JP5753440B2 - フューエルデリバリパイプ - Google Patents
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Description
以下、実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
(自動車における燃料供給装置の構成)
図1は、自動車70における燃料供給装置80の構成を模式的に示した斜視図である。同図に示すように、燃料供給装置80は、自動車70の車体71内に装備され、燃料タンク72からエンジン73に燃料を供給する。なお、燃料は、ガソリン、高濃度アルコール含有燃料や、ガソリンとアルコールとの混合燃料が好ましく、また、アルコールは、メタノール、エタノール、ブタノールやプロパノールが好ましい。
図2は、デリバリパイプ10をエンジン73との対向方向から見た図である。以下、同図の紙面右側をデリバリパイプ10の「右」とし、紙面下側をデリバリパイプ10の「前」とし、紙面奥側をデリバリパイプ10の「上」とする。
図3は、図2に示したデリバリパイプ10のA‐A破断面における部分的断面図である。図2,図3に示すように、パイプ本体20は、左右方向に延びる長尺状をなし、内部に、左右方向に沿って延びる燃料供給路30が貫通形成されている。なお、この左右方向が、パイプ本体20の長尺状の長手方向の一例である。また、パイプ本体20は、例えばアルミダイカスト(鋳造)により成形され、鋼材、またはステンレス材で形成されたものが好ましい。
図4に示すように、弁取付部材40は、上下方向に貫通した導入孔45を有する略筒形状をなし、例えば鋼材、またはステンレス材によって形成されている。導入孔45は、上記分岐孔31に連通する貫通孔44と、当該貫通孔44よりも径が大きく下端まで延びる取付孔42とを有する。弁取付部材40のうち、取付孔42を含む部分が取付部41とされており、この取付孔42に燃料噴射弁60が取付けられている(図4参照)。また、弁取付部材40のうち、貫通孔44を含む上端部分が接合部43とされており、接合部43の上面は平面に形成され、下側面21に対向配置されている。
図5は、デリバリパイプ10を部分的に拡大した上面図である。同図に示すように取付ボス50は、パイプ本体20の前側面24に例えば溶接やろう付によって取付けられている。取付ボス50は、略柱状をしており、上下方向に対して垂直な断面が略正方形状に形成されている。
ここで、弁取付部材40をパイプ本体20に接合する方法について説明する。例えば作業者は、先ず、分岐孔31と導入孔45とが連通するように位置決めし、下側面21に接合部43の上面を接触させる。このとき、分岐孔31の中心軸が燃料供給路30の中心軸に対して前方向にずれているため、上下方向から見たときに、導入孔45の少なくとも一部が燃料供給路30に対して前方向にずれた位置に決められる。また、下側面21と接合部43との両対向部分は、共に平面に形成されているため、両者21、43を隙間なく平面接触させることができる。
(1)本実施形態では、デリバリパイプ10は、上下方向から見て、弁取付部材40の導入孔45の少なくとも一部が燃料供給路30に対して前方向にずれて形成されているため、オフセット型のエンジンレイアウトの内燃機関に使用することができる。
実施形態2を、図6を用いて説明する。図6は、上記図2に示したB−B破断面における部分的断面図である。本実施形態では、分岐孔32が実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容について重複した記載は省略する。
実施形態3を、図7を用いて説明する。図7は、上記図2に示したB−B破断面における部分的断面図である。本実施形態では、パイプ本体25の左右方向に対して垂直な断面の形状が、実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容について重複した記載は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、パイプ本体20、25の形状を、左右方向に対して垂直な断面が略正方形状とする例、また筒状の外周面の一部を平面状に加工して、下側面21が形成された形状とする例を用いて説明したが、これに限られない。接合部43が接合する面が平面であれば、左右方向に対して垂直な断面の形状は、略方形状や略多角形であってもよい。同様に、弁取付部材40の接合部43、また取付ボス50の後側面51が平面に形成されていれば、弁取付部材40や取付ボス50の上下方向に対する垂直な断面の形状も、特に限定されるものでない。
20:パイプ本体
30:燃料供給路
31:分岐孔
40:弁取付部材
41:取付部
45:導入孔
Claims (1)
- 長尺状をしており、内部に、前記長尺状の長手方向に沿って延びる断面が円形状の燃料供給路が形成され、外周面に、前記燃料供給路まで貫通する分岐孔が形成された角状のパイプ本体と、
燃料噴射弁が取付けられる取付部、及び、前記外周面に対向配置される接合部を有し、前記取付部から前記接合部まで貫通し前記分岐孔に連通する導入孔が形成された弁取付部材と、を備え、
前記導入孔の軸方向から見て、前記導入孔の少なくとも一部が前記燃料供給路に対して側方にずれており、
前記パイプ本体の前記分岐孔の孔軸が、前記燃料供給路の外周法線に対して傾斜しており、
前記パイプ本体の前記分岐孔の孔軸と、前記弁取付部材の前記導入孔の孔軸とが互いに交わるように、前記パイプ本体に対して前記弁取付部材が取り付けられており、
且つ、前記外周面と前記接合部との両対向部分は、平面であって、平面接触した状態で接合され、
前記パイプ本体の平面に平面接触するように取り付けられた前記弁取付部材の前記取付部の外周が、前記パイプ本体の接触面の幅内に収まっている、デリバリパイプ。
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