JP5753464B2 - モルタル下地用ラスおよび同ラスに用いる間隔保持具 - Google Patents

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Description

この発明は、建築物の外壁を構築するためのモルタル下地用ラスおよび同ラスに用いる間隔保持具の技術分野に属する。
従来、建築物の外壁の構築に際しては、その下地材としてラスを使用し、下地板へ接合して貼り付けたモルタル下地用ラスにより、塗着したモルタルを保持させ、且つモルタル壁の強度を高めたモルタル壁構造が一般的に実施されている。
近年、前記モルタル壁構造について、ラスの要所要所の位置に、裏面側、即ち下地板に向かって突き出る突出部を形成し、該突出部の高さ分だけラスを下地板から浮かせた状態で下地板に取り付けるモルタル下地用ラスが開示されている(例えば、特許文献1〜3を参照)。
また、平面部から窪み部が押し出された突起を多数有する通気型枠シート(合成樹脂製シート)と併用することにより、下地板とモルタル層との間に通気層を形成するモルタル下地用ラスも開示されている(例えば、特許文献4を参照)。
前記特許文献1には、エキスパンドメタルラスの要所要所の位置に、下地板に向かって突き出るこぶ状突起を形成したモルタル下地用ラス、及び前記モルタル下地用ラスのこぶ状突起をステープル等の固定具で下地板へ接合することにより当該モルタル下地用ラスを下地板の面上に浮かせて貼り付け、モルタル塗布層の中央部位に位置させたモルタル壁構造が開示されている。
前記特許文献2には、エキスパンドメタルラスであるか溶接ラスであるかの別を問わず、縦力骨と横力骨とをラスを間に挟んで縦横方向に格子状に配置し接合すると共に、前記縦力骨および横力骨の交差部の全部又は一部に、ラスの一側面から一定の高さで下地板に向かって突き出る突出交差部を形成し、前記突出交差部を下地板へ接合して同ラスを下地板の面上に浮かせる構成の力骨付きラスが開示されている。
前記特許文献3には、縦線材と横線材とが縦・横方向に一定の間隔をあけて格子状に交差され、その各交点が接合されているラスにおいて、前記縦線材および横線材のうち一定本数置きの線材が縦線材、横線材よりも太径の縦力骨および横力骨とされており、該縦力骨又は横力骨のいずれか一方又は双方に、一定間隔毎の位置に背面に向かって突き出る屈曲部が形成されたモルタル下地用ラスが開示されている。
前記特許文献4には、平面部から載頭錐形の窪み部が押し出された突起を多数有する通気型枠シートと、モルタル下地用ラス(ラス網取付金具及びラス網)とを用いてなる外壁通気構造が開示されている。
特許第3908888号公報 特許第3936557号公報 特開2010−13886号公報 特許第4611440号公報
前記特許文献1に係るモルタル下地用ラスを構成するエキスパンドメタルラスは、剛性が高い力骨を備えていないので、こぶ状突起を形成することが簡単で製造しやすいが、ラス材としては強度上弱く、こぶ状突起とその他の平坦部とを精度よく下地材に貼り付けることが難しい。
前記特許文献2に係る力骨付きラスは、力骨の交点部分に突出部を形成するので、力骨がラスに比べて剛性が高すぎて、精度のよい突出部を形成することが難しい。
前記特許文献3に係るモルタル下地用ラスは、上記した問題はないものの、縦力骨又は横力骨の特定の位置に屈曲部を形成する必要があり、ワイヤラスの製造工程において、特殊かつ精緻な作業が要求されていた。
前記特許文献4に係る外壁通気構造は、先ず、前記通気型枠シートの窪み部に前記ラス網取付金具の突起部を挿入し、この突起部の上からステープル等の止め部材を下地板に打ち込む作業を、該通気型枠シートのすべての窪み部に対して繰り返し行うことにより、当該通気型枠シートを下地材に固定する。次に、前記ラス網取付金具の上にラス網を被せ、その後、すべてのラス網取付金具のフック部(図6参照)を折り曲げてラス網を固定し、しかる後、前記ラス網の上からモルタル塗りして外壁通気構造を構築していた。
よって、ラス網取付金具及びラス網の固定作業に手間がかかり、現場での作業工程を多く必要としていた。
本発明の目的は、ワイヤラスと間隔保持具とを予め一体化したモルタル下地用ラスを用いることにより、建築物の外壁の施工に好適な一定高さの剛性が高い突起を、簡易、かつ確実に形成できるモルタル下地用ラスおよび同ラスに用いる間隔保持具を提供することにある。
本発明の次の目的は、施工現場で、前記通気型枠シートに簡易、確実、かつ迅速に固定でき、あとはモルタルを塗るだけで通気層を備えた外壁通気構造を構築することが可能なモルタル下地用ラスおよび同ラスに用いる間隔保持具を提供することにある。
