JP5749427B2 - エレベータ群管理システム - Google Patents

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本発明は、複数のかごを具えたエレベータ群と、行先階を登録する際に操作すべき複数の行先階登録装置と、行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに前記複数のかごの中から該操作によって入力された行先階へ移動させるべき1つのかごを選択するかご割当て動作を実行する群管理制御装置とを具えたエレベータ群管理システムに関するものである。
図9は、従来のエレベータ群管理システムを表わしており、該エレベータ群管理システムは、図示の如く、n台(nは2以上の整数)のエレベータ(1)と、複数階の乗り場に設けられた複数台の行先階表示器(6)(1つの階に設けられたn台の行先階表示器のみを図示)と、複数階の乗り場に設けられた複数台の行先階登録装置(20)(1つの階に設けられたm台の行先階登録装置のみを図示:mは2以上の整数)と、行先階登録装置(20)に対して行先階を入力する操作があったとき、前記n台のエレベータ(1)のかご(10)の中から該操作によって入力された行先階へ移動させるべき1つのかご(10)を選択するかご割当て動作を実行する群管理制御装置(30)とから構成されている。前記n台のエレベータ(1)はそれぞれ運行制御装置(11)を具えており、運行制御装置(11)によってかご(10)の昇降動作が制御されている。
図10は、3台のエレベータ(1)(1)(1)を具えたエレベータ群管理システムが構築されているビルのエレベータホールを表わしている。3台のエレベータ(1)(1)(1)のドア(12)(12)(12)の上方にはそれぞれ上記行先階表示器(6)(6)(6)が設けられており、各行先階表示器(6)には、対応づけられているエレベータ(1)のかごが移動することとなる複数の行先階が表示される。図10は、1号機のかごの行先階は9階と10階であり、2号機のかごの行先階は3階と5階であり、3号機のかごの行先階は未だないことを表わしている。
又、互いに隣接する2台のエレベータ(1)(1)のドア(12)(12)間には、乗客が操作可能な位置に、上記行先階登録装置(20)が設けられている。尚、行先階登録装置(20)は、ホールエントランス付近にのみ、或いは互いに隣接する2台のエレベータ(1)(1)のドア(12)(12)間とホールエントランス付近とに設けられることもある。
各行先階登録装置(20)は、図11に示す如く、表示器(25)と行先階を入力する際に操作すべき行先階ボタン群(28)とを一体に具えており、表示器(25)には登録されている複数の階とそれらの階にそれぞれ割り当てられているかごの識別番号(号機)とを表示するための全かご行先階表示領域(26)と、行先階ボタン群(28)に対する操作によって入力された行先階と該行先階に割り当てられたかごの識別番号とを表示するための応答かご表示領域(27)とが設けられている。一方、前記行先階ボタン群(28)は、複数の行先階にそれぞれ対応づけられて配列された複数の操作ボタンを具えている。図11は、3階、5階、9階及び10階が登録されており、3階及び5階には2号機のかご、9階及び10階には1号機のかごが割り当てられていることを表わしている。又、行先階ボタン群(28)に対する操作によって5階が入力され、5階に2号機のかごが割り当てられたことを表わしている。
尚、表示器の表示面にタッチパネルを設置して成るタッチ入力装置によって構成された行先階登録装置も知られている。かかる行先階登録装置においては、図12に示す如く、全かご行先階表示領域(71)と応答かご表示領域(72)とテンキー表示領域(73)とが設けられており、テンキー表示領域(73)に表示されたテンキーを操作することによって行先階を入力することが可能である。
図13は、上記群管理制御装置(30)によって実行される表示制御手続きを表わしており、先ずステップS31では、システムを構成する複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対する操作によって行先階が入力されたか否かを判断し、ノーと判断された場合には手続きを終了する。
行先階が入力されてステップS31にてイエスと判断された場合には、ステップS32に移行して、入力された行先階を変数f、その行先階に割り当てられたかごの識別番号を変数iに設定した後、ステップS33では、f階が既に登録されているか否か(前記操作が行なわれたときにかごが既に割り当てられていたか否か)を判断する。
f階が未だ登録されていない場合には、ステップS34に移行して、入力操作の行なわれた階に設けられている全ての行先階登録装置に対してf階にはi号機のエレベータのかごが割り当てられたことを全かご行先階表示領域に表示すべき旨を指令する。この結果、入力操作の行なわれた階に設けられている全ての行先階登録装置の全かご行先階表示領域にそれぞれ、行先階としてf階、かご識別番号としてi号機が表示されることになる。次にステップS35では、入力操作の行なわれた階に設けられている複数の行先階表示器の内、i号機のエレベータのかごに対応づけられている1つの行先階表示器に対してf階を表示すべき旨を指令した後、ステップS36に移行する。この結果、入力操作の行なわれた階に設けられているi号機用行先階表示器にf階が表示されることになる。
