JP5738566B2 - 農業用タイヤ - Google Patents

農業用タイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5738566B2
JP5738566B2 JP2010225058A JP2010225058A JP5738566B2 JP 5738566 B2 JP5738566 B2 JP 5738566B2 JP 2010225058 A JP2010225058 A JP 2010225058A JP 2010225058 A JP2010225058 A JP 2010225058A JP 5738566 B2 JP5738566 B2 JP 5738566B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
lug
rib
agricultural
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010225058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012076655A (ja
Inventor
昇司 老田
昇司 老田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2010225058A priority Critical patent/JP5738566B2/ja
Publication of JP2012076655A publication Critical patent/JP2012076655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5738566B2 publication Critical patent/JP5738566B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、農業用タイヤに関する。
トレッド部のトレッドセンター部からトレッドショルダー部に向けてタイヤ周方向に対して傾斜して延びる複数のラグを有するラグ付き走行体であって、ショルダー端部がセンター端部よりもタイヤ回転方向に対して先に接地する構造が開示されている(特許文献1参照)。
特開2008−24271号公報
近年の農業用タイヤについては、農地だけでなく舗装路での使用機会が増加している。この理由としは、農業経営の集約化により、離れた農地間を移動する必要が生じたことが挙げられる。一方、このことは、従来農業用タイヤにおいては比較的重要視されていなかった、振動や摩耗等の性能の向上が強く求められるようになってきたことを意味する。従って、従来から用いられているタイヤ幅方向に対するラグブロックの傾斜角度が小さいローアングルなパターンではなく、振動低減に有利な、該傾斜角度が大きいハイアングルなパターンが求められる傾向がある。
しかしながら、ハイアングルなパターンでは、農業用タイヤに最も必要とされる不整地でのトラクション性能を大きく低下させることとなる。この大きな原因の一つに、ハイアングルなパターンの場合、ラグブロックで掴んだ土壌がタイヤ幅方向に流れ易い、ということが挙げられる。
一般的に、土壌のせん断強度は、締め固められた方が高くなり、ラグブロックがこの締め固められた土壌を掻くことでトラクションを発生させることができる。この土壌がタイヤ幅方向に流れ易いということは、トレッド踏面下の土壌が十分に締め固められないということであり、結果として土壌のせん断強度を生かしきれずにトラクション性能が低下する。逆に言えば、ハイアングルなラグブロックでトラクション性能を向上させるためには、トレッド踏面下での土壌の流れを如何に抑制するかが重要となる。
本発明は、上記事実を考慮して、農業用タイヤにおいて、舗装路における振動を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を向上させることを目的とする。
請求項1の発明は、トレッドに設けられた複数のラグブロックと、前記ラグブロックの踏込み端側の壁部から、タイヤ周方向に隣り合う前記ラグブロックの間の溝底へ、タイヤ周方向に連なって形成され、農地での走行時に前記ラグブロックの間の土壌がタイヤ幅方向外側に流れることを抑制する凹凸部と、を有している。
請求項1に記載の農業用タイヤでは、農地での走行時に、タイヤ周方向に隣り合うラグブロックの間に土壌が入るが、このとき凹凸部によって、該土壌がタイヤ幅方向へ流れることが抑制されるので、ラグブロックの踏込み端側での土壌の圧力が増加する。従って、タイヤ幅方向に対するラグブロックの傾斜角度を比較的大きくしても、該ラグブロックの間で土壌を十分に締め固めて、該土壌のせん断強度を向上させることができる。このため、舗装路における振動を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を確保することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の農業用タイヤにおいてタイヤ周方向に延び、前記踏込み端寄りに形成され、タイヤ周方向に隣り合う前記ラグブロックの間隔の5〜75%のタイヤ周方向長さを有するリブを備えている
ここで、ラグブロックの間隔に対するリブのタイヤ周方向長さの割合の下限を5%としたのは、これを下回ると、流動抑制効果が不十分となるからである。また上限を75%としたのは、これを上回ると、ラグブロックの蹴出し端側での土壌の圧力が増加して、走行抵抗の増加を招くからである。
