JP6858584B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、空間を照らす照明器具に関し、特に、フラットパネル型の照明器具に関する。
従来、オフィスの天井に設置されて部屋内を照らす照明器具として多数の製品が提供されており、LEDの普及に伴って厚みの小さいフラットパネル型の照明器具も製品化されている。例えば、下記特許文献1〜3にフラットパネル型の照明器具が開示されている。
このようなフラットパネル型の照明器具によれば、デザイン性が高く、天井に直接貼り付けることも可能なため、ほこりが溜まる心配も無いというメリットがある。
特開2011−222301号公報 特開2014−17176号公報 特開2016−143617号公報
ところで、フラットパネル型の照明器具は、通常、天井用石膏ボードと同様に、オフィスの天井の下地である野縁に対して下穴を形成することなくタッピンネジにより直接ネジ留め固定して設置される。
一方、フラットパネル型の照明器具は、故障による修理や交換の際に、タッピンネジを緩めて外し、設置済みのフラットパネル型照明器具をいったん外した後に、再度、修理した照明器具や新しい照明器具を同じ場所に設置する必要がある。
この際、野縁のタッピンネジで一度ネジ留めされた箇所には、ねじ込まれるタッピンネジによりネジ立て(雌ネジ)が形成されており、再度同じ場所にタッピンネジによりネジ留めしようとすると、この既成のネジ立ての溝が壊されてしまったり、穴が大きくなってしまったりして、強固なネジ留めができないおそれがある。
本願発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、故障による修理や交換等のために、設置済みのフラットパネル型照明器具をいったん外してから同じ場所に再度固定設置する場合であっても、しっかりと強固に固定することの可能なフラットパネル型照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るフラットパネル型照明器具は、天井下地に固定設置されるフラットパネル型照明器具において、前記天井下地にネジ留め固定されるフレームと、前記フレームに保持される、光源から供給される光を下面から面発光する発光板と、を備え、前記フレームは、対向する平行な二つの長辺と、対向する平行な二つの短辺とを有し、前記天井下地にネジ留めするための固定ネジ用挿通穴が、少なくとも前記長辺である第一辺及び第二辺にそれぞれ複数形成され、全ての前記固定ネジ用挿通穴は、前記フラットパネル型照明器具を、その平面視の中心点を通ると共にその表面に垂直な中心軸回りに180°反転させたときに、反転前後で重畳しないように、前記中心軸に対して非点対称に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る照明器具によれば、設置済みのフラットパネル型照明器具をいったん外してから同じ場所に再度固定設置する場合であっても、しっかりと強固に固定することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る照明器具の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る照明器具の垂直断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る照明器具の構成部材を展開した斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る第一フレーム及びLEDモジュールの拡大斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る照明器具の設置状態を示す斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る照明器具の設置状態を示す垂直断面図である。 図7は、本発明の実施形態の変形例に係るフレームの構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、光源としてLEDを用いたフラットパネル型照明器具を例に挙げて説明する。図1は、本実施形態に係る照明器具の構成を示す図であり、図1(a)は、一般的な天井への設置姿勢における底面図、図1(b)は同じく平面図、図1(c)は同じく右側面図である。
図2は、本実施形態に係る照明器具の垂直断面図である。図3は、本実施形態に係る照明器具の構成部材を展開した斜視図である。図4は、本実施形態に係る第二フレーム及びLEDモジュールの拡大斜視図である。
