JP5747836B2 - 加速度センサと加速度センサの自己診断方法 - Google Patents

加速度センサと加速度センサの自己診断方法 Download PDF

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本発明は、加速度の検出に用いられる加速度センサと加速度センサの自己診断方法に関する。
特許文献1には、実際に加速度を与えることなく加速度センサの良否を診断する自己診断機能を有する加速度センサが開示されている。この加速度センサは、慣性質量体に対向して設けられたアクチュエーション電極に電圧を印加し、慣性質量体を強制的にアクチュエーション電極に近づけて加速度センサの良否を診断するものである。
国際公開WO2009/125510号公報
加速度センサの実際の使用では慣性質量体がアクチュエーション電極に対して遠ざかることもある。従って、信頼性の高い自己診断をするためには、慣性質量体をアクチュエーション電極に近づける場合と慣性質量体をアクチュエーション電極から遠ざける場合の両方について良否を診断することが好ましい。しかしながら、特許文献1に開示の加速度センサでは、慣性質量体をアクチュエーション電極から遠ざけて検査することはできなかった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、信頼性の高い自己診断が可能な加速度センサと加速度センサの自己診断方法を提供することを目的とする。
本発明に係る加速度センサは、基板と、該基板上に形成された第1アクチュエーション電極と、該基板上に形成された検出電極と、該検出電極と離間しつつ対向する検出フレームと、該第1アクチュエーション電極の上方に形成された第2アクチュエーション電極と、表面が該第2アクチュエーション電極と離間しつつ対向し、裏面が該第1アクチュエーション電極と離間しつつ対向し、該検出フレームと接続された慣性質量体と、内壁に該第2アクチュエーション電極が固定され、該第1アクチュエーション電極、該検出電極、該検出フレーム、及び該慣性質量体を覆うように該基板に固定されたキャップと、を備える。そして、該慣性質量体は、該第1アクチュエーション電極又は該第2アクチュエーション電極に電圧を印加することで変位し該検出フレームに変位を与え、該第2アクチュエーション電極は、該検出フレームの一部の直上まで伸びるように形成されたことを特徴とする。

本発明に係る加速度センサの自己診断方法は、基板上に形成された第1検出電極及び第2検出電極と、該基板上に形成されたアクチュエーション電極と、該第1検出電極と離間しつつ対向する第1検出フレームと、該第2検出電極と離間しつつ対向し該第1検出フレームと逆方向に変位する第2検出フレームと、該アクチュエーション電極と離間しつつ対向し該第2検出フレームと接続された慣性質量体とを有し、該慣性質量体の変位により該第1検出フレームと該第2検出フレームが変位し、該第1検出フレームと該第1検出電極とで構成されるコンデンサの第1静電容量と、該第2検出フレームと該第2検出電極とで構成されるコンデンサの第2静電容量とを変化させる加速度センサの自己診断方法において、該アクチュエーション電極に電圧を印加し、加速度が加えられていない状態よりも該慣性質量体を該アクチュエーション電極に近づけた状態で該第1静電容量と該第2静電容量を検査する工程と、該第1検出電極に電圧を印加し該第1検出フレームを該第1検出電極に近づけるとともに該第2検出フレームを該第2検出電極から遠ざけ、加速度が加えられていない状態よりも該慣性質量体を該アクチュエーション電極から遠ざけた状態で該第1静電容量と該第2静電容量を検査する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の方向に慣性質量体を変位させて加速度センサの自己診断を行うので、信頼性の高い自己診断ができる。
本発明の実施の形態1に係る加速度センサの断面図である。 本発明の実施の形態1に係る検出フレームと慣性質量体などを示す平面図である。 第1アクチュエーション電極に電圧を印加した状態を示す断面図である。 第2アクチュエーション電極に電圧を印加した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る加速度センサの断面図である。 本発明の実施の形態3に係る加速度センサの断面図である。 本発明の実施の形態4に係る加速度センサの断面図である。 本発明の実施の形態5に係る加速度センサの断面図である。 慣性質量体を下方に変位させたことを示す断面図である。 加速度センサの回路図である。 慣性質量体を上方に変位させたことを示す断面図である。 第2検査における加速度センサの回路図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加速度センサの断面図である。加速度センサ10は、基板12を有している。基板12はシリコン層12aの上に絶縁膜12bを有している。基板12上には検出電極14、16が形成されている。検出電極14は、第1検出電極14aと第2検出電極14bを有している。検出電極16は第1検出電極16aと第2検出電極16bを有している。基板12上にはさらに、第1アクチュエーション18電極が形成されている。
