JP3211649U - 基板の各コーナー、辺縁端面、及び辺縁端面糸面の研磨装置 - Google Patents

基板の各コーナー、辺縁端面、及び辺縁端面糸面の研磨装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一本のライン上で基板の四つのコーナーカット研磨、一方の対の二辺の端面研磨、研磨端面の糸面研磨、他方の対の二辺の端面研磨、研磨端面の糸面研磨を行うことができる基板の各コーナー、辺縁端面、及び辺縁端面糸面の研磨装置を提供する。【解決手段】供給された基板aを搬入移載装置Aにより搬送しながら、両側のコーナーカット砥石で四つのコーナーを研磨し、この基板を第1ステージFに荷受けして搬送しながら、第1端面研磨砥石41で端面研磨、第1糸面研磨砥石42で糸面を研磨し、この基板を方向転換装置Hで90°旋回し、旋回後の基板を第2ステージJに荷受けして走行途中に第2端面研磨砥石81で端面研磨、第2糸面研磨砥石82で糸面研磨したので、搬出移載装置で搬出する。【選択図】図1

Description

この考案は、ガラスその他の基板の各コーナーや、基板の辺縁端面及び辺縁端面糸面の研磨装置に関する。
周知のように、ガラスなどの基板の各コーナーには、コーナーカットと称する回転砥石による研磨が必要になる(特許文献1の図9参照)。
また、基板の辺縁端面には、辺縁面全長に亘って回転砥石による研磨が必要になる(特許文献2参照)。
さらに、基板の辺縁端面(両板面側の両コーナー間)に回転砥石による糸面研磨が必要になる(例えば特許文献3及び特許文献4参照)。
特許第5046775号公報 特許第4745746号公報 特開2006−110642号公報 特許第3470057号公報
ところで、特許文献1の研磨は、基板の各コーナーのカットと称する研磨のみが行われ、特許文献2の研磨は、基板の辺縁端面全長に亘って研磨が行われ、特許文献3及び4の研磨は、辺縁端面の糸面の研磨をそれぞれ個別に行われるようになっているので、各研磨ラインが別々になる。
すると、1本のライン上で各コーナーの研磨、辺縁端面の研磨、そして糸面研磨を行うことができず、非能率的かつ生産性(研磨の)が著しく低下すると共に、勢い大幅なコストアップになる問題があった。
そこでこの考案は、上述の問題を解決した研磨装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、前後方向に走行手段を介し走行する搬入走行体と、この搬入走行体の下面側に昇降手段を介し昇降すると共に、下面に搬入基板を保持するように設けた吸引保持手段とで構成した搬入移載装置と、この搬入移載装置の上記搬入走行体の走行路途中に上記吸引保持手段により保持された上記基板の左右両辺の前後コーナーを研磨するように設けた接近、離反の幅寄せ移動手段を有するコーナーカット砥石と、コーナーカットずみ基板を上面に荷受けするテーブルに吸引保持手段を有し、かつ第1走行手段を介し前後方向に進退走行するように設けた第1ステージと、この第1ステージの走行路の左右に上記保持基板の左右両辺の端面を研磨するように設けた第1端面研磨砥石と、この第1端面研磨砥石の前方に研磨ずみ端面の糸面を研磨するように設けた第1糸面研磨砥石と、糸面研磨ずみ基板の搬出位置と前方との間で第2走行手段により進退走行するように設けた第2ステージと、この第2ステージ上に上記研磨ずみ基板を上面に荷受けして下面を吸引するように設けた吸引保持手段付のテーブルと、上記第1ステージの前進停止位置の直上に昇降手段を介し昇降し、かつ旋回手段を介し90°旋回するように設けた旋回座と、この旋回座の下面に上記基板の上面を吸引するように設けた吸引保持手段とで構成した方向転換装置と、上記第2ステージの前方走行路の途中に上記テーブル上の基板の未研磨両辺端面を研磨するように設けた第2端面研磨砥石と、この第2端面研磨砥石の前方に上記研磨ずみ端面の糸面を研磨するように設けた第2糸面研磨砥石と、上記第2ステージの前進停止位置の直上と前方との間で走行手段により進退走行するように設けた搬出走行体と、この搬出走行体の下面側に昇降手段を介し昇降すると共に、下面に第2ステージのテーブル上の上記基板を保持するように設けた吸引保持手段とで構成した搬出移載装置とからなる構成を採用する。
