JP5753072B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、上昇時と下降時とで異なるかごの定格速度を有するエレベーターの調速機、並びに、この調速機を備えたエレベーター装置に関するものである。
エレベーター装置には、一般に、かごの昇降速度を常時監視し、かごが所定の過速状態に陥った際にかごを非常停止させる調速機が備えられている。具体的には、調速機は、かごの昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(通常は定格速度の1.3倍を超えない速度)に達すると、かごを駆動する巻上機の電源及びこの巻上機を制御する制御装置の電源をそれぞれ遮断することにより、かごを安全に停止させる。また、調速機は、何らかの原因によりかごの下降速度が第1過速度を超えて第2過速度(通常は定格速度の1.4倍を超えない速度)に達すると、かごに設けられた非常止め装置を動作させて、かごを機械的に非常停止させる。
一方、近年、ビルの高層化に伴うエレベーター装置の高速化及び長行程化が進んでおり、このようなエレベーター装置にあっては、かごの昇降による急激な気圧変化が発生し、乗客に耳がつんとなる耳閉感を与える。人間の耳は気圧が下がる側、即ちかごの上昇時の方が、気圧が上がる側、即ちかごの下降時より順応しやすい特性があるため、上昇方向のかごの定格速度(移動速度)より、下降方向の定格速度を低く設定し、耳閉感の低減を図ったエレベーター装置が要求されている。このようなエレベーター装置にあって、所定の過速状態に陥ったかごを非常停止させるため、従来、上部調速機とは別に下部調速機を設け、上部綱車と下部綱車との間に調速機ロープを巻き掛け、下降時と上昇時とで、過速度を別々に設定可能としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−120979号公報
しかしながら、前述した特許文献を含む従来のものでは、昇降路の頂部及び底部に配置される綱車にそれぞれ調速機を設ける必要があり、多大な占有スペースを要すると共に、部品点数が増加して設備コストが掛かるという課題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、上昇時と下降時とで異なるかごの定格速度を有するエレベーターにあって、調速機に係る省スペース化、及び部品点数の低減を図ることのできるエレベーター装置を提供することにある。
記目的を達成するために、本発明は、無端状をなし昇降路に配置されて一端が昇降体に連結された調速機ロープと、調速機筐体に軸支される水平軸に支持され、前記調速機ロープの上端が巻き掛けられた綱車と、前記綱車の回転中心と同心に配置された駆動傘歯車と、前記駆動傘歯車と噛み合う従動傘歯車と、前記従動傘歯車に固定される鉛直軸と、前記鉛直軸の上端部に枢持されたアームと、前記アームの下端に固定されたフライボールと、前記鉛直軸に嵌合された滑り筒と、前記鉛直軸に嵌合されて前記鉛直軸の上端と前記滑り筒との間に配置され、前記滑り筒を下方へ付勢するばねとを有するフライボール式調速部を備えると共に、上昇時と下降時とで異なるかごの定格速度を有するエレベーター装置において、前記綱車を挟むように2系統の前記フライボール式調速部を配置すると共に、前記綱車又は前記フライボール式調速部を水平方向にスライド可能とし、かつ前記綱車の両側にそれぞれ前記駆動傘歯車を配設し、前記かごの運転方向に応じて前記綱車又は前記フライボール式調速部をスライドさせ、一方の前記駆動傘歯車を一方の前記従動傘歯車と噛み合わせる構造を有し、更に、モーター、並びに前記モーター及び前記綱車の間、或いは前記モーター及び前記2系統のフライボール式調速部の間に配置される駆動アームから構成され、前記かごの運転方向の切替えに応じて前記モーターが駆動されるに伴って前記駆動アームを介して前記綱車又は前記2系統のフライボール式調速部を水平方向にスライドさせて前記2系統のフライボール式調速部の一方で所定の過速度を検出可能とするスライド手段が備えられたことを特徴とする。
このように構成した本発明では、上昇方向における所定の過速度を検出すると共に、下降方向における所定の過速度を検出するため、上昇用のフライボール式調速部のばねと下降用のフライボール式調速部のばねとは異なるばね値にあらかじめ設定されており、かごが一方向の運転に移る際、綱車又はフライボール式調速部がスライドされ、一方の駆動傘歯車を一方の従動傘歯車と噛み合わせることで一方のフライボール式調速部により所定の過速度が検出可能となる。即ち、上昇用及び下降用の2系統のフライボール式調速部を配置し、運転方向に応じて切替えて使用するという簡易な構造とすることで、上昇時と下降時とで異なるかごの定格速度を有するエレベーターにあって、調速機に係る省スペース化、及び部品点数の低減を図ることができる。また、かごの運転方向の切替えに応じてモーターが駆動され、駆動アームを介して綱車又は2系統のフライボール式調速部がスライドされ、一方の駆動傘歯車を一方の従動傘歯車と噛み合わせることで2系統のフライボール式調速部の一方で所定の過速度が検出可能となる。即ち、モーター及び駆動アームを用いるという比較的単純な構造のスライド手段により確実に綱車又は2系統のフライボール式調速部のスライドを行うことができる。