請求項2に記載の農業用タイヤでは、ラグブロックの踏込み端寄りに形成された適切なタイヤ周方向長さのリブによって、タイヤ幅方向への土壌の流れを直接的に抑制して、農地でのトラクション性能をより向上させることができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の農業用タイヤにおいて、前記リブの最大高さは、前記溝底を基準とした前記ラグブロックの高さ未満である。
請求項3に記載の農業用タイヤでは、リブの最大高さを適切に設定しているので、接地面積の増加による走行抵抗の増加を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を向上させることができる。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の農業用タイヤにおいて、前記リブの高さは、前記踏込み端側から、タイヤ回転方向前方側及びタイヤ赤道面側の何れか一方に向かって減少している。
請求項4に記載の農業用タイヤでは、リブの高さが、ラグブロックの踏込み端側から、タイヤ回転方向前方側及びタイヤ赤道面側の何れか一方に向かって減少しているので、走行抵抗の増加を抑制しつつ、ラグブロックの踏込み端側で土壌の圧力を増加させることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の農業用タイヤにおいて、前記凹凸部は、前記溝底及び前記壁部の総面積の10%以上の領域を占めると共に、該溝底を基準とした前記ラグブロックの高さの10%以下の高低差を有する
ここで、凹凸部が溝底及び壁部の総面積に占める割合を10%以上としたのは、これを下回ると、土壌の流れの抑制効果が不十分となるからである。また凹凸部の高低差を、ラグブロックの高さの10%以下としたのは、これを上回ると、単純な表面加工による実現が難しく、モールド製作等におけるコスト面でのメリットがなくなるからである。
請求項5に記載の農業用タイヤでは、表面加工により形成可能な適切な大きさの凹凸部によって、ゴム量を増やすことなく、タイヤ幅方向への土壌の流れを抑制して、農地でのトラクション性能を向上させることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の農業用タイヤによれば、農業用タイヤにおいて、舗装路における振動を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を確保できるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の農業用タイヤによれば、タイヤ幅方向への土壌の流れを直接的に抑制して、農地でのトラクション性能をより向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載の農業用タイヤによれば、接地面積の増加による走行抵抗の増加を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項4に記載の農業用タイヤによれば、走行抵抗の増加を抑制しつつ、ラグブロックの踏込み端側で土壌の圧力を増加させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項5に記載の農業用タイヤによれば、ゴム量を増やすことなく、農地でのトラクション性能を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項6に記載の農業用タイヤによれば、タイヤ幅方向への土壌の流れをより一層抑制することができる、という優れた効果が得られる。
図1から図6は、第1実施形態に係り、図1は、農業用タイヤにおけるトレッドパターンの一例を示す平面図である。 農業用タイヤにおけるトレッドパターンの一例を示す平面図である。 ラグブロックの踏込み端側の壁部から溝底にかけて形成されたリブを示す拡大斜視図である。 リブの高さが、踏込み端側からタイヤ回転方向前方側に向かって減少している例を示す拡大斜視図である。 リブの高さが、タイヤ赤道面側に向かって減少している例を示す拡大斜視図である。 リブの高さが、ラグブロックの踏込み端側かつタイヤ幅方向外側の端部から、タイヤ回転方向前方側かつタイヤ赤道面側に向かって減少している例を示す拡大斜視図である。 図7及び図8は、第2実施形態に係り、図7は、農業用タイヤにおけるトレッドパターンの一例を示す平面図である。 ラグブロックの踏込み端側の壁部から溝底にかけて形成された凹凸部を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1において、本実施の形態に係る農業用タイヤ10は、複数のラグブロック12と、流動抑制手段の一例たるリブ14とを有している。
複数のラグブロック12は、トレッド16に設けられ、例えばタイヤ周方向に向かって、タイヤ幅方向の両側に交互に配列されている。各々のラグブロック12は、タイヤ幅方向に対してタイヤ回転方向前方(矢印F方向)に傾斜している。
タイヤ周方向に隣り合うラグブロック12の間には、谷間となる溝底18が形成されており、ラグブロック12の幅寸法は、例えば該溝底18側からタイヤ径方向外側に向かって漸減している。即ち、溝底18におけるラグブロック12の幅寸法W1よりも、タイヤ径方向の外側端におけるラグブロック12の幅寸法W2の方が小さくなっている。換言すれば、ラグブロック12における踏込み端12A側の壁部12Bは、タイヤ径方向内側に向かって、タイヤ回転方向前方(矢印F方向)側に裾野状に形成されている。またラグブロック12における蹴出し端12C側の壁部12Dは、タイヤ径方向内側に向かって、タイヤ回転方向後方(矢印R方向)側に裾野状に形成されている。
