JP5741646B2 - ゴムロール製造装置、ゴムロール製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴムロール製造装置、ゴムロール製造方法に関する。
特許文献1には、ゴム材供給部から供給されたゴム材を円筒状に押し出す押出部に芯金を供給する芯金供給部が記載されている。そして、この芯金供給部は、複数対のローラを含んで構成されている。
特開2013−103473号公報
本発明の課題は、芯金に被覆されたゴム部材の厚さが、芯金の長手方向に沿って狙い値に対してばらつくことを抑制することである。
本発明の請求項1に係るゴムロール製造装置は、ゴム材を円筒状のゴム部材として押し出す押出機構と、円柱状の芯金の一端を把持しながら押圧し、前記押出機構によって押し出される前記ゴム部材に前記芯金の他端から前記芯金を順次送り込む芯金供給機構と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るゴムロール製造装置は、請求項1に記載のゴムロール製造装置において、前記芯金供給機構は、前記芯金の一端を押圧する一の押圧部材と、一の前記押圧部材に対して押圧される前記芯金を挟んで反対側に配置される他の押圧部材とを備え、一の前記押圧部材が芯金を押圧した後に、他の前記押圧部材が芯金を押圧して前記ゴム部材に前記芯金を順次送り込むことを特徴とする。
本発明の請求項3に係るゴムロール製造方法は、 円柱状の芯金の一端を把持しながら押圧して円筒状に押し出されるゴム部材に前記芯金の他端から前記芯金を順次送り込んで前記芯金にゴム部材を被覆させる被覆工程を備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るゴムロール製造方法は、請求項3に記載のゴムロール製造方法において、前記被覆工程では、一の押圧部材が芯金を押圧した後に、一の前記押圧部材に対して押圧される前記芯金を挟んで反対側に配置される他の押圧部材が芯金を押圧して前記ゴム部材に前記芯金を順次送り込むことを特徴とする。
本発明の請求項1のゴムロール製造装置によれば、芯金を回転するロール対で挟持しながら円筒状のゴム部材に送り込む場合と比して、芯金に被覆されたゴム部材の厚さが、芯金の長手方向に沿って狙い値に対してばらつくことを抑制することができる。
本発明の請求項2のゴムロール製造装置によれば、押圧部材を1個しか備えていない場合と比して、芯金を効率良くゴム部材に順次送り込むことができる。
本発明の請求項3のゴムロール製造方法によれば、芯金を回転するロール対で挟持しながら円筒状のゴム部材に送り込む場合と比して、芯金に被覆されたゴム部材の厚さが、芯金の長手方向に沿って狙い値に対してばらつくことを抑制することができる。
本発明の請求項4のゴムロール製造方法によれば、一の押圧部材だけで芯金を押圧する場合と比して、芯金を効率良くゴム部材に順次送り込むことができる。
(A)(B)(C)本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた芯金供給機構の動作を示した動作図である。 (A)(B)(C)本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた芯金供給機構の動作を示した動作図である。 本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた芯金供給機構を示した構成図である。 (A)(B)(C)本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置の芯金供給機構に備えられた把持部材の動作を示した動作図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた分離機構、及び持出機構を示した断面図、及び本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置によって製造されるゴムロールを示した断面図である。 本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた分離機構、及び持出機構を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた分離機構、及び持出機構を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置に備えられた分離機構、及び持出機構を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置を示した概略構成図である。
