JP5743107B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、オフィス、店舗および住宅等の部屋内の居住空間を照明する天井材型の照明装置に関する。
従来、オフィス、店舗や住宅等の部屋内の居住空間を照明する照明装置としては、複数の建築用鋼製天井下地の野縁の間に形成された開口を塞ぐ複数の天井ボードのうち、一部の天井ボードを取り除いて形成された天井ボード設置空間に設置されたベース部材と、ベース部材の正面に設けられる正面パネルと、ベース部材及び正面パネル間に形成された収容空間に収容された発光素子を有する照明モジュールとを備えた照明器具本体により構成され、照明器具本体は、野縁の下面に設置され、照明器具本体の端縁部には天井ボード設置空間に嵌め込み固定する固定手段が設けられた照明装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2011−222301号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の発明にあっては、照明器具本体の上側(天井側)が板状のベース部材により覆われ、ベース部材の下側(内側)に設けられたLED基板の上面に電源を供給する端子台がベース部材の上側に突出して固定的に設置され、かつ、LED基板とは別体に設けられた専用直流電源から端子台に電源を供給するようにしているため、以下の問題があった。
(1) 専用直流電源を別途設置する必要があり、照明装置全体が大型化する。
(2) 電源を供給する端子台がベース部材の上側に突出して固定的に設置されているため、野縁の割付け形態、例えば、直貼用下地のように野縁の間隔が227mmである場合など、端子台と野縁との平面的位置関係が重複し、端子台が障害となって照明器具本体を野縁の下面に設置できない。
(3) 仮に、専用直流電源を廃止し、端子台の代わりにスイットモード電源(SMPS:Switced Mode Power Supply)を設置した場合、SMPSが野縁との平面的位置関係が重複し、SMPSが障害となって照明器具本体を野縁の下面に設置できない。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、専用直流電源を別途設置することなく、SMPSのような電源供給装置を照明装置本体の上部に設置した照明装置において、建築用鋼製天井下地の野縁の割付け形態にかかわらず、電源供給装置と建築用鋼製天井下地の野縁との平面的位置関係の重複を回避可能な照明装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の照明装置は、
複数の建築用鋼製天井下地の間に形成された開口を塞ぐ複数の天井ボードのうち、一部の前記天井ボードを取り除いて形成された天井ボード設置空間に設置される枠部材と、前記枠部材の上面に設けられる電源供給装置支持部材と、前記枠部材の内側に収容される発光素子を有する照明モジュールと、を備えた照明器具本体により構成され、
前記枠部材は、前記建築用鋼製天井下地の野縁の下面に設置され、
前記電源供給装置支持部材は、平面視において前記建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に延設され、該電源供給装置支持部材の前記延設された方向の両端部において前記枠部材に固定手段で固定され、
前記電源供給装置支持部材の上面には、電源供給装置をガイドするガイドレールが配設されるとともに、前記電源供給装置の下部には、前記ガイドレールに係合する係合溝が設けられ、前記電源供給装置支持部材には前記建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に移動自在に前記電源供給装置が装着されていることを特徴としている。
この特徴によれば、専用直流電源を別途設置することなく、SMPSのような電源供給装置を照明装置本体の上部に設置した照明装置において、建築用鋼製天井下地の野縁の割付け形態にかかわらず、電源供給装置と建築用鋼製天井下地の野縁との平面的位置関係の重複を回避することができ、照明装置全体が大型化することが防止されるとともに、SMPSが障害となって照明器具本体を野縁の下面に設置できないという問題を解消することができる。
本発明の照明装置は、