加速度センサ10は、検出フレーム20、22を有している。検出フレーム20は第1検出フレーム20aと第2検出フレーム20bを有している。第1検出フレーム20aと第2検出フレーム20bは一体形成されており、軸T1を中心に回転する。第1検出フレーム22aと第2検出フレーム22bも一体形成されており、軸T2を中心に回転する。検出フレーム20、22は、それぞれ検出電極14、16と離間しつつ対向している。
第1アクチュエーション電極18の上方には第2アクチュエーション電極26が形成されている。そして、第1アクチュエーション電極18と第2アクチュエーション電極26の間には慣性質量体24が形成されている。慣性質量体24の表面は第2アクチュエーション電極26と離間しつつ対向し、裏面は第1アクチュエーション電極18と離間しつつ対向している。慣性質量体24は、検出フレーム20、22と接続されている。慣性質量体24は、第1アクチュエーション電極18又は第2アクチュエーション電極26に電圧を印加することで変位し、検出フレーム20、22に変位を与える。
第1アクチュエーション電極18、検出電極14、16、検出フレーム20、22、及び慣性質量体24を覆うようにキャップ28が形成されている。キャップ28は基板12に固定されている。キャップ28は、例えば異物の混入を防ぐため、又は加速度センサ10をモールドパッケージに封入するために形成される。キャップ28は、例えばガラスやシリコンで形成される。第2アクチュエーション電極26は、キャップ28の内壁に固定されている。
図1には、静電容量が示されている。例えば第1検出電極14aと第1検出フレーム20aで構成されるコンデンサの静電容量はC1aで示されている。またCabは、慣性質量体24と第1アクチュエーション電極18で構成されるコンデンサの静電容量又は、慣性質量体24と第2アクチュエーション電極26で構成されるコンデンサの静電容量を示す。
図2は、本発明の実施の形態1に係る検出フレームと慣性質量体などを示す平面図である。アンカー50は、基板12に固定されている。アンカー50には第1ねじれ梁52が取り付けられている。第1ねじれ梁52はX軸に沿った軸T1の周りにねじれることができる。第1ねじれ梁52には検出フレーム20が接続されている。検出フレーム20は軸T1を境に第1検出フレーム20aと第2検出フレーム20bに区別される。例えば、第1検出フレーム20aが下方に変位すれば、第1ねじれ梁52がねじれることで第2検出フレーム20bが上方に変位する。つまり、検出フレーム20は、軸T1を中心に回転可能なように第1ねじれ梁52に接続されている。
第1検出フレーム20は、第1リンク梁54を介して慣性質量体24に接続されている。そのため、慣性質量体24の変位が第1リンク梁54を介して検出フレーム20を変位させる。そして、検出電極14を用いて静電容量を測定することで基板12に対する検出フレーム20の変位(角度)を検出する。
第2検出フレーム22についても第1検出フレーム20と同様に接続される。すなわち、第2検出フレーム22は、第2ねじれ梁62を介してアンカー60と接続される。第2検出フレーム22と慣性質量体24は第2リンク梁64を介して接続される。
第1ねじれ梁52、第1リンク梁54、第2ねじれ梁62、第2リンク梁64、検出電極14、16、第1アクチュエーション電極18、検出フレーム20、22、慣性質量体24、及び第2アクチュエーション電極26の材質としては例えばポリシリコン膜を用いることができる。ポリシリコン膜としては低応力であり、かつ厚さ方向に応力分布がないことが望ましい。加速度センサ10に実際に加速度を与えた場合の動作の詳細な説明は特許文献1に開示されている。なお、図2のI−I一点鎖線に沿った断面図が図1であるが、図1ではアンカーを単に軸T1T2に置き換え第2アクチュエーション電極は省略している。
