JP5741481B2 - ガラス板の両サイド加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ、液晶パネル用ガラス板、太陽電池用ガラス板、家具用ガラス板、建築用ガラス板等のガラス板の直線エッヂを直線研削するガラス板の両サイド加工装置に関する。
特に、ガラス板を直線搬送しながら、ガラス板の通路の両側に配置した研削装置により、ガラス板の両側対辺を同時に研削加工するガラス板の両サイド加工装置に関する。
更に、特に、ガラス板の両サイド加工装置におけるガラス板の直線搬送技術に係る。
従来、多くのガラス板の両サイド加工装置は、ガラス板において上下に配置したベルトコンベアにより挟持して直線搬送されている。
また、別のガラス板搬送法として、ガラス板の通路中央に直線往復を行う吸盤を設け、往動行程においてのみ、ガラス板を下面において真空吸着させて搬送し研削加工を行うガラス板の両サイド加工装置も存在する。
特開2009−172768号公報 特開2007−319983号公報
ベルトコンベアによりガラス板を挟持して搬送すると、ガラス板を次から次に連続して送られ生産効率は高い。しかし、ガラス板は挟持されて搬送されるため、直線搬送、定速搬送の精度保持が不安定であり、またガラス板の保持力が弱く研削加工中にガラス板が逃げ動く等の問題がある。
一方、ガラス板を真空吸着して直線搬送する方法は、ガラス板が大板サイズとなると、ガラス板の順次の搬送能率が低く加工生産能率が低い。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、生産効率がよく、良質の研削加工が得られるガラス板の両サイド加工装置を提供することにある。
本発明のガラス板の両サイド加工装置は、ガラス板を真空吸着して直線搬送しながら、ガラス板の通路の両側に配置した研削装置によりガラス板の両側辺を同時研削加工する両サイド加工装置において、ガラス板を水平に支えて直線送りを行うベルトコンベア装置と、このベルトコンベア装置の両側それぞれにおいて、このベルトコンベア装置に沿って往復直動し、往動行程において、ガラス板を両側エッヂの内方近くを真空吸着して、上記ベルトコンベア装置と共に同期速度で搬送し、復動行程を空で復帰する吸盤を両側に備えた2基の直線搬送装置とを具備しており、2基の直線搬送装置は、上下においてベルトコンベア装置の上面を挟むように、対面して設けられており、それぞれの直線搬送装置の吸盤を行き違いさせながら、ガラス板を上面から真空吸着しての搬送とガラス板を下面から真空吸着しての搬送とを交互して行うことによってガラス板を次々に直線搬送するようにしてなる。
本発明のガラス板の両サイド加工装置によれば、ガラス板を水平に支えて送るベルトコンベア装置の両側のそれぞれにおいて吸盤を配し、これら吸盤をベルトコンベア装置に沿って往復直動させる直線搬送装置、2基を上下において上記ベルトコンベア装置の上面ラインを挟んで対面して設け、それぞれの上記直線搬送装置が、吸盤を行き違いさせながら、ガラス板を上面から真空吸着しての搬送と、ガラス板を下面から真空吸着しての搬送とを交互に行うため、連続に近い状態でガラス板の供給と搬送とを次々に行うことができ、従って、連続に近い研削加工を行うことができ、研削加工の生産能力を極めて向上し得る。
また、搬送中、ガラス板は、研削加工を受ける両側エッヂの内方近くにおいて吸着搬送されるため、研削加工を受ける両側エッヂは、堅くかつ精確に支持される。結果、精確な研削加工が行われ得る。
また、ガラス板における研削加工を受ける両側エッヂのそれぞれの内側近部が直線進行する吸盤装置により吸着固定の状態でしっかりと保持されるため、研削されるガラス板の両側エッヂが予定研削加工ライン上に精確に位置決め、保持されて直線搬送されるため、ガラス板の両側エッヂの高精度な研削加工が得られる。
本発明のガラス板の両サイド加工装置では、上記吸盤は細長く、直線搬送方向と平行に設けてあってもよい。
本発明によれば、生産効率がよく、良質の研削加工が得られるガラス板の両サイド加工装置を提供し得る。
図1は、本発明の実施の形態の例の正面説明図である。 図2は、本発明の実施の形態の例の平面説明図である。 図3は、図2に示す実施形態の一部切欠平面説明図である。 図4は、図1のA−A線における横断面図である。 図5は、搬送位置が変化した図4に示す例の横断面図である。 図6は、下直線搬送装置によるガラス板搬送中の説明図である。 図7は、上直線搬送装置によるガラス板搬送中の説明図である。