前記電源供給装置支持部材は、平面視において前記枠部材の略中央であって前記建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に延びて設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、枠部材の上側(天井側)の全部をベース部材により覆うことなく、枠部材の略中央に建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に延びて電源供給装置支持部材を設けるため、照明装置を軽量化することができる。
本発明の照明装置は、
記ガイドレールに対して前記電源供給装置を固定する固定手段が前記電源供給装置に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、簡単な構成で、電源供給装置の移動及び固定を行うことができる。
(a)は実施例1における建築用天井下地の野縁の標準割付けを示す斜視図、(b)は同建築用天井下地の野縁の標準割付けにおける天井ボード及び照明装置の配置関係を示す平面図である。 (a)は実施例2における建築用天井下地の野縁の標準割付けを示す斜視図、(b)は同建築用天井下地の野縁の標準割付けにおける天井ボード及び照明装置の配置関係を示す平面図である。 (a)は実施例3における建築用天井下地の野縁の標準割付けを示す斜視図、(b)は同建築用天井下地の野縁の標準割付けにおける天井ボード及び照明装置の配置関係を示す平面図である。 実施例1における照明装置の下面図である。 実施例1における照明装置の上面図である。 図5のA−A断面図である。 図5のB−B断面図である。
本発明に係る照明装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る照明装置につき、図1、図4ないし図7を参照して説明する。
図1(b)において、全体を示す符号1は、この実施の形態に好適に用いられる天井照明システムの一部を概略的に示している。この天井照明システム1は、図1(a)に示すように、オフィス、店舗や住宅等の部屋内の天井に建築用鋼製天井下地2を格子状に設置し、その建築用鋼製天井下地2に天井ボード3や照明装置10などをネジ締め固定するシステム天井工法により施工される。
この建築用鋼製天井下地2は、図1(a)に示すように、天井等の建造物の所定の部位に垂下して設けられた吊りボルト4により吊り上げられた野縁受5及び該野縁受5に直交するようにして野縁受5に固定された野縁6より構成されている。野縁6は、ダブル野縁6−1とシングル野縁6−2よりなり、ダブル野縁6−1の間隔は455mmであって、中間位置にシングル野縁6−2が配設され、ダブル野縁6−1とシングル野縁6−2との間隔は約227mmである。
図1(b)に示すように、建築用鋼製天井下地2のダブル野縁6−1で形成される格子目の一部は照明装置10により塞がれている。その格子目の残部は天井ボード3により塞がれている。本実施例の場合、天井ボード3及び照明装置10の平面寸法は455×910mmであり、照明装置10を取り付ける部分の1枚の天井ボード3が取り外され、天井ボード3の1枚分の格子目に照明装置10が嵌め込まれている。
図4及び図5において、全体を示す符号10は、天井ボード設置空間に嵌め込み固定される形式の照明装置の一構成例を示している。本例において照明装置はLED照明装置であり、このLED照明装置10は、主として、天井ボード設置空間に設置される枠部材11と、該枠部材11の上面に設けられる電源供給装置支持部材12と、該電源供給装置支持部材12に装着される電源、すなわち本例においてはスイットモード電源(SMPS:Switced Mode Power Supply)である電源供給装置13と、枠部材11の内側に収容される発光素子を有する照明モジュール14とより構成されている。
枠部材11は、例えばアルミニウム材などの金属材料からなり、それぞれ1対の長辺部材と短辺部材とが井桁状に配置され、交差する4隅においてブラケット15により固定され、全体として、長方形の枠を形成している。図6に示すように、枠部材11は、複数の建築用鋼製天井下地の間に形成された開口を塞ぐ複数の天井ボード3のうち、一部の前記天井ボードを取り除いて形成された天井ボード設置空間に設置されるものであって、野縁6の下面に止めネジ16などの固定手段により固定されている。
枠部材11の断面形状は、図6に示すように、基本的骨格は略H型をしており、その下面はカバー片17により覆われようになっている。また、カバー片17は内側に向けて略水平に突出した下部内側突辺17−1、及び、外側に向けて上方に傾斜した外側傾斜突片17−2を備えている。枠部材11の中段位置には内側に向けて略水平に突出した上部内側突辺18が設けられ、下部内側突辺17−1と協働して照明モジュール14の外周部を狭持して支持するようになっている。また、外側傾斜突片17−2は隣接する天井ボード3の下面に当接して枠部材11と天井ボード3との隙間を覆うようになっている。枠部材11の高さは、例えば、本実施例1の場合、約17mmであり、天井ボード3の厚みが9.5mmであることから、枠部材11の下面は天井ボード3の下面よりわずかに7.5mm突出しているにすぎない。
