JP5751189B2 - フィルタープレスの濾布洗浄装置 - Google Patents
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Description
フィルタープレスを用いてスラリーの固液分離を繰り返すと、濾布に固形物が付着して目詰りするため、濾過性能が低下する。そのため、フィルタープレスには、濾布を洗浄して、付着した固形物を除去する濾布洗浄装置が備えられる(例えば、特許文献2)。
第2発明のフィルタープレスの濾布洗浄装置は、第1発明において、前記走行駆動手段は、サーボモータを備えることを特徴とする。
第3発明のフィルタープレスの濾布洗浄装置は、第1または第2発明において、前記昇降駆動手段は、モータと、該モータにより駆動するボールネジと、を備えることを特徴とする。
第2発明によれば、サーボモータの回転量を制御することで、走行台車の位置決めができる。
第3発明によれば、ボールネジを用いるのでトルクの小さい小型のモータを用いることができ、走行台車を軽量化できる。そのため、歯付レールにかかる負荷を低減でき、歯付レールの摩耗を抑制することで走行台車の位置ずれを防止できる。
図1に示すように、フィルタープレスFは、一対の終端板e、eと、その終端板e、eの間に設けられた複数の濾板bとを備えており、濾板bの両面には濾布fが取り付けられている。フィルタープレスFで濾過を行う場合には、終端板e、eを閉じて濾板b同士を密着させた状態で濾過対象を圧入する。濾布fを通過した濾液は濾板b内に形成された流路を通り回収され、残渣は濾布f、fの間に蓄積される。濾過が終了すると、終端板e、eを開けて濾板b、b同士を離間させることで、濾布f、fの間に蓄積された残渣を排出する。なお、フィルタープレスFには、終端板e、eおよび濾板bを開閉する開閉機構が備えられている。
図3に示すように、チェーンレール11は、外リンク11aと内リンク11bを交互に組み合わせて連結したローラーチェーンをレール状に敷設したものである。チェーンレール11は、ローラーチェーンを走行フレーム10の上面に長尺方向に沿って直線上に載置して、各外リンク11aをL字型の固定具12で走行フレーム10に固定することにより敷設されている。なお、本実施形態においては、全ての外リンク11aを固定具12で走行フレーム10に固定しているが、所定間隔ごとに一部の外リンク11aを固定してもよい。
なお、チェーンレール11は、特許請求の範囲に記載の歯付レールに相当する。
なお、車輪22に代えて、走行フレーム10上を褶動するスライダなどを設けても良い。
なお、走行用スプロケット23は、特許請求の範囲に記載の歯車に相当する。
さらに、ボールネジ42a、42bの摩耗や転がり疲れによる寿命は予測可能であるので、定期的に交換することで破損を予防することができる。そのため、操業中の目視監視が不要となり、作業員の労力を低減できる。
なお、図4においては、説明のためケース50を省略している。
なお、以下で説明する洗浄工程においては、常に走行台車20のケース50の内部にパージエアーが供給されている。
ここで、洗浄パイプ24a、24bを懸下するロッド25a、25bには飛散した洗浄液が多く付着する。しかし、ケース50の内部に供給されたパージエアーは、ロッド孔51とロッド25a、25bとの隙間から排出される。そのため、ロッド25a、25bに付着した洗浄液を外部に吹き飛ばしながら洗浄パイプ24a、24bをケース50の内部に収めることができる。これにより、洗浄水がケース50の内部に入ることを防止でき、腐食性の強い物質が走行駆動手段30および昇降駆動手段40に付着することをより防止できる。
以上を繰返して、順次濾布fが洗浄される。
上記実施形態では、走行フレーム10の上面にチェーンレール11を敷設しているが、チェーンレール11に代えて歯付のラックを敷設してもよい。この場合、走行台車20には、走行用スプロケット23に代えて歯車が備えられる。このような実施形態でも、歯付ラックと歯車とで構成されるラック・アンド・ピニオン機構により、走行台車20を走行させることができる。また、ラック・アンド・ピニオン機構は、腐食性の強い物質が付着しても伸びる恐れがないため、走行台車20の位置ずれを防止できる。
さらに、フィルタープレスFの濾布fを洗浄する洗浄手段として、洗浄パイプ24a、24b以外の他の構成の手段を採用してもよい。
10 走行フレーム
11 チェーンレール
20 走行台車
21 フレーム
22 車輪
23 走行用スプロケット
24a、24b 洗浄パイプ
25a、25b ロッド
30 走行駆動手段
31 走行用サーボモータ
32 スプロケット
33 主軸
34 スプロケット
35 チェーン
40 昇降駆動手段
41 昇降用モータ
42a、42b ボールネジ
43a、43b 第1プーリー
44a、44b 第2プーリー
45a、45b タイミングベルト
46a、46b 連結部材
47a、47b ロッドガイド
50 ケース
51 ロッド孔
52 パイプ
Claims (3)
- フィルタープレスの上方に設置された走行フレームと、
該走行フレーム上を走行する走行台車と、を備えるフィルタープレスの濾布洗浄装置であって、
前記走行フレームには、歯付レールが敷設されており、
前記走行台車は、
前記歯付レールと噛み合う歯車と、
該歯車を回転駆動させる走行駆動手段と、
前記フィルタープレスの濾布を洗浄する洗浄手段と、
前記走行駆動手段を密閉するケースと、
前記ケースの内部にパージエアーを供給するパージ手段と、を備え、
前記洗浄手段は、
前記ケースの外部に配置され、洗浄水を噴出する洗浄パイプと、
前記ケースに内部に配置され、前記洗浄パイプを昇降させる昇降駆動手段と、
前記ケースに形成されたロッド孔に挿入され、前記洗浄パイプと前記昇降駆動手段とを連
結するロッドと、を備え、
前記ケースは、前記パージエアーが前記ロッド孔から外部に排出されるように構成されている
ことを特徴とするフィルタープレスの濾布洗浄装置。 - 前記走行駆動手段は、サーボモータを備える
ことを特徴とする請求項1記載のフィルタープレスの濾布洗浄装置。 - 前記昇降駆動手段は、
モータと、
該モータにより駆動するボールネジと、を備える
ことを特徴とする請求項1または2記載のフィルタープレスの濾布洗浄装置。
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