上記背景技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係るモルタル下地用ラスは、多数の縦線材と横線材とが格子状に接合されてなるワイヤラスに間隔保持具を多数接合したモルタル下地用ラスであって、
前記間隔保持具は、両端にワイヤラス交点接合部と、その中間に屈曲した突出部を備え、
該間隔保持具のワイヤラス交点接合部が、ワイヤラスの格子目の対角に位置する交点に接合されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明に係るモルタル下地用ラスは、多数の縦線材と横線材とが格子状に接合されてなるワイヤラスと、
両端にワイヤラス交点接合部と、その中間に屈曲した突出部を備え、該ワイヤラス交点接合部が、前記ワイヤラスの格子目の対角に位置する交点に接合されている多数の間隔保持具と、
前記ワイヤラスに接合された多数の間隔保持具に対応する位置に突起を備え、該間隔保持具の底部が前記突起に嵌り込んでいる構成とした通気型枠シートとからなることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載したモルタル下地用ラスにおいて、前記間隔保持具は、前記ワイヤラスの縦線材と横線材とが形成する複数の格子目に跨って接合されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1〜3のいずれか一に記載したモルタル下地用ラスにおいて、前記間隔保持具は、帯状鋼板からなることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項4に記載したモルタル下地用ラスにおいて、前記間隔保持具は、底部が平坦な倒立山形状に屈曲され、該底部に連結孔が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項1〜5のいずれか一に記載したモルタル下地用ラスにおいて、前記間隔保持具は、平面視ほぼX字形状で、前記ワイヤラスの縦線材と横線材とが形成する格子目の4つの交点に接合されていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、請求項1〜5のいずれか一に記載したモルタル下地用ラスにおいて、前記間隔保持具は、下方に屈曲して谷部を形成する底部と、該底部の両端から上方に延びる傾斜部と、該傾斜部から更に外方に延び、ワイヤラスの縦線材と横線材との交点部分が嵌合する窪み部と、当該交点部分を上方から保持する保持部とからなることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、請求項7に記載したモルタル下地用ラスにおいて、
前記間隔保持具が、帯状鋼板であって、
前記ワイヤラスの縦線材及び横線材の直径をD(mm)、
前記間隔保持具の幅をX(mm)、
前記間隔保持具の窪み部の長さをY(mm)、
としたときに、Y=X+D√2の式を満足することを特徴とする。
請求項9に記載した発明に係る間隔保持具は、請求項1又は2に記載したモルタル下地用ラスに用いる間隔保持具であって、
前記間隔保持具は、両端にワイヤラス交点接合部と、その中間に屈曲した突出部を備え、 該間隔保持具のワイヤラス交点接合部が、ワイヤラスの格子目の対角に位置する交点に接合される構成であることを特徴とする。
請求項10に記載した発明に係る間隔保持具は、請求項1又は2に記載したモルタル下地用ラスに用いる間隔保持具であって、
前記間隔保持具は、下方に屈曲して谷部を形成する底部と、該底部の両端から上方に延びる傾斜部と、該傾斜部から更に外方に延び、ワイヤラスの縦線材と横線材との交点部分を嵌合する窪み部と、当該交点部分を上方から保持する保持部とからなることを特徴とする。
本発明に係るモルタル下地用ラスおよび同ラスに用いる間隔保持具によれば、以下の効果を奏する。
(1)実施例1、2に係るモルタル下地用ラスによれば、ワイヤラスと間隔保持具とを工場等で予め一体化しておくことができるので、建築物のモルタル壁の施工に好適な一定高さの突起を、簡易、かつ確実に形成できる。
よって、前記モルタル下地用ラスは、同ラスの間隔保持具を、釘等の固定具により押さえつけて下地板に接合すると、ワイヤラスが間隔保持具の高さ相当分だけ下地板の板面から浮いた状態で張設できる。