ラグブロック12のタイヤ幅方向中央側の端部12Eは、タイヤ周方向において、他のラグブロック12のタイヤ幅方向中央側の端部12Eと一部重なるように配置されている。これにより、舗装路走行時の振動を低減できるようになっている。
次に、リブ14は、タイヤ周方向に隣り合うラグブロック12の間の溝底18、及びラグブロック12の踏込み端12A側の壁部12Bの少なくとも一方に設けられ、農地での走行時にラグブロック12の間の土壌がタイヤ幅方向外側に流れることを抑制する流動抑制手段である。このリブ14は、例えばタイヤ周方向に延び、踏込み端12A寄りに形成され、タイヤ周方向に隣り合うラグブロック12の間隔Lの5〜75%のタイヤ周方向長さL1を有している。
本実施形態では、リブ14は、ラグブロック12の踏込み端12A側の壁部12Bからタイヤ回転方向前方(矢印F方向)側に延びており、該壁部12Bや溝底18と一体成形されている。なおリブ14を、ラグブロック12から離れた位置に形成してもよく、またラグブロック12の踏込み端12A側の壁部12Bにのみ形成してもよい。
ここで、ラグブロック12の間隔Lに対するリブ14のタイヤ周方向長さL1の割合の下限を5%としたのは、これを下回ると、流動抑制効果が不十分となるからである。また上限を75%としたのは、これを上回ると、ラグブロック12の蹴出し端12C側での土壌の圧力が増加して、走行抵抗の増加を招くからである。なお、ラグブロック12の間隔Lとは、トレッド端Tでの、一方のラグブロック12の蹴出し端12Cと、他方のラグブロック12の踏込み端12Aとのタイヤ周方向距離である。
ここで、トレッド端Tとは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が発行する2010年度版のYEAR BOOKに規定されている標準リムに農業用タイヤ10を装着し、該YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大荷重に対応する空気圧(最大空気圧)の100%を内圧として充填し、最大荷重を負荷したときのタイヤ幅方向最外の接地部分を指す。なお、使用地又は製造地においてTRA規格、ETRTO規格が適用される場合は、各々の規格に従う。
図1に示される例では、リブ14は、隣り合うラグブロック12の間のトレッド端T側に寄った位置に、1本だけ形成されている。また図2に示される例では、リブ14は、比較的細幅に設定されると共に、隣り合うラグブロック12の間に、タイヤ幅方向に離間して、3本ずつ形成されている。この場合、各リブ14のタイヤ周方向長さL1は一定でもよいし、上記したラグブロック12の間隔Lに対する割合の範囲内で適宜変化していてもよい。リブ14の幅についても、任意に設定することができる。
図3において、リブ14の最大高さH1は、溝底18を基準としたラグブロック12の高さH未満である。図3に示される例では、該最大高さH1は一定であるが、図4から図6に示されるように、該リブ14の高さを位置によって変化させてもよい。なお、図4から図6において、二点鎖線は何れも図3におけるラグブロック12の輪郭を示している。
図4に示される例において、リブ14が最大高さH1を有する位置は、踏込み端12A側の端部であり、該リブ14の高さは、該踏込み端12A側からタイヤ回転方向前方側(矢印F方向)に向かって減少している。図5に示される例において、リブ14が最大高さH1を有する位置は、タイヤ幅方向外側の端部であり、該リブ14の高さは、該端部からタイヤ赤道面CL側に向かって減少している。そして、図6に示される例では、リブ14が最大高さH1を有する位置は、踏込み端12A側かつタイヤ幅方向外側の端部であり、該リブ14の高さは、踏込み端12A側かつタイヤ幅方向外側の端部から、タイヤ回転方向前方側(矢印F方向)かつタイヤ赤道面CL側に向かって減少している。これにより、図6に示される例ではラグブロック12がくさび形状をなしている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1,図2において、本実施形態に係る農業用タイヤ10では、農地での走行時に、タイヤ周方向に隣り合うラグブロック12の間に土壌が入るが、このとき流動抑制手段であるリブ14によって、該土壌がタイヤ幅方向へ流れることが抑制されるので、ラグブロック12の踏込み端12A側での土壌の圧力が増加する。従って、タイヤ幅方向に対するラグブロック12の傾斜角度を比較的大きくしても、該ラグブロック12の間で土壌を十分に締め固めて、該土壌のせん断強度を向上させることができる。このため、舗装路における振動を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を確保することができる。特に、リブ14が、ラグブロック12の踏込み端12A寄りに形成され、かつ適切なタイヤ周方向長さを有しているので、タイヤ幅方向への土壌の流れを直接的に抑制して、農地でのトラクション性能をより向上させることができる。
またリブ14の最大高さHを適切に設定しているので、接地面積の増加による走行抵抗の増加を抑制しつつ、農地でのトラクション性能を向上させることができる。
