JP5751108B2 - 電磁石動作監視システム、その電磁石動作監視装置 - Google Patents
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Description
すなわち、不図示の閉路指令用接点などが投入指令に応答して閉路したタイミング611で、不図示のコイルに励磁電流が流れ出す。励磁電流は、ほぼ直線的に増大して行くが、或る大きさになると、上記不図示の可動部が動き出すので、その負荷変動の影響で減少に転じて変極点612に達した後、再び増大してほぼ一定値に移行し、その後、急降下して消滅する。
励磁側コイルの電流値の時系列データのみでは、前記電磁石装置の動作状態を示す各タイミングの特徴点を全て検出することはできない。その為、従来では例えば更にストロークセンサを用いることで、これら各タイミングを検出し、それによって電磁石装置の動作状態を測定していた。
図1は、本例の電磁石の動作状態監視システムの構成例である。
電磁石の動作状態監視システムは、電磁石装置1と動作状態監視装置2等とから成る。
図1(a)に示すように、電磁石装置1の主要構成要素は、ヨーク3、可動体4、投入用の励磁コイル21(以下、投入用コイル21と記す)と、釈放用の励磁コイル22(以下、釈放用コイル22と記す)と、永久磁石5等である。尚、電磁石装置1の詳細な構成・動作は、後に図9〜図12を参照して詳細に説明するものとし、ここでは図1(a)に示す概略構成図を参照して主要構成要素について概略的に説明するものとする。
可動体4(可動鉄心等)は、強磁性体からなる可動体本体4aと、非磁性材料からなるスライド軸4bとから構成されている。可動体4は、スライド軸4bの軸に沿う方向(図上、太線矢印で示す上下方向)に移動可能となっている。尚、図において太線矢印で示す上下方向は、実際の電磁石装置1において重力方向としての上下方向となる場合が多い。また、尚、図1(a)においては可動体4は下側に位置しており、これを釈放状態(投入状態ではない状態)というものとする。
図1(b)には、投入用コイル21、釈放用コイル22、永久磁石5に係る磁気回路構成要素(起磁力)を示すと共に、電磁石装置1の各種構成要素(可動体本体4aやヨーク3等)の磁気抵抗を示しているが、これらについての詳細は図13に示すものとし、後に説明することにし、ここでは、動作状態監視装置2の入力データを得る為の構成について説明する。
本例の電磁石の動作状態監視システムにおける動作状態監視装置2では、上記構成により計測した励磁電流波形(特性)と誘導電圧波形(特性)とに基づいて、遮断器/開閉器/リレー等に用いられる電磁石装置1の動作状態の測定を行うものである。
図3は、投入動作の際の励磁電流特性、誘導電圧特性を示す図(その2)である。
図4は、釈放動作の際の励磁電流特性、誘導電圧特性を示す図である。
図2と図3との違いは、投入動作の際のコイル励磁方法の違いである。図2では動作完了まで励磁し、図3では途中でコイルの励磁を止める。但し、何れの場合でも、可動体4は所定の位置(図12に示す位置)まで移動させるものであり、詳しくは後述する。
ここで、図2には、電磁石の可動部の変位11、動作完了まで励磁した場合の投入用コイル21の励磁電流特性12、無励磁の釈放用コイル22に発生する誘導電圧特性13を示している。
任意のタイミングt1で動作指令が入力され、投入用コイル21が励磁されると、励磁されたコイル21には電流が流れる為、図2に示す励磁電流特性12のように、図示の励磁電流の立ち上がり12aから変化が現れ、電流値が増加していく。それと同時に、上記投入用コイル21の励磁によって磁束が発生するため、無励磁側の釈放用コイル22には誘導電圧が生じる。これは、図2に示す誘導電圧特性13のように上記励磁電流の立ち上がり12aと同タイミングで図示の無励磁コイル誘導電圧変化点13aの変化(電圧降下)が生じるが、その後しばらくの間は誘導電圧は殆ど変化しない。
このような特徴点によって、励磁電流特性12に示すように、励磁している投入用コイル21の電流波形では、動作指令のタイミングt1と動作完了のタイミングt3は検出可能であるが、可動体4の動き出しのタイミングt2に特徴が現れないので、このタイミングt2は検出不可能である。この為、従来では更にストロークセンサが必要であったが、本例ではストロークセンサは必要ない。