しかも、前記間隔保持具は、モルタル塗り作業の際の押圧力に対し、十分に抵抗できる剛性を備えており、前記ワイヤラスは、その交点部分が、間隔保持具の窪み部による挟持効果によりずり動く虞はないので、塗布するモルタルの層厚のほぼ中央部位にワイヤラスを極めて安定した状態で位置させる施工ができる。
したがって、塗布したモルタルを保持する作用、およびモルタル層を補強、補剛する作用に、当該ワイヤラスを構成する縦線材と横線材の全長が有効に寄与し、高品質なモルタル壁構造を構築することができる。
(2)実施例3に係るモルタル下地用ラスによれば、上記(1)の効果に加えて、施工現場で、通気型枠シートに簡易、確実、かつ迅速に固定でき、あとはモルタルを塗るだけで通気層を備えた外壁通気構造を構築することができる。
(A)は、実施例1に係るモルタル下地用ラスを示す正面図であり、(B)は、同底面図であり、(C)は、同側面図である。 図1(A)のS部拡大図である。 (A)、(B)は、ワイヤラスに間隔保持具を接合する工程を段階的に示した斜視図である。 (A)は、図2のW−W線矢視端面図であり、(B)は、図2のX−X線矢視断面図である。 (A)は、図2のY−Y線矢視断面図であり、(B)は、図2のZ−Z線矢視断面図である。なお、各断面図では表れない間隔保持具の形状の一部は、仮想線(二点鎖線)で示している。 (A)は、実施例1に係る間隔保持具を示す正面図であり、(B)は(A)の主要部位の寸法を表記した正面図である。 実施例2に係るモルタル下地用ラスを示す部分拡大図である。 (A)、(B)は、ワイヤラスに間隔保持具を接合する工程を段階的に示した斜視図である。 (A)は、図7のW−W線矢視端面図であり、(B)は、図7のX−X線矢視断面図である。 実施例2に係る間隔保持具を示す正面図である。 (A)は、外壁通気構造を構築するのに用いる通気型枠シートを示す正面図であり、(B)は、同底面図であり、(C)は、同側面図である。 図11に示す通気型枠シートと、実施例1に係るモルタル下地用ラスとを重ね合わせる態様を示す斜視図である。 図11に示す通気型枠シートの突起に、実施例1に係るモルタル下地用ラスの間隔保持具を挿入した状態の一部を示す斜視図である。 図11に示す通気型枠シートと、実施例1に係るモルタル下地用ラスと用いて構築した外壁通気構造を示す側断面図である。 図11に示す通気型枠シートの突起に、実施例2に係るモルタル下地用ラスの間隔保持具を挿入した状態の一部を示す斜視図である。
次に、本発明に係るモルタル下地用ラスおよび同ラスに用いる間隔保持具の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係るモルタル下地用ラス10は、図1に示したように、多数の縦線材2と横線材3とが格子状に接合されてなるワイヤラス1に間隔保持具4を多数接合した構成であり、前記間隔保持具4は、図2〜図5に示したように、両端にワイヤラス交点接合部4a、4aと、その中間に屈曲した突出部4bを備え、該間隔保持具4のワイヤラス交点接合部4a、4aが、ワイヤラス1の格子目の対角に位置する交点に接合されている。
以下、モルタル下地用ラス10の構成要素を具体的に説明する。
前記ワイヤラス1は、線径1.2〜2.0mm程度の縦線材2と横線材3とが格子状に接合されてなる。本実施例では、剛性が高いスポット溶接で接合されている。前記縦線材2、横線材3のピッチは、35.0〜41.4mmとされ、尺モジュールまたは、メーターモジュールに対応している。
ちなみに本実施例に係るワイヤラス1は、線径1.6mmの縦線材2(図示例では50本)および横線材3(図示例では26本)を、それぞれ37.9mmのピッチで配設して正方形状の格子目を形成し、1枚あたり、縦が985.5mm程度、横が1895.8mm程度の大きさの方形状で実施している。
前記間隔保持具4は、帯状鋼板からなり、本実施例では図6(A)等に示したように、底部41が平坦な倒立山形状に屈曲され、該底部41の中央部に連結孔5が設けられている。具体的には、下方に屈曲して谷部を形成する底部41と、該底部41の両端から斜め上方に延びる傾斜部42、42と、該傾斜部42、42の上端から外方に水平に延びる平坦部43、43と、該平坦部43、43から更に外方に延び、ワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分が嵌合する窪み部44、44と、当該交点部分を上方から保持する保持部45、45とからなる。