以下、本ガラス板の両サイド加工装置の一実施例を図1から図7に基づいて説明する。なお、このガラス板の両サイド加工装置1は、以下、両サイド加工装置1と称する。
両サイド加工装置1は、ガラス板2の送り方向に従って、送りスタート位置L、研削加工エリアG及び送り終端位置7を備える。研削加工エリアGにおいては、ガラス板2の通路を挟んで両側29、29のそれぞれに研削装置30、30が配設されている。
両サイド加工装置1において、ガラス板2の搬送通路には、ガラス板2を上面に載せ、ガラス板2の内方を水平に支えて送るベルトコンベア装置3が、送りスタート位置L、研削加工エリアG及び送り終端位置7を貫いて直線的に設けられている。
ガラス板2の内方の垂れ曲がりを防止しすると共にガラス板2を水平に保って送るようになっているベルトコンベア装置3は、共通の駆動装置26により駆動されると共に並置された複数の巾狭ベルトコンベア装置25、25、25を具備しており、駆動装置26は、サーボモータ27を具備している。
両サイド加工装置1では、ベルトコンベア装置3に沿って2基の直線搬送装置5A及び5Bが上下においてガラス板2を水平に支えるベルトコンベア装置3の上面52を挟んで対面して配設されている。以下、上に配設された直線搬送装置5Bを上直線搬送装置5Bとし、下に配設された上記直線搬送装置5Aを下直線搬送装置5Aとする。
下直線搬送装置5A及び上直線搬送装置5Bもまた、送りスタート位置L、研削加工エリアG及び送り終端位置7を貫いて配設されている。
ベルトコンベア装置3の下側に配設された下直線搬送装置5Aは、上直線搬送装置5Bと協働して下側からベルトコンベア装置3を挟んで、その両側53、53のそれぞれにおいて、細長い吸盤4A1、4A1を直線搬送方向と平行にして、かつ、上向き姿勢で設けられ、ベルトコンベア装置3に沿って往復直動させるようになっており、ベルトコンベア装置3の下側に配設された上直線搬送装置5Bは、下直線搬送装置5Aと協働して上側からベルトコンベア装置3を挟んで、その両側53、53のそれぞれにおいて、細長い吸盤4B1、4B1を直線搬送方向と平行にして、かつ、下向き姿勢で設けられ、ベルトコンベア装置3に沿って往復直動させるようになっている。
下直線搬送装置5Aは吸盤4A1、4A1によって、また、上直線搬送装置5Bは吸盤4B1、4B1によって、交互して、ベルトコンベア装置3の上面に、水平に支えられて、送られるガラス板2の両側の内方近部(研削加工を受ける両側エッヂ10、10の内方近く部6、6)を真空吸着し、ベルトコンベア装置3と同期してガラス板2を直線搬送する。
下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1は、ガラス板2を下面から吸着し、上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1は、ガラス板2を上面から吸着する。
下直線搬送装置5Aは、ベルトコンベア装置3の両側53、53のそれぞれに配した細長い吸盤4A1、4A1を下から保持する吸盤装置4Aと、吸盤装置4Aが上向き装置され、ガラス板2の搬送方向に沿って往復直動する走行台11と、走行台11を直線スライド自在に保持するガイドレール12、12と、ガイドレール12、12の一端側に装置され、走行台11を往復直動させる駆動手段13とを備える。
走行台11を直動を直動スライド自在に保持するガイドレール12、12は、機台37から突設されたレール台45の上面に、ベルトコンベア装置3に沿って取付けされている。駆動手段13は、走行台11に取付けされたボールネジナットと、このボールネジナットにねじ組されたボールネジ15と、ボールネジ15に連結されたサーボモータ16とからなる。
吸盤装置4Aは、ベルトコンベア装置3の両側に配置の吸盤4A1、4A1と、これら吸盤4A1、4A1のそれぞれを下から保持し、吸盤4A1、4A1を昇降させる昇降装置17及び17とを備え、吸盤4A1及び4A1は、昇降装置17を介して走行台11に取付けられている。吸盤装置4A、延いては吸盤4A1、4A1は、走行台11と共に往復直動する。即ち、それぞれの吸盤4A1及び4A1は、ベルトコンベア装置3を挟んで両側53、53を送りスタート位置Lから送り終端位置7間の往復直動及び送りスタート位置L及び送り終端位置7において昇降動作を行う。
ベルトコンベア装置3の上側に配設されて、下直線搬送装置5Aと協働して上からベルトコンベア装置3を挟む上直線搬送装置5Bは、ベルトコンベア装置3の両側53、53のそれぞれに配した細長い下向きの吸盤4B1、4B1を上から保持する吸盤装置4Bと、吸盤装置4Bが下向き装置され、ガラス板52の搬送方向に沿って往復直動する走行台19と、この走行台19を直動スライド自在に保持するガイドレール20及び20と、走行台19を往復直動させる駆動手段21とを備える。
