JP5745604B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外スプラインが形成されたアッパーシャフトと、内スプラインが形成されたロアシャフトとからなり、軸方向に伸縮するシャフト部を具備したステアリング装置において、特にキャブオーバータイプのトラック等のように運転室全体を回転させてエンジン等の動力部を外部に露出する車種に好適な伸縮機能を有するステアリング装置に関する。
従来より、キャブオーバータイプのトラックが多く存在している。この種のものでは、車両のキャビン(運転室)がその前端且つ下端付近を回動中心として回動させることで、エンジン等の動力部が外部へ露出するように開閉が行われ、機器の点検等が行われるようにしている。そして、運転室を回動して、点検等を行う場合に、ステアリング装置全体も運転室と共に回動することになる。
ステアリング装置の下端部分は、前輪の舵取り機構に連結しており、運転室を回動して開く場合には、ステアリング装置を構成するシャフトの一部に伸縮部分が設けられ、この部分が軸方向に沿って伸縮するようになっている。この種のステアリング装置の一例として、特許文献1が存在する。
この特許文献1の内容を概説する。なお、符号は特許文献1に記載されている符号をそのまま使用する。まず、内周面に雌スプラインを有するスプラインチューブ9と、外周面に雄スプライン溝を有するスプラインシャフト10とが、互いに係合されている。スプラインチューブ9の上端部には、ゴム等の弾性材により造られたシール部材19が外嵌固定され、該シール部材19により、前記スプラインチューブ9の上端開口部内周縁と前記スプラインシャフト10の中間部外周面との間の水密保持を図っている。
シール部材19は、前記スプラインチューブ9の上端部分に外嵌支持自在な支持筒部23と、該支持筒部23の上端部に設けられ、前記スプラインチューブ9の上端縁よりも上方に突出しつつ、直径方向内側に折曲形成された内向フランジ状の折れ曲がり部24とを有する。前記支持筒部23の内周面でこの支持筒部23の下端縁よりも少し上方に寄った部分には、第一のシールリップ29、29が形成されている。
該第一のシールリップ29、29は、比較的薄肉で剛性が低い。従って、各第一のシールリップ29、29の両側に圧力差が生じた場合には、比較的簡単に弾性変形し、第三の隙間28、28を通じての空気の流通を自在としている。前記シール部材19は、折れ曲がり部24の内周縁に、第二のシールリップ30を形成している。
該第二のシールリップ30の内周縁は、全周に亙って前記スプラインシャフト10の外周面に当接する。前記第二のシールリップ30は、いわゆるセルフシール型と呼ばれるもので、シールすべき流体の圧力によりその内周縁を前記スプラインシャフト10の外周面に押圧する。従って、前記第二のシールリップ30は、前記第一のシールリップ29に比べ、圧力変化によりシールを破られる方向に変形しにくい。
スプラインシャフト10の外周面に付着した泥水等がこの外周面に沿って流下した場合、前記第二のシールリップ30がこの泥水等を堰止め、この泥水等がスプラインチューブ9内に進入するのを防止する。ステアリングホイール1の高さ位置を調節する等の為、シャフトを伸縮させると、前記スプラインチューブ9内の気圧が変化する。
例えば、前記ステアリングホイール1を下降させ、前記シャフトを縮めた場合には、前記スプラインチューブ9内の圧力が上昇する。この圧力は、前記第一,第二及び第三の隙間20、25、28を介して、各第一のシールリップ29、29の上面に加わり、各第一のシールリップ29、29を下方に向け弾性変形させ、各第一のシールリップ29、29の内周縁と前記谷部27、27の底面とを離隔させる。
この結果、前記スプラインチューブ9の内外が、前記第一,第二及び第三の隙間20,25,28を介して連通し、このスプラインチューブ9内の空気の排出を行なう。反対に、前記ステアリングホイール1を上昇させ、シャフトを伸ばす場合には、前記スプラインチューブ9内の圧力が下降する。
そして、前記各第一のシールリップ29、29の下面に加わる大気圧によって、各第一のシールリップ29、29が上方に向け弾性変形し、各第一のシールリップ29、29の内周縁と前記谷部27、27の底面とが離隔して、前記スプラインチューブ9内に外気が導入される。
特開平6−241238号公報