前記保持部45は、間隔保持具4の前記窪み部44内にワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分を載置(嵌合)したとき、当該保持部45を内方に折り曲げて当該交点部分、ひいてはワイヤラス1を上方から保持している。
ちなみに図6(B)は、間隔保持具4の主要部位の寸法(単位:mm)を例示している。
なお、本実施例に係る間隔保持具4は、幅が8mm、厚みが0.6mmの帯状鋼板を折り曲げ加工して成形している。大きさはこれに限定されず、幅は6〜10mm程度、厚みは0.4〜0.8mm程度が好ましい。要するに、前記ワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分と良好に接合でき、後に実施するモルタル塗り作業の際の押圧力に対し、十分に抵抗できる剛性を保持する寸法であればよい。
また、前記底部41に設けた連結孔5は、任意に採用される。当該連結孔5は、下地板7に固定する際に用いるビス、釘等の固定具6を挿入するための孔であり、ステープルを用いて固定作業を行う場合はなくてもよい。ちなみに本実施例に係る連結孔5の径(φ)は、鋼板の幅が8mmに対して、5mmで実施している。
したがって、本発明に係るモルタル下地用ラス10は、上記構成の間隔保持具4の両端のワイヤラス交点接合部4a(窪み部44および保持部45)を、上記構成のワイヤラス1の縦線材2と横線材3とで囲まれる格子目の対角に位置する交点に接合してなる。具体的には、前記間隔保持具4の窪み部44、44の内部に、前記ワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分を載置した後、保持部45、45をそれぞれ内方に折り曲げて当該交点部分、ひいてはワイヤラス1を固定している。
なお、前記保持部45を折り曲げる部位は、折り曲げ作業を簡易に行えるように、鋼板の幅方向両端部にV字形状、又はレ字形状の切り欠き部を予め形成しておくことが好ましい。
ちなみに本実施例では、1枚のワイヤラス1に対して91個の間隔保持具4を縦横にバランスよく設けて実施しているが、使用個数はこれに限定されず、ワイヤラス1やその格子目の大きさ等に応じて適宜増減可能である。
ところで、前記間隔保持具4の窪み部44は、内部に載置するワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分が、当該窪み部44の内壁に沿ってきっちり嵌め込まれ、ずり動きを防止する構造設計で実施される。これは、間隔保持具4を介して下地板7に固定したワイヤラス1のずり動きを極力防止することにより、モルタル塗りの作業効率を高めるとともに、高品質なモルタル壁構造を実現するためである。
具体的に、前記間隔保持具4の窪み部44は、前記ワイヤラス1の縦線材2及び横線材3の直径をD(mm)、前記間隔保持具4の幅をX(mm)、前記間隔保持具4の窪み部44長さをY(mm)、としたときに、Y=X+D√2の式を満足する構造設計で実施される。
なお、前記式により求まる窪み部44の長さ寸法Yは、あくまでも下限値であり、これより若干(0.5mm程度)長い寸法で実施する場合もある。これは、前記縦線材2、横線材3の寸法誤差や、ワイヤラス1の交点の溶接精度の誤差を勘案したことによる。
ちなみに本実施例に係る間隔保持具4は、帯状鋼板であって、前記ワイヤラス1の縦線材2及び横線材3の直径(D)が、前記1.6mm、間隔保持具4の幅(X)が、前記8mmで実施しているので、構造設計上、間隔保持具4の窪み部44の長さ(Y)は、上記式より、8(mm)+1.6(mm)×√2≒10.26(mm)と求まり、図6(B)に示したように、10.3mmで実施している。
したがって、図1〜図6に基づいて説明したモルタル下地用ラス10は、ワイヤラス1と間隔保持具4とを工場等で予め一体化しておくことができるので、建築物のモルタル壁の施工に好適な一定高さの突起を、簡易、かつ確実に形成できる。
よって、前記モルタル下地用ラス10は、同ラス10の間隔保持具4を、釘等の固定具により押さえつけて下地板に接合すると、ワイヤラス1が間隔保持具4の高さ相当分だけ下地板の板面から浮いた状態で張設できる。
しかも、前記間隔保持具4は、モルタル塗り作業の際の押圧力に対し、十分に抵抗できる剛性を備えており、前記ワイヤラス1は、その交点部分が、間隔保持具4の窪み部44による挟持効果によりずり動く虞はないので、塗布するモルタルの層厚のほぼ中央部位にワイヤラス1を極めて安定した状態で位置させる施工ができる。