f階が既に登録されており、上記ステップS33にてイエスと判断された場合には、行先階登録装置の全かご行先階表示領域にはf階とf階に割り当てられているかごの識別番号が既に表示されており、f階に割り当てられているかごに対応づけられている行先階表示器にはf階が既に表示されているので、上記のステップS34及びステップS35を迂回して、ステップS36に移行する。
ステップS36では、入力操作の行なわれた行先階登録装置に対して、f階にはi号機のエレベータのかごが割り当てられていることを応答かご表示領域に数秒間だけ表示すべき旨を指令した後、上記手続きを終了する。この結果、入力操作の行なわれた行先階登録装置の応答かご表示領域に、行先階としてf階、かご識別番号としてi号機が数秒間だけ表示されることになる。
上記手続きによれば、行先階登録装置に対する入力操作によって行先階が入力されたとき、入力された行先階が未だ登録されていない場合には、入力操作の行なわれた階に設けられている全ての行先階登録装置の全かご行先階表示領域にそれぞれ入力された行先階と該行先階に割り当てられたかごの識別番号とが表示されると共に、入力操作の行なわれた階に設けられている複数の行先階表示器の内、割り当てられたかごに対応づけられている1つの行先階表示器に該行先階が表示される。又、入力操作の行なわれた行先階登録装置の応答かご表示領域に、入力された行先階と該行先階に割り当てられたかごの識別番号とが数秒間だけ表示される。
これに対し、入力された行先階が既に登録されている場合には、入力操作が行なわれた行先階登録装置の応答かご表示領域に、入力された行先階と該行先階に割り当てられたかごの識別番号とが数秒間だけ表示される。
上記従来のエレベータ群管理システムにおいては、乗客は、図11に示す行先階登録装置(20)の全かご行先階表示領域(26)の表示を見れば、自己の行先階が既に登録されているかどうかを知ることが出来る。
又、乗客は、行先階登録装置(20)に対して自己の行先階を入力する操作を行なった後、その行先階登録装置(20)の応答かご表示領域(27)の表示を見れば、その行先階に移動することとなるかごを知ることが出来る。
更に、乗客は、エレベータのドアの上方に設けられている行先階表示器の表示を見れば、そのエレベータが自己の行先階まで移動するかどうかを確認することが出来るので、安心してエレベータに乗ることが出来る。
尚、行先階を入力するためのテンキーと、テンキーにより入力された行先階及びその行先階に割り当てられたかご号機を表示する表示器とを具えた行先階登録装置が提案されている(特許文献1参照)。
又、呼びに応答するエレベータをグループ毎の表示装置とホールランタンとで案内することによって、エレベータ毎に設けられる行先階表示器を不要とすることが出来るエレベータ群管理システムが提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−287876号公報 特開2003−63745号公報
しかしながら、上記従来のエレベータ群管理システムにおいては、図10に示す如く、各階の乗り場に行先階表示器(6)と行先階登録装置(20)とが設けられていたため、システムを構成する機器数が多くなる問題があった。
又、図11に示す如く、行先階登録装置(20)の全かご行先階表示領域(26)に広いスペースが必要であったため、行先階登録装置(20)が大型となる問題があった。特に、上記従来のエレベータ群管理システムを階床数の多いビル(高層ビル)に構築した場合にかかる問題が顕著となっていた。
そこで本発明の目的は、システムを構成する機器数を削減することが出来、然も行先階登録装置を従来よりも小型化することが出来るエレベータ群管理システムを提供することである。
本発明に係るエレベータ群管理システムは、かごが移動する複数のエレベータを具えたエレベータ群と、複数階の乗り場に設けられ、行先階を登録する際に操作すべき複数の行先階登録装置と、前記エレベータ群及び前記複数の行先階登録装置に接続され、行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに前記複数のかごの中から該操作によって入力された行先階へ移動させるべきかごを選択するかご割当て動作を実行する群管理制御装置とを具えている。そして、各行先階登録装置は、
エレベータホールの各エレベータのドアの側方であって、乗客が操作可能な位置に、前記エレベータのかごと対応づけられて設けられ、
行先階を入力するための入力手段と、
前記複数のかごの内、前記入力手段によって入力された行先階へ移動することとなるかごの識別情報を応答かご表示領域に表示する応答かご表示手段と、
その行先階登録装置が対応づけられているかごが移動することとなる行先階のみを対応かご行先階表示領域に表示する対応かご行先階表示手段