図4から図6に示される例では、リブ14の高さが、ラグブロック12の踏込み端12A側から、タイヤ回転方向前方(矢印F方向)側及びタイヤ赤道面CL側の何れか一方に向かって減少しているので、走行抵抗の増加を抑制しつつ、ラグブロック12の踏込み端12A側で土壌の圧力を増加させることができる。
[第2実施形態]
図7,図8において、本実施の形態に係る農業用タイヤ20では、流動抑制手段として、溝底18及び壁部12Bの総面積の10%以上の領域を占めると共に、該溝底18を基準としたラグブロック12の高さHの10%以下の高低差を有する凹凸部24を備えている。
ここで、凹凸部24が溝底18及び壁部12Bの総面積に占める割合を10%以上としたのは、これを下回ると、土壌の流れの抑制効果が不十分となるからである。また凹凸部24の高低差を、ラグブロック12の高さHの10%以下としたのは、これを上回ると、単純な表面加工による実現が難しく、モールド製作等におけるコスト面でのメリットがなくなるからである。ここで、「総面積」とは、トレッド16を平面状に展開した際における、トレッド平面視での溝底18及び壁部12Bの面積の総合計をいう。
凹凸部24は、例えば断面波形に形成され、ラグブロック12の踏込み端12A側の壁部12Bから溝底18へ、タイヤ周方向に連なって形成されている。なお、図7に示されるように、この凹凸部24は、ラグブロック12の蹴出し端12C側の壁部12Dには形成されていない。蹴出し端12C側の壁部12Dにおいて、タイヤ幅方向外側への土壌の流れを抑制すると、該蹴出し端12C側での土壌の圧力が増加し、走行抵抗の増加を招くからである。
なお、凹凸部24は、タイヤ周方向に連なるものに限られず、タイヤ周方向に断続的に配置されたものでもよい。また凹凸部24の断面形状は、図示されるような円弧状の波形には限られず、矩形状や台形状の波形であってもよい。
他の部分については、第1実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図7,図8において、本実施形態に係る農業用タイヤ20では、表面加工により形成可能な適切な大きさの凹凸部24によって、ゴム量を増やすことなく、タイヤ幅方向への土壌の流れを抑制して、農地でのトラクション性能を向上させることができる。この凹凸部24は、タイヤ周方向に連なっているので、タイヤ幅方向への土壌の流れをより一層抑制することが可能である。
なお、上記した第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせることも可能である。この場合、凹凸部24(図7)を形成する面積割合の基準となる、溝底18及び壁部12Bの総面積は、リブ14(図1,図2)が占める領域を除いて算出される。また流動抑制手段として、リブ14及び凹凸部24を挙げたが、流動抑制手段はこれらに限られるものではなく、タイヤ幅方向への土壌の流れを抑制できるものであれば、どのような手段を用いてもよい。
図1,図2,図7には、ラグブロック12及びリブ14が、タイヤ赤道面CLの両側に2対ずつ描かれているが、該ラグブロック12及びリブ14は、タイヤ全周に形成されるものである。
(試験例)
表1に示される仕様の従来例と実施例1〜3に係るタイヤについて、牽引力を測定し、トラクション性能を評価した。試験条件は、次の通りである。
タイヤサイズ:AGR 710/70R42
内圧:160kPa
1本のタイヤに作用する荷重:55kN(5600kgf)
路面:草地と耕地
表1の牽引力は、草地における従来例の牽引力と、耕地における従来例の牽引力とを、夫々100とした指数で示されており、数値が大きいほど良好な結果であることを示している。この結果によれば、実施例1〜3は、草地及び耕地の何れにおいても、従来例を上回っており、良好なトラクション性能を有することがわかった。
10 農業用タイヤ
12 ラグブロック
12A 踏込み端
12B 壁部
14 リブ(流動抑制手段)
16 トレッド
18 溝底
20 農業用タイヤ
24 凹凸部(流動抑制手段)
CL タイヤ赤道面
H ラグブロックの高さ
H1 リブの最大高さ
L 隣り合うラグブロックの間隔
L1 流動抑制手段のタイヤ周方向長さ

Claims (5)

  1. トレッドに設けられた複数のラグブロックと、
    前記ラグブロックの踏込み端側の壁部から、タイヤ周方向に隣り合う前記ラグブロックの間の溝底へ、タイヤ周方向に連なって形成され、農地での走行時に前記ラグブロックの間の土壌がタイヤ幅方向外側に流れることを抑制する凹凸部と、
    を有する農業用タイヤ。
  2. タイヤ周方向に延び、前記踏込み端寄りに形成され、タイヤ周方向に隣り合う前記ラグブロックの間隔の5〜75%のタイヤ周方向長さを有するリブを備えた請求項1に記載の農業用タイヤ。
  3. 前記リブの最大高さは、前記溝底を基準とした前記ラグブロックの高さ未満である請求項2に記載の農業用タイヤ。
  4. 前記リブの高さは、前記踏込み端側から、タイヤ回転方向前方側及びタイヤ赤道面側の何れか一方に向かって減少している請求項2又は請求項3に記載の農業用タイヤ。
  5. 前記凹凸部は、前記溝底及び前記壁部の総面積の10%以上の領域を占めると共に、該溝底を基準とした前記ラグブロックの高さの10%以下の高低差を有する請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の農業用タイヤ。