したがって、塗布したモルタルを保持する作用、およびモルタル層を補強、補剛する作用に、当該ワイヤラス1を構成する縦線材2と横線材3の全長が有効に寄与し、高品質なモルタル壁構造を構築することができる。
図7〜図10は、本発明に係るモルタル下地用ラスの異なる実施例を示している。
この実施例2に係るモルタル下地用ラス10’は、上記実施例1と比し、間隔保持具4の形状のみ相違する。よって、ワイヤラス1(縦線材2、横線材3)は、上記実施例1と同一の構成なので、同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
本発明に係るモルタル下地用ラス10’は、多数の縦線材2と横線材3とが格子状に接合されてなる前記ワイヤラス1に間隔保持具4’を多数接合した構成であり、前記間隔保持具4’は、両端にワイヤラス交点接合部4a’、4a’と、その中間に屈曲した突出部4b’を備え、該間隔保持具4’のワイヤラス交点接合部4a’、4a’が、ワイヤラス1の格子目の対角に位置する交点に接合されている。
前記間隔保持具4’は、帯状鋼板からなり、本実施例では図10に示したように、底部41’が平坦な倒立山形状に屈曲され、該底部41’の中央部に連結孔5’が設けられている。具体的には、下方に屈曲して谷部を形成する底部41’と、該底部41’の両端から斜め上方に延びる傾斜部42’、42’と、該傾斜部42’、42’の上端から更に外方に延び、ワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分が嵌合する窪み部43’、43’と、当該交点部分を上方から保持する保持部44’、44’とからなる。
前記保持部44’は、間隔保持具4’の前記窪み部43’内にワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分を載置(嵌合)したとき、当該保持部44’を内方に折り曲げて当該交点部分、ひいてはワイヤラス1を上方から保持している。
なお、本実施例に係る間隔保持具4’は、幅が10mm、厚みが0.6mmの帯状鋼板を折り曲げ加工して成形している。
また、前記底部41’に設けた連結孔5’が任意に採用されることは上記実施例1と同様である。ちなみに本実施例に係る連結孔5’の径(φ)は、鋼板の幅が10mmに対して、7mmで実施している。
したがって、本発明に係るモルタル下地用ラス10’は、上記構成の間隔保持具4’の両端のワイヤラス交点接合部4a’(窪み部43’および保持部44’)を、上記構成のワイヤラス1の縦線材2と横線材3とで囲まれる格子目の対角に位置する交点に接合してなる。具体的には、前記間隔保持具4’の窪み部43’、43’の内部に、前記ワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分を載置した後、保持部44’、44’をそれぞれ内方に折り曲げて当該交点部分、ひいてはワイヤラス1を固定する。
なお、前記保持部44’を折り曲げる部位は、折り曲げ作業を簡易に行えるように、鋼板の幅方向両端部にV字形状、又はレ字形状の切り欠き部を予め形成しておくことが好ましい。
ところで、前記間隔保持具4’の窪み部43’は、内部に載置するワイヤラス1の縦線材2と横線材3との交点部分が、当該窪み部43’の内壁に沿ってきっちり嵌め込まれ、ずり動きを防止する構造設計で実施することは上記実施例1と同様である。
具体的に、前記間隔保持具4’の窪み部43’は、前記ワイヤラス1の縦線材2及び横線材3の直径をD(mm)、前記間隔保持具4’の幅をX(mm)、前記間隔保持具4’の窪み部43’長さをY(mm)、としたときに、Y=X+D√2の式を満足する構造設計で実施される。
ちなみに本実施例に係る間隔保持具4’は、帯状鋼板であって、前記ワイヤラス1の縦線材2及び横線材3の直径(D)が、前記1.6mm、間隔保持具4’の幅(X)が、前記10mmで実施しているので、構造設計上、間隔保持具4’の窪み部43’の長さ(Y)は、上記式より、10(mm)+1.6(mm)×√2≒12.26(mm)と求まり、12.3mmで実施している。
したがって、図7〜図10に基づいて説明した実施例2に係るモルタル下地用ラス10’は、ワイヤラス1と間隔保持具4’とを工場等で予め一体化しておくことができるので、建築物のモルタル壁の施工に好適な一定高さの突起を、簡易、かつ確実に形成できる等、上記実施例1と同様の作用効果を奏する(上記段落番号[0030]参照)。
図11〜図14は、上記実施例1に係るモルタル下地用ラス10と、平面部から窪み部が押し出された突起9aを多数備えた通気型枠シート(合成樹脂製シート)9とを用い、下地板7とモルタル8の層との間に通気層11を形成した外壁通気構造を構築する実施例を示している。