とを一体に具えており、前記群管理制御装置は、
前記複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに前記かご割当て動作を実行するかご割当て手段と、
前記かご割当て手段によって割り当てられたかごの識別情報を前記操作のあった行先階登録装置の応答かご表示手段に表示させる第1表示制御動作と、前記操作によって入力された行先階を、前記操作のあった階に設けられている複数の行先階登録装置の内、前記かご割当て手段によって割り当てられたかごに対応づけられている1つの行先階登録装置の対応かご行先階表示手段のみに表示させる第2表示制御動作とを実行する表示制御手段
とを具えている。
上記本発明に係るエレベータ群管理システムが構築されているビルにおいては、複数階の乗り場に、各エレベータのドアの側方であって、乗客が操作可能な位置に、前記エレベータのかごにそれぞれ対応づけられて行先階登録装置が設けられている。
乗客がある乗り場に設けられている複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対して行先階を入力する操作を行なうと、該操作によって入力された行先階に移動させるべきかごが割り当てられた後、該かごの識別情報が該操作のあった行先階登録装置の応答かご表示領域に表示されると共に、該操作によって入力された行先階が、該操作のあった階に設けられている複数の行先階登録装置の内、該かごに対応づけられている1つの行先階登録装置の対応かご行先階表示領域のみに表示される。従って、その乗客は、操作を行なった行先階登録装置の応答かご表示領域を見れば、自己の行先階に移動することとなるかごを知ることが出来る。又、その乗客及びその乗客が前記操作を行なった階の他の乗客は、行先階登録装置の対応かご行先階表示領域を見れば、その行先階登録装置が対応づけられているかごがその階に停止した後、その階から自己の行先階まで移動するかどうかを確認することが出来るので、安心してエレベータを待つことが出来ると共に安心してエレベータに乗ることが出来る。
上記本発明に係るエレベータ群管理システムにおいては、各行先階登録装置の対応かご行先階表示領域に各行先階登録装置が対応づけられているかごの行先階が表示されるので、従来の行先階表示器を省略することが出来る。これによって、システムを構成する機器数を従来よりも削減することが出来る。
又、各行先階登録装置には、従来の全かご行先階表示領域に代えて、対応づけられているかごのみの行先階を表示するための対応かご行先階表示領域が設けられるので、各行先階登録装置を小型化することが出来る。尚、乗客は、乗り場に設けられている複数の行先階登録装置の対応かご行先階表示領域を見れば、自己の行先階が既に登録されているかどうかを知ることが出来るので、従来の全かご行先階表示領域を省略することが出来る。
更に、従来のエレベータ群管理システムにおいては、乗客は行先階登録装置に対して行先階を入力する操作を行なった後、エレベータのドアの上方に設けられている行先階表示器に視線を移して、そのエレベータが自己の行先階まで移動するかどうかの確認を行なわねばならなかったが、本発明に係るエレベータ群管理システムにおいては、各行先階登録装置の対応かご行先階表示領域に各行先階登録装置が対応づけられているかごの行先階が表示されるので、視線を高い位置に移すことなく前記確認を行なうことが出来る。然も、各行先階登録装置は乗客が操作可能な位置に設けられるので、その表示は見易いものとなる。
具体的形態において、前記群管理制御装置は、更に、前記操作があったときに該操作によって入力された行先階にかごが既に割り当てられていたか否かを判断する割当て有無判断手段を具えており、前記表示制御手段は、前記割当て有無判断手段によってかごが未だ割り当てられていなかったと判断された場合に、前記第1表示制御動作と前記第2表示制御動作とを実行する一方、かごが既に割り当てられていたと判断された場合には、前記第1表示制御動作のみを実行する。
上記具体的形態においては、乗客が行先階登録装置に対して行先階を入力する操作を行なったとき、該操作によって入力された行先階にかごが未だ割り当てられていなかった場合には、該操作が行なわれた行先階登録装置の応答かご表示手段によって表示動作が実行されると共に、該操作が行なわれた階に設けられている複数の行先階登録装置の内、前記行先階に割り当てられたかごに対応づけられている行先階登録装置の対応かご行先階表示手段によって表示動作が実行される。
これに対し、前記操作によって入力された行先階にかごが既に割り当てられていた場合には、前記操作が行なわれた階に設けられて、割り当てられたかごに対応づけられている行先階登録装置の対応かご行先階表示領域には該行先階が既に表示されているので、前記操作が行なわれた行先階登録装置の応答かご表示手段によってのみ表示動作が実行される。
又、具体的形態において、前記群管理制御装置は、行先階を入力する操作のあった行先階登録装置が対応づけられているかごを該操作によって入力された行先階に優先的に割り当てる優先割当てモードの設定が可能であって、前記かご割当て手段は、