以上のように、この考案の研磨装置によれば、供給した基板を搬入移載装置の走行体の吸引保持手段で保持して走行させながら、走行途中の基板の各コーナー(四コーナー)を、コーナーカット砥石により研磨したのち、後退停止した第1ステージのテーブルに荷受けして保持し、かつ第1ステージの走行途中に第1端面研磨砥石により左右の二辺(一方の対向)の端面を研磨し、次いで糸面研磨砥石により研磨ずみ端面の糸面を研磨したのち、第1ステージの前進停止にともない第1ステージのテーブル上の二辺の研磨ずみ基板を方向転換装置の旋回座の直下に搬入する。
その後に昇降手段により降下した旋回座に吸引保持手段で保持した基板を荷受けし、次いで昇降手段により上昇した旋回座の90°旋回により未研磨の残る二辺が左右に位置変更するようにし、然るのち第2ステージの上に基板を受け渡して吸引保持する。
しかして、第2ステージを前方に走行させながら、走行途中に未研磨の左右の二辺縁端面を第2端面研磨砥石により研磨し、次いで第2糸面研磨砥石による研磨端面の糸面研磨処理を行ったのち、搬出移載装置の走行体の吸引保持手段に基板を荷受けして搬出するようにするので、供給した基板の四つのコーナーカット研磨と、一方の対向する辺縁端面の研磨、そして研磨端面の糸面研磨と、その後の残る二辺の対向する辺縁の端面の研磨、そして研磨端面の糸面研磨を一本のライン上で順次能率よく研磨することができる。
すなわち、1枚の基板の各コーナーの研磨と、四辺の辺縁の端面研磨及び研磨ずみ各端面の糸面研磨を1本のライン上で行うことができる。
このため、従来のように、コーナーカット、端面研磨、研磨ずみ端面の糸面研磨を別工程(個別毎に)で行う非能率な研磨と異なり、大幅な能率向上をはかると共に、勢い大幅なコストカットになって、安価に供給できるなどのすぐれた効果がある。
この考案の実施形態を示す側面図である。 同上の一部切欠平面図である。 同上のコーナーカット砥石の部分を示す一部切欠拡大側面図である。 同上のコーナーカット砥石の幅寄せ移動手段を示す一部切欠拡大正面図である。 コーナーカット砥石による研磨を示す拡大平面図である。 コーナーカット砥石による研磨を示す拡大平面図である。 基板の左右端面の研磨を示す一部切欠拡大正面図である。 同上による端面研磨を示す拡大平面図である。 同上の正面図である。 基板の端面糸面研磨を示す一部切欠正面図である。 糸面研磨を示す拡大正面図である。 同上の側面図である。 第1ステージの部分を示す拡大正面図である。 第2ステージの部分を示す拡大正面図である。 第2ステージの部分での基板の端面研磨を示す一部切欠拡大正面図である。 第2ステージの部分での糸面研磨を示す一部切欠拡大正面図である。 搬出移載装置を示す側面図である。 基板の加工手順を示す平面図である。
次に、この考案の実施の形態を図1から図18に基づいて説明する。
図1から図4に示すAは、ガラス基板aの搬入移載装置である。
上記の搬入移載装置Aは、図示の場合、前後方向の水平なフレーム1と、このフレーム1の前後方向の両端間に設けたレール2と、このレール2にスライド自在に係合したスライダ3を有する搬入走行体4と、この走向体4から下方に突出するプレート5の板面に設けた並列縦レール6と、このレール6に上下のスライダ7をスライド自在に係合した縦長なアーム8と、このアーム8の下端に下面に基板aの上面を吸引するよう設けた吸引保持手段Bと、走行体4を前後方向に走行させる走行手段Cと、アーム8を昇降させる昇降手段Dとで構成されている。
上記の走行手段Cは、図示の場合、フレーム1の両端内に組み込んで両端を軸承した雄ネジ12と、走向体4に支持して雄ネジ12にねじ込んだ雌ネジ13と、雄ネジ12を可逆駆動するモーター14とで構成され、モーター14の可逆駆動により走行体4を前後方向に走行させるようにしたが、限定されず、その他の方式、例えばリニアモーター方式を採用することもある。