枠部材11のカバー片17には、止めネジ16を挿入するための孔19が設けられ、該孔19にはキャップ20が着脱自在に装着される。図4に示すように、孔19は複数設けられるものであって、本例では1対の長辺部材のそれぞれに4個、1対の短片部材のそれぞれに3個設けられ、合計で14個設けられている。このように孔19が多数設けられる理由は、野縁6の種々の割付状況に対応できるようにするためのものである。本実施例では、図1(b)に示すように、1対の長辺部材の位置にそれぞれダブル野縁6−1が存在し、長辺部材の真ん中にシングル野縁6−2が長手方向に延びているため、短片部材に設けられた3個の孔19のうち、中央の孔19以外の孔19は使用されない。
図4及び5に示すように、枠部材11の長片部材及び短片部材の交差する4隅に形成される矩形の欠落部には例えば樹脂製のモールドキャップ21が装着されて欠落部を埋めるようになっており、枠部材11の長片部材、短片部材及びモールドキャップ21をブラケット15により止めネジ22を介して一体的に固定するようになっている。
図5及び図7に示すように、電源供給装置支持部材12は、枠部材11の上部内側突辺18の上面に設けられ、平面視において枠部材11の略中央であって野縁6の配設方向と交差する方向、すなわち、1対の短辺部材に跨るように設けられている。電源供給装置支持部材12は、例えばアルミニウム材などの金属材料からなり、板状をしており、その両端部において枠部材11の長辺部材に止めネジ23などの固定手段で固定されている。また、電源供給装置支持部材12の上面には、電源供給装置13をガイドする1対のガイドレール24が配設され、電源供給装置13が野縁6の配設方向と直交する方向に移動可能となっている。
このため、専用直流電源を別途設置することなく、SMPS13のような電源供給装置を照明装置本体の上部に設置した照明装置において、建築用鋼製天井下地の野縁6の割付け形態にかかわらず、電源供給装置13と建築用鋼製天井下地の野縁6との平面的位置関係の重複を回避することができ、照明装置全体が大型化することが防止されるとともに、SMPS13が障害となってLED照明装置10を野縁6の下面に設置できないという問題を解消することができる。
電源供給装置支持部材12の両端部には、それぞれ、アイボルト25、25が装着され、これらのアイボルト25、25間に脱落防止用のワイヤ(図示せず)が野縁受5若しくは野縁6の上方を通って掛け渡され、万一の場合でも、LED照明装置10の落下を防止するようになっている。
スイットモード電源(「SMPS」ともいう。)13は、交流電源を直流に変換するものであって、外形が略直方体をなしており、電源供給装置支持部材12の上面のガイドレール24の方向が長手方向になるように電源供給装置支持部材12に装着されている。SMPS13の長手方向の両端には照明モジュール14に電源を供給するリード線(図示せず)がそれぞれ接続されている。SMPS13の下部にはガイドレール24に係合する係合溝が設けられ、ガイドレール24に沿って移動可能になっている。そして、SMPS13には電源供給装置支持部材12に対してSMPS13を固定する固定ネジ26などの固定手段が設けられ、所望の位置において固定出来るようになっている。
SMPS13の長手方向の長さは野縁6の内法における配設間隔より小さく、かつ、その高さは電源供給装置支持部材12の上面と野縁受5の下面との間の距離よりも小さい。このため、平面視においてSMPS13が野縁6と重複する場合には、SMPS13を隣接する野縁6の間に移動させることにより、SMPS13と野縁6との干渉を解消することができるため、SMPS13が障害となって所望の位置に照明装置を取り付けることができないという問題を回避することができる。
図6に示すように、照明モジュール14は、周縁が枠部材11に支持されるものであって、全体として薄い板状をなし、少なくとも一側面にLED光源27を備えている。また、最下面から上方に向かって、順に、拡散板28、2枚の導光板29、反射シート30及びカバー板31が積層状に設けられている。光源としてはLEDに限らず、例えば直流を電源とする光源であればよく、また、装着位置は一側面に限らず、全周に設けるようにしてもよい。