フラットパネル型照明器具1は、オフィスビルの天井に設置される天井用石膏ボードの規格(910mm×455mm、9.5mm厚)と略同じ形状(910mm×455mm、9mm厚)であり、天井ボードの代わりに天井部分に設置して使用される。もちろん、照明器具1のサイズは適宜変更可能であり、他の一般的な規格である、910mm×910mmや、910mm×1820mmのサイズであっても良いし、本実施形態の半分の正方形のサイズ、455mm×455mmであっても良い。
フラットパネル型照明器具1は、フレーム10と、フレーム10に設置された光源30と、発光板40とを備えている。発光板40は、発光面側である表側と逆の裏側(天井へ設置した状態である設置姿勢において上方側)から順にフレーム10に保持される、反射シート45、導光板50及び拡散シート60と、を備えている。
フレーム10は、アルミ製の長方形状の枠体であり、裏側(上方側)に位置する長方形状枠体である第一フレーム11と、発光面側(下方側)に位置する長方形状枠体である第二フレーム21と、挟持ネジ25と、固定タッピンネジ28と、を備えている。固定タッピンネジ28は、下穴を必要としないドリリングタッピンネジである。
第一フレーム11は、長方形状の枠体において、上面から下面に上下に貫通する固定用ネジ挿通穴12と、同じく上面から下面に上下に貫通する挟持用ネジ穴13がそれぞれ複数形成されている。固定用ネジ挿通穴12は、フレーム10を後述する天井下地に固定するための固定タッピンネジ28が通される穴であり、挟持用ネジ穴13は、第一フレーム11と第二フレーム21とを密着固定するための挟持ネジ25が通される穴である。
第二フレーム21は、長方形状の枠体において、上面から下面に上下に貫通する固定用ネジ挿通穴22と、内側壁に雌ネジ溝が形成された、上面に開口する挟持用ネジ穴23がそれぞれ複数形成されている。固定用ネジ挿通穴22は、フレーム10を後述する天井下地に固定するための固定タッピンネジ28が通される穴であり、挟持用ネジ穴23は、第一フレーム11と第二フレーム21とを密着固定するための挟持ネジ25がねじ込まれる雌ネジの穴である。
第一フレーム11の固定用ネジ挿通穴12と第二フレーム21の固定用ネジ挿通穴22は、平面視において同じ位置に形成され、第一フレーム11の挟持用ネジ穴13と第二フレーム21の挟持用ネジ穴23は、同じく平面視において同じ位置に形成されている。
また、本実施形態では、固定用ネジ挿通穴12,22は、フレーム10の対向する二つの長辺(第一辺10a、第二辺10b)のみに、それぞれ5箇所ずつの合計10箇所に形成されている。このように、フレーム10の短辺部分に固定用ネジ挿通穴12,22が形成されていないのは、一般的には、後述する図5に示すように、短辺と並行に配置した野縁96はフレーム10に接触することが無く、照明器具1の固定には適していないためである。もちろん、二つの短辺(10c,10d)にも固定用ネジ挿通穴12,22を形成するようにしても良い。
三層構造の反射シート45、導光板50及び拡散シート60は、鉛直方向において第一フレーム11と第二フレームと21との間に挟まれた状態で、挟持用ネジ穴13,23に通された挟持用ネジ25により固定されて保持されている。
ここで、照明器具1を天井に固定する際、フレーム10は、固定用ネジ挿通穴12,22に発光面側(第二フレーム21側)から通された固定タッピンネジ28により天井下地95の野縁96にネジ留め固定される。野縁96には、下穴は形成されておらず、固定タッピンネジ28を強くねじ込むことで、ネジ立て(雌ネジ)が形成されながら、固定タッピンネジ28が野縁96にネジ留め固定される。
このため、フレーム10の天井への固定設置後、照明器具1の交換や修理のために固定タッピンネジ28を外すと、野縁96には、最初の設置時に形成されたネジ立てが残っている。この状態で、照明器具1のフレーム10を再度同じ位置に設置しようとすると、固定タッピンネジ28が既成のネジ立ての部分にねじ込まれることになり、既成のネジ立ての溝が壊されたり、ネジ立ての穴の一部が広がったりして、ネジ留めがゆるくなってしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、固定用ネジ挿通穴12,22を所定の位置に形成することで、このような課題を解決しており、以下、詳述する。図1において、一点鎖線A及び一点鎖線Bは、照明器具1の表面の面積を二等分する表面等分割線であり、一点鎖線Aは、フレーム10の第一辺10a及び第二辺10bに平行な第一表面等分割線Aであり、一点鎖線Bは、第一辺10a及び第二辺10bに垂直な第二表面等分割線Bである。