可動体4の動作の途中で投入用コイル21の励磁を止めてイナーシャ動作によって投入を行う方式の電磁石装置の場合、図示のように途中で投入用コイル21の励磁を止めることで励磁電流が無になっても、慣性や永久磁石5の力によって、可動体4は動き続け、所定の位置で停止することになる。
上記のように、本例の場合も、誘導電圧特性15に示すように、無励磁の釈放用コイル22に発生する誘導電圧波形は、動作指令のタイミングt1、可動体4の動き出しのタイミングt2、可動体4の動作完了のタイミングt3の全てにおいて、波形に特徴点15a,15b,15cが現れるため、無励磁側コイルである釈放用コイル22に発生する誘導電圧を検出することで、ストロークセンサを使用しなくても、動作状態測定が可能となる。
釈放動作の際には、釈放用コイル22を励磁し、投入用コイル21は励磁しないが、釈放用コイル22の励磁によって投入用コイル21に誘導電圧が生じる。電流計8と電圧計7の計測結果を用いることで、励磁を行う釈放用コイル22の電流波形(励磁電流波形;例えば図4に示す励磁電流特性17)と、励磁していない投入用コイル21の電圧波形(誘導電圧波形;例えば図4に示す誘導電圧特性18)を用いることになる。
また、釈放動作に関しても、投入動作の場合と略同様に、可動体4の動作(移動)の途中で釈放用コイル22の励磁を止めても、イナーシャ動作によって釈放動作が行われる方式の電磁石装置の場合にも、対応可能である。これについては、特に誘導電圧特性、励磁電流特性を図示しないが、図3の場合と同様に、励磁電流特性ではタイミングt3を検出することができなくなる。
図5は、正常時の動作と摩擦増加時の動作とを示す図である。
図7は、正常時/摩擦増加時の特徴点履歴、その微分値を示す図である。
図5には、正常時の誘導電圧特性と摩擦増加時の誘導電圧特性等を示す。
図5には、更に、電磁石の可動部(可動体4)の変位も示している。これも、正常時と摩擦増加時について示している。すなわち、電磁石の可動部の変位(正常時)61と、電磁石の可動部の変位(摩擦増加時)62を示している。尚、これも、変位(正常時)61は実線で示し、変位(摩擦増加時)62は点線で示す。また、変位(摩擦増加時)62が変位(正常時)61と同じである箇所(例えばT1やそれ以前の期間)については、特に点線は示さない。
上記のように変位(正常時)61は図2や図3の変位11、11−1等と同じであってよいので、動作指令に応じた励磁電流の供給開始タイミングt1から第1の動作時間T1経過すると(図示のタイミングt2で)電磁石の可動体4が動き出すことになり、更に第2の動作時間T2経過すると(可動体4の動作完了のタイミングt3で)動作ストップすることなる。これに応じて、正常時の誘導電圧特性63に関しては、上記タイミングt1,t2、t3でそれぞれ、図示の特徴点63a、63b、63cが現れることになる。
図示のように、励磁電流の供給開始タイミングt1からT1’経過時に特徴点63bが現れ、更にT2’経過時に(換言すれば、t1から「T1’+T2’」経過した時点で)特徴点63cが現れる。
すなわち、まず、正常時における上記“投入指令入力から投入動作完了までの時間”(上記「T1+T2」;ここでは可動部移動時間Tmovと記すものとする)の計測結果を記憶しておく。尚、これは、ユーザが、現在が正常な状態か否かを判断して、正常のときに閾値決定処理実行を異常判定部114に対して指示するようにしてもよい。
その後は、異常判定部114は、上記“投入指令入力から投入動作完了までの時間”すなわち可動部移動時間Tmovを計測する毎に、「Tmov>P」であるか否かを判定する(Tmovが閾値Pを越えたか否かを判定する)。そして、もし、「Tmov>P」である場合には、例えば摩擦増加の異常発生と判定して、例えばその旨を警告する。
また、尚、上記異常発生(摩擦の異常増加)の判定処理は、上述した一例に限らず、例えば、正常動作時の特徴点と摩擦増加時の特徴点とを比較し、時間の遅れを検知することで、摩擦増加の検知が可能となる(例えば、上記「T1+T2」の代わりに、T1,T2の何れか一方を用いて、摩擦増加の異常を判定するようにしてもよい)。
図6には、正常動作時の開閉負荷特性71と、摩擦増加時の開閉負荷特性72とを示している。図では、正常動作時の開閉負荷特性71は実線で示し、摩擦増加時の開閉負荷特性72は点線で示す。
尚、上記2つの判定を一緒に行っても良い。すなわち、「Q≦Tmov≦P」であるか否かを判定して、「Q≦Tmov≦P」である場合には(すなわち判定YESの場合には)“正常である”と判定する。一方、判定NOである場合には、異常検知と判定すると共に、更に上記「Tmov>P」と「Tmov<Q」のどちらの異常に該当するのかを判定し、前者に該当すれば摩擦増加の異常、後者に該当すればバネ劣化の異常と判定することになる。
図7に示す動作履歴データ81は、開閉動作毎に、上記無励磁コイル誘導電圧に係る各種特徴点(例えば63a、63b、63c等)を抽出して(あるいは更に励磁電流に係る各種特徴点を抽出して)、これらに基づいて得られる上記動作時間(T1、T2、あるいは「T1+T2」の何れであってもよいが、ここでは「T1+T2」とする)を保存した、動作履歴の一例である。尚、この説明では、動作時間「T1+T2」には、正常時のものだけでなく異常時のもの(すなわち上記「T1’+T2’」等)も含まれるものとする。
図7は、横軸が開閉回数、縦軸は、動作履歴データ81に関しては上記動作時間Tmov、微分データ82に関しては動作時間Tmovの微分値である。
尚、図7の例は、上記動作時間Tmovは、例えば任意の開閉回数m回の時点で上記適正値T4であったものが、その次の‘m+1’回の時点では摩擦増加によって上記T5になったものとする。また、上記動作時間Tmovは、上記‘m+1’回の時点以降、任意の開閉回数n回の時点までは(n>m)上記T5であったものが、その次の‘n+1’回の時点ではばね劣化によって上記T6になったものとする。
本手法では、この様な問題を、上記動作履歴データ81(特徴点の履歴)を保存しておくことで解消する。そして、本例の場合、動作履歴データ81に基づいて、その微分値である図示の微分データ82を生成することで、正常状態と「摩擦増加+ばね劣化」の異常状態とを区別する例を示すが、この例に限るものではない。
従来ではストロークセンサが必要であったが、本手法ではストロークセンサがなくても動作状態の監視(摩擦増加やばね劣化や「摩擦増加+ばね劣化」などの異常状態の有無の検知も含む)が可能になるため、ストロークセンサ設置に必要なスペース、コストを減らすことができ、測定対象機器の小形化、低コスト化が可能となる。
図示の例の動作状態監視装置2は、入力インタフェース101、メモリ102、CPU/MPU等の演算プロセッサ103、出力部104等を有する。
電流/電圧特性記憶部111は、上記入力インタフェース101から入力される電流計6、電圧計7、電流計8、電圧計9の各計測データのうちの少なくとも1つ以上の計測データを、メモリ102にデータ取得順に時系列的に記憶することで、励磁電流特性データまたは/及び誘導電圧特性データを生成・記憶する。尚、この様な励磁電流特性データまたは/及び誘導電圧特性データは、電流値、電圧値の時系列データと言うこともできる。
この特徴点に関しては、既に説明したように、基本的には3つの特徴点が必要となる。すなわち、動作指令(励磁開始)のタイミングt1、可動体4の動き出しのタイミングt2、動作完了(可動体4の移動完了)のタイミングt3の3つのタイミングを示す3つの特徴点が必要となる。この3つのタイミング毎に最低1つの特徴点が必要であり、従って最低でも3つの特徴点が必要となるが、1つのタイミングに対して2つの特徴点を抽出しても構わない。例えば図2の例では5つの特徴点を検出可能である。
すなわち、図9には上記電磁石装置1の外観斜視図を示し、図10には図9におけるA−A’断面図を示し、図11、図12には図9におけるB−B’断面図を示す。図11は可動体4の釈放状態、図12は可動体4の投入状態を示すものである。また、図13は、図9〜図12に示す電磁石装置1の磁気回路を示す回路図である。
