JP5743882B2 - 針安全装置および静脈内カテーテル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば静脈内カテーテル装置等の医療器材のための針安全装置に関し、この針安全装置は、その中を軸方向に延び、針を受けるための穴を有する基部と、基部から略軸方向に延びる、第一と第二の対向する顎状部を備える。
この種の針安全装置は一般に知られており、たとえば患者から針を抜いている間に針先端を自動的に覆うことによる、医療器材の針先端保護手段として機能する。そのため、針安全装置は、針をその医療器材から取り外した後の針による、たとえば医療従事者の針刺し事故を防止するのに役立つ。
本発明の目的は、改良された針安全装置を提供することである。
上記の目的は、請求項1の特徴を有する針安全装置によって達成される。
本発明の針安全装置は、針を受けるための、その中を軸方向に延びる穴を有する基部と、前記基部から略軸方向に延びる第一と第二の対向する顎状部とを備える医療器材用針安全装置であって、前記第二の顎状部は、ばね様特性を有する金属薄板の細長片で形成され、前記第二の顎状部の少なくとも一部は、別々の構造部材から形成され、前記第一の顎状部に関して偏向可能であり、前記基部の前記穴の中に受けられる針を、前記針安全装置を完全に貫通する状態に位置付けることができ、前記第二の顎状部は、近位端面において前記基部に取り付けられ、弾性要素が前記第一と第二の顎状部を少なくとも部分的に取り囲むとともに、前記第二の顎状部の前記偏向可能部分の領域に配置され、前記弾性要素によって、前記第二の顎状部の偏向可能部分が第一の顎状部に向かって引っ張られる、ことを特徴とする。
本発明によれば、第二の顎状部の偏向可能な部分と第一の顎状部は、2つの別の部品から構成される。それにより、針安全装置を異なる太さの針に容易に合わせることができ、これは、実質的に、針を受ける穴の直径だけを針の太さに合わせて調整すればよいからであり、その一方で、第二の顎状部の偏向可能部分の偏向可能性によって、針安全装置の信頼性の高い安全機能が常に確保される。そのうえ、本発明の針安全装置は、その単純な設計から、低コストで製造できる。
第一の実施形態によれば、第二の顎状部は、ばね様の特性を有する金属薄板の細長片で形成される。このような金属薄板の細長片は、製造が容易でコストも安い。さらに、そのばね様特性により、針安全装置を完全に貫通する状態に位置付けられている針によって、復元力に対抗して偏向できるため、針先端が2つの顎状部の間へと移動するとすぐに、針先端の正面でパチンと閉じ、針先端を安全に保護する。
金属薄板の細長片は、その近位端面において、基部に取り付けられてよい。これに関して、遠位という用語は、構造的部材の、針が針安全装置内に入っているときに針先端が指す方向に面する側を示し、近位という用語は、その反対側を示す。
金属薄板の細長片は略L字形であってもよく、L字形の長い辺が略軸方向、すなわち第一の顎状部に略平行に延び、L字形の短い辺が軸方向に略垂直に延びる。L字形の短い辺は、金属薄板の細長片を基部に取り付けるのに使用される。金属薄板細長片は、ヒートシール接着法によって基部に取り付けてもよい。
第二の実施形態によれば、第二の顎状部は、相互に関して移動可能な第一と第二の部分を含む。第一の部分は、基部と一体的に形成されてもよく、第二の部分は、ヒンジによって第一の部分に連結されてもよい。第二の部分はしたがって、第二の顎状部の偏向可能部分を形成する。
第二の顎状部の第一と第二の部分は、2つの別々の部品から形成してもよく、この場合、少なくとも1つのピンをこれらの部分の一方に形成し、2つの部分のそれぞれもう一方で枢支させてもよい。
あるいは、第一と第二の部分は、1つの部品で形成してもよく、この場合、ヒンジはフィルムヒンジとすることができる。
第二の顎状部の第一と第二の部分が2つの別々の部品から形成される場合、第一の部分は、第二の部分と同じ材料、たとえば、プラスチック材料で作製されてもよい。
どちらの実施形態においても、第一の顎状部は、基部と一体的に形成されることが好ましいが、これは、針安全装置の部品数が少なくてすみ、したがって、より単純化できるからである。
ベース、およびしたがって好ましくは第一の顎状部をプラスチック材料で形成すれば、針安全装置の製造コストをさらに削減できる。
第一の顎状部が略剛性であると、針安全装置の完全性を増大させることができる。同時に、第二の顎状部の偏向可能性により、針安全装置の信頼性の高い動作が確保される。
弾性要素を、第一と第二の顎状部を取り囲むように設置し、特に、第二の顎状部の偏向可能部分の領域に配置してもよい。好ましくは、弾性要素と顎状部は、第二の顎状部の偏向可能部分が、弾性要素の復元力に対抗して、第一の顎状部から遠ざかる方向に広げられ、穴内に受けられた針が針安全装置を完全に貫通する状態に位置付けられるように構成される。
たとえば、静脈内カテーテル装置等の医療器材が一般的に使用前に保管されている状態のように、第二の顎状部が偏向状態にあるときに、弾性要素が第二の顎状部にその復元力を加えるため、保管期間が長くても、この弾性要素によって、医療器材から針を引き抜くとすぐに開いていた顎状部は相互にパチンと閉じ、針先端を確実に保護するため、針安全装置の正しい機能を長期間確保できる。さらに、弾性要素により、針安全装置が針に沿ってスライドしても、顎状部がゆるくなることが防止され、したがって、針安全装置はさらに正しく機能する。また、弾性要素によって、針先端が針安全装置から横方向に突出することが防止されるため、針安全装置の保護機能は一層強化される。
弾性要素は、顎状部を完全に取り囲むテンションリングおよび/または、顎状部を部分的にのみ取り囲むクランプ、ブラケット、Cクリップその他であってもよい。
針安全装置によって保護される針先端が顎状部の自由端を越えて突出することを防止するために、第二の顎状部は、その自由端に、第一の顎状部に向かって延びる、角度のついた端部を有する。
好ましくは、角度のついた端部は、それが、針安全装置を完全に貫通する状態に位置する針で支持されるように形成され、それによって、第二の顎状部は偏向し、針先端が第一と第二の顎状部の間へと移動すると、第一の顎状部の自由端の少なくとも一部と交差する。
針安全装置を、医療器材、たとえば静脈内カテーテル装置の中に保持するために、第二の顎状部の自由端の領域に、肩状部または突起が形成され、針安全装置を受けるための医療器材のハウジング内に形成された、対応するロッキング手段と係合する。好ましくは、第二の顎状部は、針が針安全装置を完全に貫通する状態に位置付けられている間に第二の顎状部の肩状部または突起が医療器材のハウジング内に形成されたロッキング手段と安全に係合するように偏向し、針の抜き取りによって針先端が顎状部の間に受けられるとすぐに、第二の顎状部の肩状部または突起とハウジングのロッキング手段の係合が外れ、第二の顎状部は第二の顎状部および/または弾性要素によって発生される復元力により、第一の顎状部に向かってパチンと閉じる。
本発明の別の主旨は、チャンバを画定するハウジングと、チャンバ内に受けられる針と、針にスライド自在に配置された、特に上記の種類の針安全装置と、ハウジングの内表面に形成され、針安全装置のロッキング用肩状部または突起を受けるための少なくとも一部環状ロッキング用凹部とを備える静脈内カテーテル装置である。
針安全装置のロッキング用肩状部または突起を少なくとも一部環状ロッキング用凹部の中に受けることにより、針安全装置は、針安全装置の第二の顎状部が針安全装置の第一の顎状部に関して半径方向に外側に偏向するかぎり、すなわち、針が針安全装置を完全に貫通する状態の位置にあるときのように、顎状部が分離しているかぎり、ハウジングのチャンバ内に安全に保持される。
針を、たとえば患者から引き抜く際、針先端が顎状部の間に受けられるように顎状部の少なくとも一方の自由端を通過するとすぐに、顎状部は相互にパチンと閉じ、これによって、針安全装置のロッキング用肩状部または突起とハウジングのロッキング用凹部の係合が外れ、針安全装置を針と共に静脈内カテーテル装置のハウジングから取りはずすことができる。
ロッキング用凹部はロッキング用突起より製造しやすいという事実とは別に、ロッキング用凹部はまた、偏向状態にある第二の顎状部に対するある程度の応力緩和の効果を有し、これは特に大径の針が用いられているときにあてはまる。応力緩和によって、針を針安全装置、特に第二の顎状部に関して、動かしやすくなる。そのため、針は、静脈内カテーテル装置のハウジングから、より小さな労力で引き抜くことができる。
ハウジング内に針安全装置を特に安全にロックするために、ロッキング用突起を、ハウジングの内表面のロッキング用凹部の付近に形成してもよく、この突起はチャンバ内へと延び、針安全装置のロッキング用肩状部または突起と係合する。
ロッキング用凹部は、4分の1または2分の1環状の凹部または溝であってもよく、あるいは、ハウジングの内表面の円周全体に沿って延びていてもよい。
ロッキング用凹部が部分的環状、たとえば4分の1または2分の1環状である場合、針安全装置は、ハウジングのチャンバ内に、ハウジングに関して正しい位置で挿入し、針安全装置の偏向可能部分に設けられたロッキング用肩状部または突起がハウジングのロッキング用凹部の中に確実に受けられるようにすることが重要である。これは、チャンバの近位端部分に、針安全装置の対応する非円形外側断面に合わせて調整された、一部円形の内側断面、たとえばD字形断面のような非円形断面を提供することによって実現できる。
このような非円形断面の特徴は一般に、針安全装置の具体的な種類やハウジングの内表面に形成されたロッキング用凹部および/または突起の具体的な形状に依存しないため、これは、チャンバを画定するハウジングと、チャンバ内に受けられる針と、針の上にスライド自在に配置される針安全装置を備えるさまざまな静脈内カテーテル装置において実装できる。
本発明の好ましい実施形態を、以下の説明と添付の図面の中で説明する。
(a)は、本発明の針安全装置の第一の実施形態の偏向した状態を示す縦方向の断面図であり、(B)は、本発明の針安全装置の第一の実施形態の潰れた状態を示す縦方向の断面図であり、(c)は、本発明の針安全装置の第一の実施形態のテンションリングがなく、弛緩した状態を示す縦方向の断面図である。 (a)及び(b)は、請求項1の針安全装置の主要部分の斜視図である。 (a)及び(b)は、図1の針安全装置のスチール製クリップの斜視図である。 (a)は、静脈カテーテル装置の一部としての、図1の針安全装置の縦方向の断面図であり、(b)は、図4の一部の拡大図である。 本発明による針安全装置の第二の実施形態の側面図である。 本発明による静脈カテーテル装置のハウジングの別の実施形態の縦方向の断面図である。 針安全装置が部分的に挿入された、本発明の静脈カテーテル装置のハウジングの近位端部分の斜視図である。
図1は、本発明の針安全装置10の第一の実施形態を示す。針安全装置10は、主要部12と、クリップ14と、テンションリング16を備える。
主要部12はプラスチック材料で製作され、基部18と、第一の顎状部を形成する長形部分20を含む。基部18は、略円筒形であって、軸方向22を規定し、針26(図4)を受けるための、その中に軸方向22に延びる穴24を有する。
長形部分20は、半円筒形であり、基部18から軸方向22に延びる。長形部分20は、その平坦側29に形成された溝28を有し、これは、長形部分20の長さ全体に沿って軸方向22に延び、基部18の中の穴24の範囲を形成する。穴24は、針26の外側形状に合わせた略円形の断面を有し、その一方、溝28は、略半円形の断面を有する。
長形部分20の自由端または遠位端30、すなわち長形部分20の基部18とは反対の端の領域において、長形部分20は大径部分を有し、その結果、長形部分20の平坦側29の反対側に延びる半環状の突起32が形成される。突起32は、ロッキング用突起として機能し、これについて、図4に関して詳しく説明する。
クリップ14が、スチールその他、ばね様の特性を有する金属薄板の細長片から形成される。クリップ14は第二の顎状部を形成し、基底部分34と偏向可能部分36を含む。基底部分34は、軸方向部38と半径方向部40を有する。これは、主要部12の基部18と係合するようになされ、軸方向部38は基部18の外表面42を背に配置され、半径方向部40は基部18の後方、すなわち近位端面44を背に配置される。主要部12とクリップ14を確実に正しく位置付けるために、基部18には、クリップ14のためのガイド46が設けられ、これはそれぞれ外表面42と端面44の上の平坦面48,50と、またクリップ14を受ける溝を形成する側壁52を有する。
クリップ14は、ヒートシール接着法によって主要部12に固定される。このために、主要部12は当初、近位端面44に形成されて略軸方向22に延びる支柱またはピン54を有する。クリップ14は、クリップ14が主要部12に取り付けられたときに支柱またはピンを受けるための、半径方向部40に形成された対応する開口部56を有する。クリップ14が主要部12に関して正しい位置に位置付けられたら、クリップ14の開口部56を通って延びる支柱またはピン54は、熱および/または圧力によって変形され、支柱またはピン54の直径が増大する。支柱またはピン54の直径を開口部56の直径より大きくすることにより、クリップ14は主要部12に安全に固定される。