特許文献1には、以下のような問題点が存在する。まず、第一のシールリップ29、29の内周縁がスプラインチューブ9の外周面に当接し、第二のシールリップ30の内周縁が、全周に亘って前記スプラインシャフト10の外周面に当接している。そのために、テレスコ摺動時の摺動荷重が大きくなり操作性が損なわれる。また、第一のシールリップ29と、第二のシールリップ30とは、常にシャフトの外周面に当接しているので、シャフトが摺動する際の摩擦によって、シールリップ29,30が破損するおそれがある。
トラックは、長距離走行後に運転室(キャビン)を前方に回動し、エンジン廻りの点検及び機器等の洗浄を行うことがある。また、メンテナンスでシャフト嵌合部にグリースを補充することもある。グリース補充後、運転室(キャビン)を開いた状態から通常の閉じた状態に戻されると、シャフトが摺動し、余分なグリースはシャフト嵌合部から外部へ排出される。特許文献1のシール部材19はキャップ状のため、グリースによりシール部材19が外れて、破損するおそれがある。
そこで、本発明の目的(解決しようとする技術的課題)は、伸縮機構を具備したステアリング装置において、シャフトの伸縮時にシール材が外れ難く、且つ破損し難い構成とし、且つシャフト嵌合部への泥水等の浸入防止及びカバー部材の外れ防止を実現しつつ、円滑な伸縮にすることができるステアリング装置を提供することにある。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、外スプラインを有するアッパーシャフトと、内スプラインを有するロアシャフトと、内周側に大内径部と小内径部を有する円筒形状のカバー部材と、環状のシール部材とからなり、前記ロアシャフトの上方付近の外周には周方向に被係止部が形成されると共に該被係止部に環状のシール部材が係止装着され、前記アッパーシャフトと前記ロアシャフトとは前記外スプラインと前記内スプラインを介して摺動自在に連結され、前記カバー部材は前記アッパーシャフトと前記ロアシャフトの連結部分を被覆すると共に、前記カバー部材の上端は前記アッパーシャフトの上方に固定され、前記シール部材の外周は前記カバー部材の前記大内径部の内周面とは非接触であり、前記アッパーシャフトと前記ロアシャフトとの伸長行程でシール部材の前記小内径部への到達により前記シール部材は前記小内径部の内周面と接触してなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記ロアシャフトの外周と前記カバー部材の小内径部との間に小隙間が形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記アッパーシャフトの上方には被嵌合部が形成され、前記カバー部材の上端には内周側で且つ中心に向かって突出する嵌合部が形成され、該嵌合部は前記被嵌合部に固定部材を介して嵌合固定されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、請求項1,2又は3の何れか1項の記載において、前記カバー部材の前記小内径部は前記カバー部材の下端から短い範囲に形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4の何れか1項の記載において、前記シール部材にはシール部と、該シール部の内周側には周方向に沿って環状の係止部が形成され、且つ前記シール部の周方向に直交する断面形状は三角形状とすると共に、前記係止部は、前記シール部の内周側面の軸孔貫通方向における中間箇所に突出形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、シール部材は、アッパーシャフトとロアシャフトとが略最大限伸びたときのみ、シール部材がカバー部材の内周側に接触するものである。スライドシャフトが伸びる行程では、シール部材とカバー部材とが非接触であるので、ステアリング装置のテレスコ摺動時やキャビン(運転室)の回動において、シール部材が摩擦等で擦れたり、破損することなく、耐久性が向上する。
さらに、アッパーシャフトとロアシャフトとが最大限伸びたとき、すなわち、キャビン(運転室)を回動した時には、カバー部材の内周側と、シール部材とが当接するので、洗浄時、カバー部材内部への水や泥等の侵入を確実に防止できる。
請求項2の発明では、ロアシャフトの外周とカバー部材の小内径部との間に小隙間が形成される構成としたことにより、スライドシャフトの伸縮時において、カバー部材内部に溜まった空気を外部に排出することができ、摺動荷重が大きくなることを防止できる。また、スプライン接続されたアッパーシャフトとロアシャフトとの間に充填されたグリスがスムーズに排出され、カバー部材が外れることを防止できる。