次いで、本発明の実施の形態1に係る加速度センサ10の自己診断方法を説明する。加速度センサ10の自己診断は、加速度センサ10に加速度を与えずに行う。まず、第1アクチュエーション電極18に電圧を印加する。図3は、第1アクチュエーション電極に電圧を印加した状態を示す断面図である。図3における破線の枠はアクチュエーション電極18に電圧を印加する前の検出フレーム20、22と慣性質量体24の位置を示す(図4、図9、図11でも同様である)。第1アクチュエーション電極18に電圧を印加すると静電引力により慣性質量体24が第1アクチュエーション電極18に近づく。そして、検出フレーム20、22が回転変位する。こうして、慣性質量体24が第1アクチュエーション電極18側へ変位した場合に加速度センサ10が機能することを自己診断できる。
次いで、第2アクチュエーション電極26に電圧を印加する。図4は、第2アクチュエーション電極に電圧を印加した状態を示す断面図である。第2アクチュエーション電極26に電圧を印加すると静電引力で慣性質量体24が第2アクチュエーション電極26に近づく。そして、検出フレーム20、22が回転変位する。こうして、慣性質量体24が第2アクチュエーション電極26側へ変位した場合に加速度センサ10が機能することを自己診断できる。
このように、本発明の実施の形態1に係る加速度センサ10は、慣性質量体24の表面側に第2アクチュエーション電極26を配置し、裏面側に第1アクチュエーション電極18を配置することで、慣性質量体24を2方向に強制的に変位させることができる。よって、信頼性の高い自己診断が可能となる。
ところで、慣性質量体24を複数方向に強制変位させることができれば信頼性の高い自己診断が可能となる。よって、上述の加速度センサ10は、この特徴を失わない限りにおいて様々な変形をなし得る。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る加速度センサの断面図である。実施の形態1に係る加速度センサとの相違点を中心に説明する。第1アクチュエーション電極18から慣性質量体24までの距離(z2)と第2アクチュエーション電極26から慣性質量体24までの距離(z1)は等しい。また、第1アクチュエーション電極18の慣性質量体24に対向する面の面積と、第2アクチュエーション電極26の慣性質量体24に対向する面の面積は等しい。ところで、2枚の電極間の静電引力Fは以下の式で表される。
Figure 0005747836
ここで、εは誘電率であり、Sは電極の面積であり、Vは電圧であり、dは電極間距離である。本発明の実施の形態2に係る加速度センサでは第1アクチュエーション電極18と第2アクチュエーション電極26の面積を一致させ、かつz1とz2を一致させた。そのため、第1アクチュエーション電極18にある電圧Vxを印加したときの静電引力と、第2アクチュエーション電極26に電圧Vxを印加したときの静電引力を一致させることができる。よって、自己診断のための電圧源を共通化できる。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3に係る加速度センサの断面図である。実施の形態1に係る加速度センサとの相違点を中心に説明する。第2アクチュエーション電極27は、検出フレーム20、22の一部の直上まで伸びている。
実施の形態2に係る加速度センサのように慣性質量体を第1アクチュエーション電極と第2アクチュエーション電極の中央に配置するためには、キャップ28の加工精度を高める必要がある。しかしながら、例えばキャップ28をガラスで形成する場合はサンドブラスト加工を行うため、キャップ28の加工精度を上げることは困難であった。そして、第1アクチュエーション電極18と慣性質量体24との距離と、第2アクチュエーション電極26と慣性質量体24との距離が一致しない場合は第1又は第2アクチュエーション電極へ印加する電圧を調整して所望の静電引力を実現する。所望の静電引力を実現するためには、電源電圧以上の電圧を必要とする場合があった。
しかしながら、本発明の実施の形態3に係る加速度センサによれば、第2アクチュエーション電極27を検出フレーム20、22の一部の直上まで伸ばして形成したので、電源電圧を増加させることなく静電引力を大きくすることができる。従って例えばキャップ28の形状がばらついて第2アクチュエーション電極26と慣性質量体24の距離が大きくなっても印加電圧を抑制できる。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4に係る加速度センサの断面図である。実施の形態3に係る加速度センサとの相違点を中心に説明する。キャップ28の内壁には、第2検出フレーム20b、22bと対向するように固定された第3アクチュエーション電極100が形成されている。
本発明の実施の形態4に係る加速度センサによれば、第2アクチュエーション電極26と第3アクチュエーション電極100の電圧を個別に調整できるので、電圧条件を変化させて信頼性の高い自己診断を行うことができる。
実施の形態5.