前記複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに、優先割当てモードが設定されているか否かを判断するモード判断手段と、
前記モード判断手段によって優先割当てモードが設定されていると判断された場合に、前記操作のあった行先階登録装置が対応づけられているかごを該操作によって入力された行先階に割り当てる優先割当て手段
とを具えている。
上記具体的形態においては、行先階を入力する操作の行なわれた行先階登録装置が対応づけられているかごが該操作によって入力された行先階に割り当てられた場合には、入力操作を行なった乗客は、該操作を行なった位置から他のかごの近傍まで移動する必要はなく、その位置から最も近いかごに乗車することが出来る。
更に具体的形態において、各行先階登録装置は、行先階を入力するための複数の操作ボタンと1つの表示器とから構成されており、該表示器の表示面に前記応答かご表示領域と前記対応かご行先階表示領域とが設けられている。
或いは、具体的形態において、各行先階登録装置は、表示器の表示面にタッチパネルを設置して成るタッチ入力装置から構成されており、該表示面に、行先階を入力するための複数の操作ボタンが表示される操作ボタン表示領域と前記応答かご表示領域と前記対応かご行先階表示領域とが設けられている。
又、或いは、具体的形態において、各行先階登録装置は、複数の行先階にそれぞれ対応づけられて配列された複数の操作ボタンと、これら複数の操作ボタンを個別に照明する照明手段と、1つの表示器とから構成されており、各行先階登録装置の前記対応かご行先階表示手段は、前記複数の操作ボタンの内、かごの行先階に対応づけられている操作ボタンを前記照明手段により照明することによってかごの行先階を表示し、前記表示器の表示面に前記応答かご表示領域が設けられている。
上記具体的形態においては、かごの行先階に対応づけられている操作ボタンを前記照明手段により照明することによってかごの行先階が表示されるので、対応かご行先階表示領域を複数の操作ボタンの形成領域と別に設ける構成に比べて、各行先階登録装置を小型化することが出来る。
本発明に係るエレベータ群管理システムによれば、システムを構成する機器数を削減することが出来、然も行先階登録装置を従来よりも小型化することが出来る。
図1は本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムの全体構成を表わすブロック図である。 図2は3台のエレベータを具えた本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムが構築されているビルのエレベータホールを表わす図である。 図3は本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムの行先階登録装置の構成を表わす図である。 図4は上記エレベータ群管理システムにおける表示制御手続きを表わすフローチャートである。 図5は上記エレベータ群管理システムにおけるかご割当て手続きを表わすフローチャートである。 図6は上記行先階登録装置に対する表示の遷移例を表わす図である。 図7は行先階登録装置の変形例を表わす図である。 図8は行先階登録装置の他の変形例を表わす図である。 図9は従来のエレベータ群管理システムの全体構成を表わすブロック図である。 図10は3台のエレベータを具えた従来のエレベータ群管理システムが構築されているビルのエレベータホールを表わす図である。 図11は従来のエレベータ群管理システムの行先階登録装置の構成を表わす図である。 図12は従来の他の行先階登録装置を表わす図である。 図13は上記エレベータ群管理システムにおける表示制御手続きを表わすフローチャートである。 図14は6台のエレベータを具えた従来のエレベータ群管理システムが構築されているビルのエレベータホールを表わす平面図である。 図15は6台のエレベータを具えた本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムが構築されているビルのエレベータホールを表わす平面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムは、図1に示す如く、n台(nは2以上の整数)のエレベータ(1)と、複数階の乗り場に設けられた複数台の行先階登録装置(2)(1つの階に設けられたn台の行先階登録装置のみを図示)と、行先階登録装置(2)に対して行先階を入力する操作があったとき、前記n台のエレベータ(1)のかご(10)の中から該操作によって入力された行先階へ移動させるべきかご(10)を選択するかご割当て動作を実行する群管理制御装置(3)とから構成されている。前記n台のエレベータ(1)はそれぞれ運行制御装置(11)を具えており、運行制御装置(11)によってかご(10)の昇降動作が制御されている。