請求項3の発明では、アッパーシャフトの上方には被嵌合部が形成され、前記カバー部材の上端には内周側で且つ中心に向かって突出する嵌合部が形成され、該嵌合部は前記被嵌合部に固定部材を介して嵌合固定される構成としたことにより、カバー部材はアッパーシャフトに対して強固に固定でき、相互に軸方向への位置ずれを防止できる。また、組付性も良好である。
請求項4の発明では、カバー部材の小内径部はカバー部材の下端から短い範囲に形成された構成としたことにより、スライドシャフトを略最大限に伸長したときのみ、シール部材とカバー部材の小内径部とが接触するものであり、スライドシャフトが伸長する途中の段階では、シール部材と小内径部とが接触しないので摺動抵抗が生じず、通常時及びキャビン(運転室)回動時のスライドシャフトの伸長行程が円滑に行われる。
請求項5の発明では、シール部材のシール部は断面三角形状とし、且つ前記係止部は、前記シール部の内周側面の軸孔貫通方向における中間箇所に突出形成される。すなわち、シール部の内周側面は、前記被係止部の軸孔貫通方向両側から突出する構造としたので、シール部材は、ロアシャフトと確実に係止すると共にその接触面積も広くなる。そのために、シール部材は、その断面三角形状のシール部先端と、カバー部材とが接触しつつ、相互に摺動したときに、シール部材が軸方向に沿ってめくれる様に倒れてしまうことを防止し、確実なシール構造にすることができる。また、シール部先端とカバー部材との接触が線接触となり、スライドシャフトの摺動抵抗を低減することができる。
(A)は本発明のステアリング装置が装着された状態のトラックの略示図、(B)は(A)の(α)部の一部断面にした拡大図、(C)は(B)の(β)部の一部断面にした拡大図である。 (A)は本発明におけるスライドシャフトの一部断面にした分解図、(B)はカバー部材の中間部を省略した縦断側面図、(C)はロアシャフトの中間部を省略した縦断側面図である。 (A)はスライドシャフトの最小収縮状態の一部断面にした側面図、(B)はスライドシャフトの最大伸び状態の一部断面にした側面図、(C)乃至(D)はスライドシャフトの伸縮行程における各状態の要部縦断側面図である。 (A)はロアシャフトと第1タイプのシール部材とを分離した状態の要部拡大縦断側面図、(B)はシール部材とカバー部材の小内径部とが接触した状態においてシール部材がロアシャフトから外れ難い構成を示す要部拡大縦断側面図である。 (A)はスライドシャフトにおいてカバー部材の小内径部の長さを長くした実施形態の一部省略した縦断側面図、(B)はスライドシャフトにおいてカバー部材の外周に段差を無くした実施形態の一部省略した縦断側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、本発明は、図1(A),(B)に示すように、ステアリング装置Aに関するものであり、主に、トラック等のキャビン(運転室)B1の前方下端を回動中心として前方へ回動させてエンジン点検等を行う種類の車両に装着されるものである〔図1(A)参照〕。
トラックBのキャビン(運転室)B1を回動させたときに、ステアリング装置Aも共に略円弧上の軌跡に沿って大きく回動するものである。このとき、ステアリング装置Aを構成する一部〔図1(B)参照〕であって、ステアリングホィール及びステアリングシャフトからの回転を前輪の舵取り装置に伝達する役目を有し、且つ軸方向に伸縮するスライドシャフトA1に関する発明である〔図1(A),(B)参照〕。
該スライドシャフトA1は、主にアッパーシャフト1と、ロアシャフト2と、カバー部材3と、シール部材4から構成される〔図1(C),参照〕。本発明において、ステアリング装置には上下方向が設定されており、ステアリングホィールが装着される側を上方側とし、前輪の舵取り装置に連結される側を下方側とする(図1参照)。
アッパーシャフト1とロアシャフト2とは、軸方向に沿ってスプラインにより連結され、該連結部分がカバー部材3によって被覆されるものである〔図1(C),図3(A),(B)等参照〕。前記アッパーシャフト1は、軸本体11の外周側且つ軸方向の略全体に亘って外スプライン12が形成されている。アッパーシャフト1の上端には、アッパー側ヨーク51が装着されている。アッパーシャフト1の上方箇所には被嵌合部13が形成されている。該被係止部13は、軸本体11の外周の周方向に沿って、断面凹形状の溝として形成されている〔図2(A)参照〕。
ロアシャフト2は、中空管状の管状本体21の内周側に内スプライン22が形成されている〔図2(A)参照〕。ロアシャフト2の下端には、ロア側ヨーク52が固着されている。ロアシャフト2の外周側で、且つ上方には周方向に沿って円周状の被係止部23が形成されている。