JP2010225058A 2010-10-04 2010-10-04 農業用タイヤ Expired - Fee Related JP5738566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010225058A JP5738566B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 農業用タイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010225058A JP5738566B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 農業用タイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012076655A JP2012076655A (ja) 2012-04-19
JP5738566B2 true JP5738566B2 (ja) 2015-06-24

Family

ID=46237381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010225058A Expired - Fee Related JP5738566B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 農業用タイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5738566B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110509723A (zh) * 2019-10-09 2019-11-29 厦门正新橡胶工业有限公司 农业轮胎
CN112297716A (zh) * 2020-11-18 2021-02-02 徐州徐轮橡胶有限公司 一种双向使用农业机械轮胎

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810645Y2 (ja) * 1979-05-08 1983-02-26 株式会社ブリヂストン サイド土掻きつき農用ラグタイヤ
JPH11222171A (ja) * 1998-02-07 1999-08-17 Bridgestone Corp ゴムクロ−ラ
JP2007168684A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラグ付タイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012076655A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5675895B2 (ja) 農業車両用空気入りラジアルタイヤ
JP4397956B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5797506B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6493542B2 (ja) 空気入りタイヤ
US10562354B2 (en) Motorcycle tire for running on rough terrain
JP2009234362A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP6061855B2 (ja) 農業機械用タイヤ
JP5427944B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5509714B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6980446B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5144116B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2006273052A (ja) 空気入りタイヤ
JP5738566B2 (ja) 農業用タイヤ
JP5833197B2 (ja) 農業用タイヤ
JP5676202B2 (ja) 農業用タイヤ
JP6801386B2 (ja) 重荷重用タイヤ
JP4473689B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4137178B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5689631B2 (ja) 農業用タイヤ
JP2009202812A (ja) 空気入りタイヤ
JP4627708B2 (ja) 重荷重用ラジアルタイヤ
JP4421432B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP7186783B2 (ja) 自動二輪車用タイヤ
JP5455778B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3247442B2 (ja) 空気入りラグ付きタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150227

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5738566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees