローテーション手
段26と、複数台の圧縮機を同時運転するとき1の圧縮機
の起動後所定時間経過してから他の圧縮機を起動する起
動遅延手段27を具備している。他の構成は図1に示す第
1の実施形態と同様であり、対応する部材には同じ符号
を付してその説明を省略する。
【0038】しかして、図12に示すように、冷凍装置の
運転中冷凍負荷の減少に応じて圧縮機A、B、Cの全て
が停止すると、ローテーション手段26は運転順序記憶手
段25に記憶されている運転順序に代わる他の運転順序を
運転順序決定手段24に指令する。これに基づいて運転順
序決定手段24が圧縮機の運転順序を、例えば、A、B、
Cの順に決定すると、決定された運転順序は起動遅延手
段27に入力されると同時に運転順序記憶手段25に入力さ
れてここに記憶される。
【0039】冷凍負荷が急増大することによって圧縮機
A、B、Cを同時運転する場合には起動遅延手段27は圧
縮機Aに出力してこれを起動し、所定時間t3 経過後に
圧縮機Bに出力してこれを起動し、更に、所定時間t3
経過後に圧縮機Cを起動する。
【0040】この所定時間t3 は未だ起動されていない
圧縮機B、Cのハウジング内から起動された圧縮機Aの
ハウジング内に油を引き寄せるのに十分な時間、例え
ば、1分が選ばれる。
【0041】冷凍負荷の減少により低圧圧力が降下すれ
ば、先ず圧縮機Cが停止し、次いで、圧縮機Bが停止
し、次いで圧縮機Aが停止する。圧縮機A、B、Cの全
てが停止すると、ローテーション手段26は再び上記と異
なる運転順序、例えばB、C、Aの順を運転順序決定手
段13に指令する。その後、圧縮機A、B、Cの全てが停
止する毎に、圧縮機の運転順序はローテーション手段26
に予め設定された順に従ってローテーションせしめられ
る。
【0042】かくして、全ての圧縮機A、B、Cが停止
する毎にローテーション手段26によりこれに予め設定さ
れた順に運転順序がローテーションせしめられるので、
特定の圧縮機のハウジング内に多量の油が溜まり込むの
を防止することができ、従って、他の圧縮機の潤滑不良
や焼き付きを未然に防止しうる。
【0043】また、全ての圧縮機A、B、Cを同時運転
するとき、一台の圧縮機の起動後、所定時間t3 が経過
してから他の圧縮機が起動され、更に、所定時間t3
経過してからその他の圧縮機が起動されるので、この所
定時間t3 の間に運転中の圧縮機のハウジング内に停止
中の他の圧縮機のハウジング内から油を引き寄せること
ができるので、運転中の圧縮機の潤滑不良や焼き付きを
防止できる。
【0044】以上、各実施形態について具体的に説明し
たが、本発明における圧縮機は2台以上であれば、3台
又はそれ以上であっても良いことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
複数台の圧縮機を同時運転している状態から少なくとも
その一台を停止する際、その停止順序が所定の順でロー
テーションせしめられるので、各圧縮機のハウジング内
の油面が過少になるのを防止することができ、従って、
各圧縮機が潤滑不良や焼き付きによって損傷するのを防
止できる。
【0046】請求項2記載の第2の発明においては、複
数台の圧縮機の同時運転状態が一定時間経過したとき強
制オン・オフ手段によって少なくともその一台が強制停
止せしめられ、強制停止される圧縮機の停止順序がロー
テーション手段により所定の順でローテーションせしめ
られるので、複数台の圧縮機を長時間同時運転したと
き、各圧縮機相互間の性能のバラツキによって生じるハ
ウジング内油面の偏りを防止して各圧縮機の潤滑不良や
焼き付きに基づく損傷を防止できる。
【0047】請求項3記載の第3の発明においては、停
止した圧縮機の再起動が所定時間遅延せしめられるとと
もに複数台の圧縮機が全部停止する毎にローテーション
手段によりその起動順序が所定の順でローテーションせ
しめられるので、複数台の圧縮機の中特定の圧縮機のハ
ウジング内に油が偏在するのを防止することができ、従
って、複数台の圧縮機が潤滑不良や焼き付きによって損
傷するのを防止できる。
【0048】請求項4記載の第4の発明においては、複
数台の圧縮機の起動順序がローテーション手段により所
定の順でローテーションせしめられ、複数台の圧縮機を
同時運転するとき、起動遅延手段により特定の圧縮機の
起動後所定時間経過してから他の圧縮機が起動せしめら
れるので、特定の圧縮機のハウジング内に油が溜まり込
むのを防止でき、従って、各圧縮機が潤滑不良や焼き付
き等により損傷するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態における低圧圧力と圧縮機の運
転台数との関係を示す線図である。
【図3】第1の実施形態における複数台の圧縮機のオン
・オフ状態を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図5】第2の実施形態における2台の圧縮機のオン・
オフと運転時間との関係を示すタイムチャートである。
【図6】第2の実施形態における3台の圧縮機のオン・
オフと運転時間との関係を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図8】第3の実施形態における2台の圧縮機の起動順
序を示す図表である。
【図9】第3の実施形態における3台の圧縮機の起動順
序を示す図表である。
【図10】第3の実施形態における4台の圧縮機の起動順
序を示す図表である。
【図11】本発明の第4の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図12】第4の実施形態における圧縮機のオン・オフと
時間との関係を示すタイムチャートである。
【図13】従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図14】従来の冷媒装置における圧縮機のオン・オフと
低圧圧力との関係を示す線図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路内に並列に組み込まれた複数台
    の圧縮機を均油管を介して相互に接続するとともにこれ
    ら複数台の圧縮機を負荷に応じてオン・オフ制御する冷
    凍装置において、 上記複数台の圧縮機を同時運転している状態から少なく
    ともその1台を停止する際、その停止順序を所定の順で
    ローテーションさせるローテーション手段を設けたこと
    を特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 冷媒回路内に並列に組み込まれた複数台
    の圧縮機を均油管を介して相互に接続するとともにこれ
    ら複数台の圧縮機を負荷に応じてオン・オフ制御する冷
    凍装置において、 上記複数台の圧縮機の同時運転状態が一定時間経過した
    とき少なくともその1台を強制停止させる強制オン・オ
    フ手段と、強制停止される圧縮機の停止順序を所定の順
    でローテーションさせるローテーション手段を設けたこ
    とを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 冷媒回路内に並列に組み込まれた複数台
    の圧縮機を均油管を介して相互に接続するとともにこれ
    ら複数台の圧縮機を負荷に応じてオン・オフ制御する冷
    凍装置において、 停止した圧縮機の再起動を所定時間遅延させる強制遅延
    手段と、複数台の圧縮機が全て停止する毎にその起動順
    序を所定の順でローテーションさせるローテーション手
    段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 冷媒回路内に並列に組み込まれた複数台
    の圧縮機を均油管を介して相互に接続するとともにこれ
    ら複数台の圧縮機を負荷に応じてオン・オフ制御する冷
    凍装置において、 上記複数台の圧縮機の運転順序を所定の順でローテーシ
    ョンさせるローテーション手段と、上記複数台の圧縮機
    を同時運転するとき1の圧縮機の起動後所定時間経過し
    てから他の圧縮機を起動する起動遅延手段を設けたこと
    を特徴とする冷凍装置。
JP14647196A 1996-05-17 1996-05-17 冷凍装置 Withdrawn JPH09303893A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012184876A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マルチ形空気調和機
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KR101243224B1 (ko) * 2006-01-10 2013-03-13 삼성전자주식회사 공기조화기의 운전제어방법
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