ロアシャフト2は、外周側で且つ軸方向に沿って細径部21aと、太径部21bとを有しており、細径部21aは、ロアシャフト2の上方側に位置し、太径部21bは下方側に位置する。そして、細径部21aと太径部21bとの境界部分は段差部21cが形成されている〔図2(A),(C)参照〕。該段差部21cは、細径部21aから太径部21bに滑らかに変化するように円錐状に形成されている〔図2(C)参照〕。前記アッパーシャフト1及び前記ロアシャフト2は、金属製である。
カバー部材3は、略中空円筒状に形成された管状部材であり、カバー本体31と嵌合部32とから構成される〔図2(A),(B)参照〕。該嵌合部32は、前記カバー本体31の上端に形成されている。該嵌合部32は、カバー本体31の内周側より、その直径中心に向かって略環状を形成するようにして、突出する部位である〔図2(B)参照〕。
嵌合部32が前記アッパーシャフト1の被嵌合部13に嵌合されることにより、アッパーシャフト1にカバー部材3が固定される。また、嵌合部32が形成されている箇所の外周側には補強溝32aが形成され、該補強溝32aにバネリングや止め輪等の固定部材6が装着可能となっている。
カバー部材3のカバー本体31の内周側には軸方向に沿って大内径部31aと小内径部31bとが形成されている〔図2(A),(B)参照〕。大内径部31aは、小内径部31bよりも内径が大きく、広い空隙となっている。そして、大内径部31aは、カバー部材3の上方側に位置し、小内径部31bは、下方側に位置する。また、大内径部31aと小内径部31bとの境界部分には内周段差部31cが形成されている。該内周段差部31cは、大内径部31aから小内径部31bに滑らかに変化するように円錐状内周面に形成されている。
大内径部31aと小内径部31bとの軸方向長さにおける比率では、大内径部31aの軸方向長さが小内径部の軸方向長さの数倍となるように設定される。具体的には、大内径部31aの軸方向長さが小内径部31bの軸方向長さの約2倍から約10倍程度となるようにしている。
つまり、小内径部31bは、カバー部材3のカバー本体31の軸方向長さにおいて少なく、カバー部材3の下端から短い範囲に形成されている〔図2(A)参照〕。また、小内径部31bの長さは、上記に限定されず、必要に応じて長く形成してもよい〔図5(B)参照〕。
カバー部材3は、ゴム製であり、前記嵌合部32に伸縮性を有し、前記アッパーシャフト1の被嵌合部23への嵌合を行い易くすると共に、前記補強溝32aに止め輪等の固定部材6を装着することで、嵌合部32は直径が収縮し、被嵌合部23への嵌合固着をより一層強固にすることができる。
前記カバー部材3は、大内径部31aに対応する直径の大きい大径外周側面部31a’と、小内径部31bに対応する直径の小さい小径外周側面部31b’とから構成される。また、内周段差部31cに対応する外周段差部31c’は円錐形状に形成されている〔図2(A)参照〕。
シール部材4は、環状(或いはリング形状)に形成され、前記ロアシャフト2の被係止部23に係止固定される。シール部材4は、シール部41と係止部42とから構成され、該係止部42が、前記被係止部23に挿入係止されることによりシール部材4がロアシャフト2に固定される。
前記シール部41の周方向に直交する断面形状は略三角形状に形成されている。具体的には、先端部41aの両側から左右対称となる傾斜面41b,41bが形成されている〔図2(C),図4(A)参照〕。前記両傾斜面41b,41bは、略凹円弧状に形成されている。また、両傾斜面41b,41bは、それぞれ直線傾斜状又は円弧状に形成されても構わない。
係止部42は、シール部41の内周側面41cで、且つその周方向に沿って環状にシール部41の中心に向かって突出形成される。係止部42の周方向に直交する断面は、正方形又は長方形等の方形状であり、好ましくは前記被係止部23と略同等形状である。
そして、係止部42は、シール部41の内周側面41cから軸孔の直径中心箇所に向かって形成され、シール部41の内周側面41cは係止部42の軸孔貫通方向における両側箇所から略同一寸法に突出する構成となっている(図4参照)。ここで、軸孔貫通方向とは、シール部材4に対してロアシャフト2が貫通する方向となる。
シール部材4を上記の構成としたことで、ロアシャフト2の被係止部23に対して極めて強固に固定することができる。すなわち、トラックBのキャビン(運転室)B1が回動し、ステアリング装置AのスライドシャフトA1が伸びて、シール部材4のシール部41と、カバー部材3の小内径部31bとが接触しつつ摺動する際に、シール部41と小内径部31bとの相互にかかる接触圧力によりシール部材4がめくれる様に倒れ、外れてしまうおそれがある。