本発明の実施形態に係るゴムロール製造装置、及びゴムロール製造方法の一例を図1〜図9に従って説明する。なお図中に示す矢印Vは装置上下方向であって鉛直方向を示し、矢印Hは装置幅方向であって水平方向を示す。
本実施形態に係るゴムロール製造装置、及びゴムロール製造方法によって製造されるゴムロール(ゴム被覆軸体)は、円柱状の芯金の外周面に円筒状のゴム部材72を被覆させたものであって、例えば、画像形成装置の像保持体(感光体ドラム)に接触して従動回転し像保持体の外周面を帯電させる帯電ロールとして用いられる。
(ゴムロール製造装置)
ゴムロール製造装置10は、図9に示されるように、いわゆるクロスヘッドダイから構成される押出機構12と、押出機構12の鉛直方向下方に配置される分離機構14と、分離機構14の鉛直方向下方に配置される持出機構16と、を備えている。
さらに、ゴムロール製造装置10は、押出機構12の水平方向一方(図9では右方)に配置されるゴム材供給機構18と、押出機構12の鉛直方向上方に配置される芯金供給機構24と、を備えている。
〔ゴム材供給機構〕
ゴム材供給機構18は、水平方向に延びる円筒状の本体部26の内部にスクリュー28を有している。スクリュー28は駆動モータ30によって回転駆動される。本体部26の駆動モータ30側にはゴム材を投入する投入口32が設けられている。また、投入口32から本体部26内に投入されたゴム材を加熱するヒータ20が本体部26に取り付けられている。
以上の構成において、投入口32から投入されたゴム材は、本体部26の内部においてヒータ20により加熱され、回転するスクリュー28によって練られながら押出機構12に向けて送り出される。そして、スクリュー28の回転速度を調整することで、ゴム材を送り出す速度が調整されるようになっている。
〔押出機構〕
押出機構12は、ゴム材供給機構18に接続された鉛直方向に延びる円筒状のケース34と、ケース34の内部中心に配置される円柱状のマンドレル36と、マンドレル36の下方に配置される排出ヘッド38と、を備えている。
また、マンドレル36は保持部材40によってケース34に保持され、排出ヘッド38は保持部材42によってケース34に保持されている。そして、マンドレル36の外周面(一部において保持部材40の外周面)と保持部材42の内周面(一部において排出ヘッド38の内周面)との間に、ゴム材が環状に流れる環状流路44が形成されている。
さらに、マンドレル36の中心部には芯金22が供給される供給孔46が鉛直方向に延びて形成されている。そして、マンドレル36の鉛直方向下側は下端部(先端部)に向けて先細った形状を呈している。また、マンドレル36の先端部に対して下方の領域は、供給孔46から供給される芯金22と環状流路44から供給されるゴム材とが合流する合流域48とされている。すなわち、この合流域48に向けてゴム材が円筒状のゴム部材72として押し出され、円筒状に押し出されたゴム部材72の中心部に芯金22が送り込まれるようになっている。
〔芯金供給機構〕
芯金供給機構24は、マンドレル36の鉛直方向上方に配置され、押圧部材の一例としての押圧ユニット80と、押圧部材の一例としての押圧ユニット82とを備えている。なお、芯金22の外周面にはゴム部材72との接着性を高めるためにプライマーが予め塗布されている。また、芯金供給機構24については詳細を後述する。
〔分離機構〕
分離機構14は、排出ヘッド38の鉛直方向下方に配置される1対の分離部材60を備えている。1対の分離部材60は、芯金22にゴム部材72が被覆され、押出機構12から排出されるゴムロール部56を挟むようにして対向配置されている。各分離部材60には、ゴムロール部56に向けて突出して先端部が鋭利な形状とされた切断部60Aが形成されている。そして、各分離部材60は、駆動機構(図示省略)によって互いの切断部60Aの先端部が接触又は離間するように図中左右方向に移動可動とされている。
以上の構成において、分離部材60を移動させて離間した状態の先端部を接触させることで、ゴムロール部56が、芯金22毎に分かれたゴムロール体74に分離するようになっている。
〔持出機構〕
持出機構16は、分離機構14の鉛直方向下方に配置される1対の把持部材64を備えている。1対の把持部材64は、押出機構12から排出されるゴムロール部56を挟むように対向配置されている。各把持部材64には、ゴムロール部56の外周面形状に対応した形状の把持部64Aが形成されている。そして、各把持部材64は駆動機構(図示省略)によって図中上下方向、及び図中左右方向に移動可能とされている。