ヨーク3は、上記のように電磁石装置1の筐体(枠体)として各種構成要素を収納/固定する役割を有するが、更に、投入用コイル21や釈放用コイル22によって発生する磁束の磁路を構成するものである。ヨーク3は、可動体4と共に投入用コイル21の内外を通る周状の磁路(符号401,402,403で示す点線矢印/一点鎖線矢印)を構成するように形成されている。ヨーク3は、強磁性体によって構成されている。ヨーク3は、図11や図12に示すように、上部ヨーク31、下部ヨーク32、一対の側部ヨーク33、中ヨーク34、コイル内ヨーク35等から成る。
可動体4の投入状態は、可動体4が図上上側に位置する状態であり、可動体4の第1上面41aとコイル内ヨーク下面35aとが接触した状態となっており、且つ、可動体4の第2上面42aと中ヨーク下面34aとが接触した状態となっている。更に、この状態では、スライド軸4bが、上部ヨーク31のスライド軸用孔31aに挿入された状態となっている。上記の通り、本例の電磁石装置1では、永久磁石5の磁力により、投入用コイル21の励磁を止めても、この投入状態を維持するようになっている。
可動体4の釈放状態は、図示の通り可動体4が図上下側に位置する状態であり、可動体引き外し磁極面43aと第2軸受52とが接触した状態となっている。また、この状態では、スライド軸4bは、上部ヨーク31のスライド軸用孔31aに挿入されていない状態である。
この場合、投入用コイル21によって生じる磁束は、上部ヨーク31、コイル内ヨーク35、コイル内ヨーク下面35aと可動体本体4aの第1上面41aとの間の空気ギャップC、可動体本体4a、可動体本体4aと中ヨーク34との間の空気ギャップE、中ヨーク34、永久磁石5、側部ヨーク33を通って一巡する磁路401(図11上で一点鎖線矢印で示す)を通過する。
そして、任意のときに投入を止める場合には、上記の通り釈放用コイル22を励磁することで、上述したように今度は上記磁路403によって可動体4は下方向へと移動していき、最終的には停止して上記図11の位置(釈放状態)となる。
図13は、上記図9〜図12に示す具体例の電磁石装置1の等価磁気回路を示している。
2 動作状態監視装置
3 ヨーク
4 可動体
4a 可動体本体
4b スライド軸
5 永久磁石
6 電流計
7 電圧計
8 電流計
9 電圧計
11,11−1 電磁石の可動部の変位
12 励磁電流特性
12a 励磁電流の立ち上がり(特徴点)
12b 励磁コイル電流変極点(特徴点)
13 誘導電圧特性
13a 無励磁コイル誘導電圧変化点(特徴点)
13b 無励磁コイル誘導電圧立ち上がり(特徴点)
13c 無励磁コイル誘導電圧ピーク点(特徴点)
14 励磁電流特性
14a 励磁電流の立ち上がり(特徴点)
14b 特徴点
15 誘導電圧特性
15a 無励磁コイル誘導電圧変化点(特徴点)
15b 無励磁コイル誘導電圧立ち上がり(特徴点)
15c 無励磁コイル誘導電圧ピーク点(特徴点)
17 励磁電流特性
17a 特徴点
17b 特徴点
18 誘導電圧特性
18a 特徴点
18b 特徴点
21 投入用コイル
21a ボビン
21b コイル用巻線
22 釈放用コイル
22a ボビン
22b コイル用巻線
31 上部ヨーク
31a スライド軸用孔
32 下部ヨーク
32a 貫通孔
32b ヨーク引き外し磁極面
33 側部ヨーク
34 中ヨーク
34a 中ヨーク下面
34b 可動体挿入孔
35 コイル内ヨーク
35a コイル内ヨーク下面
41 投入部
41a 第1上面
42 フランジ部
42a 第2上面
43 引き外し部
43a 可動体引き外し磁極面
51 第1軸受
52 第2軸受
61 電磁石の可動部の変位(正常時)
62 電磁石の可動部の変位(摩擦増加時)
63 正常時の誘導電圧特性
63a 特徴点
63b 特徴点
63c 特徴点
64 異常時(摩擦増加時)の誘導電圧特性
64b 特徴点
64c 特徴点
71 正常動作時の開閉負荷特性
72 摩擦増加時の開閉負荷特性
81 動作履歴データ
82 微分データ
101 入力インタフェース
102 メモリ
103 演算プロセッサ
104 出力部
111 電流/電圧特性記憶部
112 特徴点検出部
113 電磁石動作測定部
114 異常判定部
401,402,403 磁路
501 上部ヨークの磁気抵抗
502 下部ヨークの磁気抵抗
503 側部ヨークの磁気抵抗
504 中ヨークの磁気抵抗
505 コイル内ヨークの磁気抵抗