クリップ14のベース部分34は、金属薄板細長片を階段状に折り曲げることにより、偏向可能部分36へと移行する。偏向可能部分36は、直線部58を有し、これは直線部58の両側に延びる2つの長形ウイング60によって補強されており、ウイング60は内側、すなわち第一の顎状部に向かって、略90°の角度で曲げられる。主要部12に取り付けられたクリップ14が弛緩した状態では(図1c)、直線部58は、正確に軸方向22に延びるのではなく、主要部12の長形部分20に向かって若干曲がっている。
遠位端の領域において、直線部58は、主要部12の長形部分20の自由端30より先まで延びる頭部62へ移行する。頭部62は略V字形であり、V字の頂点は軸方向22を指し、V字の自由辺63は長形部分20に向かって延びる。
直線部58から頭部62への移行領域において、クリップ14の金属薄板細長片は曲げられて、外側、すなわち長形部分20とは反対側に延びる突起64が形成される。この突起64は、ロッキング用突起として機能し、これについては、図4に関して詳しく説明する。
テンションリング16は、長形ウイング60の領域で、主要部12の長形部分20とクリップ14の直線部58を取り囲む。テンションリング16は、弾性材料、たとえばゴムで形成される。テンションリング16は、針26が針安全装置10を完全に貫通する状態の位置にあるときに、クリップ14の偏向可能部36がテンションリング16の復元力に反して偏向するように構成される。この状態を、針安全装置10の偏向状態と呼び、図1a,4bに示すが、図1aでは針26が省略されている。
針26が針安全装置10を完全に貫通する状態に位置付けられていない場合、または針26がない場合、クリップ14の偏向可能部分36は、テンションリング16によって主要部12の長形部分20に向かって引っ張られ、これを図1bに示す。この状態を針安全装置10の潰れている状態と呼び、クリップ14の頭部62は長形部分20の遠位端面66と重なるか、あるいはその少なくとも一部の上に延び、それによって、針26の先端が、針安全装置10の遠位端から突出することが防止される。
図4aは、静脈内カテーテル装置68と、そこに取り付けられた上述のような針安全装置10を示す。
静脈内カテーテル装置68は、ハウジング70、たとえば、ウイングハウジングを備え、これは、その遠位端から延びるカテーテル72を有する。ハウジング70は、チャンバ74を画定する。
針26は、チャンバ74の中とカテーテル72の中に延びる。その近位端に領域において、針ハブ76が針26に取り付けられている。
静脈内カテーテル装置68の初期状態、すなわち使用前は、針安全装置10は、針26の周囲にスライド可能に配置され、ハウジング70の近位端からチャンバ74に挿入される。
針26が針安全装置10を完全に貫通する状態に位置付けられることにより、クリップ14の偏向可能部分36は、外側、すなわち主要部12の長形部分20と反対方向に向かって、かつハウジング70の内側に向かって偏向し、頭部62は針26で支持される。この偏向により、偏向可能部分36と、特にそのロッキング用突起64は、ハウジング70の表面に当接する。同時に主要部12の長形部分20のロッキング用突起32も、ハウジング70の内表面と接触する。
図4bからわかるように、チャンバ74の中へと延びる環状ロッキング用突起78が、ハウジング70の内側に形成される。さらに、環状のロッキング用凹部80が、環状ロッキング用突起78に隣接して、その遠位側に形成される。
環状ロッキング用突起78とロッキング用凹部80の軸方向の位置は、針安全装置10がハウジング70の中に十分に挿入され、針26が針安全装置10を完全に貫通している状態にあると、クリップ14のロッキング用突起64がロッキング用凹部80の中に受けられ、クリップ14のロッキング用突起64と主要部12のロッキング用突起32の両方が、ハウジング70の環状ロッキング用突起78の背後で係合するような位置である。これにより、針安全装置10は、針26が針安全装置10を完全に貫通する状態に位置付けられているかぎり、たとえば患者から抜いたとき等に、針26がカテーテル72から引き抜かれ、したがって針安全装置10に関して移動させられても(図4の左に向かう)、ハウジング70の近位端に向かって軸方向に移動しないようになっている。
針26の先端がクリップ14の頭部62を通りすぎたとたんに、偏向可能部36は針26によって支持されなくなる。その結果、クリップ14の偏向可能部36は、テンションリング16の復元力により、長形部分20に向かって引っ張られ、それにより、針安全装置10は潰れた状態になる。潰れた状態にあると、針安全装置10のロッキング用突起32,64は、ハウジング70のロッキング用凹部80とロッキング突起78からはずれ、これによって針安全装置10は、針26とともにハウジング70から取り出すことができる。針26の先端がハウジングから出たときには、針先端は針安全装置10によって保護され、針26を安全に処分することができる。
次に、図5を参照しながら、本発明の針安全装置110の第二の実施形態について説明する。
上述の針安全装置10と同様に、図5に示される針安全装置110は主要部112を含み、これはプラスチック材料により形成されてもよく、さらに基部118を含む。基部118は一般に円筒形であり、針126を受けるための、軸方向に延びる穴を有する。
主要部112はさらに第一の長形部分120を有し、これは基部118から略軸方向に延び、これを第一の顎状部とも呼ぶ。第一の長形部分120は、一部円形の断面を有する。
主要部112はさらに、基部118から軸方向に延び、第一の長形部分120と反対に配置される第二の長形部分134を有する。第二の長形部分134もまた、一部円形の断面を有する。第二の長形部分134の長さは、第一の長形部分120の長さの約半分である。
第一の長形部分120と第二の長形部分134はどちらも、相互に対面する平坦面129を有し、それによって針126が長形部分120,134の間に入るための空間が画定される。
主要部112はさらに、その遠位、すなわち自由端領域において、第二の長形部分134に旋回可能に取り付けられた偏向可能部分136を有する。第二の長形部分134と偏向可能部分136とが針安全装置110の第二の顎状部を形成する。
図5に示す実施形態において、偏向可能部分136は、偏向可能部分136に形成された2つのピボット138を含むヒンジによって、第二の長形部分134に取り付けられ、ピボットは、軸方向に対して垂直に延び、第二の長形部分134の中に設けられた対応する穴140の中に枢支される。
図5に示すように、偏向可能部分136と第二の長形部分134は、2つの別々の部品で作られ、偏向可能部分136は好ましくはプラスチック材料からなる。しかしながら、偏向可能部分136と第二の長形部分134はまた、一体的にも形成してもよく、この場合、偏向可能部分136と第二の長形部分134を連結するヒンジは、フィルムヒンジとすることができる。
偏向可能部分136がヒンジによって第二の長形部分134に取り付けられるため、偏向可能部136は外側、すなわち第一の長形部分120の反対に、軸方向に垂直な軸を中心として外側に偏向できる。
この自由端、すなわち遠位端の領域において、偏向可能部分136は端部162を有し、これは、偏向可能部分136の主要部分に垂直に、第一の長形部分120に向かって延びる。端部162の長さは、偏向可能部分136が潰れた状態にあるときに、第一の長形部分120の自由端130の少なくとも一部を通過する長さであり、これによって、針126はその遠位端において、針安全装置110から突出することができない。
針安全装置110はさらに、第一の長形部分120と偏向可能部分136を取り囲むテンションリング116を有する。テンションリング116は弾性材料で形成され、偏向可能部分136がテンションリング116の復元力に反して潰れた状態(図5に示す)から偏向位置へと偏向させられることができるように構成される。
テンションリング116の正しい位置を維持するために、第一の長形部分120の偏向可能部分136とは反対の部分と偏向可能部分136とで、第一と第二の顎状部外側形状が画定されており、これは、偏向可能部分136が潰れた状態にあるとき、針安全装置110の遠位端に向かってテーパが付けられている。
自由端130の領域では、突起132が第一の長形部分120に形成され、これは外側、すなわち偏向可能部分136と反対に延びる。同様に、突起164が偏向可能部分136に形成され、これは外側、すなわち第一の長形部分120の反対に延びる。第一の長形部分120の突起132と偏向可能部136の突起164は、略同じ軸位置に形成される。