以上の構成において、把持部材64は、排出ヘッド38から排出されたゴムロール部56の先端部側(鉛直方向下側)を把持し、ゴムロール部56が分離機構14によってゴムロール体74に分離された後、このゴムロール体74を分離機構14の鉛直方向下方から持ち出すようになっている。
(作用)
次に、ゴムロール製造装置10の作用について説明する。
図9に示されるように、ゴム材供給機構18の投入口32に投入されたゴム材は、本体部26の内部においてヒータ20により加熱され、回転するスクリュー28によって練られながら押出機構12に向けて送り出される。
ゴム材供給機構18から押出機構12に送り出され、押出機構12に供給されたゴム材は、押出機構12の内部に形成された環状流路44を環状にながれる。環状流路44を流れるゴム材は、合流域48に向けて流れ、この合流域48で円筒状のゴム部材72として押し出される。
一方、芯金供給機構24によって芯金22は、マンドレル36の供給孔46に供給される。芯金供給機構24によって供給される芯金22がマンドレル36の供給孔46に存在する先方の芯金22を押圧すことにより、先方の芯金22は、合流域48で円筒状に押し出されたゴム部材72の中心部に送り込まれる。これにより、芯金22の外周面がゴム部材72で被覆されたゴムロール部56が排出ヘッド38から排出される(被覆工程)。
さらに、ゴム部材72が被覆された芯金22の先端部が排出ヘッド38から外部に突出したときに、芯金22が、芯金供給機構24によって一旦停止する。
図8に示されるように、ゴム部材72が被覆された芯金22(図中芯金22A)の先端部が排出ヘッド38から外部に突出したときに芯金22が一旦停止すると、各把持部材64の把持部64Aによってゴムロール部56の先端部側が把持される。
さらに、図7、図8に示されるように、ゴムロール部56が把持された状態で、切断部60Aの先端部が離間した状態の分離部材60が、切断部60Aの先端部が互いに近づくように水平方向に移動し、互いの先端部を接触させる。これにより、ゴムロール部56が、芯金22毎にゴムロール体74に分離される。そして、一対の分離部材60は、互いの切断部60Aの先端部を離間させるように水平方向に移動して、一対の分離部材60の間のゴムロール部56の通過が許容される(図6参照)。
さらに、図5(A)に示されるように、分離したゴムロール体74は、把持部64Aによって鉛直方向下方に移動した後、水平方向に移動して分離機構14の鉛直方向下方から持ち出される。さらに、ゴムロール体74が加硫された後、図示せぬ切取ユニットによって、ゴムロール体74の端側に被覆しているゴム部材72が切り取られ、図5(B)に示されるゴムロール76が製造される。
(要部構成)
次に、芯金供給機構24について説明する。
芯金供給機構24は、図3に示されるように、マンドレル36の供給孔46の中心線Cを間に挟んで配置される押圧ユニット80と、押圧ユニット82とを備えている。
押圧ユニット80は、所謂ボールねじ構造を含んで構成され、鉛直方向に延びるロッド84と、ロッド84にねじ込まれて支持され、ロッド84が回転すると上下移動する支持部材86と、を備えている。さらに、押圧ユニット80は、ロッド84をギアボックス88内の図示せぬ複数のギアを介して正逆回転させるサーボモータ90(以下単に「モータ90」と記載する)を備えている。
また、支持部材86に対する中心線C側には、芯金22の端部を把持する把持部材92が取り付けられている。把持部材92は、供給孔46に供給される芯金22の上端部(一端の周辺部)を把持する凹状のチャック94と、芯金22の下端部(他端の周辺部)を把持すると共にチャック94の上方に配置される凹状のチャック96と、チャック94及びチャック96を支持する本体部98と、を備えている。そして、この本体部98が支持部材86に取り付けられている。
チャック94及びチャック96は、伸縮自在とされており、中心線C側に延びる伸長位置と、中心線Cから離れる収縮位置とに伸縮可能となっている。
例えば、芯金22の下端部を把持する際には、チャック96は、図4(A)、(B)に示されるように、収縮位置から伸長位置へ移動する。そして、芯金22の下端部がチャック96内に供給されると、チャック96は、図4(B)、(C)に示されるように、芯金22の下端部を把持するようになっている。なお、チャック94は、凹状の開口方向が逆方向とされる以外は、チャック96と同様の構成とされている。