ガイドレール20、20は、機台37の両側において立設されたフレーム台22にベルトコンベア装置3に沿って(ガラス板2の進行方向に平行に)取り付けされている。駆動手段21は、走行台19に取り付けられたピニオンギア50とピニオンギアとかみ合うラック23とからなり、ラック23は、フレーム台22に取り付けられている。走行台19は両側でピニオンラックで駆動される。両側のピニオンギアは、それぞれサーボモータ24、24に連結され、両側のピニオンギア50、50は同期駆動される。
上直線搬送装置5Bの吸盤装置4Bは、吸盤4B1、4B1と、これら吸盤4B1、4B1を下向きにして取付けている昇降台28と、走行台19に装置され、昇降台28を昇降する昇降装置18と、走行台19に取付けられ、昇降台28を昇降スライド自在に保持する昇降ガイド装置44、44とからなる。
吸盤装置4B、延いては吸盤4B1、4B1は、走行台19と共に往復直動する。即ち、それぞれの吸盤4B1及び4B1は、ベルトコンベア装置3を挟んでベルトコンベア装置3の両側位置53、53において、かつ、ベルトコンベア装置3の上面より上方位置で、送りスタート位置Lから送り終端位置7間の往復直動及び送りスタート位置L、送り終端位置7での昇降動作を行う。
下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1と上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1とは、ベルトコンベア装置3を挟み、両側53、53のそれぞれにおいて、上下からベルトコンベア装置3の上面ライン52を挟んで、かつ、互いに行き違いの往復直動を行う。
吸盤4A1、4A1及び4B1、4B1は共に、送りスタート位置Lにおいて、ガラス板2を真空吸着して受取り、送り終端位置7においてガラス板2の吸着を開放する。
下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1が送りスタート位置Lに位置するとき、上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1は、送り終端位置7に位置する。
下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1は、送りスタート位置Lにおいて、ベルトコンベア装置3の上面まで上昇し、ガラス板2の両側を下面から吸着し、送り終端位置7で、ガラス板2を開放して、ベルトコンベア装置3の上面より下へ降下する一方、上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1は、送りスタート位置Lでベルトコンベア装置3の上面ライン52まで降下してガラス板2を上面から吸着し、送り終端位置でガラス板2を開放してベルトコンベア装置3の上面から上の復動ライン54へ上昇する。
次に、両サイド加工措置1の運転動作を説明する。
下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1は、往動行程のとき、送りスタート位置Lで、上昇し、ベルトコンベア装置3の上面と同一高さとなり、ベルトコンベア装置3の上面に供給投入された水平のガラス板2を両側エッヂ10、10の内方近く6、6において下面から真空吸着して固定し、ベルトコンベア装置3と同期速度で、往動行程を往動する。途中、ガラス板2の両側エッヂ10、10は、研削加工エリアGを通過し、両側の研削装置30、30により直線研削加工されて、送り終端位置7まで搬送される。
このとき、上直線搬送装置5Bは、空の吸盤4B1、4B1を、ベルトコンベア装置3の上面から上の上位置の復動ライン54を復動中にあり、復動中において、両吸盤の高低位置差により下直線搬送装置5Aのガラス板吸着搬送中の吸盤4A1、4A1及びそのガラス板2と、上直線搬送装置5Bの復動中の空の吸盤4B1、4B1とは行き違いする。下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1が送り終端位置L(往動端9)に達すると、吸盤4A1、4A1はガラス板2の吸着を開放すると共に降下し、ベルトコンベア装置の上面ラインから下の下位置の復動ライン55を空での復動に入る。このとき、ベルトコンベア装置3より上位置を復動してきた上直動搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1は、送りスタート位置L(復動端8)に達すると降下し、ベルトコンベア装置3の上面ライン52と、同一高さとなり、このベルトコンベア装置3の上面に水平に供給投入されたガラス板2を両側エッヂ10、10の内方近く6、6において、上面から真空吸着し、再びベルトコンベア装置3と同期速度で往動し、ベルトコンベア装置3と共にガラス板2を吸着直線搬送する。