突起132,164は、テンションリング116が顎状部から滑って外れるのを防止するだけでなく、図4に関して説明したように、針126が針安全装置110を貫通している位置にあり、偏向可能部分136の角度のついた端部162が針126で支持され、したがって偏向可能部分136が外側に偏向しているときに、針安全装置110をたとえば静脈内カテーテル装置68のハウジング70の中にロックするためのロッキング突起としても機能する。
図4に関して、針安全装置10のロッキング用突起32,64を受けるために設けられた、静脈内カテーテル装置58のロッキング用凹部80は環状の形状、すなわち静脈内カテーテル装置68のハウジング70の内周全体に沿って延びると説明した。
しかしながら、ロッキング用凹部80は完全な環状である必要はないことが理解されるであろう。その代わりに、ロッキング用凹部80は一部環状であってもよい。
図6は、静脈内カテーテル装置68のハウジング70の別の実施形態を示しており、この中で、ロッキング用凹部80はハウジング70の内周の半分以下の範囲に延び、すなわちロッキング用凹部80は半環状より小さいということができる。一般に、ロッキング用凹部80の長さは、4分の1円状から完全環状までの範囲のどの程度であってもよい。
ロッキング用凹部80が完全環状の凹部ではなく、一部環状形状である場合、針安全装置10は、所定の回転位置で静脈内カテーテル装置68のハウジング70の中に挿入され、クリップ14または偏向可能部136のロッキング用突起64がロッキング用凹部80の中に確実に受け入れられるようにすることに注意するべきである。
正しい回転位置でなければ針安全装置10を静脈内カテーテル装置68のハウジング70の中に挿入できないようにするために、針安全装置10,110の基部18,118は、図7に示されるように、ハウジング70の対応する非円形の内側断面に適合するようになされた、非円筒形の外側形状を有していてもよい。特に、針安全装置10,110の基部18,118には、部分的な円筒拡大部を設け、その結果、基部18,118の反対側に平坦面155が形成されるようする。これに対応する平坦面を有する、対向する肩状部をハウジング70の内側に形成し、針安全装置10,110を、基部18,118の平坦面166がハウジング70の肩状部の平坦面と一致した位置でしかハウジング70に挿入できないようする。
針安全装置10,110をハウジング70に正しく挿入するには、たとえば楕円や多角形等、針安全装置10,110を円筒以外の形状にしてもよいとことが理解されるであろう。
10 針安全装置、12 主要部、14 クリップ、16 テンションリング、18 基部、20 長形部分、22 軸方向、24 穴、26 針、28 溝、29 平坦側、30 自由端、32 突起、34 ベース部、36 偏向可能部分、38 軸方向部、40 半径方向部、42 外表面、44 端面、46 ガイド、48 平坦面、50 平坦面、52 側壁、54 支柱/ピン、56 開口部、58 直線部、60 長形ウイング、62 頭部、63 自由辺、64 突起、66 端面、68 静脈内カテーテル装置、70 ハウジング、72 カテーテル、74 チャンバ、76 針ハブ、78 環状ロッキング用突起、80 ロッキング用凹部、110 針安全装置、112 主要部、116 テンションリング、118 基部、120 第一の長形部分、126 針、129 平坦面、130 自由端、132 ロッキング用突起、134 第二の長形部分、136 偏向可能部分、138 ピボット、140 穴、162 端部、164 ロッキング用突起、166 平坦面。

Claims (12)

  1. 針(26)を受けるための、その中を軸方向(22)に延びる穴(24)を有する基部(18)と、前記基部から略軸方向(22)に延びる第一と第二の対向する顎状部(20,14)とを備える医療器材用針安全装置(10)であって、
    前記第二の顎状部(14)は、ばね様特性を有する金属薄板の細長片で形成され、
    前記第二の顎状部(14)の少なくとも一部(36)は、別々の構造部材から形成され、前記第一の顎状部(20)に関して偏向可能であり、前記基部(18)の前記穴(24)の中に受けられる針(26)を、前記針安全装置(10)を完全に貫通する状態に位置付けることができ、
    前記第二の顎状部(14)は、近位端面(44)において前記基部(18)に取り付けられ、