図8は、本発明の実施の形態5に係る加速度センサの断面図である。この加速度センサは、第2アクチュエーション電極を有しない点以外は図1の加速度センサと同様の構造である。すなわち、第2検出フレーム20b、22bは、第2検出電極14b、16bとそれぞれ離間しつつ対向し、かつ第1検出フレーム20a、22aと逆方向に変位する。そして慣性質量体24の変位により第1検出フレーム20a、22aと第2検出フレーム20b、22bが変位し、第1検出フレーム20a、22aと第1検出電極14a、16aとでそれぞれ構成されるコンデンサの第1静電容量と、第2検出フレーム20b、22bと第2検出電極14b、16bとでそれぞれ構成されるコンデンサの第2静電容量とを変化させる。
図8において、第1静電容量はC1a又はC2aで示されている。一方、第2静電容量はC1b又はC2bで示されている。また、アクチュエーション電極18と慣性質量体24の間の静電容量はCabで示されている。
本発明の実施の形態5に係る加速度センサの自己診断方法は、慣性質量体24を下方に変位させて行う検査(第1検査)と、慣性質量体24を上方に変位させて行う検査(第2検査)を含む。まず、第1検査について説明する。
図9は、慣性質量体を下方に変位させたことを示す断面図である。第1検査では、アクチュエーション電極18に電圧を印加し、加速度が加えられていない状態よりも慣性質量体24をアクチュエーション電極18に近づけた状態で第1静電容量と第2静電容量を検査する。図10は、加速度センサの回路図である。図10Aは検査前の加速度センサの静電容量を示す図である。第1検査ではこの静電容量が図10Bのように接続される。第1検査での出力電圧Voutは、以下の式で与えられる。
Figure 0005747836
図11は、慣性質量体を上方に変位させたことを示す断面図である。第2検査では、第1検出電極14a、16aに電圧を印加し第1検出フレーム20a、22aを第1検出電極14a、16aに近づけるとともに第2検出フレーム20b、22bを第2検出電極14b、16bから遠ざける。これにより、慣性質量体24がアクチュエーション電極18から遠ざかる。こうして、加速度が加えられていない状態よりも慣性質量体24をアクチュエーション電極18から遠ざけた状態で第1静電容量と第2静電容量を検査する。図12は、第2検査における加速度センサの回路図である。第2検査での出力電圧Voutは、以下の式で与えられる。
Figure 0005747836
本発明の実施の形態5に係る加速度センサの自己診断方法によれば、検出電極14、16を自己診断のためのアクチュエーション電極として用いることで、慣性質量体24を強制的に上方に変位させることができる。このように、加速度センサへの電圧の与え方を変更するだけで、慣性質量体24を2方向に変位させることができる。よって、容易に信頼性の高い自己診断を行うことができる。
ところで、第2検査において慣性質量体を上方に変位させると静電容量Cab、C1b、及びC2bが減少する。これにより、自己診断動作前後でVoutが変化しない可能性がある。このような場合には実施の形態1のように第2アクチュエーション電極を形成するとよい。
10 加速度センサ、 12 基板、 12a シリコン層、 12b 絶縁膜、 14 検出電極、 14a 第1検出電極、 14b 第2検出電極、 16 検出電極、 16a 第1検出電極、 16b 第2検出電極、 18 第1アクチュエーション電極、 20 検出フレーム、 20a 第1検出フレーム、 20b 第2検出フレーム、 22 検出フレーム、 22a 第1検出フレーム、 22b 第2検出フレーム、 24 慣性質量体、 26 第2アクチュエーション電極、 28 キャップ、 50 アンカー、 52 第1ねじれ梁、 54 第1リンク梁、 60 アンカー、 62 第2ねじれ梁、 64 第2リンク梁、 100 第3アクチュエーション電極

Claims (2)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1アクチュエーション電極と、
    前記基板上に形成された検出電極と、
    前記検出電極と離間しつつ対向する検出フレームと、
    前記第1アクチュエーション電極の上方に形成された第2アクチュエーション電極と、
    表面が前記第2アクチュエーション電極と離間しつつ対向し、裏面が前記第1アクチュエーション電極と離間しつつ対向し、前記検出フレームと接続された慣性質量体と、
    内壁に前記第2アクチュエーション電極が固定され、前記第1アクチュエーション電極、前記検出電極、前記検出フレーム、及び前記慣性質量体を覆うように前記基板に固定されたキャップと、を備え、
    前記慣性質量体は、前記第1アクチュエーション電極又は前記第2アクチュエーション電極に電圧を印加することで変位し前記検出フレームに変位を与え、
    前記第2アクチュエーション電極は、前記検出フレームの一部の直上まで伸びるように形成されたことを特徴とする加速度センサ。
  2. 基板上に形成された第1検出電極及び第2検出電極と、前記基板上に形成されたアクチュエーション電極と、前記第1検出電極と離間しつつ対向する第1検出フレームと、前記第2検出電極と離間しつつ対向し前記第1検出フレームと逆方向に変位する第2検出フレームと、前記アクチュエーション電極と離間しつつ対向し前記第2検出フレームと接続された慣性質量体とを有し、前記慣性質量体の変位により前記第1検出フレームと前記第2検出フレームが変位し、前記第1検出フレームと前記第1検出電極とで構成されるコンデンサの第1静電容量と、前記第2検出フレームと前記第2検出電極とで構成されるコンデンサの第2静電容量とを変化させる加速度センサの自己診断方法において、
    前記アクチュエーション電極に電圧を印加し、加速度が加えられていない状態よりも前記慣性質量体を前記アクチュエーション電極に近づけた状態で前記第1静電容量と前記第2静電容量を検査する工程と、
    前記第1検出電極に電圧を印加し前記第1検出フレームを前記第1検出電極に近づけるとともに前記第2検出フレームを前記第2検出電極から遠ざけ、加速度が加えられていない状態よりも前記慣性質量体を前記アクチュエーション電極から遠ざけた状態で前記第1静電容量と前記第2静電容量を検査する工程と、を備えたことを特徴とする加速度センサの自己診断方法。
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