これに対して、シール部41の先端部41aの両側に左右対称の傾斜面41b,41bが形成され、且つシール部材4の内周側面41cが、係止部42の軸孔貫通方向両側から突出する構成としたことにより、この突出した部分がロアシャフト2の被係止部23付近の外周側面に密着する。そして、シール部材4における内周側面41cの係止部42から突出する部分が、シール部材4の倒れに対する抵抗となり、シール部材4がロアシャフト2の被係止部23から外れることを極めて強固に防止できる〔図2(C),図4(A)参照〕。
また、シール部材4の先端部41aのみがカバー部材3と接する構造であるので、カバー部材3と接触する面積が少なく、スライドシャフトA1の摺動荷重を大きくすることなく、確実にシールすることができる。シール部材4は、上記とは別のタイプとして、その断面略方形状又は略半円形状としても良い。
次に、本発明におけるスライドシャフトA1の組付けについて説明する。アッパーシャフト1,ロアシャフト2,カバー部材3及びシール部材4とからなるスライドシャフトA1は、まず、カバー部材3の嵌合部32を、アッパーシャフト1の被嵌合部13に嵌合固定することにより、カバー部材3がアッパーシャフト1に嵌合固定される。このとき、嵌合部32の補強溝32aに固定部材6が装着されて、嵌合力をより大きくする。
次に、ロアシャフト2の被係止部23に、シール部材4の係止部42が係止されて、シール部材4がロアシャフト2に装着される。ロアシャフト2と前記アッパーシャフト1とは、内スプライン22と外スプライン12を介して相互に摺動自在に連結される。そして、カバー部材3のカバー本体31は、ロアシャフト2とアッパーシャフト1の連結部分Jを被覆する。特に、カバー部材3は、ロアシャフト2の上端が外部に露出しないように、該ロアシャフト2の上方部分を常時被覆している〔図2(A),(B)参照〕。
次に、ロアシャフト2とカバー部材3との径方向の大小関係について説明する。まず、ロアシャフト2にシール部材4が装着された状態におけるシール部材4の外径をDaとする。また、ロアシャフト2の太径部21bの外径をDbとする。また、細径部21aの外径はDcとする。次に、カバー部材3の大内径部31aの内径をHaとする。また、カバー部材3の小内径部31bの内径をHbとする。
カバー部材3の大内径部31aの内径Haの寸法が最も大きく、以下、シール部材4の外径Da,カバー部材3の小内径部31bの内径Hb,ロアシャフト2の太径部21bの外径Db,ロアシャフト2の細径部21aの外径Dcの順番となる。
つまり、
Figure 0005745604
となる〔図2(B),(C)参照〕。
ロアシャフト2とカバー部材3における各箇所の寸法関係によって、シール部材4の外周は、カバー部材3の大内径部31aの内周面とは非接触となる。つまり、空隙が形成される。シール部材4のシール部41と、カバー部材3の小内径部31bの内周面とは、接触する。この状態で、ロアシャフト2とカバー部材3とは、シール部材4によりシールされる。
通常時、キャビン(運転室)B1が回動していない状態では、シール部材4はカバー部材3の小内径部31bに接しない。つまり、通常時のテレスコ調整時にはシール部材4はカバー部材3の大内径部31a内の範囲を軸方向に移動するので、シール部材4はカバー部材3の小内径部31bに接しない。テレスコ調整時にシール部材4とカバー部材3が接しないので、テレスコ操作の抵抗がなく妨げにならず、良好な操作フィーリングが得られる。また、シール部材4が摩擦等で擦れたり破損することなく、耐久性が向上する。
また、通常時、カバー部材3はロアシャフト2と接しない構造である。これにより、テレスコ調整時や、キャビン(運転室)B1が回動する際、カバー部材3の小内径部31bと、ロアシャフト2の太径部21bとの空隙からシャフト嵌合部内の空気が外部に排出され、摺動荷重が大きくなることを防止できる。
また、キャビン(運転室)B1の回転時、シャフト嵌合部へグリースを補填することがある。グリース補填後、キャビン(運転室)B1を通常の状態に戻すと、アッパーシャフト1とロアシャフト2の嵌合長さが増えることにより、スライドシャフトA1全体が軸方向に縮む。
この時、カバー部材3の小内径部31bと、ロアシャフト2の太径部21bとは、非接触であるので、グリース補充後には余分なグリースがスムーズに外部へ排出され、摺動荷重が安定する。また、グリースが外部に排出される際にカバー部材3が外れることを防止できる。