図2は、3台のエレベータ(1)(1)(1)を具えたエレベータ群管理システムが構築されているビルのエレベータホールを表わしており、3台のエレベータ(1)(1)(1)のドア(12)(12)(12)の側方にはそれぞれ、乗客が操作可能な位置に、各エレベータ(1)のかごと対応づけられて上記行先階登録装置(2)が設けられている。
各行先階登録装置(2)は、図3に示す如く、液晶ディスプレイからなる表示器(21)と行先階を入力する際に操作すべき行先階ボタン群(24)とを一体に具えており、表示器(21)には、対応づけられているかごが移動することとなる行先階を表示するための対応かご行先階表示領域(22)と、行先階ボタン群(24)に対する操作によって入力された行先階と該行先階に割り当てられたかごの識別番号とを表示するための応答かご表示領域(23)とが設けられている。一方、前記行先階ボタン群(24)は、複数の行先階にそれぞれ対応づけられて配列された複数の操作ボタンを具えている。
尚、図3は、1号機のかごに対応づけられている行先階登録装置を表わしており、1号機のかごの行先階は9階と10階であることを表わしている。又、行先階ボタン群(24)に対する操作によって5階が入力され、5階に2号機のかごが割り当てられたことを表わしている。
図4は、上記群管理制御装置(3)によって実行される表示制御手続きを表わしており、先ずステップS1では、システムを構成する複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対する操作によって行先階が入力されたか否かを判断し、ノーと判断された場合には手続きを終了する。
行先階が入力されてステップS1にてイエスと判断された場合には、ステップS2に移行して、前記操作が行なわれた行先階登録装置が対応づけられているかごの識別番号を変数m、入力された行先階を変数f、その行先階に割り当てられたかごの識別番号を変数iに設定した後、ステップS3では、f階が既に登録されているか否か(前記操作が行なわれたときにかごが既に割り当てられていたか否か)を判断する。
f階が未だ登録されていない場合には、ステップS4に移行して、前記変数iの値と前記変数mの値とが同じであるか否かを判断し、イエスと判断された場合にはステップS5にて、入力操作の行なわれた階に設けられている複数の行先階登録装置の内、m号機のエレベータのかごに対応づけられている1つの行先階登録装置に対してf階を対応かご行先階表示領域に表示すべき旨を指令した後、ステップS7に移行する。この結果、入力操作の行なわれた階に設けられているm号機用行先階登録装置の対応かご行先階表示領域にf階が表示されることになる。一方、ステップS4にてノーと判断された場合にはステップS6にて、入力操作の行なわれた階に設けられている複数の行先階登録装置の内、i号機のエレベータのかごに対応づけられている1つの行先階登録装置に対してf階を対応かご行先階表示領域に表示すべき旨を指令した後、ステップS7に移行する。この結果、入力操作の行なわれた階に設けられているi号機用行先階登録装置の対応かご行先階表示領域にf階が表示されることになる。
f階が既に登録されており、上記ステップS3にてイエスと判断された場合には、f階に割り当てられているかごに対応づけられている行先階登録装置の対応かご行先階表示領域にはf階が既に表示されているので、上記のステップS4乃至ステップS6を迂回して、ステップS7に移行する。
ステップS7では、m号機のエレベータのかごに対応づけられている行先階登録装置の内、入力操作の行なわれた行先階登録装置に対して、f階にはi号機のエレベータのかごが割り当てられていることを応答かご表示領域に数秒間だけ表示すべき旨を指令した後、上記手続きを終了する。この結果、入力操作の行なわれた行先階登録装置の応答かご表示領域に、行先階としてf階、かご識別番号としてi号機が数秒間だけ表示されることになる。
上記手続きによれば、行先階登録装置に対する入力操作によって行先階が入力されたとき、入力された行先階が未だ登録されていない場合には、入力操作が行なわれた階に設けられている複数の行先階登録装置の内、その行先階に割り当てられたかごに対応づけられている1つの行先階登録装置の対応かご行先階表示領域に該行先階が表示されると共に、その入力操作が行なわれた行先階登録装置の応答かご表示領域に、入力された行先階とその行先階に割り当てられたかごの識別番号とが数秒間だけ表示される。
これに対し、入力された行先階が既に登録されている場合には、その入力操作が行なわれた行先階登録装置の応答かご表示領域に、入力された行先階とその行先階に割り当てられたかごの識別番号とが数秒間だけ表示される。
例えば、図6(a)に示す如く3階及び10階に1号機のエレベータのかごが割り当てられている状態で、1号機用行先階登録装置(2)に対して11階を入力する操作が行なわれた後、11階に1号機のかごが割り当てられた場合には、同図(b)に示す如く、該1号機用行先階登録装置(2)の対応かご行先階表示領域(22)に行先階として“11階”が追加されると共に、該1号機用行先階登録装置(2)の応答かご表示領域(23)に行先階として“11階”、かご識別番号として“1”が数秒間だけ表示される。