本実施形態では、照明器具1を、その平面視の中心点(第一表面等分割線Aと第二表面等分割線Bとの交点)を通る中心軸(照明器具1の表面に垂直な線)を回転中心として180°反転させたときに、第一辺10a上の固定用ネジ挿通穴12,22と第二辺10b上の固定用ネジ挿通穴12,22とが、反転前と反転後とで重畳しないように、固定用ネジ挿通穴12,22は、中心軸に対して非点対称に形成されている。
ここで、「重畳しないように」とは、180°の反転前後で、固定用ネジ挿通穴12,22が一部でも重ならないことを意味しており、反転前の固定用ネジ挿通穴12,22の中心と、反転後の固定用ネジ挿通穴12,22の中心が、固定用ネジ挿通穴12,22の穴の半径をrとして、反転前と反転後とで2r以上離れていることを意味している。
このように、フレーム10の固定用ネジ挿通穴12,22が、照明器具1の中心軸を中心として180°反転させた場合に、反転前と反転後とで重ならないように形成されていれば、固定設置された照明器具1をいったん外して設置する時に、先の設置姿勢に対して照明器具1を中心軸回りに180°反転させた姿勢で設置すれば、固定用ネジ挿通穴12,22の位置が、外す前の位置と重ならない場所となる。
すなわち、再設置時に固定タッピンネジ28がねじ込まれる場所は、既成のネジ立てが形成されていない場所となり、最初の設置時と同様に、固定タッピンネジ28が野縁96にねじ込まれながらネジ立ても形成されるため、再設置であっても、ネジ留めが緩むことなく、フレーム10を強固にしっかりと野縁96にネジ留めすることができる。
さらに、本実施形態では、固定用ネジ挿通穴12,22は、照明器具1の第一表面等分割線Aに対して、線対称に形成されている。これにより、フレーム10の長辺方向(第一辺10a及び第二辺10bの延在方向)において、第一辺10a上の固定用ネジ挿通穴12,22と、第二辺10b上の固定用ネジ挿通穴12,22とが同じ位置となり、天井に設置した際に見た目が綺麗である。
一般に、天井ボードのタッピンネジによる天井下地へのネジ留め固定場所は、室内からの見た目を考慮して、中心軸回りに点対称であると共に、第一表面等分割線A及び第二表面等分割線Bに対して線対称の位置であり、このように、点対称及び線対称とすることで、ネジ留め箇所が規則的に配列されて見た目も綺麗である。
本実施形態では、再設置時のネジ留め位置をずらすために、ネジ留め固定箇所(固定ネジ用挿通穴12,22の位置)が中心軸回りに非点対称となっており、ネジ留め固定箇所の見た目が損なわれることになるが、固定用ネジ挿通穴12,22を第一表面等分割線Aに対して線対称に形成することで、固定用ネジ挿通穴12,22を中心軸回りに非点対称に形成することによる見た目の低下を最小限に抑えることができる。
さらに、本実施形態では、固定ネジ用挿通穴12,22は、中心軸回りに点対称であって、且つ、第一表面等分割線A及び第二表面等分割線Bに対して線対称となる複数の位置を、全て同じ方向(図1において右方向)に同じ距離(10mm)だけ移動させた位置に形成されている。
これによっても、固定用ネジ挿通穴12,22を中心軸回りに非点対称に形成することによる見た目の低下を最小限に抑えることができると共に、製品設計を容易に行うこともできる。
光源30は、LEDモジュール32と、一端がLEDモジュール32に接続された配線37と、配線37の他端に設置されたコネクタ38とを備えている。LEDモジュール32は、細長い基板33と、基板33上に一列に配置された多数のLEDチップ34とを備えている。
LEDモジュール32は、第二フレーム21の両側の長側辺の内壁面上に設置され、発光素子であるLEDチップ34から照射された指向性の高い光がフレーム10の内側に向けて略水平方向に進むように構成されている。なお、LEDチップ34は、導光板50の側面に対向する位置に設置されており、フレーム10の内側に向けて光源30から照射された光は、導光板50の側面から内部に入射する。
発光板40を構成する反射シート45は、反射率の高い素材、例えば、白色に着色された樹脂から構成される。反射シート45は、導光板50の上面に密着しており、導光板50の裏側(上方側)に出てしまう光を反射させて発光側(下方側)に集める機能を有する。なお、反射シート45の裏側上面の周縁部は、第一フレーム11の下面に接着固定されている。
導光板50は、アクリル(PMMA)製の厚さ3mmの平板であり、側面から板内部に入射した光が下面から面発光するように導光するための導光加工が施されている。具体的には、導光板50の裏側の面(上面)には、レーザーや成型によるV溝、またはシルク印刷によるドットパターンが多数形成されている。導光板50の厚さは適宜変更可能であるが、設置時に照明器具1が撓まない程度の剛性が確保できるようにする必要がある。
拡散シート60は、光を拡散する特殊な加工が施されており、拡散シート60を通過した光は拡散されるため、明るさのムラが解消される。本実施形態では、導光板50の下面から照射された光が拡散シート60によって拡散され、拡散シート60の下面(発光面)においてより均一な面光源を実現することができる。