前記通気型枠シート9は、図11に示したように、一方の面からドーム状(図示例では截頭円錐形状)に突出した突起9aが縦横に一定間隔で多数(図示例では72個)設けられている。
この通気型枠シート9は、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等の樹脂製シートを成型したシート材が好適に採用される。ちなみに本実施例では、1枚あたり、縦が929mm程度、横が1838mm程度の大きさで実施している。
この通気型枠シート9の突起9aは、一例として、底辺部の径が53.6mmの円形で、頂点までの突出高さが15mmで、縦横に151.6mmのピッチで、全体として碁盤目状に整列配置されている。ちなみに本実施例に係る突起9aは、建物躯体を構成する柱又は間柱の設置間隔(通常、455mm程度)と、2つ置きにほぼ一致する間隔で設けられている。
これに対し、上記実施例1に係るモルタル下地用ラス10の間隔保持具4は、前記通気型枠シート9の突起9aと一致する間隔でワイヤラス1に接合され、当該シート9にモルタル下地用ラス10を重ね合わせると、前記突起9aに間隔保持具4の底部41が嵌り込む構造設計で実施される(図12〜図14参照)。
なお、前記間隔保持具4を、突起9aの数量よりも多く設けて実施しているのは、モルタル塗り作業に際し、隣接する複数のモルタル下地用ラス10を隙間なく張設するための作業上の配慮からであり、適宜設計変更可能である。
よって、上記実施例1に係るモルタル下地用ラス10を用いて構築する前記外壁通気構造は、先ず、前記通気型枠シート9を下地板7に仮り止めし、次いで、前記通気型枠シート9の各突起9a内に対応するように間隔保持具4を挿入して、当該シート9にモルタル下地用ラス10を重ね合わせる。次いで、ビス、釘等の固定具6を、間隔保持具4に設けた連結孔5に通して下地板7へ打ち込むことにより、当該モルタル下地用ラス10を通気型枠シート9を介して下地板11に固定する。
この固定作業が終了すると同時にワイヤラス1の固定作業も終了するので、直ちにモルタル塗りを行うことができ、外壁通気構造を迅速に構築できる(図14参照)。また、あらかじめ、前記通気型枠シート9をモルタル下地用ラス10に接合してから、下地板7にビスなどで固定してもよい。
したがって、上記実施例1に係るモルタル下地用ラス10によれば、施工現場で、前記通気型枠シート9に簡易、確実、かつ迅速に固定でき、あとはモルタルを塗るだけで通気層を備えた外壁通気構造を構築することができる。
なお、上記実施例2に係るモルタル下地用ラス10’を用いても、図15に示したように、同様に実施できるので、同様の作用効果を奏することができる。
以上、実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
例えば、図示例に係る間隔保持具4(4’)は、底部41(41’)が平坦な形状で実施しているがこれに限定されず、底部41(41’)が下方に凸部を有するように湾曲した形状で実施することもできる。これに合わせて、前記通気型枠シート9の突起9aもドーム状に突出した形状で実施することもできる。
なお、前記通気型枠シート9の実施例として、これまで説明した突起付きシートのほかに、間隔保持具4(4’)が位置している部分に対応するシートの部分に孔をあけて、間隔保持具4(4’)をシートの裏面に突出させて使用することもできる。この場合、モルタルを塗布したときに、シート裏面にモルタルが回り込むことになるが、大きい孔ではないので、流出するモルタルの量は多くなく、シートと下地板との間に通気層を形成することを妨げない。
また、図示例に係る間隔保持具4(4’)は、ワイヤラス1の縦線材2と横線材3とで囲まれる1つの格子目の対角に位置する交点に接合して実施しているが、これに限定されず、複数の格子目に跨って接合するような形態で実施することもできる。
図示例に係る間隔保持具4(4’)は、帯状鋼板を折り曲げ加工して実施しているが、これに限定されず、底部が平坦な倒立山形状、具体的には図6、図10に示す形状に屈曲された鋼線材でも同様に実施することができる。