一方、押圧ユニット82も押圧ユニット80と同様の構成とされ、押圧ユニット82は、図3に示されるように、押圧ユニット80のロッド84に対応するロッド104と、支持部材86に対応する支持部材106と、モータ90に対応すると共にロッド104をギアボックス108内の図示せぬ複数のギアを介して回転させるサーボモータ110(以下単に「モータ110」と記載する)と、を備えている。また、支持部材106には、把持部材92に対応する把持部材112が取り付けられ、把持部材112は、チャック94、チャック96、及び本体部98に対応するチャック114、チャック116、及び本体部118を備えている。
(要部構成の作用)
次に、芯金供給機構24の作用について説明する。
図1(A)に示されるように、芯金供給機構24の非稼働状態では、押圧ユニット80、82の把持部材92、112は、ロッド84、104の上端側の上端位置に配置されている。また、チャック94、96、114、116は、収縮位置に配置されている。
芯金供給機構24が稼働状態とされ、芯金供給機構24の上方に配置される図示せぬ芯金貯蔵部から芯金22(以下説明の便宜上「第一芯金22B」と記載する)が中心線Cに沿って芯金供給機構24に送られると、図1(B)に示されるように、チャック96が、収縮位置から伸長位置へ移動する。そして、伸長位置へ移動したチャック96が第一芯金22Bの下端部を把持する。
さらに、チャック96が第一芯金22Bの下端部を把持すると、図1(C)に示されるように、モータ90が稼働してロッド84を回転させ、把持部材92がロッド84の下端側の下端位置に移動する。また、把持部材92が下端位置に移動すると、把持部材112のチャック114、116が、収縮位置から伸長位置へ移動する。そして、チャック114が、第一芯金22Bの上端部を把持し、チャック116が、芯金貯蔵部から送られる芯金22(以下説明の便宜上「第二芯金22C」と記載する)の下端部を把持する。
チャック114が、第一芯金22Bの上端部を把持すると、図2(A)に示されるように、チャック96が、第一芯金22Bの下端部の把持を解除し、伸長位置から収縮位置へ移動する。なお、チャック94、96、114、116が芯金22の端部を把持又は端部の把持を解除する際に、チャック94、96、114、116と芯金22の端部とが干渉する場合には、チャック94、96、114、116が一度水平方向(装置奥行方向)に移動して干渉を回避するようになっている。
チャック96が、収縮位置へ移動すると、図2(B)に示されるように、モータ90が稼働してロッド84を回転させ、把持部材92が下端位置から上端位置に移動する。また、モータ110が稼働してロッド104を回転させ、把持部材112が上端位置から下端位置に移動する。把持部材112が上端位置から下端位置に移動することで、チャック114は、チャック114の底面で第一芯金22Bの一端を鉛直方向下側に向けて押圧し、第一芯金22Bが、第一芯金22Bの他端からマンドレル36の供給孔46へ供給される。一方、把持部材92が上端位置へ移動すると、チャック94、96が収縮位置から伸長位置へ移動し、チャック94が第二芯金22Cの上端部を把持する。さらに、チャック96が、芯金蓄積部から送られる芯金22(以下説明の便宜上「第三芯金22D」と記載する)の下端部を把持する。
チャック94が第二芯金22Cの上端部を把持すると、伸長位置に配置されるチャック116が第二芯金22Cの下端部の把持を解除し、伸長位置に配置されるチャック114が第一芯金22Bの上端部の把持を解除し、チャック114、116が収縮位置へ移動する。そして、図2(C)に示されるように、モータ110が稼働してロッド104を回転させ、把持部材112が下端位置から上端位置に移動する。また、モータ90が稼働してロッド84を回転させ、把持部材92が上端位置から下端位置に移動する。把持部材92が上端位置から下端位置に移動することで、チャック94は、チャック94の底面で第二芯金22Cの一端を鉛直方向下側に向けて押圧し、第二芯金22Cが、第二芯金22Cの他端で第一芯金22Bの一端を押圧しながら第二芯金22Cの他端からマンドレル36の供給孔46へ供給される。また、第一芯金22Bは、第二芯金22Cによって押圧されながら合流域48で、円筒状のゴム部材72に送り込まれる(図9参照)。