ここで、本実施形態において、照明器具1は、標準的な規格である天井用石膏ボードの厚み9.5mmよりも薄い9.0mmの厚みを実現している。このため、天井ボート90に代えて照明器具1を野縁96に直接固定して天井に設置した際に、従来のように野縁96をカットするなどの工事をしなくても、室内から見て照明器具1が天井面より出っ張ることがなく、デザイン性を格段に向上させることができる。
また、照明器具1の厚みが天井ボード90の厚み以下となることで、フレーム10の内側に設置された光源30が天井ボート90と同じ高さに位置することになる。光源30が天井ボード90よりも低い位置にあると、光源30から照射される光の室内での拡散範囲が特に上方において狭くなり、逆に、光源30が天井ボード90よりも高い位置にあると、光源30から照射される光が天井ボード90に遮られて室内での照射範囲が狭くなる。
これに対して、本実施形態のように、高さ方向において天井ボード90が位置する範囲内に光源30が設置されることで、室内においてより広範囲に均一な光を照射することが可能となる。
以上、照明器具1の構成について説明したが、続いて、照明器具1の設置手順について説明する。照明器具1は、オフィスビルの天井ボードと略同じ形状のフラットパネル型であり、天井ボードが設置される場所に天井ボードの代わりに設置され、照明として機能する。図5は、本実施形態に係る照明器具の設置状態を示す斜視図である。図6は、本実施形態に係る照明器具の設置状態を示す垂直断面図である。
なお、図5に示すように、オフィスの天井の構造は、建物本体に対して固定された天井下地95(野縁96、吊りボルト97)と、天井下地95に対してネジ留め固定される天井ボード90から構成される。具体的には、複数の野縁96が格子状に整列した状態で、吊りボルト97により建物本体に対して吊下固定されており、天井ボード90は野縁96に対してネジ留め固定されて設置される。
まず、新設のオフィスの場合には、オフィスの天井の照明器具1を設置した場所に、図5に示すような態様で、最初から天井ボード90の代わりにフラットパネル型の照明器具1を設置すれば良い。
具体的には、反射シート45が上方、拡散シート60が下方に位置する姿勢、すなわち、発光面が下方を向いた姿勢で、照明器具1を天井部分の他の天井ボード90と同じ平面内に設置し、フレーム10の固定用ネジ挿通穴12,22を介して固定タッピンネジ28によって照明器具1を野縁96の所定の箇所にネジ留めする。これにより、照明器具1を天井下地95に直接固定することができる。
一方、蛍光灯等の既存のオフィスの照明器具と交換して設置する場合には、天井ボード90の下面に取付固定されている既存の照明器具を外した後、その天井ボード90を取り外し、その天井ボード90の位置にフラットパネル型照明器具1を設置するようにすれば良い。
さらに、照明器具1を天井に設置した後に、故障等のためにいったん照明器具1を外して再度同じ場所に固定設置する場合、以下の手順で設置する。まず、既設の照明器具1を取り外す。次に、交換した照明器具1や修理した照明器具1を再度同じ場所に設置する際には、前回の設置姿勢に対して、照明器具1をその平面視の中心点を通る中心軸回りに180°反転させた姿勢で固定設置する。
これにより、反転後の固定用ネジ挿通穴12,22は、反転前に固定タッピンネジ28によりネジ立てが形成された場所と異なる場所に位置することになり、反転後も固定タッピンネジ28により再度ネジ立てが形成されながらネジ留め固定されるため、フレーム10を再度強固に固定することができる。
続いて、図7を参照しながら、本実施形態の変形例について説明する。図7は、本実施形態の変形例に係るフレームの構成を示す図であり、一般的な天井への設置姿勢における底面図である。本変形例に係るフレーム10’は、固定ネジ用挿通穴12,22の位置が上記実施形態と異なることを特徴としており、他の構成は上記実施形態と同様である。よって、以下、主として異なる構成について説明し、共通する構成については説明を省略する。
上記実施形態では、対向する平行な二辺に形成された固定ネジ用挿通穴12,22は、中心軸回りに非点対称であって、且つ、上記二辺に平行な照明器具1の表面を二等分する第一表面等分割線Aに関して線対称に形成されていたが、本変形例では、固定ネジ用挿通穴12,22は、中心軸回りに非点対称であって、且つ、上記二辺に垂直な照明器具1の表面を二等分する第二表面等分割線Bに関して線対称に形成されており、第一表面等分割線Aに対しては非線対称に形成されている。
より詳細には、図7に示すように、フレーム10の固定用ネジ挿通穴12,22が形成された第一辺10’a及び第二辺10’bは、他の二辺よりも幅広く構成されると共に、第一辺10’aに形成された固定ネジ用挿通穴12,22は、第一辺10’aの幅方向において内側(図7において下方)に寄った位置に形成され、第二辺10’bに形成された固定ネジ用挿通穴12,22は、第二辺10’bの幅方向において外側(図7において下方)に寄った位置に形成されている。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の作用効果を奏し、固定ネジ用挿通穴12,22が第二表面等分割線Bに対して線対称に形成されているため、固定用ネジ挿通穴12,22を中心軸回りに非点対称に形成することによる見た目の低下を最小限に抑えることができる。
以上、変形例も含めて本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、照明器具を構成する各部材の形状やサイズは適宜変形可能である。
また、上記実施形態では、光源としてLEDを採用しているが、LED以外の発光素子等を光源として用いても良い。例えば、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp、CCFL)、熱陰極蛍光ランプ(Hot Cathode Fluorescent Lamp、HCFL)、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)、平面蛍光ランプ(Flat Fluorescent Lamp、FFL)、エレクトロルミネッセンス(Electro-Luminescence、EL)、ライトバー(Light Bar)、無極ランプ、有機EL照明等を光源として用いることができる。
また、上記実施形態では、発光板を導光板、反射シート及び拡散シートから構成しているが、反射シートや拡散シートの機能を導光板に一体に持たせた単一の発光板としても良い。例えば、反射層を導光板に印刷することで導光板に反射機能を持たせても良い。なお、反射層とは、印刷されたものに限らず、反射機能を有する層全般を意味し、反射層には上述した反射シートが含まれる。
また、拡散層を導光板に印刷したり、光拡散材料を導光板の素材に混合したりすることで導光板に拡散機能を持たせたりすることができる。なお、拡散層とは、印刷されたものに限らず、拡散機能を有する層全般を意味し、本明細書では、拡散層には上述した拡散シートが含まれる。
1 照明器具
10 フレーム
11 第一フレーム
12 固定用ネジ挿通穴
13 挟持用ネジ穴
21 第二フレーム
22 固定用ネジ挿通穴
23 挟持用ネジ穴
25 挟持ネジ
28 固定タッピンネジ
30 光源
32 LEDモジュール
33 基板
34 LED
37 配線
38 コネクタ
40 発光板
45 反射シート
50 導光板
60 拡散シート
90 天井ボード
95 天井下地
96 野縁
97 吊りボルト

Claims (4)

  1. 天井下地に固定設置されるフラットパネル型照明器具において、
    前記天井下地にネジ留め固定されるフレームと、
    前記フレームに保持される、光源から供給される光を下面から面発光する発光板と、
    を備え、
    前記フレームは、対向する平行な二つの長辺と、対向する平行な二つの短辺とを有し、前記天井下地にネジ留めするための固定ネジ用挿通穴が、少なくとも前記長辺である第一辺及び第二辺にそれぞれ複数形成され、
    全ての前記固定ネジ用挿通穴は、前記フラットパネル型照明器具を、その平面視の中心点を通ると共にその表面に垂直な中心軸回りに180°反転させたときに、反転前後で重畳しないように、前記中心軸に対して非点対称に形成されていることを特徴とするフラットパネル型照明器具。
  2. 前記固定ネジ用挿通穴は、前記長辺のみに形成されていることを特徴とする請求項1記載のフラットパネル型照明器具。
  3. 前記固定ネジ用挿通穴は、前記中心軸に対して点対称であって、且つ、前記第一辺及び前記第二辺に平行な前記フラットパネル型照明器具の表面を二等分する第一表面等分割線及び前記第一辺及び前記第二辺に垂直な前記フラットパネル型照明器具の表面積を二等分する第二表面等分割線に対して線対称となる複数の位置を、全て同じ方向に同じ距離だけ移動させた位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のフラットパネル型照明器具。
  4. 前記固定ネジ用挿通穴は、前記第二表面等分割線に平行な方向に移動させた位置に形成されていることを特徴とする請求項3記載のフラットパネル型照明器具。
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