506 可動体本体による磁気抵抗
507 永久磁石の内部磁気抵抗
508 空気ギャップCによる磁気抵抗
509 空気ギャップKによる磁気抵抗
510 空気ギャップEによる磁気抵抗
511 永久磁石の起磁力
512 投入用コイルの起磁力
513 釈放用コイルの起磁力
514 空気ギャップDによる磁気抵抗
515 第2軸受52の磁気抵抗
Claims (7)
- 可動体と投入用コイルと釈放用コイルとを有し、前記投入用コイルを励磁し前記釈放用コイルは非励磁とする投入動作を行うことで前記可動体を所定方向に移動させて投入状態とする電磁石装置と、該電磁石装置の動作状態を計測する監視装置とを有するシステムであって、
前記投入用コイル、前記釈放用コイルそれぞれの電流値、電圧値を計測する為の電流計、電圧計を備え、
前記監視装置は、
前記電流計によって計測される電流値、前記電圧計によって計測される電圧値を入力する入力手段と、
前記投入動作が実行された場合に、非励磁側コイルの前記電圧値の時系列データに基づいて、前記電磁石装置の動作状態を示す各タイミングの特徴点を検出する特徴点検出手段と、
該特徴点検出手段によって検出された各特徴点に基づいて、前記電磁石装置の動作時間を計測する動作状態計測手段と、
該動作状態計測手段によって計測された前記動作時間と、予め設定される閾値とに基づいて、摩擦増加の異常の有無、または/及び、バネ劣化の異常の有無を判定する異常判定手段と、
を有することを特徴とする電磁石動作監視システム。 - 前記異常判定手段は、前記動作状態計測手段によって計測された前記動作時間が、予め設定される所定の第1の閾値よりも大きい場合に、前記摩擦増加の異常と判定することを特徴とする請求項1記載の電磁石動作監視システム。
- 前記異常判定手段は、前記動作状態計測手段によって計測された前記動作時間が、予め設定される所定の第2の閾値よりも小さい場合に、前記バネ劣化の異常と判定することを特徴とする請求項1記載の電磁石動作監視システム。
- 前記異常判定手段は、前記計測された動作時間を時系列的に蓄積した動作履歴データに基づいて、該動作履歴データの微分データを生成し、該微分データにおける正と負のピーク部分の有無に応じて、「摩擦増加+バネ劣化」の異常の有無を判定することを特徴とする請求項1記載の電磁石動作監視システム。
- 前記非励磁側コイルの前記電圧値は、前記励磁側コイルの励磁によって前記非励磁側コイルに生じる誘導電圧であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電磁石動作監視システム。
- 前記バネ劣化は、前記可動体を前記投入状態から釈放状態にする為の釈放動作用バネの劣化であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電磁石動作監視システム。
- 可動体と投入用コイルと釈放用コイルとを有し、前記投入用コイルを励磁し前記釈放用コイルは非励磁とする投入動作を行うことで前記可動体を所定方向に移動させて投入状態とする電磁石装置と、該電磁石装置の動作状態を計測する監視装置とを有するシステムにおける該監視装置であって、
前記投入用コイル、前記釈放用コイルそれぞれの電流値、電圧値を計測する為の電流計、電圧計を備え、
前記監視装置は、
前記投入用コイル、前記釈放用コイルの少なくとも一方の電流値の計測値と、前記投入用コイル、前記釈放用コイルの少なくとも一方の電圧値の計測値とを入力する入力手段と、
前記投入動作が実行された場合に、非励磁側コイルの前記電圧値の時系列データに基づいて、前記電磁石装置の動作状態を示す各タイミングの特徴点を検出する特徴点検出手段と、
該特徴点検出手段によって検出された各特徴点に基づいて、前記電磁石装置の動作時間を計測する動作状態計測手段と、
該動作状態計測手段によって計測された前記動作時間と、予め設定される閾値とに基づいて、摩擦増加の異常の有無、または/及び、バネ劣化の異常の有無を判定する異常判定手段と、
を有することを特徴とする電磁石動作監視装置。
Priority Applications (1)
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