これに対し、11階に2号機のエレベータのかごが割り当てられた場合には、同図(c)に示す如く前記1号機用行先階登録装置(2)の応答かご表示領域(23)に行先階として“11階”、かご識別番号として“2”が数秒間だけ表示されると共に、同図(d)に示す如く、入力操作が行なわれた階に設けられている2号機用行先階登録装置(2)の対応かご行先階表示領域(22)に“11階”が表示される。
上記エレベータ群管理システムにおいては、ある階で行先階を入力する操作を行なった乗客は、該操作を行なった行先階登録装置(2)の応答かご表示領域(23)を見れば、自己の行先階に移動することとなるかごを知ることが出来る。又、その乗客及びその階の他の乗客は、行先階登録装置(2)の対応かご行先階表示領域(22)を見れば、その行先階登録装置(2)が対応づけられているかごがその階に停止した後、その階から自己の行先階まで移動するかどうかを確認することが出来るので、安心してエレベータを待つことが出来ると共に安心してエレベータに乗ることが出来る。
尚、上記エレベータ群管理システムにおいては、入力された行先階に1つのかごが割り当てられた後、交通状況の変化によって割当てかごを他のかごに変更する割当て変更が行なわれる場合があるが、割当て変更が行なわれたときには、割当て変更前のかごに対応づけられている行先階登録装置(2)の応答かご表示領域(23)に、前記行先階と割当て変更後のかごの識別番号とが数秒間だけ点滅表示される。これによって、割当て変更前のかごに乗るべく該かごの近傍で待っている乗客を割当て変更後のかごの前へ誘導することが出来る。
又、上記エレベータ群管理システムにおいては、行先階を入力する操作のあった行先階登録装置が対応づけられているかごを該操作によって入力された行先階に優先的に割り当てる優先割当てモードの設定が可能である。該優先割当てモードは、例えば乗客の閑散時等に設定される。
図5は、上記群管理制御装置(3)によって実行されるかご割当て手続きを表わしており、先ずステップS11では、システムを構成する複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対する操作によって行先階が入力されたか否かを判断し、ノーと判断された場合には手続きを終了する。
行先階が入力されてステップS11にてイエスと判断された場合には、ステップS12に移行して、前記操作が行なわれた行先階登録装置が対応づけられているかごの識別番号を変数mに設定した後、ステップS13にて、変数iを“1”に初期化する。
続いてステップS14では、前記変数iの値がシステムを構成するエレベータ台数以下であるか否かを判断し、イエスと判断された場合にはステップS15に移行して、入力された行先階にi号機のかごを割り当てた場合の評価値(例えば、i号機のかごが入力操作の行なわれた階へ到着するまでに要する時間)を変数V(i)に設定する。ここで、評価値の設定方法としては、公知の種々の方法を採用することが出来る。次にステップS16では、前記変数iを1だけインクリメントした後、ステップS14に戻る。
その後、システムを構成する全てのエレベータのかごについて前記変数V(i)が設定されたときに、ステップS17に移行して、上記ステップS15にて設定された変数V(i)が最小値となる変数iを変数bに設定し、次にステップS18では、優先割当てモードが設定されているか否かを判断する。
優先割当てモードが設定されていない場合には、ステップS21に移行して、b号機のエレベータのかごを上記入力された行先階に割り当てた後、上記手続きを終了する。
これに対し、優先割当てモードが設定されている場合には、ステップS19に移行して、上記入力された行先階にm号機のエレベータのかごを割り当てた場合の評価値を表わす変数V(m)の値と該行先階にb号機のエレベータのかごを割り当てた場合の評価値を表わす変数V(b)の値との差が所定値C未満であるか否かを判断し、イエスと判断された場合にはステップS20にて、m号機のエレベータのかごを上記入力された行先階に割り当てた後、上記手続きを終了する。一方、ステップS19にてノーと判断された場合には、ステップS21にて、b号機のエレベータのかごを上記入力された行先階に割り当てた後、上記手続きを終了する。
上記手続きによれば、行先階が入力されたとき、優先割当てモードが設定されていない場合には、システムを構成する複数のかごの内、評価値が最小値となるかごが入力された行先階に割り当てられることになる。
一方、優先割当てモードが設定されている場合には、入力された行先階に入力操作の行なわれた行先階登録装置が対応づけられているかごを割り当てた場合の評価値とシステムを構成する複数のかごをそれぞれ割り当てた場合の複数の評価値の中の最小値との差が所定値C未満である場合に限って、入力操作の行なわれた行先階登録装置が対応づけられているかごが入力された行先階に割り当てられることになる。
上記本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムにおいては、図3に示す如く、各行先階登録装置(2)の対応かご行先階表示領域(22)に各行先階登録装置(2)が対応づけられているかごの行先階が表示されるので、従来の行先階表示器(6)を省略することが出来る。これによって、システムを構成する機器数を従来よりも削減することが出来る。
