JP5741149B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
例えば、機関負荷が大きくなるほど、筒内温度が上昇してノッキングが発生しやすくなるとともに、直噴インジェクタの温度が高くなって同インジェクタの噴孔周りでのデポジット生成が生じやすくなる。これらのことを抑制するため、機関負荷が高くなるほど直噴インジェクタからの燃料噴射の割合が大となるよう、上記噴分率を機関負荷に基づいて可変設定することが考えられる。この場合、機関負荷が大きくなるほど、噴き分け噴射における直噴インジェクタからの燃料噴射の割合が大とされることで、同インジェクタから噴射される燃料の気化潜熱を利用した筒内の冷却や、燃料が直噴インジェクタを通過することによる同インジェクタの冷却が行われる。これにより、機関高負荷時の筒内温度の上昇に伴うノッキング発生や、直噴インジェクタの温度上昇に伴う同インジェクタの噴孔周りでのデポジット生成が抑制される。
以下、本発明を自動車用エンジンの制御装置に具体化した第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
・アクセル踏込量を検出するアクセルポジションセンサ17。
・スロットル開度を検出するスロットルポジションセンサ18。
・クランクシャフト14の回転に対応した信号を出力するクランクポジションセンサ20。
・排気通路15を流れる排気中の酸素濃度に対応した信号を出力する空燃比センサ22。
・高圧燃料配管33内の燃料の圧力(直噴圧)を検出する第2圧力センサ24。
また、電子制御装置16の出力ポートには、ポート噴射インジェクタ6、直噴インジェクタ7、フィードポンプ9、高圧燃料ポンプ10、及び点火プラグ12といった各種機器の駆動回路等が接続されている。
エンジン1においては、エンジン回転速度及びエンジン負荷に応じて区画されたエンジン運転領域毎に、すなわち図2に示されるポート噴射領域、直噴領域、及び噴き分け領域毎に、燃料噴射のために使用されるインジェクタ6,7が選択される。
(1)噴き分け噴射が行われる状況のもとで、フィード圧の上昇異常が生じている旨判断されると、点火時期遅角制御の実行を通じてエンジン1の点火時期が遅角量分だけ遅角される。これにより、燃焼室3内での混合気の燃焼温度を低下させることができ、その混合気の燃焼時におけるNOxの発生を抑制することができる。そして、燃焼室3内での混合気の燃焼温度の低下により、噴き分け噴射が行われる状況のもとでのフィード圧の上昇異常に伴う筒内温度や直噴インジェクタ7の温度の過上昇を抑制でき、そうした温度の過上昇に起因するノッキングの発生や直噴インジェクタ7の噴孔周りでのデポジット生成を抑制できるようになる。
次に、本発明の第2実施形態について図6〜図8を参照して説明する。
この実施形態では、噴き分け噴射が行われる状況のもとでフィード圧の上昇異常が生じている旨判断されたとき、第1実施形態のように点火時期遅角制御を行う代わりに、噴射量指令値Qfin に対応した量の燃料を直噴インジェクタ7のみから噴射する噴き分け縮小制御が行われる。
(3)噴き分け噴射が行われる状況のもとでフィード圧の上昇異常が生じている旨判断されると、噴き分け縮小制御の実行を通じて噴き分け領域が低負荷側に縮小され、且つ、その縮小分に対応した領域が直噴領域とされる。その結果、噴き分け縮小制御により噴き分け領域から直噴領域へと変化した領域では、直噴インジェクタ7のみから噴射量指令値Qfin に対応した量の燃料が噴射される。上記噴き分け縮小制御によって噴き分け領域から直噴領域へと変化した領域で、直噴インジェクタ7のみから噴射量指令値Qfin に対応した量の燃料が噴射されると、その燃料の気化潜熱を利用して筒内の温度を効果的に低下させたり、直噴インジェクタ7に燃料を流すことにより同インジェクタ7の温度を効果的に低下させたりすることが可能になる。その結果、噴き分け噴射が行われる状況のもとでのフィード圧の上昇異常に伴う筒内温度や直噴インジェクタ7の温度の過上昇を抑制でき、そうした温度の過上昇に起因するノッキングの発生や直噴インジェクタ7の噴孔周りでのデポジット生成を抑制できるようになる。
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第1及び第2実施形態において、フィード圧を第1圧力センサ23によって検出する代わりに、エンジン運転状態やフィードポンプ9に対する吐出量の指令値などから推定してもよい。この場合、推定されるフィード圧が目標値となるようフィードポンプ9が駆動制御されるため、フィード圧の上昇異常がフィードポンプ9の異常やプレッシャレギュレータ32の異常に起因して生じる。また、ポート噴射インジェクタ6の開弁時間t1は上記推定されるフィード圧に基づいて求められることとなり、そのことが原因でフィード圧の上昇異常に伴ってポート噴射インジェクタ6の燃料噴射量Q1realが適正値よりも多くなる。
・第1実施形態において、図5の点火時期制御ルーチンにおけるS103やS104の処理を省略してもよい。なお、第1実施形態のようにS103やS104の処理を実行した場合には、必要な領域のみで点火時期の遅角が行われるようになり、その遅角に起因するエンジン1の燃費悪化を最小限に抑えることが可能になる。
Claims (2)
- フィード圧に燃圧調整された燃料を吸気ポートに噴射するポート噴射インジェクタと、前記フィード圧よりも高圧に燃圧調整された燃料を筒内に噴射する直噴インジェクタとを備える内燃機関に適用され、噴射量指令値に対応した量の燃料を前記ポート噴射インジェクタからの噴射と前記直噴インジェクタからの噴射とに分けて噴射する噴き分け噴射を行う内燃機関の制御装置において、
前記噴き分け噴射が行われる状況のもとで、前記フィード圧の上昇異常が生じている旨判断されるとき、内燃機関の点火時期を遅角する点火時期遅角制御を行う制御手段を備え、
前記制御手段は、前記点火時期遅角制御として内燃機関の点火時期を遅角量分だけ遅角させるものであり、その遅角量を機関運転状態に応じて求められる可変値とする
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - フィード圧に燃圧調整された燃料を吸気ポートに噴射するポート噴射インジェクタと、前記フィード圧よりも高圧に燃圧調整された燃料を筒内に噴射する直噴インジェクタとを備える内燃機関に適用され、噴射量指令値に対応した量の燃料を前記ポート噴射インジェクタからの噴射と前記直噴インジェクタからの噴射とに分けて噴射する噴き分け噴射を行う内燃機関の制御装置において、
前記噴き分け噴射が行われる状況のもとで、前記フィード圧の上昇異常が生じている旨判断されるとき、前記噴射量指令値に対応した量の燃料を前記直噴インジェクタのみから噴射する噴き分け縮小制御を行う制御手段を備え、
前記噴き分け噴射は、機関運転状態が機関回転速度及び機関負荷に基づき予め定められた噴き分け領域内にあるときに実施されるものであり、
前記制御手段は、噴き分け縮小制御として、フィード圧の上昇異常時に前記噴き分け領域を低負荷側に縮小し、且つ、その縮小分に対応した領域にて噴射量指令値に対応した量の燃料の噴射を前記直噴インジェクタのみから行う
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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