本発明によれば、上昇時と下降時とで異なるかごの定格速度を有するエレベーター装置にあって、調速機に係る省スペース化を図って装置の凡庸性を高めることができると共に、設備コストを低減することができる。
本発明が適用されるエレベーター装置の全体概略図である。 本発明に係るエレベーター装置の第1の実施例を示す側面図である。 図2におけるA−A線に沿う矢視図である。 本発明に係るエレベーター装置の第2の実施例を示す側面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
エレベーター装置は、図1に示すように、建屋に形成される昇降路1と、昇降路1の直上に設けられた機械室2と、昇降路1を昇降する昇降体、即ちかご3及びつり合いおもり4と、かご3とつり合いおもり4とに連結される主ロープ5と、機械室2に設置され、主ロープ5を駆動する巻上機6と、昇降路1に立設され、かご3の昇降を案内するかご用ガイドレール7と、昇降路1に立設され、つり合いおもり4の昇降を案内するつり合いおもり用ガイドレール8と、かご3の昇降速度を監視し、かご3が所定の過速状態に陥った際にかご3を非常停止させる調速機9と、かご3に設けられ、かご3を機械的に非常停止させる非常止め装置10とを備えている。
調速機9は、図1に示すように、無端状をなし昇降路1に配置され、一端が連結部材11を介して昇降体に連結された調速機ロープ9aと、後述する水平軸に固定されて調速機ロープ9aの上端の湾曲部が巻き掛けられた綱車9bと、昇降路1の下部に配設され、調速機ロープ9aの下端の湾曲部が巻き掛けられた張り車9cとを備えている。
そして、第1の実施例の調速機9は、図2及び図3に示すように、綱車9bを挟むように2系統のフライボール式調速部、即ち上昇用の調速部9A、及び下降用の調速部9Bが配置されていると共に、綱車9bは、調速機筐体9dに軸支された水平軸9eに支持され、水平方向にスライド可能に設置されている。
上昇用の調速部9Aは、綱車9bの一側にあってその回転中心と同心に配置された駆動傘歯車9A1と、この駆動傘歯車9A1と噛み合う従動傘歯車9A2と、この従動傘歯車9A2に固定される鉛直軸9A3と、この鉛直軸9A3の上端部に枢持されたアーム9A4と、このアーム9A4の下端に固定されたフライボール9A5と、鉛直軸9A3に嵌合された滑り筒9A6と、鉛直軸9A3に嵌合されて鉛直軸9A3の上端と滑り筒9A6との間に配置され、滑り筒9A6を下方へ付勢するばね9A7とを備えている。
下降用の調速部9Bは、綱車9bの他側にあってその回転中心と同心に配置された駆動傘歯車9B1と、この駆動傘歯車9B1と噛み合う従動傘歯車9B2と、この従動傘歯車9B2に固定される鉛直軸9B3と、この鉛直軸9B3の上端部に枢持されたアーム9B4と、このアーム9B4の下端に固定されたフライボール9B5と、鉛直軸9B3に嵌合された滑り筒9B6と、鉛直軸9B3に嵌合されて鉛直軸9B3の上端と滑り筒9B6との間に配置され、滑り筒9B6を下方へ付勢するばね9B7とを備えている。
綱車9bを水平方向にスライドさせるスライド手段9Cは、モーター9C1と、このモーター9C1と綱車9bとの間に配置される駆動アーム9C2とを備えている。
滑り筒9A6、9B6には、かご3の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度に達したときに動作する昇降体停止用スイッチ12が接続されている。
そして、第1の実施例のエレベーター装置は、かご3の昇降による急激な気圧変化により、乗客の耳がつんとなる耳閉感を低減するため、上昇方向の定格速度Aより、下降方向の定格速度Bを低く設定してある。これに応じて、上昇用の調速部9Aは、かご3の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度1.3Aに達すると、かご3を駆動する巻上機6の電源及びこの巻上機6を制御する制御装置の電源をそれぞれ遮断する。一方、下降用の調速部9Bは、かご3の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度1.3Bに達すると、かご3を駆動する巻上機6の電源及びこの巻上機6を制御する制御装置の電源をそれぞれ遮断すると共に、何らかの原因によりかごの下降速度が第1過速度を超えて第2過速度1.4Bに達すると、かご3に設けられた非常止め装置10を動作させて、かご3を機械的に非常停止させる。このように上昇方向における所定の過速度を検出すると共に、下降方向における所定の過速度を検出するため、上昇用の調速部9Aのばね9A7と下降用の調速部9Bのばね9B7とは異なるばね値に設定されている。