例えば、図14に示す如く6台のエレベータを具え、互いに隣り合う2台のエレベータ(1)(1)のドア間とホールエントランス付近とに行先階登録装置(20)が設けられている従来のエレベータ群管理システムにおいては、各階の乗り場で行先階表示器(6)と行先階登録装置(20)とで12台の機器が必要であったが、本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムによれば、図15に示す如く、各階の乗り場に必要な機器数は行先階登録装置(2)の6台のみとなる。
又、各行先階登録装置(2)においては、図3に示す如く、従来の行先階登録装置の全かご行先階表示領域に代えて、対応づけられているかごのみの行先階を表示するための対応かご行先階表示領域(22)が設けられているので、各行先階登録装置(2)は小型となる。
更に、図10に示す従来のエレベータ群管理システムにおいては、乗客は行先階登録装置(20)に対して行先階を入力する操作を行なった後、エレベータ(1)のドア(12)の上方に設けられている行先階表示器(6)に視線を移して、そのエレベータ(1)が自己の行先階まで移動するかどうかの確認を行なわねばならなかったが、図2に示す本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムにおいては、各行先階登録装置(2)に各行先階登録装置(2)が対応づけられているかごの行先階が表示されるので、視線を高い位置に移すことなく前記確認を行なうことが出来る。然も、各行先階登録装置(2)は乗客が操作可能な位置に設けられているので、その表示は見易いものとなる。
更に又、本発明の一実施形態であるエレベータ群管理システムにおいては、優先割当てモードが設定されている状態では、上述の如く、入力操作の行なわれた行先階登録装置(2)が対応づけられているかごを該操作によって入力された行先階に割り当てた場合の評価値が小さい場合、該かごがその行先階に割り当てられるので、入力操作を行なった乗客は該操作を行なった位置から他のかごの近傍まで移動する必要はなく、該位置から最も近いかごに乗車することが出来る。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば上記実施の形態においては、行先階登録装置の表示器を液晶ディスプレイから構成しているが、これに限らず、プラズマディスプレイやEL(Electroluminescence)ディスプレイ等の種々の表示器から構成することも可能である。
又、図7に示す如く、行先階登録装置(4)を、表示器(41)と、複数の行先階にそれぞれ対応づけられて配列された複数の行先階ボタンを具えた行先階ボタン群(43)と、これら複数の操作ボタンをそれぞれ背部から照明する複数のLED(発光ダイオード)とから構成することも可能である。かかる行先階登録装置(4)においては、表示器(41)の表示面に応答かご表示領域(42)が設けられ、対応づけられているかごの行先階を表わす行先階ボタンがLEDによって照明される。図7は、対応づけられているかごの行先階が9階と10階であることを表わしている。尚、複数の行先階ボタンの近傍にそれぞれLEDを設けることも可能である。又、LEDに限らず、その他の種々の照明装置(例えば、白熱電球から成る豆電球)を採用することが可能である。
又、行先階登録装置を表示器の表示面にタッチパネルを設置して成るタッチ入力装置によって構成することも可能である。図8に示す如く、かかる行先階登録装置(5)においては、対応かご行先階表示領域(51)と応答かご表示領域(52)とテンキー表示領域(53)とが設けられており、テンキー表示領域(53)に表示されたテンキーを操作することによって行先階を入力することが可能である。尚、テンキー表示領域(53)に代えて、複数の行先階にそれぞれ対応づけられた複数の行先階ボタンを表示するための行先階ボタン表示領域を設けることも可能である。
更に、本発明に係るエレベータ群管理システムにおいては、複数のかごにそれぞれ対応づけられて複数の行先階登録装置が設けられるので、システムの運転中に該システムを構成する複数の行先階登録装置についてそれぞれ利用頻度を採取し、それら複数の行先階登録装置の内、最も利用頻度の高い行先階登録装置が対応づけられているかごを、該行先階登録装置が設けられている階に待機させておく制御を採用することも可能である。かかる構成によれば、該行先階登録装置に対して行先階を入力する操作を行なった乗客は、かごの到着を待つことなく該操作を行なった位置から最も近いかごに乗車することが出来る。
更に又、本発明に係るエレベータ群管理システムにおいては、複数のかごにそれぞれ対応づけられて複数の行先階登録装置が設けられるので、行先階登録装置からパスワードを入力することによって該行先階登録装置が対応づけられているエレベータを群から切り離して単独運転に切り換えることも可能である。単独運転は、例えば要人などの特別客の乗車時、荷物の運搬時、エレベータのメンテナンス時に行なわれる。
(1) エレベータ
(10) かご
(11) 運行制御装置
(2) 行先階登録装置
(22) 対応かご行先階表示領域
(23) 応答かご表示領域
(24) 行先階ボタン群
(3) 群管理制御装置

Claims (6)

  1. かごが移動する複数のエレベータを具えたエレベータ群と、複数階の乗り場に設けられ、行先階を登録する際に操作すべき複数の行先階登録装置と、前記エレベータ群及び前記複数の行先階登録装置に接続され、行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに前記複数のかごの中から該操作によって入力された行先階へ移動させるべきかごを選択するかご割当て動作を実行する群管理制御装置とを具えたエレベータ群管理システムであって、各行先階登録装置は、
    エレベータホールの各エレベータのドアの側方であって、乗客が操作可能な位置に、前記エレベータのかごと対応づけられて設けられ、
    行先階を入力するための入力手段と、
    前記複数のかごの内、前記入力手段によって入力された行先階へ移動することとなるかごの識別情報を応答かご表示領域に表示する応答かご表示手段と、
    その行先階登録装置が対応づけられているかごが移動することとなる行先階のみを対応かご行先階表示領域に表示する対応かご行先階表示手段
    とを一体に具えており、前記群管理制御装置は、
    前記複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに前記かご割当て動作を実行するかご割当て手段と、
    前記かご割当て手段によって割り当てられたかごの識別情報を前記操作のあった行先階登録装置の応答かご表示手段に表示させる第1表示制御動作と、前記操作によって入力された行先階を、前記操作のあった階に設けられている複数の行先階登録装置の内、前記かご割当て手段によって割り当てられたかごに対応づけられている1つの行先階登録装置の対応かご行先階表示手段のみに表示させる第2表示制御動作とを実行する表示制御手段
    とを具えているエレベータ群管理システム。
  2. 前記群管理制御装置は、更に、前記操作があったときに該操作によって入力された行先階にかごが既に割り当てられていたか否かを判断する割当て有無判断手段を具えており、前記表示制御手段は、前記割当て有無判断手段によってかごが未だ割り当てられていなかったと判断された場合に、前記第1表示制御動作と前記第2表示制御動作とを実行する一方、かごが既に割り当てられていたと判断された場合には、前記第1表示制御動作のみを実行する請求項1に記載のエレベータ群管理システム。
  3. 前記群管理制御装置は、行先階を入力する操作のあった行先階登録装置が対応づけられているかごを該操作によって入力された行先階に優先的に割り当てる優先割当てモードの設定が可能であって、前記かご割当て手段は、
    前記複数の行先階登録装置の内、何れかの行先階登録装置に対して行先階を入力する操作があったときに、優先割当てモードが設定されているか否かを判断するモード判断手段と、
    前記モード判断手段によって優先割当てモードが設定されていると判断された場合に、前記操作のあった行先階登録装置が対応づけられているかごを該操作によって入力された行先階に割り当てる優先割当て手段
    とを具えている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ群管理システム。
  4. 各行先階登録装置は、行先階を入力するための複数の操作ボタンと1つの表示器とから構成されており、該表示器の表示面に前記応答かご表示領域と前記対応かご行先階表示領域とが設けられている請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ群管理システム。
  5. 各行先階登録装置は、表示器の表示面にタッチパネルを設置して成るタッチ入力装置から構成されており、該表示面に、行先階を入力するための複数の操作ボタンが表示される操作ボタン表示領域と前記応答かご表示領域と前記対応かご行先階表示領域とが設けられている請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ群管理システム。
  6. 各行先階登録装置は、複数の行先階にそれぞれ対応づけられて配列された複数の操作ボタンと、これら複数の操作ボタンを個別に照明する照明手段と、1つの表示器とから構成されており、各行先階登録装置の前記対応かご行先階表示手段は、前記複数の操作ボタンの内、かごの行先階に対応づけられている操作ボタンを前記照明手段により照明することによってかごの行先階を表示し、前記表示器の表示面に前記応答かご表示領域が設けられている請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ群管理システム。
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