そして、カバー部材3の小内径部31bは、カバー部材3の下端から短い範囲に形成されることで、キャビン(運転室)B1を回動して、該キャビン(運転室)B1が略全開する直前まで、シール部材4と小内径部31bとは接触せず、キャビン(運転室)B1が略全開したときにシール部材4と小内径部31bとが接触することになる構成である。これによって、キャビン(運転室)B1の回動行程の殆どにおいて、シール部材4と小内径部31bとの接触による摺動抵抗が生じることが無く、キャビン(運転室)B1 の円滑な回動動作を実現できる。
また、キャビン(運転室)B1が回動すると、ステアリング装置Aも回動し、アッパーシャフト1とロアシャフト2とがテレスコ調整範囲を超えて軸方向に移動する。すると、ロアシャフト3に係止されたシール部材4のシール部41は、カバー部材3の小内径部31bとが接触し、スライドシャフトA1の嵌合部をシールする。
このように、キャビン(運転室)B1が回動し、略全開する時のみ、カバー部材3の小内径部31bとシール部材4のシール部41とが接触することで、ステアリング装置Aのロア側ヨーク52付近を洗浄する際のシャフト嵌合部への水や泥等の侵入を確実に防止することができる。
このようにして、キャビン(運転室)B1が回動しない通常時では、シール部材4とカバー部材3は非接触状態であり、スライドシャフトA1の伸縮時の内部に溜まっている空気を排出することができ、伸縮時に内部の空気抵抗がなく円滑に伸縮することができる。
また、キャビン(運転室)B1が回動し、スライドシャフトA1が軸方向に伸びきった状態では、ロアシャフト2とカバー部材3とは、シール部材4によりシールされ、スライドシャフトA1の内部への水や泥等の浸入を防止することができる。図5(B)は、本発明の第2実施形態であり、カバー部材3の外周を軸方向に同一直径としたものである。
1…アッパーシャフト、12…外スプライン、13…被嵌合部、22…内スプライン、2…ロアシャフト、23…被係止部、3…カバー部材、31a…大内径部、
31b…小内径部、4…シール部材、41c…内周段側面、42…係止部。

Claims (5)

  1. 外スプラインを有するアッパーシャフトと、内スプラインを有するロアシャフトと、内周側に大内径部と小内径部を有する円筒形状のカバー部材と、環状のシール部材とからなり、前記ロアシャフトの上方付近の外周には周方向に被係止部が形成されると共に該被係止部に環状のシール部材が係止装着され、前記アッパーシャフトと前記ロアシャフトとは前記外スプラインと前記内スプラインを介して摺動自在に連結され、前記カバー部材は前記アッパーシャフトと前記ロアシャフトの連結部分を被覆すると共に、前記カバー部材の上端は前記アッパーシャフトの上方に固定され、前記シール部材の外周は前記カバー部材の前記大内径部の内周面とは非接触であり、前記アッパーシャフトと前記ロアシャフトとの伸長行程でシール部材の前記小内径部への到達により前記シール部材は前記小内径部の内周面と接触してなることを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1において、前記ロアシャフトの外周と前記カバー部材の小内径部との間に小隙間が形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1又は2において、前記アッパーシャフトの上方付近には被嵌合部が形成され、前記カバー部材の上端には内周側で且つ中心に向かって突出する嵌合部が形成され、該嵌合部は前記被嵌合部に固定部材を介して嵌合固定されてなることを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1,2又は3の何れか1項の記載において、前記カバー部材の前記小内径部は前記カバー部材の下端から短い範囲に形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項1,2,3又は4の何れか1項の記載において、前記シール部材にはシール部と、該シール部の内周側には周方向に沿って環状の係止部が形成され、且つ前記シール部の周方向に直交する断面形状は三角形状とすると共に、前記係止部は、前記シール部の内周側面の軸孔貫通方向における中間箇所に突出形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
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