このとき、再び、ガラス板2を吸着し、往動中の上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1及びガラス板2は、空で復動中の下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1と行き違いする。
もちろん、この上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1によるガラス板2の吸着直線搬送のときも、研削加工エリアGの通過によりガラス板2の両側エッヂ10、10は、直線研削加工を受けて進行し、送り終端位置7(往動端9)に達する。両側エッヂ10、10が送り終端位置7に達すると、吸盤4B1、4B1は、ガラス板2の吸着を開放すると共に上昇し、ベルトコンベア装置3の上面ライン52から上の上位置の復動路ライン54を空で復動する。
下直線搬送装置5Aと上直線搬送装置5Bとは、上下において、ベルトコンベア装置3の上面ライン52を挟んで対面して設けられ、下直線搬送装置5Aは、吸盤4A1、4A1を上向きにして、また、上直線搬送装置5Bは、吸盤4B1、4B1を下向きにして、ベルトコンベア装置3の両側53、53のそれぞれに配し、それぞれの吸盤4A1、4A1と吸盤4B1、4B1とをベルトコンベア装置3に沿って行き違いの往復直動をさせ、ガラス板2を上面から真空吸着しての搬送とガラス板2を下面から真空吸着しての搬送とを交互に行うため、ガラス板2に対して、連続に近い、供給とその搬送とが次々に行われ得る。従って連続に近い研削加工ができ、研削加工の生産能力が非常に上がる。
研削加工エリアGには、ベルトコンベア装置3を挟んで両側位置29、29のそれぞれには研削装置30が装置されている。研削装置30と研削装置30とは、ベルトコンベア装置3を挟んで対面している。
研削装置30、30のそれぞれは、モータシャフトに研削ホイール31を装置したスピンドルモータからなる研削ヘッド33と、この研削ヘッド33を上下に昇降させる上下スライド装置41を保持し、ガラス板の送り方向に直交して進退させるスライド装置34及びこのスライド装置34を駆動する駆動装置35を備える。そして、スライド装置34においてブラケット台36を介して機台37に固定支持されている。
上下スライド装置41は、サーボモータ42を備え、サーボモータ42により研削ヘッド32を昇降し、必要高さ位置に定める。
スライド装置34は、スライド体38と、スライド台39と、スライド体38を移動させる送りネジ45とからなり、送りネジ45にはサーボモータ46が連結され、研削ホイール31をガラス板2の巾に応じて数値制御されて進退させてその位置を定める。
下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1及び上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1が、ガラス板2を、その両側エッヂ10、10の内方近く6、6を吸着して、ベルトコンベア装置3と同期して、往動行程直線搬送中、研削加工エリアGを通過するとき、ガラス板2の両側エッヂ10、10が、両側に配設された研削装置30、30の研削ホイール31、31によって同時して直線研削加工される。
直線搬送されている中のガラス板2は、研削加工を受ける両側エッヂ10、10の内方近く6、6において細長く吸着されるため、加工を受ける両側エッヂ10、10は、堅く、かつ、精確に支持されているため、精確な研削加工が安定して行われ得る。
図1、図2、図3、図6、図7に示すように、送りスタート位置Lの前方53には、ガラス板供給装置47を備える。
ガラス板供給装置47は、送りスタート位置Lに対して進退を行うガラス板渡し装置48を備え、ガラス板渡し装置48は、昇降動作を行うクシ桟49を備える。
送りスタート位置Lへのガラス板2の供給時以外は、図2、図3に示すように、ガラス板渡し装置48は、送りスタート位置Lの手前において、クシ桟49を上昇させ、クシ桟49上にガラス板2を載置した状態で待期している。
