JP5749099B2 - 確認用治具、複合治具およびこれらを用いたアンカーピンニング工法 - Google Patents
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Description
このピンニング工法では、タイルの表面と同色に着色したピン頭部を有するアンカーピンを用い、タイルの表面とピン頭部の表面とが面一となるように、装填穴に装填するようにしている。これにより、仕上げ材の表面に対し、ピン頭部が目立つことのない仕上げ状態とすることができる。
また、治具本体を座ぐり部に嵌合するときに、座ぐり部を容易に視認することができると共に、嵌合状態の治具本体を容易に視認することができる。これにより、座ぐり部の深さが適切か否かを簡単かつ迅速に把握することができる。
なお、治具本体を座ぐり部に嵌合したときに、治具本体の手前側が仕上げ材の表面と面一或いは沈み込んだ状態を適正とし、手前側が仕上げ材の表面から突出した状態を不適正とする。
また、治具本体に設けられたガイド部によって、治具本体を座ぐり部に容易に導くことができ、確認の作業性を向上させることができる。また、治具本体をアンカーピン(ピン頭部)が挿填される角度と同じ角度で座ぐり部に嵌合させることができるため、より正確にアンカーピンのピン頭部が座ぐり部に収容可能か否かの判定を行うことができる。
なお、治具本体を座ぐり部に嵌合したときに、治具本体の手前側が仕上げ材の表面と面一或いは沈み込んだ状態を適正とし、手前側が仕上げ材の表面から突出した状態を不適正とする。
また、確認用治具を備えているため、座ぐり部の確認およびアンカーピンの挿填を1つの治具で実施できる。これにより、アンカーピンニング工法を行う際の作業効率を向上させることができる。
なお、接着剤およびアンカーピンのピン頭部の表面は、仕上げ材の表面と同色に着色されていることが好ましい。これにより、アンカーピンニング工法による補修部位が目立たなくなるため、仕上がりがより良好となる。
壁体1には、浮き部6を補修すべく、装飾材5およびモルタル4を貫通し、且つコンクリート躯体2を所定の深さまで穿孔した挿填穴8、およびアンカーピン40のピン頭部41を収容する座ぐり部9が形成される。そして、その挿填穴8に対し、接着剤Rの注入とアンカーピン40の挿填とが行われることで、壁体1の補修が行われる。
確認用治具50は、挿填穴8の開口部10に形成された座ぐり部9に嵌合され(宛がわれ)、仕上げ材3(装飾材5)の表面からアンカーピン40のピン頭部41がはみ出さないこと目視によって確認するためのものである。
なお、座ぐり部確認工程において、座ぐり部がピン頭部41を収容するために十分な大きさ(深さ)を有していないと判断した場合は、再度座ぐり部形成工程および座ぐり部確認工程を行う。
Claims (11)
- 仕上げ材を貫通し躯体を所定の深さまで穿孔すると共に開口部分に座ぐり部を形成した挿填穴に、接着剤を注入した後、ピン頭部の表面が前記仕上げ材の表面と面一になるようにアンカーピンを挿填するアンカーピンニング工法に用いられ、前記アンカーピンの挿填に先立ち、前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されることを確認するための確認用治具であって、
前記ピン頭部と略同一の形状に形成され、外側から前記座ぐり部に嵌合される治具本体と、
先端に前記治具本体が設けられた手持ち部と、を備え、
少なくとも前記手持ち部の先端部は丸棒状に形成され、前記治具本体より細径に形成されていることを特徴とする確認用治具。 - 仕上げ材を貫通し躯体を所定の深さまで穿孔すると共に開口部分に座ぐり部を形成した挿填穴に、接着剤を注入した後、ピン頭部の表面が前記仕上げ材の表面と面一になるようにアンカーピンを挿填するアンカーピンニング工法に用いられ、前記アンカーピンの挿填に先立ち、前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されることを確認するための確認用治具であって、
前記ピン頭部と略同一の形状に形成され、外側から前記座ぐり部に嵌合される治具本体と、
先端に前記治具本体が設けられた手持ち部と、
前記治具本体の先端に設けられ、前記治具本体の前記座ぐり部への嵌合をガイドするガイド部と、を備えたことを特徴とする確認用治具。 - 少なくとも前記手持ち部の先端部は丸棒状に形成され、前記治具本体より細径に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の確認用治具。
- 前記アンカーピンは、前記ピン頭部とピン軸部との間に前記挿填穴に嵌合する段付き部を有し、
前記ガイド部は、前記段付き部と同一径の円柱状に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の確認用治具。 - 前記治具本体、前記手持ち部および前記ガイド部は、同軸上に位置し且つ一体に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の確認用治具。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の確認用治具と、
基端部に前記確認用治具が着脱に自在にセットされると共に、先端部に、装填された前記アンカーピンの前記ピン頭部を前記座ぐり部を跨いで押し込むための押込みエッジ部を有する押込み用治具と、を備えたことを特徴とする複合治具。 - 前記押込みエッジ部が、直刃のナイフエッジ状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の複合治具。
- 躯体および前記躯体の表面に設けた仕上げ材からなる壁体に対し、請求項1ないし5のいずれかに記載の確認用治具を用いて行うアンカーピンニング工法であって、
前記仕上げ材を貫通し、前記躯体を所定の深さまで穿孔して前記挿填穴を形成する穿孔工程と、
穿孔した前記挿填穴の開口縁部に、前記ピン頭部が収容される前記座ぐり部を形成する座ぐり部形成工程と、
前記確認用治具を用い、前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されることを確認する座ぐり部確認工程と、
前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されることを確認した後、前記挿填穴に接着剤を注入する接着剤注入工程と、
前記アンカーピンを、前記ピン頭部の表面と前記仕上げ材の表面とが面一になるように前記挿填穴に挿填するピン挿填工程と、を備えたことを特徴とするアンカーピンニング工法。 - 前記座ぐり部確認工程において、前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されないことが確認された場合、
前記座ぐり部形成工程および前記座ぐり部確認工程を、再度実施することを特徴とする請求項8に記載のアンカーピンニング工法。 - 躯体および前記躯体の表面に設けた仕上げ材からなる壁体に対し、請求項7に記載の複合治具を用いて行うアンカーピンニング工法であって、
前記仕上げ材を貫通し、前記躯体を所定の深さまで穿孔して前記挿填穴を形成する穿孔工程と、
穿孔した前記挿填穴の開口縁部に、前記ピン頭部が収容される前記座ぐり部を形成する座ぐり部形成工程と、
前記複合治具の前記確認用治具を用い、前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されることを確認する座ぐり部確認工程と、
前記座ぐり部に前記ピン頭部が収容されることを確認した後、前記挿填穴に接着剤を注入する接着剤注入工程と、
前記複合治具の前記押込み用治具を用い、前記アンカーピンを前記ピン頭部の表面と前記仕上げ材の表面とが面一になるように押し込んで、前記挿填穴に挿填するピン挿填工程と、を備えたことを特徴とするアンカーピンニング工法。 - 前記ピン挿填工程において、前記接着剤が前記座ぐり部と前記ピン頭部との隙間から溢れ出た場合、
前記押込み用治具を用い、溢れ出た余剰の前記接着剤を前記押込みエッジ部により掬い取る余剰接着剤除去工程、を更に備えたことを特徴とする請求項10に記載のアンカーピンニング工法。
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