第1の実施例にあっては、かご3の上昇運転に移る際、スライド手段9Cのモーター9C1が動作し、駆動アーム9C2を介して綱車9bが駆動され、綱車9bを図2中、左方向にスライドさせ、駆動傘歯車9A1を従動傘歯車9A2と噛み合わせる。この状態でかご3が上昇することにより、調速機ロープ9aの動作により綱車9bが回転し、この回転が駆動傘歯車9A1及び従動傘歯車9A2を介して鉛直軸9A3に伝達される。そして、鉛直軸9A3の回転速度に応じてフライボール9A5が公転し、遠心力によりばね9A7の付勢力に抗して上昇する。このフライボール9A5の上昇により滑り筒9A6が上昇変位する。そして、鉛直軸9A3の回転速度、すなわち、かご3の昇降速度が定格速度Aを超えて第1過速度1.3Aに達したときに昇降体停止用スイッチ12が動作し、巻上機6の電源が遮断され、かご3が停止される。
また、かご3の下降運転に移る際、スライド手段9Cのモーター9C1が動作し、駆動アーム9C2を介して綱車9bが駆動され、綱車9bを図2中、右方向にスライドさせ、駆動傘歯車9B1を従動傘歯車9B2と噛み合わせる。この状態でかご3が下降することにより、調速機ロープ9aの動作により綱車9bが回転し、この回転が駆動傘歯車9B1及び従動傘歯車9B2を介して鉛直軸9B3に伝達される。そして、鉛直軸9B3の回転速度に応じてフライボール9B5が公転し、遠心力によりばね9B7の付勢力に抗して上昇する。このフライボール9B5の上昇により滑り筒9B6が上昇変位する。そして、鉛直軸9B3の回転速度、すなわち、かご3の昇降速度が定格速度Bを超えて第1過速度1.3Bに達したときに昇降体停止用スイッチ12が動作し、巻上機6の電源が遮断され、かご3が停止される。さらに、何らかの原因によりかご3が下降方向にさらに過速し、第1過速度1.3Bを超えて第2過速度1.4Bに達したときには、図示しないキャッチウェートで調速機ロープ9aの把持動作が行われ、連結部材11を介して非常止め装置10を作動させることにより、かご3の非常停止動作が行われる。
第1の実施例によれば、上昇時と下降時とで異なるかご3の定格速度を有するエレベーター装置にあって、調速機9に係る省スペース化を図って装置の凡庸性を高めることができると共に、設備コストを低減することができる。また、調速機9における上昇及び下降の切替え動作は、スライド手段9Cにより綱車9bをスライドさせ、駆動傘歯車9A1を従動傘歯車9A2と噛み合わせる、又は駆動傘歯車9B1を従動傘歯車9B2と噛み合わせるという比較的単純なものであるため、装置の堅牢性及び信頼性を容易に高いものとすることができる。
ここで、本発明に係るエレベーター装置の第2の実施例を図4に基づき説明する。なお、前述した実施例と同等のものには同一符号が付してある。
第2の実施例の調速機19は、図4に示すように、綱車9bを挟むように2系統のフライボール式調速部、即ち上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bが配置されていると共に、これらの上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bは水平方向にスライド可能に設置されている。
上昇用の調速部19Aは、調速機筐体9dに軸支された水平軸9eに固定され、綱車9bの一側にあってその回転中心と同心に配置された駆動傘歯車19A1と、この駆動傘歯車19A1と噛み合う従動傘歯車19A2と、この従動傘歯車19A2に固定される鉛直軸19A3と、この鉛直軸19A3の上端部に枢持されたアーム19A4と、このアーム19A4の下端に固定されたフライボール19A5と、鉛直軸19A3に嵌合された滑り筒19A6と、鉛直軸19A3に嵌合されて鉛直軸19A3の上端と滑り筒19A6との間に配置され、滑り筒19A6を下方へ付勢するばね19A7とを備えている。
下降用の調速部19Bは、調速機筐体9dに軸支された水平軸9eに固定され、綱車9bの他側にあってその回転中心と同心に配置された駆動傘歯車19B1と、この駆動傘歯車19B1と噛み合う従動傘歯車19B2と、この従動傘歯車19B2に固定される鉛直軸19B3と、この鉛直軸19B3の上端部に枢持されたアーム19B4と、このアーム19B4の下端に固定されたフライボール19B5と、鉛直軸19B3に嵌合された滑り筒19B6と、鉛直軸19B3に嵌合されて鉛直軸19B3の上端と滑り筒19B6との間に配置され、滑り筒19B6を下方へ付勢するばね19B7とを備えている。
