JP5754041B1 - エプロン - Google Patents

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【課題】容易かつ快適に脱衣することができるエプロンを提供する。【解決手段】着用者1の胴体2の正面に配置する本体部11と、着用者1の首3に巻く紐部12と、こぼれた飲食物を貯留するポケット部14とから構成されたエプロンであり、両方の紐部12に形成されたミシン目13をを切り離すことにより容易に脱衣することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、食事中に用いられるエプロンに関するものであり、特に、介護を必要とする被介護者が多数入居する施設において用いる使い捨てタイプのエプロンに関するものである。
従来、食事の際に被介護者が着用するエプロンとして、例えば下記特許文献1に記載された食べこぼしポケット付ワンタッチエプロンがある。このエプロンは、首を通すための孔と、食べこぼした料理を受ける食べこぼしポケットが形成されている。このエプロンは、介護者が、エプロンの着用者である被介護者の頭部をエプロンの孔に通すことで着脱される。
特開2012−72528号公報
しかし、上記のエプロンを着用者から外す際、着用者の首から上方に向けて頭がエプロンの孔を通過するため、孔の周囲が着用者の顔面を通過することで圧迫感を与えることや、孔の周囲が頭髪に引っ掛かって髪型が崩れることなど、着用者に不快感を与える場合がある。特に、着用者が被介護者である場合、被介護者に不快感を与えながらエプロンを外すことは介護者にも負担である。
なお、外されたエプロンは丸めて処分されるのが一般的であるが、被介護者がこぼす飲食物は固形に限られず、流動物も含まれるため、単に丸めただけではポケット内の流動物がポケット外にこぼれる。そのため、介護者は予めポケット内をティッシュペーパなどで拭い、流動物を吸着させなければならないという実情がある。
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものであり、容易かつ快適に着脱することができるエプロンである。すなわち、被介護者の立場で言えば着脱に際して不快な思いをすることが無く、一方、介護者の立場で言えば無用な気遣いや手間をかけることなく使用することができるエプロンの提供を目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明に係るエプロンは、着用者の胴体の正面に配置される本体部と、前記着用者の首周りに配置される紐部と、前記本体部の下方前面側に設けたポケット片と前記本体部とで上方を開口して形成され、該ポケット片と前記本体部との間にこぼれた飲食物を受容して貯留するポケット部と、を備え、前記紐部における前記着用者の首の左右に相当する位置にミシン目を形成した、ことを特徴とする。
本発明に係るエプロンは、前記本体部と前記ポケット片とを係着することで、前記ポケット部の底部と開口部との間に前記底部の幅よりも狭い貯留口部を形成し、該貯留口部を境に前記ポケット部を深さ方向に二層に形成した、ことを特徴とする。
本発明に係るエプロンは、前記貯留口部に向けて前記ポケット部の深さ方向に傾斜させて前記本体部と前記ポケット片とを係着し、前記ポケット部が受容した飲食物を前記貯留口部にガイドする、ことを特徴とする。
本発明に係るエプロンは、前記紐部が対である、ことを特徴とする。
本発明に係るエプロンは、紐部が環状である、ことを特徴とする。
本発明に係るエプロンは上記した構成である。この構成によれば、ミシン目を境に紐部が切り取られて着用者の首から外されることでエプロンが着用者から脱衣される。したがって、着用者の顔面を通過することも、エプロンが頭髪に引っ掛かることもなく、容易かつ快適に脱衣することができる。
また、ミシン目が、首の左右に相当する位置の両方に形成されていれば、着用者からエプロンが脱衣される際、いずれの側からも本体部と紐部とが分断される。したがって、着用者が被介護者である場合、いずれの側からも介護者が容易に脱衣することができる。