ここで、伸長位置に配置されるチャック114が第二芯金22Cの下端部の把持を解除し、伸長位置に配置されるチャック116が第一芯金22Bの上端部の把持を解除し、チャック114、116が収縮位置へ移動した状態では、第二芯金22Cの下端部と第一芯金22Bの上端部とは離間している(図2(B)参照)。チャック94が、第二芯金22Cの一端を鉛直方向下側に向けて押圧(移動)することで、第二芯金22Cの他端と第一芯金22Bの一端とが接触する。その後、第二芯金22Cが、第二芯金22Cの他端で第一芯金22Bの一端を押圧しながら第二芯金22Cの他端からマンドレル36の供給孔46へ供給される。つまり、第二芯金22Cの他端と第一芯金22Bの一端とが離間している状態では、マンドレル36の供給孔46に供給された第一芯金22Bは一旦停止されている。
図8に示されるように、一旦停止されている際に、分離部材60によってゴムロール部56が、芯金22毎に分かれたゴムロール体74に分離される(図7、図8参照)。
一方、図2(C)に示されるように、把持部材112が上端位置へ移動すると、チャック114、116が収縮位置から伸長位置へ移動し、チャック114が第三芯金22Dの上端部を把持する。さらに、チャック116が芯金蓄積部から送られる芯金22(第四芯金22E)の下端部を把持する。
この工程を繰り返すことで、芯金供給機構24は、芯金22を供給孔46に順次供給し、円筒状のゴム部材72に芯金22を順次送り込む(図9参照)。
(まとめ)
以上説明したように、第一芯金22Bは、第二芯金22Cを介して押圧されながら合流域48で、円筒状のゴム部材72に送り込まれる。このため、芯金22を回転するロール対で挟持しながら円筒状のゴム部材72に送り込む場合と比して、ロール対と芯金22との間で生じるスリップが減少する。これにより、芯金22を円筒状のゴム部材72に送り込む際の速度が予め決められた速度(速度パターン)に対してばらつくのが抑制される。
また、芯金22を円筒状のゴム部材72に送り込む際の速度が予め決められた速度に対してばらつくのが抑制されるため、芯金22に被覆されたゴム部材72の厚さが、芯金22の長手方向に沿って狙い値に対してばらつくのが抑制される。なお、ゴム部材72が被覆された芯金22の先端部が排出ヘッド38から外部に突出したときに、芯金22が、一旦停止されるため、芯金22の先端側に被覆されたゴム部材72の厚さがばらつくことが考えられるが、ゴムロール体74の両端側に被覆されたゴム部材72は、図示せぬ切取ユニットによって切り取られるため、この部分のゴム部材72は、ゴムロール76には用いられない。
また、芯金供給機構24が2個の押圧ユニット80、82を備えているため、押圧ユニットを1個しか備えていない場合と比して、芯金22が効率良くゴム部材72に順次送り込まれる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、芯金供給機構24が、2個の押圧ユニット80、82を備えたが、1個でもよく、
また、上記実施形態では特に芯金22に被覆されたゴム部材72の厚さについて説明しなかったが、芯金22の長手方向に沿って同様の厚さであてもよく、長手方向の中央側が厚くなった所謂クラウン形状等であってもよい。
10 ゴムロール製造装置、12 押出機構、22 芯金、24 芯金供給機構、72 ゴム部材、76 ゴムロール、80 押圧ユニット(押圧部材の一例)、82 押圧ユニット(押圧部材の一例)

Claims (4)

  1. ゴム材を円筒状のゴム部材として押し出す押出機構と、
    円柱状の芯金の一端を把持しながら押圧し、前記押出機構によって押し出される前記ゴム部材に前記芯金の他端から前記芯金を順次送り込む芯金供給機構と、
    を備えるゴムロール製造装置。
  2. 前記芯金供給機構は、前記芯金の一端を押圧する一の押圧部材と、一の前記押圧部材に対して押圧される前記芯金を挟んで反対側に配置される他の押圧部材とを備え、
    一の前記押圧部材が芯金を押圧した後に、他の前記押圧部材が芯金を押圧して前記ゴム部材に前記芯金を順次送り込む請求項1に記載のゴムロール製造装置。
  3. 円柱状の芯金の一端を把持しながら押圧して円筒状に押し出されるゴム部材に前記芯金の他端から前記芯金を順次送り込んで前記芯金にゴム部材を被覆させる被覆工程を備えるゴムロール製造方法。
  4. 前記被覆工程では、一の押圧部材が芯金を押圧した後に、一の前記押圧部材に対して押圧される前記芯金を挟んで反対側に配置される他の押圧部材が芯金を押圧して前記ゴム部材に前記芯金を順次送り込む請求項3に記載のゴムロール製造方法。
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