さらに、間隔保持具4(4’)の剛性をさらに高めるべく、図示例に係る間隔保持具4(4’)を2つ用い、底部41(41’)同士を交差させて平面視ほぼX字形状に重ね合わせ、これを前記ワイヤラス1の縦線材2と横線材3とが形成する格子目の4つの交点に接合して実施することもできる。この場合、前記2つの間隔保持具4(4’)を、平面視ほぼX字形状に単に重ね合わせて使用してもよいし、当該重ね合わせた部分をあらかじめ溶接して使用してもよい。その1つの間隔保持具4(4’)をほぼ半割形状とし(図5の実線部分を援用して参照)、平面視ほぼY字形状に重ね合わせ、これを前記ワイヤラス1の縦線材2と横線材3とが形成する格子目の3つの交点に接合して実施してもよい。
1 ワイヤラス
2 縦線材
3 横線材
4 間隔保持具
4a ワイヤラス交点接合部
4b 突出部
41 底部
42 傾斜部
43 平坦部
44 窪み部
45 保持部
5 連結孔
6 固定具
7 下地板
8 モルタル
9 通気型枠シート
9a 突起
10 モルタル下地用ラス
11 通気層
4’ 間隔保持具
4a’ ワイヤラス交点接合部
4b’ 突出部
41’ 底部
42’ 傾斜部
43’ 窪み部
44’ 保持部
5’ 連結孔
10’ モルタル下地用ラス

Claims (10)

  1. 多数の縦線材と横線材とが格子状に接合されてなるワイヤラスに間隔保持具を多数接合したモルタル下地用ラスであって、
    前記間隔保持具は、両端にワイヤラス交点接合部と、その中間に屈曲した突出部を備え、
    該間隔保持具のワイヤラス交点接合部が、ワイヤラスの格子目の対角に位置する交点に接合されていることを特徴とする、モルタル下地用ラス。
  2. 多数の縦線材と横線材とが格子状に接合されてなるワイヤラスと、
    両端にワイヤラス交点接合部と、その中間に屈曲した突出部を備え、該ワイヤラス交点接合部が、前記ワイヤラスの格子目の対角に位置する交点に接合されている多数の間隔保持具と、
    前記ワイヤラスに接合された多数の間隔保持具に対応する位置に突起を備え、該間隔保持具の底部が前記突起に嵌り込んでいる構成とした通気型枠シートと、
    からなることを特徴とする、モルタル下地用ラス。
  3. 前記間隔保持具は、前記ワイヤラスの縦線材と横線材とが形成する複数の格子目に跨って接合されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載したモルタル下地用ラス。
  4. 前記間隔保持具は、帯状鋼板からなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載したモルタル下地用ラス。
  5. 前記間隔保持具は、底部が平坦な倒立山形状に屈曲され、該底部に連結孔が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載したモルタル下地用ラス。
  6. 前記間隔保持具は、平面視ほぼX字形状で、前記ワイヤラスの縦線材と横線材とが形成する格子目の4つの交点に接合されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載したモルタル下地用ラス。
  7. 前記間隔保持具は、下方に屈曲して谷部を形成する底部と、該底部の両端から上方に延びる傾斜部と、該傾斜部から更に外方に延び、ワイヤラスの縦線材と横線材との交点部分が嵌合する窪み部と、当該交点部分を上方から保持する保持部とからなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載したモルタル下地用ラス。
  8. 前記間隔保持具が、帯状鋼板であって、
    前記ワイヤラスの縦線材及び横線材の直径をD(mm)、
    前記間隔保持具の幅をX(mm)、
    前記間隔保持具の窪み部の長さをY(mm)、
    としたときに、Y=X+D√2の式を満足することを特徴とする、請求項7に記載したモルタル下地用ラス。
  9. 請求項1又は2に記載したモルタル下地用ラスに用いる間隔保持具であって、
    前記間隔保持具は、両端にワイヤラス交点接合部と、その中間に屈曲した突出部を備え、 該間隔保持具のワイヤラス交点接合部が、ワイヤラスの格子目の対角に位置する交点に接合される構成であることを特徴とする、間隔保持具。
  10. 請求項1又は2に記載したモルタル下地用ラスに用いる間隔保持具であって、
    前記間隔保持具は、下方に屈曲して谷部を形成する底部と、該底部の両端から上方に延びる傾斜部と、該傾斜部から更に外方に延び、ワイヤラスの縦線材と横線材との交点部分を嵌合する窪み部と、当該交点部分を上方から保持する保持部とからなることを特徴とする、間隔保持具。
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