本発明に係るエプロンは、本体部とポケット片とが係着されたことで、ポケット部の底部と開口部との間に底部の幅よりも狭い貯留口部が形成され、貯留口部を境にポケット部が深さ方向に二層に形成されている。この構成によれば、着用者が食事中に食べこぼした飲食物がポケット部に貯留される際、特に、飲食物が例えば飲料や液体調味料などの流動物である場合、流動物が貯留口部を通って底部に貯留される。貯留口部が底部の幅よりも狭いため、エプロンが着用者から脱衣される際、流動物が貯留口部を通って逆流することが妨げられる。したがって、着用者の衣服や周囲を汚さず清潔に保つことができる。
本発明に係るエプロンは、貯留口部に向けてポケット部の深さ方向に傾斜させて本体部とポケット片とが係着されている。この構成によれば、ポケット部が受容した飲食物が貯留口部にガイドされ、着用者が食事中に食べこぼした飲食物が、貯留口部の周囲に沿って貯留口部に集められる。したがって、貯留口部を通して飲食物を確実に底部に貯留することができる。
本発明の実施形態に係るエプロンを示す外観図である。 本発明の実施形態に係るエプロンを示す外観図である。 本発明の実施形態に係るエプロンを示す外観図である。 本発明の実施形態に係るエプロンの使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るエプロンを図面に基づいて説明する。図1、図2および図3は、本発明の実施形態に係るエプロン10の外観が示され、図4は本発明の実施形態に係るエプロン10の使用状態が示されている。
図1および図2に示されているとおり、本実施形態に係るエプロン10の構成は次のとおりである。すなわち、エプロン10は、着用者1の胴体2の正面に配置される本体部11と、着用者1の首周りに配置されて首3に巻かれる紐部12と、こぼれた飲食物(図示省略)が貯留されるポケット部14とが形成されている。
エプロン10は防水性の素材であり、例えば薄手のポリ塩化ビニルなどである。本体部11は、ほぼ四角形であり、着用者1の胴体2の前面が覆われる程度の大きさに形成されている(図4参照)。
紐部12は対であり、本体部11の上方端に形成されている。紐部12は着用者1の首3に巻かれると共に先端同士が連結されて環状になる(図4参照)。紐部12の先端同士が連結される際、例えば結ばれ、または接着部材(図示省略)などで接着されて連結される。紐部12は、本体部に近い側で、首3の左右に相当する位置にミシン目13が形成されている。ミシン目13は、両方の紐部12に形成されている。なお、紐部は環状であってもよく(図3参照)、ミシン目は片方の紐部にのみ形成されていてもよい。
ポケット部14は本体部11の前面の下方に形成されている。詳説すれば、ポケット部14は、本体部11の下方前面側に設けられポケット片24と本体部11とで上方が開口されて形成されている。ポケット部14は、本体部11の下端がポケット片24として前面側に折り返されると共に側部23が溶着されて袋状に形成されている。
図2に示されているとおり、ポケット部14は内側が深さ方向に二層に形成されている。すなわち、底部16と開口部15との間に境界部17が形成され、この境界部17の中央に、底部16よりも幅が狭い貯留口部18が形成されている。境界部17は、本体部11とポケット片24とが溶着されて形成され、貯留口部18に向けてポケット部14の深さ方向に傾斜している。この境界部17および貯留口部18を境にして、ポケット部14は上層部19と下層部20との二層が形成され、貯留口部18を通じて各層部19,20が連通している。上層部19は、側部23と境界部17とで囲まれた空間であり、開口部15に片部22が形成されている。下層部20は、側部23、底部16および境界部17で囲まれた空間である。なお、境界部17に対する貯留口部18の位置は任意である。すなわち、中央に限られず、側部23寄りであってもよい。
上記のとおり、本実施形態に係るエプロン10が形成されている。
図4に示されているとおり、エプロン10が装着される際、本体部11が着用者1の胴体2の前面に配置され、紐部12が着用者1の首3に巻かれる。首3に巻かれた紐部12は、端部同士が結ばれ、または接着部材で接着されて連結される。接着部材で接着される場合、紐部12は接着部材によって胴体2の背面に接着されてもよい。開口されたポケット部14は、片部22が接着部材によってテーブル4に接着される。このことにより、着用者1の胴体2とテーブル4との間にポケット部14が開口される。一方、エプロン10が脱衣される際、ミシン目13を境に紐部12が本体部11から切り離されて環状が解かれる。