上記の昇降手段Dは、図示の場合、プレート5の片面に上下端を軸承した雄ネジ15と、この雄ネジ15にねじ込んでアーム8に支持した雌ネジ16と、雄ネジ15を可逆駆動するモーター17とで構成され、モーター17の可逆駆動によりアーム8を昇降させるようにしたが限定されず、その他の方式、例えばリニアモーター方式を採用することもある。
上記の吸引保持手段Bは、図示の場合、アーム8の下端に設けてある中空な水平ボックス9と、このボックス9の底壁下面に点在的な配置で、かつボックス9内に連通するように設けた吸盤10(吸盤以外に吸引バー方式を採用することもある)とで構成され、ボックス9内の吸引にともない吸盤10によりローラコンベヤ11で供給された基板aを吸引保持手段Bを降送して荷受け保持し、荷受け保持した基板aを昇降手段Dの上昇作用にともない引き上げる。
その後に、走行手段Cにより搬入走行体4を前方に走行させて、ボックス9の吸盤10により吸引保持してある基板aを前方に搬出する。
また、搬出基板aの走行路の左右両側には、接近、離反の幅寄せ移動手段Eを有するコーナーカット砥石21、21が設けてあり、移動手段EにはアライメントカメラS1が設けてある。
上記の幅寄せ移動手段Eは、図4に示すように、基板aの走行方向に対し直角なレール22と、このレール22に柱材23の下端ベース24の下面に設けてスライド自在に係合したスライダ25と、レール22に平行して両端を軸承した雄ネジ26と、この雄ネジ26にねじ込んでベース24に支持させた雌ネジ27と、雄ネジ26を可逆駆動するモーター28とで構成され、コーナーカット砥石21のモーター29を柱材23に支持する。
すると、モーター28の運転により雄ネジ26を可逆駆動することで、レール22をガイドとしてスライダ25と共に柱材23を進退スライドさせながら、柱材23の支持コーナーカット砥石21が接近、離反方向にスライドしながら、基板aのコーナーを図5、6に示すようにカットするようになっているが、Rコーナーの加工もできる。
勿論、コーナーカット砥石21の接近、離反は、上述の方式に限定されない。
なお、柱材23に据え付けてあるアライメントカメラS1によりコーナーカットの位置が正確になるように旋回モーター101によりボックス9を可逆旋回させて基板aをアライメントする。
上記コーナーカットずみ基板aが搬入移載装置Aの前端側で停止すると、ボックス9の下側に後退停止して待機し、かつ前方との間で進退移動する第1ステージFを設けておく。
上記の第1ステージFは、図1、3、10に示すように、搬入移載装置Aの前端部直下から前方に向くレール31と、このレール31にスライド自在に係合するように座板32の下面両側に設けたスライダー33と、レール31に沿わせると共に、両端を軸承した雄ネジ34と、この雄ネジ34にねじ込んで座板32に支持した雌ネジ35と、雄ネジ34を可逆駆動するモーター36とで走行手段Gを構成し、この走行手段Gの運転により第1ステージFが前後方向に進退走行するようになっている。
そして、座板32上には、上面に搬入移載装置Aの吸盤10により吸引保持された基板aを、昇降手段Dにより降下させて荷受けするテーブル37が設けてあると共に、このテーブル37の上面には、基板aの吸引保持手段としての中空のテーブル内を吸引し、テーブル37の頂壁の無数の小孔38により吸引保持するようになっている。
なお、座板32の両側の受材39により基板aの両側縁手前(内側)の下面を受け止めて安定よく基板aを荷受けするようになっている。
また、図2、図7に示すように、第1ステージFのテーブル37上に荷受けした基板aの走行路の両側には、基板aの左右両辺縁の端面を研磨する第1端面研磨砥石41が、この第1端面研磨砥石41の前方には、基板aの研磨ずみ端面の(両板面側縁の)糸面を研磨する第1糸面研磨砥石42が設けてある。
上記の第1端面研磨砥石41は、上下方向の高さ調整と、幅寄せ調整とが可能になっており、その方式(幅寄せ)は、図7に示すように、座板32の両側外方にレール31を横切る方向のレール43を設けて、このレール43にスライドベース44の下面に設けてあるスライダ45をスライド自在に係合すると共に、レール43に沿う雄ネジ46の両端を軸承して、この雄ネジ46にねじ込んだ雌ネジ47をスライドベース44に支持し、そして、雄ネジ47の片端をモーター48で可逆駆動し、またスライドベース44の基板aの対向面に縦方向のレール49を設けて、このレール49に第1端面研磨砥石41を有するモーター50の取付座51の上下に設けてあるスライダ52をスライド自在に係合すると共に、スライドベース44に雄ネジ53の上下端を軸承し、雄ネジ53にねじ込んだ雌ネジ54を取付座51に支持し、雄ネジ53の片端をモーター55でドライブする。
すると、モーター48の運転による左右のスライドベース44が接近、離反スライドして、第1端面研磨砥石41の幅寄せ調整が、また、モーター55の運転により取付座51と共に第1端面研磨砥石41が昇降して、高さ調整ができる。
この第1端面研磨砥石41により走行途中の基板aの左右両辺の端面を、図8、9に示すように研磨することができる。
図中56は、基板aのコーナーカット部、P1はコーナーカット形状、辺研磨量、糸面研磨幅を測定するカメラである。
また、第1端面研磨砥石41の上流側にアライメントカメラS2を配置し、このアライメントカメラS2によるアライメントマークの読み取りにともない基板aの辺縁が正常な位置になるよう基板aの吸引第1ステージFのテーブル37を旋回モーター102により可逆駆動してアライメントするようになっている。
なお、モーターによりドライブされる第1糸面研磨砥石42は、図12、13に示すように、櫛歯状で、並列突条と溝条とか交互に噛み合うようにし、噛み合う周縁間(図11参照)に基板aの辺縁面板面上下縁を臨ませて、糸面を研磨するようにしたが、限定されず、その他の砥石で糸面を研磨することもできる。
図中58は糸面カット部である。
なお、上記の第1糸面研磨砥石42の幅寄せ調整及び高さ調整の方式(構成)は、第1端面研磨砥石41の幅寄せ調整及び高さ調整と同様につき詳細な説明を省略する。
さらに、前進停止における第1ステージF上の端面研磨及び糸面研磨ずみの基板aは、第1ステージFのテーブル37上から取り上げ、次いで図13に示す90°旋回する方向転換装置Hに受け渡すようになっている。
上記受け渡し後の空の第1ステージFは、後退させて次の受け渡し位置に戻って退避する。
なお、第1ステージFが退避した状況下にあっては、方向転換装置Hの直下に進退走行する第2ステージJが後退して待機するようになっている。
上記第2ステージJの進退走行方式(構成)は、第1ステージFの走行手段Gと同様の方式につき詳細な説明を省略する。
なお、第2ステージJには、第1ステージFと同様に上面に荷受けした二辺の処理(研磨)ずみ基板aの下面(荷受け面)を吸引保持機能付のテーブル37がある(詳細な説明は、第1ステージFのテーブル37と同様につき省略する)。
上記の方向転換装置Hは、図13に示すように、左右方向に向く水平な支持部材61と、この支持部材61から前後方向に突出するアーム62を介し上部を支持して前後で対向するプレート63と、この両プレート63の対向内側面に設けた並列縦レール64と、昇降体65の前後面上下に設けてレール64にスライド自在に係合したスライダ66と、昇降体65の昇降手段としての例えば図示支持部67に据え付けた可逆運転のモーター67と、このモーター67の出力軸に上端を連結し、下端を昇降体65に軸承した雄ネジ68と、この雄ネジ68にねじ込んで昇降体65に支持した雌ネジ69と、昇降体65の下面に据え付けた90°旋回のモーター70の下側に共に旋回するテーブル71と、このテーブル71の下面側に多数個配置して昇降体65の降下にともないテーブル37上(第2ステージJの)の基板aを吸引荷受けする吸盤72とで構成し、吸盤72により吸引荷受けしたテーブル37上の基板aとモーター67の運転にともない昇降体65と共に上昇すると共に、モーター70の90°旋回により共にテーブル71及び基板aを90°旋回させて方向転換する。すなわち、左右に位置した端面研磨及び糸面研磨ずみ二辺が前後に位置するよう(未研磨の二辺が左右に位置するよう)に方向転換する。
方向転換後の基板aは、方向転換装置Hのモーター67の運転により昇降体65と共にテーブル71を降下させて、空の待機第2ステージJのテーブル37上に受け渡し、テーブル37上に基板aを吸引保持する。
なお、図17中、第2ステージJのテーブル37には、受け渡した基板aを吸引保持する構成(図3に示すように中空の吸引テーブル37で、テーブル37の頂壁に吸引小孔38を)を省略したが、第2ステージJのテーブル37にも吸引保持機能を設けておく。
受け渡し後のテーブル71は、モーター67の運転により上昇待機させておく。
しかして、基板aの受け取り第2ステージJを前方に走行させる。
上記第2ステージJの走行路の両側には、基板aの未研磨の端面を研磨する第2端面研磨砥石81が、次に研磨端面の糸面を研磨する第2糸面研磨砥石82が設けてある。
この第2端面研磨砥石81及び第2糸面研磨砥石82の幅寄せ調整や高さ調整の方式(構造)は、第1端面研磨砥石41及び第1糸面研磨砥石42と同様につき詳細な説明を省略する。
すると、第2ステージJの走行途中において、まず残る二辺の端面研磨し(図8、9参照)、次いで残る二辺の糸面研磨を行うことができる。
なお、第2糸面研磨砥石82により研磨した糸面は、カメラP2により測定検査する。
また、第2端面研磨砥石81の上流側にアライメントカメラS3を配置し、このアライメントカメラS3によるアライメントマークの読み取りにともない基板aの辺縁が正常な位置になるよう旋回モーター103により第2ステージJのテーブル37を可逆駆動してアライメントする。
次に、第2ステージJが前方で停止すると、第2ステージJ上の全ての処理ずみ基板aを搬出移載装置Kにより取り上げ、そして搬出する。搬出された基板aの搬出方向の指定がある場合、搬出移載装置K又はローラコンベヤで転向してもよい。
上記の搬出移載装置Kは、搬入移載装置Aと同様に水平なフレーム1のレール2にスライダ3を係合して上記フレーム1の両端間で往復走行する走行体4と、この走行体4から下方に突出するプレート5の板面に設けた並列縦レール6と、このレール6に上下のスライダ7をスライド自在に係合した縦長なアーム8と、このアーム8の下端に下面に基板aの上面を吸引するように設けた吸引保持手段Bと、走行体4を前後方向に走行させる走行手段Cと、アーム8を昇降させる昇降手段Dとで構成されている。
上記の吸引保持手段B、走行手段C及び昇降手段Dの構成は、搬入移載装置Aの構成と同様につき詳細な説明を省略する。
四つのコーナーカットずみ、四辺の端面研磨及び四辺の端面の糸面研磨ずみ基板aの搭載した第2ステージJが搬出移載装置Kの後端側で待機すると、ボックス9が基板aの直上に位置するように走行体4が後退停止する。
この状況下で昇降手段Dによりボックス9を降下させて、ボックス9の下面にテーブル37上の基板aを吸引荷受けし、その後に、昇降手段Dによりボックス9を上昇させて基板aを取り上げる。
基板aを取り上げた空の第2ステージJは、次の旋回ずみ基板aを荷受けするように後退させる。
一方、基板aを保持した搬出移載装置Kは、走行手段Cにより吸引保持手段Bと共に保持基板aを前方に走行させ、その後に昇降手段Dにより基板aと共に吸引保持手段Bを降送し、吸引の解除された基板aは、ローラコンベヤLによって搬出する。
上記のように構成すると、図18の(イ)に示すように基板aを搬入すると、(イ)から(ロ)に示す基板aの搬入にともない、コーナーカット砥石21により基板aの搬入方向左右の二辺のコーナー、次いで残る二辺のコーナーを順次カットする。
この基板aを第1ステージFで荷受けして前方に搬送する途中に、まず第1端面研磨砥石41により端面研磨、次いで第1糸面研磨砥石42により研磨端面の糸面研磨を行い、その後に方向転換装置Hにより二辺研磨処理ずみの基板aを90°旋回(図18の実線から鎖線に示すように)する。
そして、90°旋回後の基板aを第2ステージJに荷受けして(図(ハ)に示す)、搬送する。
その搬送中に残る未研磨の二辺の端面を第2端面研磨砥石81で研磨し、次いで第2糸面研磨砥石82で糸面研磨するので、図18(ニ)に示す搬出払い出し位置に送り出された基板aは、各コーナーの研磨、四辺の端面及び糸面研磨が行われ、この一連の研磨を1本のライン上で順次能率よく行うことができる。
A 搬入移載装置
a 基板
B 吸引保持手段
C 走行手段
D 昇降手段
E 幅寄せ移動手段
F 第1ステージ
G 走行手段
H 方向転換装置
J 第2ステージ
K 搬出移載装置
L ローラコンベヤ
1、P2、P3 カメラ
1、S2、S3 アライメントカメラ
1 フレーム
2 レール
3 スライダ
4 搬入走行体
5 プレート
6 レール
7 スライダ
8 アーム
9 ボックス
10 吸盤
11 ローラコンベヤ
12 雄ネジ
13 雌ネジ
14 モーター
15 雄ネジ
16 雌ネジ
17 モーター
21 コーナーカット砥石
22 レール
23 柱材
24 ベース
25 スライダ
26 雄ネジ
27 雌ネジ
28 モーター
29 モーター
31 レール
32 座板
33 スライダ
34 雄ネジ
35 雌ネジ
36 モーター
37 テーブル
38 小孔
39 受材
41 第1端面研磨砥石
42 第1糸面研磨砥石
43 レール
44 スライドベース
45 スライダ
46 雄ネジ
47 雌ネジ
48 モーター
49 レール
50 モーター
51 取付座
52 スライダ
53 雄ネジ
54 雌ネジ
55 モーター
56 コーナーカット部
58 糸面カット部
61 支持部材
62 アーム
63 プレート
64 レール
65 昇降体
66 スライダ
68 雄ネジ
69 雌ネジ
70 モーター
71 テーブル
72 吸盤
81 第2端面研磨砥石
82 第2糸面研磨砥石
101、102、103 旋回モーター

Claims (1)

  1. 前後方向に走行手段を介し走行する搬入走行体と、この搬入走行体の下面側に昇降手段を介し昇降すると共に、下面に搬入基板を保持するように設けた吸引保持手段とで構成した搬入移載装置と、この搬入移載装置の上記搬入走行体の走行路途中に上記吸引保持手段により保持された上記基板の左右両辺の前後コーナーを研磨するように設けた接近、離反の幅寄せ移動手段を有するコーナーカット砥石と、コーナーカットずみ基板を上面に荷受けするテーブルに吸引保持手段を有し、かつ第1走行手段を介し前後方向に進退走行するように設けた第1ステージと、この第1ステージの走行路の左右に上記保持基板の左右両辺の端面を研磨するように設けた第1端面研磨砥石と、この第1端面研磨砥石の前方に研磨ずみ端面の糸面を研磨するように設けた第1糸面研磨砥石と、糸面研磨ずみ基板の搬出位置と前方との間で第2走行手段により進退走行するように設けた第2ステージと、この第2ステージ上に上記研磨ずみ基板を上面に荷受けして下面を吸引するように設けた吸引保持手段付のテーブルと、上記第1ステージの前進停止位置の直上に昇降手段を介し昇降し、かつ旋回手段を介し90°旋回するように設けた旋回座と、この旋回座の下面に上記基板の上面を吸引するように設けた吸引保持手段とで構成した方向転換装置と、上記第2ステージの前方走行路の途中に上記テーブル上の基板の未研磨両辺端面を研磨するように設けた第2端面研磨砥石と、この第2端面研磨砥石の前方に上記研磨ずみ端面の糸面を研磨するように設けた第2糸面研磨砥石と、上記第2ステージの前進停止位置の直上と前方との間で走行手段により進退走行するように設けた搬出走行体と、この搬出走行体の下面側に昇降手段を介し昇降すると共に、下面に第2ステージのテーブル上の上記基板を保持するように設けた吸引保持手段とで構成した搬出移載装置とからなる基板の各コーナー、辺縁端面、及び辺縁端面糸面の研磨装置。
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