上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bを水平方向にスライドさせるスライド手段19Cは、モーター19C1と、このモーター19C1と上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bとの間に配置される駆動アーム19C2とを備えている。
滑り筒19A6、19B6には、かご3の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度に達したときに動作する昇降体停止用スイッチ12が接続されている。
第2の実施例にあっては、かご3の上昇運転に移る際、スライド手段19Cのモーター19C1が動作し、駆動アーム19C2を介して上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bが駆動され、上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bを図2中、左方向にスライドさせ、駆動傘歯車19A1を従動傘歯車19A2と噛み合わせる。この後の動作は前述したものと同等であるため説明を省略する。一方、かご3の下降運転に移る際、スライド手段19Cのモーター19C1が動作し、駆動アーム19C2を介して上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bが駆動され、上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bを図2中、右方向にスライドさせ、駆動傘歯車19B1を従動傘歯車19B2と噛み合わせる。この後の動作は前述したものと同等であるため説明を省略する。
第2の実施例と前述した第1の実施例との違いは、第1の実施例は、綱車9bを水平方向にスライド可能とし、スライド手段9Cにより運転方向に合わせて綱車9bを移動するようにしたが、第2の実施例は、上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bを水平方向にスライド可能とし、スライド手段19Cにより運転方向に合わせて上昇用の調速部19A、及び下降用の調速部19Bを移動するようにしたものであり、この第2の実施例でも第1の実施例と同等の効果を得ることができる。
1 昇降路
2 機械室
3 かご
4 つり合いおもり
5 主ロープ
6 巻上機
7 かご用ガイドレール
8 つり合いおもり用ガイドレール
9 調速機
9a 調速機ロープ
9b 綱車
9c 張り車
9d 調速機筐体
9e、19e 水平軸
9A、19A 上昇用の調速部
9B、19B 下降用の調速部
9A1、9B1、19A1、19B1 駆動傘歯車
9A2、9B2、19A2、19B2 従動傘歯車
9A3、9B3、19A3、19B3 鉛直軸
9A4、9B4、19A4、19B4 アーム
9A5、9B5、19A5、19B5 フライボール
9A6、9B6、19A6、19B6 滑り筒
9A7、9B7、19A7、19B7 ばね
9C、19C スライド手段
9C1、19C1 モーター
9C2、19C2 駆動アーム
10 非常止め装置
11 連結部材
12 昇降体停止用スイッチ

Claims (1)

  1. 無端状をなし昇降路に配置されて一端が昇降体に連結された調速機ロープと、調速機筐体に軸支される水平軸に支持され、前記調速機ロープの上端が巻き掛けられた綱車と、前記綱車の回転中心と同心に配置された駆動傘歯車と、前記駆動傘歯車と噛み合う従動傘歯車と、前記従動傘歯車に固定される鉛直軸と、前記鉛直軸の上端部に枢持されたアームと、前記アームの下端に固定されたフライボールと、前記鉛直軸に嵌合された滑り筒と、前記鉛直軸に嵌合されて前記鉛直軸の上端と前記滑り筒との間に配置され、前記滑り筒を下方へ付勢するばねとを有するフライボール式調速部を備えると共に、上昇時と下降時とで異なるかごの定格速度を有するエレベーター装置において、
    前記綱車を挟むように2系統の前記フライボール式調速部を配置すると共に、前記綱車又は前記フライボール式調速部を水平方向にスライド可能とし、かつ前記綱車の両側にそれぞれ前記駆動傘歯車を配設し、前記かごの運転方向に応じて前記綱車又は前記フライボール式調速部をスライドさせ、一方の前記駆動傘歯車を一方の前記従動傘歯車と噛み合わせる構造を有し、更に、モーター、並びに前記モーター及び前記綱車の間、或いは前記モーター及び前記2系統のフライボール式調速部の間に配置される駆動アームから構成され、前記かごの運転方向の切替えに応じて前記モーターが駆動されるに伴って前記駆動アームを介して前記綱車又は前記2系統のフライボール式調速部を水平方向にスライドさせて前記2系統のフライボール式調速部の一方で所定の過速度を検出可能とするスライド手段が備えられたことを特徴とするエレベーター装置。
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