次に、本実施形態に係るエプロン10の効果を作用と共に説明する。
上記したとおり、本実施形態に係るエプロン10によれば、ミシン目13を境に紐部12が切り取られて着用者1の首3から外されることでエプロン10が着用者1から脱衣される。したがって、着用者1の顔面を通過することも、エプロン10が頭髪に引っ掛かることもなく、容易かつ快適に脱衣することができる。
また、ポケット部14の開口部とテーブル4とが、接着部材によって接着されることで、ポケット部14は本体部11とテーブル4との間で開口される。したがって、着用者1が食事中に食べこぼした飲食物をポケット部14に確実に貯留することができ、着用者の衣服や周囲を汚さず清潔に保つことができる。
本実施形態に係るエプロン10によれば、ミシン目13が両方の紐部12に形成されている。この構成によれば、着用者1からエプロン10が脱衣される際、いずれの側からも本体部11と紐部12とが分断される。したがって、着用者1が被介護者である場合、いずれの側からも介護者が容易に脱衣することができる。
本実施形態に係るエプロン10によれば、ポケット部14は、底部16と開口部15との間に境界部17が形成され、この境界部17の中央に、底部16よりも幅が狭い貯留口部18が形成されている。この境界部17および貯留口部18を境にして、ポケット部14は上層部19と下層部20との二層が形成され、貯留口部18を通じて各層部19,20が連通している。この構成によれば、着用者1が食事中に食べこぼした飲食物がポケット部14に貯留される際、特に、飲食物が例えば飲料や液体調味料などの流動物である場合、流動物が貯留口部18を通って底部16に貯留される。貯留口部18が底部16の幅よりも狭いため、エプロン10が着用者1から脱衣される際、流動物が貯留口部18を通って逆流することが妨げられる。したがって、着用者1の衣服や周囲を汚さず清潔に保つことができる。
本実施形態に係るエプロン10によれば、境界部17は溶着され、貯留口部18に向けてポケット部14の深さ方向に傾斜している。この構成によれば、着用者1が食事中に食べこぼした飲食物が、境界部17に沿って貯留口部18に集められる。したがって、貯留口部18を通して飲食物を確実に下層部20に貯留することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 着用者
2 胴体
3 首
4 テーブル
10 エプロン
11 本体部
12 紐部
13 ミシン目
14 ポケット部
15 開口部
16 底部
17 境界部
18 貯留口部
19 上層部
20 下層部
22 片部
23 側部
24 ポケット片

Claims (2)

  1. 着用者の胴体の正面に配置される本体部と、
    前記着用者の首周りに配置される紐部と、
    前記本体部の下方前面側に設けたポケット片と前記本体部とで上方を開口して形成され、前記ポケット片と前記本体部との間にこぼれた飲食物を受容して貯留するポケット部と、を備え、前記紐部における前記着用者の首の左右に相当する位置にミシン目を形成し、前記本体部と前記ポケット片の深さ方向の途中とを、前記ポケット部の底部の幅よりも狭い中央の貯留口部を除いて左右方向に直接係着することで、前記ポケット部の底部と開口部との間に境界部を形成し、該境界部により、前記貯留口部を介して深さ方向に連通する上層部と下層部との二層に前記ポケット部を形成した、
    ことを特徴とするエプロン。
  2. 前記境界部が前記貯留口部に向けて前記ポケット部の深さ方向に傾斜し、前記境界部と前記底部とから前記下層部を形成した、
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエプロン。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197407A (ja) * 1984-08-06 1986-05-15 キンバリ− クラ−ク コ−ポレ−シヨン 食べくず捕集器付よだれ掛け
JP3168050U (ja) * 2009-12-07 2011-06-02 モク イ,スン 締結が簡便な紐を備えたエプロン
JP3188657U (ja) * 2013-11-19 2014-01-30 オオサキメディカル株式会社 食事用エプロン

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