LED光源27には、SMPS13から図示しないリード線を介して給電される。なお、SMPS13は上記のように移動可能であるから、SMPS13とLED光源27とを接続するリード線もSMPS13の移動分だけ余裕をもって配線されている。
図2(a)は、実施例2における建築用天井下地の野縁の標準割付けを示す斜視図、図2(b)は同建築用天井下地の野縁の標準割付けにおける天井ボード及び照明装置の配置関係を示す平面図である。実施例2は、野縁6の割付並びに天井ボード3のサイズ、照明装置の配置及び電源供給装置支持部材の配置関係が実施例1と相違するが、LED照明装置10などの基本構成は実施例1と同じであるので、同じ部分の説明は省略する。
図2(a)に示すように、野縁6は、ダブル野縁6−1とシングル野縁6−2よりなり、ダブル野縁6−1の間隔は900mmであって、ダブル野縁6−1の間に2本のシングル野縁6−2が配設され、隣接する野縁6の間隔は約300mmである。
図2(b)に示すように、本実施例の場合、天井ボード3の平面寸法は910×1820mmである。天井ボード3は長手方向が野縁6の配列方向に沿うように配設され、照明装置10は野縁6の配列方向に直交するように長手方向が配設され、天井ボード3の一方の短辺の端部からその一部を切欠くようにして照明装置10が設けられている。
また、本実施例の場合、電源供給装置支持部材12は、平面視において枠部材11の略中央であって野縁6の配設方向と交差する方向、すなわち、1対の短辺部材に跨るように設けられている。このため、電源供給装置13は野縁6の配設方向と交差する方向に移動可能である。
本例の場合、照明装置10は、2本のシングル野縁6−2を跨ぐようにしてダブル野縁6−1の間に配設されるものであるから、SMPS13とシングル野縁6−2との平面的位置関係が重複すると、SMPS13とシングル野縁6−2が干渉して照明装置10を設けることができない。本発明においては、SMPS13が野縁6の配列方向に直交する方向に移動可能であるため、SMPS13とシングル野縁6−2との平面的位置関係が重複した場合には、SMPS13を野縁6の配列方向と直交する方向に移動することによりSMPS13とシングル野縁6−2との干渉を回避することができる。
図3(a)は、実施例3における建築用天井下地の野縁の標準割付けを示す斜視図、図3(b)は同建築用天井下地の野縁の標準割付けにおける天井ボード及び照明装置の配置関係を示す平面図である。実施例3は、野縁6の割付並びに天井ボード3のサイズ及び照明装置の配置関係が実施例1と相違するが、LED照明装置10などの基本構成は実施例1と同じであるので、同じ部分の説明は省略する。
図3(a)に示すように、野縁6は、ダブル野縁6−1とシングル野縁6−2よりなり、ダブル野縁6−1の間隔は1800mmであって、ダブル野縁6−1の間に4本のシングル野縁6−2が配設され、隣接する野縁6の間隔は約360mmである。
図3(b)に示すように、本実施例の場合、天井ボード3の平面寸法は910×1820mmである。天井ボード3は長手方向が野縁6の配列方向と直交するように配設され、照明装置10は野縁6の配列方向に沿うように長手方向が配設され、天井ボード3の一方の短辺の端部からその一部を切欠くようにして照明装置10が設けられている。
また、本実施例の場合、電源供給装置支持部材12は、実施例1と同じく、平面視において枠部材11の略中央であって野縁6の配設方向と交差する方向、すなわち、1対の長辺部材に跨るように設けられている。このため、電源供給装置13は野縁6の配設方向と交差する方向に移動する。
本実施例の場合、照明装置10は、1本のシングル野縁6−2を跨ぐようにしてダブル野縁6−1に沿って配設されるものであるから、SMPS13とシングル野縁6−2との平面的位置関係が重複すると、SMPS13とシングル野縁6−2が干渉して照明装置10を設けることができない。本発明においては、SMPS13が野縁6の配列方向に直交する方向に移動可能であるため、SMPS13とシングル野縁6−2との平面的位置関係が重複した場合には、SMPS13を野縁6の配列方向と直交する方向に移動することによりSMPS13とシングル野縁6−2との干渉を回避することができる。
上記実施例1〜3に係る天井埋込型のLED照明装置10は、複数の建築用鋼製天井下地2の下面にあって、天井ボード3を取り除いた周辺部の天井ボード3間に形成された天井ボード設置空間に設置されるものであって、次に示すような効果が得られる。
先ず、専用直流電源を別途設置することなく、SMPSのような電源供給装置を照明装置本体の上部に設置した照明装置において、建築用鋼製天井下地の野縁の割付け形態にかかわらず、電源供給装置と建築用鋼製天井下地の野縁との平面的位置関係の重複を回避することができ、照明装置全体が大型化することが防止されるとともに、SMPSが障害となって照明器具本体を野縁の下面に設置できないという問題を解消することができる。また、枠部材の上側(天井側)の全部をベース部材により覆うことなく、枠部材の略中央に建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に延びて電源供給装置支持部材を設けるため、照明装置を軽量化することができる。また、電源供給装置支持部材には、電源供給装置をガイドするガイドレールが配設され、ガイドレールに対して電源供給装置を固定する固定手段が電源供給装置に設けられているため、簡単な構成で、電源供給装置の移動及び固定を行うことができる。更に、電源供給装置支持部材12の両端部には、それぞれ、アイボルト25、25が装着され、これらのアイボルト25、25間に脱落防止用のワイヤ(図示せず)が野縁6の上方を通って掛け渡されているため、万一の場合でも、LED照明装置10の落下を防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、照明装置としてLED照明装置10を例として説明しているが、これに限定されることなく、交流電源を直流電源に変換させる装置を備えた照明装置であれば光源はLEDでなくともよい。
また、例えば、前記実施例では、LED照明装置10の平面的サイズについては特に説明していないが、平面的サイズは1種類に限らず、複数のサイズを採用することができる。その場合、照明装置の電源供給装置と野縁との重複は、一層、避けられない場合が想定されるから、本発明のように電源供給装置(例えば、SMPS)と野縁との干渉を生じさせない構成が必要とされる。
また、例えば、前記実施例では、枠部材11は、全体として、長方形をしている場合について説明しているが、これに限らず、円形、楕円形、正方形あるいはその他の多角形であってもよい。
1 天井照明システム
2 建築用鋼製天井下地
3 天井ボード
4 吊りボルト
5 野縁受
6 野縁
10 照明装置
11 枠部材
12 電源供給装置支持部材
13 電源供給装置
14 照明モジュール
15 ブラケット
16 止めネジ
17 カバー片
17−1 下部内側突辺
17−2 外側傾斜突片
18 上部内側突辺
19 孔
20 キャップ
21 モールドキャップ
22,23 止めネジ
24 ガイドレール
25 アイボルト
26 固定ネジ
27 光源
28 拡散板
29 導光板
30 反射シート
31 カバー板

Claims (3)

  1. 複数の建築用鋼製天井下地の間に形成された開口を塞ぐ複数の天井ボードのうち、一部の前記天井ボードを取り除いて形成された天井ボード設置空間に設置される枠部材と、前記枠部材の上面に設けられる電源供給装置支持部材と、前記枠部材の内側に収容される発光素子を有する照明モジュールと、を備えた照明器具本体により構成され、
    前記枠部材は、前記建築用鋼製天井下地の野縁の下面に設置され、
    前記電源供給装置支持部材は、平面視において前記建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に延設され、該電源供給装置支持部材の前記延設された方向の両端部において前記枠部材に固定手段で固定され、
    前記電源供給装置支持部材の上面には、電源供給装置をガイドするガイドレールが配設されるとともに、前記電源供給装置の下部には、前記ガイドレールに係合する係合溝が設けられ、前記電源供給装置支持部材には前記建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に移動自在に前記電源供給装置が装着されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記電源供給装置支持部材は、平面視において前記枠部材の略中央であって前記建築用鋼製天井下地の野縁の配設方向と交差する方向に延びて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 記ガイドレールに対して前記電源供給装置を固定する固定手段が前記電源供給装置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
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