    弾性要素(16)が前記第一と第二の顎状部(20,14)を少なくとも部分的に取り囲むとともに、前記第二の顎状部(14)の前記偏向可能部分(36)の領域に配置され、
    前記弾性要素(16)によって、前記第二の顎状部(14)の偏向可能部分(36)が第一の顎状部(20)に向かって引っ張られる、
    ことを特徴とする針安全装置(10)。
  2. 請求項1に記載の針安全装置(10)であって、
    前記金属薄板の細長片は、ヒートシール接着法によって前記基部(18)に取り付けられることを特徴とする針安全装置(10)。
  3. 請求項1または2に記載の針安全装置(10)であって、
    前記第一の顎状部(20)は、前記基部(18)と一体的に形成されることを特徴とする針安全装置(10)。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の針安全装置(10)であって、
    前記第一の顎状部(20)は、前記第二の顎状部(14)より大きい剛性であり、自由端(30)を有することを特徴とする針安全装置(10)。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の針安全装置(10)であって、
    前記基部(18)はプラスチック材料で形成されることを特徴とする針安全装置(10)。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の針安全装置(10)であって、
    前記第二の顎状部(14)は、その自由端に、前記第一の顎状部(20)に向かって延びる、角度のついた端部(62)を有することを特徴とする針安全装置(10)。
  7. 請求項6に記載の針安全装置(10)であって、
    前記角度のついた端部(62)は、前記針安全装置(10)を完全に貫通する状態に位置付けられる針(26)で支持され、それによって、前記第二の顎状部(14)を偏向させ、前記針(26)の先端が前記第一と第二の顎状部(20,14)の間に位置付けられたときに、前記第一の顎状部(20)の自由端(30)の少なくとも一部と交差するように延びることを特徴とする針安全装置(10)。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の針安全装置(10)であって、
    前記針安全装置(10)が受けられる前記医療器材(68)のハウジング(70)の中に形成された対応するロッキング用突起(78)と係合するような肩状部または突起(64)が、前記第二の顎状部(14)の前記自由端の領域に形成されることを特徴とする針安全装置(10)。
  9. チャンバ(74)を画定するハウジング(70)と、前記チャンバ(74)内に受けられる針(26)と、請求項1から8のいずれか1項に記載の針安全装置(10)と、前記針安全装置(10,110)のロッキング用肩状部または突起(64)を受けるために、前記ハウジング(70)の内表面に形成された少なくとも部分的に環状のロッキング用凹部(80)と、を備えることを特徴とする静脈内カテーテル装置(68)。
  10. 請求項に記載の静脈内カテーテル装置(68)であって、
    ロッキング用突起(78)が、前記ハウジング(70)の内表面における前記ロッキング用凹部(80)に隣接して形成され、前記チャンバ(74)の中に延び、前記針安全装置(10)の前記ロッキング用肩状部または突起(64)と係合することを特徴とする静脈内カテーテル装置(68)。
  11. 請求項9または10に記載の静脈内カテーテル装置(68)であって、
    前記チャンバ(74)の近位端部は、前記針安全装置(10)の対応する非円形外側断面に適合する非円形内側断面を有することを特徴とする静脈内カテーテル装置(68)。
  12. チャンバ(74)を画定するハウジング(70)と、前記チャンバ(74)内に受けられる針(26)と、前記針(26)の上にスライド自在に配置された、請求項1から8のいずれか1項記載の針安全装置(10)とを備え、前記チャンバ(74)の近位端部は、前記針安全装置(10)の対応する非円形外側断面に適合する非円形内側断面を有することを特徴とする静脈内カテーテル装置(68)。
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