送りスタート位置Lへのガラス板2の供給または投入時、ガラス板2を載せたクシ桟49を送りスタート位置Lへ進行させ、送りスタート位置Lに達すると、クシ桟49を降下させ、ガラス板2をベルトコンベア装置3の上面に、水平に載置、渡しする。ベルトコンベア装置3の上面に供給されたガラス板2は、送りスタート位置L(往動端8)に復帰してきた下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1又は上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1で吸着され、ベルトコンベア装置3と同期した往動行程のスタートで直線搬送される。
ガラス板2の吸着において、下直線搬送装置5Aの吸盤4A1、4A1は、ベルトコンベア装置3の上面まで上昇してガラス板2を下面から吸着し、上直線搬送装置5Bの吸盤4B1、4B1は、ベルトコンベア装置3の上面まで降下してガラス板2を上面から吸着する。
ガラス板2を真空吸着して直線搬送しながら、ガラス板2の通路の両側に配置した研削装置30、30によりガラス板2の両側辺を同時研削加工する本例の両サイド加工装置1は、ガラス板2を水平に支えて直線送りを行うベルトコンベア装置3と、ベルトコンベア装置3の両側のそれぞれにおいて、ベルトコンベア装置3に沿って往復直動し、往動行程において、ガラス板2を両側エッヂ10、10の内方近くを真空吸着して、ベルトコンベア装置3と共に同期速度で搬送し、復動行程を空で復帰する吸盤4A1、4A1及び4B1、4B1を両側に備えた2基の直線搬送装置5A及び5Bとを具備しており、2基の直線搬送装置5A及び5Bは、上下においてベルトコンベア装置3の上面ライン52を挟むように対面して設けられており、それぞれの直線搬送装置5A及び5Bの吸盤4A1、4A1及び4B1、4B1を行き違いさせながら、ガラス板2を上面から真空吸着しての搬送とガラス板2を下面から真空吸着しての搬送とを交互して行うことによってガラス板2を次々に直線搬送するようにしてなっているため、ガラス板2に対しての連続に近い供給と搬送とが次々にでき、従って、連続に近い研削加工ができ、研削加工の生産能力を向上させることができ、而して、斯かる両サイド加工装置1によれば、生産効率がよく、良質の研削加工が得られる。
1 ガラス板の両サイド加工装置
2 ガラス板
3、53 ベルトコンベア装置
4A、4B 吸盤装置
4A1、4B1 吸盤
5A 下直線搬送装置
5B 上直線搬送装置
6 内方近く
7 送り終端位置
8 復動端
9 往動端
10 両側エッヂ
11、19 走行台
12、20 ガイドレール
13、21 駆動手段
14 フレーム
15 ボールネジ
16 サーボモータ
17、18 昇降装置
22 フレーム台
23 ラック
24、42、46 サーボモータ
25 巾狭ベルトコンベア
27 駆動装置
28 昇降台
29 両側位置
30 研削装置
31 研削ホイール
33 研削ヘッド
34 スライド装置
35 駆動装置
36 ブラケット台
37 機台
38 スライド体
39 スライド台
41 上下スライド装置
44 昇降ガイド装置
45 送りネジ
47 ガラス板供給装置
48 ガラス板受渡し装置
49 クシ桟
50 ピニオンギア
52 上面ライン
54、55 復動ライン
L 送りスタート位置
G 研削加工エリア

Claims (2)

  1. ガラス板を真空吸着して直線搬送しながら、ガラス板の通路の両側に配置した研削装置によりガラス板の両側辺を同時研削加工する両サイド加工装置であって、ガラス板を水平に支えて直線送りを行うベルトコンベア装置と、このベルトコンベア装置の両側のそれぞれにおいて、このベルトコンベア装置に沿って往復直動し、往動行程において、ガラス板を両側エッヂの内方近くを真空吸着して、上記ベルトコンベア装置と共に同期速度で搬送し、復動行程を空で復帰する吸盤を両側に備えた2基の直線搬送装置とを具備しており、2基の直線搬送装置は、上下において対面して設けられており、それぞれの直線搬送装置の吸盤を互いに行き違いさせながら、ガラス板を上面から真空吸着しての搬送とガラス板を下面から真空吸着しての搬送とを交互行うことによガラス板を次々に直線搬送するようにしたガラス板の両サイド加工装置。
  2. 上記吸盤は、細長く、直線搬送方向と平行に設けられている請求項1に記載のガラス板の両サイド加工装置。
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